JPH08122977A - 感光材料巻取装置 - Google Patents

感光材料巻取装置

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Publication number
JPH08122977A
JPH08122977A JP27990194A JP27990194A JPH08122977A JP H08122977 A JPH08122977 A JP H08122977A JP 27990194 A JP27990194 A JP 27990194A JP 27990194 A JP27990194 A JP 27990194A JP H08122977 A JPH08122977 A JP H08122977A
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JP
Japan
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photosensitive material
roll
lid
chamber
developing cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP27990194A
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English (en)
Inventor
Koki Mochizuki
弘毅 望月
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像用カートリッジヘの感光材料の巻き取り行
程が自動化でき、作業時間の短縮となる感光材料巻取装
置を提供する。 【構成】感光材料巻取装置10は、ロール状感光材料F
を収容する第1の部屋11と、この第1の部屋11の蓋
14と、ロール状感光材料Fを巻取り遮光手段を有する
現像用カートリッジ13と、現像用カートリッジ13を
収容する第2の部屋12と、第1の部屋11の蓋14と
共働して第1の部屋11及び第2の部屋12を遮光する
第2の部屋12の蓋20と、第1の部屋11に収容され
たロール状感光材料Fを第2の部屋12へ搬送する搬送
手段Cと、第1の部屋11の蓋14と共働して第1の部
屋11を遮光する遮光手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば露光済のロー
ル状感光材料を現像処理するために現像用カートリッジ
に巻き取る感光材料巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光したロール状感光材料(以下、単に
感光材料と称することもある。)を自動的に現像処理す
る自動現像機では、例えば感光材料を自動的に搬送する
ために感光材料の先端にショートリーダと呼ばれる案内
板を貼り付け、このショートリーダを搬送して感光材料
を処理液のなかに通して現像を行い、最終的に乾燥して
終了するものがある。
【0003】ところで、例えば220サイズと一般に呼
ばれる感光材料は、JISK7512に規定されている
通り、感光材料の前後に感光材料の幅より多少広い遮光
紙が結合され、両サイドに遮光紙の幅よりも狭く感光材
料の幅よりも広い間隔の2つの平行なつばのあるスプー
ルと呼ばれる軸に、遮光紙、感光材料、遮光紙の順に巻
き付けてあり、外側の遮光紙とつばにより感光材料は遮
光されている。
【0004】カメラ装填の際には、外側の遮光紙をある
長さ巻きほぐしてカメラに予め装填されている同じ軸に
その先端をからめ、裏蓋を閉めて遮光して巻き上げて撮
影する。撮影終了時には、予めカメラに装填されていた
軸に、やはり遮光紙、感光材料、遮光紙の順に巻き付い
ている。裏蓋を開けて取り出して、遮光紙を貼り付けて
緩まないようにする。現像の際には両端に結合された遮
光紙を剥す必要があるが、その機能上、明室では感光材
料が露光してカブッてしまうために暗室中での作業を必
要とし、感光材料の前後の遮光紙を取り除いて遮光手段
を有する現像用カートリッジにその先端を多少出した状
態になるよう丸めて詰め替えている。その後、ショート
リーダをスプライステープで感光材料の先端に結合さ
せ、これらの作業はそのほとんどを人手に頼るものであ
った。
【0005】また、例えば円筒部の上下に蓋があり、中
に感光材料を巻くためのスプールが入り、円筒部の感光
材料の引き出し口には遮光用のテレンプと呼ぶ布が貼り
付けられたカートリッジがある。このカートリッジは、
カメラに装填して撮影し、撮影が終了すると、円筒部の
スプールに感光材料を巻き上げてカメラからカートリッ
ジを取り出す。
【0006】また、ブリッジ部の両側に円筒部を有し、
一方の円筒部にロール状に巻いた感光材料を収納し、他
方の円筒部のスプールに巻き上げるダブルカートリッジ
がある。このダブルカートリッジは、カメラに装填して
ブリッジ部のシッターを開いて撮影し、感光材料をスプ
ールに巻き上げて撮影が終了すると、シャッターを閉じ
てカメラからダブルカートリッジを取り出す。
【0007】このような露光した感光材料を収納したカ
ートリッジやダブルカートリッジを、自動現像機にセッ
トして感光材料を取り出して現像処理することが行なわ
れるが、カートリッジやダブルカートリッジには種々の
種類があるため、例えば現像用カートリッジに同様に暗
室で詰め替えている。
【0008】また、現像用カートリッジにおいては、傷
防止の効果を持つ植毛シートをその内壁に設け、遮光と
傷防止の効果を持つ植毛シートをその出口に設けてい
た。この現像用カートリッジは自動現像機に装填した後
に、蓋を開けて出口に設けた植毛シートが感光材料に触
れないようにする手段があったが、内面に配した植毛シ
ートには感光材料自身のコシにより常に感光材料が押し
つけられており、現像用カートリッジは何度も繰り返し
使用されるために植毛シートが劣化して感光材料の表面
に搬送方向のスジ状の傷を付けてしまうことがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、現像用カ
ートリッジに暗室で露光した感光材料を詰め替えること
が行なわれているが、暗室作業では視覚が使えず、手の
感触だけが頼りで、それゆえに遮光紙の残りや感光材料
の折り曲げ等の誤りが起き易かった。また、感光材料と
いう性質上、作業が不完全であると記録が失われて、取
り返しのつかない事態となってしまう。
【0010】また、通常のスプライス作業は専用の台に
ショートリーダと現像用カートリッジをそれぞれ所定の
位置へセットし、端と端がツラになるようにどちらかを
調整してからスプライステープを貼り付けてており、現
像用カートリッジからの感光材料の突出量がまちまちな
ために、その都度ショートリーダと感光材料の間隔を調
整する必要があり手間が掛かっていた。
【0011】また、現像用カートリッジにおいては、そ
の内壁と感光材料の摩擦とその繰り返し劣化による搬送
方向の傷が付いてしまうことがあったり、手を用いるこ
とから画像形成部に指紋が付くことがあったり、感光材
料の巻取軸が無いために巻き径の変化により感光材料同
志のこすれが起こり、感光材料の表面へ傷を付けること
があった。
【0012】さらに、現像用カートリッジから感光材料
を引き出す際には、感光材料の外側の巻き径がほぼ一定
なために、やはり感光材料の同志のこすれが起こり、感
光材料の表面へ傷を付けることがあった。
【0013】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、この発明の第1の目的は、現像用カートリッジヘの
感光材料の巻き取り行程が自動化でき、作業時間の短縮
となる感光材料巻取装置を提供することである。また、
この発明の第2の目的は、現像用カートリッジからの感
光材料の突出量を一定にして、ショートリーダの貼り付
けの際の位置決めが容易になる感光材料巻取装置を提供
することである。また、この発明の第3の目的は、現像
用カートリッジヘの巻き取り、現像用カートリッジから
の引き出しの際に感光材料同志のこすれが無くなり、傷
が付きにくくなる感光材料巻取装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明の感光材料巻取装置は、ロール
状感光材料を収容する第1の部屋と、この第1の部屋の
蓋と、前記ロール状感光材料を巻取り遮光手段を有する
現像用カートリッジと、前記現像用カートリッジを収容
する第2の部屋と、前記第1の部屋の蓋と共働して前記
第1の部屋及び前記第2の部屋を遮光する前記第2の部
屋の蓋と、前記第1の部屋に収容された前記ロール状感
光材料を前記第2の部屋へ搬送する搬送手段と、前記第
1の部屋の蓋と共働して前記第1の部屋を遮光する遮光
手段と、を有することを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記搬送手段を制御して前記第2の部屋へ所定の量
だけロール状感光材料を搬送する制御手段を有すること
を特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記第1の部屋の中からロール状感光材料を搬送す
るときの前記ロール状感光材料の先端を検出する検出手
段と、このロール状感光材料の先端の検出により前記搬
送手段を制御して前記第2の部屋へ所定の量だけロール
状感光材料を搬送する制御手段とを有することを特徴と
している。
【0017】請求項4記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記第2の部屋に、前記現像用カートリッジを着脱
自在に配置したことを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記第1の部屋の蓋及び/又は前記第2の部屋の蓋
が開くことを防止する開蓋防止手段を有することを特徴
としている。
【0019】請求項6記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料が搬送されるのと同時に、前
記開蓋防止手段が作動するように制御する制御手段を有
することを特徴としている。
【0020】請求項7記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料が搬送されているとき、前記
開蓋防止手段が作動するようにする手段を有することを
特徴としている。
【0021】請求項8記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料が搬送されているとき、前記
開蓋防止手段が作動するように制御する制御手段を有す
ることを特徴としている。
【0022】請求項9記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記制御手段が、前記開蓋防止手段が作動後、前記
ロール状感光材料の搬送を開始するように前記搬送手段
を制御することを特徴としている。
【0023】請求項10記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記第1の部屋に収容された前記ロール状感光材料
の前記第2の部屋へ搬送への搬送時に、前記ロール状感
光材料の後端を検出する検出手段と、この検出手段によ
る検出に応じて所定の長さだけ残して前記ロール状感光
材料を前記現像用カートリッジが巻取るように制御する
制御手段と、を有することを特徴としている。
【0024】請求項11記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記現像用カートリッジが巻取駆動手段を有し、前
記巻取の制御手段が前記巻取駆動手段を制御することを
特徴としている。
【0025】請求項12記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料の後端を検出する検出手段
が、ロール状感光材料の先端を検出する検出手段とを共
用することを特徴としている。
【0026】請求項13記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料の後端に接続されるショート
リーダを位置決めする位置決め手段と、前記現像用カー
トリッジに感光材料を巻き取った後の前記ロール状感光
材料と前記ショートリーダがほぼ同一平面になるように
前記現像用カートリッジを移動させる移動手段と、を有
することを特徴としている。
【0027】請求項14記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記ロール状感光材料の先端もしくは後端を検出す
る手段が、透過光または反射光の変化により検出する光
学的センサであることを特徴としている。
【0028】請求項15記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記搬送手段を搬送ローラで構成し、前記ロール状
感光材料の先端もしくは後端を検出する検出手段が、前
記搬送ローラの軸の圧力の変化もしくは変位により検出
することを特徴としている。
【0029】請求項16記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記現像用カートリッジが、表面に摩擦体を有する
円筒形巻取軸と、遮光手段を有する蓋と、この蓋に設け
られた前記ロール状感光材料を前記巻取軸に押圧する押
圧手段と、前記押圧手段を前記巻取軸方向に付勢する前
記蓋に設けられた付勢手段と、前記現像用カートリッジ
のカートリッジ本体に設けられた前記ロール状感光材料
を前記巻取軸に押圧する押圧手段と、前記押圧手段を前
記巻取軸方向に付勢する前記カートリッジ本体に設けら
れた付勢手段と、を有し、前記蓋が中開きのときは、前
記蓋に設けられた押圧手段が巻取軸に対して接触状態で
あり、前記蓋が全開のときは、前記蓋に設けられた押圧
手段が巻取軸に対して非接触状態であることを特徴とし
ている。
【0030】請求項17記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記摩擦体がゴムであることを特徴としている。
【0031】請求項18記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記現像用カートリッジが、前記感光材料の後端か
ら一定の量を外部に残して巻き取り遮光することを特徴
としている。
【0032】請求項19記載の発明の感光材料巻取装置
は、前記現像用カートリッジからみて、外部に残った感
光材料の端よりも遠いか、もしくは同じ位置に前記ショ
ートリーダの端を配置することを特徴としている。
【0033】
【作用】請求項1記載の発明では、2つの部屋が共に遮
光されているときに第1の部屋から第2の部屋へロール
状感光材料を搬送した後に2つの部屋を光学的に開放可
能であり、現像用カートリッジヘのロール状感光材料の
巻き取り行程が自動化でき、作業時間の短縮となる。
【0034】請求項2記載の発明では、搬送手段を制御
して第2の部屋へ所定の量だけロール状感光材料を搬送
することで、現像用カートリッジへの巻き付け作業をロ
ール状感光材料のカブリなく容易に行なうことができ
る。
【0035】請求項3記載の発明では、第1の部屋の中
からロール状感光材料を搬送するときのロール状感光材
料の先端を検出し、このロール状感光材料の先端の検出
により搬送手段を制御して第2の部屋へ所定の量だけロ
ール状感光材料を搬送することで、現像用カートリッジ
への巻き付け作業をロール状感光材料のカブリなく、一
層容易に行なうことができる。
【0036】請求項4記載の発明では、第2の部屋に現
像用カートリッジを着脱自在に配置し、現像用カートリ
ッジヘロール状感光材料の巻き取り、例えば自動現像機
に容易にセットすることができる。
【0037】請求項5記載の発明では、開蓋防止手段に
より、第1の部屋の蓋及び/又は第2の部屋の蓋が開く
ことを防止しており、現像用カートリッジへの巻き付け
作業中に不意にロール状感光材料がカブることが防止で
き、現像用カートリッジヘの感光材料の巻き取り行程が
自動化でき、作業時間の短縮となる。
【0038】請求項6の発明では、ロール状感光材料が
搬送されるのと同時に、また請求項7及び請求項8記載
の発明では、ロール状感光材料が搬送されるとき、開蓋
防止手段が作動し、現像用カートリッジへの巻き付け作
業中に不意にロール状感光材料がカブることが防止で
き、現像用カートリッジヘのロール状感光材料の巻き取
り行程が自動化でき、作業時間の短縮となる。る。
【0039】請求項9記載の発明では、開蓋防止手段が
作動後、ロール状感光材料の搬送を開始し、現像用カー
トリッジへの巻き付け作業中に不意にロール状感光材料
がカブることが防止でき、一層容易に行なうことがで
き、現像用カートリッジヘのロール状感光材料の巻き取
り行程が自動化でき、作業時間の短縮となる。
【0040】請求項10及び請求項11記載の発明で
は、第1の部屋に収容されたロール状感光材料の第2の
部屋へ搬送への搬送時に、この検出手段による検出に応
じて所定の長さだけ残してロール状感光材料を現像用カ
ートリッジが巻取るため、現像用カートリッジからのロ
ール状感光材料の突出量を一定にして、ショートリーダ
の貼り付けの際の位置決めが容易もしくは不要になる。
【0041】請求項12記載の発明では、ロール状感光
材料の後端と、先端を検出する検出手段が共用されてお
り、部材の共用化により構造が簡単である。
【0042】請求項13記載の発明では、感光材料の後
端に接続されるショートリーダを位置決めし、現像用カ
ートリッジにロール状感光材料を巻き取った後のロール
状感光材料とショートリーダがほぼ同一平面になるよう
に現像用カートリッジを移動させ、現像用カートリッジ
からのロール状感光材料の突出量を一定にして、ショー
トリーダの貼り付けの際の位置決めが容易になる。
【0043】請求項14記載の発明では、ロール状感光
材料の先端もしくは後端を検出が、透過光または反射光
の変化により行なわれ、ロール状感光材料に傷付けるこ
となく、簡単な構造で正確な位置検出ができる。
【0044】請求項15記載の発明では、ロール状感光
材料の先端もしくは後端の検出が、搬送ローラの軸の圧
力の変化もしくは変位により行なわれ、ロール状感光材
料に傷付けることなく、簡単な構造で正確な位置検出が
できる。
【0045】請求項16及び請求項17記載の発明で
は、現像用カートリッジの巻取軸が、円筒形でその表面
にゴムなどの摩擦体を有し、巻き取られるロール状感光
材料を巻取軸に押圧するように付勢することで、ロール
状感光材料同志のこすれが無くなり、傷が付きにくくな
る。
【0046】請求項18記載の発明では、現像用カート
リッジがロール状感光材料の後端から一定の量を外部に
残して巻き取り遮光するから、現像用カートリッジから
のロール状感光材料の突出量を一定にして、ショートリ
ーダの貼り付けの際の位置決めが容易になる。
【0047】請求項19記載の発明では、現像用カート
リッジからみて、外部に残ったロール状感光材料の端よ
りも遠いか、もしくは同じ位置にショートリーダの端を
配置するから、現像用カートリッジからのロール状感光
材料の突出量を一定にして、ショートリーダの貼り付け
の際の位置決めが容易になる。
【0048】
【実施例】以下、この発明の感光材料巻取装置の実施例
を図面に基づいて説明するが、この発明はこの実施例に
限定されるものではない。まず、図1乃至図15の感光
材料巻取装置の実施例について説明する。
【0049】図1は感光材料巻取装置において巻き取ら
れる感光材料を示す図である。例えば、220サイズと
一般に呼ばれる感光材料Fは、JISK7512に規定
されている通り、感光材料Fの前後に感光材料Fの幅よ
り多少広い遮光紙1,2が結合部1a,2aで接続さ
れ、両サイドに遮光紙1,2の幅よりも狭く感光材料F
の幅よりも広い間隔の2つの平行なつば3のあるスプー
ル4と呼ばれる軸に、遮光紙1、感光材料F、遮光紙2
の順に巻き付けてあり、外側の遮光紙2とつば3により
感光材料Fは遮光されている。
【0050】カメラ装填の際には、外側の遮光紙2をあ
る長さ巻きほぐして、不図示のカメラに予め装填されて
いる同じ軸にその先端をからめ、裏蓋を閉めて遮光して
巻き上げて撮影する。撮影終了時には、予めカメラに装
填されていた軸に、やはり遮光紙、感光材料、遮光紙の
順に巻き付いている。カメラの裏蓋を開けて取り出し
て、遮光紙を貼り付けて緩まないようにする。
【0051】図2は感光材料巻取装置の構造を示す断面
図である。感光材料巻取装置10は、2つの連続する開
閉可能で閉口時には遮光される部屋11,12を有して
おり、第1の部屋11は感光材料Fを収納可能に構成さ
れ、第2の部屋12は現像用カートリッジ13を収納可
能に構成されている。
【0052】第1の部屋11には蓋14がヒンジ15を
支点に開閉可能に設けられ、第1の部屋11の開口部に
はシャッタ16が設けられ、このシャッタ16はアクチ
ュエータ17で作動する。蓋14の端部14aの内側に
はシャッタ16と対向する位置に埴毛シート18が設け
られている。蓋14を閉じた状態で、制御手段19の制
御によりアクチュエータ17が駆動してシャッタ16が
埴毛シート18に当接することで遮光され、これらが第
1の部屋11の遮光手段Aを構成している。
【0053】第2の部屋12には蓋20がヒンジ21を
支点に開閉可能に設けられ、蓋20を閉じると端部20
aが蓋14の端部14aの外側に当接するようになって
いる。蓋14の端部14aの外側には埴毛シート22が
設けられ、第2の部屋12の蓋20を閉じると端部20
aが埴毛シート22に当接することで遮光され、これら
が第2の部屋12の遮光手段Bを構成している。
【0054】この第1の部屋11の遮光手段Aと、第2
の部屋12の遮光手段Bとにより、2つの部屋11,1
2を光学的に遮光する遮光手段が構成される。2つの部
屋11,12が共に遮光されているときに、第1の部屋
11から第2の部屋12へ感光材料Fを搬送した後に2
つの部屋11,12を光学的に開口可能に構成してい
る。このように、2つの部屋11,12が共に遮光され
ているときに第1の部屋11から第2の部屋12へ感光
材料Fを搬送した後に2つの部屋11,12を光学的に
開放可能であり、これにより現像用カートリッジ13ヘ
の感光材料の巻き取り行程が自動化でき、作業時間の短
縮となる。
【0055】感光材料巻取装置10には、搬送ローラ2
3を構成する駆動ローラ23a及び従動ローラ23bが
設けられている。駆動ローラ23aは第1の部屋11の
開口部に設けられ、駆動ローラ23aは搬送モータ24
で回転する。従動ローラ23bは蓋14に駆動ローラ2
3aに対向して設けられ、蓋14を閉じることで駆動ロ
ーラ23a上の感光材料Fの遮光紙2を挟む。制御手段
19の制御で搬送モータ24を駆動して駆動ローラ23
aの回転することで感光材料Fを搬送し、このようにし
て第1の部屋11の中からロール状に巻かれた感光材料
Fを第2の部屋12側へ搬送する搬送手段Cを構成して
いる。
【0056】第2の部屋12には、搬送される感光材料
Fをロール状に巻き取る現像用カートリッジ13が着脱
自在に配置されている。現像用カートリッジ13のカー
トリッジ本体130には巻取軸131が回動可能に設け
られ、この巻取軸131は円筒形であり、その表面にゴ
ムなどの摩擦体132を有し、その両端部にはつば13
3が設けられている。カートリッジ本体130に搬送さ
れる感光材料Fは回動可能に設けられたアイドルローラ
134にガイドされ、その後感光材料Fは押圧手段14
1により巻取モータ135で回転する巻取軸131のゴ
ムの摩擦体132に押圧される。この感光材料Fは、摩
擦体132との摩擦力によりその先端が内壁130a及
び押圧手段140に沿って行き、再び摩擦体132に押
圧される。その後感光材料Fと摩擦体132の間に進入
して巻取軸131に巻き取られるように構成され、これ
らで巻取手段Dを構成している。
【0057】カートリッジ本体130にはヒンジ136
を支点にして蓋137が開閉可能に設けられ、カートリ
ッジ本体130の開口部130bと蓋137の開口部1
37aには、それぞれ埴毛シート138,139が設け
られ、閉口時には感光材料Fの一部を外に残したまま途
中を挟みながら遮光する。
【0058】また、現像用カートリッジ13は、巻き取
られる感光材料Fを巻取軸131に押圧するように付勢
する2個の押圧手段140,141の内、1個の押圧手
段140はカートリッジ本体130に設けられ、押圧手
段140は、リールローラ板140a、バネ140b、
リールローラ140cから構成されている。リールロー
ラ板140aにリールローラ140cが支持され、この
リールローラ板140aはバネ140bを介してリール
ローラ140cを常に巻取軸131に当接するように付
勢している。他の1個の押圧手段141は蓋137に設
けられ、リールローラ板141a、バネ141b、リー
ルローラ141cから構成されている。リールローラ板
141aにリールローラ141cが支持され、このリー
ルローラ板141aはバネ141bを介してリールロー
ラ141cを蓋137を閉じた状態で巻取軸131に当
接するように付勢し、蓋137の開口時には巻取軸13
1から離れるように配置されている。
【0059】このように、現像用カートリッジ13の巻
取軸131が、円筒形でその表面にゴムなどの摩擦体1
32を有し、巻き取られる感光材料Fを2個の押圧手段
140,141により巻取軸131に押圧するように付
勢することで、現像用カートリッジ13ヘの巻き取りが
可能で、感光材料F同志のこすれが軽減されて、傷が付
きにくくなる。また、現像用カートリッジ13からの引
き出しの際には、蓋137を開口することで、アイドル
ローラ134の回転により植毛シート138,139と
の摩擦がなくなり、感光材料同士がこすれることがな
く、傷付かない。
【0060】感光材料巻取装置10には、第1の部屋1
1の中からロール状に巻かれた感光材料Fを搬送すると
きの感光材料Fの先端を検出する検出手段50を有して
おり、この感光材料Fの先端の検出により制御手段19
が搬送手段Cを制御して第2の部屋12へ所定の量だけ
感光材料Fを搬送し、シャッタ16を閉じて蓋20を開
いて、遮光紙2を剥がす。その後、現像用カートリッジ
13を装填して 蓋20を閉め、蓋137を半閉じの状
態にする。この時感光材料Fはリールローラ141cに
より巻取軸131の摩擦体132のゴムに付勢されてお
り、さらに搬送して現像用カートリッジ13の巻取軸1
31に巻き付け、巻取モータ135の駆動で感光材料F
を巻き取る。このとき検出手段50は、第1の部屋11
の中からロール状に巻かれた感光材料Fを搬送するとき
の感光材料Fの後端を検出し、この感光材料Fの後端の
検出により制御手段19は巻取手段Dを制御して所定の
長さだけ残して感光材料Fを搬送する。
【0061】感光材料Fの後端を検出する検出手段50
が、感光材料Fの先端を検出する検出手段とが共用され
ており、感光材料Fの後端と、先端を検出する検出手段
が共用されることで、部材の共用化により構造が簡単で
ある。
【0062】感光材料Fの先端もしくは後端を検出する
検出手段50が、搬送ローラ23の軸の圧力の変化もし
くは変位により検出するように構成されている。図2の
実施例では、従動ローラ23bに圧力の変化もしくは変
位により検出するセンサが設けられ、このセンサによる
検出を図3(a),(b)に示す。感光材料Fと遮光紙
1,2はテープ5で結合され、感光材料F、遮光紙1,
2及びテープ5の3者が重なる部分の圧力差もしくは変
位量が大きくなり、これにより感光材料Fの先端Faも
しくは後端Fbを検出することができる。感光材料Fの
先端もしくは後端の検出が、搬送ローラ23の軸の圧力
の変化もしくは変位により行なわれることで、感光材料
Fに傷付けることなく、簡単な構造で正確な位置検出が
できる。
【0063】また、感光材料Fの先端もしくは後端を検
出する検出手段50が、感光材料を露光しない赤外光を
用いた透過光または反射光の変化により検出する光学的
センサで構成される。図4の実施例では、透過光により
検出する光学的センサ51であり、光を照射する投光部
51aと透過光を受光する受光部51bで構成され、図
5の実施例では、反射光により検出する光学的センサ5
2であり、光を照射する投光部52aと反射光を受光す
る受光部52bで構成される。この光学的センサ51に
よる検出を、図6(a)に示し、光学的センサ52によ
る検出を図6(b)に示す。透過光により検出する光学
的センサ51では、感光材料F、遮光紙1,2及びテー
プ5の3者が重なる部分の透過率が小さくなり、これに
より感光材料Fの先端Faもしくは後端Fbを検出す
る。また、反射光により検出する光学的センサ52で
は、感光材料Fと遮光紙1,2とを接続するテープ5の
部分で反射率が大きくなるが、遮光紙1,2とテープ5
の貼り付け位置はJISK7512にて規定されている
ため、反射率の変化から遮光紙1,2とテープ5の位置
を検出することで、感光材料Fの先端Faもしくは後端
Fbを演算して検出することができる。このように、感
光材料Fの先端Faもしくは後端Fbの検出が、透過光
または反射光の変化により行なわれるため、感光材料に
傷付けることなく、簡単な構造で正確な位置検出ができ
る。
【0064】感光材料巻取装置10は、感光材料Fが搬
送される以前か、同時もしくは一定量以上搬送される
と、所定量までは2つの部屋11,12をそれぞれ単独
もしくは同時に開口不可能にする開蓋防止手段Eを有し
ており、開蓋防止手段Eは制御手段19で制御されるア
クチュエータ70,71で構成され、アクチュエータ7
0はロッド70aにより第1の部屋11の蓋14を押さ
えて閉じ、またアクチュエータ71はロッド71aによ
り第2の部屋12の蓋20を押さえて閉じるようになっ
ている。
【0065】図示しない駆動スイッチの入力によりアク
チュエータ70,71を作動させ、一定時間後搬送モー
タ24を駆動させ、制御手段19は、開蓋防止手段であ
るアクチュエータ70,71が作動後、感光材料Fの搬
送を開始するように構成することができる。
【0066】また、図示しない駆動スイッチの入力によ
り搬送モータ24を作動させ、一定時間後アクチュエー
タ70,71を作動させ、制御手段19は、感光材料F
が搬送されているとき、開蓋防止手段であるアクチュエ
ータ70,71が作動するように制御するように構成さ
れる。
【0067】また、図示しない駆動スイッチの入力によ
り開蓋防止手段であるアクチュエータ70,71と搬送
モータ24を同時に作動させ、制御手段19は、感光材
料Fが搬送されるのと同時に、開蓋防止手段であるアク
チュエータ70,71が作動するように構成される。
【0068】また、開蓋防止手段であるアクチュエータ
70,71を使用せずに、つまり制御手段を必要とせず
に、搬送モータ24のフリクションを利用して蓋20の
ロックを行ってもよい。
【0069】なお、上記の実施例は、第1の部屋11の
搬送モータ24とアクチュエータ70,71とに関する
ものであるが、現像用カートリッジ13の巻取モータ1
35とアクチュエータ70,71にも同様に適用でき
る。
【0070】即ち、図示しない駆動スイッチの入力によ
りアクチュエータ70,71を作動させ、一定時間後巻
取モータ135を駆動させ、制御手段19は、開蓋防止
手段であるアクチュエータ70,71が作動後、感光材
料Fの搬送を開始するように構成することができる。
【0071】また、図示しない駆動スイッチの入力によ
り巻取モータ135を作動させ、一定時間後アクチュエ
ータ70,71を作動させ、制御手段19は、感光材料
Fが搬送されているとき、開蓋防止手段であるアクチュ
エータ70,71が作動するように制御するように構成
される。
【0072】また、図示しない駆動スイッチの入力によ
り開蓋防止手段であるアクチュエータ70,71と巻取
モータ135を同時に作動させ、制御手段19は、感光
材料Fが搬送されるのと同時に、開蓋防止手段であるア
クチュエータ70,71が作動するように構成される。
【0073】また、開蓋防止手段であるアクチュエータ
70,71を使用せずに、つまり制御手段を必要とせず
に、巻取モータ135のフリクションを利用して蓋20
のロックを行ってもよい。
【0074】また、アクチュエータ71で第2の部屋1
2の蓋20を閉じている時には、第1の部屋11の蓋1
4も閉じることができる。第2の部屋12の蓋20には
蓋押さえ棒72が設けられ、感光材料Fの巻取が終了
し、蓋20を閉じた状態で蓋押さえ棒72を押すと、現
像用カートリッジ13の蓋137が閉じる。
【0075】感光材料巻取装置10は、感光材料Fの後
端に接続されるショートリーダ80を位置決めする位置
決め手段81を有しており、この位置決め手段81は第
1の部屋11の蓋14に形成された突起82で構成さ
れ、ショートリーダ80を突起82に係合させるように
して蓋14上にセットする。
【0076】また、感光材料巻取装置10は、現像用カ
ートリッジ13に感光材料Fを巻き取った後の感光材料
Fとショートリーダ80がほぼ同一平面になるように現
像用カートリッジ13を移動させる移動手段Eを有して
おり、この移動手段Eは、現像用カートリッジ13を押
し上げる突き出し棒85で構成され、突き出し棒85に
は位置決め台86が一体に形成されている。第2の部屋
12の蓋20を矢印方向へ開くことで、蓋20に一体に
設けたレバー87で突き出し棒85の下部が押されて上
方へ移動し、現像用カートリッジ13の感光材料Fとシ
ョートリーダ80とが略同一面になるように位置決めを
行なう。
【0077】現像用カートリッジ13は、感光材料Fの
後端から一定の量を外部に残して巻き取り遮光し、現像
用カートリッジ13からの感光材料Fの突出量を一定に
することで、ショートリーダ80の貼り付けの際の位置
決めが容易になる。
【0078】また、現像用カートリッジ13からみて、
外部に残った感光材料Fの端よりも遠いか、もしくは同
じ位置にショートリーダ80の端を配置する。このよう
に、現像用カートリッジ13からみて、外部に残った感
光材料Fの端よりも遠いか、もしくは同じ位置にショー
トリーダ80の端を配置するから、ショートリーダ80
の貼り付けの際の位置決めが容易になる。
【0079】次に、感光材料巻取装置の作動を、図7乃
至図15に基づいて説明する。
【0080】図7において、第1の部屋11の蓋14を
開いて感光材料Fを入れる。感光材料Fの先端の遮光紙
2が駆動ローラ23aの上に乗るように引き出す。第1
の部屋11の蓋14をすると、遮光紙2が駆動ローラ2
3aと従動ローラ23bとの間に挟まれる。
【0081】図8において、第2の部屋12の蓋20を
し、この蓋20及び第1の部屋11の蓋14をロックす
る。搬送モータ24を作動させ、駆動ローラ23aを回
転させて感光材料Fを第2の部屋12へ搬送させる。遮
光紙2は感光材料Fの始めと終わりの2ヶ所で重なるよ
うに結合されており、例えば厚みを測定することによ
り、その結合部の位置がわかり、一定量搬送したところ
で、搬送モータ24の作動を停止する。この実施例で
は、現像用カートリッジ13の巻取軸131のゴムの摩
擦体132に感光材料Fの先端部が掛かり、かつ、画像
形成部がシャッタ16より第1の部屋11の方向にある
位置で停止させている。
【0082】図9において、アクチュエータ17を作動
させてシャッタ16を感光材料Fごと植毛シート18に
押しつけて遮光する。
【0083】図10において、第2の部屋12の蓋20
のロックを解除して、蓋20を開けて感光材料Fから初
めの遮光紙2とテープ5を剥す。明室で遮光紙2の取り
除きができ、かつその結果を目視で確認できる。
【0084】図11において、現像用カートリッジ13
を第2の部屋12へセットする。蓋137を全開にして
ゴムの摩擦体132からリールローラ板141aに設け
たリールローラ141cが離れるようにし、その間に感
光材料Fの先端部をセットする。第2の部屋12の蓋2
0を閉めてロックする。現像用カートリッジ13の蓋1
37は第2の部屋12の蓋20に押されるが、バネ14
1bの反力により中開きの状態で停止する。巻き始めか
ら巻き終わりの間で感光材料Fがカートリッジ本体13
0、蓋137に干渉しない程度の位置にくるようにして
いる。
【0085】図12において、アクチュエータ17を作
動させてシャッタ16を開く。巻取モータ135を作動
させて感光材料Fを巻き取る。
【0086】この巻き取りについて簡単に説明をする。
リールローラ141cにより巻取軸131のゴムの摩擦
体132に押圧された感光材料Fは、摩擦体132との
摩擦力によりその先端が内壁130a及びリールローラ
板140aに沿って行き、リールローラ140cにより
再び摩擦体132に押圧される。その後感光材料Fと摩
擦体132の間に進入する。
【0087】リールローラ141cの押圧力による感光
材料Fと摩擦体132の摩擦力 >感光材料Fのテンション >リールローラ141cの押圧力による感光材料F同志
の摩擦力 と荷重を設定することにより、感光材料Fは巻き取って
行くに従って徐々に摩擦体132に巻き付いていき、密
巻き状態になる。ここで、感光材料Fのテンションとは
駆動ローラ23aと従動ローラ23bの転がり摩擦や、
従動ローラ23bの軸のフリクションや、第1の部屋1
1と第2の部屋12をつなぐ通路89内部の感光材料F
との摩擦などによるものである。この構造及び原理はコ
ンパクトカメラでは一般的であり、例えば特公昭62−
56497号公報などにて説明されている。
【0088】従動ローラ23bの軸に連動する検出手段
50の出力が感光材料Fの遮光紙1との結合部1aに対
応する値になったところから一定量搬送したところで、
巻取モータ135の作動を停止する。この実施例では、
終わりの結合部1aが第2の部屋12へ入ったところ
で、かつ、画像形成部が現像用カートリッジ13に収納
される位置で停止させている。
【0089】図13において、現像用カートリッジ13
の蓋137を蓋押さえ棒72で閉め、ロックを解除して
第1の部屋11の蓋14と第2の部屋12の蓋20を開
ける。
【0090】図14において、感光材料Fの終わりの遮
光紙1とテープ5を剥す。
【0091】図15において、第1の部屋11の蓋14
を閉め、その上面に設けた突起82にショートリーダ8
0をセットする。突き出し棒85と同一面位置決め台8
6を作動させ、第1の部屋11の蓋14の上面と位置決
め台86の上面と現像用カートリッジ13から出ている
感光材料Fがほぼ同一面になるようにする。ショートリ
ーダ80と感光材料FをスプライステープTで結合す
る。
【0092】以上のようにして、感光材料Fの画像形成
部を暴露させることなく、感光材料Fの前後に結合され
た遮光紙1,2を明室で完全に剥し、現像用カートリッ
ジ13に移し替えることができる。また、現像用カート
リッジ13の移し替えや、現像用カートリッジ13から
出た感光材料Fの端にショートリーダ80の端を合わせ
るといった調整が不要になり、容易に行える。
【0093】また、巻き取られた感光材料Fはリールロ
ーラ141c,140cの押圧力による感光材料F同志
の摩擦力により、緩むことが無い。また、巻き取りの際
には感光材料Fのテンションにより、引き出しの際には
巻取軸131との回転摩擦により、感光材料Fは緩むこ
とが無い。そのため回転するリールローラ141c,1
40c、摩擦体132、アイドルローラ134以外に現
像用カートリッジ13と接触することがなく、傷の発生
が無くなり、内壁130aの傷防止用植毛シートが不要
になる。
【0094】なお、検出手段50は搬送ローラ23とは
別の独立した別ローラの軸に配してもよい。また、感光
材料Fの初めの遮光紙2の端から画像形成部境までの距
離は、撮影前ロールにおいての終わりの遮光紙1の端か
らこの画像形成部境までの距離であるから、例えばJI
SK7512によると403mmの位置にある。そこ
で、感光材料Fの先端を検出する手段が無くとも、作業
者が先端を所定の位置にセットしてこの部分が第1の部
屋11へ留まるように搬送を停止することにより目的が
達成できる。また、搬送モータ24や巻取モータ135
を使用せずに作業者が手動で操作してもよい。
【0095】図16は感光材料巻取装置において巻き取
られる他の実施例の感光材料を示す図である。ダブルカ
ートリッジ100は、ブリッジ部101の両側に円筒部
102,103を有し、一方の円筒部103にロール状
に巻いた感光材料Fを収納し、他方の円筒部102のス
プール104に巻き上げる。このダブルカートリッジ1
00は、カメラに装填して撮影し、感光材料Fをスプー
ル104に巻き上げて撮影が終了する。
【0096】図17は感光材料巻取装置において巻き取
られる他の実施例の感光材料を示す図であり、この実施
例のダブルカートリッジ100は図16の実施例と同様
に構成されているが、感光材料Fが広幅になっている。
【0097】図18は感光材料巻取装置に感光材料をセ
ットする状態を示す図である。この実施例では、感光材
料巻取装置10は前記実施例と同様に構成され、第1の
部屋11に、蓋14を開いて図16及び図17の遮光紙
がない感光材料Fを入れる。感光材料Fの先端が駆動ロ
ーラ23aの上に乗るように引き出し、蓋14を閉じる
と、感光材料Fの先端がが駆動ローラ23aと従動ロー
ラ23bとの間に挟まれる。搬送モータ24を作動さ
せ、駆動ローラ23aを回転させて感光材料Fを第2の
部屋12へ搬送させる。このとき、検出手段が感光材料
Fの先端もしくは後端を検出し、図18の実施例では、
透過光により検出する光学的センサ51が設けられる
が、反射光により検出する光学的センサを設けても良
い。この光学的センサによる検出を、図19(a),
(b)に示す。透過光により検出する光学的センサで
は、図19(a)に示すように透過率が小さくなる部分
で先端Faを検出し、透過率が大きくなる部分で後端F
bを検出する。反射光により検出する光学的センサで
は、図19(b)に示すように反射率が大きくなる部分
で先端Faを検出し、反射率が小さくなる部分で後端F
bを検出する。
【0098】また、図20の実施例では、従動ローラ2
3bの軸部に圧力の変化を検出する圧力センサ90が設
けられ、この圧力センサ90による検出は、感光材料F
の先端Faで圧力が大きくなり、後端Fbで圧力が小さ
くなり、この圧力変化により感光材料Fの先端もしくは
後端を検出することができる。
【0099】また、図21の実施例では、従動ローラ2
3bの軸部に変位の変化を検出する変位センサ91が設
けられ、変位センサ91はバネ91aで従動ローラ23
bを付勢しており、従動ローラ23bがバネ91aに抗
して変位すると変位計91bが作動するようになってい
る。この変位センサ91による検出は、感光材料Fの先
端と後端で変位が大きくなり、この変化により感光材料
Fの先端もしくは後端を検出することができる。
【0100】このように、例えば110,126と一般
に呼ばれている、感光材料Fよりも大きいサイズの遮光
紙106とともにカートリッジの中に納められている感
光材料Fや、220と一般に呼ばれている、感光材料F
よりも大きいサイズの遮光紙とともに120感光材料F
と同じスプール軸に巻き付けたものも巻き取り行程を自
動化できる。
【0101】暗室の中で感光材料Fだけに分解してそれ
をロール状にしての第1の部屋11に入れ、感光材料F
の先端部を駆動ローラ23aよりも第2の部屋12側の
所定の位置にてセットして、第1および第2の部屋1
1,12の蓋をする。このあとの作業は明室での作業と
なり、現像用カートリッジ13の巻取軸131のゴムの
摩擦体132に感光材料Fの先端部が掛かり、かつ、画
像形成部がシャッタ16より第1の部屋11の方向にあ
る位置で搬送を停止させる。残りの手順は終わりの遮光
紙が無いことを除いて前記した実施例と同じである。な
お、感光材料Fの画像形成部の位置が異なるため、感光
材料Fを搬送させる量を変えなければいけないのは当然
である。
【0102】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、2つの部屋が共に遮光されているときに第1の部屋
から第2の部屋へロール状感光材料を搬送した後に2つ
の部屋を光学的に開放可能であるから、現像用カートリ
ッジヘのロール状感光材料の巻き取り行程が自動化で
き、作業時間の短縮となる。
【0103】請求項2記載の発明は、搬送手段を制御し
て第2の部屋へ所定の量だけロール状感光材料を搬送す
るから、現像用カートリッジへの巻き付け作業をロール
状感光材料のカブリなく容易に行なうことができる。
【0104】請求項3記載の発明は、第1の部屋の中か
らロール状感光材料を搬送するときのロール状感光材料
の先端を検出し、このロール状感光材料の先端の検出に
より搬送手段を制御して第2の部屋へ所定の量だけロー
ル状感光材料を搬送するから、現像用カートリッジへの
巻き付け作業をロール状感光材料のカブリなく、一層容
易に行なうことができる。
【0105】請求項4記載の発明は、第2の部屋に現像
用カートリッジを着脱自在に配置し、現像用カートリッ
ジヘロール状感光材料の巻き取るから、例えば自動現像
機に容易にセットすることができる。
【0106】請求項5記載の発明は、開蓋防止手段によ
り、第1の部屋の蓋及び/又は第2の部屋の蓋が開くこ
とを防止しており、現像用カートリッジへの巻き付け作
業中に不意にロール状感光材料がカブることが防止で
き、現像用カートリッジヘの感光材料の巻き取り行程が
自動化でき、作業時間の短縮となる。
【0107】請求項6の発明は、ロール状感光材料が搬
送されるのと同時に、また請求項7及び請求項8記載の
発明では、ロール状感光材料が搬送されるとき、開蓋防
止手段が作動するから、現像用カートリッジへの巻き付
け作業中に不意にロール状感光材料がカブることが防止
でき、現像用カートリッジヘのロール状感光材料の巻き
取り行程が自動化でき、作業時間の短縮となる。
【0108】請求項9記載の発明は、開蓋防止手段が作
動後、ロール状感光材料の搬送を開始するから、現像用
カートリッジへの巻き付け作業中に不意にロール状感光
材料がカブることが防止でき、現像用カートリッジヘの
ロール状感光材料の巻き取り行程が自動化でき、作業時
間の短縮となる。
【0109】請求項10及び請求項11記載の発明は、
第1の部屋に収容されたロール状感光材料の第2の部屋
へ搬送への搬送時に、この検出手段による検出に応じて
所定の長さだけ残してロール状感光材料を現像用カート
リッジが巻取るため、現像用カートリッジからのロール
状感光材料の突出量を一定にして、ショートリーダの貼
り付けの際の位置決めが容易もしくは不要になる。
【0110】請求項12記載の発明は、ロール状感光材
料の後端と、先端を検出する検出手段が共用されてお
り、部材の共用化により構造が簡単である。
【0111】請求項13記載の発明は、感光材料の後端
に接続されるショートリーダを位置決めし、現像用カー
トリッジにロール状感光材料を巻き取った後のロール状
感光材料とショートリーダがほぼ同一平面になるように
現像用カートリッジを移動させるから、現像用カートリ
ッジからのロール状感光材料の突出量を一定にして、シ
ョートリーダの貼り付けの際の位置決めが容易になる。
【0112】請求項14記載の発明は、ロール状感光材
料の先端もしくは後端を検出が、透過光または反射光の
変化により行なうから、ロール状感光材料に傷付けるこ
となく、簡単な構造で正確な位置検出ができる。
【0113】請求項15記載の発明は、ロール状感光材
料の先端もしくは後端の検出が、搬送ローラの軸の圧力
の変化もしくは変位により行なうから、ロール状感光材
料に傷付けることなく、簡単な構造で正確な位置検出が
できる。
【0114】請求項16及び請求項17記載の発明は、
現像用カートリッジの巻取軸が、円筒形でその表面にゴ
ムなどの摩擦体を有し、巻き取られるロール状感光材料
を巻取軸に押圧するように付勢するから、ロール状感光
材料同志のこすれが無くなり、傷が付きにくくなる。
【0115】請求項18記載の発明は、現像用カートリ
ッジがロール状感光材料の後端から一定の量を外部に残
して巻き取り遮光するから、現像用カートリッジからの
ロール状感光材料の突出量を一定にして、ショートリー
ダの貼り付けの際の位置決めが容易になる。
【0116】請求項19記載の発明は、現像用カートリ
ッジからみて、外部に残ったロール状感光材料の端より
も遠いか、もしくは同じ位置にショートリーダの端を配
置するから、現像用カートリッジからのロール状感光材
料の突出量を一定にして、ショートリーダの貼り付けの
際の位置決めが容易になる。
【0117】
【図面の簡単な説明】
【0118】
【図1】感光材料巻取装置において巻き取られる感光材
料を示す図である。
【0119】
【図2】感光材料巻取装置の構造を示す断面図である。
【0120】
【図3】感光材料の先端と後端の検出を説明する図であ
る。
【0121】
【図4】検出手段に透過光による光学的センサを用いた
実施例を示す図である。
【0122】
【図5】検出手段に反射光による光学的センサを用いた
実施例を示す図である。
【0123】
【図6】感光材料の先端と後端の検出を説明する図であ
る。
【0124】
【図7】感光材料巻取装置の第1の部屋に感光材料をセ
ットする状態を示す図である。
【0125】
【図8】感光材料巻取装置の第2の部屋側に遮光紙及び
感光材料を搬送する状態を示す図である。
【0126】
【図9】感光材料巻取装置の第1の部屋を遮光する状態
を示す図である。
【0127】
【図10】感光材料巻取装置の第2の部屋を開放して遮
光紙を剥がす状態を示す図である。
【0128】
【図11】感光材料巻取装置の第2の部屋に現像用カー
トリッジを装着した状態を示す図である。
【0129】
【図12】感光材料巻取装置の第1の部屋と第2の部屋
を開放した状態を示す図である。
【0130】
【図13】感光材料巻取装置に装着した現像用カートリ
ッジの蓋を閉じた状態を示す図である。
【0131】
【図14】感光材料巻取装置において感光材料の後の遮
光紙を剥がす状態を示す図である。
【0132】
【図15】感光材料巻取装置において感光材料にショー
トリーダを接続する状態を示す図である。
【0133】
【図16】感光材料巻取装置において巻き取られる他の
感光材料を示す図である。
【0134】
【図17】感光材料巻取装置において巻き取られる他の
感光材料を示す図である。
【0135】
【図18】感光材料巻取装置に感光材料をセットする状
態を示す図である。
【0136】
【図19】感光材料の先端と後端の検出を説明する図で
ある。
【0137】
【図20】検出手段に圧力センサを用いた実施例を示す
図である。
【0138】
【図21】検出手段に変位センサを用いた実施例を示す
図である。
【0139】
【符号の説明】
10 感光材料巻取装置 11 第1の部屋 12 第2の部屋 13 現像用カートリッジ A,B 遮光手段 C 搬送手段 F 感光材料

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状感光材料を収容する第1の部屋
    と、この第1の部屋の蓋と、前記ロール状感光材料を巻
    取り遮光手段を有する現像用カートリッジと、前記現像
    用カートリッジを収容する第2の部屋と、前記第1の部
    屋の蓋と共働して前記第1の部屋及び前記第2の部屋を
    遮光する前記第2の部屋の蓋と、前記第1の部屋に収容
    された前記ロール状感光材料を前記第2の部屋へ搬送す
    る搬送手段と、前記第1の部屋の蓋と共働して前記第1
    の部屋を遮光する遮光手段と、を有することを特徴とす
    る感光材料巻取装置。
  2. 【請求項2】前記搬送手段を制御して前記第2の部屋へ
    所定の量だけロール状感光材料を搬送する制御手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の感光材料巻取装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の部屋の中からロール状感光材料
    を搬送するときの前記ロール状感光材料の先端を検出す
    る検出手段と、このロール状感光材料の先端の検出によ
    り前記搬送手段を制御して前記第2の部屋へ所定の量だ
    けロール状感光材料を搬送する制御手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の感光材料巻取装置。
  4. 【請求項4】前記第2の部屋に、前記現像用カートリッ
    ジを着脱自在に配置したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の感光材料巻取装置。
  5. 【請求項5】前記第1の部屋の蓋及び/又は前記第2の
    部屋の蓋が開くことを防止する開蓋防止手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の感光材料
    巻取装置。
  6. 【請求項6】前記ロール状感光材料が搬送されるのと同
    時に、前記開蓋防止手段が作動するように制御する制御
    手段を有することを特徴とする請求項5記載の感光材料
    巻取装置。
  7. 【請求項7】前記ロール状感光材料が搬送されていると
    き、前記開蓋防止手段が作動するようにする手段を有す
    ることを特徴とする請求項5記載の感光材料巻取装置。
  8. 【請求項8】前記ロール状感光材料が搬送されていると
    き、前記開蓋防止手段が作動するように制御する制御手
    段を有することを特徴とする請求項5記載の感光材料巻
    取装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段が、前記開蓋防止手段が作動
    後、前記ロール状感光材料の搬送を開始するように前記
    搬送手段を制御することを特徴とする請求項5記載の感
    光材料巻取装置。
  10. 【請求項10】前記第1の部屋に収容された前記ロール
    状感光材料の前記第2の部屋へ搬送への搬送時に、前記
    ロール状感光材料の後端を検出する検出手段と、この検
    出手段による検出に応じて所定の長さだけ残して前記ロ
    ール状感光材料を前記現像用カートリッジが巻取るよう
    に制御する制御手段と、を有することを特徴とする請求
    項1乃至9に記載の感光材料巻取装置。
  11. 【請求項11】前記現像用カートリッジが巻取駆動手段
    を有し、前記巻取の制御手段が前記巻取駆動手段を制御
    することを特徴とする請求項10に記載の感光材料巻取
    装置。
  12. 【請求項12】前記ロール状感光材料の後端を検出する
    検出手段が、ロール状感光材料の先端を検出する検出手
    段とを共用することを特徴とする請求項3または10に
    記載の感光材料巻取装置。
  13. 【請求項13】前記ロール状感光材料の後端に接続され
    るショートリーダを位置決めする位置決め手段と、前記
    現像用カートリッジに感光材料を巻き取った後の前記ロ
    ール状感光材料と前記ショートリーダがほぼ同一平面に
    なるように前記現像用カートリッジを移動させる移動手
    段と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項1
    2のいずれかに記載の感光材料巻取装置。
  14. 【請求項14】前記ロール状感光材料の先端もしくは後
    端を検出する手段が、透過光または反射光の変化により
    検出する光学的センサであることを特徴とする請求項
    3、10または請求項12のいずれかに記載の感光材料
    巻取装置。
  15. 【請求項15】前記搬送手段を搬送ローラで構成し、前
    記ロール状感光材料の先端もしくは後端を検出する検出
    手段が、前記搬送ローラの軸の圧力の変化もしくは変位
    により検出することを特徴とする請求項3、10または
    請求項12のいずれかに記載の感光材料巻取装置。
  16. 【請求項16】前記現像用カートリッジが、表面に摩擦
    体を有する円筒形巻取軸と、遮光手段を有する蓋と、こ
    の蓋に設けられた前記ロール状感光材料を前記巻取軸に
    押圧する押圧手段と、前記押圧手段を前記巻取軸方向に
    付勢する前記蓋に設けられた付勢手段と、前記現像用カ
    ートリッジのカートリッジ本体に設けられた前記ロール
    状感光材料を前記巻取軸に押圧する押圧手段と、前記押
    圧手段を前記巻取軸方向に付勢する前記カートリッジ本
    体に設けられた付勢手段と、を有し、前記蓋が中開きの
    ときは、前記蓋に設けられた押圧手段が巻取軸に対して
    接触状態であり、前記蓋が全開のときは、前記蓋に設け
    られた押圧手段が巻取軸に対して非接触状態であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載
    の感光材料巻取装置。
  17. 【請求項17】前記摩擦体がゴムであることを特徴とす
    る請求項16に記載の感光材料巻取装置。
  18. 【請求項18】前記現像用カートリッジは、前記感光材
    料の後端から一定の量を外部に残して巻き取り遮光する
    ことを特徴とする請求項16に記載の感光材料巻取装
    置。
  19. 【請求項19】前記現像用カートリッジからみて、外部
    に残った感光材料の端よりも遠いか、もしくは同じ位置
    に前記ショートリーダの端を配置することを特徴とする
    請求項16に記載の感光材料巻取装置。
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