JPH08122586A - 光電変換素子及びこれを用いた光コネクタ並びに光電変換素子使用方法 - Google Patents

光電変換素子及びこれを用いた光コネクタ並びに光電変換素子使用方法

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JPH08122586A
JPH08122586A JP6255030A JP25503094A JPH08122586A JP H08122586 A JPH08122586 A JP H08122586A JP 6255030 A JP6255030 A JP 6255030A JP 25503094 A JP25503094 A JP 25503094A JP H08122586 A JPH08122586 A JP H08122586A
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optical fiber
photoelectric conversion
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connector
transducer
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Akira Tanaka
章 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチモード型光ファイバの伝送帯域を実質的
に向上させる。 【構成】マルチモード型光ファイバ10の一端面から出
射される光のうち低次モード成分のみ光電変換素子のチ
ップ42で受光する。光コネクタは、マルチモード型光
ファイバの一端部が固定されるプラグと、光電変換素子
が固定され、プラグと着脱自在なレセプタクルとを有
し、プラグとレセプタクルとが連結された状態で、光フ
ァイバの一端部光軸と光電変換素子の光軸とが略一致
し、且つ、光ファイバの一端面から出射される光のうち
低次モード成分のみ光電変換素子の有効受光面で受光す
るように光電変換素子が配置されている。B−ISDN
などのサービスを受けるために、大口径で取扱いが容易
であり且つ安価なSI型プラスチック光ファイバを10
0m程度家庭内配線することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にプラスチック型光
ファイバに対し用いて好適な、光電変換素子及びこれを
用いた光コネクタ並びに光電変換素子使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】21世紀の情報社会の基板となるB−I
SDN(Broadband Integrated Services Didital Netw
ork)は、(1)加入者宅まで光フィバを敷設する方式
(FTTH:Fiber To The Home)や、(2)加入者宅
近くまで光ファイバを敷設し、そこに分岐装置を配設し
て加入者宅まで低コストかつ取扱いが容易な金属ケーブ
ルを敷設する方式(FTTC:Fiber To The Curb)が
提案されるとともに、その実用化試験が進められてい
る。このB−ISDNの伝送基本速度は、世界統一標準
規格として、156Mbit/s及び622Mbit/
s(動画用)と定められている。
【0003】光ファイバは、その材料から、(A)コア
径5〜100μm程度の高価な石英光ファイバと、コア
径50〜150μm程度で石英光ファイバより安価な多
成分系光ファイバと、可撓性がよいためコア径を1mm
程度にできて取扱いが容易であり且つ非常に安価なプラ
スチック光ファイバとに分類され、屈折率分布から、
(B)単純なステップインデックス(SI)型光ファイ
バと、伝送帯域がステップインデックス型光ファイバよ
り広いグレーティッドインデックス(GI)型光ファイ
バとに分類され、伝播する光モードから、(C)コア径
5〜10μm程度の石英光ファイバであるシングルモー
ド型光ファイバと、コア径50μm以上のマルチモード
型光ファイバとに分類される。
【0004】シングルモード型光ファイバは、モード分
散がないため伝送帯域が極めて広く好ましいが、コア径
が極小であるので結合損失低減のため、光コネクタ結合
部においてサブミクロンの接続精度が要求されるので、
取扱いが容易でなく且つ光コネクタが高価になる。これ
に対し、プラスチック光ファイバは、それ自体安価であ
り、大口径で取扱いが容易であり、光コネクタが安価に
なるので、上記FTTH方式での光ファイバ家庭内敷設
に好ましい。
【0005】しかし、プラスチック光ファイバは大口径
であるため、マルチモード型であり、モード分散により
伝送帯域が狭く、また、伝送損失が200dB/Km程
度と石英光ファイバのそれより非常に大きい。現在市販
されているプラスチック光ファイバはSI型のみである
ため、その伝送帯域は4.5MHz・Km程度と特に狭
い。このため、B−ISDNで156Mbit/sの基
本信号を伝送すると、4.5MHz・Km=156MH
z×29mであることから、伝送長が29m程度になり
家庭内全体を配線することができない。光ファイバのコ
アとクラッドの屈折率差を小さくしてモード数を低減す
ることにより、伝送帯域を広げることが可能であるが、
曲げられた部分での漏光により伝送損失が大きくなるの
で、伝送長が逆に短くなる。
【0006】そこで、上記FTTC方式が有望となる。
しかし、将来的には上記伝送速度622Mbit/sで
家庭内に動画などを伝送することが予定されているの
で、FTTC方式からFTTH方式に切り換えるよりも
最初からFTTH方式にした方が配線面で有利であり、
また、光ファイバは電磁ノイズの影響を受けないので、
安価で取扱いが容易なプラスチック光ファイバの使用が
期待されている。
【0007】最近、慶応大学の小池研究室で、GI型プ
ラスチック型光ファイバが開発され、これに基づいて日
本石油化学株式会社で試作されている。このGI型プラ
スチック型光ファイバは、ゲル界面法によるメタクリル
酸メチルとベンジル酸メチルとの共重合法により製造さ
れ、コアが大口径であるのでマルチモード型でもあり、
コア径0.75mmで波長650nmの赤色光を使用し
た場合に、伝送損失150dB/Km、伝送帯域200
MHz・Km以上の特性を有し、B−ISDNにおける
FTTH方式が現実味を帯びてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチモード
型かつSI型のプラスチック型光ファイバは、使用実績
があり、より高速伝送可能になればより経済的にFTT
H方式を実現できる。また、マルチモード型かつGI型
のプラスチック型光ファイバについても、より高速伝送
可能になればそれに応じてより高速伝送のサービスを実
現できる。
【0009】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、マルチモード型光ファイバの伝送帯域を実質的に向
上させることができる光電変換素子及びこれを用いた光
コネクタ並びに光電変換素子使用方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその作用】第1発明の
マルチモード型光ファイバ用光電変換素子では、マルチ
モード型光ファイバの一端面から出射される光のうち低
次モード成分のみ受光する受光面を有する。第2発明の
光コネクタでは、マルチモード型光ファイバの一端部が
固定される第1コネクタと、光電変換素子が固定され、
該第1コネクタと着脱自在であり、該第1コネクタと連
結された状態で、該光ファイバの一端部光軸と該光電変
換素子の光軸とが略一致し、且つ、該光ファイバの一端
面から出射される光のうち低次モード成分のみ該光電変
換素子の有効受光面で受光するように該光電変換素子が
配置された第2コネクタと、を有する。
【0011】第3発明の光電変換素子使用方法では、マ
ルチモード型光ファイバから出射される光のうち低次モ
ード成分のみ受光するように、該光ファイバの一端面に
対向して光電変換素子を配置する。本発明の光電変換素
子及びこれを用いた光コネクタ並びに光電変換素子使用
方法によれば、マルチモード型光ファイバの一端面から
出射される光のうち低次モード成分のみ光電変換素子で
受光するので、モード分散が低減され、マルチモード型
光ファイバの伝送帯域を実質的に向上させることができ
る。
【0012】本発明の第1態様では、上記マルチモード
型光ファイバは、プラスチック光ファイバである。この
第1態様では特に、B−ISDNなどのサービスを受け
るために、大口径で取扱いが容易であり且つ安価なプラ
スチック光ファイバを家庭内配線することが可能にな
る。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図4は、本発明の光コネクタを用いた場合の伝送
性能試験用測定装置を示す。光ファイバ10の一端に
は、NRZ信号発生器12からの電気信号をE/O変換
器14で光信号に変換したものが入射され、光ファイバ
10の他端から出射した光は、O/E変換器16で電気
信号に戻され、増幅・比較器18で増幅・波形整形さ
れ、オシロスコープ20に供給される。オシロスコープ
20の同期信号入力端には、NRZ信号発生器12から
のクロックφが供給される。NRZ信号はこのクロック
φに同期して生成される。オシロスコープ20に表示さ
れたクロックφ及びアイパターンは、プロッタ22に出
力可能となっている。 O/E変換器16は、図3に示
す光コネクタ30と、光電変換素子40の出力を増幅す
る不図示のプリアンプとを有する。
【0014】光コネクタ30は、合成樹脂製のプラグ3
1とレセプタクル32とがその軸方向へ力を加えること
により着脱自在となっている。図3の連結状態では、レ
セプタクル32の爪部32aがプラグ31の凹部31a
と係合している。レセプタクル32内に光電変換素子4
0が嵌合され、レセプタクル32の後部がキャップ33
で覆われている。
【0015】光ファイバ10は、軸心部のコア10a
と、その外側の、コア10aより屈折率が大きいクラッ
ド10bと、さらに外側のポリエチレンなどの保護用被
覆10cとからなる。一方、光電変換素子40は、その
室内に固定された基台41上にチップ42が、その中心
を光電変換素子40の軸心に一致させ且つ受光面を軸心
と直角にして、接合されている。チップ42の室内には
不活性ガスが入れられ、前面がガラス板43で覆われて
気密状態になっている。
【0016】光ファイバ10の先端部の被覆10cを除
去し、光ファイバ10の先端面が光電変換素子40のガ
ラス板43に衝突するまで、光ファイバ10の一端部を
プラグ31の軸心部の孔に挿入し、次いで圧着リング3
4に圧力を加えて光ファイバ10をプラグ31に固定さ
せる。このような簡単な取付作業で、光電変換素子40
と光ファイバ10との光軸が一致し且つチップ42の受
光面と光ファイバ10の先端面との間隔が所望の値にな
る。
【0017】レセプタクル32の後部側面にはベースプ
レート35が固着され、光電変換素子40のリード44
及び45が基板35に半田付けされ、それぞれ基板35
に植設されたピン44A及び45Aに導通されている。
これらピン44A及び45Aと、基板35に植設された
固定ピン36とが、不図示の基板の孔に嵌入され半田付
けされて、固定される。
【0018】図3の光コネクタは、安価に製造可能であ
る。図1に示す如く、コア10aの直径をDとし、チッ
プ42の有効受光面の直径をdとし、光ファイバ10の
先端面とチップ42の受光面との間の光路長をLとす
る。光ファイバ10から出射される光の最大受光角θm
は、コア10aのクラッド10bに対する臨界角θc
と、コア10aの空気に対する屈折率とにより定まる。
最大受光角θmに対応した、光ファイバ10の先端面か
ら距離Lの位置での光断面直径をAとする。
【0019】伝送帯域Fは、光ファイバ10から出射す
る光のモード数が少ないほど大きく、このモード数は、
チップ42に入射する光量と光ファイバ10から出射す
る光量との比に略比例する。したがって、伝送帯域F
は、d=AのときF=F0であるとすると、次式で近似
的に表される。 F=F0/(d/A)2=F0{(D・cotθm+2L・
tanθm)/d}2 (1) 試験では、L=
0.3mmとした。試験に使用したものは次のとおりで
ある。 光ファイバ10:SI型プラスチック型光ファ
イバであり、次の仕様の三菱レーヨン製、型式EH40
01を用いた。
【0020】 コア直径D 0.98mm コア材料 PMMA クラット材料 Fluorinated Acrylate 開口数 0.5 最大受光角θm 30゜ 伝送損失 200dB/Km(波長650nmの光に対して) 従来の伝送帯域 4.5MHz・Km NRZ信号発生器12:ビット・エラー・レイター、ア
ンリツ電気製、型式ME522A E/O変換器14:アンリツ電気製、型式MZ100A 東芝製レーザダイオード(LD)、型式TOLD942
1(S)を使用 このLDは、発光波長650nm(GI型プラスチック
光ファイバの損失窓650nmに一致)、立ち上がり時
間0.35ns、立ち下がり時間0.71ns、遮断周
波数490MHz O/E変換器16:安藤電気製、型式AQ5501 但し、光コネクタは、図3に類似し原理的に同一のもの
で置換した。光電変換素子40は、有効受光面の直径が
0.2mmのチップ42を備えたSiアバランシェ型ホ
トダイオードを用いた。上記間隔Lは0.3mmとし
た。
【0021】増幅・比較器18:富士通製、型式MB1
7A16 オシロスコープ20:YHP製、型式54100D まずE/O変換器14の特性を評価するため、光ファイ
バ10として伝送損失が無視できる長さ1mのGI型石
英光ファイバを用い、伝送速度700Mbit/s、マ
ーク率50%のNRZ信号を伝送したときのアイパター
ンを測定した。この結果をクロック波形と共に図5に示
す。アイパターンは、クロックφの立ち上がりと立ち下
がりに同期して入力信号の時間軸を掃引することで得ら
れる。このアイパターンの目の開きから、E/O変換器
14は700Mbit/sの高速伝送が可能であること
が分かる。
【0022】次に、50mの上記SI型プラスチック光
ファイバ10を用い、マーク率50%のNRZ信号を伝
送した場合のアイパターンを測定した。図6(A)は、
伝送速度200Mbit/sの場合であり、図6(B)
は伝送速度312Mbit/sの場合である。伝送速度
312Mbit/sを選んだ理由は、B−ISDNの基
本伝送速度156Mbit/sを100mの光ファイバ
10で送る場合、50mで伝送速度312Mbit/s
の信号を伝送できればよいからである。
【0023】これらのアイパターンの目の開きから、伝
送速度312Mbit/sで伝送可能であることが確認
できた。従来のように光ファイバ10からの出射光を1
00%、凸レンズを介しチップ42に入射させた場合に
は、50mのSI型プラスチック型光ファイバで、4.
5MHz・Km=90MHz×50mであることから、
90Mbit/sであるが、本発明を用いれば、伝送速
度が実質的に3倍以上になり、B−ISDNにおけるF
TTH方式が実現可能となる。
【0024】上記試験において、チップ42に入射され
るモードは低次モードであり、その最大次数及びシング
ルモードのみであるかどうかは確認しなかったが、この
点は、次に述べる、上式(1)の関係についての試験結
果から、問題にはならないことが明かとなる。50mの
上記SI型プラスチック型光ファイバを用い、L=0.
3mmとし、d=0.2mmとd=0.6mmとd=
1.5mmのチップ42を用いて伝送帯域を測定したと
ころ、それぞれ180MHz・Kmと20MHz・Km
と4.5MHz・Kmであった。この結果をd/Dと伝
送帯域Fとの関係として、上式(1)の計算曲線と共に
図2に示す。
【0025】この結果から、実測値が計算値にほぼ一致
することが分かる。また、例えばB−ISDNにおいて
30mのSI型プラスチック型光ファイバで伝送速度1
56Mbit/sの信号を送るための伝送帯域を50M
Hz・Km以上とするには、口径比d/Dを0.5以下
にすればよいことが分かる。チップ42の受光面有効直
径dを小さくすると受光量が低減してSN比が低下する
ので、dには下限があるが、この値は、チップ42の種
類及びこれに接続される回路の特性に依存する。また、
間隔Lの上限は、光ファイバとチップ42との光軸位置
合わせ精度により定まる。
【0026】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、光コネクタは、光ファイバと光電変換
素子とを同時に複数対結合させるマルチコネクション型
であってもよい。また、本発明は、その原理から、プラ
スチック以外の材料の光ファイバ及びGI型光ファイバ
に対しても適用可能である。本発明では光ファイバ10
とチップ42との間には基本的にレンズは不要である
が、光ファイバからの出射光の低次モードのみ受光する
のであれば、凹レンズ又は凸レンズを配置した構成であ
ってもよい。さらに、光電変換素子40は、電流増幅率
の点で優れたアバランシェ型ホトダイオードに限定され
ず、高速応答可能なpinホトダイオードなどの他の光
電変換素子であってもよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る光電変
換素子及びこれを用いた光コネクタ並びに光電変換素子
使用方法によれば、マルチモード型光ファイバの一端面
から出射される光のうち低次モード成分のみ光電変換素
子で受光するので、モード分散が低減され、簡単な構成
でマルチモード型光ファイバの伝送帯域を実質的に向上
させることができるという実用上優れた効果を奏する。
【0028】本発明の第1態様によれば、B−ISDN
などのサービスを受けるために、大口径で取扱いが容易
であり且つ安価なプラスチック光ファイバを家庭内配線
することが可能になるという効果を奏し、光ファイバ網
普及に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】(有効受光径d)/(コア径D)と伝送帯域と
の関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の光コネクタの構成を示す断
面図である。
【図4】本発明の光コネクタを用いた場合の伝送性能試
験用測定装置を示すブロック図である。
【図5】図4中のO/E変換器の特性評価のために、伝
送損失が無視できる長さ1mのGI型石英光ファイバを
用いたときのアイパターンをクロック波形と共に示す図
である。
【図6】50mのSI型プラスチック型光ファイバを用
いてNRZ信号を伝送したときのアイパターンをクロッ
ク波形と共に示す図である。
【符号の説明】
10 光ファイバ 10a コア 10b クラッド 10c 被覆 12 NRZ信号発生器 16 O/E変換器 30 光コネクタ 31 プラグ 32 レセプタクル 40 光電変換素子 42 チップ 43 ガラス板
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチモード型光ファイバの一端面から
    出射される光のうち低次モード成分のみ受光する受光面
    を有することを特徴とするマルチモード型光ファイバ用
    光電変換素子。
  2. 【請求項2】 マルチモード型光ファイバの一端部が固
    定される第1コネクタと、 光電変換素子が固定され、該第1コネクタと着脱自在で
    あり、該第1コネクタと連結された状態で、該光ファイ
    バの一端部光軸と該光電変換素子の光軸とが略一致し、
    且つ、該光ファイバの一端面から出射される光のうち低
    次モード成分のみ該光電変換素子の有効受光面で受光す
    るように該光電変換素子が配置された第2コネクタと、 を有することを特徴とする光コネクタ。
  3. 【請求項3】 マルチモード型光ファイバから出射され
    る光のうち低次モード成分のみ受光するように、該光フ
    ァイバの一端面に対向して光電変換素子を配置すること
    を特徴とする光電変換素子使用方法。
  4. 【請求項4】 前記マルチモード型光ファイバは、プラ
    スチック光ファイバであることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1つに記載の光電変換素子、光コネクタ
    又は光電変換素子使用方法。
JP6255030A 1994-10-20 1994-10-20 光電変換素子及びこれを用いた光コネクタ並びに光電変換素子使用方法 Pending JPH08122586A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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