JP2007094209A - 光受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバのコアの径が大きく、受光素子の受光面の径が小さい場合、光ファイバと受光素子との相対位置によっては、不均一なニアフィールドパターン(NFP)のため受光素子は十分な光量を受光できないこともある。また、光ファイバと受光素子との組み立て精度を向上させ、前記NFPに合わせてアライメントをしても、光ファイバの屈曲状態の変動で前記NFPが変動して受光素子は十分な光量を受光できないこともある。
そこで、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信ができる光受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る光受信装置は、光の光強度分布を均一化する管型導波路を介して光を受光素子に結合することとした。
【選択図】図24

Description

本発明は、モジュール間で光データ伝送を行う光受信装置に関する。
近年、普及してきた携帯電話は、使用時及び携帯時の利便性その他の理由から、折り畳み型、スライド型又は回転型の携帯電話が多く用いられるようになった。折り畳み型、スライド型又は回転型の携帯電話においては、その形態上、複数の筐体に通信機能部、増幅回路部、表示回路部等のモジュールが分散して配置されており、各筐体に配置されたモジュール間を接続する配線には、柔軟性と駆動に耐えられる強度が求められている。
さらに、各モジュール間の配線には、音楽再生機能、動画再生機能、写真撮影機能などの携帯電話の多機能化に伴う高速なデータ伝送性、外部機器との電磁障害対策及び長時間使用の要求に伴う低消費電力化が求められている。
これらの要求を満たす配線として光ファイバを使用することが試みられている(例えば、特許文献1参照。)。以下の説明において各モジュール間を光ファイバで接続して光データ伝送を行うモジュールを光通信モジュールと記載する。
特開2003−244295号公報。
各モジュール間の配線に光ファイバを使用する場合、モジュールには光ファイバに光を入射する発光素子及び光ファイバから出射する光を受光する受光素子が搭載され、受光素子が光ファイバを伝搬する発光素子からの光を受光することでデータ伝送が行われる。また、円滑なデータ伝送を行うために発光素子と光ファイバとの間及び光ファイバと受光素子との間の光軸を合わせて配置する必要がある。なお、以下の説明において、「光軸を合わせて配置する」を「アライメント」と略記する。
アライメントを容易にするため光ファイバのコアの径を大きくすることが望ましいが、光ファイバのコアの径が大きい場合、発光素子と光ファイバとをアライメントしても組み立て誤差により光ファイバの中心軸と異なる位置から光が入射することもある。
光ファイバの光路長が長い場合、光ファイバの中心軸と異なる位置から光が入射しても前記光は光ファイバを伝搬中にかく乱されるため、光ファイバの他端におけるニアフィールドパターン(以下、「ニアフィールドパターン」を「NFP」と略記する。)は均一になる。
しかし、携帯電話のモジュール間を接続する光ファイバの場合、光ファイバの中心軸と異なる位置から光が入射すれば、光路長が数cmと短くモードスクランブル効果が小さいため、前記光は伝搬中に十分にかく乱されず光ファイバの他端におけるNFPは不均一となる。また、光ファイバの中心軸に光が入射しても、光ファイバに曲率半径が5mm程度の急峻な屈曲が発生すれば、屈曲に応じて前記光の光強度分布に偏りが生ずるため光ファイバの他端におけるNFPは不均一となる。
一方、受光素子の受光面の径は高速のデータ通信を行うために小さくすることが求められている。受光素子の受光面の径が小さい場合、受光素子は光ファイバの他端から出射する光の全てを受光することはできず、光ファイバの他端の面の一部からの光しか受光できないことになる。
従って、光ファイバのコアの径が大きく、受光素子の受光面の径が小さい場合、光ファイバと受光素子との相対位置によっては、不均一な前記NFPのため受光素子は十分な光量を受光できないこともある。
さらに、光ファイバの屈曲状態は携帯電話の折り畳み、回転等の動作により変動するため、前記NFPも前記屈曲状態に応じて変動する。
従って、光ファイバと受光素子との組み立て精度を向上させ、前記NFPに合わせてアライメントをしても、受光素子は十分な光量を受光できず、安定してデータ伝送できないこともある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信ができる光受信装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る光受信装置は、光の光強度分布を均一化する管型導波路を介して光を受光素子に結合することとした。
具体的には、本発明は、入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が多角形である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
前記管型導波路は、前記光導波領域を囲う反射面で前記入射端に入射した光を鏡面反射又は全反射をして前記出射端に導く。
管型導波路の光導波領域において光の伝搬方向に垂直な断面の形状(以下、「光の伝搬方向に垂直な断面の形状」を「断面形状」と略記する。)が円形の場合、入射端からの光は鏡面反射又は全反射して円の中心を通る定在波(モード)を生じやすく、管型導波路の光の伝搬方向に垂直な断面の光強度分布(以下、「光の伝搬方向に垂直な断面の光強度分布」を「断面光強度分布」と略記する。)は中心付近の光強度が強くなりやすい。
また、管型導波路の光導波領域の断面形状が円形の場合、モードスクランブル効果が小さく、中心軸と異なる位置から光が入射すれば前記光は断面光強度分布が偏ったまま伝搬される。
一方、本発明に係る光受信装置における前記管型導波路の前記光導波領域の断面形状は多角形であり、光の経路が複雑になるためモードスクランブル効果が大きく、鏡面反射毎又は全反射毎に導波光はかく乱される。前記管型導波路は光路長が短くても断面光強度分布を均一化することができ、前記出射端の光のNFPは均一化されるため、前記受光素子と前記管型導波路との間に組み立て誤差が生じていても、前記受光素子は十分な光量の光を受光することができる。
また、前記光受信装置の前記入射端に光ファイバの端を接続すれば、前記光ファイバの端において光のNFPに偏りが生じていても、前記管型導波路は前記光ファイバの光のNFPの偏りを緩和することができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
なお、以下の説明において「光導波領域の断面形状が多角形である管型導波路」を「多角形管型導波路」と略記する。
本発明は、入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が角丸多角形である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
角丸多角形とは、多角形の頂点のうち少なくとも一つを丸めた形状である。前記光受信装置における前記管型導波路の前記光導波領域の断面形状は角丸多角形のため、前記多角形管型導波路と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明は、入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が複数の曲率を有する一の単一閉曲線で囲まれた形状である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
本発明に係る光受信装置の前記管型導波路の断面形状は、複数の曲率を有する一の単一閉曲線で囲まれた形状(以下、「複数の曲率を有する一の単一閉曲線で囲まれた形状」を「単一閉曲線形状」と略記する。)である。前記光受信装置における前記管型導波路の前記光導波領域の断面形状は単一閉曲線形状のため、前記多角形管型導波路と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明は、入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が複数の曲線の端同士を接続して囲まれた形状且つ前記複数の曲線の接続点を特異点とする形状である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
本発明に係る光受信装置の前記管型導波路の断面形状は、複数の曲線の端同士を接続して囲まれた形状且つ前記複数の曲線の接続点を特異点とする形状(以下、「複数の曲線の端同士を接続して囲まれた形状且つ前記複数の曲線の接続点を特異点とする形状」を「複数曲線形状」と略記する。)である。本発明に係る光受信装置における前記管型導波路の前記光導波領域の断面形状は複数曲線形状のため、前記多角形管型導波路と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明は、入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が少なくとも一の線分の端と少なくとも一の曲線の端とを接続して囲まれた形状である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
本発明に係る光受信装置の前記管型導波路の断面形状は、少なくとも一の線分の端と少なくとも一の曲線の端とを接続して囲まれた形状(以下、「少なくとも一の線分の端と少なくとも一の曲線の端とを接続して囲まれた形状」を「線分曲線形状」と略記する。)である。本発明に係る光受信装置における前記管型導波路の前記光導波領域の断面形状は線分曲線形状のため、前記多角形管型導波路と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置は、前記管型導波路の前記出射端の面における前記光導波領域の大きさは前記受光素子の受光面の大きさより大きいことが好ましい。
前記受光素子の前記受光面の大きさと前記管型導波路の前記出射端の面における前記光導波領域の大きさとが前記関係にあることで、前記受光素子と前記管型導波路とのアライメントの余裕を得ることができる。前記管型導波路は前記出射端の光のNFPを均一化するため、前記受光素子と前記管型導波路と間に組み立て誤差があっても前記受光素子は十分な光量を受光することができる。
従って、本発明は、受光素子と管型導波路とのアライメント精度を緩和でき、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置は、前記管型導波路の前記入射端に接続する一端から前記管型導波路の前記光導波領域に光を入射するマルチモード型の光ファイバをさらに備える。
前記光受信装置はマルチモード型の光ファイバを前記管型導波路の前記入射端に接続する。前記光ファイバを備えた結果、光路長が短く屈曲が生じて前記光ファイバの一端における光のNFPに偏りが生じても、前記管型導波路は前記光ファイバの光の断面光強度分布を緩和することができる。前記出射端の光のNFPは均一化されるため、前記受光素子と前記管型導波路との間に組み立て誤差が生じていても、前記受光素子は十分な光量の光を受光することができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の前記入射端の面における前記光導波領域の大きさは前記光ファイバの前記一端の面におけるコアの大きさより大きいことが好ましい。
前記光ファイバのコアの大きさと前記管型導波路の前記入射端の面における前記光導波領域の大きさとが前記関係にあることで、前記光ファイバと前記管型導波路とのアライメントの余裕を得ることができる。すなわち、前記光ファイバと前記管型導波路との間に組み立て誤差があっても前記光ファイバは前記管型導波路の前記光導波領域に全ての光を入射することができる。前記出射端の光のNFPは均一化されるため、前記受光素子と前記管型導波路との間及び前記光ファイバと前記管型導波路との間に組み立て誤差が生じていても、前記受光素子は十分な光量の光を受光することができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信でき、伝送損失の少ない光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の前記光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積は前記入射端から前記出射端へ単調減少していることが好ましい。
以下の説明において「光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積が入射端から出射端へ単調減少している管型導波路」を「テーパー型導波路」と略記する。
前記光受信装置の前記管型導波路は前記多角形管型導波路の効果と同様の効果を有する。
さらに、前記管型導波路はテーパー型導波路のため、前記入射端からの光の前記反射面における入射角は反射を繰り返す度に小さくなる。ゆえに、前記入射端からの光のFFPが広がり、前記入射端からの光の前記反射面での反射回数が増加するため、前記管型導波路は前記入射端からの光の断面光強度分布を均一にする。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信でき、伝送損失が小さい光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の前記光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積が前記入射端から前記出射端へ単調減少する減少率は前記入射端から前記出力端に向かって小さくなることが好ましい。
前記光導波領域の断面形状の面積が前記入射端から前記出射端へ単調減少する減少率が一定の前記テーパー型導波路では前記入射端からの光は反射毎に前記反射面に対する入射角が小さくなるため、前記光のうち一定回数反射をした光は前記入射端側に戻ることになる。前記光導波領域のテーパー形状を前記減少率が前記入射端から前記出力端に向かって小さくなるようにすることで、前記光導波領域の前記反射面は前記出射端側で光の伝搬方向と平行に近づくため、前記管型導波路は前記反射面に入射する光の入射角を一定値以上に保つことができる。ゆえに、前記管型導波路は前記反射面で光の反射回数が多くても前記入射端側へ戻る光を減少させることができ、前記入射端からの光の伝送損失を小さくすることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信でき、伝送損失が小さい光受信装置を提供することができる。
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の一の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状と前記管型導波路の他の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状とが異なる形状であってもよい。
前記管型導波路では、一の区間から他の区間への光の伝搬で定在波が変換されるため、伝搬モードがかく乱されて前記他の区間における断面光強度分布は均一になる。前記光受信装置は、光導波領域の断面形状が多角形である管型導波路の説明と同様に前記入射端からの光の断面光強度分布を均一化する。
前記管型導波路からの光を前記受光素子に結合するため、前記光受信装置は光導波領域の断面形状が多角形である管型導波路の説明と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
なお、前記光ファイバはクラッドとコアとの界面で光を全反射して伝搬するステップインディックス型光ファイバとして説明をしているが、クラッドとコアとの境界の連続的な屈折率の変化で光を蛇行させて伝搬するグレーデッドインデックス型光ファイバとしても同様の効果を得ることができる。
本発明は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる光受信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明に係る一の実施形態は入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が多角形である管型導波路と、前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、を備える光受信装置である。
本発明に係る一の実施形態である光受信装置101の概念図を図1に示す。光受信装置101は受光素子11、管型導波路14から構成される。図1は管型導波路14の中心軸を含む面での切断面の図である。なお、受光素子11に必要な電源、周辺回路及び基板等の通常の技術で実現できるものは、図1及び図22以降の図で図示をしていない。
受光素子11は光を電気信号に変換する光電素子である。受光素子11としてPDを使用することができる。
管型導波路14は一端が光を入射する入射端16、他端が光を出射する出射端15である中空又は内部を使用波長に対して透過率の高い樹脂で充填した管である。前記管の内壁は光を反射する反射面18で囲まれており、光は反射面18で反射を繰り返す。反射面18で囲まれた部分が光導波領域19である。
反射面18は光を鏡面反射させる反射鏡とすることができる。入射端16から入射した光Aは反射面18で鏡面反射を繰り返し、光導波領域19を伝搬して出射端15に導かれる。
なお、管型導波路14は屈折率の高い媒質を屈折率の低い媒質で被覆した構造としてもよい。光は前記媒質間の界面で全反射をするため、前記界面を反射面18とすることができる。
管型導波路14は前記入射端16から入射した光Aを反射面18で反射を繰り返すことでかく乱して、出射端15の光BのNFPを均一化する。
光導波領域19のT−T’における断面形状が多角形の例を図2から図7及び図21に示す。単位はmmである。図2は三角形、図3は正三角形、図4は正方形、図5は正五角形、図6は正六角形、図7は正二十角形、図21は八角形である。
なお、光導波領域19の断面形状は、角丸多角形、単一閉曲線形状、複数曲線形状又は線分曲線形状であってもよい。光導波領域19のT−T’における断面形状の例を、角丸多角形の場合を図12に、複数曲線形状の場合を図13から図16に、線分曲線形状の場合を図8から図11及び図17から図20に示す。単位はmmである。
なお、図12の角丸八角形は正方形の各頂点を正方形の対角線の交点を中心とする直径0.24mmの円弧になるように丸めた形状である。光ファイバのコアの断面は円形のため、断面形状が角丸多角形の管型導波路は光ファイバと導光部との間に要求されるアライメント精度を緩和することができる。また、多角形の頂点を丸めることで頂点部の変形を防ぎ、断面形状を保護することができる。
光受信装置101は管型導波路14の出射端15に受光素子11をアライメントして接続する。光受信装置101は以下に説明するように動作する。管型導波路14の入射端16に入射した光Aは、管型導波路14で断面光強度分布が均一化され、出射端15から光Bとして出射する。光Bの一部は管型導波路14の出射端15に接続される受光素子11に入射する。受光素子11は光Bを電気信号に変換するためデータが伝送するデータは図示しない周辺回路で伝送可能な形式の電気信号のデータに変換される。
従って、光受信装置101は、管型導波路14の入射端16に接続される光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる。
なお、出射端15の面における光導波領域19の大きさは、受光素子11と管型導波路14とを接続する際の組み立て誤差を考慮した大きさとする。図22に組み立て誤差がある場合の管型導波路14の出射端15と受光素子11の受光面11aとの相対位置の関係を示す。図22において図1で用いた符号と同じ符号は同じ構成である。図22において12は管型導波路14の中心点、22は受光素子11と管型導波路14との組み立て精度を示す。図22に組み立て精度22でアライメントされた受光素子11の発光面11aの中心が配置される可能性のある領域を領域26で示している。
例えば、受光素子11の受光面11aが直径0.1mmの円形かつ出射端15の面における光導波領域19の形状が一辺0.22mmの正方形の場合、受光素子11と管型導波路14との組み立てに±0.06mmの誤差があっても、受光素子11は管型導波路14からの光を受光することができる。
従って、光受信装置101は、受光素子11と管型導波路14とのアライメント精度の緩和を図ることができる。
(実施の形態2)
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の一の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状と前記管型導波路の他の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状とが異なる形状であってもよい。
本発明に係る他の実施形態である光受信装置103の概念図を図23に示す。光受信装置103は受光素子11、管型導波路34から構成される。図23は管型導波路34の中心軸を含む面での切断面の図である。図23において図1で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。図1の光受信装置101と光受信装置103との違いは管型導波路14を備えず、管型導波路34を備えていることである。
管型導波路34は光導波領域19の断面形状が互いに異なる管型導波路34aと管型導波路34bとから構成される。例えば、管型導波路34aのS−S’における光導波領域19の断面が図2の形状の場合、管型導波路34bのU−U’における光導波領域19の断面は図3から図21の形状とすることができる。
管型導波路34a及び管型導波路34bは、図1の管型導波路14と同様に入射端16から入射した光を出射端15に導く。
管型導波路34aから管型導波路34bへ光信号が伝搬されることで、定在波が変換されるため、伝搬モードがかく乱されて断面光強度分布は均一になる。ゆえに、管型導波路34は図1の管型導波路14より短い光路長で入射端16からの光Aの断面光強度分布を均一化することができる。
従って、光受信装置103は図1の光受信装置101の効果と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
本発明に係る光受信装置は、前記管型導波路の前記入射端に接続する一端から前記管型導波路の前記光導波領域に光を入射するマルチモード型の光ファイバをさらに備える。
本発明に係る他の実施形態である光受信装置104の概念図を図24に示す。光受信装置104は受光素子11、管型導波路14及び光ファイバ45から構成される。図24において、図1で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。なお、図24において、管型導波路14の光伝送領域19の断面形状は正方形として説明する。
光ファイバ45はコア45aとクラッド45bとから構成されるマルチモード型の光ファイバである。光ファイバ45は、ガラスファイバ、プラスチックファイバ(POF)又はガラスのコアとプラスチックのクラッドをもつ光ファイバであってもよい。光ファイバの長さは5mm以上300mm以下であることが例示できる。
光受信装置104は管型導波路14の入射端16と光ファイバ45の一端47とを接続し、光ファイバ45からの光は光Aとして管型導波路14の入射端16に入射する。管型導波路14は図1で説明したように出射端15からNFPの均一な光Bを出射するため、出射端15に接続した受光素子11は組み立て誤差に関わらず十分な光量の光を受光できる。
従って、光受信装置104は、光ファイバ45の端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる。
前記管型導波路の前記入射端の面における前記光導波領域の大きさは前記光ファイバの前記一端の面におけるコアの大きさより大きいことが好ましい。
入射端16の面における光導波領域19の大きさは、光ファイバ45と管型導波路14とを接続する際の組み立て精度を考慮した大きさとする。図25に光ファイバ45の一端47と管型導波路14の入射端16との相対位置の関係を示す。図25において、図1、図22及び図24で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。45cは光ファイバ45の中心軸である。52は組み立て精度を示し、組み立て精度52でアライメントされた光ファイバ45の中心軸45cが配置される可能性のある領域を領域56で示している。
例えば、光ファイバ45のコア45aの断面形状が直径0.24mmの円形かつ入射端16の面における光導波領域19の形状が一辺0.34mmの正方形の場合、光ファイバ45と管型導波路14との組み立てに±0.05mmの誤差があっても、光ファイバ45は管型導波路14に光Aを損失なく結合できる。
従って、光受信装置104は、光ファイバ45と管型導波路14とのアライメント精度の緩和することができ、伝送損失を減少することができる。
(実施の形態4)
本発明に係る光受信装置において、前記管型導波路の前記光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積は前記入射端から前記出射端へ単調減少していることが好ましい。
本発明に係る他の実施形態である光受信装置106の概念図を図26に示す。光受信装置106は受光素子11、前記管型導波路としてのテーパー型導波路64及び光ファイバ45から構成される。図26はテーパー型導波路64の中心軸62と光ファイバ45の中心軸45cとを含む面での切断面の図である。図26において、図1及び図24で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。なお、図26において、テーパー型導波路64の光伝送領域19の断面形状は正方形として説明する。
テーパー型導波路64は管型導波路14と同じ構成であり、同じ機能を有する。テーパー型導波路64と管型導波路14との違いは、光伝送領域19の断面形状の面積が入射端16から出射端15へ単調減少していることである。例えば、テーパー型導波路64の入射端16から出射端15までの長さは3mmとすることができる。
光受信装置106はテーパー型導波路64と光ファイバ45とを中心軸62と中心軸45cとが平行になるように接続する。
なお、光伝送領域19の断面形状の面積の中心軸62の距離に対する減少率はテーパー角βで表すことができる。テーパー角βは、前記切断面及び反射面18の交線とテーパー型導波路64のある断面との交点における反射面18の前記切断面上の2本の接線が成す角度である。テーパー型導波路64のテーパー角βは入射端16から出射端15まで同じ値である。
テーパー角度βは大きいほど光Aの反射回数が増加し、出射端15の光BのNFPを均一化する。しかし、反射回数が一定以上になると光Aは入射端16へ戻ることになる。そこで、伝送損失を低減するため、テーパー型導波路64のテーパー角βは出射端15からの光Bの光量が入射端16に入射する光Aの光量の30%以下となるように設計することが好ましい。
さらに、伝送損失を低減するために、全ての光Aが出射端15へ伝搬できるようにテーパー型導波路64のテーパー角βは以下に説明する範囲に設計することが望ましい。
光伝送領域19の屈折率をn、光ファイバ45のコア45aの屈折率をn、光ファイバ45のクラッド45bの屈折率をn、光受信装置106の外部の屈折率をnとする。図26において平行線61は中心線62及び中心線45cの双方に平行の仮想の線である。
図26において、光ファイバ45から入射される光Aのうち中心軸62に対して最大の角度で放射される光Eとする。光Eのコア45a内でのコア45aとクラッド45bとの境界面に入射する角度を角度θとする。光Eが光ファイバ45の一端47から出射してテーパー型導波路64の入射端16に入射するまでに平行線61となす角度を角度θとする。テーパー型導波路64内の光Eが中心軸62と成す角度を角度θ、反射面18で反射を繰り返した光Eの進行方向と中心線62とが成す角度を角度θとする。
光Eがテーパー型導波路64内で入射端16から出射端15に至るまでに反射する回数をkとすると、角度θ、k、角度θ及びテーパー角βの間に数1の関係がある。
Figure 2007094209
数1の関係があるため、テーパー角βが大きいほど或いは反射の回数kが多いほど角度θが大きくなり、一定以上のテーパー角β又は一定以上の反射の回数kを越えると、角度θは90°を越え、光Eは入射端16へ戻ることになる。ゆえに、光Eがテーパー型導波路64内での反射で入射端16へ戻らないためには角度θは数2の範囲内である必要がある。
Figure 2007094209
また、光ファイバ45から出射する光Eはコア45aとクラッド45bとの境界面で全反射をしているため、角度θは数3で定義される前記境界面の限界角θ以下である。
Figure 2007094209
また、角度θと角度θとは数4の関係がある。
Figure 2007094209
さらに、角度θと角度θとは数5の関係がある。
Figure 2007094209
数1から数5の関係から、光Eがテーパー型導波路64の出射端15から出射するためにはテーパー角βは数6で算出される値より小さい値に設計することが望ましい。
Figure 2007094209
従って、テーパー型導波路64は光ファイバ45からの光Aを出射端15にかけて断面光強度分布を均一化及び集中させて受光素子11に結合することができるため、光受信装置106は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる。
(実施の形態5)
本発明に係る光受信装置において、光の伝搬方向に垂直な断面における前記管型導波路の前記光導波領域の面積の光の伝搬方向の距離に対する減少率は前記入射端から前記出力端に向かって小さくなることが好ましい。
本発明に係る他の実施形態である光受信装置107の概念図を図27に示す。光受信装置107は受光素子11、管型導波路としてテーパー型導波路74及び光ファイバ45から構成される。図27はテーパー型導波路74の中心軸72と光ファイバ45の中心軸45cとを含む面での切断面の図である。図27において、図1、図24及び図26で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。なお、図27において、管型導波路74の光伝送領域19の断面形状は正方形として説明する。
管型導波路74はテーパー型導波路64と同じ構成であり、同じ機能を有する。管型導波路74とテーパー型導波路64との違いは、光伝送領域19の断面形状が入射端16から出射端15に向けて単調減少する減少率が入射端16から出射端15に向けて小さくなっていることである。
管型導波路74は入射端16から出射端15へかけてテーパー角βが小さくなるため、入射端16近傍でテーパー角βが大きくかつ反射回数kが多くても、角度θは90°を越えないため、光Eは入射端16へは戻らない。
従って、光受信装置107は、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる。
(シミュレーション結果1)
図26の光受信装置106におけるテーパー型導波路64の効果ついてシミュレーション結果を示して本発明の効果についてさらに詳しく説明する。図28に光ファイバ45の一端47にテーパー型導波路64を接続しない従来の場合、図29に光ファイバ45の一端47にテーパー型導波路64を接続した本発明の場合の図を示す。図28及び図29において、図1、図22、図24及び図26で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。また、光Aは発光素子10から光ファイバ45の他端46に入射する。
シミュレーション条件は以下の通りである。受光素子11の受光面は直径0.1mmの円である。テーパー型導波路64の出射端15における光伝送領域19の面は一辺0.22mmの正方形である。テーパー型導波路64の入射端16における光伝送領域19の面は一辺が0.34mmの正方形である。テーパー型導波路64の光路長は3mmである。光ファイバ45はコアの直径が0.24mm、コアを覆うクラッドの表面までの直径が0.25mmであり、一端47から他端46までの光路長は1cmである。光ファイバ45に屈曲状態を与えるために、光ファイバ45は一端47から他端46まで半径5mmの円に沿うように一様に屈曲させる。図28及び図29にシミュレーション条件の概略図を示す。
なお、光ファイバ45の中心軸方向をZ方向とし、一端47から他端46へ光が伝搬する方向をZの正方向とする。さらに、光ファイバ45のZ方向に垂直な断面(以下、「光ファイバのZ方向に垂直な断面」を「断面」と略記する。)において、前記半径5mmの円の半径方向をX方向とし、前記円の中心方向をXの正方向とする。さらに、前記断面においてX方向及びZ方向と垂直な方向をY方向とし、図28及び図29の奥側から手前方向をYの正方向と定義する。
発光素子10と光ファイバ45とはアライメントされていても光ファイバ45の中心軸と発光素子10からの光Aの光軸位置とは異なる場合がある。発光素子10と光ファイバ45との間の組み立て誤差を以下のようにシミュレーションする。
光ファイバ45の他端46に入射する光Aの光軸位置A−0からA−4を図30に示す。図28は光ファイバ45の他端46の面における図である。図30において、図1、図22、図24及び図26で用いた符号と同じ符号は同じ構成又は同じ光である。光ファイバ45の中心軸45cを原点(0,0)、中心軸45cの他端46から一端47の方向をZの正方向、図30の下から上方向をYの正方向、右から左方向をXの正方向とする。
発光素子10と光ファイバ45との間に組み立て誤差のない状態は座標(0,0)の光軸位置A−0から光Aが入射するとしてシミュレーションする。発光素子10と光ファイバ45との間に組み立て誤差のある状態は座標(0.1,0)の光軸位置A−1、座標(0,0.1)の光軸位置A−2、座標(−0.1,0)の光軸位置A−3及び座標(0,−0.1)の光軸位置A−4から光Aが入射するとしてシミュレーションする。なお、座標の単位はmmである。
図28の場合において、光ファイバ45の他端46の光軸位置A−0、A−1、A−3及びA−4に入射した光Aの一端47におけるFFPをシミュレーションした結果をそれぞれ図31、図32、図33及び図34に示す。図29の場合において、光ファイバ45の他端46の光軸位置A−0、A−1、A−3及びA−4に入射した光Aがテーパー型導波路64に結合され、出射端15におけるFFPをシミュレーションした結果をそれぞれ図35、図36、図37及び図38に示す。図30から図38のシミュレーション結果においてFFPの光強度を色相で表示しており、光強度は茶色から白色へ強くなることを示している。
図31は光軸位置A−0から光Aが入射した場合のシミュレーション結果である。光ファイバ45の屈曲のため光AはXの負方向へ偏り、一端47のNFPはXの負方向の光強度が強くなっている。
図32は光軸位置A−1から光Aが入射した場合のシミュレーション結果である。光ファイバ45の屈曲のため光AはXの負方向へ拡散して、一端47におけるNFPの偏りは緩和されている。
図33は光軸位置A−3から光Aが入射した場合のシミュレーション結果である。光ファイバ45の屈曲のため光AはさらにXの負方向へ偏り、一端47のNFPはXの負方向に大きく偏っている。
図34は光軸位置A−4から光Aが入射した場合のシミュレーション結果である。図31で説明した理由と同様に、一端47のNFPはXの負方向の光強度が強くなっている。なお、光AがYの負の位置からの入射のため、一端47のNFPもYの負方向の光強度が強くなっている。
従って、光ファイバ45の一端47におけるNFPは光ファイバ45の屈曲及び光Aの他端46における光軸位置の影響が大きい。
特に、光Aを直接光軸位置A−0、A−3及びA−4に入射する場合、図31、図33及び図34に示すように光ファイバ45の一端47において、Xの正方向の位置からの光量が少なく、受光素子11は十分な光量を受光できない可能性がある。
一方、図35から図38は光Aのテーパー型導波路64の出射端15におけるNFPのシミュレーション結果である。光Aの入射位置の等しい図31と図35と、図32と図36と、図33と図37と及び図34と図38とを比較すれば、図26で説明したようにテーパー型導波路64は光Aの光軸位置に関わらず光ファイバ45の一端47で生じていたNFPの偏りを緩和している。
従って、テーパー型導波路64は、発光素子10と光ファイバ45との間の組み立て誤差による光BのNFPへの影響を小さくすることができる。
(シミュレーション結果2)
図28及び図29の場合において、受光素子が受光できる光量についてのシミュレーション結果を示す。
図28の場合、光ファイバ45の一端47に受光素子11が接続されている。図29の場合、テーパー型導波路64の出射端15に発光素子11が接続されている。
発光素子と光ファイバとの関係と同様に、受光素子と光ファイバとはアライメントされても光ファイバの中心軸と受光素子の受光面の中心位置とは異なる場合がある。受光素子11と光ファイバ45又はテーパー型導波路64との組み立て誤差を以下のようにシミュレーションする。
図28の場合の光ファイバ45の一端47と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図を図39及び図41に示す。図29の場合のテーパー型導波路64の出射端15と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図を図40及び図42に示す。
図39は光ファイバ45の中心軸と受光素子11の受光面11aの中心が一致、すなわち受光素子11と光ファイバ45との間に組み立て誤差がない場合の図である。
図40はテーパー型導波路64の中心軸と受光素子11の受光面11aの中心が一致、すなわち受光素子11とテーパー型導波路64との間に組み立て誤差がない場合の図である。
図41は受光素子11の受光面11aの中心が一端47の面の座標(0.05,0)にある、すなわち受光素子11と光ファイバ45との間に組み立て誤差がある場合の図である。
図42は受光素子11の受光面11aの中心が出射端15の面の座標(0.05,0)にある、すなわち受光素子11とテーパー型導波路64との間に組み立て誤差がある場合の図である。図41及び図42の座標の単位はmmである。
図39及び図40の受光素子11と光ファイバ45又はテーパー型導波路64との間に組み立て誤差が無い場合において、光ファイバ45の一端47において受光素子11が受光できる光量とテーパー型導波路64の出射端15において受光素子11が受光できる光量とを光ファイバ45の他端46における光Aの光軸位置毎にシミュレーションした結果を表1に示す。シミュレーション結果は光ファイバ45に入射する光Aの光量と受光素子11が受光する光量との比率を減衰量で示しており、単位はdBである。
Figure 2007094209
光ファイバ45と受光素子11の受光面11aとの相対位置が図39の場合、前記減衰量が最大の光軸位置A−3と前記減衰量が最小の光軸位置A−4との差は3.29dBとなる。図31から図34で説明したように、前記減衰量は光Aの光軸位置で大きく異なる。すなわち、光ファイバ45に受光素子11を直接接続した場合、受光素子11が受光できる光量は発光素子10と光ファイバ45との組み立て誤差の影響が大きい。
一方、テーパー型導波路64と受光素子11の受光面11aとの相対位置が図40の場合、前記減衰量が最大の光軸位置A−4と前記減衰量が最小の光軸位置A−3との差は0.16dBである。図35から図38で説明したように出射端15において光ファイバ45の一端47のNFPの偏りが緩和されるため、光Aの光軸位置による前記減衰量の違いは小さい。
従って、受光素子11がテーパー型導波路64を介して光ファイバ45からの光を受光することで、発光素子10と光ファイバ45との組み立て誤差の影響を小さくすることができ、受光素子11は発光素子10からの光データを安定して受光することができる。
次に、図41及び図42の受光素子11と光ファイバ45又はテーパー型導波路64との間に組み立て誤差がある場合において、光ファイバ45の一端47において受光素子11が受光できる光量とテーパー型導波路64の出射端15において受光素子11が受光できる光量とを光ファイバ45の他端46における光Aの光軸位置毎にシミュレーションした結果を表2に示す。表1と同様に、光ファイバ45に入射する光Aの光量と受光素子11が受光する光量との比率を減衰量で示している。
Figure 2007094209
光ファイバ45と受光素子11の受光面11aとの相対位置が図41の場合、前記減衰量が最大の光軸位置A−3と前記減衰量が最小の光軸位置A−1との差は44.96dBとなる。表1で説明したように、受光素子11は発光素子10と光ファイバ45との間の組み立て誤差の影響を大きく受ける。さらに、光ファイバ45と受光素子11との間の組み立て誤差のため、光Aの光軸位置の影響はさらに大きくなる。
一方、テーパー型導波路64と受光素子11の受光面11aとの相対位置が図42の場合、前記減衰量が最大の光軸位置A−3と前記減衰量が最小の光軸位置A−1との差は1.47dBである。表1で説明したように、テーパー型導波路64は受光素子11が受光する光量に対する発光素子10と光ファイバ45との間の組み立て誤差の影響を小さくすることができる。さらに、テーパー型導波路64は受光素子11が受光する光量に対するテーパー型導波路64と受光素子11との間に組み立て誤差の影響を小さくすることができる。
表1及び表2の結果より、受光素子が管型導波路を介して光ファイバからの光を受光することで、発光素子と光ファイバとの組み立て誤差及び受光素子と管型導波路との組み立て誤差の影響を小さくすることができ、受光素子は発光素子からの光データを安定して受光することができる。
従って、本発明に係る光受信装置は管型導波路を備えたことで、光ファイバの端から出射する光のNFPに偏りが発生又は前記NFPの偏りが変動しても、安定して光データを受信できる。
本発明に係る光受信装置は照明機器やレーザーマーキング装置として利用することができる。
本発明に係る一の実施形態である光受信装置101の概念図である。 光導波領域19の断面(形状1)の図である。 光導波領域19の断面(形状2)の図である。 光導波領域19の断面(形状3)の図である。 光導波領域19の断面(形状4)の図である。 光導波領域19の断面(形状5)の図である。 光導波領域19の断面(形状6)の図である。 光導波領域19の断面(形状7)の図である。 光導波領域19の断面(形状8)の図である。 光導波領域19の断面(形状9)の図である。 光導波領域19の断面(形状10)の図である。 光導波領域19の断面(形状11)の図である。 光導波領域19の断面(形状12)の図である。 光導波領域19の断面(形状13)の図である。 光導波領域19の断面(形状14)の図である。 光導波領域19の断面(形状15)の図である。 光導波領域19の断面(形状16)の図である。 光導波領域19の断面(形状17)の図である。 光導波領域19の断面(形状18)の図である。 光導波領域19の断面(形状19)の図である。 光導波領域19の断面(形状20)の図である。 管型導波路14の出射端15と受光素子11の発光面11aとの相対位置の関係の図である。 本発明に係る他の実施形態である光受信装置103の概念図である。 本発明に係る他の実施形態である光受信装置104の概念図である。 光ファイバ45の一端47と管型導波路14の入射端16との相対位置の関係の図である。 本発明に係る他の実施形態である光受信装置106の概念図である。 本発明に係る他の実施形態である光受信装置107の概念図である。 シミュレーションを行う従来の光受信装置の概念図である。 シミュレーションを行う本発明に係る光受信装置の概念図である。 光ファイバ45の他端46における光Aの光軸位置を示した図である。 光ファイバ45の一端47における光AのNFPをシミュレーションした結果である。 光ファイバ45の一端47における光AのNFPをシミュレーションした結果である。 光ファイバ45の一端47における光AのNFPをシミュレーションした結果である。 光ファイバ45の一端47における光AのNFPをシミュレーションした結果である。 テーパー型導波路64の出射端15における光BのNFPをシミュレーションした結果である。 テーパー型導波路64の出射端15における光BのNFPをシミュレーションした結果である。 テーパー型導波路64の出射端15における光BのNFPをシミュレーションした結果である。 テーパー型導波路64の出射端15における光BのNFPをシミュレーションした結果である。 光ファイバ45の一端47と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図である。 テーパー型導波路64の出射端15と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図である。 光ファイバ45の一端47と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図である。 テーパー型導波路64の出射端15と受光素子11の受光面11aとの相対位置を表した図である。
符号の説明
101、103、104、106、107 光受信装置
11 受光素子
11a 受光素子11の発光面
12 中心軸
14、34、34a、34b 管型導波路
15 出射端
16 入射端
18 反射面
19 光導波領域
22、52 組み立て精度
26、56 領域
45 光ファイバ
45a コア
45b クラッド
45c 中心軸
46 他端
47 一端
61 平行線
62、72 中心軸
64、74 テーパー型導波路
A、B、E 光
A−0〜4 光Aの光軸位置
k 反射回数
β テーパー角
θ、θ、θ、θ 角度
θ 限界角

Claims (11)

  1. 入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が多角形である管型導波路と、
    前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、
    を備える光受信装置。
  2. 入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が角丸多角形である管型導波路と、
    前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、
    を備える光受信装置。
  3. 入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が複数の曲率を有する一の単一閉曲線で囲まれた形状である管型導波路と、
    前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、
    を備える光受信装置。
  4. 入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が複数の曲線の端同士を接続して囲まれた形状且つ前記複数の曲線の接続点を特異点とする形状である管型導波路と、
    前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、
    を備える光受信装置。
  5. 入射端に入射する光を鏡面反射又は全反射で出射端に伝搬する光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状が少なくとも一の線分の端と少なくとも一の曲線の端とを接続して囲まれた形状である管型導波路と、
    前記管型導波路の前記出射端に接続し、前記管型導波路からの光を受光する受光素子と、
    を備える光受信装置。
  6. 前記管型導波路の前記出射端の面における前記光導波領域の大きさは前記受光素子の受光面の大きさより大きいことを特徴とする請求項1から5に記載のいずれかの光受信装置。
  7. 前記管型導波路の前記入射端に接続する一端から前記管型導波路の前記光導波領域に光を入射するマルチモード型の光ファイバをさらに備えることを特徴とする請求項1から6に記載のいずれかの光受信装置。
  8. 前記管型導波路の前記入射端の面における前記光導波領域の大きさは前記光ファイバの前記一端の面におけるコアの大きさより大きいことを特徴とする請求項7に記載の光受信装置。
  9. 前記管型導波路の前記光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積は前記入射端から前記出射端へ単調減少していることを特徴とする請求項1から8に記載のいずれかの光受信装置。
  10. 前記管型導波路の前記光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の面積が前記入射端から前記出射端へ単調減少する減少率は前記入射端から前記出力端に向かって小さくなることを特徴とする請求項9に記載の光受信装置。
  11. 前記管型導波路の一の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状と前記管型導波路の他の区間における光導波領域の光の伝搬方向に垂直な断面の形状とが異なる形状であることを特徴とする請求項1から8に記載のいずれかの光受信装置。
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