JPH08122045A - 物品計測装置 - Google Patents

物品計測装置

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JPH08122045A
JPH08122045A JP6280028A JP28002894A JPH08122045A JP H08122045 A JPH08122045 A JP H08122045A JP 6280028 A JP6280028 A JP 6280028A JP 28002894 A JP28002894 A JP 28002894A JP H08122045 A JPH08122045 A JP H08122045A
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JP
Japan
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article
unit
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JP6280028A
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English (en)
Inventor
Seiji Takei
誠治 武井
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Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/002Details
    • G01B3/008Arrangements for controlling the measuring force
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物へ当接するプローブユニットの押圧
力(推力)を適正に制御できるようにすること。 【構成】 ベース部材としてのベッド1には、テーブル
2が移動可能となるように取り付けられる。ベース部材
側に配置された電機子コイル22と、可動部材側に配置
された界磁マグネット69とにより駆動ユニットが構成
されており、テーブル2にはプローブユニット80が締
結されて駆動ユニットによって長手方向に駆動される。
更にベース部材としてのベッド1側にはリニア磁気スケ
ール71が配置され、可動部材としてのテーブル2側に
は磁気センサ部72が配置されており、リニア磁気スケ
ール71と磁気センサ部72との相対移動によって生ず
るパルス出力が演算ユニットに供給されてプローブユニ
ット80の相対移動量が算出される。プローブユニット
の推力は電機子コイル22に供給する駆動電流にほぼ比
例するため、プローブユニットの微妙な推力制御を実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばベルトコンベア
等によって搬送される物品(製品)の外形(外側形状)
又は内形(内側形状)寸法等を計測することを可能とし
た物品計測装置に関するものである。この物品は、固体
は勿論、流動物であっても外観が包装されることによっ
て計測可能な有体物を含む。
【0002】
【従来の技術】一般に連続的に多量生産される製品にお
いては、その外形又は内形寸法が規定の範囲内の寸法に
あるか否かを検査するために、生産された全製品又はサ
ンプリングされた製品を対象として計測装置によって外
形又は内形寸法を計測し、外形又は内形寸法が規定の範
囲を逸脱している場合には、当該製品を除外する等の対
応がとられている。そして、この種の製品の外形又は内
形寸法を計測するには、例えばベルトコンベア等によっ
て搬送される製品が測定位置に到来した時点で一時的に
ベルトコンベアによる搬送作用を停止せしめ、その停止
状態において製品の外形又は内形寸法を計測する場合
と、ベルトコンベアによって連続的に搬送されている状
態で製品の外形又は内形寸法を計測する場合とが存在す
る。
【0003】従来、この種の計測装置としては、光学的
又は機械的に外形又は内形寸法を計測するタイプに分類
することができる。
【0004】この様な従来の光学的な計測装置において
は、例えば投射光源とこの投射光源からの投射光を受光
するセンサの組み合わせにより構成される場合があり、
投射光中に存在する製品の陰影の境界部分をセンサによ
って抽出し、製品の外形又は内形寸法を演算させる等の
手段が採用される。
【0005】また、光学的な計測装置の他の例として
は、例えばテレビカメラによって撮像した製品の映像信
号を2値化し、この2値化信号に基づいて製品の外形を
演算させる等の手段が採用される。
【0006】更に、機械的な計測装置としては、計測し
ようとする製品の両側面に対して直接的にプローブを押
し当て、製品に押し当てられた状態におけるプローブ間
の距離を算出することで、製品の外形又は内形寸法を求
めるような手段が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の前記
した光学的な計測装置においては、投射光源とこの投射
光源からの投射光を受光するセンサの組み合わせによる
構成にしても、またテレビカメラによって撮像した映像
信号を2値化するようにした構成にしても、その計測の
ための取り付けや位置決め等の構成が複雑であり、装置
の全体的なコストが上昇し、初期設定並びにメンテナン
スに多大の工数が必要であるという問題点を有してい
る。
【0008】一方、従来の機械的な計測装置において
は、前者の光学的な計測装置に比較して構成が単純であ
り、装置全体のコストも低く、初期設定並びにメンテナ
ンスに関する工数も比較的低減し得るという特質を有し
ている。しかしながら被測定物としての製品に直接タッ
チするプローブの押し当て作用は、例えばボールネジ等
の機械的な減速機が用いられるが送り量が設定されてし
まうので、製品に対するプローブの押圧力のコントロー
ル設定が難しく、場合によってはプローブの過度の押圧
力により製品に対して損傷を与えるという問題点を有し
ている。
【0009】そこで、本発明は前記した従来の問題点に
鑑みて成されたものであり、リニアモータを用いた駆動
ユニットを用いて機械的な計測装置におけるプローブの
押圧力(推力)を任意の値で適正に制御することが可能
な物品計測装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に成された本発明の物品計測装置は、ベース部材と、こ
のベース部材に対して移動可能となるようにベース部材
上に取り付けられた可動部材と、べース部材と可動部材
との間に磁気的に結合するように配置された電機子コイ
ルと界磁マグネットより成る駆動ユニットと、ベース部
材と可動部材との間に配置されベース部材に対する可動
部材の相対位置を電気信号として出力する相対位置検知
ユニットと、前記可動部材上に設けた物品の外形又は内
形寸法を計測するプローブと、前記駆動ユニットによる
駆動動作によって前記プローブで計測される物品の外形
又は内形寸法を、前記相対位置検知ユニットより出力さ
れる電気信号に基づいて演算する演算ユニットとを備え
て構成したものである。また、本発明に係る物品計測装
置は、ベース部材と、このベース部材に対して移動可能
となるようにベース部材上に取り付けられた2つの可動
部材と、ベース部材と可動部材との間に磁気的に結合す
るように配置された電機子コイルと界磁マグネットより
成る駆動ユニットと、ベース部材と2つの可動部材との
間に配置されベース部材に対する可動部材の相対位置を
それぞれ電気信号として出力する相対位置検知ユニット
と、前記2つの可動部材にそれぞれ対向するように配置
され物品の外形又は内形寸法を計測する第1及び第2プ
ローブと、前記駆動ユニットによる駆動動作によって第
1及び第2プローブで計測される物品の外形又は内形寸
法を、それぞれの相対位置検知ユニットより出力される
電気信号に基づいて演算する演算ユニットとを備えて構
成したものである。また、本発明は、近接センサからの
指令によってリニアモータの速度を減速させ、プローブ
が物品に接触後所定の測定荷重に達したことを演算ユニ
ットにより判定してリニアモータを停止させるように構
成したものである。
【0011】
【作用】本発明の物品計測装置においては、ベース部材
に対して移動可能となるように設けられた可動部材が互
いに磁気的に結合するように配置された電機子コイルと
界磁マグネットよりなる駆動ユニットにより駆動される
ようになされ、可動部材に物品を測定するためのプロー
ブを配置するように構成されているので、電機子コイル
に対する駆動電流を調整することで、被測定物に対する
プローブの押圧力(推力)を任意の値で適正に制御する
ことが可能となる。しかも、本発明の物品計測装置にお
いては、駆動ユニットが本来備えている相対位置検知ユ
ニットを用いているので、測定精度が向上すると共に特
別な装置を用いることなく計測装置を構成することがで
き、安価に構成することができる。また、本発明に係る
物品計測装置は、近接センサからの指令によってリニア
モータの速度を減速させ、プローブが物品に接触後所定
の測定荷重に達したことを演算ユニットにより判定して
リニアモータを停止させるように構成したので、より高
精度な測定が可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る物品計測装置を図に示す
実施例に基づいて説明する。この物品計測装置における
駆動ユニットは直流リニアモータを基本構成としてお
り、その第1の実施例の構成を図1乃至図6を用いて説
明する。当該駆動ユニットは、駆動手段としてのリニア
直流モータと、移動させるべき被移動体、すなわち後述
する可動部材としてのテーブルと、このテーブル上に取
り付けられたプローブ等を担持すると共に該リニア直流
モータの一次側及び二次側の相互の作動の案内をなす案
内手段としての案内ユニットとを相互付加してなる。本
実施例の場合、駆動手段として可動マグネット型のリニ
ア直流モータが採用されているが、可動コイル型のリニ
ア直流モータも適用可能であることは勿論である。
【0013】以下、まず、上記案内ユニットから説明す
る。
【0014】図1乃至図3に示すように、この案内ユニ
ットは、全体として平板状に形成されたベース部材とし
てのベッド1と、該ベッド1の長手方向に沿って移動す
べき可動部材としてのテーブル2とを有している。図1
及び図3に示すように、ベッド1の上面には、平板状に
形成されて該ベッド1とほぼ同じ長さを有するコイルヨ
ーク3が配置されており、複数本のボルト(六角穴つ
き:図3参照)5によって該ベッド1に対して締結され
ている。
【0015】該コイルヨーク3の上面両側部には、2本
のトラックレール7が該コイルヨーク3の長手方向に沿
って配置されており、かつ、複数本の平小ねじ8(図3
参照)によって該コイルヨーク3に締結されている。
【0016】図4に示すように、上記トラックレール7
の外側部には、軌道として、断面形状が略半円状の軌道
溝7aが1条形成されている。そして、図1及び図3か
ら明らかなように、該トラックレール7の外側には該ト
ラックレール7に対して相対運動自在な摺動台としての
スライドメンバー10が配置されており、且つ、例えば
2本のボルト(六角穴つき)12によってテーブル2の
下面側に締結されている。なお、図3から明らかなよう
に、テーブル2には、このボルト12の頭部及びねじ部
が夫々挿通される座ぐり部2a及び挿通孔2bが形成さ
れており、ボルト12はこれら座ぐり部2a、挿通孔2
b内に埋没せられ、テーブル2の上面に突出してはいな
い。
【0017】上記スライドメンバー10には転動体循環
路(図示せず)が形成されており、該転動体循環路内に
は転動体としての多数のボール13が配列収容されてい
る。これらのボール13は、トラックレール7に対する
スライドメンバー10の移動に伴ってトラックレール7
の軌道溝7a上を転動しつつ循環してトラックレール7
及びスライドメンバー10の間で荷重を負荷する。
【0018】図4に示すように、上記スライドメンバー
10は、ケーシング14と、該ケーシング14の両端部
にさら小ねじ15により結合された一対のエンドキャッ
プ16a,16bと、該両エンドキャップ16a,16
bの外面に共締めされた2枚のシール17a及び17b
とを有している。上記転動体循環路は、ケーシング14
を該ケーシングの長手方向において直線的に貫くように
かつ互いに平行に形成された負荷軌道溝及びリターン路
と、両エンドキャップ16a,16bに形成された該負
荷軌道溝及びリターン路の両端部同士を連通させる一対
の略円弧状の方向転換路とから成る。なお、該負荷軌道
溝がトラックレール7の軌道溝7aと対向している。
【0019】上記した構成の案内ユニットは、平坦な取
付面に対して複数のボルト(六角穴つき:図示せず)に
よって締結される。このため、図3に示すように、ベッ
ド1は、これを該取付面に固定するための平坦な取付底
面1aを有している。図1乃至図3に示すように、ベッ
ド1の両側部には、該ベッドを取付面(ベース)に締結
するための上記ボルトの頭部及びねじ部が夫々挿通され
る座ぐり部1b及び挿通孔1cが形成されており、該ボ
ルトはこれら座ぐり部1b、挿通孔1c内に埋没し、ベ
ッド1の上面に突出することはない。また、図1及び図
2に示すように、このベッド1に対して可動なテーブル
2の上面側には例えば4つのねじ孔2cが四偶に形成さ
れており、後述するプローブユニット80がこれらのね
じ孔2cに螺合するボルト(図示せず)によって該テー
ブル2に対して締結される。
【0020】続いて、上記した構成の案内ユニットと相
互付加されたリニア直流モータの一次側及び二次側につ
いて詳述する。
【0021】まず、一次側については、図1乃至図3並
びに図5に示すように、ベッド1上に搭載された前述の
コイルヨーク3と、該コイルヨーク3の上面側に該コイ
ルヨークの長手方向に沿って配置されたコイル基板20
と、該コイル基板20の下面側、すなわちコイルヨーク
3側に、上記テーブル2が移動すべき方向に沿って一列
に並べて貼着されることにより担持された例えば14個
の電機子コイル22とを有している。なお、各電機子コ
イル22は、略矩形環状に巻回されている。また、図3
及び図5に示すように、コイル基板20には、各電機子
コイル22に対応してホール効果素子43が設けられて
いる。
【0022】上記各電機子コイル22及びコイル基板2
0の双方は、該各電機子コイル22の個々について例え
ば2本ずつ挿通された締結部材としてのさら小ねじ24
により、該コイル基板20を外側にしてコイルヨーク3
に共締めされている。
【0023】そして、図3及び図5に示すように、さら
小ねじ24によって締め付けられるコイル基板20と該
さら小ねじ24が螺合するコイルヨーク3との間には、
間座アセンブリ26が介装されている。これらの間座ア
センブリ26は、さら小ねじ24を締め付けることによ
りコイル基板20が反り等の変形を生じぬように設けら
れたものであり、各電機子コイル22の内側に嵌挿せら
れている。
【0024】次に、上記した各電機子コイル22に対す
る給電等を行うための回路基板について説明する。
【0025】図1、図3及び図5に示すように、この回
路基板30は、上面側にてコイルヨーク3を介してコイ
ル基板20を搭載したベッド1の下面側に該コイル基板
20と平行に配置されており、且つ、複数のボルト(六
角穴つき)5により該ベッド1に対して締結されてい
る。なお、これらのボルト5は、上記コイルヨーク3の
ベッド1に対する締結をもなすものである。
【0026】図5に示すように、上記回路基板30は、
電子部品33,34等で構成された駆動回路を夫々設け
た複数の区割部35を連ねて成る。これらの区割部35
は、14個並設された各電機子コイル22のうち、2つ
ずつの電機子コイルを単位としてこれに対応して設けら
れ、その数はこの場合7となっている。
【0027】上記各区割部35に設けられた駆動回路
は、1つの電機子コイルに対して励磁電流を供給する回
路部分を1組、すなわち2つの電機子コイルに対応する
回路を含んでいる。
【0028】続いて、上記回路基板30と、その上方に
配置されたコイル基板20の区割りの構成について詳述
する。
【0029】まず、回路基板30について説明する。
【0030】この回路基板30を製作する場合、基本長
さを有する基本基板54(図5にその一部を示す)を用
意する。この基本基板54は、図5に基づいて説明した
区割部35を例えば6つ、一体に連ねてなる。前述した
ように、これらの区割部35には、単位化された2つず
つの電機子コイル22に対して給電等を行う駆動回路が
設けられている。なお、図5に示すように、基本基板5
4の表裏両面(図には裏面のみを示している)には、各
区割部35を判別するためのマークとして破線55が印
刷されている。
【0031】前述した回路基板30は、上記区割部35
を7つ連ねなければならないから、上記の基本基板54
が有する6つの区割部35のうち1つを上記破線55に
て切断して分割し、この分割した区割部35を図5に示
すように未分割の基本基板54の一端に列設し、相互の
接続端子同士を接続することにより完成する。
【0032】なお、図5において、上記分割された区割
部35と基本基板54との接続は、例えば、両者の接続
端子部分に設けられたスルーホール35bに嵌入する端
子57aを有する単一の接続部品57により行われる。
なお、この接続端子部分同士の接続は銅線等を用いて行
ってもよいが、このような接続部品57を用いて接続を
行うようになしたことにより、一度に接続することがで
きると共に、該接続部品57が有する剛性によって接続
部の補強がなされる。また、接続部品57としては、単
に導通接続作用のみをなす部品を用いてもよい他、IC
等の電子部品を共用してもよい。
【0033】次いで、コイル基板20について説明す
る。
【0034】全体としては図示していないが、このコイ
ル基板20を製作する場合、図5に示すように、上記し
た回路基板30用の基本基板54とほぼ同じ長さの基本
基板59を用意する。この基本基板59は、回路基板3
0用の基本基板54と同様に6つの区割部60を一体に
連ねてなる。図示のように、これら6つの区割部60に
は、2つずつの電機子コイル22が単位化されて貼着さ
れており、基本基板59上に並設された電機子コイル2
2の総数は12となっている。なお、図5及び図2に示
すように、基本基板59の表裏両面には、これらの区割
部60を判別するためのマークとして破線61が印刷さ
れている。図5に示すように、この未分割の基本基板5
9の一端に対して、他の図示しない基本基板から分割し
た1つの区割部60を連ねて接続することによりコイル
基板20が形成される。なお、図5において、参照符号
60aは、該各区割部60に設けられた接続端子を示し
ている。
【0035】なお、これまでの記載では、コイル基板2
0及び回路基板30について、2つずつの電機子コイル
22とこれらを駆動するための駆動回路とを単位化して
区割りしているが、3つ以上の電機子コイル及びその駆
動回路について夫々単位化して区割りしてもよい。ま
た、本実施例においては、総数14の電機子コイル22
を備える駆動ユニットを製造する際、12個の電機子コ
イル22を担持させた基本基板59とこれら電機子コイ
ル22のうち2つずつに対応する駆動回路を複数並設さ
せた基本基板54とを用意するものとしているが、これ
ら基本基板54,59の全長、すなわちこれらに具備さ
せるべき電機子コイル及び駆動回路の数についてはその
設定を適宜変え得ることは勿論である。
【0036】また、本実施例においては、基本基板5
4,59に設けられた区割部35,60のうち1以上を
分割し、これを未分割の基本基板54,59に継ぎ足す
ことによりコイル基板20及び回路基板30を構成して
いるが、製作すべき駆動ユニットの作動ストロークが基
本基板54,59の全長よりも短い場合は、該各基本基
板54,59に設けられた各区割部35,60のうち1
以上を必要に応じて切除すればよい。このように、基本
基板から一部の区割部を切り離して他の未分割の基本基
板に継ぎ足したり、単に基本基板の一部を切除すること
によって所望の長さの基板を自在に得ることができる訳
である。また、上記のように一部を切り離された基本基
板の残余部分に関しても、どのような状態にでも転用可
能である。
【0037】図3及び図5に示すように、ベッド1及び
コイルヨーク3を介して互いに離間して配置されたコイ
ル基板20及び回路基板30は、該両基板の相互対向面
側に設けられた複数、この場合7つずつの接続手段とし
ての雌雄両コネクタ63及び64同士を接続させること
により接続される。これらのコネクタ63,64は、前
述のように単位化された2つずつの電機子コイル22及
びその駆動回路が夫々設けられた各区割部35及び60
の各々に対して1つずつ配置されており、図3に示すよ
うに、ベッド1及びコイルヨーク3に形成された開口部
1e及び3eを通じて相互接続される。このように、コ
イル基板20及び回路基板30の各区割部35,60に
ついて1つずつのコネクタ63,64を設けたので、該
両区割部35,60同士を互いに組付ける際に両者の方
向性を迅速かつ容易に認識することができ、作業が容易
となる。なお、両区割部35,60同士の接続について
は、上記のようにコネクタによらず、導電線によっても
よい。また、設けるコネクタの数は、上記のように各区
割部35,60について1つのみ設ける他、2つずつ以
上設けることとしてもよい。
【0038】一方、リニア直流モータの二次側に関して
は、下記のように構成されている。
【0039】図1及び図3に示すように、該二次側は、
テーブル2の下面側に固着されたマグネットヨーク68
と、上記一次側の電機子コイル22の各々と対向すべく
該マグネットヨーク68の下面に固設された界磁マグネ
ット69とを有している。図6に示すように、界磁マグ
ネット69は、全体として矩形板状に形成され、一次側
及び二次側の相対移動がなされる方向A、すなわちベッ
ド1の長手方向に沿って、N及びSの磁極が複数、例え
ば5極が交互に並ぶように配設着磁されている。
【0040】当該駆動ユニットにおいては、上記ベッド
1及びテーブル2の相対位置を検知するための相対位置
検知ユニットとして、下記の構成のものが設けられてい
る。
【0041】すなわち、該相対位置検知ユニットは、図
1乃至図3に示すリニア磁気スケール71と、図3に示
す磁気センサ部72とからなる。該リニア磁気スケール
71は、上記テーブル2の移動方向において延在せら
れ、その長手方向に沿ってN、Sの磁極が交互に微細ピ
ッチで多極着磁されると共に、一端に原点信号着磁部が
形成されている。そして、磁気センサ部72には、原点
検出用のホール効果素子を設けると共に、A相及びB相
の他の2つのホール効果素子を互いに上記ピッチの2分
の1だけずらせて配置している。かかる構成により、A
相、B相の信号が得られ、相対位置の検知と共に移動方
向の判別ができる。なお、図1乃至図3に示すように、
上記磁気センサ部72から信号の取出しをなすためのケ
ーブルとしてのフレキシブル基板74と、該フレキシブ
ル基板74を覆うカバー75とが設けられている。
【0042】上記した構成の駆動ユニットにおいては、
電機子コイル22に所定の電流を供給することにより、
一次側及び二次側の両者間にフレミングの左手の法則に
基づく推力が生じ、例えば一次側が結合したベッド1を
固定側とすれば、二次側と一体のテーブル2がこの推力
によって移動する。そして、前述した相対位置検知ユニ
ットにより、ベッド1に対するテーブル2の位置が検知
される。
【0043】なお以上は、物品計測装置における駆動ユ
ニットとしての直流リニアモータの構成について説明し
たが、前記テーブル2の上面には、ねじ孔2cに螺合す
るボルトによってプローブユニット80が締結されてい
る。このプローブユニット80はテーブル2に締結され
た板状部81と、板状部81に対して垂直に立ち上げら
れたプローブ部82より構成されており、このプローブ
部82には差動トランス方式、あるいは、通電方式、あ
るいはまた、圧電素子などより成る計測位置検知センサ
(タッチセンサ)83が取り付けられている。
【0044】この計測位置検知センサ83は、後述する
ように被測定物としての物品を計測したときに電気出力
を発生するものであり、その電気出力は例えば前記磁気
センサ部72からの信号の取出しを成すためのフレキシ
ブル基板74を介して導出される。図13には、タッチ
センサ方式の計測位置検知センサ83がプローブ部82
に取り付けられた状態が示されている。この計測位置検
知センサ83は、2つのナット83−1及び83−2に
より任意の位置に固定される。また、先端部に回転可能
に取り付けられたボール83−3は被測定物にタッチす
ることによってON−OFFされるように構成されてお
り、ばね83−4によって矢印方向に伸縮できるように
構成されている。
【0045】図7は以上のように成された直流リニアモ
ータによる駆動ユニットLMを用いて物品計測装置を構
成した状態を示している。すなわち駆動ユニットLMは
計測装置の取付けベース(図示せず)に対し、ベッド1
に形成された挿通孔1cに挿通されるボルトによって締
結される。図7における符合100は矢印方向に移動す
る搬送テーブル、すなわちベルトコンベアBC上に載置
され、順次搬送される1つの被測定物を示しており、図
7においては円筒形の製品が測定位置に位置している状
態が例示されている。
【0046】図に示すように直流リニアモータによる駆
動ユニットLMは、その長手方向がベルトコンベアBC
における搬送方向に対して鉛直方向となるように配置さ
れており、したがって前記テーブル2の上面に締結され
たプローブユニット80のプローブ部82は、被測定物
100の搬送方向に対して鉛直方向に移動して接近し、
被測定物100に対して当接することになる。この時、
ベッド1側に配置されたリニア磁気スケール71と、テ
ーブル2側に配置された磁気センサ部72より成る相対
位置検知ユニットより、プローブユニット80の移動量
に応じた電気信号、すなわちパルス出力が発生する。こ
のパルス出力は後述する演算ユニットに供給される。
【0047】一方、計測装置の取付けベースには駆動ユ
ニットLMに締結された前記プローブユニット80に対
向するように固定のプローブユニット90が取り付けら
れている。したがって被測定物100は駆動ユニットL
Mによって駆動される第1のプローブユニット80及び
固定の第2のプローブユニット90によって挾持され
る。なお、この第2のプローブユニット90はシリンダ
等により可動としてもよい。
【0048】駆動ユニットLMによって駆動される第1
のプローブユニット80の被測定物100への押圧力
(推力)は、駆動ユニットLMにおける電機子コイル2
2に供給する駆動電流にほぼ比例し、駆動電流を調整す
ることにより被測定物100に対するプローブの押圧力
(推力)を任意の値、例えば100グラム程度の適性値
に制御することが可能となる。
【0049】そして第1及び第2のプローブ80,90
によって被測定物100を挾持したとき、第1のプロー
ブユニット80に設けられた計測位置検知センサ83よ
り検知出力が発生する。この検知出力は、後述する演算
ユニットに供給される。
【0050】図8は前記相対位置検知ユニット71,7
2により出力される電気信号に基づいて被測定物100
の外形寸法を演算する演算ユニット110の例を示した
ものである。この演算ユニットは基本的にはカウンタ制
御回路110a、カウンタ回路110b、及び演算回路
110cより構成されている。
【0051】まずカウンタ制御回路110aには計測指
令信号が供給される。この計測指令信号は搬送テーブ
ル、すなわちベルトコンベアBC上に載置された被測定
物100が測定位置に位置した状態において供給され
る。そしてこの計測指令信号は駆動ユニットとしてのリ
ニアモータLMのスタート信号として利用される。カウ
ンタ制御回路110aに計測指令信号が供給されると、
カウンタ制御回路110aはカウントイネーブル信号を
発生する。またカウンタ制御回路110aには更にプロ
ーブユニット80に設けられた計測位置検知センサ83
からの検知出力が供給されるよう成されており、カウン
タ制御回路110aは計測位置検知センサ83からの検
知出力を受けると、カウントイネーブル信号の出力を停
止する。
【0052】前記カウンタ制御回路110aからもたら
されるカウントイネーブル信号は、カウンタ回路110
bのイネーブル端子ENに供給され、カウンタ回路11
0bはイネーブル状態に成される。一方、カウンタ回路
110bには、前記ベッド1側に配置されたリニア磁気
スケール71とテーブル2側に配置された磁気センサ部
72より成る相対位置検知ユニットからのパルス出力が
供給され、これはカウンタ回路110bのクロック入力
端子ckに入力される。
【0053】またカウンタ回路110bには、プローブ
のホームポジションを示す初期値Mが外部から例えばキ
ーボード等により入力されるか、または予めカウンタ回
路110b内にセットされている。そしてカウンタ回路
110bは、初期値Mよりクロック入力端子ckに入力
される相対位置検知ユニットからのパルス出力によりカ
ウントダウンする。
【0054】カウンタ回路110bはカウンタ回路11
0bに対するカウントイネーブル信号が消滅した状態に
おけるカウント値(M−M0)を演算回路110cに供
給する。そして演算回路110cにおいては、プローブ
位置と相対位置検知ユニット位置との間のオフセット値
α及び相対位置検知ユニットにおける電気出力のピッチ
間隔d、すなわちリニア磁気スケール71の着磁のピッ
チ間隔に基づいて被測定物(物品)の外形を演算し、計
測値として出力する。
【0055】この演算ユニット110における演算作用
を図9に基づいて説明する。すなわち実線で描かれたプ
ローブユニット80は、被測定物100の外形寸法の計
測を開始する場合のプローブのホームポジションMの位
置を示している。ここでカウンタ制御回路110aに計
測指令信号が供給されると、カウンタ制御回路110a
よりカウントイネーブル信号がカウンタ回路110bに
出力され、カウンタ回路110bはカウント動作が可能
な状態となる。これと同時に駆動ユニットとしてのリニ
アモータLMがスタートし、これによりプローブユニッ
ト80は被測定物100に向かって移動する。この時、
相対位置検知ユニットからもたらされるパルス出力がカ
ウンタ回路110bに供給され、カウンタ回路110b
は初期値Mよりカウントダウンを開始する。
【0056】プローブユニット80が被測定物100に
接し、第1と第2のプローブに挾持された状態、すなわ
ち図中破線で示すプローブユニット80の位置に達する
と、計測位置検知センサ83からの検知出力がカウンタ
制御回路110aに供給され、カウンタ回路110bは
カウントダウンを停止し、カウント値(M−M0)を演
算回路110cに供給する。演算回路110cにはプロ
ーブ位置と相対位置検知ユニット位置との間のオフセッ
ト値α、及び相対位置検知ユニットにおける電気出力の
ピッチ間隔、すなわちリニア磁気スケール71の着磁の
ピッチ間隔dが予め記憶されており、演算回路110c
はこれらの数値に基づいて{(M−α)−(M0−
α)}×d、すなわち(M−M0)×dの演算を成し、
計測値として出力する。この計測値は例えば表示装置に
表示するか或いはデータレコーダ等に記憶される。
【0057】図10は、本発明の物品計測装置の他の実
施例を示したものである。この例においては、ベース部
材としてのベッド1に対して可動部材としての2つのテ
ーブル2A,2Bが具備されており、これらのテーブル
にはそれぞれ第1と第2のプローブユニット80,90
が互いに対向するように取り付けられている。そしてベ
ッド1の長手方向が被測定物100を搬送する搬送テー
ブル、すなわちベルトコンベアBCの搬送方向と平行状
態に配置され、搬送される被測定物100を搬送方向の
両外側よりプローブユニット80,90により挾持する
ようプローブユニット80,90に推力を与えるよう成
されている。
【0058】したがって、この図10に示す例において
は、搬送される被測定物100の進行方向と同一方向に
推力が与えられるプローブユニット80は、被測定物1
00の進行にしたがって追従し、被測定物100の進行
方向に対向するように推力が与えられるプローブユニッ
ト90は、被測定物100の進行に抗するように制御さ
れる。
【0059】この図10の例においては2つのプローブ
ユニット80,90のそれぞれに前記した計測位置検知
センサ83a,83bを取り付け、演算ユニット110
は2つの計測位置検知センサ83a、83bの出力が発
生した時のカウント値に基づいて被測定物の外形寸法を
演算するように成される。
【0060】この例によると搬送テーブル、例えばベル
トコンベアBC上に載置され搬送中においての被測定物
100の外形寸法を計測することが可能となる。しかし
ながら、被測定物100がプローブユニット90に当接
した状態でベルトコンベアBCを停止させ、他方のプロ
ーブユニット80が移動することによって計測するよう
にしてもよい。
【0061】図10に示す例においては、非測定時にお
いてはプローブユニット80,90は物品の搬送に障害
となる。そこで図11にはプローブユニット80,90
が物品の搬送経路から退避できるように構成した例が示
されている。すなわち、プローブユニット80、90は
搬送テーブル、すなわちベルトコンベアBCの長手方向
に対して直角方向に駆動される第2のリニアモータLM
1に取り付けられ、この第2のリニアモータLM1のベ
ースは、前記可動部材としてのテーブル2に取り付けら
れた構成に成されている。なお、ここで第2のリニアモ
ータLM1を用いることなくシリンダ等を用いることに
よって前後に出没する構成としてもよい。
【0062】これによりベッド1に対するテーブル2の
移動方向を仮にX方向としたとき、第2のリニアモータ
LM1に取り付けられたプローブユニット80,90は
Y方向に移動できることになる。したがって搬送テーブ
ル上の被測定物100の外形を測定するときのみ、第2
のリニアモータLM1が動作してプローブユニット8
0、90はY方向、すなわち実線で示したように搬送経
路上に突出できるようになる。また前記プローブユニッ
ト80,90は、例えば図12(A)及び(B)に示す
ように、継手85によって垂直方向に跳ね上げられるよ
うに構成され、被測定物100の外形を測定するときの
み実線で示すように水平方向に復帰できるように構成し
てもよい。
【0063】以上の説明における相対位置検知ユニット
は、一例としてベッド1側に配置されたリニア磁気スケ
ール71と、テーブル2側に配置された磁気センサ部7
2の組み合わせにより構成したものを示したが、これに
代えて例えばベッド1側に等間隔に光透過スリットを形
成したリニア光学スケールを配置し、テーブル2側にリ
ニア光学スケールの光透過スリットを透過した光を検出
し、電気パルスに変換するフォトセンサ部を配置した構
成も考えられる。プローブの位置は、前記相対位置検知
スケールに近い側に設けて測定誤差を少なくすることは
勿論である。
【0064】なお、上記実施例では、主として物品の外
形を測定するように構成しているが、プローブユニット
80,90の取付け形状等を変えるなどして物品の内形
をも測定することができることは勿論である。
【0065】また、測定までの速度制御をさらに近接セ
ンサを付けて物品にプローブが接触する手前で減速さ
せ、接触してから所定の測定荷重になるまで制御すれば
さらに高精度な測定ができる。すなわち、図14に示す
ように、図7に示すプローブ部82に取り付けられた近
接センサ(図示せず)からの指令によって被測定物にプ
ローブ部82が近接したことを検知して図8に示す演算
回路110はリニアモータを減速させる(ステップS
1 )。次に、プローブが被測定物としての物品に接触し
たかどうかを判定する(ステップS2 )。接触しない時
は、ステップS2 の判定を繰り返し、接触した時は所定
の電流値に達したかどうかを判定する(ステップS
3 )。所定の電流値に達した場合、すなわちリニアモー
タ側で定格推力に対する指令入力電圧を設定して推力制
御を行い、所定の電流値に達したものと判定した場合に
は、演算回路110は、所定の測定荷重に達したものと
判断してリニアモータを保持させる(ステップS4 )。
このリニアモータの保持後、図8に示す回路にしたがっ
て物品が計測される。
【0066】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る物品計測装置によれば、ベース部材と可動部材との
間に磁気的に結合するように配置された電機子コイルと
界磁マグネットより成る駆動ユニットによりプローブユ
ニットを駆動するように成されているので、電機子コイ
ルに供給する駆動電流を調整することによってプローブ
ユニットの被測定物への押圧力(推力)の微妙な推力制
御を実現することが可能となる。したがって、ボールネ
ジ等の機械的な減速機を用いる従来のプローブ駆動手段
のようにプローブの過度の押圧力により製品に対して損
傷を与えるという問題点を排除することができる。ま
た、本発明によれば、駆動ユニットが備えている相対位
置検知ユニットを用いることによって特別な計測装置を
必要とすることなく物品計測装置を構成することが可能
となるので、部品点数も少なく安価に構成することがで
きる。また、本発明によれば、近接センサからの指令に
よってリニアモータを減速させプローブが物品に接触後
所定の測定荷重に達したことを判定してリニアモータを
停止させるようにしたので、より高精度な測定ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の計測装置に使用される駆動ユ
ニットの一部断面を含む斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した駆動ユニットの平面図で
ある。
【図3】図3は、図2におけるB−B線から矢印方向に
見た断面図である。
【図4】図4は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
具備するトラックレール及びスライドメンバーの一部断
面を含む斜視図である。
【図5】図5は、図1乃至図3に示した駆動ユニットの
要部の分解斜視図である。
【図6】図6は、図1乃至図3に示した駆動ユニットの
二次側の構成部材である界磁マグネットの斜視図であ
る。
【図7】図7は、図1乃至図3に示した駆動ユニットを
用いた物品計測装置を示す平面図である。
【図8】図8は、図7に示した物品計測装置に使用され
る演算ユニットを示すブロック図である。
【図9】図9は、図8に示した演算ユニットの作用を説
明するための模式図である。
【図10】図10は、図1乃至図3に示した駆動ユニッ
トを用いた物品計測装置の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図11】図11は、図10に示すように構成された物
品計測装置に適用されるプローブユニットの動作例を示
す平面図である。
【図12】図12(A)及び(B)は、図10に示すよ
うに構成された物品計測装置に適用される他のプローブ
ユニットの動作例を示す平面図である。
【図13】図13は、タッチセンサ方式の計測位置検知
センサがプローブ部に取り付けられた状態を示す図であ
る。
【図14】図14は、近接センサを用いてリニアモータ
の速度制御をした場合のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベッド(ベース部材) 2 テーブル(可動部材) 3 コイルヨーク 7 トラックレール 10 スライドメンバー 13 ボール 20 コイル基板 22 電機子コイル 30 回路基板 43 ホール効果素子 68 マグネットヨーク 69 界磁マグネット 71 リニア磁気スケール 72 磁気センサ部 80,90 プローブユニット 83 計測位置検知センサ 100 被測定物(物品) 110 演算ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、このベース部材に対して
    移動可能となるようにベース部材上に取り付けられた可
    動部材と、べース部材と可動部材との間に磁気的に結合
    するように配置された電機子コイルと界磁マグネットよ
    り成る駆動ユニットと、ベース部材と可動部材との間に
    配置されベース部材に対する可動部材の相対位置を電気
    信号として出力する相対位置検知ユニットと、前記可動
    部材上に設けた物品の外形又は内形寸法を計測するプロ
    ーブと、前記駆動ユニットによる駆動動作によって前記
    プローブで計測される物品の外形又は内形寸法を、前記
    相対位置検知ユニットより出力される電気信号に基づい
    て演算する演算ユニットとを具備したことを特徴とする
    物品計測装置。
  2. 【請求項2】 ベース部材と、このベース部材に対して
    移動可能となるようにベース部材上に取り付けられた2
    つの可動部材と、ベース部材と可動部材との間に磁気的
    に結合するように配置された電機子コイルと界磁マグネ
    ットより成る駆動ユニットと、ベース部材と2つの可動
    部材との間に配置されベース部材に対する可動部材の相
    対位置をそれぞれ電気信号として出力する相対位置検知
    ユニットと、前記2つの可動部材にそれぞれ対向するよ
    うに配置され物品の外形又は内形寸法を計測する第1及
    び第2プローブと、前記駆動ユニットによる駆動動作に
    よって第1及び第2プローブで計測される物品の外形又
    は内形寸法を、それぞれの相対位置検知ユニットより出
    力される電気信号に基づいて演算する演算ユニットとを
    具備したことを特徴とする物品計測装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ユニットは、ベース部材側に配
    置された電機子コイルと、可動部材側に配置された界磁
    マグネットより構成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の物品計測装置。
  4. 【請求項4】 前記相対位置検知ユニットは、ベース部
    材の長手方向に配置され、等間隔に着磁されたリニア磁
    気スケールと、可動部材側に配置され、リニア磁気スケ
    ールからの磁束を検出する磁気センサ部より構成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいづ
    れか1に記載の物品計測装置。
  5. 【請求項5】 前記相対位置検知ユニットは、ベース部
    材の長手方向に配置され等間隔に光透過スリットを形成
    したリニア光学スケールと、可動部材側に配置されリニ
    ア光学スケールの光透過スリットを透過した光を検出し
    電気信号に変換するフォトセンサ部より構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいづれか
    1に記載の物品計測装置。
  6. 【請求項6】 前記プローブには、計測位置検知センサ
    が具備され、該プローブによって物品を計測したことを
    検出し、計測位置検知センサからの検出出力を前記演算
    回路に供給するようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のうちいづれか1に記載の物品計測装置。
  7. 【請求項7】 前記プローブは、第1及び/又は第2の
    プローブであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    若しくは、請求項6に記載の物品計測装置。
  8. 【請求項8】 前記演算ユニットは、可動部材側に配置
    されたプローブのホームポジションを示す初期値をM、
    プローブ位置と相対位置検知ユニット位置との間のオフ
    セット値をα、プローブが物品に当接した状態の相対位
    置検知ユニットよりもたらされるカウント値をM0、相
    対位置検知ユニットにおける電気出力のピッチ間隔をd
    としたとき、(M−M0)×dの演算を成すことを特徴
    とする請求項1乃至請求項7のうちいづれか1に記載の
    物品計測装置。
  9. 【請求項9】 近接センサからの指令によってリニアモ
    ータの速度を減速させ、プローブが物品に接触後所定の
    測定荷重に達したことを演算ユニットにより判定してリ
    ニアモータを停止させるようにしたことを特徴とする物
    品計測装置。
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