JPH07143728A - リニア直流モータ - Google Patents

リニア直流モータ

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Publication number
JPH07143728A
JPH07143728A JP5314374A JP31437493A JPH07143728A JP H07143728 A JPH07143728 A JP H07143728A JP 5314374 A JP5314374 A JP 5314374A JP 31437493 A JP31437493 A JP 31437493A JP H07143728 A JPH07143728 A JP H07143728A
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JP
Japan
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magnetic pole
magnet
field magnet
magnetic
coil
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Pending
Application number
JP5314374A
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English (en)
Inventor
Satoru Katagiri
悟 片桐
Hideto Ohira
英仁 大平
Masaji Fujisawa
正司 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Thompson Co Ltd filed Critical Nippon Thompson Co Ltd
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Publication of JPH07143728A publication Critical patent/JPH07143728A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一次側及び二次側の相対的位置の変化に拘ら
ず、常に一定の推力を維持することのできるリニア直流
モータを提供すること。 【構成】 界磁マグネット69よりも1磁極多い磁極数
の磁極検出用マグネット81を設け、磁極判別素子とし
てのホール効果素子43を該磁極検出用マグネット81
を以て作用させ、実際に推力を発生する電機子コイル導
体部の数を一定とし、上記の効果を得ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工作機械や産業
用ロボットなどの運動機構部において、移動させるべき
物体を高精度に移動させるために多用されるリニア直流
モータに関し、特にブラシレス形式のリニア直流モータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に、従来のリニア直流モータを含
む駆動ユニットを示す。なお、この駆動ユニットは、リ
ニア直流モータに、物体案内用の案内ユニットを付加し
たものである。
【0003】図示のように、この案内ユニットは、長尺
のベース部材201と、該ベース部材201に沿って移
動する可動体202とを有している。詳しくは、可動体
202には複数のローラ(図示せず)が設けられてお
り、ベース部材201に長手方向に沿って形成された軌
道(図示せず)上をこれらのローラが転動する。
【0004】一方、上記した案内ユニットと共に駆動ユ
ニットを構成するリニア直流モータについては、下記の
ように構成されている。
【0005】当該リニア直流モータは、ベース部材20
1上に該ベース部材201の長手方向において並設され
た多数の電機子コイル205を具備する一次側と、該各
電機子コイル205と対向すべく可動体202の下面側
に取り付けられた界磁マグネット206(図13参照)
を有する二次側とから成る。図示のように、該界磁マグ
ネット206は、可動体202が移動すべき方向P、す
なわち上記ベース部材202の長手方向に沿ってN及び
Sの複数の磁極、この場合4つの磁極が交互に並ぶよう
に配設着磁されている。なお、図13に示すように、本
例においては、界磁マグネット206の1磁極の幅をP
mとすると、各電機子コイル205の開角幅も同じくP
mに設定されている。
【0006】上記構成のリニア直流モータにおいては、
電機子コイル205に所定の励磁電流を供給することに
より、一次側及び二次側の両者間にフレミングの左手の
法則に基づく推力が生じ、例えば一次側が結合したベー
ス部材201を固定とすれば、二次側と一体の可動体2
02がこの推力によって移動する。
【0007】ところで、上述したようなリニア直流モー
タにおいては、二次側に対する一次側の位置の変化に拘
ることなく可能な限り一定の推力を維持すべく、各電機
子コイルに対して如何に規則正しく励磁電流を供給する
かが重要な課題である。続いて、この給電に係る構成を
説明する。
【0008】図14に示すように、各電機子コイル20
5a乃至205f(図14にはこの場合6つの電機子コ
イルを示しており、以下の説明の便宜上、これまでの説
明において電機子コイルを示す参照符号205に小文字
アルファベットa乃至fをこのように付加し、これら6
つの電機子コイルを互いに区別する)の近傍には磁極判
別素子としてのホール効果素子208a乃至208fが
夫々配設されている。本例においては、該各ホール効果
素子208a乃至208fは、各電機子コイル205a
乃至205fが夫々有する2辺の推力に寄与する導体部
のうち、一方側の導体部205a1 乃至205f1 に対
応して配置されている。これらのホール効果素子208
a乃至208fは、前述の界磁マグネット206が接近
したとき、該界磁マグネット206が有する各磁極が発
する磁力線に応じた信号(電位差として)を発する。こ
の信号に基づいて、該信号を発したホール効果素子に対
応する電機子コイルに対する給電をなし、該信号が未だ
得られないか若しくは得られなくなったホール効果素子
に対応する電機子コイルへの給電を断つように制御する
訳である。
【0009】かかる構成に基づき、次のように給電制御
が行われる。
【0010】図14において、アルファベットA乃至G
は、界磁マグネット206がこれらアルファベットに対
応する図示の各位置にあるという状態を示すものであ
る。
【0011】まず、界磁マグネット206がAの位置に
ある場合、該界磁マグネット206の各磁極は4つのホ
ール効果素子208a乃至208dに掛るから、これら
のホール効果素子に夫々対応する4つの電機子コイル2
05a乃至205dが給電される。この状態において、
該各電機子コイル205a乃至205dが2辺ずつ有す
る推力に寄与する導体部のうち、実際に推力を発生する
のは、2つの電機子コイル205b及び205cの各導
体部205b1 、205b2 、205c1 及び205c
2 の4本である。この4本の導体部は、界磁マグネット
206の磁極に掛る故に推力を発生する訳である。な
お、他の2つの電機子コイル205a及び205dの導
体部205a1 、205a2、205d1 及び205d2
に関しては、界磁マグネット206の磁極同士の境界に
掛る(導体部205d2 )か、界磁マグネット206か
ら外れてしまっている(導体部205a1 、205a2、
205d1 )ので、推力は発生しない。
【0012】以下、図14に示すB乃至Gの各位置に界
磁マグネット206があるとき、上記と同様にして所要
の電機子コイルに対する給電がなされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリニア直流
モータにおいては上述のようにして各電機子コイルに対
して励磁電流の供給を行うことによって作動するのであ
るが、下記の欠点がある。
【0014】すなわち、図14に示すAの位置に界磁マ
グネットがあるときには、各電機子コイルが有する推力
に寄与する導体部のうち実際に推力発生をなすのは前述
したように4本である。しかしながら、他の位置B乃至
Gに界磁マグネットが移動したときに推力を発生する導
体部の数は、夫々、4本、3本、3本、4本、4本、3
本と変化してしまい、常に一定の推力を得ることはでき
ない。
【0015】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、一次側及び二次側の相対的位置の変
化に拘らず、常に一定の推力を維持することのできるリ
ニア直流モータを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるリニア直流
モータは、順次異極となるようにP(Pは2以上の整
数)極が配設着磁された界磁マグネットと、推力に寄与
する導体部の開角幅が該界磁マグネットの磁極幅の略2
n−1(nは1以上の整数)倍となるように巻回されか
つ該界磁マグネットに対向するように配置されて励磁電
流を供給することにより該界磁マグネットを相対駆動す
る電機子コイル群と、磁極幅及び着磁状態が前記界磁マ
グネットと同様にして前記界磁マグネットと略平行に配
設された磁極検出用マグネットと、前記電機子コイル各
々に対応して設けられて該磁極検出用マグネットの磁極
の判別を行う磁極判別素子とを備え、該磁極検出用マグ
ネットの磁極数をP+1とし、前記磁極検出用マグネッ
トの各磁極と前記磁極判別素子各々とを互いに同位相に
て対応するように配置したものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明のに係るリニア直流モータを含
む駆動ユニットについて添付図面を参照しつつ説明す
る。なお、このリニア直流モータは可動マグネット型の
ものである。
【0018】当該駆動ユニットは、移動させるべき物体
を担持してこれを高精度に案内する案内ユニットと、該
案内ユニットを駆動する駆動手段としてのリニア直流モ
ータとを相互付加してなる。
【0019】以下、まず、上記案内ユニットから説明す
る。
【0020】図1乃至図3に示すように、この案内ユニ
ットは、全体として例えば略矩形板状に形成されたベッ
ド1と、該ベッド1の長手方向に沿って移動すべきテー
ブル2とを有している。図1及び図3に示すように、ベ
ッド1の上面には、略矩形板状に形成されて該ベッド1
とほぼ同じ長さを有するコイルヨーク3が配置されてお
り、複数本のボルト(六角穴つき:図3参照)5によっ
て該ベッド1に対して締結されている。
【0021】該コイルヨーク3の上面両側部には、軌道
台としての2本のトラックレール7が該コイルヨーク3
の長手方向に沿って配置されており、かつ、複数本の平
小ねじ8(図3参照)によって該コイルヨーク3に締結
されている。
【0022】図4に示すように、上記トラックレール7
の外側部には、軌道として、断面形状が略半円状の軌道
溝7aが1条形成されている。そして、図1及び図3か
ら明らかなように、該トラックレール7の外側には該ト
ラックレール7に対して相対運動自在な摺動台としての
スライドメンバー10が配置されており、且つ、例えば
2本のボルト(六角穴つき)12によってテーブル2の
下面側に締結されている。なお、図3に示すように、テ
ーブル2には、このボルト12の頭部及びねじ部が夫々
挿通される座ぐり部2a及び挿通孔2bが形成されてお
り、ボルト12はこれら座ぐり部2a、挿通孔2b内に
埋没せられ、テーブル2の上面に突出してはいない。
【0023】上記スライドメンバー10には転動体循環
路(図示せず)が形成されており、該転動体循環路内に
は転動体としての多数のボール13が配列収容されてい
る。これらのボール13は、トラックレール7に対する
スライドメンバー10の移動に伴ってトラックレール7
の軌道溝7a上を転動しつつ循環してトラックレール7
及びスライドメンバー10の間で荷重を受ける。
【0024】図4に示すように、上記スライドメンバー
10は、ケーシング14と、該ケーシング14の両端部
になべ小ねじ15により結合された一対のエンドキャッ
プ16a、16bと、該両エンドキャップ16a、16
bの外面に共締めされた2枚のシール17a及び17b
とを有している。上記転動体循環路は、ケーシング14
を該ケーシングの長手方向において直線的に貫くように
かつ互いに平行に形成された負荷軌道溝及びリターン路
と、両エンドキャップ16a、16bに形成されて該負
荷軌道溝及びリターン路の両端部同士を連通させる一対
の略円弧状の方向転換路とから成る。なお、該負荷軌道
溝がトラックレール7の軌道溝7aと対向している。
【0025】上記した構成の案内ユニットは、例えば工
作機械(図示せず)が装備する平坦な取付面に対して複
数のボルト(六角穴つき:図示せず)によって締結され
る。このため、図3に示すように、ベッド1は、これを
該取付面に固定するための平坦な取付底面1aを有して
いる。図1乃至図3に示すように、ベッド1の両側部に
は、該ベッドを締結するための上記ボルトの頭部及びね
じ部が夫々挿通される座ぐり部1b及び挿通孔1cが形
成されており、該ボルトはこれら座ぐり部1b、挿通孔
1c内に埋没し、ベッド1の上面に突出することはな
い、また、図1及び図2に示すように、、このベッド1
に対して可動なテーブル2の上面側には例えば4つのね
じ孔2cが四隅に形成されており、当該駆動ユニットが
装備される装置が具備するテーブル(図示せず)がこれ
らのねじ孔2cに螺合するボルト(図示せず)によって
該テーブル2に対して締結される。
【0026】続いて、上記した構成の案内ユニットと相
互付加されたリニア直流モータの一次側及び二次側につ
いて詳述する。
【0027】まず、一次側については、図1乃至図3並
びに図5に示すように、ベッド1上に塔載された前述の
コイルヨーク3と、該コイルヨーク3の上面側に該コイ
ルヨークの長手方向に沿って配置されたコイル基板20
と、該コイル基板20の下面側、すなわちコイルヨーク
3側に、上記テーブル2が移動すべき方向に沿って一列
に並べて貼着されることにより担持された例えば14個
の電機子コイル22とを有している。なお、各電機子コ
イル22は、略矩形環状に巻回されている。また、図
2、図3及び図5に示すように、コイル基板20には、
各電機子コイル22に対応してホール効果素子43が設
けられている。
【0028】上記各電機子コイル22及びコイル基板2
0の双方は、該各電機子コイル22の個々について例え
ば2本ずつ挿通された締結部材としてのさら小ねじ24
により、該コイル基板20を外側にしてコイルヨーク3
に共締めされている。
【0029】そして、図3及び図5に示すように、さら
小ねじ24によって締付けられるコイル基板20と該さ
ら小ねじ24が螺合するコイルヨーク3との間には、間
座アセンブリ26が介装されている。これらの間座アセ
ンブリ26は、さら小ねじ24を締付けることによりコ
イル基板20が反り等の変形を生じぬように設けられた
ものであり、各電機子コイル22の内側に嵌挿せられて
いる。
【0030】次に、上記した各電機子コイル22に対す
る給電等を行うための回路基板について説明する。
【0031】図1、図3及び図5に示すように、この回
路基板30は、上面側にてコイルヨーク3を介してコイ
ル基板20を搭載したベッド1の下面側に該コイル基板
20と平行に配置されており、且つ、複数のボルト(六
角穴つき)5により該ベース部材1に対して締結されて
いる。なお、これらのボルト5は、上記コイルヨーク3
のベッド1に対する締結をもなすものである。
【0032】図5に示すように、上記回路基板30は、
電子部品33、34等で構成された駆動回路を夫々設け
た複数の区割部35を連ねて成る。これらの区割部35
は、14個並設された各電機子コイル22のうち、2つ
ずつの電機子コイルを単位としてこれに対応して設けら
れ、その数はこの場合7となっている。
【0033】上記各区割部35に設けられた駆動回路
は、1つの電機子コイル22に対して励磁電流を供給す
る回路部分を1組、すなわち2つの電機子コイル22に
対応する回路を含んでいる。
【0034】続いて、上記回路基板30と、その上方に
配置されたコイル基板20の区割りの構成について詳述
する。
【0035】まず、回路基板30について説明する。
【0036】この回路基板30を製作する場合、基本長
さを有する基本基板54(図5にその一部を示す)を用
意する。この基本基板54は、図5に基づいて説明した
区割部35を例えば6つ、一体に連ねてなる。前述した
ように、これらの区割部35には、単位化された2つず
つの電機子コイル22に対して給電等を行う駆動回路が
設けられている。なお、図5に示すように、基本基板5
4の表裏両面(図には裏面のみを示している)には、各
区割部35を判別するためのマークとして破線55が印
刷されている。
【0037】前述した回路基板30は、上記区割部35
を7つ連ねなければならないから、上記の基本基板54
が有する6つの区割部35のうち1つを上記破線55に
て切断して分割し、この分割した区割部35を図5に示
すように未分割の基本基板54の一端に列設し、相互の
接続端子同士を接続することにより完成する。
【0038】なお、図5において、上記分割された区割
部35と基本基板54との接続は、例えば、両者の接続
端子部分に設けられたスルーホール35bに嵌入する端
子57aを有する単一の接続部品57により行われる。
なお、この接続端子部分同士の接続は銅線等を用いて行
ってもよいが、このような接続部品57を用いて接続を
行うようになしたことにより、一度に接続することがで
きると共に、該接続部品57が有する剛性によって接続
部の補強がなされる。また、接続部品57としては、単
に導通接続作用のみをなす部品を用いてもよい他、IC
等の電子部品を共用してもよい。
【0039】次いで、コイル基板20について説明す
る。
【0040】全体としては図示していないが、このコイ
ル基板20を製作する場合、図5に示すように、上記し
た回路基板30用の基本基板54とほぼ同じ長さの基本
基板59を用意する。この基本基板59は、回路基板3
0用の基本基板54と同様に6つの区割部60を一体に
連ねてなる。図示のように、これら6つの区割部60に
は、2つずつの電機子コイル22が単位化されて貼着さ
れており、基本基板59上に並設された電機子コイル2
2の総数は12となっている。なお、図5及び図2に示
すように、基本基板59の表裏両面には、これらの区割
部60を判別するためのマークとして破線61が印刷さ
れている。図5に示すように、この未分割の基本基板5
9の一端に対して、他の図示しない基本基板から分割し
た1つの区割部60を連ねて接続することにより回路基
板30が形成される。なお、図5において、参照符号6
0aは、該各区割部60に設けられた接続端子を示して
いる。
【0041】なお、これまでの記載では、コイル基板2
0及び回路基板30について、2つずつの電機子コイル
22とこれらを駆動するための駆動回路とを単位化して
区割りしているが、3つ以上の電機子コイル及びその駆
動回路について夫々単位化して区割りしてもよい。ま
た、本実施例においては、総数14の電機子コイル22
を備える駆動ユニットを製造する際、12個の電機子コ
イル22を担持させた基本基板54とこれら電機子コイ
ル22のうち2つずつに対応する駆動回路を複数並設さ
せた基本基板59とを用意するものとしているが、これ
ら基本基板54、59の全長、すなわちこれらに具備さ
せるべき電機子コイル及び駆動回路の数についてはその
設定を適宜変え得ることは勿論である。
【0042】また、本実施例においては、基本基板5
4、59に設けられた区割部35、60のうち1以上を
分割し、これを未分割の基本基板54、59に継ぎ足す
ことによりコイル基板20及び回路基板30を構成して
いるが、製作すべき駆動ユニットの作動ストロークが基
本基板54、59の全長よりも短い場合は、該各基本基
板54、59に設けられた各区割部35、60のうち1
以上を必要に応じて切除すればよい。このように、基本
基板から一部の区割部を切り離して他の未分割の基本基
板に継ぎ足したり、単に基本基板の一部を切除すること
によって所望の長さの基板を自在に得ることができる訳
である。また、上記のように一部を切り離された基本基
板の残余部分に関しても、どのような状態にでも転用可
能である。
【0043】図3及び図5に示すように、ベッド1及び
コイルヨーク3を介して互いに離間して配置されたコイ
ル基板20及び回路基板30は、該両基板の相互対向面
側に設けられた複数、この場合7つずつの接続手段とし
ての雌雄両コネクタ63及び64同士を接続させること
により接続される。これらのコネクタ63、64は、前
述のように単位化された2つずつの電機子コイル22及
びその駆動回路が夫々設けられた各区割部35及び60
の各々に対して1つずつ配置されており、図3に示すよ
うに、ベッド1及びコイルヨーク3に形成された開口部
1e及び3eを通じて相互接続される。このように、コ
イル基板20及び回路基板30の各区割部35、60に
ついて1つずつのコネクタ63、64を設けたので、該
両区割部35、60同士を互いに組付ける際に両者の方
向性を迅速かつ容易に認識することができ、作業が容易
となる。なお、両区割部35、60同士の接続について
は、上記のようにコネクタによらず、導電線によっても
よい。また、設けるコネクタの数は、上記のように各区
割部35、60について1つのみ設ける他、2つずつ以
上設けることとしてもよい。
【0044】一方、リニア直流モータの二次側に関して
は、下記のように構成されている。
【0045】図1及び図3に示すように、該二次側は、
テーブル2の下面側に固着されたマグネットヨーク68
と、上記一次側の電機子コイル22の各々と対向すべく
該マグネットヨーク68の下面に固設された界磁マグネ
ット69とを有している。図6に示すように、界磁マグ
ネット69は、全体として略矩形板状に形成され、一次
側及び二次側の相対移動がなされる方向Q、すなわちベ
ッド1の長手方向に沿って、N及びSの磁極が複数、例
えば4極が交互に並ぶように配設着磁されている。
【0046】当該駆動ユニットにおいては、上記ベッド
1及びテーブル2の相対位置を検知するための位置検知
手段として、下記の構成のものが設けられている。
【0047】すなわち、該位置検知手段は、図1乃至図
3に示すリニア磁気スケール71と、図3に示す磁気セ
ンサ部72とからなる。該リニア磁気スケール71は、
上記テーブル2の移動方向に延在せられ、その長手方向
に沿ってN、Sの磁極が交互に微細ピッチで多極着磁さ
れると共に、一端に原点信号着磁部が形成されている。
そして、磁気センサ部72には、原点検出用のホール効
果素子を設けると共に、A相及びB相の他の2つのホー
ル効果素子を互いに上記ピッチの2分の1だけずらせて
配置している。かかる構成により、A相、B相の信号が
得られ、相対位置の検知と共に移動方向の判別ができ
る。
【0048】なお、図1及び図3に示すように、上記磁
気センサ部72から信号の取出しをなすためのケーブル
としてのフレキシブル基板74と、該フレキシブル基板
74を覆うカバー75とが設けられている。
【0049】上記した構成の駆動ユニットにおいては、
各電機子コイル22に所定の励磁電流を供給することに
より、一次側及び二次側の両者間にフレミングの左手の
法則に基づく推力が生じ、例えば一次側が結合したベッ
ド1を固定側とすれば、二次側と一体のテーブル2がこ
の推力によって移動する。そして、上述した位置検知手
段により、ベッド1に対するテーブル2の位置が検知さ
れる。
【0050】次いで、前述した各電機子コイル22に対
する給電制御を行うための構成について説明する。
【0051】図3に示すように、界磁マグネット69の
側方には磁極検出用マグネット81が配置されており、
且つ、マグネットヨーク82と共にテーブル2の下面に
取り付けられている。図7はこの磁極検出用マグネット
81の斜視図であるが、該図から明らかなように、該磁
極検出用マグネット81は長手状に形成され、上記界磁
マグネット69と同様に、一次側及び二次側の相対移動
がなされる方向Aに沿ってN及びSの複数の磁極が交互
に並ぶように配設着磁されている。但し、該磁極検出用
マグネット81の磁極数は、界磁マグネット69の磁極
数4に1を加えた5極に設定されてる。また、図6及び
図7から明らかなように、該磁極検出用マグネット81
の各磁極の幅は、界磁マグネット69の磁極幅と等し
く、pmに設定されている。
【0052】そして、本実施例の場合、図8に示すよう
に、磁極検出用マグネット81は、その磁極各々が界磁
マグネット69の各磁極と同極同士が対応するように該
界磁マグネット69と平行に配設されている。なお、同
じく図8に示すように、本実施例においては、各電機子
コイル22a乃至22f(図8にはこの場合6つの電機
子コイルを示しており、以下の説明の便宜上、これまで
の説明において電機子コイルを示す参照符号22に小文
字アルファベットa乃至fをこのように付加し、これら
6つの電機子コイルを互いに区別する)が夫々2辺ずつ
有する推力に寄与する導体部22a1 乃至22f1 並び
に22a2 乃至22f2 間の開口幅は、界磁マグネット
69及び磁極検出用マグネット81の各磁極の幅pmと
等しく設定されている。但し、この電機子コイルの開口
幅については、界磁マグネット69の磁極幅の略2n−
1(nは1以上の整数)倍となるように設定される。通
常はこのnは1に設定され、本実施例においてもそのよ
うになされている。また、本実施例においては、界磁マ
グネット69の磁極数が4極に設定されているが、極数
はこれに限らず2以上(但し整数)であればよい。
【0053】さて、図8に示すように、上記の構成を踏
まえ、各電機子コイル22a乃至22fの近傍には磁極
判別素子としてのホール効果素子43a乃至43fが配
設されている(図8にはこの場合6つのホール効果素子
を示しており、説明の便宜上、前述の説明においてホー
ル効果素子を示す参照符号43に小文字アルファベット
a乃至fをこのように付加し、これら6つのホール効果
素子を互いに区別する)。これらのホール効果素子43
a乃至43fは、前述した磁極検出用マグネット81の
各磁極と同位相となるように対応して配置されている。
本実施例においては、該各ホール効果素子43a乃至4
3fは、各電機子コイル22a乃至22fが夫々有する
2辺の推力に寄与する導体部のうち、一方側の導体部2
2a1 乃至22f1 に対応して配設されている。なお、
当該実施例の場合、図8から明らかなように、上記磁極
検出用マグネット81は、他方側の導体部22a2 乃至
22f2 から該一方側の導体部22a1 乃至22f1
向う方向において、界磁マグネット69に対して1磁極
分突出するように配設されている。
【0054】これらのホール効果素子43a乃至43f
は、前述の磁極検出用マグネット81が接近したとき、
該磁極検出用マグネット81が有する各磁極が発する磁
力線に応じた信号(電位差として)を発する。この信号
が前述した駆動回路に送られ、該駆動回路はこの信号に
基づき、該信号を発したホール効果素子に対応する電機
子コイルに対する給電をなし、該信号が未だ得られない
か若しくは得られなくなったホール効果素子に対応する
電機子コイルへの給電を断つように制御が行われる。こ
のように、各電機子コイルに所定の励磁電流を規則的に
供給することにより、一次側及び二次側の両者間にフレ
ミングの左手の法則に基づく推力が生じ、例えば一次側
が結合したベッド1を固定側とすれば、二次側と一体の
テーブル2がこの推力によって移動する。
【0055】上記の構成に基づき、下記のように給電制
御が行われる。
【0056】図9及び図10において、アルファベット
H乃至Nは、これらアルファベットに対応する位置に界
磁マグネット69及び磁極検出用マグネット81がある
という状態を示すものである。
【0057】まず、界磁マグネット69及び磁極検出用
マグネット81が上記Hの位置にある場合、図9に示す
ように、該磁極検出用マグネット81の各磁極は4つの
ホール効果素子43a乃至43dに掛るから、これらの
ホール効果素子に夫々対応する4つの電機子コイル22
a乃至22dが給電される。この状態において、図10
から明らかなように、該各電機子コイル22a乃至22
dが2辺ずつ有する推力に寄与する導体部のうち、実際
に推力を発生するのは、2つの電機子コイル22b及び
22cの各導体部22b1 、22b2 、22c1 及び2
2c2 の4本である。この4本の導体部は、界磁マグネ
ット69の磁極に掛る故に推力を発生する訳である。な
お、他の2つの電機子コイル22a及び22dの導体部
22a1、22a2 、22d1 及び22d2 に関しては、
界磁マグネット69の磁極同士の境界に掛る(導体部2
2d2 )か、界磁マグネット69から外れてしまってい
る(導体部22a1 、22a2 、22d1 )ので、推力
は発生しない。
【0058】次に、界磁マグネット69及び磁極検出用
マグネット81がIの位置にある場合、図9に示すよう
に、該磁極検出用マグネット81の各磁極は4つのホー
ル効果素子43b乃至43eに掛る。よって、これら4
つのホール効果素子に対応する4つの電機子コイル22
b乃至22eが給電される。図10から明らかなよう
に、この状態において、該各電機子コイル22b乃至2
2eが2辺ずつ有する推力に寄与する導体部のうち、実
際に推力を発生するのは、界磁マグネット69の各磁極
に掛ったもののみで、この場合22c1 、22c2 、2
2d1 及び22d 2 の4本である。
【0059】以下、同様な説明となるので省略するが、
残るJ乃至Nの各位置に界磁マグネット69及び磁極検
出用マグネット81があるとき、各電機子コイルが有す
る推力に寄与する導体部のうち実際に推力を発生するも
のはいずれの位置の場合も4本となる。また、逆にNの
位置からHの位置に向けて移動する場合も同様である。
このように、一次側及び二次側の相対的位置の変化に拘
らず、推力発生をなす電機子コイルの導体部の数は一定
となる。よって、常に一定の推力を維持することができ
る。
【0060】なお、本実施例においては、例えば図8に
示すように、各ホール効果素子43a乃至43fが電機
子コイル22a乃至22fの一方の導電部22a1 乃至
22f1 に夫々対応して配置されているが、ホール効果
素子のは配置位置はこの位置に限定されるものではな
い。
【0061】詳しくは、図8において、現在各ホール効
果素子が配置されている位置、すなわち各電機子コイル
22a乃至22fの左側の導体部22a1 乃至22f1
の位置を電気角度で0o として表す(但し、図では代表
としてホール効果素子43dの位置、すなわち電機子コ
イル22dの導体部22d1 の位置を0o として示して
いる)と、当該実施例のような4極3コイル型のリニア
直流モータの場合、各電機子コイルの導体部の電気角度
位置は図示のようになる。各ホール効果素子についてこ
の0o に限らず、例えば90o や360o など任意の位
置に設置してもよいのである。図8に示した磁極検出用
マグネット81の界磁マグネット69に対する位置は、
各ホール効果素子を上記の電気角度0o の位置に設置し
た場合に設定されるべき位置である。
【0062】なお、上記各ホール効果素子、例えばホー
ル効果素子43dに着目するならば、その電気角度位置
θが0o ≦θ≦180o の範囲に設置される場合には、
該ホール効果素子43dから発せられた信号に基づいて
該ホール効果素子43dの近傍の電機子コイル22dが
給電される。また、1つ手前の電機子コイル22cに対
応する240o ≦θ≦420o の範囲にホール効果素子
43dが設置される場合には、該ホール効果素子43d
からの信号に応じて、1つ前方に位置する状態となった
電機子コイル22dへの給電が行われる。このようにホ
ール効果素子を0o 以外の電気角度位置に設置する場
合、磁極検出用マグネット81についても、このホール
効果素子の位置に同位相にて対応するように、界磁マグ
ネット69との相対位置を、図8に示す位置からずらせ
る必要がある。図11に他の実施例として、その具体例
を示す。図11は、各ホール効果素子43a乃至43f
を上記電気角度90o の位置に設置した状態を示してい
る。図示のように、磁極検出用マグネット81に関して
も、界磁マグネット69に対する位置が、図8に示す状
態から電気角度で90o ずれている。
【0063】また、上記の実施例では、一次側及び二次
側の相互の案内をなす案内手段として機械的構成の案内
ユニットを示したが、流体(空気や油)の圧力やマグネ
ットの磁力により該両者を相対的に浮揚させる構成の案
内手段とすることもできる。
【0064】また、上記実施例においては電気子コイル
22側を固定として界磁マグネット69側が移動する可
動マグネット型のリニア直流モータを示したが、本考案
は可動コイル型リニア直流モータにも適用可能である。
【0065】更に、他の実施例として、ベッド1等があ
る曲率を持っており、曲線運動を行う場合にも同様に適
用できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
次側及び二次側の相対的位置の変化に拘らず、推力発生
をなす電気子コイルの導体部の数は一定となり、常に一
定の推力を維持することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例としてのリニア直流モ
ータを含む駆動ユニットの、一部断面を含む斜視図であ
る。
【図2】図2は、図1に示した駆動ユニットの平面図で
ある。
【図3】図3は、図2に関するBーB矢視にて、一部断
面を含む図である。
【図4】図4は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
具備するトラックレール及びスライドメンバーの、一部
断面を含む斜視図である。
【図5】図5は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
含むリニア直流モータの要部の、一部断面を含む拡散分
解斜視図である。
【図6】図6は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
含むリニア直流モータの二次側の構成部材である界磁マ
グネットの斜視図である。
【図7】図7は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
含むリニア直流モータの構成部材である磁極検出用マグ
ネットの斜視図である。
【図8】図8は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
含むリニア直流モータの構成を概念的に示した図であ
る。
【図9】図9は、図1乃至図3に示した駆動ユニットが
含むリニア直流モータの動作説明図である。
【図10】図10は、図1乃至図3に示した駆動ユニッ
トが含むリニア直流モータの動作説明図である。
【図11】図11は、本発明の他の実施例としてのリニ
ア直流モータの構成を概念的に示した図である。
【図12】図12は、従来のリニア直流モータを含む駆
動ユニットの一部の斜視図である。
【図13】図13は、図12に示した駆動ユニットが含
むリニア直流モータの構成を概念的に示した図である。
【図14】図14は、図12に示した駆動ユニットが含
むリニア直流モータの動作説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 3 コイルヨーク 7 トラックレール 10 スライドメンバー 13 ボール(転動体) 20 コイル基板 22 電機子コイル 30 回路基板 43 ホール効果素子(磁極判別素子) 69 界磁マグネット 81 磁極検出用マグネット
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】まず、界磁マグネット206がAの位置に
ある場合、該界磁マグネット206の各磁極は4つのホ
ール効果素子208a乃至208dに掛るが、該界磁マ
グネット206の磁極の端が掛る2つのホール効果素子
208a及び208dは感応せず、残る2つのホール効
果素子208b、208cのみが感応する。よって、こ
れらのホール効果素子208b、208cに夫々対応す
る2つの電機子コイル205b及び205cが給電され
る。この状態において、各両電機子コイル205b及び
205cが2辺ずつ有する推力に寄与する各導体部20
5b、205b、205c及び205cは、界
磁マグネット206の各磁極同士の境界及び磁極の端に
は掛らず、また各磁極から外れてしまってもいないか
ら、これら4本の導体部はすべて推力を発生する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】まず、界磁マグネット69及び磁極検出用
マグネット81が上記Hの位置にある場合、図9に示す
ように、該磁極検出用マグネット81の各磁極は4つの
ホール効果素子43a乃至43dに掛るが、該磁極検出
用マグネット81の磁極の端及び各磁極同士の境界が夫
々掛る2つのホール効果素子43a及び43dは感応せ
ず、残る2つのホール効果素子43b、43cのみが感
応する。従って、これらのホール効果素子43b、43
cに夫々対応する2つの電機子コイル22b及び22c
が給電される。この状態において、図10から明らかな
ように、該両電機子コイル22b及び22cが2辺ずつ
有する推力に寄与する各導体部22b、22b、2
2c及び22cは、界磁マグネット69の各磁極同
士の境界及び磁極の端には掛らず、また各磁極から外れ
てしまってもいないから、この4本の導体部は全て推力
を発生する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】次に、界磁マグネット69及び磁極検出用
マグネット81がIの位置にある場合、図9に示すよう
に、該磁極検出用マグネット81の各磁極は4つのホー
ル効果素子43b乃至43eに掛るが、該磁極検出用マ
グネット81の各磁極同士の境界及び磁極の端が夫々掛
る2つのホール効果素子43b及び43eは感応せず、
残る2つのホール効果素子43c、43dのみが感応す
る。よって、この2つのホール効果素子43c、43d
に対応する2つの電機子コイル22c及び22dが給電
される。図10から明らかなように、この状態におい
て、該両電機子コイル22c及び22dが2辺ずつ有す
る推力に寄与する各導体部22c、22c、22d
及び22dは、界磁マグネット69の各磁極同士の
境界及び磁極の端には掛らず、また各磁極から外れてし
まってもいないから、この4本の導体部は全て推力を発
生する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次異極となるようにP(Pは2以上の
    整数)極が配設着磁された界磁マグネットと、推力に寄
    与する導体部の開角幅が該界磁マグネットの磁極幅の略
    2n−1(nは1以上の整数)倍となるように巻回され
    かつ該界磁マグネットに対向するように配置されて励磁
    電流を供給することにより該界磁マグネットを相対駆動
    する電機子コイル群と、磁極幅及び着磁状態が前記界磁
    マグネットと同様にして前記界磁マグネットと略平行に
    配設された磁極検出用マグネットと、前記電機子コイル
    各々に対応して設けられて該磁極検出用マグネットの磁
    極の判別を行う磁極判別素子とを備え、該磁極検出用マ
    グネットの磁極数をP+1とし、前記磁極検出用マグネ
    ットの各磁極と前記磁極判別素子各々とを互いに同位相
    にて対応するように配置したことを特徴とするリニア直
    流モータ。
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