JPH08121327A - 油圧ポンプ - Google Patents

油圧ポンプ

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Publication number
JPH08121327A
JPH08121327A JP26400694A JP26400694A JPH08121327A JP H08121327 A JPH08121327 A JP H08121327A JP 26400694 A JP26400694 A JP 26400694A JP 26400694 A JP26400694 A JP 26400694A JP H08121327 A JPH08121327 A JP H08121327A
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JP
Japan
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piston
bearing
shaft
outer ring
armature
Prior art date
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Application number
JP26400694A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nonaka
中 剛 野
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトな外形とすることによって、作業
性を向上させることができる油圧ポンプを提供する。 【構成】 ピストン10,11に圧接されるピストン圧
接面7d2を形成しているとともに、ピストン圧接面7
d2の外側に配置されていてピストン10,11をアー
マチュア5のシャフト5aの軸方向に支持可能に設けら
れた一対のピストン支持用フランジ7d3,7d4を形
成したピストンガイド7dを軸受外輪7cの外周側に設
けている油圧ポンプ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用のアンチロッ
クブレーキシステムにおいて液圧を制御されるブレーキ
オイルを送給するのに利用される油圧ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のアンチロックブレーキシステム
において液圧を制御されるブレーキオイルを送給する油
圧ポンプとしては、特開平4−350371号公報に開
示されているものが知られている。上記公報に記載され
た油圧ポンプを示す図7において、モータのシャフト5
0が回転すると、軸受51は、シャフト50に対して偏
心した回転中心をもってシャフト50に固定されたカム
状の軸受内輪52が回転し、転動体53を介して軸受内
輪52の外側に設けた軸受外輪54がピストンを押圧し
ながら往復動させるため、ピストンはシャフト50の外
側に対向配置されたシリンダ内を往復動し、シリンダ内
に設けたバルブを作動させてブレーキオイルをマスター
シリンダに送給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の油圧ポ
ンプにおいて、軸受内輪52がシャフト50に固定され
た軸受51は、転動体53および軸受外輪54の両側に
リング形でシャフト50のスラスト方向に対する移動を
規制するための2個の押え用部材55、56がシャフト
50に圧入によって取付けられており、2個の押え用部
材55、56をシャフト50に圧入するための圧入代を
シャフト50上に設けておかなければならないので、シ
ャフト50の軸受取付部分の長さ寸法は複数個の押え用
部材55、56を取付けるための圧入代となる取付け寸
法L1、L2を含めた長さL3となるので、シャフトの
長さを小さくすることに限界があり、シャフト50の長
さが大きいと、シャフト50の長さ方向に対応したポン
プケースの長さ寸法を大きくせざるをえないので、油圧
ポンプ全体の外形が大型化する可能性を有するという問
題点があり、これに加え、軸受外輪54は、ピストンに
直接的に圧接されるものであるため、ピストンの押圧荷
重に耐え得る肉厚を必要とし、肉厚の大きい軸受の外周
側に配置されるピストンまでのシャフトの径方向の寸法
が大きくなってポンプケースの高さ寸法も大きくなりう
ることから、油圧ポンプ全体の外形が大きくなることを
増長する原因になりうるという問題点もあり、車両のエ
ンジンルーム内でブレーキマスターシリンダの近くに配
置される油圧ポンプが大型であると、着脱やエンジンル
ーム内の整備の際に、他の補機類と干渉しやすくなっ
て、作業が繁雑になりうるという問題点があり、ポンプ
ケースの高さ寸法や幅寸法を少しでも小さくして外形の
コンパクトなものにする必要があるという課題があっ
た。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる油圧ポンプは、コンパ
クトな外形とすることによって、作業性を向上させるこ
とができる油圧ポンプを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる油圧ポンプは、ヨークと、ヨークの内側に固定され
たマグネットと、マグネットの内周側に配置され、通電
によって回転するアーマチュアと、ヨークに結合された
ポンプケースと、ポンプケース内に配置したシリンダ内
に収容されていて、アーマチュアのシャフトの中心に向
けて押圧状態で往復動されるピストンを備え、このピス
トンが往復動することによりインレットから流体を吸入
し、アウトレットから流体を送出するバルブと、ポンプ
ケース内に配置され、アーマチュアのシャフトに対する
偏心した回転中心を有してアーマチュアのシャフトに結
合され、このシャフトと一体的に回転する軸受内輪を備
えているとともに、転動体を介して軸受内輪の外側に配
置された軸受外輪を備えている軸受と、軸受外輪の外周
上に配置され、ピストンに圧接されるピストン圧接面を
形成しているとともに、このピストン圧接面の外側に配
置されていてピストンをアーマチュアのシャフトの軸方
向に支持可能に設けられた一対のピストン支持用フラン
ジを形成したピストンガイドをそなえている構成とした
ことを特徴としており、この発明の請求項2に係わる油
圧ポンプは、ピストンガイドは、軸受外輪に独立して円
筒状に形成されて軸受外輪に一体的に取付けられている
こととしており、この発明の請求項3に係わる油圧ポン
プは、ピストンガイドは、軸受外輪と一体にして円筒状
に形成されていることとしており、この発明の請求項4
に係わる油圧ポンプは、ピストンは、ピストンガイドの
ピストン圧接面に圧接される円盤形のピストンヘッドが
設けられ、ピストンガイドのピストン支持用フランジ
は、アーマチュアのシャフトの軸方向に沿った軸受外輪
の両外側にピストンヘッドの外径よりもわずかに大きい
間隔を置き、ピストン圧接面の全周上に薄肉状に突出形
成されていることとしている。
【0007】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる油圧ポンプ
において、ピストンは、軸受外輪の外周上に配置された
ピストンガイドのピストン支持用フランジによってアー
マチュアのシャフトの軸方向に支持されながらピストン
ガイドのピストン圧接面に圧接される。それ故、軸受の
軸受外輪は、ピストン支持用フランジがピストンに支持
されるため、アーマチュアのシャフトのスラスト方向に
対する移動を規制するための押さえ部材を軸受の両側に
配置しなくてもアーマチュアのシャフトのスラスト方向
にずれなく取付けられ、ピストンガイドのピストン圧接
面に圧接されるピストンの荷重はピストン支持用フラン
ジを含めたピストンガイドのボリュームで受けることと
なるため、ピストンガイドの径方向寸法は小さく定めら
れてアーマチュアのシャフトからピストンまでの距離は
小さくなる。この発明の請求項2に係わる油圧ポンプに
おいて、ピストンは、軸受外輪とは別体に形成されてい
て軸受外輪に一体的に取付けられたピストンガイドのピ
ストン支持用フランジによってアーマチュアのシャフト
の軸方向に支持されながらピストンガイドのピストン圧
接面に圧接される。それ故、軸受の軸受外輪は、ピスト
ン支持用フランジがピストンに支持されるため、アーマ
チュアのシャフトのスラスト方向に対する移動を規制す
るための押さえ部材を軸受の両側に配置しなくてもアー
マチュアのシャフトのスラスト方向にずれなく取付けら
れ、ピストンガイドのピストン圧接面に圧接されるピス
トンの荷重はピストン支持用フランジを含めたピストン
ガイドのボリュームで受けることとなるため、ピストン
ガイドの径方向寸法は小さく定められてアーマチュアの
シャフトからピストンまでの距離は小さくなる。この発
明の請求項3に係わる油圧ポンプにおいて、ピストン
は、軸受外輪と一体に形成されたピストンガイドのピス
トン支持用フランジによってアーマチュアのシャフトの
軸方向に支持されながらピストンガイドのピストン圧接
面に圧接される。それ故、軸受の軸受外輪は、ピストン
支持用フランジがピストンに支持されるため、アーマチ
ュアのシャフトのスラスト方向に対する移動を規制する
ための押さえ部材を軸受の両側に配置しなくてもアーマ
チュアのシャフトのスラスト方向にずれなく取付けら
れ、ピストンガイドのピストン圧接面に圧接されるピス
トンの荷重はピストン支持用フランジを含めたピストン
ガイドおよび軸受外輪のボリュームで受けることとなる
ため、ピストンガイドおよび軸受外輪の径方向寸法は小
さく定められてアーマチュアのシャフトからピストンま
での距離は小さくなる。この発明の請求項4に係わる油
圧ポンプにおいて、ピストンは、アーマチュアのシャフ
トの軸方向に沿った軸受外輪の両外側にピストンヘッド
の外径よりもわずかに大きい間隔を置いてピストン圧接
面の全周上に薄肉状にしてピストンガイドに突出形成さ
れたピストン支持用フランジによってアーマチュアシャ
フトの軸方向に支持されながらピストンガイドのピスト
ン圧接面に圧接される。それ故、軸受の軸受外輪は、ピ
ストン支持用フランジがピストンに支持されるため、ア
ーマチュアのシャフトのスラスト方向に対する移動を規
制するための押さえ部材を軸受の両側に配置しなくても
アーマチュアのシャフトのスラスト方向にずれなく取付
けられ、ピストンガイドのピストン圧接面に圧接される
ピストンの荷重はピストン支持用フランジを含めたピス
トンガイドのボリュームで受けることとなるので、ピス
トンガイドの径方向寸法は小さく定められてアーマチュ
アのシャフトからピストンまでの距離は小さくなる。
【0008】
【実施例】図1ないし図5にはこの発明に係わる油圧ポ
ンプの第1実施例が示されている。
【0009】図示する油圧ポンプ1は、アンチロックブ
レーキシステムのアクチュエータに内蔵され、主とし
て、ヨーク2、マグネット3,4、アーマチュア5、ポ
ンプケース6、第1の軸受(軸受)7、第1のバルブ
(バルブ)15、第2のバルブ(バルブ)16から構成
されている。
【0010】ヨーク2は、円筒形の筒部2aの一端側に
円盤形のエンド2bが加締められることによって取付け
られており、筒部2aの他端側はポンプケース6に図示
しないビスをねじ込ませることによって組付けられてい
る。また、エンド2bの中央には第2の軸受18が取付
けられており、この第2の軸受18は後述するアーマチ
ュア5に備えたシャフト5aの一端側寄りを回転可能に
支持している。
【0011】ヨーク2の筒部2aの内側にはマグネット
3,4が配置されており、両マグネット3,4は内側に
磁界を形成している。
【0012】マグネット3,4の内周側にはアーマチュ
ア5が配置されている。アーマチュア5は、シャフト5
aの中央に磁性体製のアーマチュアコア5b、このアー
マチュアコア5bの近傍に整流子5cが夫々取付けられ
ており、シャフト5aは、一端側寄りが前述した第2の
軸受18によって回転可能に支持され、他端側寄りがポ
ンプケース6内まで延出されて、このポンプケース6に
取付けられた第3の軸受19によって回転可能に支持さ
れている。
【0013】アーマチュア5のアーマチュアコア5b上
には予め定められたスロット数のコイル5dが巻回さ
れ、コイル5dの巻線が整流子5cに備えた複数個の整
流子片5c1に夫々電気的に接続されている。
【0014】アーマチュア5の整流子5cに備えた各整
流子片5c1にはブラシ20、21が図示しないブラシ
スプリングによって夫々圧接されており、これらブラシ
20、21は図示しない外部のABSコントローラ(ア
ンチロックブレーキシステムコントローラ)に電気的に
接続されるため、アーマチュア5は、ABSコントロー
ラから各ブラシ20、21に電流が流れると、各整流子
片5c1を介しコイル5dが順次励磁されて磁界を形成
し、アーマチュア5によって形成された磁界とマグネッ
ト3,4によって形成されている磁界とにより回転す
る。
【0015】アーマチュア5のシャフト5aが挿入され
ているポンプケース6は、ほぼ中央に円柱開口状のカム
室6aが形成されているとともに、このカム室6aの対
向位置に第1、第2のシリンダ室6b、6cが形成され
ている。カム室6aには第1の軸受7が収められ、第1
のシリンダ室6bには第1のバルブ15が収められ、第
2のシリンダ室6cには第2のバルブ16が収められて
いる。
【0016】ポンプケース6には、図2に示されるよう
に、流体導入路6dおよび流体導出路6eが夫々形成さ
れており、流体導入路6dは一端が第1のシリンダ室6
bおよび第2のシリンダ室6cに予め定められた位置で
連通接続され、他端がポンプケース6の外側で図示しな
いリザーバーに連通接続される。また、流体導出路6e
は一端が流体導入路6dとは独立して予め定められた位
置で第1のシリンダ室6bおよび第2のシリンダ室6c
に連通接続され、他端がポンプケース6の外側で図示し
ないダンパー室を介してブレーキマスターシリンダに連
通接続される。
【0017】ポンプケース6のカム室6a内に収められ
ている第1の軸受7は、シェル型のニードルローラベア
リングであって、軸受内輪7a、ころ形の転動体7b、
軸受外輪7cから形成されており、軸受外輪7cの外側
にピストンガイド7dが設けられている。
【0018】軸受内輪7aは、筒状に形成されており、
図2に示されるように、中心C2から予め定められた距
離L4で偏心された回転中心C1を有する丸孔状のシャ
フト取付部7a1が形成されている。このシャフト取付
部7a1にはアーマチュア5のシャフト5aが丸棒状の
まま圧入によって結合されているため、シャフト5aを
D形状にするとともにシャフト取付部7a1をD形状の
孔として作成することによって回り止めたり、あるい
は、クレビスピンにより回り止めて組付ける必要もない
のでシャフト5aと軸受内輪7aとの結合は極めて容易
になされる。
【0019】また、軸受内輪7aの第3の軸受19側に
は、シャフト取付部7a1を中心としたテーパ形成部7
a2が形成されているため、軸受内輪7aは第3の軸受
19に備えた軸受内輪19aにのみ当接される。軸受内
輪7aの外周には複数個の転動体7bを介して軸受外輪
7cが配置されている。
【0020】軸受外輪7cは、略円筒形に形成されてお
り、図4に示されるように、内周側の全周に転動体7b
の軸方向長さよりもわずかに大きい幅で凹溝状に形成さ
れた転動体収容部7c1が設けられているため、転動体
収容部7c1に転動体7bを収容した状態で軸受内輪7
aの外側に回転可能に配置されている。軸受外輪7cの
外側にはピストンガイド7dが配置されている。
【0021】ピストンガイド7dは、図4に示されるよ
うに、長さ寸法が軸受外輪7cと同一にして軸受外輪7
cと独立して形成されている。ピストンガイド7dは、
円筒形状をなすガイド本体7d1の内径寸法が軸受外輪
7cの外径寸法に略等しいため、軸受外輪7cに圧入す
ることによって軸受外輪7cの同心円上に一体的に固定
されている。
【0022】ガイド本体7d1の外周面はピストン圧接
面7d2になっており、このピストン圧接面7d2は後
述する第1,第2のピストン10,11に備えたピスト
ンヘッド10b,11bの外径寸法よりもわずかに大き
い幅寸法を有するため、第1,第2のピストン10,1
1のピストンヘッド10b,11bに圧接する。
【0023】また、ピストンガイド7dの筒方向に沿っ
たピストン圧接面7d2の両端側には、ガイド本体7d
1の全周上に薄肉の環状をなすものとして一対の鍔状の
ピストン支持用フランジ7d3,7d4が夫々突出形成
されている。ピストン支持用フランジ7d3,7d4同
士の離隔寸法はピストン圧接面7d2よりもわずかに大
きい幅寸法であり、ピストン支持用フランジ7d3,7
d4は第1,第2のピストン10,11に向けて夫々突
出しているため、ピストン圧接面7d2に圧接される第
1,第2のピストン10,11のピストンヘッド10
b,11bの両側にピストン支持用フランジ7d3,7
d4が配置され、両ピストン支持用フランジ7d3,7
d4によって第1,第2のピストン10,11のピスト
ンヘッド10b,11bを径方向に移動不能に支持す
る。
【0024】ここで、第1の軸受7は、第1、第2のピ
ストン10のピストンヘッド10b,11bに軸受外輪
7cと一体的となるピストンガイド7dのピストン圧接
面7d2が圧接され且つピストン支持用フランジ7d
3,7d4が第1,第2のピストン10,11のピスト
ンヘッド10b,11bによって径方向に移動不能とな
っているため、アーマチュア5のシャフト5aのスラス
ト方向に対する移動を規制するための押さえ部材を両側
に配置する必要はなく、押さえ部材を取付けるための取
付代をシャフト5aに設ける必要がないので、図4に示
されるように、シャフト5aの軸受取付部分の長さ寸法
L5は複数個の押さえ部材を取付けている場合の長さL
3(図7参照。)よりも小さくなる。それ故、第1の軸
受7の軸受外輪7cに圧接される第1、第2のピストン
10、11の荷重点は第3の軸受19に近付いたものと
なるため、シャフト5aの径方向にかかる曲げ応力は減
少される。
【0025】また、第1,第2のピストン10,11よ
りの荷重をピストンガイド7dおよび軸受外輪7cで受
け、ピストンガイド7dにおいて、そのボリュームはガ
イド本体7d1およびピストン支持用フランジ7d3,
7d4で定められるものとなるため、ガイド本体7d1
の肉厚は小さい寸法とすることができ、円筒形の軸受外
輪7cのボリュームのみで第1,第2のピストン10,
11よりの荷重を受けていたものと比べてアーマチュア
5のシャフト5aから第1,第2のピストン10,11
のピストンヘッド10b,11bまでの離隔距離は小さ
くなるものとなる。
【0026】そしてまた、アーマチュア5のシャフト5
aには、第1の軸受7の軸受内輪7aのみが取付けら
れ、押さえ部材は取付けられていないので、アーマチュ
ア5をポンプケース6に組付ける際およびアーマチュア
5をポンプケース6から取り外す際に、シャフト5aに
対する組付け部品が少なくなって容易に組付けを行え
る。
【0027】第1の軸受7は、アーマチュア5のシャフ
ト5aが回転すると、このシャフト5aに偏心して軸受
内輪7aが回転するため、軸受外輪7cはその外周面で
あるピストン圧接面7d2が中心C1から進退され、こ
の軸受外輪7cによって第1のピストン10を上死点A
と下死点Bとのあいだで往復動させるとともに、この第
1のピストン10に水平対向配置した第2のピストン1
1を上死点Aと下死点Bとのあいだで往復動させる。
【0028】ポンプケース6の第1のシリンダ室6bに
は第1のシリンダ8が収められている。この第1のシリ
ンダ8は、円筒形のライナー状に形成されていて、内側
がピストン孔8aになっており、外側が2個のオーリン
グ(Oリング)22、23を介して第1のシリンダ室6
bに組付けられている。また、第1のシリンダ8の両オ
ーリング22、23のあいだには第1のバルブ15のイ
ンレットとなる円環の凹溝状をなす環状溝8bが形成さ
れ、この環状溝8bは相対向する2個所が第1のシリン
ダ8のピストン孔8aに連通されているため、第1のシ
リンダ8のピストン孔8aは環状溝8bおよびポンプケ
ース6の流体導入路6dを介して図示しないリザーバー
に連通接続される。第1のシリンダ8のピストン孔8a
には第1のピストン10が挿入されている。
【0029】第1のピストン10は、図3に示されるよ
うに、断面形状が略T字状をなし、円盤形で第1の軸受
7の軸受外輪7cに圧接されるピストンヘッド10b
と、略円筒形でオーリング(Oリング)46を介してピ
ストン孔8aに挿入されたスカート10cとを一体に備
えている。
【0030】第1のピストン10は、ピストンヘッド1
0bと第1のシリンダ8とのあいだに弁ばね13が配置
されているため、ピストンヘッド10bはこの弁ばね1
3の弾性反発力によって第1の軸受7のピストンガイド
7dに有するピストン圧接面7d2に圧接されている。
【0031】第1のピストン10は、ピストンヘッド1
0bの軸受外輪7c側が平滑な面に形成されており、ほ
ぼ中央にはスカート10cに向けてわずかな深さを有す
るものとして丸孔状に形成された第1の油溜り10aが
備えられていて、この第1の油溜り10aに潤滑用油脂
が充填されている。第1の油溜り10aはピストンヘッ
ド10bの中央に凹状に形成されているため、第1の油
溜り10aに充填された潤滑用油脂は軸受外輪7bとピ
ストンヘッド10bとの圧接部分に保持されて容易に流
れ出ることはない。それ故、第1のピストン10は第1
の軸受7の軸受外輪7cとのあいだに潤滑用油脂を介在
させた状態で圧接されることとなるため、第1のピスト
ン10と軸受外輪7cとのあいだでの摩擦抵抗は小さく
保持され、第1のピストン10と軸受外輪7cとの圧接
に際して微小な振動的滑りは起こり難い。
【0032】第1のピストン10のスカート10cの内
周はピストンヘッド10b側が閉塞された第1のバルブ
室10dになっており、第1のバルブ室10dは第1の
シリンダ8の環状溝8bに連通接続されている。
【0033】第1のバルブ室10dの対向位置には弁座
24が第1のシリンダ8の第1のピストン10とは反対
側に嵌込まれているため、弁座24と第1のピストン1
0とのあいだに第2のバルブ室25が形成されている。
第2のバルブ室25には第1の戻しばね26によって第
1のバルブ室10dを塞ぐ側に付勢されている第1のチ
ェックボール27が配置されており、この第1のチェッ
クボール27は第1のピストン10が往復動することに
よって、第1のバルブ室10dに導入されたブレーキオ
イルの液圧が予め定められた値を越えると第1の戻しば
ね26に抗して第1のバルブ室10dを第2のバルブ室
25に連通させるため、第1のバルブ室10dのブレー
キオイルを第2のバルブ室25に移送する機能を有す
る。
【0034】また、弁座24のほぼ中央には連通孔24
aが形成されており、この連通孔24aの対向位置には
蓋28がオーリング(Oリング)29を介して第1のシ
リンダ室6bに組付けられているため、連通孔24aと
蓋28とのあいだに第3のバルブ室30が形成されてい
る。第3のバルブ室30には第2の戻しばね31によっ
て連通孔24aを塞ぐ側に付勢されている第2のチェッ
クボール32が配置されており、この第2のチェックボ
ール32は第2のバルブ室25に導入されたブレーキオ
イルの液圧が予め定められた値を越えると第2の戻しば
ね31に抗して第2のバルブ室25を第3のバルブ室3
0に連通させるため、第2のバルブ室25のブレーキオ
イルを第3のバルブ室30に移送する機能を有する。
【0035】そして、蓋28には第3のバルブ室30を
ポンプケース6の流体導出路6eに連通させるためのア
ウトレットとなる流路28aが形成されているため、第
3のバルブ室30に導入されたブレーキオイルは流路2
8aからポンプケース6の流体導出路6eを通り、図示
しないダンパー室を介してブレーキマスターシリンダに
移送される。蓋28はポンプケース6にねじ込まれたス
トッパ33によって押圧固定されている。
【0036】第1のシリンダ8、第1のピストン10、
弁座24、第1のチェックボール27、第1の戻しばね
26、第2のチェックボール32、第2の戻しばね3
1、蓋28、ストッパ33によって第1のバルブ15が
形成されている。
【0037】一方、ポンプケース6の第2のシリンダ室
6cに収められた第2のバルブ16は前述した第1のバ
ルブ15と同一の構成を有し、第2のシリンダ34は、
ピストン孔34aを有し、外側に2個のオーリング(O
リング)35,36が配置され、インレットとなる環状
溝34bが形成され、第2のシリンダ34のピストン孔
34aに第2のピストン11が挿入されており、第2の
ピストン11は、ピストンガイド7dのピストン圧接面
7d2に圧接されるピストンヘッド11bとオーリング
(Oリング)47を介してピストン孔34aに挿入され
たスカート11cとを一体に備え、ピストンヘッド11
bと第2のシリンダ34とのあいだに弁ばね14が配置
され、ピストンヘッド11bの軸受外輪7c側に、スカ
ート11cに向けてわずかな深さを有するものとして丸
孔状に形成された第2の油溜り11aが備えられ、第1
のバルブ室10dに対向配置された第4のバルブ室11
d、が形成され、連通孔37aを有する弁座37、アウ
トレットとなる流路38aを有しオーリング(Oリン
グ)39を介して第2のシリンダ室6cに組付けられた
蓋38、ストッパ33、第2のバルブ室25に対向配置
された第5のバルブ室40、第3の戻しばね41、第3
のチェックボール42、第3のバルブ室30に対向配置
された第6のバルブ室43、第3のチェックボール4
4、第4の戻しばね45を備えている。
【0038】第1、第2のバルブ15、16は、アーマ
チュア5のシャフト5aが回転すると、第1の軸受7の
軸受内輪7aがシャフト5aに対し偏心して回転するこ
とによってピストンガイド7dのピストン圧接面7d2
に圧接している第1のピストン10、第2のピストン1
1を下死点Bおよび上死点Aの間で夫々往復動させる。
【0039】第1のピストン10が下死点Bから上死点
Aに移動すると、第2のチェックボール32が弁座24
の連通孔24aを閉塞するため、負圧の状態となった第
2のバルブ室25にポンプケース6の流体導入路6dか
ら第1のシリンダ8の環状溝8bを通って第1のバルブ
室10dにブレーキオイルが吸入され、ブレーキオイル
は第1のバルブ室10dから第2のバルブ室25に吸引
移動される。
【0040】上死点Aに到達した第1のピストン10は
下死点Bに向けて戻り移動されるため、第1のチェック
ボール27は第1のバルブ室10dを第2のバルブ室2
5に遮断の状態にし、第2のバルブ室25に移送された
ブレーキオイルは第2のチェックボール32が弁座24
の連通孔24aを開放することによって第3のバルブ室
30に移送され、第3のバルブ室30にあるブレーキオ
イルは蓋28の流路28aを通ってポンプケース6の流
体導出路6eに送出される。
【0041】第1のピストン10は第1の軸受7の軸受
内輪7aの回転にともなって上死点Aおよび下死点Bの
あいだを往復で移動するため、第1のバルブ室10d、
第2のバルブ室25、第3のバルブ室30を介しポンプ
ケース6の流体導入路6dからブレーキオイルを吸引し
て流体導出路6eから送出する。
【0042】第2のピストン11も第1のピストン10
と同様にして上死点Aと下死点Bとのあいだを第1のピ
ストン10に相互に往復動し、第4のバルブ室11d、
第5のバルブ室40、第6のバルブ室43を介しポンプ
ケース6の流体導入路6dからブレーキオイルを吸引し
て流体導出路6eから送出する。
【0043】このような構造をなす油圧ポンプ1は、ア
ンチロックブレーキシステムのアクチュエータに内蔵さ
れ、ポンプケース6の流体導入路6dがリザーバーに連
通接続され、図示しないダンパー室を介してポンプケー
ス6の流体導出路6eがブレーキマスターシリンダに連
通接続され、両ブラシ20、21を外部のABSコント
ローラに電気的に接続させて車両に搭載される。
【0044】ABSコントローラはブレーキが操作され
たときに、車輪のスリップ状態が認識されると保持信号
を発生し、車輪のスリップが大きくなったことが認識さ
れると減圧信号を発生し、車輪のスリップが小さくなっ
たことが認識されると増圧信号を発生して夫々の信号を
アクチュエータに転送する。減圧信号が発生されると油
圧ポンプ1の両ブラシ20、21に対し電流が供給され
る。
【0045】ABSコントローラから減圧信号が発生さ
れることによって、ホイールシリンダに連通接続されて
いる増圧用ソレノイドバルブおよび減圧用ソレノイドバ
ルブは作動されるため、増圧用ソレノイドバルブはポー
トが閉じ、減圧用ソレノイドバルブはポートが開く。そ
して、油圧ポンプ1は、両ブラシ20、21に電流が供
給されてアーマチュア5が回転するため、第1の軸受7
の軸受内輪7aが回転してピストンガイド7dのピスト
ン圧接面7d2に夫々圧接されている第1のピストンお
よび第2のピストン11を往復動させ、減圧用ソレノイ
ドバルブを介してホイールシリンダ内のブレーキオイル
が貯蔵されているリザーバーからブレーキオイルを吸引
してブレーキマスターシリンダに戻すことにより、ホイ
ールシリンダ内のブレーキオイルの圧力を下げて車輪の
スリップを適正な状態にし、過度のスリップを発生させ
ないようにブレーキオイルの液圧を制御するものとな
る。
【0046】第1のピストン10、第2のピストン11
が往復動する間、第1のピストン10のピストンヘッド
10bの第1の油溜り10aに充填された潤滑用油脂は
軸受外輪7bとピストンヘッド10bとの圧接部分に保
持され、第2のピストン11のピストンヘッド11bの
第2の油溜り11aに充填された潤滑用油脂も軸受外輪
7bとピストンヘッド11bとの圧接部分に保持される
ため、両ピストン10、11および軸受外輪7bは極め
て小さい摩擦抵抗で圧接される。
【0047】また、第1のピストン10,第2のピスト
ン11が往復動する間に、第1の軸受7のピストンガイ
ド7dに圧接される第1,第2のピストン10,11の
荷重点は第3の軸受19に近付いたものとなるため、シ
ャフト5aの径方向にかかる曲げ応力は減少され、小さ
い肉厚のガイド本体7d1からなるピストンガイド7d
により、アーマチュア5のシャフト5aから第1,第2
のピストン10,11のピストンヘッド10b,11b
までは小さい離隔距離となる。
【0048】図6にはこの発明に係わる油圧ポンプの第
2実施例が示されており、図示する第2実施例は第1の
軸受まわりのみが示され、他の部分は第1実施例と同様
にしてある。
【0049】この場合、ガイド本体7d2にピストン圧
接面7d2および一対のピストン支持用フランジ7d
3,7d4を形成したピストンガイド7dは、軸受外輪
7cの外周側にこの軸受外輪7cとともに円筒形状にし
て一体成形されているため、第1の軸受7を作成する際
に、軸受外輪7cと同時に極めて成形される。
【0050】この場合の第1の軸受7は、軸受外輪7c
上に形成されたピストンガイド7dのピストン圧接面7
d2が第1,第2のピストン10,11のピストンヘッ
ド10b,11bに圧接され且つピストン支持用フラン
ジ7d3,7d4が第1,第2のピストン10,11の
ピストンヘッド10b,11bによって径方向に移動不
能となっているため、アーマチュア5のシャフト5aの
スラスト方向に対する移動を規制するための押さえ部材
を両側に配置する必要はなく、押さえ部材を取付けるた
めの取付代をシャフト5aに設ける必要がないので、シ
ャフト5aの軸受取付部分の長さ寸法L6は複数個の押
さえ部材を取付けている場合の長さL3(図7参照。)
よりも小さくなる。それ故、第1の軸受7の軸受外輪7
cに圧接される第1,第2のピストン10,11の荷重
点は第3の軸受19に近付いたものとなるため、シャフ
ト5aの径方向にかかる曲げ応力は減少される。
【0051】そして、第1,第2のピストン10,11
よりの荷重をピストンガイド7dを有する軸受外輪7c
で受けるので、ピストン支持用フランジ7d3,7d4
を含めたものとして軸受外輪7cのボリュームを定める
ものとなるため、軸受外輪7cの肉厚は小さい寸法で定
められるので、アーマチュア5のシャフト5aから第
1,第2のピストン10,11のピストンヘッド10
b,11bまでの離隔距離は第1実施例に比べてより小
さくなるものとなる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わる油圧ポンプによれば、ピストンを、軸受外輪の外周
上でピストンガイドのピストン支持用フランジによって
アーマチュアのシャフトの軸方向に支持しながらピスト
ンガイドのピストン圧接面に圧接させるため、軸受の軸
受外輪はピストン支持用フランジがピストンに支持され
るので、アーマチュアのシャフトのスラスト方向に対す
る移動を規制するための押さえ部材を軸受の両側に配置
しなくてもアーマチュアのシャフトのスラスト方向にず
れなく取付けることができ、それによって、アーマチュ
アのシャフトの全体の長さ寸法を小さくしてシャフトの
長さ方向に対応したポンプケースの長さ寸法を小さくで
き、ピストンガイドのピストン圧接面に圧接されるピス
トンの荷重をピストン支持用フランジを含めたピストン
ガイドのボリュームで受けることによって、アーマチュ
アのシャフトからピストンまでの距離を小さくしてシャ
フトの径方向に対応したポンプケースの高さ寸法を小さ
くでき、ポンプケースの長さ寸法および高さ寸法を小さ
くすることによってポンプケース全体の外形のコンパク
ト化を図って作業効率を向上させるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる油圧ポンプの第1実施例の縦
断正面図である。
【図2】図1に示した油圧ポンプの縦断右側面図であ
る。
【図3】図1に示した油圧ポンプにおいてのバルブまわ
りの縦断面図である。
【図4】図1に示した油圧ポンプにおいての軸受まわり
の縦断面図である。
【図5】図1に示した油圧ポンプにおいての軸受および
ピストンの組付け関係を説明する外観斜視図である。
【図6】この発明に係わる油圧ポンプの第2実施例にお
いての軸受まわりの縦断面図である。
【図7】従来の油圧ポンプの軸受まわりの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 ヨーク 3 マグネット 4 マグネット 5 アーマチュア 5a シャフト 6 ポンプケース 7 (軸受)第1の軸受 7a 軸受内輪 7b 転動体 7c 軸受外輪 7d ピストンガイド 7d2 ピストン圧接面 7d3 ピストン支持用フランジ 7d4 ピストン支持用フランジ 8 (シリンダ)第1のシリンダ 8b (インレット)環状溝 10 (ピストン)第1のピストン 10b ピストンヘッド 11 (ピストン)第2のピストン 11b ピストンヘッド 15 (バルブ)第1のバルブ 16 (バルブ)第2のバルブ 28a (アウトレット)流路 34 (シリンダ)第2のシリンダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークと、 上記ヨークの内側に固定されたマグネットと、 上記マグネットの内周側に配置され、通電によって回転
    するアーマチュアと、 上記ヨークに結合されたポンプケースと、 上記ポンプケース内に配置したシリンダ内に収容されて
    いて、アーマチュアのシャフトの中心に向けて押圧状態
    で往復動されるピストンを備え、このピストンが往復動
    することによりインレットから流体を吸入し、アウトレ
    ットから流体を送出するバルブと、 上記ポンプケース内に配置され、アーマチュアのシャフ
    トに対する偏心した回転中心を有してアーマチュアのシ
    ャフトに結合され、このシャフトと一体的に回転する軸
    受内輪を備えているとともに、転動体を介して軸受内輪
    の外側に配置された軸受外輪を備えている軸受と、 上記軸受外輪の外周上に配置され、ピストンに圧接され
    るピストン圧接面を形成しているとともに、このピスト
    ン圧接面の外側に配置されていてピストンをアーマチュ
    アのシャフトの軸方向に支持可能に設けられた一対のピ
    ストン支持用フランジを形成したピストンガイドをそな
    えていることを特徴とする油圧ポンプ。
  2. 【請求項2】 ピストンガイドは、軸受外輪に独立して
    円筒状に形成されていて軸受外輪に一体的に取付けられ
    ている請求項1に記載の油圧ポンプ。
  3. 【請求項3】 ピストンガイドは、軸受外輪と一体にし
    て円筒状に形成されている請求項1に記載の油圧ポン
    プ。
  4. 【請求項4】 ピストンは、ピストンガイドのピストン
    圧接面に圧接される円盤形のピストンヘッドが設けら
    れ、 ピストンガイドのピストン支持用フランジは、アーマチ
    ュアのシャフトの軸方向に沿った軸受外輪の両外側にピ
    ストンヘッドの外径よりもわずかに大きい間隔を置き、
    ピストン圧接面の全周上に薄肉状に突出形成されている
    請求項1、2、3のいずれかに記載の油圧ポンプ。
JP26400694A 1994-10-27 1994-10-27 油圧ポンプ Pending JPH08121327A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073938A (ja) * 1998-08-29 2000-03-07 Ina Waelzlager Schaeffler Kg ラジアルピストンポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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