JPH08121040A - 脱出兼防犯機能付き後付け面格子 - Google Patents

脱出兼防犯機能付き後付け面格子

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JPH08121040A
JPH08121040A JP28591094A JP28591094A JPH08121040A JP H08121040 A JPH08121040 A JP H08121040A JP 28591094 A JP28591094 A JP 28591094A JP 28591094 A JP28591094 A JP 28591094A JP H08121040 A JPH08121040 A JP H08121040A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面格子の枠体を閉状態に施錠保持している操
作部材の横方向への回動を阻止でき、確実なロック操作
を行うことができ、防犯効果を発揮することができる脱
出兼防犯機能付き後付け面格子を提供する。 【構成】 サッシ40のサッシ羽41に取付けられる後
付け面格子1は、左右一対の縦枠体と、上下一対の横枠
体と、枠体の左右方向に複数本等略間隔で並設される面
格子本体4と、枠体が左右移動可能に配設される外枠体
20とを有し、外枠体20の縦枠部21,22には、操
作部材31の縦方向への回動操作で枠体の移動をロック
し、横方向への回動でロックを解除させる脱出操作機構
30が設けられ、面格子本体4の固定枠4Aと移動枠4
B間に弾性部材8Aが配設され、移動枠4Aと一体に移
動し、操作部材31の横方向への操作を阻止し枠体のロ
ック状態を保持する係合バー9が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物におけるサッシ
の最外側に位置するサッシ羽に取付けられ、火災時等の
非常時に内部から開操作することができる後付け面格子
に関し、特に外部からの面格子の開操作を防止すること
ができる脱出兼防犯機能付き後付け面格子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、面格子は建造物の窓部の最外側
に配置され、左右上下の枠体と、この枠体に左右方向に
等間隔に並設された面格子本体とから構成されている。
この面格子は、建造物に固定されていて開閉ができない
ものであったが、近来、外枠体に前後2つの枠体を引き
違い式に配設して、この枠体を開閉できるように構成
し、火災等の非常時に、枠体を左右一方側に開けて室内
から室外に脱出できるように構成したものが提供される
ようになってきている。
【0003】ところが、このように面格子の枠体を開閉
できるように構成すると、室外から面格子の枠体を開け
て室内に侵入する虞があるといった問題が生じる。そこ
で、室外から面格子の枠体を開けて侵入することができ
ないようにするために、面格子の枠体を室外から開ける
ことが出来ないように枠体を閉めた状態にロックする施
錠機構が種々提案されている。
【0004】本発明者らは、上記問題を解決するために
特願平6−141231号の脱出面格子の施錠構造を提
案している。この脱出面格子の施錠構造は、脱出面格子
枠の一方の縦枠体に下端部を支点に回動自在に取付けら
れた操作部材と、この操作部材内に摺動自在に挿入され
るとともに一端部に形成された操作部が操作部材から突
出された操作バーと、この操作バーの他端部に設けら
れ、縦枠体内に収納状態の操作部材が回動により取り出
されてほぼ水平状態とされたときに操作部による操作バ
ーの操作部材に沿った移動または回動の操作により脱出
面格子本体の最外側の枠桟の係合部に係脱する係止部材
と、操作部における内方側を覆うように固着された保護
カバーとを備えたものである。
【0005】上記構造によって、面格子の枠体は室外か
ら開閉することが出来ないようになっているが、面格子
本体の間隙から手を差し入れて、係止部材の係止状態を
解除し、操作部材を水平方向へ回動し、保護カバーを取
り壊して操作バーを室内側へ押し移動させ、施錠状態を
室外側から解除し、面格子の枠体を左右いずれかの方向
へ移動させて、室内に侵入する虞があった。そこで、本
発明者らは、室外から面格子本体の間隙に手を差し入れ
るときに、操作部材と一体的な操作部材の水平方向への
回動を阻止できるような構造にすれば、施錠状態を確実
に保持でき、室外から面格子の枠体を開くことができ
ず、室外からの侵入を確実に防止することができるもの
と確信し、種々研究した結果、本発明を具現化すること
に成功した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたものであって、室外から面格子本体の間
隙に手を差し入れたときに、面格子の枠体を閉状態に施
錠保持している操作部材の水平方向への回動を確実に阻
止でき、これを室外からの手の差し入れと連動させるこ
とができて確実な自動ロック操作を行うことができ、優
れた防犯効果を発揮することができる脱出兼防犯機能付
き後付け面格子を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1の脱出兼
防犯機能付き後付け面格子は、建造物におけるサッシの
最外側に位置するサッシ羽に取付けられる後付け面格子
であって、この面格子は、左右一対の縦枠体と、上下一
対の横枠体と、前記枠体の左右方向に複数本等略間隔で
並設される面格子本体と、前記枠体が左右移動可能に配
設される外枠体とを有し、前記外枠体の左右少なくとも
一方側の縦枠部に、上下回動操作可能な操作部材を有
し、この操作部材の縦方向への回動操作によって前記枠
体の移動をロックし、横方向への回動によってこのロッ
クを解除させることが可能な脱出操作機構が設けられ、
前記面格子本体の少なくとも一本が固定枠と移動枠とか
ら構成され、且つ前記移動枠を固定枠から離れる方向へ
付勢する少なくとも一つの弾性部材が配設され、前記移
動枠には、この移動枠の固定枠側への強制移動と一体に
外枠体の縦枠部側に移動し、この縦枠部に設けられた前
記脱出操作機構に係合して、この操作部材の横方向への
操作を阻止し脱出操作機構による枠体のロック状態を保
持するための係合バーが固着されているものである。
【0008】請求項2の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、前記弾性部材が圧縮スプリングからなるものであ
る。請求項3の脱出兼防犯機能付き後付け面格子は、前
記弾性部材が引っ張りスプリングからなるものである。
請求項4の脱出兼防犯機能付き後付け面格子は、前記弾
性部材が板バネからなるものである。請求項5の脱出兼
防犯機能付き後付け面格子は、前記圧縮スプリングが固
定枠と移動枠との間に配設されているものである。
【0009】請求項6の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、前記圧縮スプリングが固定枠の内面と移動枠の背
面との間に配設されているものである。請求項7の脱出
兼防犯機能付き後付け面格子は、前記圧縮スプリングが
係合バーの適所と固定枠の移動枠側端面との間に配設さ
れているものである。請求項8の脱出兼防犯機能付き後
付け面格子は、前記移動枠の一端部が固定枠の一端部に
回動可能に枢着され、前記移動枠の他端部側と固定枠の
他端部側との間に、移動枠の他端部側を固定枠の他端部
側より離れる方向に付勢する弾性部材が配設されている
ものである。
【0010】請求項9の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、前記引っ張りスプリングが、固定枠の背面と係合
バーの適所との間に配設されているものである。請求項
10の脱出兼防犯機能付き後付け面格子は、前記脱出操
作機構の操作部材が、操作部材の近傍箇所に配置され移
動枠の強制移動による係合バーの移動で回動される歯車
の回動を介してロックされる構成としたものである。
【0011】
【作用】請求項1の脱出兼防犯機能付き後付け面格子に
おいては、外枠体が閉状態であり、脱出操作機構によっ
て施錠状態とされているときに、枠体の左右方向に並設
されている面格子本体間の間隙に、室外から手を差し入
れると、面格子本体の移動枠が腕部によって弾性部材の
付勢力に抗して固定枠側に強制移動され、この移動枠の
強制移動と一体に係合バーが、固定枠側即ち外枠体の縦
枠部側に移動して、縦枠部に設けられた脱出操作機構に
係合して、この操作部材の横方向への回動を阻止して、
枠体のロック状態が強固に保持されることになる。
【0012】従って、室外から手を差し入れて、脱出操
作機構の施錠状態を解除し、操作部材を横方向へ回動し
て施錠状態を解いて枠体を開けようとしても、手を差し
入れることによって、脱出操作機構の施錠状態がより一
層強固なものとなるために、操作部材を横方向へ回動す
ることが不可能な状態となるので、枠体は全く開けるこ
とができない状態となる。これにより、枠体の施錠状態
をより強固なものにすることができて、防犯効果を高め
ることができる。
【0013】請求項2の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子においては、弾性部材が圧縮スプリングからなるもの
であるので、この圧縮スプリングを面格子本体の固定枠
と移動枠との間に介在させることによって、移動枠を固
定枠に対して離れる方向へ付勢した状態で移動可能に組
み込むことができ、上記したような、移動枠の移動によ
る係合バーの移動を容易に行うことができ、この係合バ
ーの操作部材に対する係合を手の差し入れによって自動
的に行うことができる構成となる。
【0014】請求項3の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子においては、弾性部材が引っ張りスプリングからなる
ものであるので、例えば、この引っ張りスプリングの一
端を係合バーの適所に固定し、他端を固定枠の背面に固
定することによって、係合バーを固定枠側に向けて付勢
して、固定枠の内面側に配設され、係合バーと一体に移
動される移動枠を固定枠に対して離れる方向に付勢した
構成とすることができる。請求項4の脱出兼防犯機能付
き後付け面格子においては、弾性部材が板バネからなる
ものであるので、固定枠と移動枠とが対向している場合
には、この板バネを固定枠と移動枠との間に配設するこ
とによって、移動枠を固定枠から離れる方向に付勢した
状態とすることができる。
【0015】また、固定枠の内面と移動枠の背面とが対
向している場合には、板バネを固定枠の内面と移動枠の
背面との間に配設することによって、移動枠を固定枠か
ら離れる方向に付勢した状態とすることができる。請求
項5の脱出兼防犯機能付き後付け面格子においては、圧
縮スプリングが固定枠と移動枠との間に配設されている
ので、この圧縮スプリングによって、移動枠が固定枠か
ら離れる方向に付勢された状態となる。
【0016】請求項6の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子においては、圧縮スプリングが固定枠の内面と移動枠
の背面との間に配置されているので、移動枠が固定枠か
ら離れる方向に付勢された状態となる。請求項7の脱出
兼防犯機能付き後付け面格子においては、圧縮スプリン
グが係合バーの固定枠の移動枠側端面との間に配設され
ているので、係合バーと一体移動する移動枠が、固定枠
から離れる方向に付勢された状態となる。
【0017】請求項8の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子においては、移動枠の一端部が固定枠の一端部に回動
可能に枢着され、前記移動枠の他端部側と固定枠の他端
部側との間に、移動枠の他端部側を固定枠の他端部側よ
り離れる方向に付勢する弾性部材が配設されているの
で、面格子本体間に手を差し入れると、腕部に押されて
移動枠が枢着部分を中心に固定枠に近づく方向へ回動移
動し、この移動枠と一体に係合バーが移動して、この係
合バーの先端が脱出操作機構の操作部材に係合して、操
作部材の回動をロックする状態となる。
【0018】請求項9の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子においては、引っ張りスプリングが、固定枠の背面と
係合バーの適所との間に配設されているので、固定枠の
内面側に配設され、係合バーと一体移動する移動枠が、
固定枠から離れる方向に付勢された状態となる。請求項
10の脱出兼防犯機能付き後付け面格子においては、脱
出操作機構の操作部材が、操作部材の近傍箇所に配置さ
れ移動枠の強制移動による係合バーの移動で回動される
歯車の回動を介してロックされる構成となっているの
で、ロック時には、この歯車が係合バーの先端で回動を
阻止された状態となり、ロック状態を強固に保持するこ
とができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る脱出兼防犯機能付き後付
け面格子の実施例について、図面を参照しつつ説明す
る。図1,図2は、本発明の第1実施例の脱出兼防犯機
能付き後付け面格子(以下面格子とする)1を示すもの
であって、この面格子1は、建造物におけるサッシ40
(図6,図7参照・後述する)の最外側に位置するサッ
シ羽41(図6,図7参照・後述する)に取付けられる
後付け面格子であって、左右一対の縦枠体(図示略)
と、上下一対の横枠体と、前記枠体の左右方向に複数本
等略間隔で並設される面格子本体4と、前記枠体が左右
移動可能に配設される外枠体20(図3参照)とを有
し、外枠体20の左右両側の縦枠部21,22に、上下
回動操作可能な操作部材31を有している。尚、本実施
例では、左右両端の面格子本体4が縦枠体を兼用してい
る。
【0020】そして、操作部材6の縦方向への回動操作
によって前記枠体の移動をロックし、横方向への回動に
よってこのロックを解除させることが可能な脱出操作機
構30(図8乃至図10)が設けられ、面格子本体4
が、開放部が互いに対向した横断面コ字形の固定枠4A
と移動枠4Bとから構成され、且つ移動枠4Bと固定枠
4Aとの間に、移動枠4Bを固定枠4Aから離れる方向
へ付勢する圧縮スプリング8Aからなる弾性部材が配設
されている。移動枠4Bには、この移動枠4Bの固定枠
4A側への強制移動(室外からの手Tの差し入れによる
腕部Uでの押圧によるもの)と一体に外枠体20の縦枠
部21,22側に移動し、この縦枠部21,22に設け
られた脱出操作機構30に係合して、この操作部材31
の横方向への操作を阻止し脱出操作機構30による枠体
のロック状態を保持するための係合バー9が固着されて
いる。
【0021】この係合バー9は、並設された複数の面格
子本体4を貫通した状態で配設され、面格子本体4の移
動枠4Bに適所をそれぞれ固着されていて、上記したよ
うに、手Tの差し入れによる移動枠4Bの強制移動によ
って、この移動枠4Bと一体に外枠体20の縦枠部2
1,22側に移動するように構成されている。そして、
係合バー9の先端が、移動時に操作部材31の回動方向
手前側の近接箇所に位置するか、あるいは操作部材31
に開設された係合穴31aに挿入されるように構成され
ている(以下、「係合する」という)。
【0022】図3に示すように、各面格子本体4の固定
枠4Aは、枠体の横方向に架け渡された長ネジ10でそ
の位置を固定されており、移動枠4Bは、この長ネジ1
0に対して移動自在となっていて、移動枠4Bの移動時
には、この長ネジ10がガイドとなるように構成されて
いる。図4は、外枠体20の分解斜視図であって、この
外枠体20は左右一対の縦枠体21,22と、上下一対
の横枠体23,24とからなり、両縦枠体21,22に
は、図6,図7に示すように、サッシ40の最外側のサ
ッシ羽41に嵌合する断面コ字状の嵌合部21a,22
aが長手方向に形成されている。
【0023】この両縦枠体21,22の上下端部には、
それぞれ、L字形の取付板25の一片がねじにより固定
されており、この取付板25の内方に突出された他片に
は、ねじ孔からなる取付孔25aが形成されている。右
側の縦枠体には、脱出操作機構30が取り付けられてい
る。この脱出操作機構30は、左側の縦枠体22に設け
てもよく、或いは左右両方の縦枠体21,22に設けて
もよい。
【0024】上下の両横枠体23,24は、内面側に上
記の面格子1Cの前後の枠体(以下、外格子、内格子と
して説明する)をそれぞれ移動自在にガイドするための
外レール23a,24a及び内レール23b,24bが
平行に形成されている。また、両横枠体23,24にお
ける基面の右端部には円孔からなる一対の取付孔23c
(下部横枠体24側は図示せず)が穿設されているとと
もに、基面における左端部には長孔からなる一対の取付
孔23d(下部横枠体24側は図示せず)が穿設されて
いる。
【0025】次に、上述の外枠体20を既設のサッシに
後付けで取り付ける施工方法について説明する。先ず、
図5に示すような外枠体20を予め組み立てる。すなわ
ち、図5に2点鎖線矢印で示すように、上下の横枠体に
おける左右両側の取付孔23c,23dを対向する取付
板25の取付孔25aに合致させて、両横枠体23,2
4を取付板25に接合させて左右の横枠体21,22の
上下部間に架け渡す。この状態を保持しながら取付ねじ
26を図5に2点鎖線矢印で示すように横枠体23,2
4の取付孔23c,23dを挿通して取付板25の取付
孔25aに螺合すると、図5に示す外枠体20が組み立
てられる。この時、右側の各取付ねじ26は締め付けて
両横枠体23,24と右側の縦枠体22とを相互に固定
するが、左側の取付ねじ26は締め付けないで仮止めし
ておく。したがって、左側の縦枠体21は、図5に示す
ように、取付ねじ26が長孔状の取付孔23d内を移動
できる範囲dで両横枠体23,24に対し接離する方向
に移動できる。
【0026】上述のように組み立てた外枠体20を、概
略平面図を示す図6のように、サッシ40の最外側のサ
ッシ羽41に嵌め込むとともに、右側の縦枠体22の嵌
合部22aをサッシ羽41に嵌め込む込んでサッシ40
に押し付ける。次に、左側の横枠体21を図6に矢印で
示すように移動させてその嵌合部21aをサッシ羽41
に嵌め込んでサッシ羽41に押し付け、この状態を保持
しながら右側の各取付ねじ26を締め付けると、両体枠
体21,22および両横枠体23,24が相互に固定さ
れてサッシ40に固着される。したがって、外枠体20
を、例えばマンションなどの高所の窓部に既設されてい
るサッシ40に取り付ける場合においても、極めて容易
に且つ迅速に取り付けることができる。両格子(図示
略)は、上述のようにしてサッシ40に取り付けが完了
した外枠体20における外レール部23b,24bおよ
び内レール部23a,24aに対しその上方側に挿入し
たのちに下方側に落とし込んで取り付ける。尚、両格子
(図示略)を組み立て完了した外枠体20に予め取り付
けておき、この状態でサッシ40に取り付けるようにし
てもよい。
【0027】このようにして取り付けた外枠体20は、
脱出操作機構30により外枠体20の両格子(図示略)
が両側の縦枠体21,22に固定されることにより、防
犯機能を有するようになる。次に、外枠体20の脱出操
作機構30の機能について、図8乃至図10を参照しな
がら説明する。角筒状の操作部材31の下端部には円筒
状の操作ケース32が一体に固着されており、この操作
ケース32が支軸(図示せず)を介して縦枠体22に回
転自在に支持されている。したがって、操作部材31は
下端部の支軸を支点に回転自在になっている。操作部材
31内には、上端部に摘み状の操作部33aを備えた操
作バー33が摺動自在に挿入されており、この操作バー
33の下端部には、下方の係合軸34に係合する二股形
状となった係止部材35が一体に設けられている。
【0028】また、上方の係合軸34に係合する係止切
欠き36aを有する作動板36がスプリング37により
上下動自在に吊り下げされているとともに、作動板36
の下部には、ガイド(図示せず)により上下動自在に保
持された作動杆38が吊り下げ状態に固着されており、
この作動杆38の下端部に、軸状の受け部材39が突設
されている。操作バー33の操作部33aは操作部材3
1の上端開口部から突出されており、この操作部33a
は、操作部材31に固着されたチリ取り状の保護カバー
50により内方側(脱出面格子本体5側)の部分を覆わ
れている。また、操作部材31の下端部分には、横方向
に倒置された操作部材31の起立を阻止する係止機構部
60と、この係止機構部60によるロックを解除するロ
ック解除機構65とが設けられている。係止機構部60
は、操作ケース32の外面に固着された係合突起62
と、スプリング63により操作ケース32の外面に押し
付けられた係止片64とにより構成されている。ロック
解除機構部65は、係止片64から突出された操作ピン
66とにより構成されている。これらの作用については
後述する。
【0029】図8に示すように、操作バー33が下方に
押し下げられた状態で操作部材31がほぼ垂直に起立さ
れている場合には、スプリング37の付勢力により作動
板36が上動して係止切欠き36aが上方の係合軸34
に係合している。一方、操作バー33の下端部の係止部
材35が下方の係合軸34に係合している。したがっ
て、内格子は手前側つまり開放方向への移動を阻止され
ている。次に、操作部材31を図9に示すように室内側
に90度回転させて水平状態に位置させると、この回動
時に操作部材31が受け部材39に当接したのちに作動
杆38を下方に押し下げるので、作動板36も作動杆3
8と一体に下動して係止切欠き36aが上方の係合軸3
4から離脱する。しかし、下方の係合軸34には係止部
材35が係合しているため、この状態では内格子を開く
ことができない。したがって、屋外から何らかの道具を
用いて操作部材31が水平に倒されたとしても、外枠体
20が開放可能状態とはならない。しかも、操作バー3
3の操作部33aの内方側が保護カバー50で覆われて
いるため、棒状体の先端にチャック機構等を取り付けた
特殊な道具を用いたとしても、保護カバー50が邪魔と
なって操作部33aを室内側に押圧移動させることがで
きない。
【0030】つぎに、図10に示すように、操作部33
aを握って操作バー33を室内側に引き出すと、操作バ
ー33の下端の係止部材35が下方の係合軸34から離
脱し、この時点ではじめて内格子の開放が可能となる。
また、操作部材31を90度回動させる過程において、
操作部材31と一体に回転する操作ケース32の係合突
起62が係止片64をスプリング63の付勢力に抗して
押し下げ、操作部材31が水平状態まで回動した時に、
係合突起62が係止片64を通過して、図9に示すよう
に、係合突起62と係止片64の各々の平面部が互いに
対面して、操作部材31の垂直方向への回動を阻止す
る。そのため、例えば、子供の悪戯などによって図10
に示すように外枠体20が開放可能状態に操作されたと
しても、この開放可能状態のまま操作部材31が起立さ
れることがない。すなわち、外枠体20が開放可能状態
のまま操作部材31が縦枠体22内に収納されたまま放
置されるといった事態の発生を確実に防止できるように
構成されている。
【0031】図10に示す状態のまま放置されているの
を家人が発見したときに、操作部33aにより操作バー
33を操作部材31内に押し込んで格子を開放不可能状
態としたのちに、図10に示すように、操作ピン66に
より係止片64を係合突起62に当たらない位置まで押
し下げ、この状態を保持して操作部材31を上方に回動
させて縦枠体22内に収納する。したがって、操作バー
33を押し込んで外枠体20を開放不可能状態とした時
点ではじめて操作部材31の上方に向けての回動が可能
になるといった複雑な構成を設けることなく、簡単な構
成の係止機構部60とロック解除機構65とを付加した
のみで、外枠体20が開放可能状態において操作部材3
1を通常の状態に復帰するのを防止できるように構成さ
れている。
【0032】本実施例では、上記の様に構成された脱出
操作機構30において、前述したように、室外から手T
を差し入れたときにその腕部Uによる押圧によって、前
記係合バー9が移動枠4Bと一体に外枠体20側へ移動
し、図8に2点鎖線で示すように、係合バー9の先端
が、脱出操作機構30の操作部材31の回転方向手前側
の近接箇所、すなわち保護カバー50及び操作バー33
の先端の係合穴31a又は操作部材31に開設された係
合穴31aあるいは係止部材35の近傍の係合穴31a
のいずれかに挿入されるように構成されている(以下、
「係合する」という)。従って、操作部材31はその水
平方向への回動を阻止された状態となり、室外からは脱
出操作機構30のロック状態を解除することができない
ようになっている。
【0033】そして、ロックの解除を断念して、手Tを
抜き取った後には、係合バー9が圧縮スプリング8Aの
付勢力によって、固定枠4Aから離れる側に移動し、係
合バー9と操作部材31の係合状態が解除されて、火災
時などの非常時には、室内側から操作部材31を水平方
向に回動した後、操作バー33を室内側に引いて施錠状
態を解除することによって枠体を左右いずれかの方向へ
移動し開放状態となして、室内から室外へ脱出すること
ができる。従って、防犯効果を高めることができるとと
もに、火災時などの非常時に室内から室外へ容易に脱出
することができる。
【0034】図11,図12は、第2実施例の後付け面
格子1Aを示すものである。この後付け面格子1Aは、
建造物におけるサッシ40の最外側に位置するサッシ羽
41に、その左右の縦枠体21,22の嵌合部21a,
22aがサッシ羽41に嵌め込まれて取付けられてい
る。この第2実施例の後付け面格子1Aは、面格子本体
4が右側の枠体だけが開閉できるように構成され、面格
子本体4が両方の枠体にそれぞれ3本並設され、面格子
外側寄りのそれぞれ2つの面格子本体4が固定枠4Aと
移動枠4Bとから構成され、面格子本体4の固定枠4A
の前面と後面が、円弧状面に形成され、固定枠4Aの左
右面に縦板状の移動枠4Bが左右移動可能に配設される
開口が設けられていて、室内側の枠体の面格子本体4の
移動枠4B,4Bに渡って係合バー9が配設され、固定
枠4Aと移動枠4Bとの間に圧縮スプリング8Aが配設
されている。
【0035】係合バー9の先端は、外枠体20の右側の
縦枠21に開設された開口部に挿入されるようになって
おり、更に操作部材31に開設された係合穴31aに挿
入されるようになっている。尚、室外側の面格子本体4
の2つの固定枠4Aには、移動枠4Bと圧縮スプリング
8Aが配設されているだけて、係合バー9は配設されて
いない。図12に示すように、室外から手Tを差し入れ
るとその腕部Uによって、移動枠4Bが固定枠4Aに入
り込むように強制移動され、この移動枠4Bの移動と一
体に係合バー9が右側に移動して、係合バー9の先端が
外枠体20の右側の縦枠21と操作部材31にそれぞれ
開設された開口と係合穴31aに入り込んで操作部材3
1の水平方向への回動が阻止された状態となる。
【0036】これにより、施錠状態を解くことができな
くなり、右側の枠体を開くことができず、室外から室内
への侵入を防止するこてができる。図13,図14に示
すのは、第3実施例の後付け面格子1Bであって、両枠
体が引き違い式に両開きできるように配置され、これら
の枠体に4本の面格子本体4がそれぞれ並設されてい
て、両側寄りのそれぞれ3本の面格子本体4が固定枠4
Aと移動枠4Bとで構成されている。それぞれ3本の固
定枠4Aは、室外側部分が円弧状に膨らんだ形状に形成
され、室内側部分に開放部が形成されて、この開放部に
縦板状の移動枠4Bがそれぞれ配設されている。
【0037】そして、この移動枠4Bと固定枠4Aの内
側面との間に圧縮スプリング8Aが配設されていて、各
移動枠4Bは係合バー9に固定されている。この第3実
施例の後付け面格子1Bでは、外枠体20の左右両側に
脱出操作機構30が設けられている。尚、固定枠4Aの
それぞれは、枠体の横方向に架け渡された長ネジ10で
その位置を固定されている。この第3実施例の後付け面
格子1Bでは、手Tの差し入れによって移動枠4Aが固
定枠4B側即ち外枠体20の縦枠部21,22側へ移動
シ、この移動枠4Aと一体に係合バー9が移動して、こ
の係合バー9の先端が操作部材31の手前側に位置し、
操作部材31の水平方向への回動を阻止するようになっ
ている。
【0038】図15,図16は、第4実施例の後付け面
格子1Cを示すものであって、この後付け面格子1C
は、片開き式に構成され、右側の枠体の面格子本体4の
みに、移動枠4Bと係合バー9と圧縮スプリング8Aと
が配設されている。尚、この第4実施例の後付け面格子
1Cの作用は上記実施例の作用とほぼ同様なので説明を
省略する。
【0039】次に、図17乃至図21に基づいて、面格
子本体4の変形例について説明する。図17に示す面格
子本体4では、固定枠4Aの片方が開口され、この開口
の両側に内向き係止片部4a,4aが設けられ、一方移
動枠4Bの固定枠4Aに対向する部分が開口され、この
開口縁に外向き係止片部4b,4bが設けられ、移動枠
4Bが固定枠4A内に入り込み、この固定枠4Aと移動
枠4Bとの間に圧縮スプリング8Aが配設されている。
上記構成によって、圧縮スプリング8Aで移動枠4Bが
固定枠4Aから離れる方向に付勢され、その係止片部4
a,4a、4b,4bが互いに係合して、移動枠4Bが
固定枠4Aから飛び出ないようになつている。
【0040】図18に示す面格子本体4では、固定枠4
Aが、突出円弧状部と移動枠配設部とに区画形成され
て、この移動枠配設部の片方が開口され、一方移動枠4
Bは中空の略T字形の筒状に形成され、この移動枠4B
の頭部が固定枠4Aの開口内に入り込み、固定枠4Aの
内面と移動枠4Bの頭部の外面との間に圧縮スプリング
8Aが配設され、この圧縮スプリング8Aで移動枠4B
が固定枠4Aから離れる方向に付勢され、その頭部と開
口の縁部とが係合して、移動枠4Bが固定枠4Aから飛
び出ないようになつている。
【0041】図19に示す面格子本体4では、固定枠4
Aが、図19のものとほぼ同じ形状に形成され、開口が
小さめに形成されていて、中実なT字形の移動枠4Bの
頭部片が、固定枠4A内に入り込み、圧縮スプリング8
Aで移動枠4Bが固定枠4Aから離れる方向に付勢さ
れ、その頭部片と開口の縁部とが係合して、移動枠4B
が固定枠4Aから飛び出ないようになつている。図20
に示す面格子本体4では、固定枠4Aが図17のものと
ほぼ同じ形状に形成されて逆向きに配設され、開口が小
さめに形成されていて、中実なT字形の移動枠4Bの頭
部片が、固定枠4A内に入り込み、圧縮スプリング8A
で移動枠4Bが固定枠4Aから離れる方向に付勢され、
その頭部片と開口の縁部とが係合して、移動枠4Bが固
定枠4Aから飛び出ないようになつている。
【0042】図21に示す面格子本体4では、固定枠4
Aと移動枠4Bとが、図17のものと逆位置に配設され
ている。尚、各変形例において、面格子本体4の固定枠
4Aを移動枠4Bとし、移動枠4Bを固定枠4Aとして
構成することもできる。図22,図23は、圧縮スプリ
ング8Aの配設状態を示す変形例であって、圧縮スプリ
ング8Aが固定枠4Aの内面と移動枠4Bの背面との間
に配設され、図22では、上下の係合バー9と同じ位置
に2本配設され、図23では、上下の係合バー9の位置
と異なる位置に複数本配設されている。
【0043】図24は、上下の係合バー9の適所と固定
枠4Aとの間に、圧縮スプリング8Aをそれぞれ配設し
た例を示し、係合バー9と移動枠4Bとは固定されてい
るので、移動枠4Bは固定枠4Aに対して離れる方向に
付勢されている。図25は、移動枠の上端部が固定枠4
Aの上端部にピンPによって回動可能に枢着され、固定
枠4Aの背面と係合バー9と適所との間に、引っ張りス
プリング8Bが配設され、この引っ張りスプリング8B
で係合バー9を固定枠4A側に引っ張った状態とするこ
とによって、移動枠4Bが固定枠4Aから離れる方向に
付勢されている。これにより、面格子本体4間に手を差
し入れると、図にて左側の移動枠4Bは、ピンPを中心
として回動され、その下部側が固定枠4A内に入り込ん
で係合バー9を図にて左方へ移動させるようになってい
る。
【0044】図26は、固定枠4Aの上部と移動枠4B
の上部とを、移動枠4Bの上部に回動可能に枢着された
L字形の連結部材4Cで互いに回動可能に連結し、固定
枠4Aの内面下部と移動枠4Bの背面下部との間に圧縮
スプリング8Aを配設し、この下部に係合バー9を配設
した構成とし、手を差し入れることによって、移動枠4
Bの下部が枢着部を中心に固定枠4A側に移動し、これ
と一体に係合バー9が係合方向へ移動するようにしてい
る。図27は、移動枠4Bの上端部が固定枠4Aの上端
部にピンPによって回動可能に枢着され、移動枠4Bの
背面下部側と固定枠4Aの内面下部側との間に、圧縮ス
プリング8Aを配設し、この下部に係合バー9を配設し
た構成とし、手を差し入れることによって、移動枠4B
の下部がピンpを中心に固定枠4A側に移動し、これと
一体に係合バー9が係合方向へ移動するようにしてい
る。
【0045】図28は、固定枠4A同士を長ネジ10で
固定連結し、固定枠4Aの内面と係合バー9の適所との
間に、圧縮スプリング8Aを配設した構成であって、係
合バー9を介して移動枠4Bが固定枠4Aから離れる方
向に付勢されている。図29は、固定枠4A同士を長ネ
ジ10で固定連結し、固定枠4Aの端面と係合バー9の
適所との間に、引っ張りスプリング8Bを配設した構成
であって、係合バー9を介して移動枠4Bが固定枠4A
から離れる方向に付勢されている。図28、図29で示
す固定枠4A相互を長ネジで連結する構造は、この発明
の全実施例に適用される。図30は、上下に配設した係
合バー9の適所と固定枠4Aとの間に、引っ張りスプリ
ング8Bを配設した例を示すものであって、引っ張りス
プリング8Bによって、係合バー9を引っ張ることによ
って、移動枠4Bを固定枠4Aから離れる方向に付勢し
ている。
【0046】図31(a)(b)は、操作部材31の近
傍箇所に、支点sを中心として回転する回転板15を枢
着し、係合バー9の先端で回転板15の上部を押すこと
によって回転板15を回転し、回転板15の下部に取付
けられたピン材(図示略)を操作部材31の前記とは反
対方向から、操作部材31に開設された係合穴に係合し
て、操作部材31の水平方向への回動を阻止する構成を
示したものである。(a)は、回転板15の支点sから
の長さを等しくしたものであり、係合バー9による押圧
力とほぼ同じ力が、回転板15の下部に作用するように
している。(b)は、回転板15の支点sからの上部の
長さより下部の長さを短くしたものであって、これによ
ると、小さな力で回転板15の下部を大きく回転させる
ことができ、ピン材を操作部材31に開設された係合穴
に長く係合することができる。
【0047】図31(c)は、回転板15の上端部を枢
着して、係合バー9の先端で回転板15の上部側を押す
ことによつて、小さな力で回転板15の下部を大きく回
転させることができ、ピン材を操作部材31に開設され
た係合穴31aに長く係合することができる。図32乃
至図34は、面格子本体4に設けた固定枠4Aと移動枠
4Bの本数の例を示すものであって、図32では、隅部
の面格子本体4を除く他の4本の面格子本体4に、固定
枠4Aと移動枠4Bを設けたものであって、図33は、
隅部の面格子本体4の近傍箇所の2本の面格子本体4に
固定枠4Aと移動枠4Bを設けたものであり、図34で
は、隅部の面格子本体4を除く他の3本の面格子本体4
に、固定枠4Aと移動枠4Bを設け、面格子本体4の下
部側に係合バー9を配設したものである。
【0048】図35は、外枠体20の所定箇所に、上下
2つの歯車16を設置し、これらの歯車16を係合バー
9の先端で押して回転させることによって、操作部材3
1に係合させて操作部材31の水平方向への回動を阻止
するようにしている。図36は、アコーデオン式の面格
子本体4に、係合バー9を取り付けたものであって、面
格子本体4を開けようとすると、係合バー9が図にて右
方へ移動してその先端が操作部材31に係合する構成と
し、アコーデオン式の面格子本体4を室外から開けるこ
とができないようにしている
【0049】図37,図38は、弾性部材として板バネ
8Cを用いたものであって、図37(b)に示すよう
に、移動枠4Bの背面に取付ピン8cによって、板バネ
8Cの基部を固定し、バネ先端が固定枠4Aの内面に接
するようにしている。図37では固定枠4Aの内面と移
動枠4Bの背面との間に1本の板バネ8Cが配設され、
図38では固定枠4Aの内面と移動枠4Bの背面との間
に上下2本の板バネ8Cが配設されている。
【0050】図39は、移動枠4Bを設けずに、操作部
材31の水平方向への回動を阻止できるようにしたもの
であって、各面格子本体4の上下部に、略C字形の鋼材
17を架け渡し、これらの鋼材17の下部内に、係合バ
ー9を左右移動可能に配設し、この係合バー9を移動さ
せることによってその先端を操作部材31に係合して操
作部材31の水平方向への回動を阻止するようにしてい
る 図40は、複数本の面格子本体4の上下端に、横枠体1
8,19を配設し、これらの面格子本体4のうち、左端
側の2本の面格子本体4を固定枠4Aと移動枠4Bとで
構成し、下側の横枠体19に(b)(c)に示すよう
に、バーガイド溝19aを形成して、このバーガイド溝
19a内に係合バー9を配設している。(b)では係合
バー9が長板形状のものを図示し、(c)では係合バー
9が丸棒状のものを図示している。
【0051】図41は、脱出操作機構30の操作部材3
1内に配設された操作バー33を保護する保護カバー5
0の開放側に、開閉小扉70を開閉可能に取り付けたも
のをしめしており、操作部材31の先端部に開閉小扉7
0の基部を枢着して、火災などの非常時にこの開閉小扉
70を開けて操作バー33を室内側に引くことによっ
て、脱出操作機構30をロック解除し、面格子を開いて
室外に脱出できるようにしている。上記のように開閉小
扉70を設けることによって、室外からは、操作バー3
3を操作することが不可能となる利点がある。また、子
供などの悪戯によつて操作バー33が操作されることも
防ぐことができる。
【0052】図42は、上部の横枠体18による面格子
本体4のガイド機構を示しており、面格子本体4の上端
部に、横枠体18の外部両側から面格子本体4(特に固
定枠4A)を支持するための固定ボルトBを挿入して、
この固定ボルトBで面格子本体4を固定することによっ
て、面格子本体4の横振れを防いでいる。図43では、
複数の面格子本体4(特に固定枠4A)の下部が取付け
ネジNで下部の横枠体19にそれぞれ固定され、この横
枠体19に移動用の戸車Kを取り付けたものを示してい
る。
【0053】図44乃至図47は、下部の横枠体19を
外枠体20の下部の横枠体24上で移動させるための移
動機構を示している。図44では、横枠体19の下面側
に戸車Kを取付け、横枠体24の上面にガイド用凹溝2
4fを形成し、戸車Kがこのガイド用凹溝24fにガイ
ドされてスムーズに滑走することができるようにしてい
る。図45では、横枠体19の下面側に長手方向に凹溝
19hを形成し、横枠体24の上面に凹溝19hに嵌め
られる突出部24hを形成して、枠体がスムーズに滑走
できるようにしている。
【0054】図46では、横枠体19の下面側に環状溝
付き戸車K1を取付け、横枠体24の上面に、戸車K1
の環状溝に嵌め合う突出部24gを形成して、枠体がス
ムーズに滑走できるようにしている。図47では、横枠
体19を滑りやすい材質のもので形成し、横枠体24の
上面に、ガイド板片24iを形成し、このガイド板片2
4iの長手方向に長溝24jを形成して横枠体19が滑
りやすい構造としている。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の脱出兼
防犯機能付き後付け面格子は、建造物におけるサッシの
最外側に位置するサッシ羽に取付けられる後付け面格子
であって、この面格子は、左右一対の縦枠体と、上下一
対の横枠体と、前記枠体の左右方向に複数本等略間隔で
並設される面格子本体と、前記枠体が左右移動可能に配
設される外枠体とを有し、前記外枠体の左右少なくとも
一方側の縦枠部に、上下回動操作可能な操作部材を有
し、この操作部材の縦方向への回動操作によって前記枠
体の移動をロックし、横方向への回動によってこのロッ
クを解除させることが可能な脱出操作機構が設けられ、
前記面格子本体の少なくとも一本が固定枠と移動枠とか
ら構成され、且つ前記移動枠を固定枠から離れる方向へ
付勢する少なくとも一つの弾性部材が配設され、前記移
動枠には、この移動枠の固定枠側への強制移動と一体に
外枠体の縦枠部側に移動し、この縦枠部に設けられた前
記脱出操作機構に係合して、この操作部材の横方向への
操作を阻止し脱出操作機構による枠体のロック状態を保
持するための係合バーが固着されているものであるか
ら、以下に述べる効果を奏する。
【0056】即ち、面格子本体間の間隙に室外から手を
差し入れて操作部材を水平方向へ操作して施錠状態を解
除し、枠体を移動させ、室内に入り込もうとしても、手
を差し入れたときに、面格子本体の移動枠が固定枠側へ
移動し、これと一体に係合バーが移動してその先端が操
作部材に係合し、操作部材の水平方向への回動を阻止す
るので、室外からは操作部材を水平方向へ回動すること
が出来ず、これを室外からの手の差し入れと連動させる
ことができて確実な自動ロック操作を行うことができ、
優れた防犯効果を発揮することができる。
【0057】請求項2の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、弾性部材が圧縮スプリングからなるものであるか
ら、この圧縮スプリングを面格子本体の固定枠と移動枠
との間に介在させることによって、移動枠を固定枠に対
して離れる方向へ付勢した状態で移動可能に組み込むこ
とができ、上記したような、移動枠の移動による係合バ
ーの移動を容易に行うことができ、この係合バーの操作
部材に対する係合を手の差し入れによって自動的に行う
ことができる。請求項3の脱出兼防犯機能付き後付け面
格子は、弾性部材が引っ張りスプリングからなるもので
あるから、例えば、この引っ張りスプリングの一端を係
合バーの適所に固定し、他端を固定枠の背面に固定する
ことによって、係合バーを固定枠側に向けて付勢して、
固定枠の内面側に配設され、係合バーと一体に移動され
る移動枠を固定枠に対して離れる方向に付勢した構成と
することができる。
【0058】請求項4の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、弾性部材が板バネからなるものであるから、固定
枠と移動枠とが対向している場合には、この板バネを固
定枠と移動枠との間に配設することによって、移動枠を
固定枠から離れる方向に付勢した状態とすることができ
る。また、固定枠の内面と移動枠の背面とが対向してい
る場合には、板バネを固定枠の内面と移動枠の背面との
間に配設することによって、移動枠を固定枠から離れる
方向に付勢した状態とすることができる。
【0059】請求項5の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、圧縮スプリングが固定枠と移動枠との間に配設さ
れているものであるから、この圧縮スプリングによっ
て、移動枠が固定枠から離れる方向に付勢された状態と
なり、構造を簡単化することができる。請求項6の脱出
兼防犯機能付き後付け面格子は、圧縮スプリングが固定
枠の内面と移動枠の背面との間に配設されているもので
あるから、移動枠が固定枠から離れる方向に付勢された
状態となり、構造を簡単化することができる。
【0060】請求項7の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、圧縮スプリングが係合バーの適所と固定枠の移動
枠側端面との間に配設されているものであるから、係合
バーと一体移動する移動枠が、固定枠から離れる方向に
付勢された状態となり、構造を簡単化することができ
る。請求項8の脱出兼防犯機能付き後付け面格子は、移
動枠の一端部が固定枠の一端部に回動可能に枢着され、
前記移動枠の他端部側と固定枠の他端部側との間に、移
動枠の他端部側を固定枠の他端部側より離れる方向に付
勢する弾性部材が配設されているものであるから、弾性
部材を少なくすることができ、部品点数を軽減すること
ができる。
【0061】請求項9の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子は、引っ張りスプリングが、固定枠の背面と係合バー
の適所との間に配設されているものであるから、係合バ
ーと一体移動する移動枠が、固定枠から離れる方向に付
勢された状態となり、構造を簡単化することができる。
請求項10の脱出兼防犯機能付き後付け面格子は、脱出
操作機構の操作部材が、操作部材の近傍箇所に配置され
移動枠の強制移動による係合バーの移動で回動される歯
車の回動を介してロックされる構成としたものであるか
ら、ロック時には、この歯車が係合バーの先端で回動を
阻止された状態となり、ロック状態を強固に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の脱出兼防犯機能付き後付
け面格子における室外から手を差し入れた状態を示す概
略平面図である。
【図2】第1実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格子
の通常の状態を示す概略平面図である。
【図3】固定枠と移動枠からなる面格子本体の要部の部
分正面図である。
【図4】外枠体の分解斜視図である。
【図5】外枠体の組立時の斜視図である。
【図6】外枠体を建造物におけるサッシの最外側に位置
するサッシ羽に取付けた状態を示す概略平面図である。
【図7】外枠体を建造物におけるサッシの最外側に位置
するサッシ羽に取付けるときの分解斜視図である。
【図8】脱出操作機構の施錠時の側面図である。
【図9】脱出操作機構の操作部材を水平向きにしたとき
の側面図である。
【図10】脱出操作機構の操作レバーを引いて、施錠状
態を解除したときの側面図である。
【図11】第2実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子の通常の状態を示す概略平面図である。
【図12】第2実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子Iおける面格子本体間に室外から手を差し入れたとき
の概略平面図である。
【図13】第3実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子の通常の状態を示す概略平面図である。
【図14】第3実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子Iおける面格子本体間に室外から手を差し入れたとき
の概略平面図である。
【図15】第4実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子の通常の状態を示す概略平面図である。
【図16】第4実施例の脱出兼防犯機能付き後付け面格
子Iおける面格子本体間に室外から手を差し入れたとき
の概略平面図である。
【図17】固定枠と移動枠からなる面格子本体の第1の
変形例を示す平面図である。
【図18】固定枠と移動枠からなる面格子本体の第2の
変形例を示す平面図である。
【図19】固定枠と移動枠からなる面格子本体の第3の
変形例を示す平面図である。
【図20】固定枠と移動枠からなる面格子本体の第4の
変形例を示す平面図である。
【図21】固定枠と移動枠からなる面格子本体の第5の
変形例を示す平面図である。
【図22】固定枠と移動枠との間に圧縮スプリングを配
設した一例を示す要部の正面図である。
【図23】固定枠と移動枠との間に圧縮スプリングを配
設した他の例を示す要部の正面図である。
【図24】固定枠と係合バーの適所との間に圧縮スプリ
ングを配設した例を示す要部の正面図である。
【図25】固定枠と移動枠とを枢着するとともに、固定
枠と係合バーの適所との間に引っ張りスプリングを配設
した例を示す要部の正面図である。
【図26】固定枠と移動枠とを枢着するとともに、固定
枠の内面と移動枠の背面との間に圧縮スプリングを配設
した例を示す要部の正面図である。
【図27】固定枠と移動枠とを枢着するとともに、固定
枠の内面と移動枠の背面との間に圧縮スプリングを配設
した他の例を示す要部の正面図である。
【図28】固定枠と移動枠からなる面格子本体の連結構
造を示す要部の正面図である。
【図29】固定枠と移動枠からなる面格子本体の連結構
造の他の例を示す要部の正面図である。
【図30】固定枠と係合バーの適所との間に引っ張りス
プリングを配設した他の例を示す要部の正面図である。
【図31】操作部材の他の係合機構を示す説明図であっ
て、(a)は回転板の中心部で枢着した例であり、
(b)は回転板の上部近傍箇所で枢着した例であり、
(c)は回転板の上端部で枢着した例を示すものであ
る。
【図32】固定枠と移動枠からなる面格子本体の配列状
態の一例を示す正面図である。
【図33】固定枠と移動枠からなる面格子本体の配列状
態の他の例を示す正面図である。
【図34】固定枠と移動枠からなる面格子本体の配列状
態の更に他の例を示す正面図である
【図35】係合バーによる操作部材の係合に歯車を用い
た例を示す正面図である。
【図36】アコーデオン式面格子に係合バーを組み込ん
だ例を示す概略平面図である。
【図37】弾性部材として板バネを用いた例を示すもの
であって、(a)は面格子本体の正面図であり、(b)
は横断面図である。
【図38】弾性部材として板バネを用いた他の例を示す
面格子本体の正面図である
【図39】移動枠を用いずに係合バーを配設した例を示
す面格子の正面図である。
【図40】下部の横枠体に係合バーを配設した例を示す
面格子の正面図である。
【図41】脱出操作機構の保護カバー50の開放側に開
閉小扉70を開閉可能に取り付けた状態を示す要部の断
面図である。
【図42】上部の横枠体に面格子本体を振れ止め状態で
支持した構造を示す部分側面図である。
【図43】複数の面格子本体を下部の横枠体に固定した
状態を示す部分正面図である。
【図44】外枠体に対する下部の横枠体のガイド構造の
第1の例を示す部分断面図である。
【図45】外枠体に対する下部の横枠体のガイド構造の
第2の例を示す部分断面図である。
【図46】外枠体に対する下部の横枠体のガイド構造の
第3の例を示す部分断面図である。
【図47】外枠体に対する下部の横枠体のガイド構造の
第4の例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 後付け面格子 4 面格子本体 4A 固定枠 4B 移動枠 8A 圧縮スプリング 8B 引っ張りスプリング 8C 板バネ 9 係合バー 16 歯車 20 外枠体 21,22 縦枠部 30 脱出操作機構 31 操作部材 40 サッシ 41 サッシ羽

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物におけるサッシの最外側に位置す
    るサッシ羽に取付けられる後付け面格子であって、 この面格子は、左右一対の縦枠体と、上下一対の横枠体
    と、前記枠体の左右方向に複数本等略間隔で並設される
    面格子本体と、前記枠体が左右移動可能に配設される外
    枠体とを有し、 前記外枠体の左右少なくとも一方側の縦枠部に、上下回
    動操作可能な操作部材を有し、この操作部材の縦方向へ
    の回動操作によって前記枠体の移動をロックし、横方向
    への回動によってこのロックを解除させることが可能な
    脱出操作機構が設けられ、 前記面格子本体の少なくとも一本が固定枠と移動枠とか
    ら構成され、且つ前記移動枠を固定枠から離れる方向へ
    付勢する少なくとも一つの弾性部材が配設され、 前記移動枠には、この移動枠の固定枠側への強制移動と
    一体に外枠体の縦枠部側に移動し、この縦枠部に設けら
    れた前記脱出操作機構に係合して、この操作部材の横方
    向への操作を阻止し脱出操作機構による枠体のロック状
    態を保持するための係合バーが固着されていることを特
    徴とする脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材が圧縮スプリングからなる
    請求項1に記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が引っ張りスプリングから
    なる請求項1に記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格
    子。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材が板バネからなる請求項1
    に記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  5. 【請求項5】 前記圧縮スプリングが固定枠と移動枠と
    の間に配設されている請求項2に記載の脱出兼防犯機能
    付き後付け面格子。
  6. 【請求項6】 前記圧縮スプリングが固定枠の内面と移
    動枠の背面との間に配設されている請求項2に記載の脱
    出兼防犯機能付き後付け面格子。
  7. 【請求項7】 前記圧縮スプリングが係合バーの適所と
    固定枠の移動枠側端面との間に配設されている請求項2
    に記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  8. 【請求項8】 前記移動枠の一端部が固定枠の一端部に
    回動可能に枢着され、前記移動枠の他端部側と固定枠の
    他端部側との間に、移動枠の他端部側を固定枠の他端部
    側より離れる方向に付勢する弾性部材が配設されている
    請求項1に記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  9. 【請求項9】 前記引っ張りスプリングが、固定枠の背
    面と係合バーの適所との間に配設されている請求項3に
    記載の脱出兼防犯機能付き後付け面格子。
  10. 【請求項10】 前記脱出操作機構の操作部材が、操作
    部材の近傍箇所に配置され移動枠の強制移動による係合
    バーの移動で回動される歯車の回動を介してロックされ
    る構成とした請求項1乃至9のいずれかに記載の脱出兼
    防犯機能付き後付け面格子。
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JP2010209662A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Iwato Hanbai Kk ルーバー面格子

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