JPH08120868A - 手すりカバー - Google Patents

手すりカバー

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JPH08120868A
JPH08120868A JP28137494A JP28137494A JPH08120868A JP H08120868 A JPH08120868 A JP H08120868A JP 28137494 A JP28137494 A JP 28137494A JP 28137494 A JP28137494 A JP 28137494A JP H08120868 A JPH08120868 A JP H08120868A
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JP
Japan
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handrail
cover
sheet
cover body
outer periphery
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Withdrawn
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JP28137494A
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English (en)
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Hiroshi Yamamoto
弘 山本
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Yamamoto and Co Ltd
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Yamamoto and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手すりに対して着脱が可能で衛生的であり、
滑り止め機能や手触り感覚にも優れる手すりカバーを提
供する。 【構成】 カバー本体3と、このカバー本体3の巻着方
向側端縁3a,3bに設けられたオープンファスナ4と
からなり、このオープンファスナ4の開閉操作により、
手すりカバー1の手すり2に対する着脱を行う。手すり
カバー1のカバー本体3は、柔軟性を有する板状体から
なるとともに、その表裏面が滑り止め機能を有するた
め、使用者の手指に手すりの金属的な冷たい感触が伝わ
らず、気持ちの良い手触り感覚が得られるとともに、手
すりカバー1と手すり2との間および手すりカバー1と
使用者の手指との間の滑りが有効に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手すりカバーに関し、さ
らに詳細には、開閉扉、階段または椅子等の手すりの金
属表面を被覆する手すりカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】病院、体育館あるいは老人ホームなどの
公共施設においては、開閉扉、階段または椅子などに金
属製チューブ等を用いた手すりが多用されている。これ
ら金属製手すりの採用は、近時の多量生産技術の向上に
より安価で高品質な製品が得られるようになったことに
起因しているが、反面、使用者にとっては、直接手で触
れる手すり表面が金属表面のままでは、滑りやすくまた
手触り感覚も冷たいという不具合があった。
【0003】この対策として、従来は、滑止め用の塗装
を手すり表面に施したり、ウレタン樹脂のような発泡ゴ
ム製のチューブカバーを手すりに被覆装着させたり、あ
るいは被覆テープ等の適当な被覆材を手すり外周に接着
剤により巻着固定させるなどの被覆構造が一般に採用さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
いずれの被覆構造においても、それぞれ以下に述べるよ
うな問題点があり、その改良が要望されていた。
【0005】(1) まず、滑止め用の塗装を手すり表面に
施す構造では、現在の塗装技術ではまだ塗装による滑り
止め効果が十分でなく、また冬期等の寒い時において
は、金属表面自体が露出している場合よりは軽減されて
いるものの、やはり冷たい手触り感覚は完全に除去する
ことができなかった。特に、高齢者が使用する公共施設
においては、この冷たい感触というものが一つの大きな
問題となっている。
【0006】(2) チューブカバーを被覆装着する構造で
は、手すりの製造工程において、真っ直ぐな金属製チュ
ーブ上にチューブカバーを挿通させた後に、金属製チュ
ーブの曲げ加工を行うという手順がとられる。したがっ
て、製造工程における作業が複雑かつ困難であり、しか
も後付けができないカバー構造であるため、既設の手す
りには適用不可能であった。
【0007】また、手すりは不特定多数の人が直接触れ
る部分であることから、衛生面からの注意を払う必要が
あるところ、このようなカバー構造では、一旦手すりが
完成した後は発泡ゴム製チューブを取り外すことができ
ず、洗浄処理や抗菌処理等のメンテナンスが行いづら
く、特に消毒や殺菌等を必要とされる病院などにおいて
は、衛生上の問題も生じていた。
【0008】さらに、このカバー構造では、構造上チュ
ーブカバーと手すりとの間の固定状態が経時的に次第に
弱まり、使用者がチューブカバーの上からしっかりと握
らないと、チューブカバーと手すりとの間で滑りを生じ
て、相対的に回転してしまうことにもなり、特に握力の
弱い人にとっては不具合が多かった。
【0009】(3) 被覆材を手すり外周に接着剤により巻
着固定させる構造も、上述したチューブカバーを用いる
場合と同様、一旦手すりに巻着させた後は被覆材を取り
外すことができず、やはり衛生面で問題があった。
【0010】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、手すりに
対して着脱が可能で衛生的であり、滑り止め機能や手触
り感覚にも優れる手すりカバーを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の手すりカバーは、手すりの外周に巻着して
使用されるものであって、柔軟性を有する板状体からな
るとともに、その表裏面が滑り止め機能を有するカバー
本体と、このカバー本体の巻着方向側端縁に設けられ
て、カバー本体を上記手すりの外周に取外し可能に巻着
固定する固定具とからなることを特徴とする。
【0012】好適には、上記カバー本体は、表シートと
裏シートが重合された薄板状の積層構造とされ、これら
表裏シートは、柔軟性に富みかつ摩擦係数の大きなシー
ト材からなるとともに、その表面が起毛処理、植毛処理
あるいはシボ加工等による微細な凹凸を有する滑止め面
に形成されている。目的に応じて、上記表シートと裏シ
ートの間に、カバー本体の形状・強度保持用の中芯シー
トが介装され、この中芯シートは、上記手すり外周に沿
った変形が可能な柔軟性と保形性を有するシート材から
なる。
【0013】
【作用】本発明の手すりカバーの取付けは、カバー本体
を手すりの外周に巻き付けた状態で、その端縁同士を固
定具により接続固定して巻着する。一方、この固定具を
外せば、手すりカバーは手すりから容易に取り外すこと
ができる。
【0014】カバー本体が柔軟性を有する板状体からな
り、使用者の手指に金属的な冷たい感触が伝わらず、気
持ちの良い手触り感覚が得られる。また、カバー本体の
表裏面が滑り止め機能を有するため、手すりカバーと手
すりとの間および手すりカバーと使用者の手指との間の
滑りが有効に防止される。
【0015】また、手すりカバーを手すりから取り外す
ことにより、洗浄処理や抗菌処理等のメンテナンスが容
易で、衛生面からの安全性が確保される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】実施例1 本発明に係る手すりカバーが図1ないし図3に示され、
この手すりカバー1は、具体的には図4および図5に示
すような金属製手すり2の外周に巻着して使用されるも
ので、カバー本体3と固定具4とから構成されてなる矩
形平板状のものである。上記手すり2は、病院、体育館
あるいは老人ホームなどの公共施設における開閉扉や階
段などに用いられるもので、具体的にはアルミニウム合
金やステンレス鋼等の金属製チューブが折曲形成されて
なる。図示の手すり2は、その角部が緩い曲線状になっ
たほぼコ字形状に形成されるとともに、その両端に取付
フランジ2a,2aが一体的に設けられており、これら
取付フランジ2a,2aが、固定ビス5,5,…等の適
宜固定手段により上記開閉扉等の所定箇所に取付け固定
される。
【0018】カバー本体3は、柔軟性を有する板状体か
らなるとともに、その表裏面が滑り止め機能を有する。
具体的には、カバー本体3は表裏シート10,11およ
びこれら両者間に介装された中芯シート12が重合され
てなる薄板状の三層積層構造とされている。
【0019】これら表裏シート10,11は、柔軟性に
富みかつ摩擦係数の大きなシート材からなり、その具体
的な構成材料としては、合成皮革、合成ゴム、ナイロ
ン、レイヨン、ポリプロピレン、塩化ビニル(PVC)
等が好適に使用され、図示の実施例においては、表裏シ
ート10,11共に塩化ビニル製の薄板状シート材が用
いられている。
【0020】また、手すりカバー1の表裏面1a,1b
を形成する表裏シート10,11の表面は、いずれも起
毛処理が施されて、微細な凹凸からなる滑止め面に形成
されている。このような滑り止め面1a,1bとされる
ことにより、図4および図5において、手すりカバー1
と手すり2との間および手すりカバー1と使用者の手指
との間の滑り止め機能はもちろんのこと、肌触りに温か
みのある手すりカバー1の表面1aが得られる。
【0021】なお、滑り止め面1a,1bの微細な凹凸
は、植毛処理あるいはシボ加工等の他の凹凸形成手段に
よって形成しても良い。
【0022】中芯シート12は、カバー本体3の形状・
強度保持用のもので、手すり2の外周に沿った変形が可
能な柔軟性と保形性を有するシート材からなり、より好
ましくは、感触が柔らかいクッション性を有するととも
に、断熱性にも優れるものが採用される。中芯シート1
2の具体的な構成材料としては、ウレタン樹脂、合成ゴ
ム、天然ゴム、スポンジ等が好適に使用され、図示の実
施例においては、ウレタン樹脂製の薄板状シート材が用
いられている。
【0023】これら表シート10,中芯シート12およ
び裏シート11は、この順序で互いに重ね合わされた
後、縫合、融着等の適宜手段により薄板状に積層一体化
されており、図示の実施例においては、その外周部位が
全周にわたって縫合15されてなる。
【0024】固定具4は、カバー本体3を上記手すり2
の外周に取外し可能に巻着固定するためのもので、具体
的にはプラスチック製のオープンファスナが使用されて
いる。このオープンファスナ4は、上記カバー本体3の
巻着方向側両端縁3a,3bに全長にわたって設けられ
ている。
【0025】図示の実施例においては、オープンファス
ナ4は、図2に示すように、上記シート10,12,1
1の重合に先立って、表シート10の両端縁部位に縫合
16,16された後、上記カバー本体3の縫合15時
に、表裏シート10,11間に挟着される。なお、上記
カバー本体3の縫合または融着と同時に、またはカバー
本体3の形成後に縫合等により後付けで取り付けられて
も良い。
【0026】手すりカバー1の形状寸法は適用される手
すり2の形状寸法に応じて適宜設定され、特に、巻着方
向長さLおよび厚さWは、図4および図5に示すよう
に、手すりカバー1を手すり2の外周に巻着させた使用
状態において、手すりカバー1の裏面1bと手すり2の
外周面が密着して適度な滑り止め効果が得られるととも
に、使用者が把持しやすい外径寸法になるように設定さ
れる。
【0027】これに関連して、図1に二点鎖線で示され
るように、カバー本体3の表シート10の巻着方向長さ
を裏シート11のそれよりも若干長く設定して、上記使
用状態において、この表シート10によりオープンファ
スナ4が被覆される構成とすれば、使用者にとってより
良好な手触り感覚とすべり止め効果が得られるととも
に、手すりカバー1自体の意匠効果も向上する。
【0028】また、手すりカバー1の表裏面1a,1b
を形成する表裏シート10,11には、抗菌処理が施さ
れて、衛生面からの配慮がなされている。この抗菌処理
は、製造段階はもちろんのこと、定期的な洗浄処理等の
メンテナンス時においても行われる。
【0029】しかして、以上のように構成された手すり
カバー1は、図4および図5に示すように、そのカバー
本体3を適用対象となる手すり2の外周に巻き付けた状
態で、その端縁のオープンファスナ4を閉じることによ
り容易に装着することができるとともに、開くことによ
り容易に取り外すことができ、オープンファスナ4の開
閉操作によりワンタッチの着脱が可能である。したがっ
て、この手すりカバー1は、新設および既設を問わずあ
らゆる手すり2に適用可能であり、例えば、従来の滑止
め用の塗装や被覆材等の処理が既に施されている手すり
にも適用することができる。
【0030】また、手すりカバー1の巻着使用状態にお
いては、カバー本体3が柔軟性を有するから、使用者の
手指に手すり2の金属的な冷たい感触が伝わらず、温か
みのある気持ちの良い手触り感覚が得られる。特に本実
施例においては、カバー本体3が表裏シート10,11
に加えて、その間に中芯シート12も介装されているこ
とから、そのクッション性および断熱効果に優れ、冬期
等の寒い時においても、特に老人ホーム等の高齢者が使
用する公共施設において顕著な効果を発揮し得る。
【0031】しかも、カバー本体3の表裏面1a,1b
が滑り止め機能を有するため、手すりカバー1と手すり
2との間および手すりカバー1と使用者の手指との間の
滑りがいずれも有効に防止されて、十分な滑り止め効果
が得られ、手すり2との間で相対的な回転を生ずること
もない。
【0032】また、手すり2は不特定多数の人が直接触
れる部分であるところ、手すりカバー1が使用により経
時的に汚れてきたら、または定期的に、手すり2から取
り外して、洗浄処理や抗菌処理等のメンテナンスを行う
ことにより、衛生的でしかも繰返し使用が可能である。
特に消毒や殺菌等を必要とされる病院等において有利で
ある。
【0033】実施例2 本実施例は図6ないし図8に示されており、この手すり
カバー51は、実施例1における中芯シート12が省略
された構造とされたものである。
【0034】すなわち、本実施例のカバー本体53は、
前述した表シート10と裏シート11が直接重ね合わさ
れてなる積層構造とされたもので、その他の構成および
作用は実施例1と同様である。
【0035】しかして、このような構成は、手すり2の
外径が小さい場合や寒冷地等以外のところであまり断熱
効果が要求されない場合等に有効であり、製造コストも
低減できて、多量生産品としても好適な構造である。
【0036】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく、その範囲内において種々設計変更
可能である。
【0037】例えば、図示の実施例では、表裏シート1
0,11共に同じ材質および同じ表面処理が施されてい
るが、それぞれ異なる材質としたり、あるいは抗菌処理
を省略するなど、用途・目的に応じて他の適宜の構造が
採用され得る。
【0038】また、固定具4は図示の実施例のようなオ
ープンファスナの他、マジックテープ(登録商標)のよ
うな面状ファスナ、あるいはスナップやホック等の他の
同様な留め具が用いられても良く、特に、マジックテー
プであれば、カバー本体3の巻着長さLが調整可能な構
造を採用することもでき、種々の異なる太さの手すり2
に共通して使用可能な汎用性に富む構造を提供できる。
【0039】さらに、本発明は前述した公共施設におけ
る開閉扉、階段または椅子などのほか、車椅子あるいは
電車、バスの金属製手すりなども含め、金属製パイプ等
を利用したこの種の手すり一般に広く適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
柔軟性を有する板状体からなるとともに、その表裏面が
滑り止め機能を有するカバー本体と、このカバー本体の
巻着方向側端縁に設けられて、カバー本体を上記手すり
の外周に取外し可能に巻着固定する固定具とからなるか
ら、以下に列挙するような種々の特有の効果が得られ、
衛生的で、滑り止め機能や手触り感覚にも優れる手すり
カバーを提供することができる。
【0041】(1) カバー本体が柔軟性を有する板状体か
らなるため、使用者の手指に手すりの金属的な冷たい感
触が伝わらず、温かみのある気持ちの良い手触り感覚が
得られる。
【0042】したがって、病院、体育館あるいは老人ホ
ームなどの公共施設において、老人や身体障害者が利用
するトイレ、階段あるいは椅子などの金属製手すりに効
果的に使用でき、特に、冬期等の寒い時において顕著な
効果が得られる。
【0043】(2) カバー本体の表裏面が滑り止め機能を
有するため、手すりカバーと手すりとの間および手すり
カバーと使用者の手指との間の滑りが有効に防止され
て、握力の弱い使用者でも手すりカバー本来の機能が確
実に安定して発揮し得る。
【0044】(3) 固定具により手すりに対する着脱が容
易な構成であるため、手すりから取り外して洗濯をする
ことができ、メンテナンスが容易であり、衛生面からの
安全性が確保される。特に、消毒や殺菌等を必要とされ
る病院等において有効である。
【0045】(4) カバー本体の表裏面に抗菌処理が施さ
れることにより、上記の洗濯処理可能でメンテナンスが
容易な構造とも相まって、衛生面においてよりすぐれた
効果が得られる。
【0046】(5) 上述のごとく手すりに対する着脱が可
能な構成であるから、手すりと別個独立して製造するこ
とができ、新設される手すりはもちろんのこと、既設の
手すりにも適用可能である。
【0047】(6) 構造が簡単で安価に製造可能であるこ
とから、上述の着脱が可能な構造とも相まって、消耗品
として新しい手すりカバーとの取り替えも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1である手すりカバーを示
す斜視図である。
【図2】同手すりカバーを図1のII−II線に沿って示す
断面図である。
【図3】同手すりカバーを分解して示す斜視図である。
【図4】同手すりカバーを金属製手すりに装着した使用
状態を示す斜視図である。
【図5】同手すりカバーの使用状態における図4のV−
V線に沿った断面図である。
【図6】本発明に係る実施例2である手すりカバーを示
す斜視図である。
【図7】同手すりカバーを図6のVII −VII 線に沿って
示す断面図である。
【図8】同手すりカバーを分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 手すりカバー 1a 手すりカバーの表面 1b 手すりカバーの裏面 2 金属製手すり 3 カバー本体 3a,3b カバー本体の巻着方向側端縁 4 オープンファスナ(固定具) 10 表シート 11 裏シート 12 中芯シート 51 手すりカバー 53 カバー本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製手すりの外周に巻着して使用され
    るものであって、 柔軟性を有する板状体からなるとともに、その表裏面が
    滑り止め機能を有するカバー本体と、 このカバー本体の巻着方向側端縁に設けられて、カバー
    本体を上記手すりの外周に取外し可能に巻着固定する固
    定具とからなることを特徴とする手すりカバー。
  2. 【請求項2】 上記カバー本体は、表シートと裏シート
    が重合された薄板状の積層構造とされ、 これら表裏シートは、柔軟性に富みかつ摩擦係数の大き
    なシート材からなるとともに、その表面が微細な凹凸を
    有する滑止め面に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の手すりカバー。
  3. 【請求項3】 上記カバー本体は、上記表シートと裏シ
    ートの間に、カバー本体の形状・強度保持用の中芯シー
    トが介装されてなる薄板状の積層構造とされ、 この中芯シートは、上記手すり外周に沿った変形が可能
    な柔軟性と保形性を有するシート材からなることを特徴
    とする請求項2に記載の手すりカバー。
  4. 【請求項4】 上記カバー本体の表裏面に抗菌処理が施
    されていることを特徴とする請求項1に記載の手すりカ
    バー。
  5. 【請求項5】 上記固定具はオープンファスナであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の手すりカバー。
  6. 【請求項6】 上記固定具はマジックテープとされて、
    上記カバー本体の巻着長さが調整可能とされていること
    を特徴とする請求項1に記載の手すりカバー。
JP28137494A 1994-10-20 1994-10-20 手すりカバー Withdrawn JPH08120868A (ja)

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