JPH08120586A - プレスロール - Google Patents
プレスロールInfo
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- JPH08120586A JPH08120586A JP7260446A JP26044695A JPH08120586A JP H08120586 A JPH08120586 A JP H08120586A JP 7260446 A JP7260446 A JP 7260446A JP 26044695 A JP26044695 A JP 26044695A JP H08120586 A JPH08120586 A JP H08120586A
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- Japan
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- press roll
- support element
- stopper
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/02—Bearings
- F16C13/022—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle
- F16C13/024—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle
- F16C13/026—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle by fluid pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に支持エレメントの負荷状態において該支
持エレメントを周方向でストッパに低摩擦で確実に支持
する支持作用を単純な構成によって保証するプレスロー
ルを提供する。 【解決手段】 スペーサ７が支持エレメント３の負荷状
態において、ストッパ９と支持エレメント３とにおける
前記スペーサ７の支持点を変えないままで前記ストッパ
９に対する支持エレメント３の相対的な、少なくとも僅
かな半径方向運動を許容する。
持エレメントを周方向でストッパに低摩擦で確実に支持
する支持作用を単純な構成によって保証するプレスロー
ルを提供する。 【解決手段】 スペーサ７が支持エレメント３の負荷状
態において、ストッパ９と支持エレメント３とにおける
前記スペーサ７の支持点を変えないままで前記ストッパ
９に対する支持エレメント３の相対的な、少なくとも僅
かな半径方向運動を許容する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体を中心とし
て回転自在に配置されておりかつ圧着装置によって該支
持体に支承されたロール周壁を有し、前記圧着装置が少
なくとも１つの支持エレメントから成り、該支持エレメ
ントが、プレス面に向かって作用して前記支持体に支持
される少なくとも１つの圧着エレメントを有しかつ周方
向に摺動可能であると共に前記圧着エレメントを起点と
して半径方向に運動可能でありかつ周方向では、前記支
持体に固定されたストッパに少なくとも１つのスペーサ
を介して支持されており、前記ストッパ又は前記支持エ
レメントにおける前記スペーサの支持点の位置がほぼ固
定されている場合に該スペーサが、無負荷状態と負荷状
態との間の移行時に前記ストッパに対する前記支持エレ
メントの相対的な半径方向運動を許容するようになって
いる形式のプレスロールに関するものであり、かつ本発
明のプレスロールはウェブ状の材料、特にパルプ繊維紙
匹を抄造又は処理する際に適用される。
て回転自在に配置されておりかつ圧着装置によって該支
持体に支承されたロール周壁を有し、前記圧着装置が少
なくとも１つの支持エレメントから成り、該支持エレメ
ントが、プレス面に向かって作用して前記支持体に支持
される少なくとも１つの圧着エレメントを有しかつ周方
向に摺動可能であると共に前記圧着エレメントを起点と
して半径方向に運動可能でありかつ周方向では、前記支
持体に固定されたストッパに少なくとも１つのスペーサ
を介して支持されており、前記ストッパ又は前記支持エ
レメントにおける前記スペーサの支持点の位置がほぼ固
定されている場合に該スペーサが、無負荷状態と負荷状
態との間の移行時に前記ストッパに対する前記支持エレ
メントの相対的な半径方向運動を許容するようになって
いる形式のプレスロールに関するものであり、かつ本発
明のプレスロールはウェブ状の材料、特にパルプ繊維紙
匹を抄造又は処理する際に適用される。
【０００２】
【従来の技術】前記形式のプレスロールは例えば欧州特
許第０３４５５０１号明細書に基づいて公知であり、こ
の場合は支持エレメントを支持するために、該支持エレ
メントに固定されていると共に支持体に固着されたスト
ッパに支持される転動体を有する支承機構が使用され
る。
許第０３４５５０１号明細書に基づいて公知であり、こ
の場合は支持エレメントを支持するために、該支持エレ
メントに固定されていると共に支持体に固着されたスト
ッパに支持される転動体を有する支承機構が使用され
る。
【０００３】これによって、支持エレメントを周方向で
は低摩擦で支持することを保証しようとするのである。
これが重要になるのは、特にストリップ状の支持エレメ
ントが、熱変形に基づいてストッパの極く少数の支持点
で支持する傾向があり、これによって著しい摩擦のため
に支持エレメントの半径方向での運動性が制約を受ける
からである。例えば処理紙匹の厚み偏差又は、プレスニ
ップを通って導かれるその他のベルトの厚み偏差、及び
これに起因して生じる振動を補償できるようにするため
に、僅かであれ、付加的な摩擦によって支持エレメント
の半径方向運動可能性を損なわないようにすることが肝
要である。
は低摩擦で支持することを保証しようとするのである。
これが重要になるのは、特にストリップ状の支持エレメ
ントが、熱変形に基づいてストッパの極く少数の支持点
で支持する傾向があり、これによって著しい摩擦のため
に支持エレメントの半径方向での運動性が制約を受ける
からである。例えば処理紙匹の厚み偏差又は、プレスニ
ップを通って導かれるその他のベルトの厚み偏差、及び
これに起因して生じる振動を補償できるようにするため
に、僅かであれ、付加的な摩擦によって支持エレメント
の半径方向運動可能性を損なわないようにすることが肝
要である。
【０００４】ところが前記公知の解決手段においては、
摩擦又は締付けを避けるために転動体を良好にガイドす
ることを保証する上で難点が生じる。
摩擦又は締付けを避けるために転動体を良好にガイドす
ることを保証する上で難点が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
支持エレメントの負荷状態において該支持エレメントを
周方向でストッパに低摩擦で確実に支持する支持作用を
単純な構成によって保証するプレスロールを提供するこ
とである。
支持エレメントの負荷状態において該支持エレメントを
周方向でストッパに低摩擦で確実に支持する支持作用を
単純な構成によって保証するプレスロールを提供するこ
とである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、スペーサが支持エレメントの負
荷状態において、ストッパと支持エレメントとにおける
前記スペーサの支持点を変えないままで前記ストッパに
対する支持エレメントの相対的な、少なくとも僅かな半
径方向運動を許容する点にある。
の本発明の構成手段は、スペーサが支持エレメントの負
荷状態において、ストッパと支持エレメントとにおける
前記スペーサの支持点を変えないままで前記ストッパに
対する支持エレメントの相対的な、少なくとも僅かな半
径方向運動を許容する点にある。
【０００７】本発明の特に有利な構成手段は、請求項２
移行に記載した通りである。
移行に記載した通りである。
【０００８】
【作用】本発明の構成手段によって、支持エレメントが
周方向に摺動可能であってかつ特に負荷状態において圧
着エレメントを起点として半径方向に可動である場合、
半径方向では少なくとも僅かな運動が許容されることに
関連して支持エレメントを周方向ではストッパに低摩擦
又は無摩擦で支持することが保証される。
周方向に摺動可能であってかつ特に負荷状態において圧
着エレメントを起点として半径方向に可動である場合、
半径方向では少なくとも僅かな運動が許容されることに
関連して支持エレメントを周方向ではストッパに低摩擦
又は無摩擦で支持することが保証される。
【０００９】負荷状態つまり対向ロールに対するロール
周壁の圧着作用がシビアな問題を孕んでいるのは、ロー
ルの回転によって周方向の力成分も発生し、該力成分が
支持エレメントの位置に作用を及ぼしストッパによって
吸収されねばならないためである。
周壁の圧着作用がシビアな問題を孕んでいるのは、ロー
ルの回転によって周方向の力成分も発生し、該力成分が
支持エレメントの位置に作用を及ぼしストッパによって
吸収されねばならないためである。
【００１０】スペーサは一部、支持エレメントの凹設部
内又はストッパの凹設部内に位置し、該凹設部はその内
部で支持エレメントの運動を可能にするように構成され
ているのが有利である。
内又はストッパの凹設部内に位置し、該凹設部はその内
部で支持エレメントの運動を可能にするように構成され
ているのが有利である。
【００１１】できるだけ単純な実施形態を得るために、
スペーサはロッド状に構成され、かつ前記凹設部は孔の
形状を有し、該孔の直径は、ロッド状のスペーサの直径
よりも大きいのが有利である。ロッド状のスペーサが剛
性材料から成っている場合には、ストッパに対する支持
エレメントの相対的な運動が、支持エレメントとストッ
パとにおけるスペーサの両側の支持点を変化させること
なしに、孔として構成された凹設部の内部におけるロッ
ド状のスペーサの旋回可能性によって可能になる。
スペーサはロッド状に構成され、かつ前記凹設部は孔の
形状を有し、該孔の直径は、ロッド状のスペーサの直径
よりも大きいのが有利である。ロッド状のスペーサが剛
性材料から成っている場合には、ストッパに対する支持
エレメントの相対的な運動が、支持エレメントとストッ
パとにおけるスペーサの両側の支持点を変化させること
なしに、孔として構成された凹設部の内部におけるロッ
ド状のスペーサの旋回可能性によって可能になる。
【００１２】しかしながらスペーサが弾性的である場合
には、ストッパと支持エレメントとの間の可動性は、凹
設部内におけるロッド状のスペーサの撓みによって保証
される。
には、ストッパと支持エレメントとの間の可動性は、凹
設部内におけるロッド状のスペーサの撓みによって保証
される。
【００１３】スペーサの材質には無関係に、凹設部内に
おける該スペーサの支持点は、スペーサの運動つまり撓
み又は旋回が凹設部の内部で可能になるように確定され
ねばならない。
おける該スペーサの支持点は、スペーサの運動つまり撓
み又は旋回が凹設部の内部で可能になるように確定され
ねばならない。
【００１４】支持エレメントが無負荷状態から負荷状態
へ移行した後にスペーサができるだけ特定の位置を占め
ることを保証するために、少なくとも１つの極めて弾性
的な調節部材を介して、ロッド状のスペーサを、無負荷
状態では凹設部のほぼ中心に維持するようにすれば、負
荷状態ではプレス方向のスペーサ運動及びプレス方向と
は逆方向のスペーサ運動を、ストッパにおけるスペーサ
の支持点を変化させることなしに行なわせることができ
るので、有利である。
へ移行した後にスペーサができるだけ特定の位置を占め
ることを保証するために、少なくとも１つの極めて弾性
的な調節部材を介して、ロッド状のスペーサを、無負荷
状態では凹設部のほぼ中心に維持するようにすれば、負
荷状態ではプレス方向のスペーサ運動及びプレス方向と
は逆方向のスペーサ運動を、ストッパにおけるスペーサ
の支持点を変化させることなしに行なわせることができ
るので、有利である。
【００１５】本発明は、円筒形の対向ロールと相俟って
細長いプレスニップを形成するために支持エレメント
が、凹面状に形成された支持面を有し、軸方向ではスト
リップ状であると共に複数の圧着エレメントを介して支
持されかつロール周壁が、不透過性の可撓性ベルトとし
て構成されている場合に特に有利に適用することができ
る。
細長いプレスニップを形成するために支持エレメント
が、凹面状に形成された支持面を有し、軸方向ではスト
リップ状であると共に複数の圧着エレメントを介して支
持されかつロール周壁が、不透過性の可撓性ベルトとし
て構成されている場合に特に有利に適用することができ
る。
【００１６】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の２つ
の実施形態を詳説する。
の実施形態を詳説する。
【００１７】但し両実施形態は共に、搾水圧を及ぼしか
つ細長く延在するプレスニップを形成するプレスロール
並びに対向ロール１２によってパルプ繊維紙匹６を搾水
する装置であり、この場合前記プレスロールのプレス面
４は、矢印１４で示した紙匹走行方向に運動可能なフレ
キシブルの不透過性のベルトによって形成される。パル
プ繊維紙匹６は、搾出された水を受けるのに適した少な
くとも１つの多孔質のベルト１５と一緒にプレスニップ
を通過していく。ベルトとして構成されたプレスロール
のロール周壁１は、この場合油圧式の圧着装置を介して
対向ロール１２に対して圧着自在である。光沢処理の場
合には、多孔質のベルト１５だけが省かれることにな
る。
つ細長く延在するプレスニップを形成するプレスロール
並びに対向ロール１２によってパルプ繊維紙匹６を搾水
する装置であり、この場合前記プレスロールのプレス面
４は、矢印１４で示した紙匹走行方向に運動可能なフレ
キシブルの不透過性のベルトによって形成される。パル
プ繊維紙匹６は、搾出された水を受けるのに適した少な
くとも１つの多孔質のベルト１５と一緒にプレスニップ
を通過していく。ベルトとして構成されたプレスロール
のロール周壁１は、この場合油圧式の圧着装置を介して
対向ロール１２に対して圧着自在である。光沢処理の場
合には、多孔質のベルト１５だけが省かれることにな
る。
【００１８】前記の油圧式圧着装置は、凹面状に形成さ
れた支持面１３を有する少なくとも１つの支持エレメン
ト３から成り、かつ、油圧媒体の供給されるピストン−
シリンダユニットとして構成された、プレス面４へ向か
って作用する少なくとも１つの圧着エレメント５を有し
ている。この場合勿論、複数の支持エレメント３を、紙
匹走行方向１４に対して直角な横方向に並列配置し、か
つ各支持エレメント３自体に、やはり紙匹走行方向１４
に対して直角な横方向に並列配置された複数のピストン
−シリンダユニットを配設することも可能である。とは
云え本例では、ただ１本のストリップ（帯板）状の支持
エレメント３を介して支持を行なうことを出発点として
いる。
れた支持面１３を有する少なくとも１つの支持エレメン
ト３から成り、かつ、油圧媒体の供給されるピストン−
シリンダユニットとして構成された、プレス面４へ向か
って作用する少なくとも１つの圧着エレメント５を有し
ている。この場合勿論、複数の支持エレメント３を、紙
匹走行方向１４に対して直角な横方向に並列配置し、か
つ各支持エレメント３自体に、やはり紙匹走行方向１４
に対して直角な横方向に並列配置された複数のピストン
−シリンダユニットを配設することも可能である。とは
云え本例では、ただ１本のストリップ（帯板）状の支持
エレメント３を介して支持を行なうことを出発点として
いる。
【００１９】ところで図１に示した実施例では支持エレ
メント３は２列のピストン−シリンダユニットを有し、
該ピストン−シリンダユニットは紙匹走行方向１４で見
て互いに相前後して配置され、かつ、各列のピストン−
シリンダユニットには、支持体２内に配置された別々の
供給導管を介して異なった圧力を給圧することが可能で
ある。この場合ピストン−シリンダユニットのピストン
は、搾水装置の台座内に支承された支持体２と固定結合
されている。支持エレメント３は、該支持エレメントに
固着された両シリンダと共に、圧搾方向及び紙匹走行方
向１４にピストンに沿って摺動可能に位置している。
メント３は２列のピストン−シリンダユニットを有し、
該ピストン−シリンダユニットは紙匹走行方向１４で見
て互いに相前後して配置され、かつ、各列のピストン−
シリンダユニットには、支持体２内に配置された別々の
供給導管を介して異なった圧力を給圧することが可能で
ある。この場合ピストン−シリンダユニットのピストン
は、搾水装置の台座内に支承された支持体２と固定結合
されている。支持エレメント３は、該支持エレメントに
固着された両シリンダと共に、圧搾方向及び紙匹走行方
向１４にピストンに沿って摺動可能に位置している。
【００２０】前記実施形態とは異なって図２に示した支
持エレメント３は、紙匹走行方向１４ではただ１つのピ
ストン−シリンダユニットを有しているにすぎない。勿
論本実施形態の場合も、紙匹走行方向１４に対して直角
な横方向に配置されて圧着力プロフィールに影響を及ぼ
す複数のピストン−シリンダユニットを設けておくこと
が可能である。更にまた本実施形態ではシリンダが支持
体２と固着結合されている。これに対応して支持エレメ
ント３は、該支持エレメントに固着されたピストンと共
に圧搾方向及び紙匹走行方向１４にシリンダ内を摺動可
能に位置している。
持エレメント３は、紙匹走行方向１４ではただ１つのピ
ストン−シリンダユニットを有しているにすぎない。勿
論本実施形態の場合も、紙匹走行方向１４に対して直角
な横方向に配置されて圧着力プロフィールに影響を及ぼ
す複数のピストン−シリンダユニットを設けておくこと
が可能である。更にまた本実施形態ではシリンダが支持
体２と固着結合されている。これに対応して支持エレメ
ント３は、該支持エレメントに固着されたピストンと共
に圧搾方向及び紙匹走行方向１４にシリンダ内を摺動可
能に位置している。
【００２１】ピストン−シリンダユニットの圧力室の封
隙は両実施形態において、圧搾方向に対して直角な横方
向に延びていてピストンに対して周方向では摺動可能で
あってかつ該ピストンによって圧搾方向で位置決めされ
たディスク１６を介して得られる。この目的を達成する
ために、貫通孔を有するディスク６はピストンの凹設部
内に位置し、該凹設部は周方向で前記ディスク１６のた
めの運動遊隙を有している。圧力媒体の給圧は、支持体
２内に設けられている供給導管を介して確保され、該供
給導管は、シリンダ内又はピストン内の通路を介して圧
力室と連通している。
隙は両実施形態において、圧搾方向に対して直角な横方
向に延びていてピストンに対して周方向では摺動可能で
あってかつ該ピストンによって圧搾方向で位置決めされ
たディスク１６を介して得られる。この目的を達成する
ために、貫通孔を有するディスク６はピストンの凹設部
内に位置し、該凹設部は周方向で前記ディスク１６のた
めの運動遊隙を有している。圧力媒体の給圧は、支持体
２内に設けられている供給導管を介して確保され、該供
給導管は、シリンダ内又はピストン内の通路を介して圧
力室と連通している。
【００２２】支持エレメント３が、所定の限度範囲内で
比較的僅かな摺動力でもって周方向に可動であることに
よって、該支持エレメントは対向ロール１２に相応して
補正することができる。この場合終端リミットは、支持
体２に固定されたストッパ９によって規制されている。
比較的僅かな摺動力でもって周方向に可動であることに
よって、該支持エレメントは対向ロール１２に相応して
補正することができる。この場合終端リミットは、支持
体２に固定されたストッパ９によって規制されている。
【００２３】周方向に作用する力成分に関して支持エレ
メント３は、何れの場合にも、プレスロールに沿って存
在している複数のスペーサ７を介して支持される。図面
でロッド状に構成されたスペーサ７によって支持点
８′，８″が確定され、かつ、支持エレメント３の負荷
状態においてストッパ９に対する該支持エレメントの相
対的な僅かな半径方向運動が可能になる。
メント３は、何れの場合にも、プレスロールに沿って存
在している複数のスペーサ７を介して支持される。図面
でロッド状に構成されたスペーサ７によって支持点
８′，８″が確定され、かつ、支持エレメント３の負荷
状態においてストッパ９に対する該支持エレメントの相
対的な僅かな半径方向運動が可能になる。
【００２４】図１では前記スペーサ７は剛性の材料から
成り、かつストッパ９の凹設部１０内に収容されてお
り、該凹設部は孔の形を有し、該孔の直径はロッド状の
スペーサ７の直径よりも大きい。従って円形横断面を有
するスペーサ７は、負荷状態においても、つまり支持エ
レメント３がプレス面４に圧着されてプレスロールの周
方向の力を受けた場合にも、前記孔内における可動性に
よって、支持エレメント３とストッパ９との間の半径方
向の可動性を保証することができる。支持エレメント３
における支持点とストッパ９における支持点は変化しな
いので、摩擦による問題は存在しない。
成り、かつストッパ９の凹設部１０内に収容されてお
り、該凹設部は孔の形を有し、該孔の直径はロッド状の
スペーサ７の直径よりも大きい。従って円形横断面を有
するスペーサ７は、負荷状態においても、つまり支持エ
レメント３がプレス面４に圧着されてプレスロールの周
方向の力を受けた場合にも、前記孔内における可動性に
よって、支持エレメント３とストッパ９との間の半径方
向の可動性を保証することができる。支持エレメント３
における支持点とストッパ９における支持点は変化しな
いので、摩擦による問題は存在しない。
【００２５】無負荷状態から負荷状態へ移行した後に凹
設部１０の中心、つまり孔中心におけるスペーサの規定
位置を得るために、スペーサ７は、孔の開口域に設けた
弾性的な調節部材１１を介してほぼ中心に保持される。
孔内におけるスペーサ７の支持点８′，８″は、相応に
成形することによって、位置を確定されるが、スペーサ
７の旋回は可能になる。
設部１０の中心、つまり孔中心におけるスペーサの規定
位置を得るために、スペーサ７は、孔の開口域に設けた
弾性的な調節部材１１を介してほぼ中心に保持される。
孔内におけるスペーサ７の支持点８′，８″は、相応に
成形することによって、位置を確定されるが、スペーサ
７の旋回は可能になる。
【００２６】図２に示した実施例では、ロッド状のスペ
ーサ７を収容する比較的大きな孔が支持エレメント３内
に設けられている。更にまた、該スペーサ７は弾性材料
から成っている。孔内に該スペーサ７の端部を緊定する
ことによって、該スペーサ７は無負荷状態においてほぼ
孔の中点に位置し、これによって負荷状態において必要
な運動空隙を保証することが可能である。
ーサ７を収容する比較的大きな孔が支持エレメント３内
に設けられている。更にまた、該スペーサ７は弾性材料
から成っている。孔内に該スペーサ７の端部を緊定する
ことによって、該スペーサ７は無負荷状態においてほぼ
孔の中点に位置し、これによって負荷状態において必要
な運動空隙を保証することが可能である。
【００２７】補足的に付記しておくが、支持エレメント
３間のギャップの潤滑は静圧式及び／又は動圧式に行な
うことができ、また支持エレメント３の摺動可能性は、
本発明の解決手段の適用を妨げることなしに、例えば欧
州特許第３４５５０１号明細書に記載されているような
別の構成手段によって実現することもできる。
３間のギャップの潤滑は静圧式及び／又は動圧式に行な
うことができ、また支持エレメント３の摺動可能性は、
本発明の解決手段の適用を妨げることなしに、例えば欧
州特許第３４５５０１号明細書に記載されているような
別の構成手段によって実現することもできる。
【００２８】なお明細書中の「方向」を規定する記載つ
まり半径方向、軸方向及び周方向という記載は、常にプ
レスロールに関連していて、該プレスロールの半径、軸
及び円周を基準とするものである。
まり半径方向、軸方向及び周方向という記載は、常にプ
レスロールに関連していて、該プレスロールの半径、軸
及び円周を基準とするものである。
【図１】本発明の第１実施例による剛性スペーサを有す
るプレスロールの横断面図である。
るプレスロールの横断面図である。
【図２】本発明の第２実施例による弾性スペーサを有す
るプレスロールの横断面図である。
るプレスロールの横断面図である。
１ ロール周壁、 ２ 支持体、 ３ 支持エレ
メント、 ４ プレス面、 ５ 圧着エレメント、
６ パルプ繊維紙匹、 ７ スペーサ、８′，
８″ 支持点、 ９ ストッパ、 １０ 凹設
部、 １１ 弾性的な調節部材、 １２ 対向ロー
ル、 １３ 支持面、 １４ 紙匹走行方向を示す
矢印、 １５ 多孔質のベルト、 １６ ディスク
メント、 ４ プレス面、 ５ 圧着エレメント、
６ パルプ繊維紙匹、 ７ スペーサ、８′，
８″ 支持点、 ９ ストッパ、 １０ 凹設
部、 １１ 弾性的な調節部材、 １２ 対向ロー
ル、 １３ 支持面、 １４ 紙匹走行方向を示す
矢印、 １５ 多孔質のベルト、 １６ ディスク
Claims (10)
- 【請求項１】 支持体（２）を中心として回転自在に配
置されておりかつ圧着装置によって該支持体に支承され
たロール周壁（１）を有し、前記圧着装置が少なくとも
１つの支持エレメント（３）から成り、該支持エレメン
トが、プレス面（４）に向かって作用して前記支持体
（２）に支持される少なくとも１つの圧着エレメント
（５）を有しかつ周方向に摺動可能であると共に前記圧
着エレメント（５）を起点として半径方向に運動自在で
ありかつ周方向では、前記支持体（２）に固定されたス
トッパ（９）に少なくとも１つのスペーサ（７）を介し
て支持されており、前記ストッパ（９）又は前記支持エ
レメント（３）における前記スペーサ（７）の支持点
（８′，８″）の位置がほぼ固定されている場合に該ス
ペーサが、無負荷状態と負荷状態との間の移行時に前記
ストッパ（９）に対する前記支持エレメント（３）の相
対的な半径方向運動を許容するようになっている形式の
プレスロールにおいて、スペーサ（７）が支持エレメン
ト（３）の負荷状態において、ストッパ（９）と支持エ
レメント（３）とにおける前記スペーサ（７）の支持点
（８′，８″）を変えないままで前記ストッパ（９）に
対する支持エレメント（３）の相対的な、少なくとも僅
かな半径方向運動を許容することを特徴とする、プレス
ロール。 - 【請求項２】 スペーサが一部、支持エレメント（３）
又はストッパ（９）の凹設部（１０）内に位置し、該凹
設部が、その内部で前記スペーサの運動を可能にするよ
うに構成されている、請求項１記載のプレスロール。 - 【請求項３】 スペーサ（７）がロッド状に構成されて
いる、請求項１又は２記載のプレスロール。 - 【請求項４】 スペーサ（７）が剛性材料から成ってい
る、請求項１から３までのいずれか１項記載のプレスロ
ール。 - 【請求項５】 スペーサ（７）が弾性材料から成ってい
る、請求項１から３までのいずれか１項記載のプレスロ
ール。 - 【請求項６】 凹設部（１０）が孔の形状を有し、該孔
の直径が、ロッド状のスペーサ（７）の直径よりも大き
い、請求項３から５までのいずれか１項記載のプレスロ
ール。 - 【請求項７】 ロッド状のスペーサ（７）が、孔として
構成された凹設部（１０）内に旋回可能に位置決めして
支持されている、請求項６記載のプレスロール。 - 【請求項８】 ロッド状のスペーサ（７）が、少なくと
も１つの極めて弾性的な調節部材（１１）を介して、無
負荷状態では凹設部（１０）のほぼ中心に維持される、
請求項６又は７記載のプレスロール。 - 【請求項９】 円筒形の対向ロール（１２）と相俟って
細長いプレスギャップを形成するために支持エレメント
（３）が、凹面状に形成された支持面（１３）を有し、
かつロール周壁（１）が、不透過性の可撓性ベルトとし
て構成されている、請求項１から８までのいずれか１項
記載のプレスロール。 - 【請求項１０】 支持エレメント（３）が軸方向ではス
トリップ状に構成されておりかつ複数の圧着エレメント
（５）を介して支持されている、請求項９記載のプレス
ロール。
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| DE4435845A DE4435845C1 (de) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | Preßwalze |
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