JPH08119477A - 記録紙カセット - Google Patents
記録紙カセットInfo
- Publication number
- JPH08119477A JPH08119477A JP6256441A JP25644194A JPH08119477A JP H08119477 A JPH08119477 A JP H08119477A JP 6256441 A JP6256441 A JP 6256441A JP 25644194 A JP25644194 A JP 25644194A JP H08119477 A JPH08119477 A JP H08119477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- paper
- recording
- cassette
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙繰出しの際に生じる異音の防止及び紙
粉の除去を行う。 【構成】 記録紙カセット1の記録紙繰出し側側壁2の
上縁部2aに紙粉除去ブラシ6を設ける。記録紙カセッ
ト1内の記録紙Pは、繰出しローラ5の回転によって、
紙粉の付着する面と紙粉除去ブラシ6とが擦れ合いなが
ら、湾曲ガイド8、9の方へと繰り出される。
粉の除去を行う。 【構成】 記録紙カセット1の記録紙繰出し側側壁2の
上縁部2aに紙粉除去ブラシ6を設ける。記録紙カセッ
ト1内の記録紙Pは、繰出しローラ5の回転によって、
紙粉の付着する面と紙粉除去ブラシ6とが擦れ合いなが
ら、湾曲ガイド8、9の方へと繰り出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙が記録紙カセッ
トから送出される際に生じる異音の防止及び記録紙の紙
粉の除去に関する。
トから送出される際に生じる異音の防止及び記録紙の紙
粉の除去に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示されるような記録装置に
おいては、記録紙Pは、記録手段31の下方に設けられ
た記録紙カセット32に収納されている。該記録紙カセ
ット32には、給紙側で給紙ローラ33の方へと押し上
げられるようにバネ38によって付勢される可動底板3
4が備えられている。記録紙Pは、分離爪35によって
記録紙Pの繰出し側の両先端部を保持された状態で上記
可動底板34上に載置されている。
おいては、記録紙Pは、記録手段31の下方に設けられ
た記録紙カセット32に収納されている。該記録紙カセ
ット32には、給紙側で給紙ローラ33の方へと押し上
げられるようにバネ38によって付勢される可動底板3
4が備えられている。記録紙Pは、分離爪35によって
記録紙Pの繰出し側の両先端部を保持された状態で上記
可動底板34上に載置されている。
【0003】上記のように記録紙Pの送出側の両先端部
を保持された状態で、上記給紙ローラ33と記録紙Pと
が当接し、給紙ローラ33が図3中時計方向に回転する
と、可動底板34に載置されている記録紙Pの内、最上
部に位置する記録紙P1がU字型の湾曲ガイド36内へ
と繰出される。繰出された記録紙P1は、湾曲ガイド3
6に沿ってUターンしながら搬送ローラ37まで搬送さ
れ、そこから搬送ローラ37の回転によってさらに記録
手段31まで搬送される。
を保持された状態で、上記給紙ローラ33と記録紙Pと
が当接し、給紙ローラ33が図3中時計方向に回転する
と、可動底板34に載置されている記録紙Pの内、最上
部に位置する記録紙P1がU字型の湾曲ガイド36内へ
と繰出される。繰出された記録紙P1は、湾曲ガイド3
6に沿ってUターンしながら搬送ローラ37まで搬送さ
れ、そこから搬送ローラ37の回転によってさらに記録
手段31まで搬送される。
【0004】記録装置が電子写真方式のものである場
合、上記記録手段31には、図3中反時計方向に回転可
能な感光ドラム39が備えられる。そして、上記感光ド
ラム39の周囲には、その回転方向に沿って、帯電器
(図示せず)、露光器(図示せず)、現像器40、転写
器41、除電器42、紙粉ブラシ43及びメモリ除去部
材44の各装置が備えられている。上記帯電器は、上記
感光ドラム39を所定の電位に帯電するためのものであ
り、露光器は、原稿の画データに従って感光ドラム39
上を露光し、感光ドラム39上に静電潜像を形成するた
めのものである。
合、上記記録手段31には、図3中反時計方向に回転可
能な感光ドラム39が備えられる。そして、上記感光ド
ラム39の周囲には、その回転方向に沿って、帯電器
(図示せず)、露光器(図示せず)、現像器40、転写
器41、除電器42、紙粉ブラシ43及びメモリ除去部
材44の各装置が備えられている。上記帯電器は、上記
感光ドラム39を所定の電位に帯電するためのものであ
り、露光器は、原稿の画データに従って感光ドラム39
上を露光し、感光ドラム39上に静電潜像を形成するた
めのものである。
【0005】上記現像器40は、感光ドラム39上にト
ナーを供給し、感光ドラム39上にトナー像を形成する
ためのものであり、転写器41は、感光ドラム39上の
トナー像を記録紙P1上に転写するためのものである。
除電器43は、転写後の感光ドラム39上を露光して、
感光ドラム39上の電位を一様にするためのものであ
り、紙粉ブラシ43は、転写時に感光ドラム39上に付
着した紙粉を除去するためのものである。又、メモリ除
去部材44は、感光ドラム39上に残留したトナーを掻
き乱して、この残留トナーの非メモリ化を行うためのも
のである。
ナーを供給し、感光ドラム39上にトナー像を形成する
ためのものであり、転写器41は、感光ドラム39上の
トナー像を記録紙P1上に転写するためのものである。
除電器43は、転写後の感光ドラム39上を露光して、
感光ドラム39上の電位を一様にするためのものであ
り、紙粉ブラシ43は、転写時に感光ドラム39上に付
着した紙粉を除去するためのものである。又、メモリ除
去部材44は、感光ドラム39上に残留したトナーを掻
き乱して、この残留トナーの非メモリ化を行うためのも
のである。
【0006】一方、転写器41によってトナー像が転写
された記録紙P1は、定着器45へと送られる。この定
着器45は、熱源を内包する加熱ローラ46及び加圧ロ
ーラ47によって構成されている。上記記録紙Pは、こ
の定着器45によって加熱・加圧されて、そのトナー像
が定着される。その後、記録紙P1は、記録装置外部へ
と排出され、図示されないトレイ上にスタックされる。
された記録紙P1は、定着器45へと送られる。この定
着器45は、熱源を内包する加熱ローラ46及び加圧ロ
ーラ47によって構成されている。上記記録紙Pは、こ
の定着器45によって加熱・加圧されて、そのトナー像
が定着される。その後、記録紙P1は、記録装置外部へ
と排出され、図示されないトレイ上にスタックされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示されるように、上記分離爪35で保持される記録紙P
の先端の位置が、記録紙カセット32の筐体の記録紙繰
出し側の側壁32aの上縁部32bよりも上方にある場
合、上記のように記録紙P1が、Uターンしながら上記
湾曲ガイド36内を搬送され、上記記録紙P1の後端
が、可動底板34上に載置されている記録紙Pの先端か
ら離れると、記録紙P1自身の弾性により、記録紙P1
の後端が上記壁面32aの上縁部32bに当接する。そ
の際に異音が発生するという問題が生じる。
示されるように、上記分離爪35で保持される記録紙P
の先端の位置が、記録紙カセット32の筐体の記録紙繰
出し側の側壁32aの上縁部32bよりも上方にある場
合、上記のように記録紙P1が、Uターンしながら上記
湾曲ガイド36内を搬送され、上記記録紙P1の後端
が、可動底板34上に載置されている記録紙Pの先端か
ら離れると、記録紙P1自身の弾性により、記録紙P1
の後端が上記壁面32aの上縁部32bに当接する。そ
の際に異音が発生するという問題が生じる。
【0008】このような異音を防止する方法としては、
上記分離爪35で保持される記録紙Pの先端の位置より
も上方に上記上縁部32bが位置するような上記側壁3
2a設ける方法がある。この場合、繰出される記録紙P
1は、その下面が常に上記上縁部32bと当接しながら
上記湾曲ガイド36の方へ繰出される。そのため、上記
のような異音は発生しなくなるが、今度は、記録紙Pを
繰出す際に、その先端が上記側壁32aに引っ掛かり、
紙づまりを起こすという問題が生じる。
上記分離爪35で保持される記録紙Pの先端の位置より
も上方に上記上縁部32bが位置するような上記側壁3
2a設ける方法がある。この場合、繰出される記録紙P
1は、その下面が常に上記上縁部32bと当接しながら
上記湾曲ガイド36の方へ繰出される。そのため、上記
のような異音は発生しなくなるが、今度は、記録紙Pを
繰出す際に、その先端が上記側壁32aに引っ掛かり、
紙づまりを起こすという問題が生じる。
【0009】又、図3のような電子写真方式の記録装置
においては、記録紙カセット32から記録紙P1を繰出
す際に生じる紙粉がトラブルの原因になる場合がある。
即ち、上記のように記録紙カセット32から記録紙が繰
出される際、繰出される記録紙P1と、可動底板34上
に載置される記録紙Pの上面とが擦れ合って紙粉が発生
する。そのため繰出される上記記録紙P1は、その下面
に紙粉を付着した状態で、上記湾曲ガイド36に沿って
Uターンしながら搬送される。
においては、記録紙カセット32から記録紙P1を繰出
す際に生じる紙粉がトラブルの原因になる場合がある。
即ち、上記のように記録紙カセット32から記録紙が繰
出される際、繰出される記録紙P1と、可動底板34上
に載置される記録紙Pの上面とが擦れ合って紙粉が発生
する。そのため繰出される上記記録紙P1は、その下面
に紙粉を付着した状態で、上記湾曲ガイド36に沿って
Uターンしながら搬送される。
【0010】上記記録紙P1は、上記のようなUターン
によって紙粉が付着した面が上面となって上記記録手段
まで搬送される。そして、上記記録紙P1に付着した紙
粉は、上記感光ドラム39と記録紙P1とが密着した際
に、上記感光ドラム39に付着するおそれがあった。感
光ドラム39に紙粉が付着すると、感光ドラム39上に
形成される静電潜像が不完全なものとなり、その結果、
記録紙P1上に形成される画像が不明瞭になるという問
題が生じる。
によって紙粉が付着した面が上面となって上記記録手段
まで搬送される。そして、上記記録紙P1に付着した紙
粉は、上記感光ドラム39と記録紙P1とが密着した際
に、上記感光ドラム39に付着するおそれがあった。感
光ドラム39に紙粉が付着すると、感光ドラム39上に
形成される静電潜像が不完全なものとなり、その結果、
記録紙P1上に形成される画像が不明瞭になるという問
題が生じる。
【0011】この紙粉を除去するために、上記記録手段
31には、感光ドラム39上の紙粉を除去するための紙
粉除去ブラシ43が備えられている。しかし、この紙粉
除去ブラシ43は長時間使用すると、紙粉除去ブラシ4
3内部に紙粉が溜まり過ぎて上記感光ドラム39上の紙
粉を除去できなくなる。又、この紙粉除去ブラシを取換
えるにしても、その交換作業が煩雑であるという問題が
ある。
31には、感光ドラム39上の紙粉を除去するための紙
粉除去ブラシ43が備えられている。しかし、この紙粉
除去ブラシ43は長時間使用すると、紙粉除去ブラシ4
3内部に紙粉が溜まり過ぎて上記感光ドラム39上の紙
粉を除去できなくなる。又、この紙粉除去ブラシを取換
えるにしても、その交換作業が煩雑であるという問題が
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ために、請求項1の発明は、記録装置本体に対して着脱
可能に設けられ、給紙ローラによって筐体内に載置され
た記録紙が1枚ずつ繰出される記録紙カセットであっ
て、上記記録紙カセットは、上記筐体の記録紙繰出し側
壁部の上縁に弾性部材を備えたことを特徴としている。
ために、請求項1の発明は、記録装置本体に対して着脱
可能に設けられ、給紙ローラによって筐体内に載置され
た記録紙が1枚ずつ繰出される記録紙カセットであっ
て、上記記録紙カセットは、上記筐体の記録紙繰出し側
壁部の上縁に弾性部材を備えたことを特徴としている。
【0013】又、請求項2の発明は、上記弾性部材が、
記録紙が給紙ローラによって繰出される際、記録紙の下
面と当接するように、上記上縁に設けられたブラシであ
ることを特徴としている。
記録紙が給紙ローラによって繰出される際、記録紙の下
面と当接するように、上記上縁に設けられたブラシであ
ることを特徴としている。
【0014】又、請求項3の発明は、上記ブラシが、上
記給紙ローラと等しい長さで、少なくとも上記給紙ロー
ラと対向する位置に備えられたことを特徴としている。
記給紙ローラと等しい長さで、少なくとも上記給紙ロー
ラと対向する位置に備えられたことを特徴としている。
【0015】
【作用】以上のように請求項1の発明によれば、上記給
紙ローラによって繰出される記録紙の後端が、記録紙カ
セットの筐体内に載置された他の記録紙の先端から離れ
た際、上記弾性部材によって、記録紙カセットの筐体の
記録紙繰出し側壁面の上縁に直接接触することなく搬送
される。
紙ローラによって繰出される記録紙の後端が、記録紙カ
セットの筐体内に載置された他の記録紙の先端から離れ
た際、上記弾性部材によって、記録紙カセットの筐体の
記録紙繰出し側壁面の上縁に直接接触することなく搬送
される。
【0016】又、請求項2の発明によれば、上記弾性部
材がブラシであって、記録紙が繰出しローラによって記
録紙が繰出される際に、該ブラシが記録紙の下面と当接
するため、上記記録紙は、その記録紙の下面に付着する
紙粉を除去されながら搬送される。
材がブラシであって、記録紙が繰出しローラによって記
録紙が繰出される際に、該ブラシが記録紙の下面と当接
するため、上記記録紙は、その記録紙の下面に付着する
紙粉を除去されながら搬送される。
【0017】又、請求項3の発明によれば、上記ブラシ
が、少なくとも上記給紙ローラ軸方向の幅と対応する位
置で、上記筐体の記録紙繰出し側壁の上縁に備えられて
いるため、繰出しローラと記録紙とが当接する部分の背
面で最も多く生じて、記録紙に付着する紙粉が除去され
る。
が、少なくとも上記給紙ローラ軸方向の幅と対応する位
置で、上記筐体の記録紙繰出し側壁の上縁に備えられて
いるため、繰出しローラと記録紙とが当接する部分の背
面で最も多く生じて、記録紙に付着する紙粉が除去され
る。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1は、本発明の実施例記録紙カセット及びその近傍の構
成を示す断面図であり、図2は、図1の記録紙カセット
の斜視図である。記録紙Pが載置される記録紙カセット
1は、ファクシミリ装置等の画像処理装置本体に対して
着脱可能な記録紙カセットであり、記録紙Pの繰出し側
で押し上げられるようにバネ4によって付勢される可動
底板3を備えている。上記記録紙カセット1の記録紙繰
出し側側壁2の上縁部2aには、可撓性の紙粉除去ブラ
シ6が備えられている。
1は、本発明の実施例記録紙カセット及びその近傍の構
成を示す断面図であり、図2は、図1の記録紙カセット
の斜視図である。記録紙Pが載置される記録紙カセット
1は、ファクシミリ装置等の画像処理装置本体に対して
着脱可能な記録紙カセットであり、記録紙Pの繰出し側
で押し上げられるようにバネ4によって付勢される可動
底板3を備えている。上記記録紙カセット1の記録紙繰
出し側側壁2の上縁部2aには、可撓性の紙粉除去ブラ
シ6が備えられている。
【0019】繰出しローラ5は、U字型の湾曲ガイド
8、9の間に上記記録紙Pを繰出すためのローラであ
り、軸部5aによって支持されている。上記湾曲ガイド
8、9は繰出された記録紙P1を図示されない記録手段
まで案内するためのものである。上記可動底板3上に載
置されている記録紙Pは、その最上部の1枚が上記繰出
しローラ5と当接している。又、上記記録紙Pの繰出し
側両先端は分離爪7によって保持されている。
8、9の間に上記記録紙Pを繰出すためのローラであ
り、軸部5aによって支持されている。上記湾曲ガイド
8、9は繰出された記録紙P1を図示されない記録手段
まで案内するためのものである。上記可動底板3上に載
置されている記録紙Pは、その最上部の1枚が上記繰出
しローラ5と当接している。又、上記記録紙Pの繰出し
側両先端は分離爪7によって保持されている。
【0020】上記紙粉除去ブラシ6は、上記上縁部2a
上において、当接する上記繰出しローラ5と上記記録紙
Pとの当接位置Aから、記録紙Pの繰出し方向Bの延長
上に位置している。そして、紙粉除去ブラシ6の幅方向
の長さは、繰出しローラ5の幅方向の長さと等しくなっ
ている。又、上記紙粉除去ブラシ6の上縁部の位置は、
上記分離爪7によって保持される記録紙Pの両先端の上
面よりも上方にある。尚、紙粉除去ブラシ6の上記上縁
部2aでの取付位置は、上記のように限るものではな
く、この上縁部2aの全面に取付けるようにしてもよ
い。
上において、当接する上記繰出しローラ5と上記記録紙
Pとの当接位置Aから、記録紙Pの繰出し方向Bの延長
上に位置している。そして、紙粉除去ブラシ6の幅方向
の長さは、繰出しローラ5の幅方向の長さと等しくなっ
ている。又、上記紙粉除去ブラシ6の上縁部の位置は、
上記分離爪7によって保持される記録紙Pの両先端の上
面よりも上方にある。尚、紙粉除去ブラシ6の上記上縁
部2aでの取付位置は、上記のように限るものではな
く、この上縁部2aの全面に取付けるようにしてもよ
い。
【0021】上記のような状態で上記繰出しローラ5が
図1中時計方向に回転すると、繰出された記録紙P1
は、その先端が上記紙粉除去ブラシ6と当接し、そこか
ら更に繰出しローラ5の回転によって搬送される。この
とき紙粉除去ブラシ6は、それ自身が上記記録紙P1の
紙粉が付着している面に沿うように撓む。このため、上
記繰出しローラ5によって湾曲ガイド8、9の方へと繰
出される際に、記録紙P1に付着している紙粉は、紙粉
除去ブラシ6によって除去される。
図1中時計方向に回転すると、繰出された記録紙P1
は、その先端が上記紙粉除去ブラシ6と当接し、そこか
ら更に繰出しローラ5の回転によって搬送される。この
とき紙粉除去ブラシ6は、それ自身が上記記録紙P1の
紙粉が付着している面に沿うように撓む。このため、上
記繰出しローラ5によって湾曲ガイド8、9の方へと繰
出される際に、記録紙P1に付着している紙粉は、紙粉
除去ブラシ6によって除去される。
【0022】そして、上記繰出される記録紙P1の後端
が、上記可動底板3上に載置されている記録紙Pの先端
を離れても、まず上記紙粉除去ブラシ6に接触する。従
って、記録紙P1の後端が上記記録紙繰出し側の側壁2
の上縁部2aと直接当接することなく、上記湾曲ガイド
8、9内に搬送される。上記繰出された記録紙P1は、
湾曲ガイド8、9に沿ってUターンし、紙粉が除去され
た面が上になって、図示されない記録手段まで搬送され
る。このとき上記記録手段が電子写真方式のものであれ
ば、上記記録紙P1の紙粉が除去された面に画像が転写
されようになる。
が、上記可動底板3上に載置されている記録紙Pの先端
を離れても、まず上記紙粉除去ブラシ6に接触する。従
って、記録紙P1の後端が上記記録紙繰出し側の側壁2
の上縁部2aと直接当接することなく、上記湾曲ガイド
8、9内に搬送される。上記繰出された記録紙P1は、
湾曲ガイド8、9に沿ってUターンし、紙粉が除去され
た面が上になって、図示されない記録手段まで搬送され
る。このとき上記記録手段が電子写真方式のものであれ
ば、上記記録紙P1の紙粉が除去された面に画像が転写
されようになる。
【0023】又、上記紙粉除去ブラシ6内に、繰出しロ
ーラ5によって繰出された記録紙Pの紙粉が溜まってき
た場合、オペレーターは上記記録紙カセット1を画像処
理装置本体から抜き取り、紙粉除去ブラシ6を叩いてそ
の中に溜まっている紙粉を取り去る。上記のような作業
を行った後、オペレーターは、再度上記記録紙カセット
1を画像処理装置本体内に装着する。
ーラ5によって繰出された記録紙Pの紙粉が溜まってき
た場合、オペレーターは上記記録紙カセット1を画像処
理装置本体から抜き取り、紙粉除去ブラシ6を叩いてそ
の中に溜まっている紙粉を取り去る。上記のような作業
を行った後、オペレーターは、再度上記記録紙カセット
1を画像処理装置本体内に装着する。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録紙カ
セットの筐体の記録紙繰出し側の側壁の上縁に弾性部材
を設けることで、繰出しローラによって繰出された記録
紙の後端が上記上縁に直接当接しなくなる。そのため、
記録紙繰出しの際に発生する異音が防止できる。
セットの筐体の記録紙繰出し側の側壁の上縁に弾性部材
を設けることで、繰出しローラによって繰出された記録
紙の後端が上記上縁に直接当接しなくなる。そのため、
記録紙繰出しの際に発生する異音が防止できる。
【0025】又、上記弾性部材を、繰出しローラによっ
て繰出された記録紙の下面と当接するブラシとすること
で、上記記録紙が繰出される際に生じる紙粉の除去が行
える。そのため、記録紙において紙粉の除去された面に
画像を転写させると、特に電子写真方式の記録装置にお
いて紙粉による画像不良を防止することができる。
て繰出された記録紙の下面と当接するブラシとすること
で、上記記録紙が繰出される際に生じる紙粉の除去が行
える。そのため、記録紙において紙粉の除去された面に
画像を転写させると、特に電子写真方式の記録装置にお
いて紙粉による画像不良を防止することができる。
【図1】本発明の実施例記録紙カセット及びその近傍の
構成を示す要部断面図である。
構成を示す要部断面図である。
【図2】本発明の実施例記録紙カセットの要部斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来の電子写真方式の記録装置の構成を示す要
部断面図である。
部断面図である。
1 記録紙カセット 2 記録紙繰出し側側壁 2a 上縁部 3 可動底板 5 繰出しローラ 6 紙粉除去ブラシ 7 分離爪 8、9 湾曲ガイド P、P1 記録紙
Claims (3)
- 【請求項1】記録装置本体に対して着脱可能に設けら
れ、給紙ローラによって筐体内に載置された記録紙が1
枚ずつ繰出される記録紙カセットであって、上記記録紙
カセットは、上記筐体の記録紙繰出し側壁部の上縁に弾
性部材を備えたことを特徴とする記録紙カセット。 - 【請求項2】上記弾性部材は、記録紙が給紙ローラによ
って繰出される際、記録紙の下面と当接するように、上
記上縁に設けられたブラシであることを特徴とする請求
項1記載の記録紙カセット。 - 【請求項3】上記ブラシは、上記給紙ローラと等しい長
さで、少なくとも上記給紙ローラと対向する位置に備え
られたことを特徴とする請求項1又は2記載の記録紙カ
セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256441A JPH08119477A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 記録紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256441A JPH08119477A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 記録紙カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119477A true JPH08119477A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17292705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6256441A Pending JPH08119477A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 記録紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119477A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119450A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Casio Electronics Co Ltd | 異物除去部材を備えた給紙カセット、給紙装置及びそれらを用いた給紙方法 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6256441A patent/JPH08119477A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119450A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Casio Electronics Co Ltd | 異物除去部材を備えた給紙カセット、給紙装置及びそれらを用いた給紙方法 |
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