JPH08119295A - 圧縮収納袋 - Google Patents

圧縮収納袋

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Publication number
JPH08119295A
JPH08119295A JP29030794A JP29030794A JPH08119295A JP H08119295 A JPH08119295 A JP H08119295A JP 29030794 A JP29030794 A JP 29030794A JP 29030794 A JP29030794 A JP 29030794A JP H08119295 A JPH08119295 A JP H08119295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner bag
seals
bag
slant
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP29030794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tootsu
政夫 遠津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S P CHEM KK
Original Assignee
S P CHEM KK
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Filing date
Publication date
Application filed by S P CHEM KK filed Critical S P CHEM KK
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Publication of JPH08119295A publication Critical patent/JPH08119295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】収納する物品のボリュームを圧縮してコンパク
トに維持する。 【構成】圧縮収納袋の一部に逆流防止機能部を一体に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 衣類等を収納する袋に関し、折
り畳んだ衣類等のボリュウムを収納袋内部のガスを排出
する事により圧縮してコンパクトにするものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、収納袋内部のガスを排出して、
真空状態を維持するには脱気後排出口を栓等で閉鎖する
方法と逆止弁を排出口に取りつけて逆流防止をする方法
とがなされている。栓等で閉鎖する方法はガス排出後速
やかに閉鎖せんとしても若干の逆流は避けられないの
で、逆止弁を排出口に取りつけるものが多い。逆止弁は
収納袋の外部又は内部に設けられているが、排出口から
突出した状態で取り付けられているので、逆止弁本体の
大部分はフレキシブルに宙に浮いた状態となっている。
所で、逆止弁の構成及び性能には調造形態により夫々若
干の差異が有るが、逆流防止機能が十分発揮されるには
逆止弁の外側が外圧に圧せられる事により吐き出し口が
密着する要素を必要とする。従って、ガスまたは液体を
充填する弁袋は充填による内圧が逆止弁の外側におよび
密着度を高めるのであるが、軟質フィルム製の逆止弁の
欠点として、何回も使用を繰り返すとフィルム特性とし
て復元性が弱い点から広がり癖がつき閉鎖機能が失われ
るので、外圧の補助が不可欠である。ガス排出の場合は
弁に外圧が掛からないから密着性度が失われ、逆流する
のである。その上、内部に取り付けた場合は脱気による
収納袋全体に及ぶ歪みにより逆止弁本体も歪められて口
開けを起こし易いし、外部に取り付けた場合は接触物に
触れる事により変形されるので口開けを起こす欠点があ
るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記説明したごとく
逆止弁の性能上の欠点および脱気による収納袋の歪みに
よる逆止弁本体のも歪みや、接触物による変形等の欠点
を解消した逆流防止機能を備えたダクトを内蔵した収納
袋を提供するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】 収納部内から内側ガス排
出口を介して排出したガスは内袋内部を通り外側ガス排
出口から外部に排出される。内袋には周辺シール上辺と
周辺シール下辺から内袋の中心に向けて、外側ガス排出
口に向けた同角度に傾斜したシールを設け、該、傾斜シ
ールの先端は中心より手前の位置で止まり、上下の傾斜
シールの先端の間に形成されたガス通路を経由するので
あるが、周辺シールと傾斜シールは一体同時に形成され
るから、熱溶着時のフィルムの収縮で上下の傾斜シール
の先端の間に形成されたガス通路は上下に張られて密着
度が高まる事となる。従って、何回もの繰り返し使用で
も密着性は変化せず、脱気による収納袋の歪みに対して
も密着度を維持出来るのである。
【0005】
【作用】 熱溶着時のフィルムの収縮で上下の傾斜シー
ルの先端の間に形成されたガス通路は上下に張られて密
着度が高められているから、内側ガス排出口を介して排
出したガスは、ガス通路から排出され、何のような環境
でも逆流する事はない。
【0006】
【実施例】 図1は従来の逆止弁付き収納袋の逆止弁
(11)を収納部(10)の上部にシール(13)によ
り区画された内部に取り付けたものであり、収納部(1
0)内のガスは逆止弁(11)を通り排出口(14)か
ら排出される。図2は従来の逆止弁付き収納袋の逆止弁
(11)を収納袋の外部に取り付けたものである。図3
に於いて(1)は収納本袋である。気密性を有する合成
樹脂フィルムを二枚重ね両側をシール部(4)で筒状に
され、収納部(2)を形成している。下部は開口して収
納口(3)となっている。収納本袋(1)の上部には、
上端から下部に向けて約50mm程度の合成樹脂フィル
ムを二枚挟み四層とし、四層フイルムは周辺シール
(7)で外袋と内袋を形成している。周辺シール(7)
の下辺の一側端に近い一箇所には収納部(2)と内袋内
部に通ずる内側ガス排出口(5)を設け、周辺シール上
辺で反対の側端に近い一箇所には内袋内部と外部に通ず
る外側ガス排出口(6)を設ける。内袋には周辺シール
(7)の上辺と周辺シール(7)の下辺から内袋の長手
方向の中心線に向け、且つ外側ガス排出口(6)に向け
て同角度に傾斜したシール(8)を少なくとも一箇所或
いは数箇所設け、該、傾斜シール(8)の先端は内袋の
長手方向の中心線より手前の位置とされ、上下の傾斜シ
ール(8)の先端の間に内側ガス排出口(5)と外側ガ
ス排出口(6)に通じるガス通路(9)を形成してい
る。収納部(2)に物品を収容した後収納口(3)は閉
鎖される。閉鎖に方法に関しては熱溶着又は嵌合式チャ
ック及びクリップ等何れも閉鎖機能が有れば何れにも限
定するものではない。ガス通路(9)を形成している内
袋二枚のフィルムは周辺シール(7)と上下の傾斜シー
ル(8)が同時にシールされる事によりフィルムの収縮
で上下に引張られ密着度が高められる。周辺シール
(7)及び上下の傾斜シール(8)は四枚構成の外袋と
内袋とを同時シールするので、内側ガス排出口(5)と
外側ガス排出口(6)は同時シール時にシールされない
為に内袋内面の排出口部分に印刷して置くので印刷部分
のみシール不能となり、排出口が形成される。上下の傾
斜シール(8)は内袋のみシールされるから、内袋外面
か外袋内面の上下の傾斜シール(8)の部分に当たる箇
所に印刷するのである。収納部(2)に物品を収納して
収納口(3)を閉鎖した後の脱気は収納部(2)を圧す
るか、外側ガス排出口(6)から吸引すれば良く、ガス
通路(9)を通り排出されたガスはガス通路(9)の逆
流防止機能で完全に遮断され、収納部(2)の脱気状態
は永続される。従来の弁付き袋と異なり、ガス通路
(9)は上下に引張られ密着度が高められているから脱
気による収納袋の歪みにより密着度が失われる事は無
い。
【0007】
【発明の効果】本発明にかかる逆止機能は単独の逆止弁
を取りつける物と異なり同時に一体成型するので製作費
も安価であり、従来の欠点を悉く排除したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、従来の逆止弁を内部に取りつけたものを示
す平面図、
【図2】は、従来の逆止弁を外部に取りつけたものを示
す平面図、
【図3】は、本発明の一実施例を示す一部切り欠きの平
面図、
【図4】は、図3のA−A線に沿う断面図、
【図5】は、図3のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…収納本袋 8…傾斜シール 2…収納部 9…ガス通路 3…収納口 10…収納部 4…シール部 11…逆止弁 5…内側ガス排出口 12…シール部 6…外側ガス排出口 13…区画シール 7…周辺シール 14…排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を有する合成樹脂フィルムを二枚
    重ねて両側を熱溶着し下部は開口して収納口とし、上部
    には上端から下部に向けて約50mm程度の合成樹脂フ
    ィルムを二枚挟み四層とし、四層フイルムの周辺を熱溶
    着して外袋と内袋を形成する。周辺シール下辺の一側端
    に近い一箇所には収納部と内袋内部に通ずる内側ガス排
    出口を設け、周辺シール上辺で反対の側端に近い一箇所
    には内袋内部と外部に通ずる外側ガス排出口を設ける。
    内袋には周辺シール上辺と周辺シール下辺から内袋の中
    心に向けて、外側ガス排出口に向けて同角度に傾斜した
    シールを少なくとも一箇所或いは数箇所設け、該、傾斜
    シールの先端は中心より手前の位置とされ、上下の傾斜
    シールの先端の間に内側ガス排出口と外側ガス排出口に
    通じるガス通路を形成した事を特徴とする圧縮収納袋。
JP29030794A 1994-10-17 1994-10-17 圧縮収納袋 Pending JPH08119295A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29030794A JPH08119295A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 圧縮収納袋

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JP29030794A JPH08119295A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 圧縮収納袋

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JPH08119295A true JPH08119295A (ja) 1996-05-14

Family

ID=17754419

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JP29030794A Pending JPH08119295A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 圧縮収納袋

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JP (1) JPH08119295A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001047782A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Sac a compression contenant un desaerateur
CN100396572C (zh) * 2002-09-04 2008-06-25 石崎资材株式会社 具有止回阀功能的压缩收容袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001047782A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Sac a compression contenant un desaerateur
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