JPH08118309A - 切り屑排出機構を有する電気かんな - Google Patents

切り屑排出機構を有する電気かんな

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JPH08118309A
JPH08118309A JP6252526A JP25252694A JPH08118309A JP H08118309 A JPH08118309 A JP H08118309A JP 6252526 A JP6252526 A JP 6252526A JP 25252694 A JP25252694 A JP 25252694A JP H08118309 A JPH08118309 A JP H08118309A
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movable wall
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discharge
wall
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    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/44Mechanical actuating means
    • F16K31/53Mechanical actuating means with toothed gearing
    • F16K31/535Mechanical actuating means with toothed gearing for rotating valves

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性のよい切り屑排出機構を有する電気か
んなを提供することを目的とする。 【構成】 切削された切り屑はハウジング5内にはねあ
げられる。ハウジング5には排出口6a、6bが形成さ
れており、反らせ壁8は軸9Jを中心に回動して排出口
6a、6bを選択的に開放する。そして、切り屑は開放
された排出口から外部に排出される。反らせ壁8を回動
させる場合は、つまみ12を操作して切り換え部10を
回動させ、この動きをギヤ10G、7Gを介して反らせ
壁8に伝達する。このように、ギヤ10G、7Gを介し
て反らせ壁8を回動させるため、つまみ12を操作性の
よい位置に設けることができる。また、r1、r2、L
Kの長さは下記の式の条件を満たすよう構成されている
ため、比較的小さな力で反らせ壁8を回動させることが
できる。なおLK’は、軸9Jに直接、つまみ12を接
続した場合のつまみ12の長さである。 1/LK’>r2/(LK・r1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切り屑排出機構を有する
電気かんなの構造に関し、特に切り屑を排出する排出口
を自在に選択するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】切り屑排出機構を有する電気かんなの従
来例としては、ドイツ特許公報第3542263号があ
る。この手持ち平削り盤は、図5に示すように平削り工
具80を備えており、平削り工具80の回転によって木
材等の表面を切削する。切削によって生じる切り屑は平
削り工具80の回転風力により切り屑チャンネル81内
を上方にはねあげられる。
【0003】図6は、図5のVI-VI方向の矢視断面図で
ある。切り屑チャンネル81上方のハウジング86の両
側面には、それぞれ切り屑排出用の排出口82a、82
bが形成されている。切り屑チャンネル81を通った切
り屑は、この排出口82aまたは82bから外部に向け
て排出される。
【0004】ハウジング86内には、排出口82aまた
は82bのいずれかを閉塞する反らせ壁84が位置して
いる。この反らせ壁84は側壁84Mに固定されてお
り、側壁84Mは旋回シャフト83に軸支されている。
すなわち、旋回シャフト83を中心に、反らせ壁84は
矢印90、91方向に回動し、排出口82aまたは82
bの一方を閉塞して他方を開放する。旋回シャフト83
にはノブ85が固定されており、このノブ85を回動操
作することによって排出口82aまたは82bの開放を
選択する。
【0005】上述のように、切削によって生じる切り屑
は平削り工具80の回転風力により切り屑チャンネル8
1からハウジング86に向ってはねあげられる(図5参
照)。そして、切り屑は選択的に開放されている排出口
82aまたは82bから外部に排出される。このよう
に、ノブ85を回動操作することによって、切り屑の排
出方向を自在に選択することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手持ち平削
り盤には次のような問題があった。反らせ壁84を回動
させて排出口82aまたは82bの開放を選択する場
合、ノブ85を矢印90、91方向へ回動操作する。こ
こで、ノブ85は旋回シャフト83に固定されており、
反らせ壁84の回転中心に力を加えるものであるため、
比較的大きな力が必要であり操作性が悪いという問題が
あった。
【0007】とくに、平削り工具80の回転風力の影響
や振動の影響などによって、作業中に反らせ壁84が回
転しないように、ハウジング86と反らせ壁84との間
にはある程度の接触抵抗が生じるように設けられてい
る。このため、旋回シャフト83に固定されたノブ85
を回転操作するには、なおさら大きな力を要する。
【0008】また、ノブ85が旋回シャフト83に対し
て直接固定されているために、ノブ85を設ける位置の
自由度が制限されてしまう。すなわち、図5、図6に示
すように、ノブ85は旋回シャフト83の同軸上に位置
することになり、作業者にとって必ずしも操作しやすい
位置に設けることができず、操作性が阻害されると言う
問題も生じる。
【0009】そこで本発明は、操作性のよい切り屑排出
機構を有する電気かんなを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る切り屑排
出機構を有する電気かんなは、切削部の切り屑チャンネ
ルと連通しており、切削された切り屑が導かれる排出
路、排出路を通じて導かれた切り屑を筐体の外部に向け
て排出するために筐体の両側面にそれぞれ設けられた排
出口、ギヤ部を有しており、排出路内に回動可能に軸支
されることにより、前記排出口のいずれか一方を選択的
に開放する可動壁、可動壁の前記ギヤ部に直接または間
接に噛合するギヤ部を有しており、筐体の外部に露出し
た切り換え部の動きを可動壁に伝達し、所望の排出口の
みを開放させる選択操作部、を備えたことを特徴として
いる。
【0011】請求項2に係る切り屑排出機構を有する電
気かんなは、切削部の切り屑チャンネルと連通してお
り、切削された切り屑が導かれる排出路、排出路を通じ
て導かれた切り屑を筐体の外部に向けて排出するために
筐体の両側面にそれぞれ設けられた排出口、ギヤ部を有
しており、可動壁中心軸によって排出路内に回動可能に
軸支されることにより、前記排出口のいずれか一方を選
択的に開放する可動壁、筐体の外部に露出しており、可
動壁を回動させる切り換え部、を備えた切り屑排出機構
を有する電気かんなにおいて、操作部中心軸に軸支さ
れ、当該操作部中心軸を中心として回動する選択回動操
作部であって、可動壁のギヤ部に噛合するギヤ部を有し
ており、操作部中心軸に対して前記切り換えレバーが接
続された選択回動操作部、を備えており、下記式の条件
を満たすことを特徴としている。
【0012】1/LK’>r2/(LK・r1) ただし、LK’は仮に前記可動壁中心軸に対して直接、
切り換えレバーを接続した場合の当該切り換えレバーの
長さ、LKは前記操作部中心軸に対して接続された切り
換えレバーの長さ、r1は前記可動壁における可動壁中
心軸からギヤ部のピッチ円までの半径、r2は前記選択
回動操作部における操作部中心軸からギヤ部のピッチ円
までの半径である。
【0013】
【作用】請求項1に係る切り屑排出機構を有する電気か
んなにおいては、排出口のいずれか一方を選択的に開放
する可動壁が設けられており、選択操作部の切り換え部
を操作することによって所望の排出口のみを開放させ
る。したがって、排出路を通じて導かれた切り屑を、所
望の排出口から排出させることができる。
【0014】また、選択操作部の切り換え部の動きは、
ギヤ部を介して可動壁に伝達される。したがって、切り
換え部を設ける位置の自由度を高めることができ、操作
しやすい位置に切り換え部を設けることが可能になる。
【0015】請求項2に係る切り屑排出機構を有する電
気かんなにおいては、排出口のいずれか一方を選択的に
開放する可動壁が設けられており、選択操作部の切り換
え部を操作することによって所望の排出口のみを開放さ
せる。したがって、排出路を通じて導かれた切り屑を、
所望の排出口から排出させることができる。
【0016】また、選択操作部の切り換え部の動きは、
ギヤ部を介して可動壁に伝達される。したがって、切り
換え部を設ける位置の自由度を高めることができ、操作
しやすい位置に切り換え部を設けることが可能になる。
【0017】さらに、操作部中心軸に対して接続された
切り換えレバーの長さLK、可動壁における可動壁中心
軸からギヤ部のピッチ円までの半径r1、および選択回
動操作部における操作部中心軸からギヤ部のピッチ円ま
での半径r2は、仮に可動壁中心軸に対して直接、切り
換えレバーを接続した場合の当該切り換えレバーの長さ
LK’に対して下記式の条件を満たすよう構成されてい
る。
【0018】1/LK’>r2/(LK・r1) したがって、選択回動操作部を回動させることによっ
て、可動壁中心軸に対して直接、切り換えレバーを接続
した場合に比べて、小さな力で可動壁を回動させること
ができる。
【0019】
【実施例】
[第1の実施例]本発明に係る切り屑排出機構を有する
電気かんなの第1の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は電気かんなの外観側面図を示している。作業者は
ハンドル部40を握り電気かんなを矢印99方向に移動
させて、たとえば木材45の切削面45Mを切削加工す
る。調整つまみ42は切削深さの調整を行なうためのつ
まみである。なお、電力はケーブル41を通じて供給さ
れる。
【0020】図2は、図1の一部断面図である。この電
気かんなは、切削部としての平削り部2を備えており、
この平削り部2がモータ(図示せず)の駆動を受けて回
転することによって切削面45M(図1)を切削加工す
る。平削り部2の切削によって生じる切り屑は、平削り
部2の回転風力により切り屑チャンネル4内を上方には
ねあげられ、排出路に導かれる。
【0021】図3は、図2のIII-III方向の矢視断面図
である。切り屑チャンネル4上方の排出路におけるハウ
ジング5の両側面には、それぞれ切り屑排出用の排出口
6a、6bが形成されている。切り屑チャンネル4を通
った切り屑は、このハウジング5の両側面の排出口6a
または6bから外部に向けて排出される。
【0022】ハウジング5内には、排出口6aまたは6
bのいずれかを閉塞する反らせ壁8が位置している。す
なわち、反らせ壁8は排出口6a、6bの一方を選択的
に開放する。反らせ壁8は側壁9に固定されており、側
壁9は可動壁中心軸である軸9Jを中心に矢印90、9
1方向に回動可能にハウジング5に保持されている。
【0023】このように、軸9Jを中心に反らせ壁8を
矢印90、91方向に回動させ、排出口6aまたは6b
の一方を選択的に開放させる。これによって、切り屑チ
ャンネル4から排出路を通じて導かれた切り屑は、斜め
に位置する反らせ壁8に沿って進み、開放されている排
出口から排出されることになる。このため、状況に応じ
て切り屑の排出方向を選択することができ、作業性を高
めることができる。
【0024】次に、反らせ壁8を矢印90、91方向に
回動させるための機構を説明する。側壁9には反らせ壁
8とともにギヤ形成面7が一体的に設けられている。こ
のギヤ形成面7は図3に示すように曲面形状を有してお
り、その外周面にギヤ7Gが形成されている。なお、反
らせ壁8、側壁9、ギヤ形成面7等が本発明における可
動壁である。
【0025】他方、ギヤ形成面7の上方には選択操作部
または選択回動操作部としての切り換え部10が位置し
ている。この切り換え部10は図3に示すようにほぼ半
円形状を有しており、外周にギヤ10Gが形成されてい
る。このギヤ10Gは、ギヤ形成面7のギヤ7Gと互い
に噛合している。
【0026】切り換え部10は操作部中心軸である軸1
0Jによって筐体50内に保持されており、軸10Jを
中心として矢印92、93方向に回動可能である。そし
て、軸10Jには切り換え部または切り換えレバーとし
てのつまみ12が固定されており、このつまみ12は筐
体50外部に位置している。
【0027】図3は、反らせ壁8が矢印91方向に回動
して排出口6aを閉塞し、排出口6bを開放している状
態を示している。たとえば、この図3の状態から排出口
6aを開放させる場合、つまみ12を矢印91方向に回
動させる。このつまみ12の回動にしたがって切り換え
部10は矢印92方向に回動する。そして、つまみ12
の動きはギヤ10G、7Gを介して一体的に形成されて
いる反らせ壁8、側壁9およびギヤ形成面7に伝達され
る。
【0028】こうして、反らせ壁8、側壁9およびギヤ
形成面7は、軸9Jを中心に矢印90方向に回動して、
排出口6bを閉塞し排出口6aを開放する。排出口6b
を開放したい場合は、逆につまみ12を矢印90方向に
回動操作する。なお、反らせ壁8の両端8a、8bは、
排出口6a、6bの下端面6c、6dに当接して位置決
めされるようになっている。
【0029】以上のように、切り換え部10のつまみ1
2の動きは、ギヤ部7G、10Gを介して反らせ壁8等
に伝達される。このため、たとえば従来の手持ち平削り
盤のように、ノブ85を旋回シャフト83に直接固定す
る場合に比べて(図5、図6参照)、つまみ12を設け
る位置の自由度を高めることができ、操作しやすい位置
につまみ12を設けることが可能になる。このため、操
作性のよい切り屑排出機構を有する電気かんなを提供す
ることができる。
【0030】なお、図3に示すように、つまみ12の先
端の傾き方向は、排出口6aまたは6bの開放されてい
る側に一致するように設けられている。このため、作業
者は開放されている排出口を容易に認識することがで
き、作業性を高めることができる。
【0031】図3に示す、反らせ壁8における軸9Jか
らギヤ7Gのピッチ円までの半径r1、切り換え部10
における軸10Jからギヤ10Gのピッチ円までの半径
r2、および切り換え部10における軸10Jからつま
み12先端までの長さLKは、式の条件を満たす長さ
に構成されている。
【0032】 1/LK’>r2/(LK・r1) ・・・・・ 式において、LK’は、反らせ壁8における軸9Jに
直接、つまみ12(切り換えレバー)を接続した場合
(図5、図6のノブ85参照)のつまみ12の長さであ
る。したがって、つまみ12に加えられた力を増幅して
反らせ壁8に伝達することができ、反らせ壁8における
軸9Jに直接、つまみ12を接続した場合に比べて、小
さな力でつまみ12を回転させて、反らせ壁8を回動さ
せることができる。このため、操作性を向上させること
ができる。
【0033】すなわち、本実施例におけるつまみ12を
回動操作するために必要な力Fは式で表わされる。な
お、Tは反らせ壁8の軸9Jの回転抵抗である。
【0034】F=T/LK・r2/r1 ・・・・・ 他方、従来例のようにつまみ12を反らせ壁8における
軸9Jに直接、接続したとすると、このつまみ12を回
動操作するために必要な力F’は式で表わされる。な
お、T’はこの場合の反らせ壁8の軸9Jにおける回転
抵抗である。
【0035】F’=T’/LK’ ・・・・・ ここで、反らせ壁8の軸9Jにおける回転抵抗を一定と
して、T=T’とした場合、FがF’よりも小さくなる
条件は式で表わされる。このように、つまみ12を回
動操作するために必要な力Fは、つまみ12を反らせ壁
8における軸9Jに直接、接続した場合の回動操作に必
要な力F’よりも小さくなり、操作性を向上させること
ができる。
【0036】[第2の実施例]次に、本発明に係る切り
屑排出機構を有する電気かんなの第2の実施例を図4に
示す。この実施例では、上記第1の実施例における切り
換え部10、つまみ12等の代りに選択操作部または選
択スライド操作部としての切り換えバー30が設けられ
ている。
【0037】この切り換えバー30は、矢印94、95
方向にスライド移動可能に筐体50に保持されており、
端部30a、30b(切り換え部)のいずれか一方が筐
体50から突出するようになっている。切り換えバー3
0には、ギヤ形成面7のギヤ7Gと互いに嵌合するギヤ
30Gが形成されている。
【0038】すなわち、図4に示す状態から切り換えバ
ー30の端部30aを押圧し、切り換えバー30を矢印
94方向にスライド移動させた場合、このスライド移動
はギヤ30G、7Gを介して反らせ壁8に伝達される。
そして、反らせ壁8、側壁9およびギヤ形成面7は、軸
9Jを中心に矢印90方向に回動して、排出口6bを閉
塞し排出口6aを開放する。排出口6bを開放したい場
合は、逆に切り換えバー30の端部30bを押圧し、切
り換えバー30を矢印95方向にスライド移動させる。
なお、その他の構成については第1の実施例と同様であ
る。
【0039】このように、本実施例では切り換えバー3
0の端部30a、30bのいずれか一方を押圧するだけ
で反らせ壁8を矢印90、91方向に回動させ、排出口
6aまたは6bの一方を選択的に開放させることができ
る。このため、操作性のよい切り屑排出機構を有する電
気かんなを提供することができる。
【0040】[その他の実施例]上記の実施例では、平
削り部2の回転風力によって、切り屑が切り屑チャンネ
ル4およびハウジング5にはねあげられる電気かんなを
例に説明した。しかし、たとえば切り屑排出用のモータ
の風力によって、切り屑を切り屑チャンネル4およびハ
ウジング5にはねあげる電気かんなに本発明を適用する
こともできる。
【0041】また、可動壁や選択操作部は上記実施例で
示した形状、構造に限られず、他の形状、構造を用いる
こともできる。すなわち、本発明に係る切り屑排出機構
を有する電気かんなは、上記各実施例に示す構成に限ら
れず、ギヤを介して反らせ壁を回動させ排出口を選択的
に開放させるものであれば他の構成を採用してもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1に係る切り屑排出機構を有する
電気かんなにおいては、排出口のいずれか一方を選択的
に開放する可動壁が設けられており、選択操作部の切り
換え部を操作することによって所望の排出口のみを開放
させる。すなわち、排出路を通じて導かれた切り屑を、
所望の排出口から排出させることができる。したがっ
て、状況に応じて切り屑の排出方向を選択することがで
き、作業性を高めることができる。
【0043】また、選択操作部の切り換え部の動きは、
ギヤ部を介して可動壁に伝達される。すなわち、切り換
え部を設ける位置の自由度を高めることができ、操作し
やすい位置に切り換え部を設けることが可能になる。し
たがって、操作性のよい切り屑排出機構を有する電気か
んなを提供することができる。
【0044】請求項2に係る切り屑排出機構を有する電
気かんなにおいては、排出口のいずれか一方を選択的に
開放する可動壁が設けられており、選択操作部の切り換
え部を操作することによって所望の排出口のみを開放さ
せる。すなわち、排出路を通じて導かれた切り屑を、所
望の排出口から排出させることができる。したがって、
状況に応じて切り屑の排出方向を選択することができ、
作業性を高めることができる。
【0045】また、選択操作部の切り換え部の動きは、
ギヤ部を介して可動壁に伝達される。すなわち、切り換
え部を設ける位置の自由度を高めることができ、操作し
やすい位置に切り換え部を設けることが可能になる。し
たがって、操作性のよい切り屑排出機構を有する電気か
んなを提供することができる。
【0046】さらに、操作部中心軸に対して接続された
切り換えレバーの長さLK、可動壁における可動壁中心
軸からギヤ部のピッチ円までの半径r1、および選択回
動操作部における操作部中心軸からギヤ部のピッチ円ま
での半径r2は、仮に可動壁中心軸に対して直接、切り
換えレバーを接続した場合の当該切り換えレバーの長さ
LK’に対して下記式の条件を満たすよう構成されてい
る。
【0047】1/LK’>r2/(LK・r1) すなわち、選択回動操作部を回動させることによって、
可動壁中心軸に対して直接、切り換えレバーを接続した
場合に比べて、小さな力で可動壁を回動させることがで
きる。したがって、操作性のよい切り屑排出機構を有す
る電気かんなを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切り屑排出機構を有する電気かん
なの第1の実施例を示す外観側面図である。
【図2】図1に示す切り屑排出機構を有する電気かんな
の一部断面図である。
【図3】図2におけるIII-III方向の矢視断面図であ
る。
【図4】本発明に係る切り屑排出機構を有する電気かん
なの第2の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の手持ち平削り盤を示す外観側面図であ
る。
【図6】図5におけるVI-VI方向の矢視断面図である。
【符号の説明】
2・・・・・平削り部 4・・・・・切り屑チャンネル 5・・・・・ハウジング 6a、6b・・・・・排出口 7・・・・・ギヤ形成面 7G、10G、30G・・・・・ギヤ 8・・・・・反らせ壁 9・・・・・側壁 9J、10J・・・・・軸 10・・・・・切り換え部10 12・・・・・つまみ 30・・・・・切り換えバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削部の切り屑チャンネルと連通してお
    り、切削された切り屑が導かれる排出路、 排出路を通じて導かれた切り屑を筐体の外部に向けて排
    出するために筐体の両側面にそれぞれ設けられた排出
    口、 ギヤ部を有しており、排出路内に回動可能に軸支される
    ことにより、前記排出口のいずれか一方を選択的に開放
    する可動壁、 可動壁の前記ギヤ部に直接または間接に噛合するギヤ部
    を有しており、筐体の外部に露出した切り換え部の動き
    を可動壁に伝達し、所望の排出口のみを開放させる選択
    操作部、 を備えたことを特徴とする切り屑排出機構を有する電気
    かんな。
  2. 【請求項2】切削部の切り屑チャンネルと連通してお
    り、切削された切り屑が導かれる排出路、 排出路を通じて導かれた切り屑を筐体の外部に向けて排
    出するために筐体の両側面にそれぞれ設けられた排出
    口、 ギヤ部を有しており、可動壁中心軸によって排出路内に
    回動可能に軸支されることにより、前記排出口のいずれ
    か一方を選択的に開放する可動壁、 筐体の外部に露出しており、可動壁を回動させる切り換
    え部、 を備えた切り屑排出機構を有する電気かんなにおいて、 操作部中心軸に軸支され、当該操作部中心軸を中心とし
    て回動する選択回動操作部であって、可動壁のギヤ部に
    噛合するギヤ部を有しており、操作部中心軸に対して前
    記切り換えレバーが接続された選択回動操作部、 を備えており、下記式の条件を満たすことを特徴とする
    切り屑排出機構を有する電気かんな。 1/LK’>r2/(LK・r1) ただし、LK’は仮に前記可動壁中心軸に対して直接、
    切り換えレバーを接続した場合の当該切り換えレバーの
    長さ、LKは前記操作部中心軸に対して接続された切り
    換えレバーの長さ、r1は前記可動壁における可動壁中
    心軸からギヤ部のピッチ円までの半径、r2は前記選択
    回動操作部における操作部中心軸からギヤ部のピッチ円
    までの半径である。
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