JPH08118285A - シート切断装置 - Google Patents
シート切断装置Info
- Publication number
- JPH08118285A JPH08118285A JP27858294A JP27858294A JPH08118285A JP H08118285 A JPH08118285 A JP H08118285A JP 27858294 A JP27858294 A JP 27858294A JP 27858294 A JP27858294 A JP 27858294A JP H08118285 A JPH08118285 A JP H08118285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- sheet
- movable blade
- cutting device
- motor
- Prior art date
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- Granted
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ばねの類を一切使用することなく、シートの
全幅切断と部分切断との切り替えが確実に作動するシー
ト切断装置を提供すること。 【構成】 固定刃とこれとほぼ平行に配された可動刃を
有し、可動刃刃先を固定刃刃先と交差するごとく摺動し
て固定刃刃先と可動刃刃先の間に通したシートを切断す
るいわゆるギロチン式のシート切断装置において、可動
刃の駆動源となるモーターと、該モーターにより回転す
るロータと、該ロータに所定角度枢動可能に枢着され右
方向に枢動したときと左方向に枢動したときでロータの
中心からの位置が異なる係合ピンを有する切替板と、該
係合ピンの回転運動を可動刃の往復運動に変換するリン
クとを備え、モーターの回転方向により前記係合ピンの
回転半径を変化させて可動刃の工程の長短を切り替え、
シートの全幅切断と部分切断とを切り替えることを特徴
とするシート切断装置である。
全幅切断と部分切断との切り替えが確実に作動するシー
ト切断装置を提供すること。 【構成】 固定刃とこれとほぼ平行に配された可動刃を
有し、可動刃刃先を固定刃刃先と交差するごとく摺動し
て固定刃刃先と可動刃刃先の間に通したシートを切断す
るいわゆるギロチン式のシート切断装置において、可動
刃の駆動源となるモーターと、該モーターにより回転す
るロータと、該ロータに所定角度枢動可能に枢着され右
方向に枢動したときと左方向に枢動したときでロータの
中心からの位置が異なる係合ピンを有する切替板と、該
係合ピンの回転運動を可動刃の往復運動に変換するリン
クとを備え、モーターの回転方向により前記係合ピンの
回転半径を変化させて可動刃の工程の長短を切り替え、
シートの全幅切断と部分切断とを切り替えることを特徴
とするシート切断装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター等のＯＡ機
器に装着する等して記録紙を全幅切断又は部分切断する
シート切断装置に関する。
器に装着する等して記録紙を全幅切断又は部分切断する
シート切断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】モーターの回転方向によりシートの全幅
切断と部分切断とを切り替えるシート切断装置は、特開
平６−４７６９６号公報等に記載されている。同公報に
記載されているシート切断装置は、モーターの回転をク
ランク機構又は四節回転連鎖機構で可動刃の往復運動に
変換するのであるが、このクランク機構又は四節回転連
鎖機構の一部に特殊な異形孔を設け、モーターの回転方
向に応じてロータのピン又は可動刃の駆動ピンが異形孔
内の所定位置に移動することで可動刃の工程の長短を切
り替え、シートの全幅切断と部分切断とを切り替えるも
のである。
切断と部分切断とを切り替えるシート切断装置は、特開
平６−４７６９６号公報等に記載されている。同公報に
記載されているシート切断装置は、モーターの回転をク
ランク機構又は四節回転連鎖機構で可動刃の往復運動に
変換するのであるが、このクランク機構又は四節回転連
鎖機構の一部に特殊な異形孔を設け、モーターの回転方
向に応じてロータのピン又は可動刃の駆動ピンが異形孔
内の所定位置に移動することで可動刃の工程の長短を切
り替え、シートの全幅切断と部分切断とを切り替えるも
のである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のシート切
断装置は、モーターの回転方向に応じてロータのピン又
は可動刃の駆動ピンを異形孔内の所定位置に確実に移動
させることが必要である。このため、リンクを所定方向
に付勢し又は所定位置に保持する板ばね又はコイルばね
を必要としている。従って、装置の組み立て作業が煩雑
であり、また、故障の原因にもなりやすい。本発明は、
ばねの類を一切使用することなく、シートの全幅切断と
部分切断との切り替えが確実に作動するシート切断装置
を提供するものである。
断装置は、モーターの回転方向に応じてロータのピン又
は可動刃の駆動ピンを異形孔内の所定位置に確実に移動
させることが必要である。このため、リンクを所定方向
に付勢し又は所定位置に保持する板ばね又はコイルばね
を必要としている。従って、装置の組み立て作業が煩雑
であり、また、故障の原因にもなりやすい。本発明は、
ばねの類を一切使用することなく、シートの全幅切断と
部分切断との切り替えが確実に作動するシート切断装置
を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定刃とこれ
とほぼ平行に配された可動刃を有し、可動刃刃先を固定
刃刃先と交差するごとく摺動して固定刃刃先と可動刃刃
先の間に通したシートを切断するいわゆるギロチン式の
シート切断装置において、可動刃の駆動源となるモータ
ーと、該モーターにより回転するロータと、該ロータに
所定角度枢動可能に枢着され右方向に枢動したときと左
方向に枢動したときでロータの中心からの位置が異なる
係合ピンを有する切替板と、該係合ピンの回転運動を可
動刃の往復運動に変換するリンクとを備え、モーターの
回転方向により前記係合ピンの回転半径を変化させて可
動刃の工程の長短を切り替え、シートの全幅切断と部分
切断とを切り替えることを特徴とするシート切断装置で
ある。
とほぼ平行に配された可動刃を有し、可動刃刃先を固定
刃刃先と交差するごとく摺動して固定刃刃先と可動刃刃
先の間に通したシートを切断するいわゆるギロチン式の
シート切断装置において、可動刃の駆動源となるモータ
ーと、該モーターにより回転するロータと、該ロータに
所定角度枢動可能に枢着され右方向に枢動したときと左
方向に枢動したときでロータの中心からの位置が異なる
係合ピンを有する切替板と、該係合ピンの回転運動を可
動刃の往復運動に変換するリンクとを備え、モーターの
回転方向により前記係合ピンの回転半径を変化させて可
動刃の工程の長短を切り替え、シートの全幅切断と部分
切断とを切り替えることを特徴とするシート切断装置で
ある。
【０００５】
【作用】本発明シート切断装置は、モーターにより回転
するロータに、右方向に枢動したときと左方向に枢動し
たときでロータの中心からの位置が異なる係合ピンを有
する切替板が所定角度枢動可能に枢着されている。そこ
で、例えば図２に示すように、ロータが右方向に回転し
たときは、切替板は相対的に左方向に枢動し、係合ピン
のロータの中心からの距離が長くなる。従って、係合ピ
ンの回転半径が大きくなるから、リンクにより往復運動
に変換された可動刃の工程が長くなり、シートを全幅切
断する。モーターを逆転させ、ロータが左方向に回転し
たときは、図３に示すように、切替板は相対的に右方向
に枢動し、係合ピンのロータの中心からの距離が短くな
る。従って、係合ピンの回転半径が小さくなるから、リ
ンクにより往復運動に変換された可動刃の工程が短くな
り、シートを部分切断する。
するロータに、右方向に枢動したときと左方向に枢動し
たときでロータの中心からの位置が異なる係合ピンを有
する切替板が所定角度枢動可能に枢着されている。そこ
で、例えば図２に示すように、ロータが右方向に回転し
たときは、切替板は相対的に左方向に枢動し、係合ピン
のロータの中心からの距離が長くなる。従って、係合ピ
ンの回転半径が大きくなるから、リンクにより往復運動
に変換された可動刃の工程が長くなり、シートを全幅切
断する。モーターを逆転させ、ロータが左方向に回転し
たときは、図３に示すように、切替板は相対的に右方向
に枢動し、係合ピンのロータの中心からの距離が短くな
る。従って、係合ピンの回転半径が小さくなるから、リ
ンクにより往復運動に変換された可動刃の工程が短くな
り、シートを部分切断する。
【０００６】
【実施例】以下、実施例を表した図面を参照しつつ、本
発明を詳細に説明する。図１は本発明の１実施例のシー
ト切断装置１の正面図、図２及び図３はシート切断装置
１の要部であるロータ２及び切替板３の説明図である。
発明を詳細に説明する。図１は本発明の１実施例のシー
ト切断装置１の正面図、図２及び図３はシート切断装置
１の要部であるロータ２及び切替板３の説明図である。
【０００７】シート切断装置１は、固定刃９とこれとほ
ぼ平行に配された可動刃８を有し、可動刃刃先８ａを固
定刃刃先９ａと交差するごとく摺動して固定刃刃先と可
動刃刃先の間に通したシートを切断するいわゆるギロチ
ン式のシート切断装置である。可動刃刃先８ａは、シー
トを両端から中央に向かって滑らかに切断できるように
山形に形成されている。また、その両端にはガイド片１
０が設けられている。
ぼ平行に配された可動刃８を有し、可動刃刃先８ａを固
定刃刃先９ａと交差するごとく摺動して固定刃刃先と可
動刃刃先の間に通したシートを切断するいわゆるギロチ
ン式のシート切断装置である。可動刃刃先８ａは、シー
トを両端から中央に向かって滑らかに切断できるように
山形に形成されている。また、その両端にはガイド片１
０が設けられている。
【０００８】また、シート切断装置１は、可動刃の駆動
源となるモーター１６と、該モーターにより回転するロ
ータ２と、該ロータに所定角度枢動可能に枢着されリン
ク１１の長穴１３と係合する係合ピン４を有する切替板
３と、該係合ピンの回転運動を可動刃の往復運動に変換
するリンク１１とを備えている。
源となるモーター１６と、該モーターにより回転するロ
ータ２と、該ロータに所定角度枢動可能に枢着されリン
ク１１の長穴１３と係合する係合ピン４を有する切替板
３と、該係合ピンの回転運動を可動刃の往復運動に変換
するリンク１１とを備えている。
【０００９】ロータ２はフレームに軸着され、外周の歯
がピニオン１７と噛み合って、モーター１６により回転
する。切替板３は枢着ピン５によりロータ２に枢着され
ている。切替板３にはストッパー孔７が形成され、ロー
タ２から突出するストッパーピン６と係合しており、ス
トッパー孔７の幅だけ、枢動することができる。切替板
３には係合ピン４が突出している。図２に示す、切替板
３がロータ２に対して左方向に枢動したときの係合ピン
４とロータの中心Ｏとの距離Ｒは、図３に示す、切替板
３がロータ２に対して右方向に枢動したときの係合ピン
４とロータの中心Ｏとの距離ｒよりも長くなる。すなわ
ち、図２に示す場合のほうが図３に示す場合よりも係合
ピン４の回転半径が大きくなっている。
がピニオン１７と噛み合って、モーター１６により回転
する。切替板３は枢着ピン５によりロータ２に枢着され
ている。切替板３にはストッパー孔７が形成され、ロー
タ２から突出するストッパーピン６と係合しており、ス
トッパー孔７の幅だけ、枢動することができる。切替板
３には係合ピン４が突出している。図２に示す、切替板
３がロータ２に対して左方向に枢動したときの係合ピン
４とロータの中心Ｏとの距離Ｒは、図３に示す、切替板
３がロータ２に対して右方向に枢動したときの係合ピン
４とロータの中心Ｏとの距離ｒよりも長くなる。すなわ
ち、図２に示す場合のほうが図３に示す場合よりも係合
ピン４の回転半径が大きくなっている。
【００１０】リンク１１は、一端がピン１２によりフレ
ームに枢着され、他端の長穴１３には切替板３の係合ピ
ン４が係合し、中間の穴１５には可動刃８のピン１４が
係合している。従って、係合ピン４が回転運動すると、
リンク１１がピン１２を中心に枢動し、可動刃８が上下
に往復運動する。
ームに枢着され、他端の長穴１３には切替板３の係合ピ
ン４が係合し、中間の穴１５には可動刃８のピン１４が
係合している。従って、係合ピン４が回転運動すると、
リンク１１がピン１２を中心に枢動し、可動刃８が上下
に往復運動する。
【００１１】図２に矢印で示すように、ロータ２が右方
向に回転すると、切替板３は係合ピン４の反作用で自然
に左方向に回動し、同図に示すように係合ピン４は回転
半径Ｒが大きい状態でＯを中心に回転する。従って可動
刃８の行程が大きくなり、可動刃は大きく下降してシー
トは全幅切断される。
向に回転すると、切替板３は係合ピン４の反作用で自然
に左方向に回動し、同図に示すように係合ピン４は回転
半径Ｒが大きい状態でＯを中心に回転する。従って可動
刃８の行程が大きくなり、可動刃は大きく下降してシー
トは全幅切断される。
【００１２】モーターを逆転させ、図３に矢印で示すよ
うに、ロータ２が左方向に回転すると、切替板３は係合
ピン４の反作用で自然に右方向に回動し、同図に示すよ
うに係合ピン４は回転半径ｒが小さい状態でＯを中心に
回転する。従って可動刃８の行程が小さくなり、可動刃
の下降が小さくなり、シートは中央部分が切断されずに
部分切断されることとなる。
うに、ロータ２が左方向に回転すると、切替板３は係合
ピン４の反作用で自然に右方向に回動し、同図に示すよ
うに係合ピン４は回転半径ｒが小さい状態でＯを中心に
回転する。従って可動刃８の行程が小さくなり、可動刃
の下降が小さくなり、シートは中央部分が切断されずに
部分切断されることとなる。
【００１３】
【発明の効果】本発明シート切断装置は、モーターの回
転方向により、切替板の係合ピンの回転半径が自然に変
化し、全幅切断と部分切断とが切り替わるもので、ばね
の類を全く必要としないから、組み立てが簡単で故障も
少なく、耐久性にも優れたものである。
転方向により、切替板の係合ピンの回転半径が自然に変
化し、全幅切断と部分切断とが切り替わるもので、ばね
の類を全く必要としないから、組み立てが簡単で故障も
少なく、耐久性にも優れたものである。
【図１】シート切断装置１の正面図である。
【図２】シート切断装置１の要部であるロータ２及び切
替板３の説明図である。
替板３の説明図である。
【図３】シート切断装置１の要部であるロータ２及び切
替板３の説明図である。
替板３の説明図である。
１ シート切断装置 ２ ロータ ３ 切替板 ４ 係合ピン ５ 枢着ピン ６ ストッパーピン ７ ストッパー孔 ８ 可動刃 ９ 固定刃 １０ ガイド片 １１ リンク １２ ピン １３ 長穴 １４ ピン １５ 穴 １６ モーター １７ ピニオン
Claims (1)
- 【請求項１】 固定刃とこれとほぼ平行に配された可動
刃を有し、可動刃刃先を固定刃刃先と交差するごとく摺
動して固定刃刃先と可動刃刃先の間に通したシートを切
断するいわゆるギロチン式のシート切断装置において、
可動刃の駆動源となるモーターと、該モーターにより回
転するロータと、該ロータに所定角度枢動可能に枢着さ
れ右方向に枢動したときと左方向に枢動したときでロー
タの中心からの位置が異なる係合ピンを有する切替板
と、該係合ピンの回転運動を可動刃の往復運動に変換す
るリンクとを備え、モーターの回転方向により前記係合
ピンの回転半径を変化させて可動刃の工程の長短を切り
替え、シートの全幅切断と部分切断とを切り替えること
を特徴とするシート切断装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27858294A JP2724971B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | シート切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27858294A JP2724971B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | シート切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118285A true JPH08118285A (ja) | 1996-05-14 |
| JP2724971B2 JP2724971B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17599276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27858294A Expired - Lifetime JP2724971B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | シート切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2724971B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100888735B1 (ko) * | 2006-08-12 | 2009-03-24 | 프리닉스 주식회사 | 길로틴 방식 커터 장치 |
| JP2013056401A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Oyane Riki Mfg Co Ltd | シート切断装置 |
| CN108972644A (zh) * | 2018-06-30 | 2018-12-11 | 广东知识城运营服务有限公司 | 一种豆腐切割台 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP27858294A patent/JP2724971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100888735B1 (ko) * | 2006-08-12 | 2009-03-24 | 프리닉스 주식회사 | 길로틴 방식 커터 장치 |
| JP2013056401A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Oyane Riki Mfg Co Ltd | シート切断装置 |
| CN108972644A (zh) * | 2018-06-30 | 2018-12-11 | 广东知识城运营服务有限公司 | 一种豆腐切割台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2724971B2 (ja) | 1998-03-09 |
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Legal Events
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