JPH08117915A - リベットの自動締着具 - Google Patents

リベットの自動締着具

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JPH08117915A
JPH08117915A JP6282612A JP28261294A JPH08117915A JP H08117915 A JPH08117915 A JP H08117915A JP 6282612 A JP6282612 A JP 6282612A JP 28261294 A JP28261294 A JP 28261294A JP H08117915 A JPH08117915 A JP H08117915A
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rivet
stripper
pin
central axis
tip
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Naokichi Takamatsu
直吉 高松
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Koyo Fastener Co Ltd
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Koyo Fastener Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • B21J15/041Riveting hollow rivets mechanically by pushing a drive-pin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて小さなベットでも、正常な姿勢を保持
しつつ自動的に、且つ正確に二部品を締着することが出
来るものを提供することにある。 【構成】 円筒部15内に、その中心軸線から外れた位
置に設けた垂直路と中心軸線方向に延び前記円筒部の下
部に設けた中心軸孔と連続する傾斜路30Aとからなる
リベット搬送路30を形成するとゝもに、前記円筒部内
の中心軸線に沿って上下動するストリッパ41の先端を
前記傾斜路と中心軸孔27との合流点Mに臨ましめると
ゝもに、該合流点に回動自在に枢着した姿勢制御部材4
7をそのガイド面50Bが前記斜行路30Aと同一傾斜
状態となるような姿勢で配設し、前記リベット搬送路か
ら前記中心軸孔を通り前記円筒部の下端に設けたフィン
ガ20の円孔24の周囲でリベット1を把持するとゝも
に、下降した前記ストリッパの先端でピンの頭部9を押
え、更に下降する前記ストリッパの先端でピンを押圧し
てリベット本体2の開脚片を外方向に押し拡げることを
特徴とするリベットの自動締着具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リベットの自動締着
具、特にリベット本体と、該リベット本体に打ち込んで
その開脚片を押し拡げるピンとからなるリベットによ
り、二部材を自動的に固定するための締着具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリベットは、図11乃至図13
に示すような構成のものである。すなわち、図中1は合
成樹脂製のリベットで、底部3を有する円筒形状のリベ
ット本体2と、該リベット本体2内の中空部4に挿入さ
れるピン5とから構成されている。そして、前記リベッ
ト本体2には、その底部3から複数本の縦割溝6を放射
状に入れて複数個の弾性を有する開脚片7を形成すると
ゝもに、上端の外周にはフランジ部8を設けてある。ま
た前記ピン5は、その全長がリベット本体2の中空部4
の全長より長いものであって、その上端には頭部9を設
けるとゝもに、該頭部9の下面には、リベット本体2の
前記フランジ部8が没入可能な凹部9aが形成されてい
る。
【0003】而して、このリベット1の使用方法は、手
作業により、前記リベット本体2をその底部3から、重
ね合わせた2枚の板11,12の重合孔13内に挿入
し、図12に示すように、上部の板11の上面にリベッ
ト本体2のフランジ部8の下面を密着せしめたのち、そ
の中空部4内に上方からピン5を挿入し、該ピン5の先
端がリベット本体2の底部3の上面3aと当接するまで
押し込む。そして更に、ピン5の頭部9を強く押圧する
と、図13に示すように、該ピン5の先端が下降して底
部3に形成した縦割溝6を貫通し、複数個の開脚片7を
外方向に押し拡げる。これにより、2枚の板11,12
はリベット本体2のフランジ部8と開脚片7により上下
方向から挟持され、一体に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、この種のリ
ベット1は、そのリベット本体2の長さが13mm〜3m
m,太さが6mm〜2mmであり、他方、ピン5の長さは1
6mm〜4mm, 太さが4mm〜1mmで、且つその頭部9の大
きさは12mm〜3mmといったように、非常に小さいもの
である。したがって、これを手作業で締着箇所に迅速に
装着することは非常に困難で、作業能率が悪いといった
問題点があった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解決するために成されたもので、極め
て小さなベットでも、正常な姿勢を保持しつつ自動的
に、且つ正確に二部品を締着することが出来るものを提
供することを目的としたものであり、その要旨は、円筒
部内に、その中心軸線から外れた位置に設けた垂直路と
中心軸線方向に延び前記円筒部の下部に設けた中心軸孔
と連続する傾斜路とからなるリベット搬送路を形成する
とゝもに、前記円筒部内の中心軸線に沿って上下動する
ストリッパの先端を前記傾斜路と中心軸孔との合流点に
臨ましめるとゝもに、該合流点に回動自在に枢着した姿
勢制御部材をそのガイド面が前記斜行路と同一傾斜状態
となるような姿勢で配設し、前記リベット搬送路から前
記中心軸孔を通り前記円筒部の下端に設けたフィンガの
円孔の周囲でリベットを把持するとゝもに、下降した前
記ストリッパの先端でピンの頭部を押え、更に下降する
前記ストリッパの先端でピンを押圧してリベット本体の
開脚片を外方向に押し拡げることを特徴とするリベット
の自動締着具にある。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図10に示す実施例
により詳細に説明する。なお、図1は本発明に係るリベ
ットの自動締着具の正面図で、図2は同自動締着具の側
面図、図3は図2のII− II 線第1断面図、図4は同第
2断面図、図5は同第3断面図、図6は構成部品の一部
を切除した正面図、図7は他の構成部品の斜視図、図8
は第1動作状態を示す要部縦断面図、図9は同第2動作
状態を示す一部切除の要部正面図、図10は同第3動作
状態を示す一部切除の要部正面図である。
【0007】図において、1は本発明で使用するリベッ
トで、その構造は前記図11乃至図13で記述したもの
と同じものであり、同一部分は同一の符号を付してあ
る。
【0008】14は本発明に係るリベットの自動締着具
で、片手で把持可能な大きさの円筒部15の上部はトッ
プキャップ16で、又下部は逆円錐台形のエンドキャッ
プ17でそれぞれ閉塞されており、前記トップキャップ
16には前記円筒部15内に形成した第1シリンダ18
と連通するエア導入路19が形成されている。
【0009】20は前記エンドキャップ17の先端に固
定するフィンガで、図6に示すように、合成樹脂等によ
り形成された筒状部21と、該筒状部21の上端に設け
たフランジ部22とから構成されており、該フランジ部
22には弦方向に平行する2個の挿入孔23がそれぞれ
形成されている。そして、前記筒状部21の外周面は下
方に向かって小径となるテーパ面で形成されており、そ
の下端には逆円錐台形状で中央に円孔24を有する環状
底部25が設けられているとゝもに、先端部分は円孔2
4の径が拡大するように外方向に膨張可能な弾性力を付
与してある。
【0010】そして、前記フィンガ20は、そのフラン
ジ部22を前記エンドキャップ17の同軸上の下端に埋
設して、該エンドキャップ17及びフランジ部22の挿
入孔23に挿入したフィンガピン26によりエンドキャ
ップ17に固定されているとゝもに、エンドキャップ1
7及びフィンガ20の中心軸孔27の内周面にはガイド
パイプ28が内装されている。29は前記フィンガ20
の膨張可能な筒状部21の外周に嵌められたシェルリン
グで、これは筒状部21の形状保持と補強の役目をして
いる。
【0011】また、前記円筒部15内には、その中心軸
線より外れた位置に前記第1シリンダ18と平行してリ
ベット1を圧縮空気で搬送する垂直なリベット搬送路3
0が形成されており、該リベット搬送路30の下方部は
前記エンドキャップ17内において、中心に向かって折
曲する斜行路30Aを経て前記中心軸孔27に突き当た
って開口している。また前記第1シリンダ18内には、
円柱状のエジェクタキャップ31及び有底円筒形状のエ
ジェクタボディ35からなる第1ピストン13が軸心方
向にスライド自在に収納されており、前記エジェクタキ
ャップ31の外周には周溝32が形成されている。
【0012】そして、この周溝32の底部には中央に向
かって細路33が複数本形成されており、この各細路3
3はエジェクタキャップ31の底面中央に開口する軸路
34に連通している。また、前記エジェクタボディ35
の上端部は、前記エジェクタキャップ31の下部外周に
螺合により固定されており、その底部36の下面中心に
はエジェクタパイプ37の頭部が埋設されていて、止め
輪38によりエジェクタボディ35と同軸上に固定され
ているとゝもに、前記エジェクタボディ35の底部36
には、中心より偏倚した位置に上下に貫通する通孔39
が形成されている。
【0013】43は前記第1ピストン13の内部に形成
した第2シリンダで、該第2シリンダ43内には有底円
筒形状の第2ピストン40が軸方向にスライド自在に収
納されており、この第2ピストン40の底部中心にはシ
ャフト形状のストリッパ41の頭部が同軸上に埋設され
ている。そして、このストリッパ41は前記エジェクタ
パイプ37内に摺動可能に挿入されているとゝもに、前
記第2ピストン40の中空部内にはセットスクリュウ4
2を螺合して、前記ストリッパ41の頭部を第2ピスト
ン40に固定している。
【0014】なお、前記第2ピストン40は、この第2
ピストン40が単独で下降する時以外は第2シリンダ4
3の上部に位置しており、この時、前記ストリッパ41
の先端部は、前記エジェクタパイプ37の先端部より僅
かに引っ込んでいる。なお、図中44はOリングであ
る。
【0015】45は往動用エア通路、46は復動用エア
通路で、それぞれが前記第1シリンダ18に平行して形
成されており、往動用エア通路45は前記第1シリンダ
18のほゞ中間に開口45Aし、又復動用エア通路46
は前記エンドキャップ17を経てその上面で前記第1シ
リンダ18の下部に開口46Aしている。そして、前記
エンドキャップ17の右側の側壁には、後述する姿勢制
御部材47の装着孔48がガイドパイプ28を介して中
心軸孔27に開口している。
【0016】前記姿勢制御部材47は、図7に示すよう
に、本体49と、その前面に設けた膨出部50と、本体
49を回動自在に支持するシャフト51と、本体49を
一定方向に付勢するネジリコイルバネ52とから構成さ
れており、本体49には上部中央に溝53を設けて対向
する軸受部54を形成し、この両軸受部54の挿入孔
(図示せず)に前記シャフト51を挿入する。また、前
記膨出部50は前方に向かって下降傾斜する衝当面50
Aと、該衝当面50Aの先端から本体49側に下降傾斜
するガイド面50Bとから構成されている。
【0017】そして、前記装着孔48内において、膨出
部50を中心軸孔27側に向けて本体49をシャフト5
1により回動自在に取りつけるとゝもに、本体49の溝
53内でシャフト51に巻付けたネジリコイルバネ52
により本体49を中心軸孔27側に付勢する。なお、前
記ネジリコイルバネ52により中心軸孔27側に付勢さ
れた本体49の膨出部50は、前記中心軸孔27と前記
リベット搬送路30の斜行路30Aとの合流点Mに突出
し、その衝当面50A及びガイド面50Bが前記中心軸
孔27内に位置するとゝもに、前記ガイド面50Bが前
記斜行路30Aと同一傾斜状態となるような姿勢で停止
している。
【0018】55はレバーで、その上端は前記円筒部1
5のトップキャップ16に形成した軸受56にピン57
で回動自在に枢着されており、レバー55の下端はバネ
58により円筒部15から離反している。そして、前記
レバー55を円筒部15に近接するよう押付けると、図
示しない空気圧縮機から圧縮空気が自動締着具14に供
給されるように設定されている。なお、前記エア導入路
19,往動用エア通路45及び復動用エア通路46は、
それぞれ前記空気圧縮機にパイプを介してトップキャッ
プ16の部分で接続されている。
【0019】つぎに、その作用について説明するに、先
ず自動装着具14の円筒部15を手で握って空気圧縮機
を始動すると、図3に示すように、空気圧縮機から出た
圧縮空気は復動用エア通路46に送り込まれ、エンドキ
ャップ17の上面に形成した開口から第1シリンダ18
内のエジェクタボディ35の下部側に入るので、エジェ
クタボディ35及びエジェクタキャップ31からなる第
1ピストン13は第1シリンダ18のほゞ上端部まで上
昇する。
【0020】同時に、第1シリンダ18のエジェクタボ
ディ35の下部側に入った圧縮空気は、その底部36に
形成した通孔39を通って第2シリンダ43の前記第2
ピストン40の下部側に入るので、第2ピストン40及
びストリッパ41が第2シリンダ43内を上昇し、第2
シリンダ43の上端面に当接して停止する。
【0021】その結果、エジェクタパイプ37及びスト
リッパ41の先端は前記合流点Mより上位位置に停止す
るが、この際、ストリッパ41の先端はエジェクタパイ
プ37の先端より僅かに引っ込んだ状態となるように設
定されている。
【0022】次いで、前記圧縮空気は自動的に復動用エ
ア通路46から搬送路30に切り換えられるとゝもに、
圧縮空気と共に図示しないリベット供給部からリベット
1が一個づつ正常な姿勢、すなわち、リベット本体2の
底部3が下となった状態でリベット搬送路30に送り込
まれてくる。そして、前記リベット1は斜行路30Aを
経てフィンガ20の先端に移送されるが、斜行路30A
と中心軸孔27との合流点Mはリベット1の引っ掛かり
を無くすため急激に広くなっているので、前記正常な姿
勢で送り込まれるリベット1はこの合流点Mの部分で反
転する恐れがある。
【0023】しかし、前記合流点Mには、姿勢制御部材
47の膨出部50が前記中心軸路27に突出し、そのガ
イド面50Bが前記斜行路30Aと同一傾斜状態となる
ような姿勢で停止しているので、リベット1は正常な姿
勢を保持した状態のままガイド面50Bで誘導され、斜
行路30Aを経て前記フィンガ20の先端にセットされ
る。すなわち、前記フィンガ20の先端に移送されたリ
ベット1は、そのピン5の頭部9の周縁がフィンガ20
の環状底部25に当接し、リベット本体2とフランジ8
は円孔24から突出した状態にセットされる。
【0024】このようにしてリベット1がフィンガ20
の先端にセットされると、前記リベット搬送路30に注
入されていた圧縮空気は自動的に切り換えられ、図4に
示すように、エア導入路19を介して第1シリンダ18
のエジェクタキャップ31の上部側に入る。その結果、
第1ピストン13,第2ピストン40,エジェクタパイ
プ37,ストリッパ41は共にその相対的位置関係を維
持しつつ下降する。
【0025】この際、エジェクタパイプ37の先端部が
姿勢制御部材47の膨出部50の衝当面50Aに衝当す
るが、エジェクタパイプ37の下降力に対してネジリコ
イルバネ52の弾性力が弱いので、前記姿勢制御部材4
7はネジリコイルバネ52の弾性力に抗してシャフト5
1を支点にして、反時計方向に回動し後退する。
【0026】そして、前記フィンガ20の先端にセット
されたリベット1は、前記エジェクタパイプ37及びス
トリッパ41の先端部によりそのピン5の頭部9周縁が
フィンガ20の環状底部25に所定の押圧力で押圧さ
れ、横方向及び上下方向から挟持され、リベット1は簡
単にフィンガ20から離脱しない状態に強固に固定され
る。
【0027】そこで、図8に示すように、前記フィンガ
20の先端部から突出するリベット本体2を、台59上
に固定された板61及びその上に重ね合わせた被取付板
60の重合孔内に挿入し、上部の被取付板60の上面に
リベット1のフランジ8の裏面が当接するまで押圧す
る。このとき、第1ピストン13を図4に示す位置に固
定するため、第1シリンダ18のエジェクタキャップ3
1の上部側には、エア導入路19から圧縮空気が注入さ
れ続けている。
【0028】次いで、レバー55をバネ58に抗して円
筒部15の側面に押付けると、図5に示すように、圧縮
空気は往動用エア通路45に送り込まれる。このとき、
往動用エア通路45の開口45Aはエジェクタキャップ
31の周溝32と対峙する位置にあるので、開口45A
から流入する圧縮空気はエジェクタキャップ31の前記
周溝32を通り、細路33から軸路34を経て第2ピス
トン40の上部側に入る。この際、第1シリンダ18の
エジェクタキャップ31の上部側には、エア導入路19
から圧縮空気を注入し続けており、第1ピストン13を
この位置にプ31の上部側に注入したまま
【0029】これにより、第2ピストン40及びストリ
ッパ41が下降し、図9に示すように、下降したストリ
ッパ41の先端がリベット1のピン5の頭部9を打ち込
むので、ピン5の頭部9はフィンガ20の環状底部25
を押し拡げられてその円孔24から脱出するとゝもに、
ピン5の先端がリベット本体2の開脚片7を外方向に押
し広げるので、前記2枚の板60,61は積層状態で一
体に固定される。以上でリベット1の1サイクルの締結
動作が終了する。
【0030】なお、本発明において、エジェクタパイプ
37は、フィンガ20の先端にセットされリベット1
を、ストリッパ41と共同してピン5の頭部9を上から
押圧固定するために設けたものであるから、ストリッパ
41だけでもその目的は達成することが出来、エジェク
タパイプ37を省いてもよい。
【0031】また、リベット1は、図11乃至図13に
示すものとは異なり、リベット本体2はその上端に丸形
頭部を備えており、ピン5には頭部9を備えていないも
のもあるので、この場合には、フィンガ20でリベット
本体2の丸形頭部の部分で把持するとゝもに、上方から
ストリッパ41及びエジェクタパイプ37の先端、又は
ストリッパ41の先端でピン5の上端を押さえて固定
し、この状態で筒状部15を締着部分に押し下げれば、
図9に示すように、押し拡げられた円孔24からリベッ
ト本体2が露出し、締着されることになる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るリベットの自動装着器具
は、上記の如く、円筒部内に、その中心軸線から外れた
位置に設けた垂直路と中心軸線方向に延び前記円筒部の
下部に設けた中心軸孔と連続する傾斜路とからなるリベ
ット搬送路を形成するとゝもに、前記円筒部内の中心軸
線に沿って上下動するストリッパの先端を前記傾斜路と
中心軸孔との合流点に臨ましめるとゝもに、該合流点に
回動自在に枢着した姿勢制御部材をそのガイド面が前記
斜行路と同一傾斜状態となるような姿勢で配設し、前記
リベット搬送路から前記中心軸孔を通り前記円筒部の下
端に設けたフィンガの円孔の周囲でリベットを把持する
とゝもに、下降した前記ストリッパの先端でピンの頭部
を押え、さらに下降する前記ストリッパの先端でピンを
押圧してリベット本体の開脚片を外方向に押し拡げる構
成であるから、極めて小さなベットでも、正常な姿勢を
保持しつつ自動的に、且つ正確に締着することが出来、
作業能率が一段と向上するといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリベットの自動装着装置の正面図
である。
【図2】同自動装着装置の側面図である。
【図3】図2のII− II 線第1断面図である。
【図4】同第2断面図である。
【図5】同第3断面図である。
【図6】構成部品の一部を切除した正面図である。
【図7】異なる構成部品の斜視図である。
【図8】第1動作状態を示す要部縦断面図である。
【図9】同第2動作状態を示す一部切除の要部正面図で
ある。
【図10】同第3動作状態を示す一部切除の要部正面図
である。
【図11】従来のリベットの第1過程の締着状態を示す
縦断面図である。
【図12】同第2過程の締着状態を示す縦断面図であ
る。
【図13】同第3過程の締着状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 リベット 2 リベット本体 3 底部 4 中空部 5 ピン 6 縦割溝 7 開脚片 8 フランジ部 9 頭部 13 第1ピストン 14 自動締着具 15 円筒部 16 トップキャップ 17 エンドキャップ 18 第1シリンダ 19 エア導入路 20 フィンガ 21 筒状部 22 フランジ部 23 挿入孔 24 円孔 25 環状底部 26 フインガピン 27 中心軸孔 28 ガイドパイプ 30 リベット搬送路 30A 斜行路 31 エジェクタキャップ 32 周溝 33 細路 34 軸路 35 エジェクタボディ 36 底部 37 エジェクタパイプ 39 通孔 40 第2ピストン 41 ストリッパ 43 第2シリンダ 45 往動用エア通路 45A 開口 46 復動用エア通路 46A 開口 47 姿勢制御部材 48 装着孔 49 本体 50 膨出部 50A 衝当面 50B ガイド面 51 シャフト 52 コイルバネ 53 溝 54 軸受部 55 レバー 56 軸受部 57 ピン 58 バネ M 合流点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部内に、その中心軸線から外れた位
    置に設けた垂直路と中心軸線方向に延び前記円筒部の下
    部に設けた中心軸孔と連続する傾斜路とからなるリベッ
    ト搬送路を形成するとゝもに、前記円筒部内の中心軸線
    に沿って上下動するストリッパの先端を前記傾斜路と中
    心軸孔との合流点に臨ましめるとゝもに、該合流点に回
    動自在に枢着した姿勢制御部材をそのガイド面が前記斜
    行路と同一傾斜状態となるような姿勢で配設し、前記リ
    ベット搬送路から前記中心軸孔を通り前記円筒部の下端
    に設けたフィンガの円孔の周囲でリベットを把持すると
    ゝもに、下降した前記ストリッパの先端でピンの頭部を
    押え、更に下降する前記ストリッパの先端でピンを押圧
    してリベット本体の開脚片を外方向に押し拡げることを
    特徴とするリベットの自動締着具。
  2. 【請求項2】 円筒部内の中心軸線に沿って下降するエ
    ジェクタパイプ及び該エジェクタパイプ内に嵌挿したス
    トリッパの先端でピンの頭部を押え、更に下降するスト
    リッパの先端でピンを押圧してリベット本体の開脚片を
    外方向に押し拡げることを特徴とする請求項1記載のリ
    ベットの自動締着具。
  3. 【請求項3】 円筒部内の中心軸線に沿って、第1シリ
    ンダとその内部に配設した第1ピストン及び該第1ピス
    トン内に形成した第2シリンダとその内部に配設した第
    2ピストンを夫々設け、該第2ピストンには前記第1ピ
    ストンに固定し垂設したエジェクタパイプ内を嵌挿する
    ストリッパを垂設したことを特徴とする請求項2記載の
    リベットの自動締着具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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