JPH0811694B2 - 結晶アンチモン酸の製法 - Google Patents

結晶アンチモン酸の製法

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JPH0811694B2
JPH0811694B2 JP3625094A JP3625094A JPH0811694B2 JP H0811694 B2 JPH0811694 B2 JP H0811694B2 JP 3625094 A JP3625094 A JP 3625094A JP 3625094 A JP3625094 A JP 3625094A JP H0811694 B2 JPH0811694 B2 JP H0811694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶性アンチモン酸の
改良製法、並びに支持型(supported)アンチ
モン酸の製法に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】きわめて高い純度の特殊工業用化
学薬品及び金属を得ることに継続的な必要性及び興味が
ある。電池応用のための低ナトリウムのリチウム金属の
需要は、リチウム金属の生産に使用される電解槽への低
ナトリウムの塩化リチウム原料を要する。塩化リチウム
からのリチウム金属中ナトリウム含量は、リチウム金属
ベースで約50ppmである。これは低ナトリウム濃度
であるが、電池金属のユーザーは、きわめて少ないか又
は全くないナトリウムの方を好む。高濃度リチウムブラ
イン中2ppmのナトリウムは、望ましいが、イオン
交換樹脂を使用する方法によってさえ、常用の分離技術
によって達成することが困難である。
【0003】現在、アンチモン酸(Sb4H
O)のみがイオン交換法においてナトリウムに対する
親和性を示している。アンチモン酸の製造は、ミツオ・
アベ及び共同研究者によっていくつかの特許において論
じられた。これらは、特公昭45−22418、48−
30000、並びに52−6949である。他の公表さ
れた意義のある論文は、the Journal of
Japanese Chemistry,87巻:1
1、1174〜1179(1966)−これは、アンチ
モン酸の陽イオン性を論じている−中及びthe Bu
lletin ofthe Chemical Soc
iety of Japan,41巻、333〜342
(1968)−これは、アンチモン酸の製造及び性質を
呈示する−中に引用されている。
【0004】アベらによって記載されているように、結
晶性アンチモン酸の製造は、無晶形アンチモン酸を得る
五塩化アンチモンの加水分解によって行なわれ、次に無
晶形アンチモン酸0.1〜6モル/リットルを塩酸、硝
酸、或いは硫酸で酸性にし、次いで結晶を室温より上か
つ70℃より下の温度においてキュアリング又はエージ
ング、単離、洗浄、並びに乾燥する。このことは、特公
昭45−22418号の24〜35行にこう述べられて
いる。
【0005】特公昭48−30000号、例1は、酸性
媒質中塩化リチウムからナトリウムの除去への結晶性ア
ンチモン酸の応用を記載している(39〜45行)。ナ
トリウム及びカリウム不純物の初期量は述べられなかっ
た。公表された論文〔Bulletin of the
Chemical Society of Japa
n,41巻、333〜342(1968)〕において、
M.アベは、エージングの際温度を0〜80の範囲内で
上昇させることによるか又は強鉱酸の濃度を増大させる
ことによって無晶形アンチモン酸の結晶化が容易にされ
ると述べている。X線粉末データが示された;格子定数
は10.38Aであり、空間群はFd3mである。選択
性順序は、アルカリ金属についてLi<K<Cs
<Rb<Na、アルカリ土類金属についてMg
Ba2+<Sr2+<Ca2+である。
【0006】The Journal of Japa
nese Chemistry,87巻:11、117
4〜1179(1966)中公表された論文の3.3節
において、M.アベは、「水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、或いは水酸化リチウムの溶液中にアンチモン酸
が入れられた場合には、ナトリウム、カリウム、或いは
リチウムイオンは吸着されるであろう;そしてアンチモ
ン酸塩が生成するであろう。一般に、アンチモン酸塩は
低い溶解度〔アンチモン酸ナトリウム0.0
12.6、アンチモン酸カリウム2.820、並びに
アンチモン酸リチウム(未知)〕を有するので、高濃度
の溶液を使用することにより、これらの物質を生成させ
ることが可能であるかも知れないと我々は考えた」と述
べている。塩基性溶液は、アンチモン酸アルカリを生成
するという概念を基にして、M.アベは、すべての試験
をpH=3〜4において実施した。
【0007】他の1論文〔Journal of In
organic and Nuclear Chemi
stry,43巻:10、2537〜2542(198
1)〕において、M.アベは、各金属硝酸塩の0.1M
の溶液(pH=3〜4)を、流出液及び供給液の間の金
属イオンの濃度の差が無視できるようになるまで約1.
5ml/時間の流速でH形の結晶性アンチモン酸(C
−SbAと称する)カラムの最上部に連続的に仕込ん
だ」と述べることによって結晶性アンチモン酸に対する
彼の溶液pH作業範囲を定義している。アベによる他の
公表された論文及び特許は、pH値を示さず、「酸性」
溶液と記載している。例えば、特公昭48−30000
の例1において、アベは、ナトリウム及びカリウム不純
物を含有する塩化リチウムの溶液を調製し、使用の前水
400部中この溶液200部に濃塩酸8部を添加した。
この溶液は、確実に比較的低い酸性pH範囲にある。
【0008】The Journal of Inor
ganic and Nuclear Chemist
ry,30巻、639〜649(1968)中ベーツル
及びフイスによって記載されている、ポリアンチモン酸
の製造は、沸とうする水にKSbを溶解
し、HCl/NHCl混合物を添加してゲールを形成
させ、次に一夜放置して後濾過することによって行なわ
れる。この生成物を50℃において乾燥する。その選択
性順序は、アルカリ金属についてCs<Rb<NH
<K<Naであり、アルカリ土類金属について
Mg2+<Ca2+<Sr2+<Ba2+である。ポリ
アンチモン酸のX線パターンは、アベによって報告され
ているものと似ているが、d−面間隔(spacin
g)がわずかに下方にシフトされている。
【0009】水和五酸化アンチモンと命名されている、
アンチモン酸の他の1製法が、Radioanalyt
ical Chemistry,1巻、169〜178
(1968)中F.ジラルデイ及びE.サビオニによっ
て記載されている。この試料は、水によるSbCl
加水分解によっても製造された;しかし、生成物は、2
70℃において5時間乾燥された。それは、中性子活性
化材料からラジオ−ナトリウムのすぐれた分離を示し
た。
【0010】
【発明の開示】本発明においては、結晶性アンチモン酸
の製造は、水による五塩化アンチモンの加水分解、次い
で更に酸性化することなく約105℃において少なくと
も24時間(しかし好適には76時間まで)連続還流に
よって達成される。7日までの、より長い還流期間を使
用してよく、アンチモン酸の結晶度を増大させるのに有
用である。X線回折研究は、式Sb4HOに対
応する反射を示す。このパターンは、アベによって彼の
アンチモン酸について100℃において熱処理される前
及び後に共に得られたものと比較する時、これらのアベ
の材料の一方又は他方に似たパターンを有する反射を示
す。このことは、五塩化アンチモンの加水分解によって
無定形アンチモン酸を作り、次いでこれを鉱酸で酸性に
し、次いでこれを室温〜70℃の温度で処理する従来技
術とは全く異なる方法によって、結晶性アンチモン酸
得られたことを示すもので、本発明の還流製法が新規で
あることを示している。
【0011】本発明の他の一面においては、結晶性アン
チモン酸は、陰イオン交換樹脂、アルミナ、シリカ−ア
ルミナ及びゼオライト類から選択されるイオン交換支持
体材料上及び(又は)内部で合成される。この方法は、
アンチモン(V)イオンによる支持体材料の浸漬、次い
でアンモニアの添加による支持体の表面上及び(又は大
部分の内部のアンチモン酸の析出、次いでアンチモン酸
の結晶性及び支持体へのアンチモン酸の接着を増大させ
るための少なくとも24時間の還流加熱、または少なく
とも10日間の室温以上のエージングよりなる。このこ
とは、比較的大きい寸法のイオン交換剤粒子を生じ、こ
れはカラム中より有用である。
【0012】支持型結晶性アンチモン酸を製造する際有
用な支持体材料は、ダウエックス(商標)MSA−1、
ダウエックス(商標)MWA−1、アンバーライト(商
標)IRA−900等のような陰イオン交換樹脂(塩化
物か又は水酸化物形);ガンマ−酸化アルミニウム(γ
−Al)ペレット又は球及び酸化珪素−酸化アル
ミニウム(SiO−Al)ペレット又は球を包
含するが、それらに限定されない。
【0013】支持体材料は、ある量の五塩化アンチモン
(V)で浸漬される。この混合物は、一般に室温におい
て(より高い温度を使用することができるが)、不活性
ガス、好適にはアルゴンガスによって乾燥される。この
混合物に濃水酸化アンモニウムを添加して支持体材料の
表面上及び全体の内部のアンチモン酸の析出を促進す
る。攪拌下に水を添加し、混合物を少なくとも24時間
還流するか又は少なくとも10日間エージングさせる。
室温における、高温下又は還流におけるエージングは、
アンチモン酸の結晶性及び基質へのその接着を増大させ
る。還流における24時間は有用な生成物を生じるが、
約3日の還流が好適である。混合物を濾過して固体の支
持型アンチモン酸生成物から溶液を分離する。次に粒子
状生成物を乾燥する;便利には生成物は、外部温度にお
いて空気乾燥、オーブン乾燥又は作業者に便利かつ合っ
ているいかなる技術によってもできる。
【0014】
【実施例】次の実施例は、本発明のこの面を更に例示す
る。 I.アンチモン酸の合成 A.比較例−アンチモン酸製品I 攪拌機、熱電対、水凝縮器、並びにアルゴンバックバブ
ラーを備えた5リットル3頸フラスコ中に蒸留水69m
lを仕込んだ。攪拌下、室温においてこの反応器中に五
塩化アンチモン67ml(156.5g)をゆっくり添
加(1滴づつ)した。反応は、きわめてはげしく、発熱
性であった。外部冷却を加えなかった。白色析出物が生
じたが、五塩化アンチモン仕込物の約3分の1が添加さ
れて後再溶解した。五塩化アンチモンの添加が完了して
後、反応器の容量が4600mlになるまで十分な蒸留
水を添加した。蒸留水約300mlが添加されて後粘稠
な白色析出物が生成した。きわめておそい攪拌下、この
スラリを40℃に加熱し、この温度で12日間保った。
このスラリを5リットルの分離濾斗中に移し、ここにお
いて析出物を一夜沈積させた。次に遠心分離によって析
出物を母液から分離した(濾過を試みたが、析出物は解
こうし、濾紙を通過した)。母液は重量4918gであ
った。析出物を数回冷水で洗浄した;しかし洗浄の数が
増すに従って、スラリを遠心分離する能力が実質的に低
下した。析出物は、室温において数日間空気乾燥され
た。析出物、五酸化アンチモンは重量100gであり、
96.6%の回収収量であった。
【0015】B.発明例−アンチモン酸製品II 攪拌機、熱電対、水凝縮器、並びにアルゴンバックバブ
ラーを備えた5リットルの3頸フラスコ中に蒸留水69
mlを仕込んだ。次にフラスコを氷水浴中に入れた。攪
拌下、フラスコに五塩化アンチモン69ml(161.
2g)をゆっくり添加(1滴づつ)した。2mlの添加
の後、白色析出物が生成したが、五塩化アンチモンの添
加を継続するに従って再溶解した。反応ははげしく、発
熱的であったが、氷水浴によってコントロールされた。
五塩化アンチモンの添加が終了して後、フラスコの容量
が4600mlになるまで追加の蒸留水を添加した(蒸
留水約300mlが添加されて後粘稠な白色析出物が生
成した)。おそい攪拌下、スラリを還流加熱し、76.
5時間保持した。スラリを室温に冷却し、5リットルの
分離濾斗に移し、そこにおいて析出物を13日間沈積さ
せた。析出物は、遠心分離によって母液から分離され
た。母液は重量4463gであった。析出物を1回冷蒸
留水で洗浄し、次に室温において数日間空気乾燥した。
析出物、五酸化アンチモンは重量100gであり、9
3.8%の回収収量であった。
【0016】 C.発明例−支持型アンチモン酸製品III アンバーライト(商標)IRA−900C OH陰イ
オン交換樹脂50gに五塩化アンチモン(V)約50m
lを添加した。アルゴンを送って混合物を乾燥した。室
温においてこの混合物に濃水酸化アンモニウム(250
ml)をゆっくり添加した。4日の攪拌の後、蒸留水約
850mlを添加し、この溶液を3日間還流(105〜
110℃)し、次に空気乾燥した。生成物は重量約85
gであった。
【0017】製品IV この製造は、製造III中記載されたものと類似であ
る。五塩化アンチモン(V)80mlに濃NHOH約
20mlをきわめてゆっくり添加した。アンバーライト
(商標)IRA−900C(OH形)約15gを添加
し、粘稠なスラリが得られた。このスラリに追加のアン
モニア(200ml)及び水(150ml)を添加して
粘度を低下させた。他の樹脂30g及びアンモニア40
0mlを添加して後、混合物を2時間80℃において加
熱攪拌した。この混合物を空気中乾燥し、水950ml
を用いて再スラリ化し、2日間還流(105℃)し、濾
過した。空気乾燥した材料は195gであった。
【0018】製品V 表面積220m/gをもつγ−アルミナ球50gに五
塩化アンチモン(100ml)を添加した。一夜アルゴ
ンをスラリ上に送った。濃アンモニア約500ml及び
水900mlを添加し、混合物を3日間還流した。この
交換剤をオーブン中110℃において乾燥し、乾燥重量
は195gであった。
【0019】製品VI(比較例) SiO−Al 55gに五塩化アンチモン
(V)約150mlを添加した。この混合物を室温にお
いて2日間攪拌した。アンモニア(36%,250m
l)、次いで水750mlをきわめてゆっくり添加し
た。この溶液を1.5時間還流し、濾過した。固体をオ
ーブン中110℃において24時間乾燥した。得られた
生成物は重量255gであった。
【0020】製品VII(比較例) 攪拌機及び水凝縮器を備えた5リットルの3頸フラスコ
中に蒸留水97mlを仕込んだ。次にフラスコを氷水冷
却浴に入れた。きわめておそい攪拌下、フラスコに五塩
化アンチモン(V)71ml(165.9g)をゆっく
り添加(1滴づつ)した。1〜2mlの添加の後、白色
の析出物が生成したが、五塩化アンチモン(V)の添加
が継続するに従って再溶解した。加水分解された五塩化
アンチモン(V)は粘稠で、色が淡黄であった。次に、
加水分解された五塩化アンチモン(V)にダウエックス
(商標)MWA−1 90mlを添加し、アルゴンスパ
ージ下に3日間室温においてエージングさせて発生した
HCl及び過剰の水を吹き飛ばした。このエージング期
間の後、フラスコの容量が4600mlになるまで追加
の蒸留水を添加した。HO〜300mlを添加して
後、白色の析出物が生成した。次にこのスラリを数カ月
間エージングして後濾過した。固体をオーブン中110
℃において24時間乾燥した。乾燥重量は127gであ
った。
【0021】II.X線粉末回折 製品I、製品II、製品VII及びポリアンチモン酸に
ついてX線粉末回折パターンが得られた。M.アベ
(1)、ベーツル及びフイス(2)、並びに製品I、製
品II、製品VII(支持型アンチモン酸)、並びにア
トマージックのポリアンチモン酸からのX線粉末データ
のリストを表1に示す。製品Iは、アベ及びイトウによ
って記載された方法の変法に従って製造し、それは40
℃において12日間のエージングを含むが、前の酸性化
はなく、一方製品IIは、3日間還流することによって
結晶性にされた。製品IのX線パターン及びアベ及びイ
トウによって製造されたものの比較は、d−面間隔の正
確な整合を示す。しかし、製品Iは、ASTMのX線回
折パターンファイル中のX線データに正確に対応するア
ベの試料と比べて小さいピーク強度、小さい結晶性の指
標を有する。製品IIは、製品Iに類似しているが、増
大したピークの高さによって示されるように、それより
高い結晶性を有する。しかし、製品IIは、約105℃
において少なくとも3日間還流することによって合成さ
れた。従って、アンチモン酸の増大した結晶性は、最少
7日のエージングによってだけではなく、少なくとも3
日間還流することによっても達成することができると結
論することができる。製品II及びアベのX線データの
比較は同じ反射を示す;しかし、それは、100℃にお
いて熱処理されたアベの結晶性アンチモン酸(日本特許
52−6949、1979)に一層類似している。アト
マージック・ケミカルズから得られるポリアンチモン酸
は、ベーツル及びフイスによって報告されたポリアンチ
モン酸と同一のX線パターンを示さない。そのピーク
は、アベ及びイトウ及び製品I及び製品IIの結晶性ア
ンチモン酸に比して低いd−面間隔にわずかにシフトさ
れている。そのパターンは、311及び222ピークの
ピーク強度における反転を除いて製品IIのものに類似
している。製品IIにおいては、222ピークの方が強
いピークであるが、アトマージックのポリアンチモン酸
においては、311ピークの方が強いピークである。製
品VII、ダウエックスMWA−1支持型アンチモン酸
のX線パターンは、4つのピークのみを示し、そのうち
222ピークの方が強かった。製品I、製品II、支持
型アンチモン酸、並びにポリアンチモン酸からのアンチ
モン酸試料を、pH、時間、温度等の広範囲の試験系列
において評価した。結果は、次のとおり報告される。
【0022】III.pHの変動 希LiClブライン(1.4重量%)について初期試験
を実施して最善の可能性のある作業pH範囲を決定し
た。試験ブラインの分析(初期LiClとしてリストさ
れる)、並びに試験結果は、表2に呈示される。このデ
ータから、11〜12のpH作業範囲は、最適のナトリ
ウムの除去を生じた。かくして、次の試験は、高いpH
がNaとのHの交換を強めるので、pH=11〜1
2において行なわれた。2.8及び8.6の初期pHに
おいて明らかであるように、pHの低下が交換の後に観
察された;最終pH値は、夫々2.0(No.2)及び
2.4(No.4)であり、Naの取込みによるH
の放出を示した。より多いOHの存在(例No.4)
は、イオン交換剤体の内部から、より多いNaに対す
るイオン交換部位を与えるHの除去に有利であり、か
くして、Naの除去を増大させる(〜99%)。分布
係数、Kdの増大も、pHの増大と共に観察された。こ
れは、式:
【0023】
【数1】
【0024】を使用することによって得られる。ここで
報告されているデータは、ICP(誘電結合型プラズマ
スペクトル法)を使用して得られている。アベによって
報告されているように、アンチモン酸は、又Caに対し
て高い親和性、かつこの場合及び後の試験において示さ
れるようにKに対して低い親和性を有している。
【0025】IV アルカリ性の変動 アンチモン酸の比及びpHを11〜12に上げるために
添加される水酸化リチウムの量を、26重量%の塩化リ
チウムブライン100mlあたりLiOH H
0.05から2.0gまで変えた。結果を表3に述べ
る。100mlあたり0.05gのLiOH HOの
添加によってナトリウムの取込みの増大が12%から4
1%まで(例7及び8参照)、又70%から85%まで
(例15及び16参照)観察された。アンチモン酸:水
酸化リチウム−水物について10の比が、ナトリウムの
取込みを増大させるのに必要な最小であった。可溶性の
アンチモンは、水酸化リチウム−水物の添加によって有
意には変化しなかった;即ち、初期アンチモン値3.2
ppm(例7)及び3.8ppm(例15)であり、最
終アンチモン値は、2.0〜4.3ppm(例8〜1
4)及び2.6〜6.6ppm(例16〜18)の範囲
であった。5ppmから<0.1ppmまでのカルシウ
ムの低下も観察され、約98%のカルシウムの除去に相
当した。きわめて少量のカリウムが交換された。
【0026】V 接触時間及び温度の変動 A.1.4重量%のLiCl 室温において1.4重量%のLiCl(pH=11〜1
2)に対する接触時間の効果を評価した。その結果(表
4)は、24時間まで接触時間を増加すると共にNa
取込みの増大を示す。製品I及び製品IIの結晶性アン
チモン酸は、24時間の接触時間の後約99%のNa
除去を有する。
【0027】B.26重量%のLiCl 26重量%のLiCl(pH11〜12)について1、
5、並びに24時間の接触時間を、室温及び70〜73
℃において研究した。これらの結果は、この後に報告さ
れる。
【0028】1.室温、1時間 室温において1時間の接触時間についての結果は、製品
I及び製品II C−SbA及びポリアンチモン酸が同
じナトリウムの取込みを有する(表5)ことを示す。交
換剤の量の増加と共にナトリウム取込みの増大も観察さ
れた。可溶性アンチモンはわずかに増加した;即ち、初
期に〜1ppmからの交換の後約1.2〜2.6ppm
まで。予期された可溶性Sbの増加も、使用されるアン
チモン酸の量の各増加に対してノートされた。カルシウ
ムは、ブライン中6〜7ppmから<0.1ppmまで
低下した。カリウムの取込みは観察されなかった。3種
の交換剤、結晶性アンチモン酸(製品I及び製品I
I)、並びにポリアンチモン酸はすべて、LiClブラ
インからNaを除去する能力においてきわめて似た挙動
を示した。
【0029】2.73±1℃、1時間 温度を73℃に上げた結果Naの取込みがわずかに増
加したが、同時にブライン中可溶性アンチモンの量が多
くなった。カルシウム及びカリウムの取込みは変化しな
かった。データを表6に表示する。
【0030】3.室温、5時間 1時間から5時間まで接触時間の増加は、1gの交換剤
の場合Na取込みのわずかな増大を示したが、2g及び
5gの交換剤の場合同様な取込みであった(製品I、製
品II、並びにポリアンチモン酸)。これらの結果を表
7に示す。すべての試験において可溶性Sbは値が<1
〜5の範囲であった。カルシウムの除去は91%であ
った;Kは交換されなかった。
【0031】4.73±1℃、5時間 25℃から73℃までの反応温度の上昇は、製品I、製
品II、並びにポリアンチモン酸のNa取込みに影響し
なかった。すべての交換剤について溶解したアンチモン
の量の増加が交換後、室温において行なわれたものと比
較した時観察された。カルシウムの除去は92%であ
った;Kの除去は最小であった。データを表8に示す。
【0032】5.室温、24時間 製品I、製品II、並びにポリアンチモン酸のイオン交
換挙動は、室温において5時間から24時間までの接触
時間の増加によって変化しなかった。カルシウムの除去
は>99%であった;Kの除去は、ゼロ又はきわめて少
なかった。これらの結果を表9に表示する。26重量%
のLiClの場合室温におけるナトリウムの除去対接触
時間を、ポリアンチモン酸について例30〜32、48
〜50及び66〜68に例示する。24時間前後で平衡
に達する。
【0033】VI 水酸化リチウムブラインについて回
分試験 表10中のデータからわかるように、結晶性アンチモン
酸は、9.52重量%の水酸化リチウムから有利なナト
リウムの除去を示した。室温及び24時間の接触時間に
おいてブラインの200mlの試料に対して5gの量の
交換剤の使用からナトリウムの約99%が除去された。
カルシウムの除去は23%であり、若干のカリウムも交
換され、残留アンチモンは3〜27ppmの範囲であっ
た。
【0034】VII 例示追加 本発明は、表から選択された次の例によって更に例示さ
れ、交換剤の使用の場合の指針となる。これらの例のう
ち、例29,47,56および65は製品IIを使用す
る本発明の実施例であり、例32,50,68,72お
よび73は比較例である。
【0035】例 29.Na 166ppm、K 31
ppm、Ca 6ppm、並びにSb<1ppmの初期
濃度を有する26重量%の塩化リチウムブライン(pH
=11〜12)の溶液200mlと結晶性アンチモン酸
5gを接触させた。室温において1時間の攪拌の後、溶
液を濾過した。濾液は、Na 1.2ppm、K 30
ppm、Ca<0.1ppm、並びにSb 1.6pp
mと分析された。このことは、>99%のNa除去及び
98%のCa除去に相当する。
【0036】例 32.(比較例) Na 179ppm、K 30ppm、Ca 7pp
m、並びにSb 1ppmの初期濃度を有する26重量
%の塩化リチウムブライン(pH=11〜12)の溶液
200mlとポリアンチモン酸5gを接触させた。濾液
は、Na 2.2ppm、K 30ppm、Ca<0.
1ppm、並びにSb 1.7ppmと分析された。こ
のことは、99%のNa除去及び99%のCa除去に相
当する。
【0037】例 47.製品II 5g及び26重量%
のLiClブラインの溶液混合物(pH=11〜12)
を調製した。攪拌時間は、室温において5時間であっ
た。初期濃度は、Na 225ppm、K 31pp
m、Ca 11ppm、並びにSb<1ppmであっ
た。結晶性アンチモン酸で処理した後の最終濃度は、N
a 3ppm、K 27ppm、Ca<1ppm、並び
にSb 2ppmであった。
【0038】例 50.(比較例) ポリアンチモン酸5g及び26重量%のLiClブライ
ン200mlの溶液混合物(pH=11〜12)を調製
した。初期濃度は、Na 166ppm、K31pp
m、Ca 6ppm、並びにSb<1ppmであった。
室温において5時間の接触の後、得られた濾液は、Na
1.1ppm、K 31ppm、Ca<0.1pp
m、並びにSb 1.8ppmと分析された。このこと
は、99%のNa及びCa除去に相当する。
【0039】例 56.結晶性アンチモン酸5gを、2
6重量%の塩化チリウムブライン、200ml、pH=
11〜12と73℃において5時間接触させた。初期濃
度は、Na 221ppm、K 36ppm、Ca 1
2ppm、並びにSb 4ppmであった。得られた最
終濃度は、Na 5ppm、K 31ppm、Ca<1
ppm、並びにSb 27ppmであった。このこと
は、98%のNa除去及び92%のCa除去に相当す
る。
【0040】例 65.製品II 5g及び26重量%
のLiClブライン200mlの溶液混合物(pH=1
1〜12)を調製した。接触時間は、室温において24
時間であった。初期濃度は、Na 179ppm、K
30ppm、Ca 7ppm、並びにSb 1ppmで
あった。最終濃度は、Na 1ppm、K 27pp
m、Ca<1ppm、並びにSb 10ppmであっ
た。
【0041】例 68.(比較例) 26重量%のLiClブライン200mlの溶液(pH
=11〜12)を、ポリアンチモン酸5gと24時間室
温において接触させた。初期濃度は、Na 179pp
m、K 30ppm、Ca 7ppm、並びにSb 1
ppmであった。交換後の最終濃度は、Na 2pp
m、K 27ppm、Ca<1ppm、並びにSb 9
ppmであった。このことは、ポリアンチモン酸による
99%のNa及びCa除去と均等である。
【0042】例 72.(比較例) Na 180ppmを含有する26重量%のLiClブ
ライン(200ml,pH=11〜12)を、ポリアン
チモン酸(2g)と24時間室温において接触させた。
得られた濾液は、Sb 4ppm及びNa 1.1pp
mを含有しており、99.4%のNaの除去に相当す
る。交換剤を、1N−HCl中3N−NHCl、次い
で0.05N−HClで再生した。Na 117ppm
を含有する新しいLiClブライン中にこの交換剤の再
使用の結果、98.2%のNa除去(2ppm)及びS
b 4ppmであった。次にこの交換剤を再び再生し、
LiClと接触させ、得られたブラインは、94.9%
のNa除去及びSb 2.3ppmが得られた。第3の
再生の後、この交換剤を再びLiClと接触させた。濾
液は、87.2%のNa除去及びSb 2.5ppmが
得られた。
【0043】例 73.(比較例) 例72と同様な実験を実施した。初期にNa 240p
pm及びCa 34ppmを含有する26重量%のLi
Clブライン(200ml,pH=11.2)を、ポリ
アンチモン酸と24時間室温において接触させた。得ら
れた濾液は、Na 14ppm、Ca 0.9ppm、
並びにSb 18ppmを含有していた。次に交換剤
を、1N−HCl中3N−NHOH、次いで0.05
N−HClで再生した。再生物は、Na 217ppm
(96.0%のNa再生)及びCa7.7ppmを含有
していた。次にこの交換剤を、LiClブラインの別の
200mlの試料と接触させ、その結果Na 4ppm
(98.3%のNa除去)、Ca<1ppm、並びにS
b 4ppmを含有する濾液が得られた。再生は、9
7.1%のCa及び34.8%のNa再生を生じた。L
iClによる第3の再サイクルの結果、76.7%のN
a除去、99.4%のCa除去、並びにSb3.4pp
mが得られた。Na及びCaについて再生が完全であっ
た。LiClブラインを使用する第4のサイクルは、8
5.4%のNa除去、100%のCa除去、並びにSb
2.9ppmが得られた。
【0044】VIII 支持型アンチモン酸についてバ
ッチ試験 例 74.アンバーライト(商標)IRA−900C上
に支持された交換剤(製品III)5gの試料を、26
重量%の塩化リチウムブライン(pH=11〜12)2
00mlと室温において24時間接触させた。初期濃度
は、Na 166ppm、K 31ppm、Ca 6p
pmであった。最終濃度は、Na 3ppm、K28p
pm、Ca<1ppmであった。
【0045】例 75.アンバーライト(商標)IRA
−900C上支持された交換剤(製品IV)5gの試料
を、初期にNa 166ppm、K 31ppm、並び
にCa 6ppmを含有する26重量%の塩化リチウム
ブライン200mlと共に攪拌した。室温において24
時間の接触時間の後、得られた濾液は、Na 6pp
m、K 29ppm、Ca<1ppmを含有していた。
【0046】例 76.製品IVに従って製造された交
換剤5gの試料を、初期にNa 166ppm、K 3
1ppm、並びにCa 6ppmを含有する26重量%
の塩化リチウムブライン200m1と接触させた。室温
において24時間後、濾液は、Na 2ppm、K 2
9ppm、並びにCa<1ppmと分析された。
【0047】例 77.(比較例) 製品VIに従って製造された交換剤約5gを、pH=1
1〜12において26重量%の塩化リチウムブライン2
00mlに接触させた。初期ブライン分析は、Na 1
66ppm、K 31ppm、並びにCa 6ppmを
示した。最終濾液は、Na 4ppm、K 29pp
m、並びにCa<1ppmであった。
【0048】例 78.(比較例) 製品VIIに従って製造された交換剤5gの試料を、p
H=11〜12において26重量%の塩化リチウムブラ
イン200mlと24時間室温において接触させた。初
期ブラインの分析は、Na 166ppm、K 31p
pm、並びにCa 6ppmを示した。処理後の最終濃
度は、Na 7ppm、K 28ppm、並びにCa<
1ppmであった。
【0049】IX 支持型アンチモン酸−製品VIIに
ついてカラム試験 例 79.ダウエックスMWA−1上支持されたアンチ
モン酸(製品VII)を含有するカラム(29.2×
1.5cm)を調製した。Na 180ppmを含有す
る塩化リチウム(28.9重量%P=1.179g/m
l,pH=11.3)を、室温において11ml/分の
流速でカラムに通した。200mlの試料を取った。1
000mlの後、Naはブライン中4ppmであった。
次に交換剤を、1NHCl中3N NHCl 2.6
Lで15ml/分の流速において再生した。0.05N
HCl洗液をカラムに通して後、再び新しい26%の
ブライン(pH=11.1、Na=174ppm、流速
=8ml/分)を送った。ブライン約2.4Lを送って
後漏出がおこった(Na=3ppm)。
【0050】X 粒子径分析 支持体材料の粒子径は、約6.3mm(0.25イン
チ)から下約150μmまでの粒子径範囲であることが
できる。非支持型アンチモン酸は、製品I又は製品II
の方法の一方によって大部分212μm(70メッシ
ュ)より大きい粒子径をもつことができる。かくして、
本発明の方法によって広範囲の支持型及び非支持型イオ
ン交換剤を製造することができる。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】
【表7】
【0058】
【表8】
【0059】
【表9】
【0060】
【表10】
【0061】
【表11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダリッシュ ウエイン バーネット アメリカ合衆国ノースカロライナ州 28054 ガストニア グリーンビュー ド ライブ 1612

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 五塩化アンチモンを加水分解してアンチ
    モン酸スラリを析出させ、それを少なくとも24時間還
    流温度に加熱することを特徴とする結晶性アンチモン酸
    の製法。
  2. 【請求項2】 スラリを24時間〜7日間還流すること
    によって結晶性アンチモン酸が生成する請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 次の工程を特徴とする支持型アンチモン
    酸の製法: (a)陰イオン交換樹脂、アルミナ及びシリカ−アルミ
    ナから選択される粒子状イオン交換支持体材料を五塩化
    アンチモン(V)で浸漬し; (b)不活性雰囲気下に浸漬された粒子状支持体材料を
    乾燥し; (c)乾燥された浸漬された粒子状支持体材料に、攪拌
    下、水酸化アンモニウムをゆっくり添加してアンチモン
    酸を析出させ; (d)この混合物に水を添加し、混合物を少なくとも
    4時間還流温度において加熱するか又は室温以上で少な
    くとも10日間エージングさせ; (e)液体から粒子状材料を分離する。
  4. 【請求項4】 混合物を24時間〜7日間還流温度にお
    いて還流させることによって結晶性アンチモン酸が生成
    する請求項3記載の方法。
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