JPH0811659B2 - 糸綴り平積紙の腰折り法 - Google Patents
糸綴り平積紙の腰折り法Info
- Publication number
- JPH0811659B2 JPH0811659B2 JP2200113A JP20011390A JPH0811659B2 JP H0811659 B2 JPH0811659 B2 JP H0811659B2 JP 2200113 A JP2200113 A JP 2200113A JP 20011390 A JP20011390 A JP 20011390A JP H0811659 B2 JPH0811659 B2 JP H0811659B2
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- JP
- Japan
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- thread
- waist
- folding
- waist folding
- paper
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
い二つ折りする糸綴り平積紙の腰折法に関する。
は中央部を糸綴りしており、平積紙をミシンにて糸綴り
した後、糸目に沿い二つ折りする工程が必須となる。
する腰折りロール1,2と、該ロール間に向け下降する腰
折りブレード4を備え、平積紙3の糸目3aを該腰折りブ
レード4により上記腰折りロール間へ押し込み、該ロー
ル1,2の回転に伴ない同ロール間へ引き入れて二つ折り
を行なっていた。
り糸綴り平積紙を腰折りロール間へ押し込む際、屡々平
積紙にズレを生じ、平積紙を上記糸目から僅かにズレた
線上(糸目に隣接した線上)で二つ折りする問題を内在
している。
積紙の片側が回転駆動されている腰折りロールの一方に
先行して接触してしまい回転方向へ移動力を与え上記滑
りを誘起する傾向にある他、殊に糸綴り平積紙の場合に
はブレード刃先が紙面から突出した糸目上に乗り上げた
時に断面円形の綴り糸が刃先から逃げ、結果として平積
紙にズレを生じブレード刃先が糸目の一側縁に差し向け
られ糸目に沿った線上で腰折りされる現象を生ずる。
紙を糸目に従い正確に二つ折りする腰折法を提供するも
のである。
りブレードにより平積紙を相対回転ロール間へ押し込み
二つ折りする腰折法において、上記平積紙の中央部にミ
シン綴じにより糸綴りを施し、該糸綴り平積紙の左右縁
部の脇と同縁部下面を縁ガイドにて位置決め支持しつ
つ、該縁ガイドの内側に遊離して設けた腰折りガイドに
て上記糸目の両側下面を支持し、該縁ガイドと腰折りガ
イドによる支持下において上記腰折りブレードの刃先に
付設した刺針を上記平積紙の糸綴りの糸目に突き立て、
刺針を糸目に刺し込みながらブレード刃先を糸綴りの上
記糸目上に差し向け上記腰折りを行なうように構成した
ものである。
紙を腰折りロール間へ押し込む際、事前に刺針が糸目へ
突き立てられ押し込み位置を確保した上で、刺針を糸目
へ刺し込みながら腰折りブレードを糸目上へ作用させ腰
折りロールへの押し込みを行なう。
し込むに際して、ブレード刃先が糸目の上に乗り上げた
際の糸目の逃げ、これによる糸綴り平積紙特有の前記横
ズレの現象を有効に解消し、平積紙を常に糸目の真上か
ら正確に二つ折りすることができ、パスポート類を糸綴
り形成する作業が適正に遂行できる。
する。
ードであり、平積紙13は前工程で中央部をミシン綴じ
(糸綴り)し二つ折りに供する。腰折りロール11,12は
互いに同径であり、周速が等しくなるように同期駆動さ
れ相対回転する。
間の中心を通る垂直線上において上下動するように同ロ
ール上部に配する。
は腰折りブレード14による平積紙13の押し込みに先行し
糸目20上に突き立てられ、腰折りブレード14の押し込み
位置及び平積紙に対する糸目20の位置を確保する手段と
なっている。
第3図は上記腰折りブレード14の刃先に複数の刺針15を
垂直に立設している。
けたホルダー16によって刺針15を付設している。
放せる切欠部19を設け、該切欠部19に刺針15を保有せる
ホルダー17を取付けている。
に配し針先を刃先より若干突出させている。この場合、
図示しないが刺針15をホルダー16,17に内蔵等したバネ
にて弾持し、該バネに抗し後退しバネに従い突出するよ
うにすることができる。
ン綴じされた平積紙13は上記縁ガイド18にて左右縁部の
脇と左右縁部の下面を位置決支持しつつ上記腰折りブレ
ード14の直下、即ち腰折りロール11,12の直上に移送
し、静止状態において上記腰折りブレード14による二つ
折りに供するようにする。
口部に腰折りガイド21を設ける。
て左右対称に並行して延在し、腰折りロール11,12の入
口部において上記平積紙13の支持を行なう。
れを腰折りロール11,12の上死点を過ぎた位置まで平積
紙13を案内するように配する。
部を支持し位置決している時、この縁ガイド18の内側に
遊離した位置において上記平積紙13の糸目20の両側下面
を支持し腰折りブレード14による押し込みに供するよう
に配する。
支持された平積紙13の下面より若干離間して配し、腰折
りブレード14が平積紙13を腰折りロール11,12に押し込
む過程で糸目20の両側下面を支持し押し込みを案内する
ように配する。何れの場合も平積紙13は縁ガイド18から
離れて腰折りブレード14により腰折りガイド21間に押し
込まれ、次で腰折りロール11,12間に押し込まれる。
ブレード14による押し込みに先行して糸目20に突き立て
られ、平積紙へ刺し込まれて腰折りブレード14の押し込
み位置を確保しながら、腰折りブレード14が該刺針15に
よって保持された糸目20に差し向けられる。従って腰折
りブレード14は正確に糸目上において押し込みを行な
う。
みの初期において平積紙13の片側が先行して一方の腰折
りロールに接触するのを的確に防止し、又上記押し込み
開始により縁ガイド18による規制を失った平積紙13を糸
目の両側近傍において支持し横ズレを防止する。
綴りの糸目20を確保し、爾後の糸目20上へのブレード14
の乗り上げに起因する平積紙13の横ズレを確実に防止す
る。
14により正しく腰折りロール11,12間へ押し込まれるに
至る。尚腰折りロール11,12の下段に同様のロールを配
して上段のロールから下段のロールへ順次平積紙を通紙
させるようにすることができる。
を腰折りロール間へ押し込む際、刺針が事前に平積紙の
糸目に突き立てられて糸目を平積紙に刺針により刺着す
ることにより腰折りブレードによる押し込み位置を糸目
上へ正しく導き、腰折りブレードの糸目上への乗り上げ
に伴なう平積紙のズレを確実に防止し、同ブレードを糸
目から正しく腰折りロールに押し込み適正な二つ折り作
業を遂行できる。
に際し、糸綴り平積紙の左右縁部の脇と下面を縁ガイド
にて位置決め支持すると共にこの縁ガイドから内側へ遊
離した腰折りガイドにて糸目の両側下面を支持しつつ、
同ガイド間へ押し込み、引続き腰折りロール間への押し
込みを行なうようにすることにより、上記平積紙の横ズ
レが効果的に防止できる。
は平積紙の大きさや厚みに応じた位置に設置し、又腰折
りガイドの高低を適宜設定して適正に腰折りを遂行でき
る。
り、腰折り工程における糸目によるズレの問題を有効に
解決し、糸綴り平積紙を常に予定の糸目上において正確
に二つ折りすることができ、前記パスポートや銀行通帳
の如き糸綴り冊子を糸目から正確に二つ折りする腰折法
として極めて好適に実施できる。
る正面図、第2図A,B,Cは本発明の実施例である腰折り
法に用いる腰折装置を動作過程を以って説明する正面
図、第3図は腰折りブレードに刺針を付設する例を示す
側面図、第4図は同他例を示す側面図、第5図は更に他
例を示す側面図、第6図は腰折りブレードによる平積紙
の押し込み初期過程を説明する断面図、第7図はミシン
綴じされた平積紙の平面図である。 11,12……腰折りロール、13……糸綴り平積紙、14……
腰折りブレード、15……刺針、21……腰折りガイド。
Claims (1)
- 【請求項1】腰折りブレードにより相対回転する腰折り
ロール間に平積紙を押し込んで二つ折りする腰折法にお
いて、上記平積紙の中央部にミシン綴じにより糸綴りを
施し、該糸綴り平積紙の左右縁部の脇と同縁部下面を縁
ガイドにて位置決支持しつつ、該縁ガイドの内側に遊離
して設けた腰折りガイドにて上記糸目の両側下面を支持
し、該腰折りガイドと上記縁ガイドによる支持下におい
て上記腰折りブレードの刃先に付設した刺針を上記平積
紙の糸綴りの糸目に突き立て、刺針を糸目に刺し込みな
がらブレード刃先を糸綴りの上記糸目上に差し向け上記
腰折りを行なうことを特徴とする糸綴り平積紙の腰折
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200113A JPH0811659B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 糸綴り平積紙の腰折り法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200113A JPH0811659B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 糸綴り平積紙の腰折り法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485265A JPH0485265A (ja) | 1992-03-18 |
JPH0811659B2 true JPH0811659B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16419047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2200113A Expired - Lifetime JPH0811659B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 糸綴り平積紙の腰折り法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811659B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2871858B2 (ja) * | 1993-12-24 | 1999-03-17 | ケーニツヒ ウント バウエル−アルバート アクチエンゲゼルシヤフト | 縦折りを行うための方法並びに装置 |
JPH10512183A (ja) * | 1994-12-09 | 1998-11-24 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 吸収性複合体およびそれを含む吸収性製品 |
JP5165036B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2013-03-21 | キヤノン株式会社 | シート処理装置及び画像形成装置並びに画像形成システム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59227661A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-20 | Komori Printing Mach Co Ltd | 巻紙輪転印刷機のチヨツパ−装置 |
JPS612671A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-08 | Ricoh Co Ltd | 複写機における製本装置 |
JPS6159259U (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-21 | ||
JPH0645422B2 (ja) * | 1987-11-26 | 1994-06-15 | 凸版印刷株式会社 | チョッパー折機 |
JPH0510478U (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-09 | 村田機械株式会社 | 長繊維紡績機 |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP2200113A patent/JPH0811659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485265A (ja) | 1992-03-18 |
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