JPH08116548A - 外部同期式カメラの同期回路装置 - Google Patents

外部同期式カメラの同期回路装置

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JPH08116548A
JPH08116548A JP25258594A JP25258594A JPH08116548A JP H08116548 A JPH08116548 A JP H08116548A JP 25258594 A JP25258594 A JP 25258594A JP 25258594 A JP25258594 A JP 25258594A JP H08116548 A JPH08116548 A JP H08116548A
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JP
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signal
internal
circuit
subcarrier
synchronization
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JP25258594A
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Kenichi Nemoto
健一 根本
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部同期式カラーテレビカメラを使用するに
際し、ビデオカメラに入力する基準同期信号の制約を緩
和しつつ高画質の映像信号を形成し得るテレビカメラと
する。 【構成】 同期基準信号から垂直同期信号及び水平同期
信号を抜き出す同期分離回路21と、この抜き出した垂直
及び水平同期信号に基づいて内部水平同期及び内部垂直
同期信号を形成する内部同期信号形成回路31と、この内
部水平同期信号に基づいて内部サブキャリヤ信号を形成
する内部サブキャリヤ発振回路41と、同期基準信号から
バースト信号を抜き出すバースト信号分離回路25と、こ
の抜き出したバースト信号に基づいて内部同期サブキャ
リヤ信号を形成する内部同期サブキャリヤ形成回路61
と、バースト信号分離回路25がバースト信号を出力した
ときに選択信号を出力するバースト信号検出回路51と、
選択信号が入力されると内部同期サブキャリヤ信号を、
選択信号が入力されないときは内部発振サブキャリヤ信
号を内部サブキャリヤ信号として出力する選択回路71と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部同期式ビデオカメ
ラに関し、なお詳しくは、外部同期式カラーテレビカメ
ラに用いる同期回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、複数台のテレビカメラを用いて撮
影を行うに際し、テレビカメラを切り換えたときにモニ
タテレビの画像が乱れないようにするため、全てのカメ
ラに同一の同期信号を外部から入力するようにしたシス
テムが多用されている。このシステムに用いるテレビカ
メラは、外部から同期信号が入力される外部同期式カメ
ラとされることが多く、同期信号には垂直同期信号及び
水平同期信号の他、カラーテレビカメラでは色副搬送波
やカラーバースト信号と呼ばれるサブキャリヤ信号も基
準信号として正確には要求されることになる。
【0003】そして、垂直同期信号は約60ヘルツ(5
9.94ヘルツ)とされ、水平同期信号は約15.75
0キロヘルツ(15.734キロヘルツ)とされるも、
サブキャリヤ信号は3.579545メガヘルツ±10
ヘルツと極めて厳格に定められている。このため、外部
同期式のテレビカメラを用いるシステムでは、垂直同期
信号のみを同期基準信号出力回路で形成して各テレビカ
メラに同期基準信号として送るもの、垂直同期信号と水
平同期信号とを同期基準信号出力回路で形成して各テレ
ビカメラに同期基準信号として送るもの、更に垂直水平
同期信号とサブキャリヤ信号とを同期基準信号出力回路
で形成して各テレビカメラに送るものなどがある。
【0004】従って、白黒の映像信号を形成するテレビ
カメラでは垂直同期信号のみ、又は垂直同期信号と水平
同期信号とを同期基準信号として受け、この入力される
同期基準信号によりテレビカメラ内の内部同期信号を形
成して映像信号を形成し、カラーテレビカメラでは、垂
直及び水平同期信号とサブキャリヤ信号とを受けてテレ
ビカメラ内の内部同期基準信号を形成している。
【0005】もっとも、外部同期式のカラーテレビカメ
ラにおいても、サブキャリヤ信号を正確に外部から入力
することは困難なことが多いため、垂直及び水平同期信
号のみを同期基準信号として外部から入力し、カラーバ
ースト信号はテレビカメラ内で自己発振させたサブキャ
リヤ信号を使用するフリーラン方式を用いてテレビカメ
ラ相互間におけるバースト信号の同期を行わないものも
ある。
【0006】また、電源周波数により垂直同期信号を形
成し、更に水平同期信号を形成することにより水平及び
垂直同期信号を各カメラ間で同期させ、サブキャリヤ信
号はフリーラン方式とするものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、外部同
期式テレビカメラには種々の形式のものがあり、単一の
システムとして使用する場合、同一形式のテレビカメラ
を揃え、この外部同期式テレビカメラの規格に合わせた
同期基準信号とを各テレビカメラに入力する必要があ
り、システムの形成が困難となり、また、システムを形
成するに際して費用が嵩む欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、同期基準信号
から垂直同期信号及び水平同期信号を抜き出す同期分離
回路と、同期分離回路で抜き出した垂直同期及び水平同
期信号に基づいて内部水平同期信号及び内部垂直同期信
号を形成する内部同期信号形成回路と、内部同期信号形
成回路で形成した内部水平同期信号に基づいた内部発振
サブキャリヤ信号を形成する内部サブキャリヤ発振回路
と、前記同期基準信号からバースト信号を抜き出すバー
スト信号分離回路と、バースト信号分離回路で抜き出し
たバースト信号に基づいて内部同期サブキャリヤ信号を
形成する内部同期サブキャリヤ形成回路と、バースト信
号分離回路からバースト信号が出力されたときに選択信
号を出力するバースト信号検出回路と、バースト信号検
出回路が出力する選択信号が入力されると内部同期サブ
キャリヤ形成回路からの内部同期サブキャリヤ信号を内
部サブキャリヤ信号として出力し、且つ、選択信号が入
力されないときは内部サブキャリヤ発振回路からの内部
発振サブキャリヤ信号を内部サブキャリヤ信号として出
力する選択回路とを設けることとする。
【0009】尚、バースト信号検出回路と選択回路との
間にバースト信号検出回路が出力する選択信号を遮断し
得る切換スイッチを設けることがある。
【0010】
【作用】本発明は、テレビカメラに入力される同期基準
信号から水平及び垂直同期信号を抜き出す同期分離回
路、及び、この抜き出した垂直及び水平同期信号に基づ
いた内部垂直同期信号及び内部水平同期信号を形成する
内部同期信号形成回路を有する故、外部から入力される
同期基準信号に合わせた内部同期信号を形成することが
できる。
【0011】また、同期基準信号からバースト信号を抜
き出すバースト信号分離回路と抜き出したバースト信号
に基づいて内部同期サブキャリヤ信号を形成する内部同
期サブキャリヤ形成回路とを有している故、同期基準信
号に含まれるバースト信号に合わせた正確な内部同期サ
ブキャリヤ信号とを形成することができる。更に、内部
同期信号形成回路が出力する内部水平同期信号に基づい
て内部発振サブキャリヤ信号を形成する内部サブキャリ
ヤ発振回路を有する故、水平同期信号に合わせて一定の
タイミングとする内部発振サブキャリヤ信号を形成する
ことができる。
【0012】そして、バースト信号分離回路がバースト
信号を出力するか否かを検出するバースト信号検出回路
及びバースト信号検出回路が出力する選択信号により内
部発振サブキャリヤ信号又は内部同期サブキャリヤ信号
を内部サブキャリヤ信号として出力する選択回路を有し
ている故、同期基準信号にバースト信号が含まれる場合
は内部同期サブキャリヤ信号を、同期基準信号にバース
ト信号が含まれない場合は内部発振サブキャリヤ信号を
内部サブキャリヤ信号とすることができる。
【0013】尚、バースト信号検出回路と選択回路との
間に選択信号を遮断し得る切換スイッチを設けている
故、フリーラン方式などのバースト信号が入力されると
きは選択信号を遮断し、内部サブキャリヤ発振回路で形
成した内部水平同期信号に基づく内部発振サブキャリヤ
信号を内部サブキャリヤ信号とすることができる。
【0014】
【実施例】本発明に係る同期回路装置10の実施例は、図
1に示すように、入力端子13に接続される同期分離回路
21及びバースト信号分離回路25を有し、同期分離回路21
で分離した水平同期信号に基づいてPLL回路を用いて
垂直及び水平同期信号を形成する内部同期信号形成回路
31と、内部同期信号形成回路31に接続される内部垂直同
期信号出力端子15及び内部水平同期信号出力端子16を有
するとともに、PLL回路を用いて内部同期信号形成回
路31が出力する内部水平同期信号に基づいた内部発振サ
ブキャリヤ信号を形成する内部サブキャリヤ発振回路41
と、バースト信号分離回路25に接続されるバースト信号
検出回路51及びPLL回路を用いた内部同期サブキャリ
ヤ形成回路61と、内部サブキャリヤ発振回路41や内部同
期サブキャリヤ形成回路61及びバースト信号検出回路51
に接続され、バースト信号検出回路51からの選択信号に
より内部発振サブキャリヤ信号又は内部同期サブキャリ
ヤ信号の何れか一方を内部サブキャリヤ信号出力端子18
に出力する選択回路71を有するものである。
【0015】この同期分離回路21は、入力端子13に入力
されるビデオバースト信号などの水平同期信号及び垂直
同期信号を含む適宜の同期基準信号から垂直同期信号及
び水平同期信号を抜き出すものである。また、内部同期
信号形成回路31は、位相比較器33、ローパスフィルタ3
5、基準周波数信号発生器37、シグナルジェネレータ39
を用いるものであり、第1基準周波数信号発生器37には
電圧制御発振器を用いて基準周波数信号を発生させるも
のとし、シグナルジェネレータ39には前記同期分離回路
21からの垂直同期信号と第1基準周波数信号発生器37か
らの基準信号を入力して波形を整えた垂直同期信号及び
水平同期信号を内部垂直同期信号及び内部水平同期信号
として内部垂直同期信号出力端子15及び内部水平同期信
号出力端子16に出力するものである。
【0016】更に、この内部同期信号形成回路31はシグ
ナルジェネレータ39が出力する内部水平同期信号と同期
分離回路21からの水平同期信号とを第1位相比較器33で
比較し、両水平同期信号の位相がずれているときには、
第1ローパスフィルタ35により第1基準周波数信号発生
器37に印加する電圧を変化させるPLL回路を形成して
おり、第1基準周波数信号発生器37が出力する基準周波
数信号の位相を同期基準信号に含まれる水平同期信号に
合わせ、同期基準信号に含まれる水平同期信号及び垂直
同期信号と位相が一致した内部水平同期信号及び内部水
平同期信号をシグナルジェネレータ39から出力させるよ
うにしている。
【0017】なお、このシグナルジェネレータ39は、水
平同期信号及び垂直同期信号を出力するのみでなく、水
平同期信号から僅かに遅れたバースト信号のタイミング
に合わせたバーストフラグ信号も出力するものを用い、
バーストフラグ信号を後述するバースト信号分離回路25
や内部同期サブキャリヤ形成回路61に送ることとしてい
る。
【0018】そして、内部サブキャリヤ発振回路41は、
2個の分周回路48,49と1個の位相比較器43、ローパス
フィルタ45、及び、基準周波数信号発生器47で構成し、
第2基準周波数信号発生器47は、14.31818メガ
ヘルツの基準周波数信号を出力する電圧制御発振器を用
い、この基準周波数信号を第2分周器49で4分の1に分
周して内部発振サブキャリヤ信号とし、また、第1分周
器48で910分の1に分周して15.734キロヘルツ
の基準周波数信号を形成することとしている。
【0019】そして、この第1分周器48で分周されて第
1分周器48から出力される基準周波数信号と前記内部同
期信号形成回路31におけるシグナルジェネレータ39が出
力する内部水平同期信号とを当該内部サブキャリヤ発振
回路41における第2位相比較器43に入力して位相の比較
を行い、第2位相比較器43の出力を第2ローパスフィル
タ45を介して第2基準周波数信号発生器47に戻すPLL
回路とし、第2基準周波数信号発生器47が出力する基準
周波数信号、ひいてはこの基準周波数信号を第2分周器
49で分周した内部発振サブキャリヤ信号の位相を内部水
平同期信号から常に一定の位相とするようにしている。
【0020】また、バースト信号分離回路25は、入力端
子13に入力される同期基準信号からバースト信号を抜き
出すものであり、前記内部同期信号形成回路31における
シグナルジェネレータ39が出力するバーストフラグ信号
も入力し、入力端子13から入力される同期基準信号から
バーストフラグ信号によりバースト信号が存在するタイ
ミングに合わせてバースト信号を効率よく抜き出すよう
にしている。
【0021】そして、内部同期サブキャリヤ形成回路61
は、基準周波数信号発生器67、分周回路69、ゲート回路
62、位相比較器63、及びローパスフィルタ65で構成し、
第3基準周波数信号発生器67は14.31818メガヘ
ルツの基準周波数信号を出力する電圧制御発振器を用
い、この第3基準周波数信号発生器67が出力する基準周
波数信号を第3分周器69により4分の1に分周して内部
同期サブキャリヤ信号とするものである。
【0022】また、この内部同期サブキャリヤ信号は、
ゲート回路62を介して当該内部同期サブキャリヤ形成回
路61における第3位相比較器63に入力し、この第3位相
比較器63にはバースト信号分離回路25で同期基準信号か
ら抜き出したバースト信号も入力し、この第3位相比較
器63の出力を第3ローパスフィルタ65を介して第3基準
周波数信号発生器67に戻すPLL回路を形成している。
【0023】なお、内部同期サブキャリヤ形成回路61に
おけるゲート回路62には内部同期信号形成回路31におけ
るシグナルジェネレータ39が出力するバーストグラフ信
号を入力し、バーストグラフ信号が入力されているとき
に第3分周器69が出力する内部同期サブキャリヤ信号を
第3位相比較器63に入力するものとし、バースト信号分
離回路25からバースト信号が出力されるタイミングに合
わせて第3位相比較器63に内部同期サブキャリヤ信号を
入力して同期基準信号に含まれるバースト信号と内部同
期サブキャリヤ形成回路61で形成する内部同期サブキャ
リヤ信号との位相を合わせることにより正確な位相合わ
せを行うようにしている。
【0024】また、バースト信号検出回路51は、積分回
路53と比較器55とで構成し、バースト信号分離回路25で
分離したバースト信号を積分回路53に入力してバースト
信号を積分させ、バースト信号が積分回路53に入力され
るとこのバースト信号を積分した一定レベルの検出信号
を積分回路53から出力させることとし、この検出信号を
比較器55に入力し、比較器55で基準電圧信号と比較して
検出信号が基準電圧を越えたとき、即ち所定のバースト
信号が積分回路53に入力されたときに比較器55から切換
信号を出力させるものである。
【0025】そして選択回路71は3個のナンド回路と1
個のインバータ73とで形成し、バースト信号検出回路51
における比較器55の出力端子を切換スイッチ59を介して
選択回路71におけるインバータ73の入力端子13と第2ナ
ンド回路77の入力端子13とに接続し、インバータ73の出
力端子を第1ナンド回路75の入力端子に接続し、第1ナ
ンド回路75の出力端子及び第2ナンド回路77の出力端子
とを第3ナンド回路79を介して内部サブキャリヤ信号出
力端子18に接続するとともに、第1ナンド回路75の他の
入力端子13は内部サブキャリヤ発振回路41における第2
分周器49の出力端子に、第2ナンド回路77の他の入力端
子13は内部同期サブキャリヤ形成回路61における第3分
周器69の出力端子に接続するものである。
【0026】なお、インバータ73の出力端子は、第2基
準周波数信号発生器47の制御端子にも接続し、インバー
タ73の入力端子13は第3基準周波数信号発生器67の制御
端子にも接続するものとし、インバータ73の入力端子13
に選択信号が入力されるときはこの選択信号を第2作動
信号としてに内部同期サブキャリヤ形成回路61における
第3基準周波数信号発生器67に入力して第3基準周波数
信号発生器67を作動させるも、選択信号がインバータ73
に入力されないときは第3基準周波数信号発生器67の作
動を停止させ、選択信号をインバータ73により反転させ
た第1作動信号を第2基準周波数発生器に送って第2基
準周波数発生器を作動させることとしている。
【0027】このように、選択回路71はバースト信号検
出回路51からの選択信号をインバータ73を介して第1ナ
ンド回路75に、また、選択信号を直接に第2ナンド回路
77に入力する構成としている故、バースト信号検出回路
51から選択信号が入力されると第2ナンド回路77を開
き、内部同期サブキャリヤ形成回路61からの内部同期サ
ブキャリヤ信号を第3ナンド回路79を介して内部サブキ
ャリヤ信号として内部サブキャリヤ信号出力端子18に出
力し、選択信号が入力されないときは第1ナンド回路75
を開いて内部サブキャリヤ発振回路41からの内部発振サ
ブキャリヤ信号を第3ナンド回路79を介して内部サブキ
ャリヤ信号として内部サブキャリヤ信号出力端子18に出
力するものである。
【0028】このように、本実施例における同期回路装
置10は外部から入力される同期基準信号から垂直同期及
び水平同期信号を抜き出す同期分離回路21を有し、この
垂直同期及び水平同期信号に基づいてPLL回路を用い
て内部垂直同期信号及び内部水平同期信号を形成する内
部同期信号形成回路31を有する故、外部から入力される
同期基準信号に位相を合わせた垂直同期及び水平同期信
号を含む内部同期信号を形成することができ、この内部
水平同期信号に基づいて内部サブキャリヤ発振回路41に
より内部発振サブキャリヤ信号を形成し、この内部発振
サブキャリヤ信号の形成に際してPLL回路を用いる
故、内部発振サブキャリヤ信号を内部水平同期信号に対
して一定の位相として形成できるものである。
【0029】更に、この同期回路装置10はバースト信号
分離回路25や内部同期サブキャリヤ形成回路61を有する
故、外部から入力される同期基準信号がバースト信号を
含むときはこのバースト信号をバースト信号分離回路25
により抜き出し、内部同期サブキャリヤ形成回路61によ
り波形が整形され且つ同期基準信号に含まれるバースト
信号に位相を合わせた内部同期サブキャリヤ信号を形成
することができるものである。
【0030】そして、この同期回路装置10は、バースト
信号検出回路51及び選択回路71を有する故、同期基準信
号にバースト信号が含まれていないときは内部サブキャ
リヤ発振回路41から内部発振サブキャリヤ信号を内部サ
ブキャリヤ信号として出力する故、同期基準信号にバー
スト信号が含まれないシステムに使用する外部同期式カ
ラーテレビカメラに使用すれば内部同期信号の水平同期
にタイミングを合わせた内部サブキャリヤを形成するこ
とができ、カメラの画質を高品質に保った映像信号を形
成することができ、また、同期基準信号にバースト信号
が含まれる場合は、このバースト信号に位相を合わせた
内部同期サブキャリヤ信号を内部サブキャリヤ信号とし
て出力する故、同期基準信号と位相が一致した垂直同期
信号や水平同期信号の内部同期信号とともに同期基準信
号に一致した内部サブキャリヤ信号も出力し、外部から
入力される同期基準信号に基づいて高画質の映像信号を
形成することができるものである。
【0031】即ち、この同期回路装置10を用いることに
より、バースト信号を有する同期基準信号であってもバ
ースト信号を有しない同期基準信号であっても安定した
内部サブキャリヤ信号を形成することができ、更にバー
スト信号検出回路51と選択回路71との間に切換スイッチ
59を有している故、同期基準信号に含まれるバースト信
号がフリーラン形式の如く水平同期信号との位相が一定
しないものや、バースト信号が不安定となっている同期
基準信号が入力されるときは、この切換スイッチ59を切
り換えることにより内部サブキャリヤ発振回路41で形成
した内部発振サブキャリヤ信号により安定した内部サブ
キャリヤ信号を用いることができる。
【0032】なお、本実施例では、選択回路71における
インバータ73の出力を第1作動信号として内部サブキャ
リヤ発振回路41に入力し、且つ、インバータ73の入力を
第2作動信号として内部同期サブキャリヤ形成回路61に
入力している故、選択信号が選択回路71に入力されると
き、即ち、内部同期サブキャリヤ形成回路61からの内部
同期サブキャリヤ信号を内部サブキャリヤ信号とすると
きは内部サブキャリヤ発振回路41を作動させないことと
し、又、選択信号が選択回路71に入力されないとき、即
ち、内部サブキャリヤ発振回路41からの内部発振サブキ
ャリヤ信号を内部サブキャリヤ信号とするときは内部同
期サブキャリヤ形成回路61を作動させないこととして同
期回路装置10の回路に無駄な動作を行わせないようにし
ている。
【0033】また、上記実施例は第2基準周波数信号発
生器47及び第3基準周波数発生器として14.3181
8メガヘルツの発振器を用いているも、この基準周波数
信号発生器の発振周波数は上記実施例に限るものでな
く、第2基準周波数信号発生器47としては第1分周器48
により水平同期信号の周波数形成が容易であるとともに
第2分周器49によりサブキャリヤ信号の周波数形成が容
易であれば足りるものであり、第3基準周波数信号発生
器67は第3分周器69と合わせてサブキャリヤ信号の周波
数形成が容易であれば足りるものである。
【0034】そして、選択回路71もインバータ73とナン
ド回路の構成に限るものでなく、第1ナンド回路75や第
2ナンド回路77を適宜アンド回路や他の論理回路に変更
し、第3ナンド回路79もオア回路に変更することも可能
であり、またインバータ73も適宜入力端子13を否定入力
型とすることにより省略可能であって、選択信号により
内部発振サブキャリヤ信号又は内部同期サブキャリヤ信
号の一方を選択的に通過させれば足りるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、同期分離回路及び内部同期信
号形成回路を有する故、外部から入力される垂直及び水
平同期信号に位相を合わせた垂直及び水平同期信号であ
る内部同期信号を形成し、バースト信号分離回路及び内
部同期サブキャリヤ形成回路を有する故、外部から入力
される同期基準信号に含まれるバースト信号に位相を合
わせた内部サブキャリヤ信号を形成でき、更に同期基準
信号にバースト信号が含まれていない場合には内部同期
信号の水平同期信号に位相を合わせた内部発振サブキャ
リヤ信号を形成して選択回路によりこの内部発振サブキ
ャリヤ信号を内部同期サブキャリヤ信号に換えて内部サ
ブキャリヤ信号とすることができるものであるから、当
該カラーテレビカメラに入力される同期基準信号がバー
スト信号を含む場合も含まない場合にもテレビカメラを
正確に作動させることが自動的にできる同期回路装置で
あり、外部同期式のカラーテレビカメラを複数台用いる
システムを容易に組むことができる同期回路装置であ
る。
【0036】なお、バースト信号検出回路と選択回路と
の間に選択信号を遮断する切換スイッチを設けた同期回
路装置は、同期基準信号に含まれるバースト信号が不安
定な場合には、内部発振サブキャリヤ信号を内部サブキ
ャリヤ信号として安定した画質の映像信号を形成するこ
ともできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同期回路装置の実施例を示す回路
図。
【符号の説明】
10 同期回路装置 13 入力端子 15 内部垂直同
期信号出力端子 16 内部水平同期信号出力端子 18 内部サブキ
ャリヤ信号出力端子 21 同期分離回路 25 バースト信
号分離回路 31 内部同期信号形成回路 33 第1位相比
較器 35 第1ローパスフィルタ 37 第1基準周
波数信号発生器 39 シグナルジェネレータ 41 内部サブキャリヤ発振回路 43 第2位相比
較器 45 第2ローパスフィルタ 47 第2基準周
波数信号発生器 48 第1分周器 49 第2分周器 51 バースト信号検出回路 53 積分回路 55 比較器 61 内部同期サブキャリヤ形成回路 62 ゲート 63 第3位相比
較器 65 第3ローパスフィルタ 67 第3基準周
波数信号発生器 69 第3分周器 71 選択回路 73 インバータ 75 第1ナンド回路 77 第2ナンド
回路 79 第3ナンド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される同期基準信号から垂
    直同期信号及び水平同期信号を抜き出す同期分離回路
    と、 同期分離回路で抜き出した垂直同期及び水平同期信号に
    基づいて内部水平同期信号及び内部垂直同期信号を形成
    する内部同期信号形成回路と、 内部同期信号形成回路で形成した内部水平同期信号に基
    づいた内部発振サブキャリヤ信号を形成する内部サブキ
    ャリヤ発振回路と、 前記同期基準信号からバースト信号を抜き出すバースト
    信号分離回路と、 バースト信号分離回路で抜き出したバースト信号に基づ
    いて内部同期サブキャリヤ信号を形成する内部同期サブ
    キャリヤ形成回路と、 バースト信号分離回路からバースト信号が出力されたと
    きに選択信号を出力するバースト信号検出回路と、 バースト信号検出回路が出力する選択信号が入力される
    と内部同期サブキャリヤ形成回路からの内部同期サブキ
    ャリヤ信号を内部サブキャリヤ信号として出力し、且
    つ、選択信号が入力されないときは内部サブキャリヤ発
    振回路からの内部発振サブキャリヤ信号を内部サブキャ
    リヤ信号として出力する選択回路と、 を有することを特徴とする外部同期式カメラの同期回路
    装置。
  2. 【請求項2】 バースト信号検出回路と選択回路との間
    にバースト信号検出回路が出力する選択信号を遮断し得
    る切換スイッチを有することを特徴とする請求項1に記
    載の外部同期式カメラの同期回路装置。
JP25258594A 1994-10-19 1994-10-19 外部同期式カメラの同期回路装置 Pending JPH08116548A (ja)

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