JPH0811574B2 - 小物袋の充填装置 - Google Patents
小物袋の充填装置Info
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- JPH0811574B2 JPH0811574B2 JP3072289A JP7228991A JPH0811574B2 JP H0811574 B2 JPH0811574 B2 JP H0811574B2 JP 3072289 A JP3072289 A JP 3072289A JP 7228991 A JP7228991 A JP 7228991A JP H0811574 B2 JPH0811574 B2 JP H0811574B2
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- Japan
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- piece
- clamping piece
- clamping
- spring
- horizontal
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の小物袋の充填装置は、味
付け板海苔等を数枚詰めて封緘した小物袋を、さらに複
数個重ねて小物袋より僅かに大きい外袋に充填できるよ
うにした小物 袋の充填装置に関するものである。
付け板海苔等を数枚詰めて封緘した小物袋を、さらに複
数個重ねて小物袋より僅かに大きい外袋に充填できるよ
うにした小物 袋の充填装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】供給位置において複数個重ねて水平姿勢
で供給される小物袋を、一対の挟持片により挟んで搬送
し、放出位置において前記一対の挟持片をその先端が下
向く略垂直姿勢に変換させるとともに、該挟持片を開い
て小物袋を自然落下させ、外袋の袋底に到達させるよう
にした装置は、従来開発されていなかった。このため、
外袋への小物袋の充填は、専ら手作業により行われてい
て、作業効率が低いばかりでなく採算的にも不利であっ
た。
で供給される小物袋を、一対の挟持片により挟んで搬送
し、放出位置において前記一対の挟持片をその先端が下
向く略垂直姿勢に変換させるとともに、該挟持片を開い
て小物袋を自然落下させ、外袋の袋底に到達させるよう
にした装置は、従来開発されていなかった。このため、
外袋への小物袋の充填は、専ら手作業により行われてい
て、作業効率が低いばかりでなく採算的にも不利であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、複数個重ねた状態の小物袋を連続
的に外袋に充填できるようにした小物袋の充填装置を提
供することを目的とするものである。
なされたものであり、複数個重ねた状態の小物袋を連続
的に外袋に充填できるようにした小物袋の充填装置を提
供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の小物袋の充填装置は、間欠回転駆動される水
平のインデックス円板に放射方向へ突出する複数組の支
持腕対を等角度間隔置きに設け、該各支持腕対の先端に
差し渡した水平軸に下部挟持片を支持するとともに、該
下部挟持片上の軸支片間に差し渡した支持軸に上部挟持
片を支持し、前記下部挟持片と前記上部挟持片間に掛け
たバネのバネ弾力により、前記上部挟持片を前記下部挟
持片に弾接させるた挟持機構と、前記インデックス円板
の回転中心を囲む溝カムを形成した溝カム板を設け、該
溝カム板の溝カムに係合するカムフォロアを前記各支持
腕対毎に設けて前記インデックス円板に配設し、該カム
フォロアと前記下部挟持片とを連動させる連動部材を設
けて、小物袋の供給位置では前記挟持機構の前記下部挟
持片を略水平姿勢に制御し、間欠回転により到達した前
記小物袋の放出位置では、前記挟持機構の前記下部挟持
片の先端が下向く略垂直姿勢に制御する姿勢制御機構
と、前記供給位置に、水平姿勢の前記挟持機構の前記上
部挟持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する垂直押
圧部材を配設し 、該垂直押圧部材を前記インデックス円
板の間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持片
を開き、供給される小物袋を挟持させる挟持制御機構
と、前記放出位置に、略垂直姿勢の前記挟持機構の前記
上部挟持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する水平
押圧部材を配設し、該水平押圧部材を前記インデックス
円板の間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持
片を開き、挟持した小物袋を自然落下により放出させる
放出制御機構と、から構成したことを特徴とする。
の本発明の小物袋の充填装置は、間欠回転駆動される水
平のインデックス円板に放射方向へ突出する複数組の支
持腕対を等角度間隔置きに設け、該各支持腕対の先端に
差し渡した水平軸に下部挟持片を支持するとともに、該
下部挟持片上の軸支片間に差し渡した支持軸に上部挟持
片を支持し、前記下部挟持片と前記上部挟持片間に掛け
たバネのバネ弾力により、前記上部挟持片を前記下部挟
持片に弾接させるた挟持機構と、前記インデックス円板
の回転中心を囲む溝カムを形成した溝カム板を設け、該
溝カム板の溝カムに係合するカムフォロアを前記各支持
腕対毎に設けて前記インデックス円板に配設し、該カム
フォロアと前記下部挟持片とを連動させる連動部材を設
けて、小物袋の供給位置では前記挟持機構の前記下部挟
持片を略水平姿勢に制御し、間欠回転により到達した前
記小物袋の放出位置では、前記挟持機構の前記下部挟持
片の先端が下向く略垂直姿勢に制御する姿勢制御機構
と、前記供給位置に、水平姿勢の前記挟持機構の前記上
部挟持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する垂直押
圧部材を配設し 、該垂直押圧部材を前記インデックス円
板の間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持片
を開き、供給される小物袋を挟持させる挟持制御機構
と、前記放出位置に、略垂直姿勢の前記挟持機構の前記
上部挟持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する水平
押圧部材を配設し、該水平押圧部材を前記インデックス
円板の間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持
片を開き、挟持した小物袋を自然落下により放出させる
放出制御機構と、から構成したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の作用及び効果】上記小物袋の充填装置によれ
ば、何れかの挟持機構が小物袋の供給位置に到達した状
態では、溝カムに係合するカムフォロアと連動部材を介
して連動する下部挟持片が略水平姿勢に制御されてい
る。そして、挟持制御機構により供給位置に配設された
垂直押圧部材を押圧して、上部挟持片を開き供給される
小物袋を挟持させる。一方、放出位置に到達した挟持機
構は、溝カム、カムフォロア及び連動部材からなる姿勢
制御機構により、下部挟持片の先端が下向く略垂直姿勢
に制御されている。そして、放出制御機構により放出位
置に配設された水平押圧部材を押圧して上部挟持片を開
き、挟持した小物袋を自然落下により放出する。上記挟
持機構、姿勢制御機構、挟持制御機構及び放出制御機構
は、何れもインデックス円板の間欠回転駆動に調時して
作動するものであるので、複数個重ねて供給される小物
袋を外袋に自然落下させて充填させる一連の動作を自動
化でき能率的に行うことができる。また、外袋に自然落
下させて充填するものであり、小物袋が外袋の袋底まで
到達するから、外袋の袋口の溶封時に小物袋が溶封され
てしまうようなことがない等の優れた効果を有する。
ば、何れかの挟持機構が小物袋の供給位置に到達した状
態では、溝カムに係合するカムフォロアと連動部材を介
して連動する下部挟持片が略水平姿勢に制御されてい
る。そして、挟持制御機構により供給位置に配設された
垂直押圧部材を押圧して、上部挟持片を開き供給される
小物袋を挟持させる。一方、放出位置に到達した挟持機
構は、溝カム、カムフォロア及び連動部材からなる姿勢
制御機構により、下部挟持片の先端が下向く略垂直姿勢
に制御されている。そして、放出制御機構により放出位
置に配設された水平押圧部材を押圧して上部挟持片を開
き、挟持した小物袋を自然落下により放出する。上記挟
持機構、姿勢制御機構、挟持制御機構及び放出制御機構
は、何れもインデックス円板の間欠回転駆動に調時して
作動するものであるので、複数個重ねて供給される小物
袋を外袋に自然落下させて充填させる一連の動作を自動
化でき能率的に行うことができる。また、外袋に自然落
下させて充填するものであり、小物袋が外袋の袋底まで
到達するから、外袋の袋口の溶封時に小物袋が溶封され
てしまうようなことがない等の優れた効果を有する。
【０００６】
【実施例】本発明の１実施例を添付図面を参照して説明
する。図１及び図２に示すように、第１固定板１は機台
４に垂直に立設された中心支持柱５の上端に水平に固定
されている。第１固定板１の下面には、前記中心支持柱
５の周りで回転する管軸６に水平に固定されたインデッ
クス円板２が配置されている。また、第２固定板３は前
記機台４上に水平に固定されている。そして、機台４の
下部にはモータ（図 示しない）が配設されている。該モ
ータに駆動される間欠回転機構（図示しない）により、
インデックス円板２は、図１における反時計方向で回転
角度４５°毎に所定時間停止するように間欠回転駆動さ
れる。
する。図１及び図２に示すように、第１固定板１は機台
４に垂直に立設された中心支持柱５の上端に水平に固定
されている。第１固定板１の下面には、前記中心支持柱
５の周りで回転する管軸６に水平に固定されたインデッ
クス円板２が配置されている。また、第２固定板３は前
記機台４上に水平に固定されている。そして、機台４の
下部にはモータ（図 示しない）が配設されている。該モ
ータに駆動される間欠回転機構（図示しない）により、
インデックス円板２は、図１における反時計方向で回転
角度４５°毎に所定時間停止するように間欠回転駆動さ
れる。
【０００７】インデックス円板２には、放射方向へ突出
する８組の支持腕対９が４５°の等角度間隔置きに設け
られている。各支持腕対９の先端には、水平軸１０が回
動自在に差し渡されている。水平軸１０には平板状の下
部挟持片１３が固定されている。また、下部挟持片１３
の上面には一対の軸支片１１が設けられていて、該軸支
片１１間に回動自在に差し渡された支持軸１２に平板状
の上部挟持片１４が固定されている。この上部挟持片１
４には、インデックス円板２の回転中心Ｏに回かう突出
片１５が設けられ、その突出端にローラ１６が取付られ
ている。そして、前記下部挟持片１３から回転中心Ｏに
向かって突出するバネ掛け片１７が設けられ、該バネ掛
け片１７と突出片１５との間にバネ１８が掛けられてい
る。該バネ１８のバネ弾力により、上部挟持片１４の先
端が下部挟持片１３上に弾接される。以上の各部材によ
り挟持機構（Ａ）が構成される。
する８組の支持腕対９が４５°の等角度間隔置きに設け
られている。各支持腕対９の先端には、水平軸１０が回
動自在に差し渡されている。水平軸１０には平板状の下
部挟持片１３が固定されている。また、下部挟持片１３
の上面には一対の軸支片１１が設けられていて、該軸支
片１１間に回動自在に差し渡された支持軸１２に平板状
の上部挟持片１４が固定されている。この上部挟持片１
４には、インデックス円板２の回転中心Ｏに回かう突出
片１５が設けられ、その突出端にローラ１６が取付られ
ている。そして、前記下部挟持片１３から回転中心Ｏに
向かって突出するバネ掛け片１７が設けられ、該バネ掛
け片１７と突出片１５との間にバネ１８が掛けられてい
る。該バネ１８のバネ弾力により、上部挟持片１４の先
端が下部挟持片１３上に弾接される。以上の各部材によ
り挟持機構（Ａ）が構成される。
【０００８】インデックス円板２の下面には、等角度間
隔置きに８個の揺動中心軸２２が突出されて設けられて
いる。該揺動中心軸２２には、揺動レバー２１が揺動自
在に取付られている。揺動レバー２１の一端には、後述
する溝カム２４に係合して転動するカムフォロア２３が
取付られている。また、揺動レバー２１の他端には、連
接ロッド２６が枢着されている。そして、連接ロッド２
６の他端は、前記下部挟持片１３の下方前方に突出させ
た連結片２５に枢着されている。上記揺動レバー２１、
揺動中心軸２２、カムフォロア２３及び溝カム２４によ
り姿勢制御機構（Ｂ）が構成される。
隔置きに８個の揺動中心軸２２が突出されて設けられて
いる。該揺動中心軸２２には、揺動レバー２１が揺動自
在に取付られている。揺動レバー２１の一端には、後述
する溝カム２４に係合して転動するカムフォロア２３が
取付られている。また、揺動レバー２１の他端には、連
接ロッド２６が枢着されている。そして、連接ロッド２
６の他端は、前記下部挟持片１３の下方前方に突出させ
た連結片２５に枢着されている。上記揺動レバー２１、
揺動中心軸２２、カムフォロア２３及び溝カム２４によ
り姿勢制御機構（Ｂ）が構成される。
【０００９】この姿勢制御機構（Ｂ）により、小物袋ａ
の供給位置（Ｉ）では、前記挟持機構（Ａ）の下部挟持
片１３が略水平姿勢に制御され、小物袋ａの放出位置
（ＩＩ）及び不良品放出位置（ＩＩＩ）では、下部挟持
片１３の先端が下向く略垂直姿勢に制御される。図１に
示すように、供給位置（Ｉ）と放出位置（ＩＩ）とは、
中心支持柱５を挟んで対称位置に設定されている。ま
た、不良品放出位置（ＩＩＩ）は、放出位置（ＩＩ）か
ら供給位置（Ｉ）へ向かって９０°回転した中間位置に
設定されている。
の供給位置（Ｉ）では、前記挟持機構（Ａ）の下部挟持
片１３が略水平姿勢に制御され、小物袋ａの放出位置
（ＩＩ）及び不良品放出位置（ＩＩＩ）では、下部挟持
片１３の先端が下向く略垂直姿勢に制御される。図１に
示すように、供給位置（Ｉ）と放出位置（ＩＩ）とは、
中心支持柱５を挟んで対称位置に設定されている。ま
た、不良品放出位置（ＩＩＩ）は、放出位置（ＩＩ）か
ら供給位置（Ｉ）へ向かって９０°回転した中間位置に
設定されている。
【００１０】上記溝カム２４のカム形状は図１に示すよ
うに、インデックス円板２の間欠回転により各挟持機構
（Ａ）が供給位置（Ｉ）を通過して不良品放出位置（Ｉ
ＩＩ）に到達するまでは、前記した垂直姿勢に保持する
ため、回転中心Ｏを中心とする略同一半径の円弧により
形成されている。また、不良品放出位置（ＩＩＩ）を通
過してから供給位置（Ｉ）に到達するまでに、挟持機構
（Ａ）を水平姿勢に戻すため、揺動レバー２１を揺動中
心軸２２の回りで時計方向に揺動させて、連接ロッド２
６を押すように、回転中心Ｏとの距離が短くなる円弧に
より形成されている。
うに、インデックス円板２の間欠回転により各挟持機構
（Ａ）が供給位置（Ｉ）を通過して不良品放出位置（Ｉ
ＩＩ）に到達するまでは、前記した垂直姿勢に保持する
ため、回転中心Ｏを中心とする略同一半径の円弧により
形成されている。また、不良品放出位置（ＩＩＩ）を通
過してから供給位置（Ｉ）に到達するまでに、挟持機構
（Ａ）を水平姿勢に戻すため、揺動レバー２１を揺動中
心軸２２の回りで時計方向に揺動させて、連接ロッド２
６を押すように、回転中心Ｏとの距離が短くなる円弧に
より形成されている。
【００１１】供給位置（Ｉ）に対応して図１、図２及び
図５に示すように、第１固定板１上に一対の軸支ブロッ
ク２７が固定されている。該軸支ブロック２７に差し渡
した軸にＶ形レバー３０の管軸部２８が回転自在に支持
されている。Ｖ形レバー３０の一方のレバーの先端に
は、前記上部挟持片１４の突出片１５のローラ１６の上
部に臨ませた垂直押圧片２９が形成されている。Ｖ形レ
バー３０の他方の連結レバー３１は、シリンダ３２のピ
ストンロッドの先端ブロック３３に枢着されている。シ
リンダ３２の後端は、第１固定板１上に固定した軸支片
３５に軸３６により揺動自在に連結されている。上記に
より挟持制御機構（Ｃ）が構成される。また、供給位置
（Ｉ）には供給台４１とプッシャー４２が配設されてい
る。
図５に示すように、第１固定板１上に一対の軸支ブロッ
ク２７が固定されている。該軸支ブロック２７に差し渡
した軸にＶ形レバー３０の管軸部２８が回転自在に支持
されている。Ｖ形レバー３０の一方のレバーの先端に
は、前記上部挟持片１４の突出片１５のローラ１６の上
部に臨ませた垂直押圧片２９が形成されている。Ｖ形レ
バー３０の他方の連結レバー３１は、シリンダ３２のピ
ストンロッドの先端ブロック３３に枢着されている。シ
リンダ３２の後端は、第１固定板１上に固定した軸支片
３５に軸３６により揺動自在に連結されている。上記に
より挟持制御機構（Ｃ）が構成される。また、供給位置
（Ｉ）には供給台４１とプッシャー４２が配設されてい
る。
【００１２】放出位置（ＩＩ）に対応して、図３に示す
ように第１固定板１上に一対のアーム４４が固定され、
該アーム４４に回転中心Ｏ方向に向くソレノイド３７が
取付られている。ソレノイド３７のプランジャの先端に
は水平押圧片３８が固定され、略垂直に立った突出片１
５の先端のローラ１６に対応させている。上記により放
出制御機構（Ｄ）が構成される。また、略垂直姿勢に保
持された挟持機構（Ａ）の下方には、シューター４３が
配置されている。そして、シューター４３の下 端には、
袋口を開いた外袋ｂがインデックス円板２の間欠回転駆
動に調時して順次対応するようになっている。
ように第１固定板１上に一対のアーム４４が固定され、
該アーム４４に回転中心Ｏ方向に向くソレノイド３７が
取付られている。ソレノイド３７のプランジャの先端に
は水平押圧片３８が固定され、略垂直に立った突出片１
５の先端のローラ１６に対応させている。上記により放
出制御機構（Ｄ）が構成される。また、略垂直姿勢に保
持された挟持機構（Ａ）の下方には、シューター４３が
配置されている。そして、シューター４３の下 端には、
袋口を開いた外袋ｂがインデックス円板２の間欠回転駆
動に調時して順次対応するようになっている。
【００１３】また、不良品放出位置（ＩＩＩ）に対応し
て、図４に示すように第１固定板１上に一対のアーム４
４′が固定され、該アーム４４′に略垂直に立った突出
片１５の先端のローラ１６に対応させてカム４５が取付
られている。さらに、第１固定板１の外周には、供給位
置（Ｉ）の手前で中心角約４０°に相当する円弧長さの
押圧板４６が配設され、略水平姿勢に戻った挟持機構
（Ａ）の突出片１５の先端のローラ１６を押圧するよう
になっている。
て、図４に示すように第１固定板１上に一対のアーム４
４′が固定され、該アーム４４′に略垂直に立った突出
片１５の先端のローラ１６に対応させてカム４５が取付
られている。さらに、第１固定板１の外周には、供給位
置（Ｉ）の手前で中心角約４０°に相当する円弧長さの
押圧板４６が配設され、略水平姿勢に戻った挟持機構
（Ａ）の突出片１５の先端のローラ１６を押圧するよう
になっている。
【００１４】上記構成になる小物袋の充填装置の作動を
以下に説明する。インデックス円板２の間欠回転によ
り、供給位置（Ｉ）で各挟持機構（Ａ）が停止すると、
挟持制御機構（Ｃ）のシリンダ３２のピストンロッドが
伸長してＶ形レバー３０が押され、垂直押圧片２９を下
げてローラ１６をバネ１８のバネ弾力に抗して押し下げ
る。これにより上部挟持片１４が開かれ、供給台４１に
複数個重ねて供給された小物袋ａをプッシャー４２によ
り押して、略水平な下部挟持片１３に載せる。続いて、
ピストンロッドが収縮されて垂直押圧片２９の押圧が解
かれた上部挟持片１４が、バネ弾力により閉じ小物袋ａ
を挟持する。
以下に説明する。インデックス円板２の間欠回転によ
り、供給位置（Ｉ）で各挟持機構（Ａ）が停止すると、
挟持制御機構（Ｃ）のシリンダ３２のピストンロッドが
伸長してＶ形レバー３０が押され、垂直押圧片２９を下
げてローラ１６をバネ１８のバネ弾力に抗して押し下げ
る。これにより上部挟持片１４が開かれ、供給台４１に
複数個重ねて供給された小物袋ａをプッシャー４２によ
り押して、略水平な下部挟持片１３に載せる。続いて、
ピストンロッドが収縮されて垂直押圧片２９の押圧が解
かれた上部挟持片１４が、バネ弾力により閉じ小物袋ａ
を挟持する。
【００１５】小物袋ａを挟持する毎に間欠回転駆動さ
れ、姿勢制御機構（Ｂ）により略垂直姿勢に保持された
挟持機構（Ａ）が、放出位置（ＩＩ）に到達して停止す
る。すると、放出制御機構（Ｄ）のソレノイド３７が作
動してプランジャが進出し、水平押圧片３８が略垂直に
立った突出片１５のローラ１６を押して、下方に下げた
上部挟持片１４の先端を開いて、挟持した小物袋ａを自
然落下により放出する。放出された複数個の小物袋ａ
は、略一塊のままシューター４３を通って落下し、略同
時に外袋ｂの袋底に到達して充填される。
れ、姿勢制御機構（Ｂ）により略垂直姿勢に保持された
挟持機構（Ａ）が、放出位置（ＩＩ）に到達して停止す
る。すると、放出制御機構（Ｄ）のソレノイド３７が作
動してプランジャが進出し、水平押圧片３８が略垂直に
立った突出片１５のローラ１６を押して、下方に下げた
上部挟持片１４の先端を開いて、挟持した小物袋ａを自
然落下により放出する。放出された複数個の小物袋ａ
は、略一塊のままシューター４３を通って落下し、略同
時に外袋ｂの袋底に到達して充填される。
【００１６】放出位置（ＩＩ）に外袋ｂの供給がないと
き、それを探知した信号により、シリンダ３７を作動さ
せないで小物袋ａを挟持したままにする。そして、不良
品放 出置（ＩＩＩ）では、カム４５に係合するローラ１
６が押されて、上部挟持片１４を開いて図４に示すよう
に小物袋ａ、ａを落下させる。また、第１固定板１の外
周には、供給位置（Ｉ）の手前に略水平姿勢に戻った挟
持機構（Ａ）の突出片１５の先端のローラ１６に対応さ
せた押圧板４６が配設されているため、供給位置（Ｉ）
で上部挟持片１４が少し開いて状態となり、挟持制御機
構（Ｃ）による上部挟持片１４の開き動作を早くするこ
とができる。
き、それを探知した信号により、シリンダ３７を作動さ
せないで小物袋ａを挟持したままにする。そして、不良
品放 出置（ＩＩＩ）では、カム４５に係合するローラ１
６が押されて、上部挟持片１４を開いて図４に示すよう
に小物袋ａ、ａを落下させる。また、第１固定板１の外
周には、供給位置（Ｉ）の手前に略水平姿勢に戻った挟
持機構（Ａ）の突出片１５の先端のローラ１６に対応さ
せた押圧板４６が配設されているため、供給位置（Ｉ）
で上部挟持片１４が少し開いて状態となり、挟持制御機
構（Ｃ）による上部挟持片１４の開き動作を早くするこ
とができる。
【００１７】複数個の小物袋ａは、放出位置（ＩＩ）に
於いて放出されて自然落下により、略同時に同じ速度で
一塊となって落下し、シューター４３を通って外袋ｂの
袋底に到達するから、続いて施す外袋ｂの袋口溶封時
に、小物袋ａが溶封されてしまうようなことがない。
於いて放出されて自然落下により、略同時に同じ速度で
一塊となって落下し、シューター４３を通って外袋ｂの
袋底に到達するから、続いて施す外袋ｂの袋口溶封時
に、小物袋ａが溶封されてしまうようなことがない。
【図１】小物袋の充填装置の一部切欠平面図である。
【図２】供給位置（Ｉ）付近の一部切欠側面図である。
【図３】放出位置（ＩＩ）付近の一部切欠側面図であ
る。
る。
【図４】不良品放出位置（ＩＩＩ）付近の側面図であ
る。
る。
【図５】供給位置（Ｉ）付近の分離斜視図である。
【符号の説明】（Ｉ）．．．供給位置、（ＩＩ）．．．放出位置、（Ｉ
ＩＩ）．．．不良品放出位置、ａ．．．小物袋、
ｂ．．．外袋、１．．．第１固定板、２．．．インデッ
クス円板、３．．．第２固定板、４．．．機台、
５．．．中心支持柱、６．．．管軸、９．．．支持腕
対、１０．．．水平軸、 １１．．．軸支片、１２．．．
支持軸、１３．．．下部挟持片、１４．．．上部挟持
片、１５．．．突出片、１６．．．ローラ、１７．．．
バネ掛け突片、１８．．．バネ、２１．．．揺動レバ
ー、２２．．．揺動中心軸、２３．．．カムフォロア、
２４．．．溝カム、２５．．．連結片、 ２６．．．連
接ロツド、２７．．．軸支ブロック、２８．．．管軸
部、２９．．．垂直押圧片、３０．．．Ｖ形レバー、３
１．．．連結レバー、３２．．．シリンダ、３３．．．
先端ブロック、３５．．．軸支片、３６．．．軸、３
７．．．ソレノイド、３８．．．水平押圧片、４
１．．．供給台、４２．．．プッシャー、４３．．．シ
ューター、４４，４４′．．．アーム、４５．．．カ
ム、４６．．．押圧板、（Ａ）．．．挟持機構、
（Ｂ）．．．姿勢制御機構（Ｃ）．．．挟持制御機構、
（Ｄ）．．．放出制御機構。
ＩＩ）．．．不良品放出位置、ａ．．．小物袋、
ｂ．．．外袋、１．．．第１固定板、２．．．インデッ
クス円板、３．．．第２固定板、４．．．機台、
５．．．中心支持柱、６．．．管軸、９．．．支持腕
対、１０．．．水平軸、 １１．．．軸支片、１２．．．
支持軸、１３．．．下部挟持片、１４．．．上部挟持
片、１５．．．突出片、１６．．．ローラ、１７．．．
バネ掛け突片、１８．．．バネ、２１．．．揺動レバ
ー、２２．．．揺動中心軸、２３．．．カムフォロア、
２４．．．溝カム、２５．．．連結片、 ２６．．．連
接ロツド、２７．．．軸支ブロック、２８．．．管軸
部、２９．．．垂直押圧片、３０．．．Ｖ形レバー、３
１．．．連結レバー、３２．．．シリンダ、３３．．．
先端ブロック、３５．．．軸支片、３６．．．軸、３
７．．．ソレノイド、３８．．．水平押圧片、４
１．．．供給台、４２．．．プッシャー、４３．．．シ
ューター、４４，４４′．．．アーム、４５．．．カ
ム、４６．．．押圧板、（Ａ）．．．挟持機構、
（Ｂ）．．．姿勢制御機構（Ｃ）．．．挟持制御機構、
（Ｄ）．．．放出制御機構。
Claims (1)
- 【請求項１】 間欠回転駆動される水平のインデックス
円板に放射方向へ突出する複数組の支持腕対を等角度間
隔置きに設け、該各支持腕対の先端に差し渡した水平軸
に下部挟持片を支持するとともに、該下部挟持片上の軸
支片間に差し渡した支持軸に上部挟持片を支持し、前記
下部挟持片と前記上部挟持片間に掛けたバネのバネ弾力
により、前記上部挟持片を前記下部挟持片に弾接させる
挟持機構と、 前記インデックス円板の回転中心を囲む溝カムを形成し
た溝カム板を設け、該溝カム板の溝カムに係合するカム
フォロアを前記各支持腕対毎に設けて前記インデックス
円板に配設し、該カムフォロアと前記下部挟持片とを連
動させる連動部材を設けて、小物袋の供給位置では前記
挟持機構の前記下部挟持片を略水平姿勢に制御し、間欠
回転により到達した前記小物袋の放出位置では、前記挟
持機構の前記下部挟持片の先端が下向く略垂直姿勢に制
御する姿勢制御機構と、 前記供給位置に、水平姿勢の前記挟持機構の前記上部挟
持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する垂直押圧部
材を配設し、該垂直押圧部材を前記インデックス円板の
間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持片を開
き、供給される小物袋を挟持させる挟持制御機構と、 前記放出位置に、略垂直姿勢の前記挟持機構の前記上部
挟持片を前記バネのバネ弾力に抗して押圧する水平押圧
部材を配設し、該水平押圧部材を前記インデックス円板
の間欠回転駆動に調時して作動させて前記上部挟持片を
開き、挟持した小物袋を自然落下により放出させる放出
制御機構と、 から構成 したことを特徴とする小物袋の充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072289A JPH0811574B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 小物袋の充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072289A JPH0811574B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 小物袋の充填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294321A JPH05294321A (ja) | 1993-11-09 |
| JPH0811574B2 true JPH0811574B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13484969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3072289A Expired - Lifetime JPH0811574B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 小物袋の充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811574B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106564642A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-04-19 | 四川省民众日化有限公司 | 一种成组包装装置及包装方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104139882B (zh) * | 2013-08-21 | 2017-03-01 | 凯迈(洛阳)机电有限公司 | 滤袋间歇式运动装置及其滤袋定位机构 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5330079A (en) * | 1976-09-01 | 1978-03-20 | Toshiba Corp | Filter medium for vacuum cleaner |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3072289A patent/JPH0811574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106564642A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-04-19 | 四川省民众日化有限公司 | 一种成组包装装置及包装方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05294321A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
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