JPH08115495A - 自動配車装置 - Google Patents

自動配車装置

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JPH08115495A
JPH08115495A JP24951694A JP24951694A JPH08115495A JP H08115495 A JPH08115495 A JP H08115495A JP 24951694 A JP24951694 A JP 24951694A JP 24951694 A JP24951694 A JP 24951694A JP H08115495 A JPH08115495 A JP H08115495A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の届先の車両別のエリア範囲を各車両が
効率的に短時間で配送でき、かつ各車両が効率的に積載
できることにより、エリア全体での配送時間を短縮でき
ること。 【構成】 荷主からの配送依頼により各届先は割付け手
段9aにより複数の塊に割り付けられる。塊は、届先の
時間的重心に基づき車両数の数だけ設定される。割り付
けられた届先は、ルート作成手段9bにより配送順路を
示す配送ルートが複数回ショミレーションされる。限界
時間を越える演算時間が必要なシュミレーションは禁止
され短時間で多くの結果を得られ、配送ルートの選択肢
を増加できる。これにより、配車計画を短時間で正確に
作成でき、実際の配送業務も塊内を効率的に配送するこ
とができ、配送時間を短縮化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流センター等に設け
られ、荷主の荷物を所定の納品条件で届先に配送する
際、車両の運行ダイヤを自動編成して配送を効率化でき
る自動配車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】現在、物流拠点である物流センター(荷物
の集積保管箇所)では、複数の荷主からの配送要求を受
け、対応する荷物を倉庫からピックアップしている。そ
して、方面別の車輌に荷物を積載して配送するようにな
っており、配送計画は配車装置(コンピュータ)により
処理されている。
【0004】本出願人は、特願平5−134842号と
してダイナミック型自動配車装置を提案しており、この
装置によれば、荷物情報の変化や、道路状況等の変化に
逐次応答でき、ダイヤ編成をダイナミックに修正するこ
とができた。また、各車両のルートが道路状況に応じて
最短時間で自動作成されるため、勘に頼らず正確な運行
を行うことができるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動配車装置では、物流センターに対し、複数の方面に移
動する複数の車両が、予め所定のエリア別に分けられ、
このエリア内での上記車両のダイヤ編成および、自動ル
ート作成を行うものであった。
【0006】したがって、従来の自動配車装置では、全
体のエリアを一義的に人が割り振ってたため、各エリア
の車両が全て効率的な運行を行えるわけではなかった。
【0007】すなわち、各エリアが決められると、この
エリア内での届先数の変更があれば、これをこのエリア
内だけで処理しなければならない。また、届先が毎日変
化する場合には、エリア内での車両の積載量自体が変化
するため、効率的な配送を行えなくなる。
【0008】いずれにしても、全体のエリアを予め複数
エリアに分けて車両を割り付けると、複数の車両全体の
効率的な積載を行えないとともに、配送時間にもバラツ
キが生じる問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の届先の車両別のエリア範囲を各車両が
効率的に短時間で配送でき、かつ各車両が効率的に積載
できることにより、エリア全体で配送にかかる総時間を
短縮できる自動配車装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動配車装置は、荷主からの荷物の配送要
求を受け、当該荷物の届先に対し車両を配車する自動配
車装置において、請求項1では、荷主からの荷物情報を
受け、該当する複数の届先のX−Y座標を読み出し、該
当する複数の届先を配送車両数に対応した複数の塊を仮
想地図上で割り付ける割付け手段(9a)と、該割付け
手段で割り付けられた塊での配送ルートを作成するルー
ト作成手段(9b)と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2記載の如く、前記割付け手
段(9a)は、前記仮想地図上で各届先を前記車両数に
対応する数だけ時間的重心位置を複数設定し、かつ全て
の届先はいずれかの塊に属し、相互の塊が地図上で接し
て設定される構成とすることができる。
【0012】さらに、請求項3のように前記割付け手段
(9a)は、配送時間が指定された届先である旨の時間
指定条件の入力により、該時間指定条件を優先して割付
け処理する構成にもできる。
【0013】また、請求項4の如く、前記ルート作成手
段(9b)は、発生した複数の届先の塊内の交差点同士
間の各道路の距離が予め数値記憶されたものであり、該
複数の届先同士を直線的な等価ルートに変換した後、各
道路に関する移動平均時間の入力により各道路に費やさ
れる消費時間を得て、行う得るリンク同士間のつなぎ変
えを複数回シュミレーションし、かつ複数の届先に要す
る時間が最短なシュミレーション結果を配送ルート
(H)として出力する構成にできる。
【0014】そして、請求項5のように、前記割付け手
段(9a)は、前記ルート作成手段(9a)で作成され
た配送ルート(H)に基づき、配送時間短縮のために隣
接する塊相互間での届先の入替えが行え、これにより塊
の大きさが可変される構成としてもよい。
【0015】また、請求項6は、前記ルート作成手段
(9b)により繰り返される配送ルート(H)のシュミ
レーション時には、該シュミレーションの演算時間に費
やされる時間に対して予め限界時間が設定され、該限界
時間を越える演算のシュミレーションを中断させ、次の
シュミレーションに移行する構成である。
【0016】
【作用】荷主からの荷物情報が入力されると、この荷物
に対する届先は割付け手段9aにより配送する車両数に
対応する複数の塊として割り付けられる。この塊は、仮
想地図上での届先のX−Y座標を読み出して時間的重心
位置を求めることにより得られ、各届先は必ずいずれか
の塊に含まれる。また塊として割り付けられた後には、
ルート作成手段9bによりこの塊内での配送ルートHが
自動作成される。この際、道路状況に応じて最短時間で
配送できる配送ルートHが作成される。尚、配送ルート
Hは、複数回シミュレーションされるが、シミュレート
にかかる演算時間に対しては限界時間が設けられ、これ
を越えるシミュレーション演算を禁止してシミュレーシ
ョン回数を増加させている。そして、運転者は、この配
送ルートHに従って、荷物を配送するのみで各塊内での
短時間で効率的な配送業務を遂行できる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の自動配車装置の大略構成を
示すブロック図である。この自動配車装置は、前記物流
センターに設置されるものであり、各部を説明すると、
まず、自動配車装置の中央部を構成する配送計画作成手
段1は、CPU,メモリ等のマイクロコンピュータによ
り構成される。
【0018】複数箇所の各荷主からの配送依頼は、オン
ラインを介し所定のデータ形式で荷物情報入力手段10
に入力され、静的情報処理手段3に出力される。静的情
報入力手段3には、在庫管理装置20(特開平5−24
2123号公報)が接続され、在庫情報が得られる。
【0019】この静的情報処理手段3の出力は、配送計
画編集手段9に出力され、配送計画が編集される。ま
た、配送計画編集手段9には地図情報検索装置25(特
開平4−184474号公報に開示)が接続され、届先
の地図情報が得られる。配送計画編集手段9の出力は、
CRTあるいはプリンタ等の表示出力手段30に出力さ
れる。
【0020】また、変化情報入力手段12には、道路状
況、運行ダイヤ等の刻時変化する変化情報がオンライン
あるいは操作入力され、このデータが入力される都度、
動的情報処理手段5に出力される。動的情報処理手段5
は、この情報の種類および変化の度合いに従い、前記配
送計画編集手段9で編集された配送計画に対して変更要
求を出力する。
【0021】上記配送計画作成手段1で作成された配送
計画に従って配送業務が実際に運行されることになる
が、この運行状況は、車両に搭載された衛星通信装置に
より該車両の位置が常に運行情報として運行情報入力手
段14に入力されている。したがって、運行監視手段7
では、上記配送計画編集手段9で作成された配送計画に
対する実際の運行状況を監視し、前記表示出力手段30
に出力するようになっている。
【0022】次に、上記各構成部の詳細を説明する。荷
主からの配送依頼として荷物情報入力手段10に入力さ
れるデータは、荷主コード、荷物の品目コード、届先コ
ード等を有している。静的情報処理手段3は、図2に示
すように荷主、品目、届先の各マスターファイルを有し
ており、同図(a)の荷主コードにより荷主ファイルか
ら荷主名、電話番号、住所等を得ることができる。また
同図(b)の品目コードにより品目ファイルから品目名
称、体積、容量、単価、荷姿等の情報を得られる。同様
に、同図(c)の届先コードにより地区コード、届先
名、住所、指定時間、注意事項等の情報を得ることがで
きる。
【0023】同様のマスターファイルとしては、図示し
ないが、配送距離−運送料金のファイルや、運送会社、
車両、ドライバーに関するファイルがある。これら各情
報は、業務上の各要求がある(後述する在庫管理、運賃
計算、時間管理、配送順計算等)都度利用されるように
なっている。尚、これら各コードと各マスターファイル
は、新規の荷主、届先や品目に対して逐次更新される。
尚、図3に示す如く、紙等に予め記載されたバーコード
をハンディスキャナで読み取ることにより、前記各デー
タを入力するよう構成すれば、入力作業を効率化でき
る。
【0024】静的情報処理手段3では、品目コードに基
づき、前記在庫管理装置20に対し対応する品目の物品
をピックアップする旨の出荷指示を出力する。同時に、
在庫管理装置20では在庫情報の更新を行う。尚、ピッ
クアップされた物品は、配送計画編集手段9で作成され
た配送計画に基づき指定された車両に送られるようにな
っている。
【0025】静的情報処理手段3での前記出荷指示は、
図4に示す如く、更新可能なデータファイルとしての出
荷指示ファイル上に作成される。この出荷指示ファイル
は、同図(a)の親ファイルである届先データと同図
(b)の子ファイルとしての品目データで構成される。
届先データは、出荷日、荷主コード、届先コード、指定
時間、運送会社、注意事項等で構成される。品目データ
は、出荷日、荷主コード、届先コード、品目コード、荷
姿区分、数量等で構成されている。これら届先データ
と、品目データは、同図(c)に示す如く、対応する階
層構造とされており、必要とする項目内容の確認、照
合、読み出し等の各作業に対する利便性が得られてい
る。
【0026】次に、前記変化情報入力手段12には、図
5に示す以下の各変化情報が刻時入力される。定期便ト
ラック等の車両情報、および船、航空機の発車時刻等の
ダイヤの変更があった場合、この変更データはダイヤ情
報入力手段12aに入力される。また、都市内に於ける
道路交通の混雑度を示す信号機の情報、および警察で使
用される信号機切換タイミング(ビーコン)の情報は、
信号機情報入力手段12bに入力される。さらに、高速
道路で使用される建設省の道路情報は路車間情報入力手
段12cに入力される。これら各情報は、入力される度
に切換出力手段12dを介して前記動的情報処理手段5
に出力される。
【0027】前記動的情報処理手段5では、前記変化情
報入力手段12から刻時出力される変化情報を統合し、
各情報の変化の度合いに応じた優先順を付与して前記配
送計画編集手段に対し変更要求を出力する。
【0028】そして、前記静的情報処理手段3により各
荷主の品目を各届先に対してデータ処理された後、この
処理されたデータは配送計画編集手段9に出力される。
同様に前記動的情報処理手段5による変化情報もこの配
送計画編集手段9に出力される。
【0029】配送計画編集手段9は、各荷主の品目を各
届先に対し効率的に配車するための配送計画を作成す
る。このため、配送計画編集手段9には、全体の届先を
複数の地区別にエリアを割り付ける割付け手段9a、お
よびエリア内でのルートを作成するルート作成手段9b
を有する。
【0030】割付け手段9aは、全届先の地区座標X−
Yの入力により、所定のエリアを割付け、このエリアに
該当する図6に示す車両別の地区ファイル(地区コー
ド、地区名称、地区座標X−Y、地区迄移動標準時間
(物流センターから地区に入るまでの標準時間)、地区
内平均移動速度、地区基本運送料等)を作成する。ま
た、エリア内での複数の届先は、ルート作成手段9bに
より、地区内を計算範囲とする順路の計算処理がなされ
各々が1つの順路で結ばれる。順路作成は、数値演算プ
ロセッサを用いて一般計算とニューラル技術、モンテカ
ルロ法、ペナルティ法等によりシミュレートされる。
【0031】尚、この地区ファイルのうち届先を示す地
区座標X−Yの構成は、前述した地図情報検索装置25
の明細書中で説明されている如く、配送箇所を地図上で
のX−Y座標点とし、各地区別のの地図番号および地図
番号内のX−Y点で構成したものである。このため、地
図情報全てをマップ形式で記憶しておくものではなく、
X−Y点のデータで得るために計算処理に係る負担を軽
減でき、かつ演算を高速に行える。
【0032】次に配送計画編集手段9における配送計画
の具体的手法を説明する。割付け手段9aは、全届先の
地区座標X−Yの入力により、これを複数の地区に割り
付ける。尚、以下の説明では、予め1か所の物流センタ
ーを基点とする所定範囲にある届先を複数の地区に割り
付けるものとして説明する。
【0033】図7は、ある物流センターを基点とする所
定範囲を示す図であり、この所定範囲内には、道路Rお
よび複数の届先が点在している。割付け手段9aは、こ
の所定範囲内で、複数の地区を互いに重ならない塊(ブ
ロック)として分ける。この地区のブロックは、それぞ
れ配送する車両にかかる配送時間、および積載量に基づ
くクラスター法にによるシミュレート結果である。
【0034】次に、この所定範囲内を5台の車両で定期
配送する例の場合を説明する。この所定範囲内は、定期
配送により習熟した配送地区である。したがって、全て
の届先を車両台数に対応する5つのブロックA〜Eに分
ける。このときには、各届先の地区座標X−Yの入力に
より、クラスター法を用い5つのブロックの重心位置a
〜eを求める。各ブロック各々の重心位置a〜eは、図
7に示す状態では、届先の数を略均等に配分することに
より仮設定し、かつ、各ブロックの境界線同士は相互に
接しており、ブロック間に隙間が生じない状態とされて
いる。
【0035】次に、仮設定された重心位置に基づき、各
ブロックA〜Eのブロック分けを行う。ブロック分け時
には、対応する届先の時間指定、積載量、庭先条件、道
路条件を参照する。時間指定は、図2(c)に示す届先
データを参照し、指定時間の設定があれば、この届先の
配送時間を優先して設定する。積載量は、図2(b)に
示す品目データを参照し、ブロック内の全荷物の容量合
計を計算し、車両に積載できるか否かを判断する。
【0036】道路条件は、後述するが、車両が道路Rを
移動するときのブロック内の移動時間およびブロックか
ら物流センターまでの所要時間をつないだときの所要時
間の合計であり、所定の時間内で配送できるか否かを判
断するのに用いる。この所要時間の算出時には庭先時間
を加えている。庭先時間は、各届先に到着した後から再
び出発するまでの停車している時間である。
【0037】この結果、図8に示すよう、車両台数に対
応したブロックA〜Eが割付けられる。この図では、重
心位置がブロック内の移動時間にかかる時間的重心に変
えられる。この時間的重心は、後述するが、道路Rの距
離および速度から得られる時間から得られる。尚、ブロ
ックD,Eは、届先数が多くブロック範囲がやや大き
い。これは、物流センターに近くブロックまでの移動時
間が短いこと、あるいは、道路条件が良い等による。ま
た、ブロックA,Cは届先数が少ないが、これは、物品
重量が多い、道路条件が悪い等による。ブロックBは道
路条件が良い等による。
【0038】この結果、ブロックA〜Eの割付け後にお
いてもあるブロックの車両の配送時間および積載量が極
端に少ない場合、このブロック自体を抹消し、4つのブ
ロックで4台の車両に再編成する等、シミュレートを繰
り返すようになっている。これと逆に5つのブロックで
配送することができない場合には、車両の追加およびブ
ロック数の増大をシミュレートする。このブロックの再
編成時には、以前のブロックを拡張、縮小していく方法
が取られ、かつ、いずれの場合においてもブロック同士
に隙間がなく、ブロック同士が接するようシミュレート
する。
【0039】また、後述するルート作成後において、一
旦定められたブロック同士が接する境界線付近の届先同
士をブロックを越えて入れ替えた方が良い場合には、こ
れを行いブロック割りの変更を行う。この時の要因とし
ては、道路条件により入れ替えたほうがいずれのブロッ
クの配送時間も短縮できる場合、あるいは、一方の車両
の積載量に超過が生じ入れ替えた方がいずれのブロック
に割り当てられた車両の積載状態も効率化できる場合で
ある。
【0040】上記5台の車両で定期配送する例によれ
ば、固定した届先に対する車両のブロック割りを自動的
に行え、届先が新規あるいは削除する場合においてもブ
ロック割りを容易に変更できる。
【0041】次に、所定範囲内の届先が常に変動し、こ
れを多数(例えば50台)の車両で配送する場合があ
る。この場合にも割付け手段9aは、前述同様、複数の
届先同士のブロックを時間的重心により求めてブロック
割りを行う。また、図9に示すように、遠方の配送先に
対しては積載量が大きい大型車を比較的少数台で割付
け、近郊は小型車を多数台割り付けるようにする。
【0042】このように、不定な届先に対する配送業務
は、現在、複数の配送業者が共同配送する形態が取られ
ているが、この共同配送に対する自動配車の効率化を達
成できる。
【0043】そして、上述した如く、割付け手段9aに
てブロック割付けが行われると、ルート作成手段9bに
より、ブロック内を計算範囲とする順路の計算処理がな
されブロック内の複数の届先が1つの順路で結ばれる。
【0044】具体的には、図10に示す地図上のあるブ
ロックの各届先について、図11に如く、各届先と道路
のみをイメージに変換する。このイメージ化された情報
は、地図情報検索装置25により得られ、図11に記載
された地図情報(例えば番地情報、各種記号、建物外
形、道路等)全てをイメージ化するものではない。即
ち、各届先(例えば届先が図11に示すA〜Eまでの5
件であり、図10の各建物に一致している)と道路のみ
が抽出してイメージ化されるため、不要な情報が削除さ
れ、地図処理にCPUの負担がかからない。
【0045】次に、このイメージ化された届先と道路は
配送計画編集手段9により図12に示す等価ルートに置
き換えられる。この等価ルートは、各届先の位置情報を
地図情報検索装置25からX−Y座標軸で得た後、各届
先A〜Eをつなぐ道路の交差点をノードとしてノードと
ノード間を直線的に接続(リンク)して得る。例えば図
11中太線(図10の地図上でも同様な太線部分)で示
す道路がこれに該当し、この道路について等価ルートが
図12に示すように作成される。この等価ルートにより
各届先の道路が数値化され、後述の演算を容易化でき
る。
【0046】ところで、この等価ルートの各リンク(ノ
ードとノード間)の距離情報は、予め図10に示す地図
上をデジタイザ等を用いて計測し、地図情報検索装置2
5に記憶されている(参考までに図12に示す各リンク
部分に各々Km単位の距離情報を図示してある)。同時
に各リンクの平均速度(道路交通の速度情報として公
知;単位Km/h)は、刻時変化情報として変化情報入
力手段12に入力されている。この平均速度は、前述し
た信号機情報および路車間情報である。
【0047】したがって、配送計画編集手段9では、入
力される各リンク部分の距離情報(Km)と平均速度
(Km/h)に基づき、この各リンク部分に費やされる
消費時間(Min)を演算する。この後、配送計画編集
手段9では、各ノードとノード間を結合して、このブロ
ック内の配送にかかる全体の所要時間を得る。このとき
の条件としては複数の届先を1つのルートで全てつな
ぐ条件と、配送にかかる全体の消費時間)を最短にす
る条件があり、これの演算をモンテカルロ法を用いて行
う。
【0048】モンテカルロ法では、前記条件,に必
要な情報(図11に示すイメージ化された情報)を地図
情報検索装置25から得て乱数を発生させることによ
り、任意のノードとノードとを結んでまず仮のルートを
シミュレートする。この後、次第にリンクの時間が短い
所を結び、また全体の所要時間が長ければ別のノード同
士の結びかえを繰り返してシミュレートする。(図13
には各リンク部分にこのリンクでの消費時間Minを図
示した。)
【0049】例えば図14に示すように配送の全ての届
先が配送ルートHとして順次シミュレートされる。この
シミュレート時ノード間のつなぎ変えにより例えば一部
が点線の如くつなぎ替えされる。最終的には、最短時間
で結ばれた配送ルートHが得られる。このときの配送ル
ートHは、等価ルートによる数値演算であるため、配送
計画編集手段9での演算負担が少ないとともに、演算自
体も短時間で行うことができる。
【0050】そして、この等価ルートによる配送経路作
成時には、図15に示すように、通過しようとするルー
ト上の道路条件が各々参照される。この道路条件は、予
め静的情報処理手段3に入力される固定されたものであ
り、一方通行情報及び、交差点情報、及び通過制限情報
がそれぞれ識別子(具体的にはビット情報)形式で記憶
されたものである。
【0051】詳細を具体的に説明すると、図15(a)
に示す一方通行のリンク部分では前記シミュレート時に
通過できる方向であるか否かが参照される。例えば通行
可はビット1,通行不可はビット0とされ、前記配送ル
ートH作成の過程で、通過したい方向が侵入禁止であれ
ばビット0の参照でこのリンク部分が等価ルート上から
削除され、通行可であるビット1の場合のみこの部分の
リンクが設けられ、配送ルートHに使用できるか否かが
定められる。例えば、図14においてノードPが配送ル
ートHの通過方向に対して一方通行不可である場合、こ
のノードPが削除され、よって配送ルートHは他の短時
間部分にノード(図14中点線部分)を通過して届先C
に到達する。
【0052】同様に、図15(b)に示す通過制限情報
としては、通過しようとするリンクが工事中であり、通
行可であるか否かの状態がある他、図15(c)に示す
車種による通過制限がある。例えば、あるノードにおけ
る通過可能な車輌が2t車迄である場合、使用する車輌
が4tの場合この通過を不可としている。これらの通過
制限情報も前記同様ビット情報として配送ルートHの作
成過程で参照される。
【0053】また、図15(d)に示す交差点情報は各
ノード部分の図式化であるが、図15(e)に示す如く
この各ノードは、行列式の形式でビット記憶されてい
る。図15(d)はノード(交差点)が3差路である場
合を示しているが、図15(e)に示すように各方向か
ら進入した場合、進行できる方向が行列形式でビット記
憶されていて、この図ではビット0に相当する方向K1
から方向K3への右折のみ禁止されていることを示して
いる。この交差点情報も前記配送ルートH作成過程で通
過する各ノード部分でビット参照されるようになってお
り、配送ルートHの進行方向上から進入禁止方向のリン
クが削除され、他の配送ルートHが使用されるようにな
る。
【0054】以上説明したように、各ブロック毎の配送
ルートHを作成するにあたり、通過しようとする道路条
件がビットの参照のみの簡単な方法により使用可、不可
として処理されるので、配送ルートHの作成をCPU負
担が少なく短時間で行え、また極めて実際の配送業務に
即して作成できることになる。
【0055】そして、上記配送ルートHは、シミュレー
トの繰り返しにより、最短時間のものが得られるもので
あるが、シミュレートを繰り返す際には、ペナルティ法
(焼なまし法)を用いる。図16は、このシミュレート
にかかる時間のグラフを示すものである。前記モンテカ
ルロ法による最短時間の計算では、配送ルートHの探索
を乱数の基づいて行うもので、可能な組み合わせを全て
調べる方法とは異なっている。また、ある配送ルートH
のシミュレートから他の配送ルートHの探索に移る確率
は、ボルツマン分布に従うものとしている。
【0056】したがって、配送ルートHの探索は、ペナ
ルティ法によりあるパラメータを下げながら行っていく
が、これは鉄の焼なまし(温度を下げながら行う)と同
じ原理で行われる。例えば、図16中、配送ルートHの
シミュレートにかかる演算時間に対し、ある限界時間を
設定しておき、シミュレートの演算時間がこの限界時間
を越える場合(図中斜線部分)には、このシミュレート
自体を中止し、次のシミュレートに移行するようになっ
ている。
【0057】このペナルティ法により、単位時間当たり
のシミュレート回数を増加でき、配送ルートHの最短時
間を短時間で導出することができるものである。尚、限
界時間は、厳密性と装置の演算速度のいずれかに対応し
て任意に変更できるようになっている。また、限界時間
の設定は、シミュレートの演算時間に対して設定するも
のの他に、配送ルートHで得られた実際の配送時間に対
する限界値を設定することもできる。
【0058】シミュレートされたルートは、図11に示
すような道路と各届先のみの簡略化された地図上に再び
展開される。例えば図17に示す如く、各届先A〜Eを
連結する最短経路の配送順路がシミュレートされる。ま
た、図17に示す地図は、表示出力手段30としてのC
RT上に画面表示される。また、この地図は、前記地図
情報検索装置25の如く地図と、各届先の順番が印字さ
れたフィルムを重ね合わせて得る構成でもよい。尚、表
示に際して地図上の道路に対しルートを別色、あるいは
線の太さを変える等で視認の容易化が図られている。
【0059】以上のように、ブロック割付け、およびル
ート作成が行われると、図18(a)〜(c)に示す出
荷指示仕分けファイルが作成される。出荷指示仕分けフ
ァイルは、図18(a)の親ファイルとしてのコースデ
ータと、同図(b)の届先データ、同図(c)の品目デ
ータの階層構造である。
【0060】コースデータは、各ブロック別のコース番
号、このコース番号のルート順と立ち寄り届先数と推定
総距離、このコースの出発時刻と終着時刻、総重量、積
載率、金額、車両番号、車両所属コード、ドライバーコ
ード等で構成されている。届先データは、出荷日、荷主
コード、コース番号、各届先別のコース内順と地区とコ
ース内地区順と地区内順、届先コード、届先別の合計運
送量と合計重量、予定到着時刻、指定時間、運送会社指
定、ドライバー指定、庭先時間等で構成される。品目デ
ータは、各品目別のコース番号、荷主コード、届先コー
ド、品目コード、品目名称、荷姿区分、荷姿、数量、重
量、体積重量等で構成される。
【0061】この出荷仕分けファイルの作成にあたり、
各コース番号は、前記割付け手段9aで作成された地区
別に割当てられる。そして、コースデータ作成には、各
コース番号でこの地区に該当する複数の届先を静的情報
処理手段3から集めた後、配送するための車両に積載可
能な数量の物品が選択されて届先データ、品目データが
作成される。
【0062】前記、届先データ、品目データが作成され
ると、図19に示す如く各ファイルは互いに階層構造が
形成される。
【0063】このコースデータがシミュレートされる
と、CRT上には、この出荷仕分けファイル内容である
図20〜図22に示す配車状況表が表示される。図20
に示す配車状況表は、各コース別の配車状況を示す一覧
表(トップ画面)であり、図示の如くコース番号101
〜109までの各コース別に車両番号、各々車両のトン
数、届先数、積載率が枠表示されている。また、図2
1,図22は前記図8の下位画面であり、図21の画面
では、各コース別の詳細内容(配達先、予定着時間等)
が表示され、図22では、届先別の配送内容が表示され
る。
【0064】尚、図20の各コース枠内をマウス等で指
定すると、図21,図22の各画面に切換自在であると
ともに、画面右側に設けられる常設のファンクションエ
リアをマウスで指定することによりこの自動配車装置自
体の各機能の表示切換や各情報の入出力等操作が行え
る。
【0065】上述したように、この自動配車装置により
荷主からの荷物について届先に所定の順路でシミュレー
トされるが、この処理は、荷主からの荷物情報に基づき
判断処理され、各コース別の車両に自動的に配車され、
シミュレートされた配車状況は表示出力手段30として
のCRTで即座に変更自在である一方、各コースを担当
するドライバーに対しては、図21に示す配車状況表が
プリンタで印字出力されたものを手渡すことにより配送
作業を遂行することができる。また、図23に示すよう
に、各配送ルートHで配送する各車両別の運転日報を表
示あるいは印字出力することもできる。この運転日報で
は、各車両の1日の状況を知ることができ、各項目につ
いて横軸を時間としてバーグラフ表示されるようになっ
ている。
【0066】そして、上述した自動配車の動作は、静的
情報に基づいて処理されたが、以下には、動的情報の変
化があった際の動作を説明する。変化情報入力手段14
に動的情報の変化が入力されると、動的情報処理手段5
は、前記シミュレートされた配送計画に対する変更要求
を出力する。具体的には、前記各種ダイヤの変更があっ
た場合には、使用する予定であった船、飛行機の遅延、
欠航があるため、代替えの輸送手段が検索される。ま
た、信号機情報、および路車間情報の変化に基づき道路
の混雑状況を判断すしている。
【0067】これに伴い図18の出荷指示仕分けファイ
ルの各内容が変更される。例えば、同図(a)のコース
データ中、ルート順、出発時刻、終着時刻の変更や、同
図(b)の届先データ中、コース内順、地区順、地区内
順が変更される。具体的には、図17に示す届先順が当
初、A,B,Cとされていたが、AからBに移動する途
中の道が混んでいる情報(信号機情報)があると、この
混んでいる道路を避けるか、あるいは、配送順を変更
(例えばA,C,B)とする処理がなされる。同様に、
通過する高速道路が混雑していると、この混雑区間を避
ける等、ルート変更を行う。但し、この変更時、届先の
要求である配送の指定時間が設定されている場合には、
この項目が優先処理されるようになっている。
【0068】この変更により、配送にかかる全体時間が
変化するため、前記配車状況表どおりに配送できないた
め、この変化の重要度に基づいて配送計画編集手段9
は、新たな配送計画をシミュレートし配車状況表を更新
するか否かを決定する。また、変更する際、新たな問題
点が発生する場合には、図20の画面下部の問題点表示
エリア31に該発生した問題点を表示するようになって
いる。
【0069】以上説明した自動配車装置は、配送中の車
両の配送状態を監視している。すなわち、配送中の各車
両は、衛星通信により現在位置が確認できるものであ
り、当該位置が運行情報入力手段14を介して、運行監
視装置7に入力されると、この運行監視装置7は、前記
作成された配車状況表と実際の配送の進捗具合を照合す
ることができる。このため、各種動的情報の変化で配車
状況表が更新された後であっても、この動的情報に含む
ことができない不測の要因は実際の運行状況に現れるこ
とになる。したがって、更新された配車状況表通りに配
送できない場合においても、この実際の運行に際して生
じた問題点の抽出を容易に行えることになる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、荷主の荷物を届先に届
ける際に、複数の届先が割付け手段の所定の条件により
車両数に対応して所定のエリアの塊が複数割付けられる
ため、車両別の配送領域を仮想地図上で正確に区切るこ
とができる。また、ルート作成手段により、塊内での最
短時間の配送ルートが作成されるので、荷物の配送を効
率的に行え、このための配車計画の立案を容易化でき
る。また、各届先に対する具体的な配送ルートが作成さ
れるので、実際の配送業務において配送効率を向上でき
る。上記割付け手段およびルート作成手段における配車
計画の作成時においては、各届先の位置が仮想地図上で
X−Y座標形式の数値演算により行われるものであるた
め、この演算自体の高速化および高精度化を図ることが
できる。さらに、配送ルートは、複数回のシミュレート
を繰り返して配送時間の最短時間を求めつつ、このシミ
ュレートの演算時間に限界時間が定められていることに
より、この限界時間内で複数のシミュレート結果が得ら
れ、配送ルートの選定範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動配車装置の大略構成を示すブロッ
ク図。
【図2】(a),(b),(c)は、それぞれ荷物の荷
主、品目、届先について予め記憶されている各項目の各
マスターファイルを示す図。
【図3】データの入力手段としてバーコードを用いる場
合を示す図。
【図4】各々配送処理上作成されるデータファイルとし
ての出荷指示ファイルを示し、(a)は荷物の届先デー
タ、(b)は品目データである。同図(c)は同図
(a),(b)同士の親子ファイル構造を示す図。
【図5】変化情報入力手段の構成を示すブロック図。
【図6】荷物が配送されるブロック(塊)の地区ファイ
ルを示す図。
【図7】ブロックの作成の過程を示すもので各届先の仮
想地図および重心位置を示す図。
【図8】各ブロックが作成された状態を示す図。
【図9】他の条件によるブロックの作成状態を示す図。
【図10】実際の地図上での複数の届先を示す図。
【図11】図9をイメージ化した図。
【図12】図10のイメージから複数の届先を直線でつ
ないだ等価ルートを示す図。
【図13】図11に示す等価ルートについて各リンク部
分の消費時間を算出した図。
【図14】図12に示す等価ルートから各届先を最短時
間で結んだ図。
【図15】各々道路条件に関する識別子情報を示す図で
あり、(a)は一方通行、(b)は工事中、(c)は車
種制限であり、また、(d)は交差点のイメージ、
(e)は同交差点に関する識別子情報である。
【図16】配送ルートのシミュレーションの繰り返し状
態を示す図。
【図17】配送計画として作成された届先、およびルー
ト順を示す図。
【図18】荷物をコース別に配送処理上作成されるデー
タファイルとしての出荷指示仕分けファイルを示し、
(a)はコースデータ、(b)は届先データ、(c)は
品目データである。
【図19】前記出荷指示仕分けファイル同士の構造を示
す図。
【図20】配車状況一覧表を示す図。
【図21】各コース別の配車状況表の詳細を示す図。
【図22】各届先の配送内容の詳細を示す図。
【図23】各車両の運転日報の出力を示す図。
【符号の説明】
1…配送計画作成手段、3…静的情報処理手段、5…動
的情報処理手段、7…運行監視手段、9…配送計画編集
手段、9a…割付け手段、9b…ルート作成手段、10
…荷物情報入力手段、12…変化情報入力手段、14…
運行情報入力手段、20…在庫管理装置、25…地図情
報検索装置、30…表示出力手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷主からの荷物の配送要求を受け、当該
    荷物の届先に対し車両を配車する自動配車装置におい
    て、 荷主からの荷物情報を受け、該当する複数の届先のX−
    Y座標を読み出し、配送車両数に対応した複数の所定エ
    リアの塊を仮想地図上で割り付ける割付け手段(9a)
    と、 該割付け手段で割り付けられた塊内での各届け先同士を
    結ぶ配送ルートを作成するルート作成手段(9b)と、
    を具備したことを特徴とする自動配車装置。
  2. 【請求項2】 前記割付け手段(9a)は、前記仮想地
    図上で各届先を前記車両数に対応する数だけ時間的重心
    位置を複数設定し、かつ全ての届先はいずれかの塊に属
    して時間的重心位置を中心に位置し、また、相互の塊の
    境界線同士が地図上で接して設定される請求項1記載の
    自動配車装置。
  3. 【請求項3】 前記割付け手段(9a)は、配送時間が
    指定された届先である旨の時間指定条件が入力されるこ
    とにより、該時間指定条件を優先して割付け処理する請
    求項1記載の自動配車装置。
  4. 【請求項4】前記ルート作成手段(9b)は、発生した
    複数の届先の塊内の交差点同士間の各道路の距離が予め
    数値記憶されたものであり、該複数の届先同士を直線的
    な等価ルートに変換した後、各道路に関する移動平均時
    間の入力により各道路に費やされる消費時間を得て、行
    う得るリンク同士間のつなぎ変えを複数回シュミレーシ
    ョンし、かつ複数の届先に要する時間が最短なシュミレ
    ーション結果を配送ルート(H)として出力する請求項
    1記載の自動配車装置。
  5. 【請求項5】 前記割付け手段(9a)は、前記ルート
    作成手段(9a)で作成された配送ルート(H)に基づ
    き、配送時間短縮のために隣接する塊の境界線に隣接す
    る届先同士が入替えされ、これにより塊の大きさが可変
    される請求項2及び請求項4記載の自動配車装置。
  6. 【請求項6】 前記ルート作成手段(9b)により繰り
    返される配送ルート(H)のシュミレーション時には、
    該シュミレーションの演算時間に費やされる時間に対し
    て予め限界時間が設定され、該限界時間を越える演算の
    シュミレーションを中断させ、次のシュミレーションに
    移行する請求項4記載の自動配車装置。
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