JPH08114975A - 画像形成装置のトナー供給装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー供給装置

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JPH08114975A
JPH08114975A JP6249416A JP24941694A JPH08114975A JP H08114975 A JPH08114975 A JP H08114975A JP 6249416 A JP6249416 A JP 6249416A JP 24941694 A JP24941694 A JP 24941694A JP H08114975 A JPH08114975 A JP H08114975A
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JP
Japan
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toner
amount
toner supply
supply device
failure
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JP6249416A
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English (en)
Inventor
Tomio Onuki
富夫 大貫
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー消費量に影響されずに、しかも検知部
材自体の故障も判断することができるトナー供給装置の
異常検知手段を提供することにある。 【構成】 本発明は、トナーセンサ3が設けられた予備
トナー容器4を介して、トナーカートリッジ6から現像
器2にトナーを供給するトナー供給装置において、予備
トナー容器4内のトナー量が上記トナーセンサ3により
判断される第一基準量よりも多いか否かを判断し、多い
と判断した場合には、上記第一基準量よりも少ない状態
を示す第二基準量よりも少ないか否かを予備トナー供給
手段5の積算駆動時間に基づいて判断し、更に、上記第
二基準量よりも少ないと判断した場合にはトナー供給装
置に故障があると判断するトナー供給装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用す
る複写機、プリンター等の画像形成装置において現像器
にトナーを供給するトナー供給装置に係り、詳しくは、
現像器とトナーカートリッジとの間に配設され、トナー
カートリッジから供給されるトナーを一時的に蓄える予
備トナー容器を有するトナー供給装置の故障診断に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の予備トナー容器を有する
トナー供給装置としては、図8に示すように、容器内の
トナー量を検出するトナーセンサ21が設けられた予備
トナー容器20と、潜像担持体22上の潜像を現像して
トナー像を形成する現像器23に対し、上記予備トナー
容器20内のトナーを供給する予備トナー供給手段24
と、上記予備トナー容器20に対して着脱可能に配設さ
れたトナーカートリッジ25と、上記トナーカートリッ
ジ25内のトナーを上記予備トナー容器20に供給する
カートリッジトナー供給手段26と、上記現像器23内
のトナー量が所定量になるように上記予備トナー供給手
段24の駆動を制御し、また、上記トナーセンサ21の
検出信号Sが入力され、該検出信号Sがトナー無しであ
る場合に上記カートリッジトナー供給手段26を駆動す
る制御手段27とから構成されたものが知られている。
このような構成によれば、トナーカートリッジ25内の
トナーは、予備トナー容器20内に一旦蓄えられた後、
上記現像に応じて現像器23に供給されるので、トナー
カートリッジ25内のトナーが無くなっても、予備トナ
ー容器20にトナーが残っている間にトナーカートリッ
ジ25を交換すれば、画像形成装置の動作を停止する必
要がないといった利点を備えている。
【0003】ところで、このような予備トナー容器を有
するトナー供給装置において、トナーセンサーの故障、
トナー詰まり、トナー供給手段(モーター、オーガー
等)の故障、制御手段の故障(断線等)が発生した場
合、現像器に対して適当な量のトナー供給ができなくな
るため、画像濃度の低下や画像上のカブリが発生した
り、トナーこぼれ等により画像形成装置の他の部分が故
障したりしてしまう。
【0004】一方、予備トナー容器を有さない、つまり
現像器にトナーカートリッジ等が直接接続されたトナー
供給装置においては、トナー供給装置の故障診断を行う
技術が、特開昭61−84668号公報、特開昭63−
262669号公報又は特開平3−119377号公報
に開示されている。
【0005】前者二つの公報には、現像器内にトナーセ
ンサを設け、このトナーセンサの検出信号がトナー無し
を検出していることを確認する度に補給ローラを一定時
間回転させて、ホッパー内のトナーを現像器に供給する
トナー供給装置において、上記補給ローラが連続して規
定回数以上のトナー供給を行ったとき、トナー供給装置
に故障が有ると判断する異常検知手段(特開昭61−8
4668号)や上記補給ローラが連続して規定回数以上
のトナー供給を行ったとき、トナー供給装置に故障が有
ると判断する異常検知手段(特開昭63−262669
号)が開示されている。また、最後の特開平3−119
377号公報には、感光体上に形成した基準像の濃度を
検出する濃度センサを設け、該濃度センサの結果に応じ
てトナーカートリッジ内のトナーを現像器に供給するト
ナー供給装置において、今回濃度センサにより検出され
た基準像の濃度と前回の基準像の濃度との間の濃度差
が、前回の濃度差に応じて行ったトナー補給によって予
測される変化方向と相反し、且つ、それらの濃度差の変
化量が所定値以上であるとき、トナー供給装置に故障が
有ると判断する異常検知手段が開示されている。
【0006】つまり、これらの異常検知手段は、いずれ
もトナーセンサあるいは濃度センサの前回の検出結果に
基づき、現像器に対してトナーを供給したりあるいはト
ナーの供給を停止して、それによる改善が今回の検出結
果に見られなければトナー供給装置に故障が有ると判断
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像と
して地図や写真等を形成する場合、画像の印字率は0〜
100%と広範囲に渡る。従って、上記前者2つの公報
記載の異常検知手段では、画像形成により現像器内のト
ナーが大量に消費された場合、規定回数のトナー補給が
なされてもトナーセンサの検出信号がトナー有りに変化
しない時があり、そういった時にこれらの異常検知手段
は誤ってトナー供給装置に故障が有ると判断してしま
う。また、最後の公報記載の異常検知手段では、前回の
基準像の濃度検出によりトナーを供給しても、その前回
と今回の基準像の濃度検出との間に行われた画像形成に
より現像器内のトナーが大量に消費されれば、現像器内
のトナー量は急激に減少することがあり、そういった時
にこの異常検知手段は誤ってトナー供給装置に故障が有
ると判断してしまう。また、これらの異常検知手段は、
最終的に異常の判断を行うための情報を検出するトナー
センサあるいは濃度センサといった検知部材自体には故
障がないと仮定した上で成り立つものであり、これらト
ナーセンサあるいは濃度センサが故障している場合には
誤った判断をする可能性がある。更に、カラー画像形成
装置の場合には、各色のトナーが充填された複数個のト
ナー供給装置を有しており、それらの内いずれか1つが
誤って異常があると判断すれば画像形成装置の動作が禁
止されるので、誤った故障診断によって画像形成装置の
動作が禁止される確率が格段に高くなる。
【0008】従って、本発明の目的は、トナー消費量に
拘わらずトナー供給装置の故障を的確に判断することが
できると共に、検知部材自体に故障が生じた場合にも正
確に故障を判断することができ、予備トナー容器を有す
るカラー画像形成装置に好適なトナー供給装置の異常検
知手段を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、容
器内のトナー量が第一基準量よりも多いか否か検出する
トナーセンサが設けられた予備トナー容器と、潜像担持
体上の潜像を現像してトナー像を形成する現像器に対
し、上記予備トナー容器内のトナーを供給する予備トナ
ー供給手段と、上記予備トナー容器に対して着脱可能に
配設されたトナーカートリッジと、上記トナーカートリ
ッジ内のトナーを上記予備トナー容器に供給するカート
リッジトナー供給手段と、上記現像器内のトナー量が所
定量になるように上記予備トナー供給手段の駆動を制御
し、また、上記トナーセンサの検出信号が入力され、ト
ナー量が第一基準量よりも少ない場合には上記カートリ
ッジトナー供給手段を駆動する制御手段とからなる画像
形成装置のトナー供給装置において、上記制御手段は、
予備トナー容器内のトナー量が上記第一基準量よりも多
いか否かを判断し、多いと判断した場合には、上記第一
基準量よりも少ない状態を示す第二基準量よりも少ない
か否かを予備トナー供給手段の積算駆動時間に基づいて
判断し、更に、上記第二基準量よりも少ないと判断した
場合にはトナー供給装置に故障があると判断するトナー
供給装置である。
【0010】本発明において、上記潜像担持体として
は、感光体であっても、誘電体であってもよい。
【0011】また、上記制御手段において、予備トナー
供給手段の駆動制御は、画像形成毎に一定量のトナーを
供給するようにしてもよいが、デジタル方式の画像形成
装置では形成する画像の画素数をカウントし、それに応
じた量のトナーを供給するようにしたほうが現像器内の
トナー量をより一定に保つことができる。
【0012】本発明において、予備トナー供給手段の積
算駆動時間に基づいて予備トナー容器内のトナー量が上
記第二基準量よりも少ないか否かを判断できるのは、予
備トナー容器内に所定量のトナーが収容されている状態
から予備トナー供給手段の駆動を開始すると、予備トナ
ー容器内のトナー量は予備トナー供給手段の駆動時間に
応じて減少してゆくことから、予備トナー供給手段の積
算駆動時間と予備トナー容器内のトナー残量との間には
一定の関係が成り立つからである。
【0013】
【作用】本発明においては、予備トナー容器内のトナー
量を判断する基準として、第一基準量と、該第一基準量
よりも少ない状態を示す第二基準量とを設ける。そし
て、制御手段は、トナーセンサの検出信号に基づいて予
備トナー容器内のトナー量が上記第一基準量よりも多い
か否かを判断し、多いと判断した場合には、トナー供給
手段の積算駆動時間に基づいて上記第二基準量よりも少
ないか否かを予備判断し、更に、上記第二基準量よりも
少ないと判断した場合にはトナー供給装置に故障がある
と判断する。つまり、ある時におけるトナーセンサの検
出結果と予備トナー供給手段の積算駆動時間とを基にし
て、それぞれによる判断結果が異なっていたらトナー供
給装置に故障があると判断しているので、トナー供給装
置の故障判断に現像器でのトナー消費量は影響しない。
【0014】また、本発明においては、トナーセンサが
故障してトナー有りを出力している場合には、予備トナ
ー容器にトナーは供給されないので、予備トナー供給手
段が駆動されると予備トナー容器内のトナー量は上記第
一基準量以下に減少してゆく。従って、制御手段が、ト
ナーセンサの検出結果を基にトナー有りと判断したら、
更に、予備トナー供給手段の積算駆動時間を基にして予
備トナー容器内のトナー量が上記第二基準量よりも少な
いか否かを判断することで、該トナーセンサの故障をト
ナー供給装置の故障として判断することができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0016】実施例1 本発明のトナー供給装置を有するカラー画像形成装置を
図1に示す。このカラー画像形成装置は、それぞれイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが収容され
る4個の現像器2a,2b,2c,2dを有し、感光体
ドラム(潜像担持体)1に対抗する位置にいずれかの現
像器2が位置するように回転駆動される現像ユニット
と、各現像器に対して各色トナーを供給する4個のトナ
ー供給装置A,B,C,Dとを有し、上記感光体ドラム
(潜像担持体)1に対抗する位置にセットされた現像器
2aで静電潜像を現像する。
【0017】上記トナー供給装置は、それぞれ対応する
現像器にトナーを供給するものであり(Aが2aに、B
が2bに、Cが2cに、Dが2dに)、着脱可能なトナ
ーカートリッジ6と、このトナーカートリッジ6と現像
器との間に配設され、トナーセンサ3が設けられた予備
トナー容器4と、上記トナーカートリッジ6から上記予
備トナー容器4へトナーを供給するカートリッジトナー
供給手段7と、上記予備トナー容器4から現像器2へト
ナーを供給する予備トナー供給手段5と、これらのトナ
ー供給を制御すると共にトナー供給装置の故障を診断す
る制御手段8とからなる。
【0018】そして、上記予備トナー供給手段5は、予
備トナー容器4と現像器2とを連結する予備トナー供給
路12と、制御手段8により駆動される予備トナー供給
モータ10と、該予備トナー供給モータ10により回転
され、予備トナー容器4からトナーを排出するアジテー
タ11と、予備トナー供給路12内に配設されたトナー
搬送オーガ13とからなる。
【0019】また、上記カートリッジトナー供給手段7
は、制御手段8により駆動されるカートリッジトナー供
給モータ14と、該カートリッジトナー供給モータ14
により回転され、トナーカートリッジ6からトナーを排
出する攪拌部材15とからなる。このカートリッジトナ
ー供給手段7による単位時間当たりのトナー供給能力
は、上記予備トナー供給手段5のそれよりも高く設定さ
れている。
【0020】更に、上記制御手段8によるトナー供給制
御は、図示外の画像形成装置のCPUからのRQSUPPLY
信号及びトナーセンサ3の検出信号Sに基づいて行わ
れ、予備トナー容器4内のトナー量及び現像器2内のト
ナー濃度が一定量になるように制御している。具体的に
は、上記CPUが画像形成によって消費されるトナー量
を画像情報から求め、現像器2へのトナー供給量を指示
するRQSUPPLY信号を出力する。そして、そのRQ
SUPPLY信号が入力されたら、上記制御手段8は予備トナ
ー供給手段5を上記トナー供給量に応じた時間駆動し
て、現像器2内のトナー濃度を一定量に制御している。
また、本実施例においては、現像器2に供給されるトナ
ー量(予備トナー容器4内のトナーの減少量)と予備ト
ナー供給手段5の駆動時間との間には比例関係が成立し
ている(図2を参照)。また、トナーセンサ3の検出信
号Sがトナー無しになったら、上記制御手段8は該検出
信号Sがトナー有りになるまでカートリッジトナー供給
手段7を駆動して、予備トナー容器4内のトナー量を一
定量に制御する。それにより、予備トナー容器4内のト
ナー量は、トナーセンサ3がトナー有りを検出している
状態である第一基準量(図2の2点鎖線A)以上に制御
される。
【0021】一方、上記制御手段8による故障診断は、
予備トナー容器4内のトナー量を2つの基準量に基づい
て検出し、それらの検出結果の間に矛盾が生じたらトナ
ー供給装置に故障があると判断するようにした。具体的
には、図2に示すように、容器内のトナー量が第一基準
量よりも多いか否かをトナーセンサの検出信号に基づい
て判断すると共に、第二基準量よりも少ないか否かを予
備トナー供給手段の積算駆動時間に基づいて判断する。
また、上記積算駆動時間による判断は、トナー供給装置
が正常に動作している場合にはあり得ない予備トナー容
器4の状態、つまり上記第一基準量Aよりも少ない状態
である第二基準量Bに対応した使用限界駆動時間TRを
設定し、それよりも上記積算駆動時間が大きければ予備
トナー容器4内のトナー量は上記第二基準量Bよりも少
なくなっていると判断する。そして、上記トナーセンサ
3の検出信号Sにより予備トナー容器4内のトナー量が
第一基準量A以上であると判断され、且つ、上記積算駆
動時間により予備トナー容器4内のトナー量が第二基準
量B以下であると判断された場合にトナー供給装置に故
障があると判断する。
【0022】次に、上記制御手段8による制御シーケン
スを図4〜7のフロチャートを参照しながら説明する。
この制御シーケンスでは、通常のトナー供給シーケンス
の他に、トナー供給装置の故障診断を行うシーケンスが
ある。そして、この制御シーケンスを実行するために、
制御手段8には、トナーカートリッジ6の交換時期を決
定するトナー無し連続時間TCが設定されている。ま
た、制御手段8は必要に応じて感光体ドラム上に形成し
た基準トナー像の濃度を測定し、濃度が濃すぎて適切な
現像が不可能になる上限を示す使用限界上限濃度を上回
っていないか、あるいは、濃度が薄すぎて適切な現像が
不可能になる下限を示す使用限界下限濃度を下回ってい
ないかを判断する。この濃度測定にはドラムに対向して
配置された濃度センサが使用される。また、本実施例で
は、トナーセンサ3が故障した場合、制御手段8に入力
される検知信号Sはトナー有りを示すように設計されて
いる。
【0023】先ず、シーケンスのスタート直後には、現
像器2へトナーを供給するかどうかを判断するために、
図4に示すように、ステップS01において、画像形成
装置のCPUからのRQSUPPLY信号の有無を確認する。
そして、信号がある(ON)場合には、予備トナー供給
モータ10を該RQSUPPLY信号に応じた時間TRQ駆動
して(ステップS02)現像器2にトナーを供給すると
共に、予備トナー供給モータ10の積算駆動時間t1に
上記駆動時間TRQを積算する(ステップS03)。
【0024】次に、上記予備トナー供給により予備トナ
ー容器4内のトナー量が減少している筈なので、予備ト
ナー容器4内のトナー量が第一基準量よりも少なくなっ
ているか否かをトナーセンサ3の検知出力Sで調べる
(ステップS04)。そして、トナーセンサ3の検知出
力Sがトナー無しを示している場合、つまり予備トナー
容器4内のトナー量が第一基準量よりも少なくなってい
る場合には、図5に示すように、カートリッジトナー供
給モータ14を駆動する(ステップS05)と共に、ト
ナーセンサ3のトナー無し時間t2のカウントを開始す
る(ステップS06)。その後、トナーセンサ3の検知
信号Sを監視して(ステップS07)、該検知出力Sが
トナー有りに変わったら、カートリッジトナー供給モー
タ14を停止する(ステップS08)と共に、上記積算
駆動時間t1及びトナー無し時間t2をリセットして
(ステップS09)シーケンスを終了する。
【0025】一方、トナーセンサ3の検知信号Sを監視
して(ステップS07)、上記トナー無し時間t2が上
記使用限界駆動時間TR以上になっても該検知出力Sが
トナー無しを示していたら(ステップS10のY)、ト
ナーカートリッジ6内のトナーが無くなったものと判断
し、画像形成装置にトナーカートリッジ交換を表示させ
て(ステップS11)シーケンスを終了する。以上の制
御シーケンスにより、予備トナー容器4内のトナー量
は、図2の破線に示すように、常に第一基準量A以上に
保たれる。
【0026】次に、ステップS04でトナー有りである
場合、つまり予備トナー容器4にトナーの補給が必要が
無い場合には、トナー供給装置の故障診断シーケンスに
入る。実際には、ステップS04の後に、上記積算駆動
時間t1が上記使用限界駆動時間TRよりも大きいか否
かを判断し、大きい場合にはトナー供給装置に故障があ
ると判断する(ステップS12)。一方、大きくない場
合には上述したステップS04に戻り、上記積算駆動時
間t1が上記使用限界駆動時間TRよりも大きくなって
上記故障判断になるか、あるいは、予備トナー容器4内
のトナー量が減ってトナーセンサの出力がトナー無しに
なるまで、つまり上記トナー供給装置が故障しているか
否かの判断がつくまで、上記トナー供給装置の故障診断
シーケンスを実行する。
【0027】なお、上記トナー供給装置に故障があると
判断される場合は、図2において、トナーセンサ3が予
備トナー容器4内のトナー量が第一基準量Aよりも多い
と判断し、且つ、予備トナー供給モータ10の積算駆動
時間t1が予備トナー容器4内のトナー量が第二基準量
Bよりも少ないと判断してこれらの判断が分かれている
場合に相当し、トナー供給装置に何らかの故障が無い限
り絶対にあり得ない状態である。また、ある時における
予備トナー容器4内のトナー量を、トナーセンサ3又は
予備トナー供給モータ10の積算駆動時間t1で検出
し、それらの検出結果が異なる場合にトナー供給装置に
故障があると判断するようにしているので、現像器での
トナー消費量に係わらず正確に故障診断を行うことがで
きる。更に、1つの検知手段の検出結果に頼らず、トナ
ーセンサ3の検出結果と積算駆動時間t1による検出結
果とを比べて故障判断を行っているので、それらのいず
れか一方あるいは両方が故障して間違った検出を行って
いても、故障判断を行うことができる。
【0028】更に、トナー供給装置に故障があると判断
された場合、図6に示すシーケンスでトナーセンサ3の
故障とそれ以外(以下、トナー供給系と呼ぶ)の故障を
切りわける故障箇所診断を行う。実際には、ステップS
13において、感光体ドラム1上に形成した基準トナー
像の濃度を濃度センサ16で検出し、該基準トナー像の
濃度が使用限界下限濃度よりも濃い場合と濃くない場合
とに分ける。そして、基準トナー像の濃度が使用限界下
限濃度よりも濃くない場合には、トナー供給モータ1
0,14の故障や予備トナー供給路12のトナー詰まり
により現像器2へのトナーの供給が実際になされていな
い可能性が高いので、つまりトナー供給系の故障の可能
性が高いので、画像形成装置の動作を禁止させる(ステ
ップS14)と共に、トナー供給系の故障により画像形
成装置の動作を禁止したことを表示させて(ステップS
15)シーケンスを終了する。これにより、現像器2へ
のトナー供給が行えないトナー供給系の故障を、画像が
薄くなる等の不具合が生じる前に、早急に修理すること
ができる。
【0029】一方、基準トナー像の濃度が使用限界下限
濃度よりも濃い場合には、現像器2へのトナーの供給自
体は正常になされている可能性が高いので、つまりトナ
ーセンサ3の故障の可能性が高いので、トナーカートリ
ッジ6内のトナーが無くなるまで引続き画像形成装置の
動作を可能とするシーケンスを行う。具体的には、カー
トリッジトナー供給モータ14を間欠駆動する(ステッ
プS16)と共に、トナーセンサ3の故障を表示させる
(ステップS17)。そして、基準トナー像の濃度が使
用限界下限濃度よりも薄いか否かを周期的に監視し(ス
テップS18)、薄くなったら画像形成装置の動作を禁
止させる(ステップS19)と共に、トナーセンサ3の
故障により画像形成装置の動作を禁止したことを表示さ
せて(ステップS20)シーケンスを終了する。これに
より、トナー供給系が故障しておらず現像器2へのトナ
ー供給が行える場合には、現像器2や予備トナー容器4
からトナーが溢れ出す、いわゆるトナー漏れを生じるこ
となくトナーカートリッジ内のトナーを最後まで使い切
ることができる。
【0030】一方、ステップS01において、CPUか
らのRQSUPPLY信号が無い(OFF)場合には、予備ト
ナー供給手段5及び/又はその制御を司る制御手段(以
下、現像器トナー供給系と呼ぶ)が故障して勝手にトナ
ーの供給を行っていないかどうかを診断する。具体的に
は、図7に示すように、ステップS01の後、トナーセ
ンサの検出出力Sがトナー無しであるか否かを調べる
(ステップS21)と共に、トナー無しである場合に
は、基準トナー像の濃度が使用限界上限濃度よりも濃い
かどうかを調べ(ステップS22)、濃い場合には上記
現像器トナー供給系が故障していると判断する。一方、
それ以外の場合にはシーケンスを終了する。ところで、
上記シーケンスで現像器トナー供給系の故障を判断でき
るのは、制御シーケンスのスタート時には、前回の制御
シーケンスにより予備トナー容器4内のトナー量及び現
像器2内のトナー量は適切な量に制御されているからで
あり、それにもかかわらず予備トナー容器4内のトナー
が無く、しかも、基準トナー像の濃度が使用限界上限濃
度よりも濃くなっているということは、上記現像器トナ
ー供給系が故障して勝手に予備トナー容器4内のトナー
を現像器に供給していることに他ならないからである。
これにより、現像器2からのトナー漏れを防止すること
ができる。
【0031】そして、現像器トナー供給系が故障してい
る場合には、画像系装置の動作を禁止する(ステップS
23)と共に、現像器トナー供給系の故障により画像形
成装置の動作を禁止したことを表示させて(ステップS
24)シーケンスを終了する。
【0032】そして、このようなトナー供給装置を有す
る画像形成装置を用いて、印字率が異なるカラー画像を
連続的に形成したところ、画像形成装置内にトナーがこ
ぼれることなく所望の画像を得ることができた。また、
その連続したカラー画像形成の間、予備トナー容器4内
のトナー量及び現像器2内のトナー濃度は所定値に安定
していた。
【0033】また、カラー画像を連続的に形成しなが
ら、制御手段8のトナーセンサ3の検知信号入力をトナ
ー有りに固定したところ、画像形成装置は、トナーセン
サ3の故障を表示し(ステップ17)、暫くの後にその
動作を停止した(ステップ19)。更に、カラー画像を
連続的に形成しながら、制御手段8と予備トナー供給モ
ータ10の接続を切断したところ、画像形成装置は、ト
ナー供給系の故障を表示して(ステップ15)、その動
作を停止した(ステップ16)。最後に、カラー画像の
形成を停止した状態で、制御手段8と予備トナー供給モ
ータ10の接続を切断したところ、画像形成装置は、現
像器トナー供給系の故障を表示して(ステップ24)、
その動作を停止した(ステップ23)。また、故障箇所
に応じて故障表示を変えて故障箇所が容易に特定できる
ようにしたため、故障修復作業工数の低減も図ることが
できた。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御手段が、予備トナー容器内のトナー量が上記第一基
準量よりも多いか否かを判断し、多いと判断した場合に
は、上記第一基準量よりも少ない状態を示す第二基準量
よりも少ないか否かを予備トナー供給手段の積算駆動時
間に基づいて判断し、更に、上記第二基準量よりも少な
いと判断した場合に、つまりある時間における2つの検
出結果に基づき、それらを基にした判断結果に不一致が
あった場合にトナー供給装置に故障があると判断するよ
うにしたので、トナー消費量に拘わらずトナー供給装置
の故障を的確に判断することができると共に、トナーセ
ンサ自体に故障が生じた場合にも正確に故障を判断する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係るトナー供給装置の全
体図。
【図2】 予備トナー容器内のトナー量と制御量との関
係図。
【図3】 基準トナー像濃度と制御量との関係図。
【図4】 制御手段の動作フロチャート(メインフロ
ー)。
【図5】 制御手段の動作フロチャート(正常時フロ
ー)。
【図6】 制御手段の動作フロチャート(故障時フロー
)。
【図7】 制御手段の動作フロチャート(故障時フロー
)。
【図8】 従来の予備トナー容器を有するトナー供給装
置の全体図。
【符号の説明】
3:トナーセンサ、4:予備トナー容器、1:感光体ド
ラム(潜像担持体)、2:現像器、5:予備トナー供給
手段、6:トナーカートリッジ、7:カートリッジトナ
ー供給手段、8:制御手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内のトナー量が第一基準量よりも多
    いか否か検出するトナーセンサが設けられた予備トナー
    容器と、潜像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成
    する現像器に対し、上記予備トナー容器内のトナーを供
    給する予備トナー供給手段と、上記予備トナー容器に対
    して着脱可能に配設されたトナーカートリッジと、上記
    トナーカートリッジ内のトナーを上記予備トナー容器に
    供給するカートリッジトナー供給手段と、上記現像器内
    のトナー量が所定量になるように上記予備トナー供給手
    段の駆動を制御し、また、上記トナーセンサの検出信号
    が入力され、トナー量が第一基準量よりも少ない場合に
    は上記カートリッジトナー供給手段を駆動する制御手段
    とからなる画像形成装置のトナー供給装置において、上
    記制御手段は、予備トナー容器内のトナー量が上記第一
    基準量よりも多いか否かを判断し、多いと判断した場合
    には、上記第一基準量よりも少ない状態を示す第二基準
    量よりも少ないか否かを予備トナー供給手段の積算駆動
    時間に基づいて判断し、更に、上記第二基準量よりも少
    ないと判断した場合にはトナー供給装置に故障があると
    判断することを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー供給装置に故障があると判断された場合に
    は、制御手段は、潜像担持体上に形成した基準トナー像
    の濃度を測定し、その濃度が使用限界下限濃度よりも薄
    いと判断した場合には画像形成装置の動作を禁止するこ
    とを特徴とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー供給装置に故障があると判断された場合に
    は、制御手段は、潜像担持体上に形成した基準トナー像
    の濃度を測定し、その濃度が使用限界下限濃度よりも濃
    いと判断した場合にはトナーセンサの故障と判断すると
    共に、画像形成装置にトナーセンサの故障を表示させる
    ことを特徴とするトナー供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトナー供給装置におい
    て、トナーセンサの故障と判断された場合には、制御手
    段は、カートリッジトナー供給手段を駆動すると共に、
    潜像担持体上に形成した基準トナー像の濃度を周期的に
    測定し、上記基準トナー像の濃度が使用限界下限濃度よ
    りも薄いと判断したら画像形成装置の動作を禁止するこ
    とを特徴とするトナー供給装置。
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