JPH08114837A - ストロボ発光部の構造 - Google Patents
ストロボ発光部の構造Info
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- JPH08114837A JPH08114837A JP25184894A JP25184894A JPH08114837A JP H08114837 A JPH08114837 A JP H08114837A JP 25184894 A JP25184894 A JP 25184894A JP 25184894 A JP25184894 A JP 25184894A JP H08114837 A JPH08114837 A JP H08114837A
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- strobe
- stroboscope
- reflector
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Abstract
を提供する。 【構成】 反射傘24は前面側に末広がりな角筒からな
り、背面側の開口部には、ストロボ放電管23と当接す
る縁部に、ストロボ放電管23の壁面形状に倣って湾曲
した支持片31a,31bが設けられ、ストロボ放電管
23と平行な縁部に、一対の側壁32a,32bが設け
られている。側壁32a,32bは、それぞれの先端部
で挿入口33を形成し、この挿入口33の開口幅がスト
ロボ放電管23の太さよりも幅広となるように設けられ
ている。トリガー電極板25のストロボ放電管23と当
接する中央部には、ストロボ放電管23の壁面形状に倣
って湾曲した押さえ部35が設けられている。このトリ
ガー電極板25は、ストロボ放電管23の背後から反射
傘24に被せられ、押さえ部35がストロボ放電管23
の管壁に接触した状態で反射傘24に固定される。
Description
照明光を与えるストロボ装置の発光部構造に関するもの
である。
できるように、本出願人によりレンズ付きフイルムユニ
ットが製造販売されている。レンズ付きフイルムユニッ
トは、撮影レンズやシャッタ装置などの撮影機構を組み
込んだユニット本体に予め写真フイルムを内蔵させたも
ので、購入したその場ですぐに写真撮影ができ、また撮
影後にもそのまま現像取り扱い店に出せばよいという簡
便性から、一般に広く利用されている。
中には、例えば「写ルンですFlash」(商品名)等のよ
うにストロボ装置を備えたものがあり、これに用いられ
るストロボ装置は、通常のストロボ装置と比べて構造が
単純化され、ローコスト化が図られている。従来のスト
ロボ装置は、図4に示すように、充電あるいは放電のた
めの制御回路が印刷されたストロボ基板11と、ストロ
ボ光を放出するための発光部12とから構成されてい
る。発光部12は、基本的には、トリガー信号を受けて
発光するストロボ放電管13と、ストロボ放電管13か
ら投光された光を前方に向けて反射させる反射傘14
と、前方に向けて放たれた光を拡散する拡散板15との
3部品から構成されている。また反射傘14には、トリ
ガー信号を与えるためのトリガー電極板16が取り付け
られている。
ずトリガー電極板16が取り付けられた反射傘14にス
トロボ放電管13が挿入され、この後に反射傘14が拡
散板15に嵌め込まれる。そして、ストロボ放電管13
の両端から突出したリード端子13a及び13bが直角
に折り曲げられ、それぞれの先端がストロボ基板11の
スルーホール11a,11bに挿入されて半田付けされ
る。また、トリガー電極板16の一端がトリガー用トラ
ンスの二次電極に接続される。
置は、ローコスト化を図るために、自動組立によって大
量生産が行われている。ところが、前述したストロボ装
置のように、棒状のストロボ放電管13を反射傘14の
両側面に形成された2つの開口に貫通させる構造では、
反射傘14の向きを揃え、反射傘14の開口の中心とス
トロボ放電管13の軸方向とを一致させたうえでストロ
ボ放電管13をスライド挿入しなくてはならない。しか
も、ストロボ放電管13の両端部には、管の挿入方向と
同じ向きにリード端子13a,13bが設けられている
ので、自動組立機には高度な精度が要求され、その組立
適性を低下させる原因となっていた。
ので、組立適性を向上させたストロボ発光部の構造を提
供することを目的とする。
に、本発明のストロボ発光部は、反射傘にストロボ放電
管の両端部を前面側から支持する一対の支持部を形成す
るとともにこれらの支持部の相互間に背面側に開放され
た開口部を形成し、この開口部を通してストロボ放電管
を反射傘に背面側から組み込んで支持部でストロボ放電
管の各端部を保持させ、このストロボ放電管の背面に被
せたトリガー電極板を反射傘に係合することによって、
反射傘とトリガー電極板との間にストロボ放電管を挟持
するようにしたものである。また、ストロボ放電管を支
持する支持部は、反射傘の背面の一部をストロボ放電管
の壁面形状に倣うように前方に湾曲させて一対の支持片
を形成するのがよい。さらに、トリガー電極板は、スト
ロボ放電管と当接する部位をストロボ放電管の壁面形状
に倣った凹湾曲面に形成するのがよい。
を示すものである。ストロボ装置20は、充電及び放電
の制御回路が印刷されたストロボ基板21と発光部22
とからなり、発光部22は、棒状のストロボ放電管2
3,反射傘24,トリガー電極板25,及び拡散板26
から構成されている。ストロボ放電管23は、管内にキ
セノンガスが封入されており、トリガー信号を受けて発
光する。ストロボ放電管23の両端からはリード端子2
3a,23bが突出しており、それぞれストロボ基板2
1のスルーホール21a,21bに挿入されて半田付け
される。
れ、前面側に向けて末広がりな角筒からなる。この反射
傘24は、背面側の開口部にストロボ放電管23の発光
面を当接し、ストロボ放電管23から投光された光を前
方に向けて反射させる。図2に示すように、反射傘24
の背面側の開口部には、ストロボ放電管23の管軸と直
交する縁部に、ストロボ放電管23の壁面形状に倣って
湾曲した支持片31a,31bが設けられ、ストロボ放
電管23の管軸と平行な両側縁部に、背後側に突出した
一対の側壁32a,32bが設けられている。側壁32
a,32bは、それぞれの先端部でストロボ放電管23
の挿入口33を形成し、この挿入口33の開口幅がスト
ロボ放電管23の太さよりも幅広となるように設けられ
ている。
用をもち、ストロボ放電管23の背後から反射傘24の
背面部に被せられ、ストロボ放電管23にトリガー信号
を与える。トリガー電極板25のストロボ放電管23と
当接する中央部には、ストロボ放電管23の壁面形状に
倣って湾曲した押さえ部35が設けられている。この押
さえ部35の両側には、反射傘24に設けられた一対の
側壁32a,32bを突出させるための開口36a,3
6bが開設されている。また、トリガー電極板25の端
縁部には係合爪25aが設けられており、この係合爪2
5aが反射傘24の係合溝24aに係合すると、押さえ
部35の内壁がストロボ放電管23の壁面に圧着した状
態で、トリガー電極板25が固定される。また拡散板2
6は、ストロボ放電管23からの直接光及び反射傘24
によって前方に向けられた光を所定の撮影範囲に拡散さ
せる。
て、まず図3の(a)に示すように、反射傘24が背面
部を上にして載置される。そして、棒状のストロボ放電
管23が反射傘24の背面部に形成された挿入口33か
ら挿入され、支持片31a,31b上に載置される。こ
の際、挿入口33の開口幅がストロボ放電管23の太さ
よりも幅広に形成されているので、ストロボ放電管23
は何ら妨げを受けることなく容易に挿入できる。また、
支持片31a,31bがストロボ放電管23の壁面形状
に倣って湾曲しているので、ストロボ放電管23は、支
持片31a,31b上に安定して載置される。さらに、
同図の(b)に示すように、ストロボ放電管23の両側
面部は、背後側に突出した一対の側壁32a,32bに
よって囲まれているので、一旦支持片31a,31b上
に載置されたストロボ放電管23が反射板24上から抜
け落ちることはない。
されると、図3の(b)に示すように、ストロボ放電管
23の背後から反射傘24の背面部にトリガー電極板2
5が被せられる。そして、トリガー電極板25の係合爪
25aが反射傘24の係合溝24aに係合される。これ
により同図の(c)に示すように、ストロボ放電管23
は反射傘24とトリガー電極板25との間に挟持されて
固定される。この際、トリガー電極板25の押さえ部3
5がストロボ放電管23の壁面形状に倣って湾曲してい
るので、この押さえ部35の内壁がストロボ放電管23
の管壁面に密着し、ストロボ放電管23全体を均一な力
で押圧する。
とが取り付けられた反射傘24は、拡散板26に嵌め込
まれる。そして、ストロボ放電管23の両端から突出し
たリード端子23a及び23bが直角に折り曲げられ、
それぞれの先端がストロボ基板21のスルーホール21
a,21bに挿入されて半田付けされる。また、トリガ
ー電極板25の一端が、トリガー用トランスの二次電極
に接続される。
反射傘とトリガー電極板とで挟持した後に、ストロボ放
電管の両端から突出したリード端子を折り曲げる例につ
いて説明したが、2本のリード端子は予め同じ向きに折
り曲げておくようにしてもよい。ストロボ放電管は、軸
方向とは垂直な向きに反射傘に挿入されるので、軸方向
に設けられたリード端子が挿入の妨げとなることはな
い。また、ストロボ放電管を反射傘上に載置した後に
は、折り曲げられたリード端子の重さによって、その端
部が自ずと下側、すなわち反射傘の前面側に向くので、
ストロボ装置の加工工程数を減らすことができる。
一対の支持片を設け、この支持片上にストロボ放電管を
載置する例について説明したが、反射傘の両側壁にそれ
ぞれストロボ放電管の管壁形状に倣った切込みを形成
し、この切込みにストロボ放電管を挿入して保持するよ
うにしてもよい。この実施例によれば、反射傘の背面側
は開口のままでよいので、その加工がより簡便になる。
ば、反射傘の開口した背面側にストロボ放電管を載置
し、このストロボ放電管の背後からトリガー電極板を覆
い被せるので、ストロボ放電管の載置方向とトリガー電
極板の被覆方向とが同じとなり、組立動作を単純化する
ことができる。またトリガー電極板は、その内壁の一部
がストロボ放電管と接触した状態で反射傘に係合される
ので、構成部材数を増加させることなく、ストロボ放電
管に対してトリガー信号を与えることができるととも
に、このトリガー電極板と反射傘とでストロボ放電管を
挟持して固定することができる。
縁部に、ストロボ放電管の管壁形状に倣って湾曲した支
持部を設けることで、反射傘上にストロボ放電管を安定
して載置することができる。これにより、ストロボ装置
の組立を容易に行うことができるので、その加工適性を
さらに向上させることができる。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 棒状のストロボ放電管と、ストロボ放電
管から放出された光を前方に反射させる反射面が内面に
形成された筒状の反射傘と、前記ストロボ放電管に発光
のトリガー信号を与えるトリガー電極板とからなるスト
ロボ発光部において、 前記反射傘にストロボ放電管の両端部を前面側から支持
する一対の支持部を形成するとともにこれらの支持部の
相互間に背面側に開放された開口部を形成し、この開口
部を通してストロボ放電管を反射傘に背面側から組み込
んで前記支持部でストロボ放電管の各端部を保持させ、
このストロボ放電管の背面に被せたトリガー電極板を反
射傘に係合することによって、反射傘とトリガー電極板
との間にストロボ放電管を挟持したことを特徴とするス
トロボ発光部の構造。 - 【請求項2】 前記一対の支持部は、反射傘の背面の一
部をストロボ放電管の壁面形状に倣って前方に湾曲させ
た一対の支持片であることを特徴とする請求項1記載の
ストロボ発光部の構造。 - 【請求項3】 前記トリガー電極板は、ストロボ放電管
と当接する部位にストロボ放電管の壁面形状に倣った凹
湾曲面を有していることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載のストロボ発光部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25184894A JP3317596B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | ストロボ発光部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25184894A JP3317596B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | ストロボ発光部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08114837A true JPH08114837A (ja) | 1996-05-07 |
JP3317596B2 JP3317596B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=17228826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25184894A Expired - Fee Related JP3317596B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | ストロボ発光部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3317596B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003043556A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | West Electric Co Ltd | ストロボ装置 |
JP2006317565A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ストロボ装置 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP25184894A patent/JP3317596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003043556A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | West Electric Co Ltd | ストロボ装置 |
JP4660030B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2011-03-30 | パナソニック フォト・ライティング 株式会社 | ストロボ装置 |
JP2006317565A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ストロボ装置 |
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---|---|
JP3317596B2 (ja) | 2002-08-26 |
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