JPH08114468A - 記録計 - Google Patents

記録計

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Publication number
JPH08114468A
JPH08114468A JP25312394A JP25312394A JPH08114468A JP H08114468 A JPH08114468 A JP H08114468A JP 25312394 A JP25312394 A JP 25312394A JP 25312394 A JP25312394 A JP 25312394A JP H08114468 A JPH08114468 A JP H08114468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
pen
arm
recording
recorder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25312394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Sano
佐野  友美
Masahiro Mitsugi
正宏 三次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP25312394A priority Critical patent/JPH08114468A/ja
Publication of JPH08114468A publication Critical patent/JPH08114468A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】円板状の記録紙交換の際、ペンを指で持ち上げ
ずに記録紙から離す。 【構成】アーム16に記録紙の外方へ向かう力を与え、
アーム16のペン15に近い部分を傾斜部1aに滑らせ
て乗せられるペン上げ材1を記録紙12の外周部に設け
る構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定期間の測定値を記
録して一覧できる円板状の記録紙の交換を易しくし、か
つ、記録紙に変形が生じても正確な記録が可能な計器の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に関する記録計は、主に海上輸
送コンテナにて使用される温度用の記録計に類するた
め、この例により説明する。この記録計は、従来から普
及されており、記録紙は円形で、たとえば、一ケ月位の
長期にわたって一回転して記録して測定値を一覧でき、
水に濡れても破れたりせず、また、変形が少ないように
厚くしてある。
【0003】図5にて、記録紙12はパネル11とほぼ
同一面にて記録紙用の回転軸13によって固定され、記
録紙の水による変形が生じた際に復元させるように記録
紙案内14によって導かれてR方向に回転される。測定
値の変化に応じて軸が回転する図示しないパルスモータ
とギアによって駆動軸17はボールペンであるペン15
が固定されているアーム16を動かし、記録させる。こ
こで、ペン15を記録紙12外に出してしまうと、ペン15に
加えている力によってペン15は内側への駆動力を受けて
も記録紙の端部に当たり記録紙上に戻れないため、パル
スモータ側に制限を設けてペン15が記録紙から出ないよ
うに記録紙を常に圧するようにしていた。そして、一周
の記録が終わると回転軸13を外して記録紙を取り出せる
状態にし、ペン15の基のアーム16を指により持ち上げて
記録紙を交換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた例
では、指によりペン付きのアーム端を持ち上げるため、
アームを変形させない配慮が必要であるが、必要以上の
力によってアームは変形され、記録が出来ない状況にな
ることがあった。また、水分によって記録紙がそり、正
確に記録が出来ないことも生じていた。
【0005】この発明の課題は、記録紙の交換時に指に
よるアームの持ち上げを改善し、記録紙の交換を容易に
出来るようにし、かつ、水分による記録紙のそりを修正
しながら測定値をしるせる記録計を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の記録計は、揺
動される薄板状のアームに固定したペンによって測定値
を回転される円板状の記録紙にしるす記録計であって、
力を受けたアームが滑り上がってペンを記録紙から離す
ペン上げ材を記録紙の外周近くに設けることである。
【0007】請求項2の記録計によれば、請求項1に記
載の記録計において、ペン上げ材は記録紙から外方へ向
けて高くなる傾斜状とすることができる。請求項3の記
録計によれば、請求項1に記載の記録計において、ペン
上げ材は記録紙から外方へ向けての傾斜がない部材であ
り、アームはペン上げ材と当たる部分が記録紙から外方
へ向けて高くなる傾斜付きにすることもできる。
【0008】請求項4の記録計によれば、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載の記録計において、ペン上
げ材はアーム用の水平な乗り上げ部付きにすることもで
きる。請求項5の記録計によれば、請求項1ないし請求
項4のいずれかに記載の記録計において、ペン上げ材は
アームの外れを防ぐ停止部付きにすることもできる。請
求項6の記録計によれば、請求項1ないし請求項5のい
ずれかに記載の記録計において、ペン上げ材は記録紙の
外周部を導く記録紙案内付きとすることもできる。
【0009】
【作用】請求項1の記録計によれば、アームに力を加え
てアームを記録紙の外周近くのペン上げ材に当ててから
アームの弾性を利用して滑り上げさせ、ペンを記録紙か
ら離し、アームを指で持ち上げないで、かつ、ペンは記
録紙の交換の障害にならない。
【0010】請求項2と請求項3の記録計であれば、ペ
ン上げ材またはアームの傾斜を利用し、ペン上げ材方向
の力をアームに加えてペン上げ材にアームを滑らせて乗
せ、ペンを記録紙から離すことができる。請求項4の記
録計であれば、ペン上げ材はアームが乗り上げる所に水
平部があり、アームの弾性力によって傾斜面で生ずるア
ームの捩りは戻るため、アームに生ずるそりの負荷を低
値で一定にすることができる。請求項5の記録計であれ
ば、アームはアームの弾性力によりペン上げ材の停止部
を越えることが無く、はずれを防止することができる。
請求項6の記録計であれば、ペン上げ材の記録紙案内部
の剛性により記録紙のそりを押さえて記録することが出
来る。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図1に示し、図5と異な
る点だけを説明する。記録紙12の外周近くに傾斜部1a
と記録紙案内1bがあるペン上げ材1が固定されてい
る。記録時は、水分で生じる記録紙12のそりを記録紙案
内1bで修正し、記録紙12の交換が必要な際は、図示しな
い手段、たとえば、押し釦スイッチでパルスモータを回
転してアーム16を駆動し、記録紙12の記録範囲の外周か
ら外で、傾斜部1aを利用して記録紙12からペン15を離し
て止める。この状態にすれば従来の技術の項で述べたよ
うにアーム16を指で持ち上げずに記録紙の交換ができ、
交換後は記録紙回転軸13で記録紙を固定してから図示し
ない手段でアーム16を測定状態に戻す。
【0012】図2は図1のペン上げ材1に代わるペン上
げ材2の構造で、傾斜部2aと記録紙案内2bの他に水
平部2cと停止部2dが有り、ペン上げ材2に乗り上が
るアームの捩りを戻し、かつ、外方に落下させないよう
にしている。図3はアーム7が軸3と当たる部分を傾斜
部7aとし、同様に軸3にアーム7を乗り上げてペン15
を記録紙12から離す構造で、ここでは、軸3が記録紙案
内4を固定し、図1と同等の機能を有している。
【0013】図4はスペーサ5で高さが定まる金具6に
当たるアーム7の部分を傾斜部7aとし、上記と同様に
傾斜部7aが金具6の角を乗り上げ、アーム7の平面が金
具6の平面部と接し、金具6の上部がアーム7の停止部
となり、下部が記録紙案内6bとなって図2と同等の機
能を有している。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、ペン上げ材にアーム
を自動で滑り乗せてペンを記録紙から離すため、記録紙
の交換時にペンは障害にならず、外力によるアーム変形
の可能性が皆無になり、また、水分による記録紙のそり
が生じても記録紙案内により修正されるため、正しい記
録が得られる記録計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のペン上げ材を設けた全体斜視図
【図2】この発明の他のペン上げ材の部分斜視図
【図3】この発明のアームに傾斜部を設けた部分斜視図
【図4】この発明のアームに傾斜部を設けた他の部分斜
視図
【図5】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 ペン上げ材 2a 傾斜部 7 アーム 12 記録紙 15 ペン 16 アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動される薄板状のアームに固定したペン
    によって測定値を回転される円板状の記録紙にしるす記
    録計であって、 力を受けたアームが滑り上がってペンを記録紙から離す
    ペン上げ材を記録紙の外周近くに設けることを特徴とす
    る記録計。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の記録計において、 ペン上げ材は、記録紙から外方へ向けて高くなる傾斜状
    であることを特徴とする記録計。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の記録計において、 ペン上げ材は、記録紙から外方へ向けての傾斜がない部
    材で、 アームは、ペン上げ材と当たる部分が記録紙から外方へ
    向けて高くなる傾斜付きで、 あることを特徴とする記録計。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の記録計において、 ペン上げ材は、アーム用の水平な乗り上げ部があること
    を特徴とする記録計。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の記録計において、 ペン上げ材は、アームの外れを防ぐ停止部があることを
    特徴とする記録計。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の記録計において、 ペン上げ材は、記録紙の外周部を導く記録紙案内付きで
    あることを特徴とする記録計。
JP25312394A 1994-10-19 1994-10-19 記録計 Pending JPH08114468A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25312394A JPH08114468A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 記録計

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JP25312394A JPH08114468A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 記録計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08114468A true JPH08114468A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17246824

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25312394A Pending JPH08114468A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 記録計

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JP (1) JPH08114468A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111337163A (zh) * 2020-03-30 2020-06-26 浙江省海洋技术服务中心 持续式近岸水温检测数据获取系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111337163A (zh) * 2020-03-30 2020-06-26 浙江省海洋技术服务中心 持续式近岸水温检测数据获取系统
CN111337163B (zh) * 2020-03-30 2021-05-11 浙江省海洋技术服务中心 持续式近岸水温检测数据获取系统

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