JP3984506B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(CD)、他用途ディスク(DVD)などの記録再生装置におけるディスク駆動装置、特にそのディスクセンタリング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVDなどの記録再生装置におけるディスク駆動装置は、ディスクをターンテーブルに載置したときに、ディスク駆動装置の回転中心とディスクの回転中心とを一致させるディスクセンタリング機構を備えている。従来のディスクセンタリング機構は、ディスク内径を基準とし、この内径が位置決めされるように、弾性材からなる爪でディスクの内径部分を位置決めするか、または上下に摺動する円錐状の部品の外周を利用しこの外周をガイドとしてディスクの内径部分を嵌めることによってディスク内径を位置決めするものであった。
【0003】
また、ディスクは、ターンテーブル上に位置決めされながら、クランパと呼ばれる押圧部材で上側からターンテーブルに向かって押し当てられ、ターンテーブルに実質一体に載置される。ターンテーブルのディスク載置面には摩擦係数の高いゴム質の素材からなる摩擦部材が貼り付けられており、スピンドルモータによってターンテーブルが回転駆動されたときに、ディスクがターンテーブルに対してスリップしないように考慮されている。
【0004】
ここで、ディスク駆動装置の一般的な構成について図4を参照しながら説明する。図4において、箱型のハウジング10には、ディスク20を載せてハウジング10の正面からハウジング10内に搬入しまたハウジング10の正面から外側に搬出することができるトレー12が組み込まれている。ハウジング10内には、一端部が駆動軸に連結されていてこの駆動軸を中心に駆動軸とともに揺動可能で、上記駆動軸が駆動機構18によって回転駆動されるアーム16が設けられている。アーム16の上面には、その自由端寄りにディスク回転駆動用のスピンドルモータ14が取り付けられている。スピンドルモータ14の出力軸46にはディスク20を載置するターンテーブル22が一体にはめ込まれている。
【0005】
図5は上記ターンテーブル22の部分を拡大した断面図で、図5からわかるように、ターンテーブル22のディスク載置面の外周側には、ターンテーブル22に載置されたディスク20がターンテーブル22に対してスリップしないように、ゴムなどの摩擦係数の高い部材からなる円環状の摩擦部材24が貼り付けられている。ターンテーブル22にディスク20が載置されたとき、ディスク20は摩擦部材24の上に載るようになっている。ターンテーブル22は、ディスク20を載置するときセンタリング位置にガイドするように、中心部に円錐面36を有し、この円錐面36の外径に続く円筒部37を有している。また、周方向の数箇所、例えば3箇所には、上記円錐面36と円筒部37との境界部分に、ディスク20の内径部を半径方向外側に向かって付勢する、弾性材からなる爪38が設けられている。
【0006】
図4に戻って、上記アーム16は、(a)に示すように、水平態位から時計方向に揺動して傾斜態位をとっているときは、ターンテーブル22全体が前記トレー12の通路から下側に逃げるようになっている。前記駆動機構18は、所定のタイミングで適宜の駆動源例えばモータによってアーム16の駆動軸を回転駆動するようになっている。アーム16の駆動タイミングの一つは、トレー12がディスク20をハウジング10の外から搬入し、ターンテーブル22のほぼ真上にディスク20が来たときで、このときはアーム16が反時計方向に揺動するように上記駆動軸を回転駆動する。
【0007】
図4(b)はこの時の動作を示している。アーム16に取り付けられたモータ14およびターンテーブル22は円弧を描きながら上昇し、ディスク20の内径部分が円錐面36にガイドされつつセンタリングが行われ、ディスク20は摩擦部材24に押し上げられてトレー12から浮き上がる。ディスク20はまた、ターンテーブル22のほぼ真上に配置され、かつ、下方に向かって突出付勢されたクランパ30に押し付けられ、クランパ30の付勢力によってディスク20はターンテーブル22に押し付けられる。クランパ30はターンテーブル22と平行な面内で回転可能に設けられていて、モータ14が駆動されることにより、ターンテーブル22とディスク20とクランパ30とが実質的に一体となって回転する。上記駆動機構18は、ディスク20をイジェクトするときもアーム16を揺動させるために駆動される。このときはアーム16が時計方向に揺動するように、逆向きに上記駆動軸を回転駆動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示す従来のディスク駆動装置によれば、ターンテーブル22が円弧を描きながらトレー12上のディスク20に対して下から斜め方向にせり上がっていく過程で、ディスク内径部の一端がセンタリング用の爪38または円錐面36の一部に接触する。この接触点を符号34で示している。その対角側においては、ディスク20の下面が摩擦部材24の上面外周部に接触する。この接触点を符号32で示している。接触点32は、摩擦部材24との接触点であってディスク20は摩擦部材24に対して滑りにくいため、ターンテーブル22がせり上がるにつれ、ターンテーブル22はディスク20に対し接触点32を支点として、相対回転しながらディスク20を押し上げる。そのため、ディスク20はターンテーブル22に対して周方向からの力が偏ったまま載置され、そのままクランパ30でクランプされ、ディスク20のセンタリングが精度よく行われないまま回転駆動されることになる。したがって、ディスク20は、充分にセンタリングされるまで、摩擦部材24に接触しないようにすることが望ましいことがわかった。特に、近年のように、ディスク駆動装置の高速度化が要求される状況下にあっては、僅かなセンタリングのずれが高速度化を阻害する要因となる。また、ディスクの高密度化の要求によって記録トラック幅がますます狭くなっている状況下にあっても、僅かなセンタリングのずれが高密度化の阻害要因となる。
【0009】
本発明は以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ディスクは、充分にセンタリングされるまでターンテーブルの摩擦部材に接触しないような工夫をすることにより、ディスクのさらなる高速度化、高密度化要求に対応することができるディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ディスクが載置され回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブルを回転駆動する駆動源としてのモータと、を有するディスク駆動装置において、上記ターンテーブルは、ディスクの中心孔に係合してセンタリングさせるセンタリング手段を有すると共にディスクに接触してディスクのすべりを防止する摩擦部材をディスク載置面に有し、ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止しセンタリング動作が完了した状態で上記摩擦部材にディスクを接触させるセンタリング補助手段を有し、センタリング補助手段は、ターンテーブルの外周に沿って円弧状かつ片持ち状に延びて弾性を有する延設部と、この延設部の自由端部に設けられた突出部とを有してなり、ターンテーブルがどの回転位置にあってもディスクがセンタリング補助手段を構成する前記突出部に最初に接触するように、突出部が周方向に複数設けられることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、ディスクが載置され回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブルを回転駆動する駆動源としてのモータと、を有するディスク駆動装置において、上記ターンテーブルは、ディスクの中心孔に係合してセンタリングさせるセンタリング手段を有すると共にディスクに接触してディスクのすべりを防止する摩擦部材をディスク載置面に有し、ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止しセンタリング動作が完了した状態で上記摩擦部材にディスクを接触させるセンタリング補助手段を有し、センタリング補助手段は、ターンテーブルの外周に沿って円弧状かつ片持ち状に延びて弾性を有する延設部と、この延設部の自由端部に設けられた突出部とを有してなり、この突出部は摩擦部材のディスク接触面よりもディスク接触方向前側に突出し、ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間、上記突出部にディスクが接触して上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記延設部は周方向に複数設けられることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記延設部は、前記ターンテーブルと樹脂の一体成形によって形成されることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、ディスクを摩擦部材に押圧するクランパを有し、このクランパによってディスクが押圧されることによりセンタリング補助手段の突出部がディスクに押され、センタリング補助手段の延設部が弾性変形しながら上記突出部が後退し、ディスクが上記摩擦部材に接触し、ターンテーブルは、ディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスクに接近するように構成され、ターンテーブルがどの回転位置にあってもディスクがセンタリング補助手段の突出部に最初に接触するように上記突出部が周方向に複数設けられていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかるディスク駆動装置の実施の形態について説明する。なお、ディスク駆動装置全体の概要は図4に示す一般的な例と変わりがないから説明を簡略化する。また、図5に示す従来例と同じ構成部分には共通の符号を付している。
図1ないし図3において、中心の孔がスピンドルモータ(図示されず)の回転軸46に圧入されて回転軸46と一体化されたターンテーブル22は、ディスク20の載置面に、ゴム質の素材からなっていて摩擦係数が高く、円環上に形成された摩擦部材24が、上記中心の孔と同心の円に沿って貼り付けられている。摩擦部材24は、ディスク20がターンテーブル22に載置されたとき、ディスク20に接触してディスク20のターンテーブル22に対する滑りを防止するためのものである。
【0016】
ターンテーブル22は、前述のターンテーブルと同様に、ディスク20を載置するときセンタリング位置にガイドするように、中心部に円錐面36を有し、この円錐面36の外径に続く円筒部37を有している。また、周方向の数箇所、例えば3箇所には、上記円錐面36と円筒部37との境界部分に、ディスク20の内径部を半径方向外側に向かって付勢する、弾性材からなる爪38が設けられている。上記円錐面36、爪38は、ディスク20の中心孔に係合してこれをセンタリングさせるセンタリング手段を構成している。
【0017】
図示の実施形態が前述の従来例と異なる点は、ディスク20のセンタリング動作が完了するまでの間、上記摩擦部材24にディスク20が接触するのを阻止し、センタリング動作が完了した状態で上記摩擦部材24にディスク20を接触させるセンタリング補助手段を有していることである。このセンタリング補助手段は、図示の実施形態ではターンテーブル22の外周側に舌片状に延設され弾性を有する延設部40と、この延設部40の自由端部に設けられた突出部42とを有してなる。上記延設部40は、ターンテーブル22の外周面から外方に突出すると共に、ターンテーブル22の外周面に沿って同心の円弧状に、かつ、片持ち状に延びていて、この片持ち状延設部40の自由端部に上記突出部42が一体に設けられている。上記延設部40、突出部42を含むターンテーブル22は、例えば樹脂の一体成形によって形成することができる。
【0018】
上記突出部42は、図1、図2に示すように、摩擦部材24のディスク接触面よりもディスク接触方向前側(図1において上側)に突出している。この摩擦部材24を一体に有する延設部40は弾性力を有していて、延設部40に外力が加わらない状態で、上記のように突出部42が摩擦部材24の面よりも突出している。ディスク20のセンタリング動作が完了するまでの間、上記突出部42にディスク20が接触し、延設部40の弾性力で上記摩擦部材24にディスク20が接触するのを阻止するように構成されている。
【0019】
このように構成されたターンテーブル22を有するディスク駆動装置は、ほぼ図4に示すように構成されていて、ターンテーブル22は、これを直接回転駆動するスピンドルモータ14がアーム16に取り付けられることにより、トレー12上のディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスク20に接近するようになっている。そして、このようにターンテーブル22がディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスク20に接近するものにおいて、ターンテーブル22がどの回転位置にあってもディスク20がセンタリング補助手段を構成する上記突出部42に最初に接触するように、上記突出部42が周方向に複数設けられている。図示の実施形態では、周方向の5箇所に等間隔で突出部42が設けられている。
【0020】
上記ディスク駆動装置はまた、図4に示す例と同様に、ディスク20を摩擦部材24に押圧するクランパ30を有している。ターンテーブル22に対してほぼセンタリングされたディスク20が上記クランパ30によって押圧されることにより、センタリング補助手段の一部を構成する突出部42がディスク20に押され、センタリング補助手段の別の一部を構成する延設部40が弾性変形しながら上記突出部42が後退し、ディスク20が上記摩擦部材42に接触するようになっている。ディスク20が摩擦部材42に接触した状態ではディスク20のセンタリングは完了している。換言すれば、ディスク20のセンタリングが完了したあと、ディスク20が摩擦部材42に接触する。
【0021】
以上説明した実施形態によれば、ディスク20のセンタリング動作が完了するまでの間、ターンテーブル22とディスクとの滑りを防止するためにターンテーブル22に設けられた摩擦部材24にディスク20が接触するのを阻止し、センタリング動作が完了した状態で摩擦部材24にディスク20を接触させるセンタリング補助手段としての延設部40および突出部42を設けたため、ディスク20のセンタリング精度が向上し、ディスク20のさらなる高速度化、高密度化要求に対応することができる。
【0022】
図示の実施形態のように、センタリング補助手段としての延設部40および突出部42をターンテーブル22と一体成形で形成すれば、寸法精度、生産コストなどの点で有利である。しかしながら、本発明は、センタリング補助手段をターンテーブル22と一体成形で形成することに限定されるものではない。センタリング補助手段としての延設部40および突出部42は、これをターンテーブル22と別部材にしてもよい。その場合、上記突出部42およびこれを支える延設部40を金属または樹脂からなる弾性体で形成し、これをターンテーブル22に固定してもよい。
【0023】
【発明の効果】
請求項1ないし4記載の発明によれば、ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間、ターンテーブルとディスクとの滑りを防止するためにターンテーブルが有する摩擦部材にディスクが接触するのを阻止し、センタリング動作が完了した状態で摩擦部材にディスクを接触させるセンタリング補助手段を設けたため、ディスクのセンタリング精度が向上し、ディスクのさらなる高速度化、高密度化要求に対応することができる。
【0024】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載の発明において、ディスクを摩擦部材に押圧するクランパを有し、このクランパによってディスクが押圧されることによりセンタリング補助手段の突出部がディスクに押され、センタリング補助手段の延設部が弾性変形しながら上記突出部が後退し、ディスクが摩擦部材に接触するように構成されているため、センタリング動作が完了した状態でディスクがターンテーブルにクランプされ、ディスクのセンタリング精度が向上する。
【0025】
また、請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載の発明において、ターンテーブルは、ディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスクに接近するように構成され、上記ターンテーブルがどの回転位置にあってもディスクがセンタリング補助手段の突出部に最初に接触するように上記突出部が周方向に複数設けられているため、ターンテーブルが、ディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスクに接近するものであっても、センタリングの過程でディスクがターンテーブルの摩擦部材に接触することはなく、ディスクのセンタリング精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク駆動装置の実施形態の要部を拡大してディスクセンタリングの様子を示す断面図である。
【図2】上記実施形態の要部を示す断面図である。
【図3】上記実施形態を示す平面図である。
【図4】一般的なディスク駆動装置の例を概略的に示す(a)はディスク載置前の様子を示す断面図、(b)はディスク載置後の様子を示す断面図である。
【図5】従来のディスク駆動装置の例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
14 モータ
20 ディスク
22 ターンテーブル
24 摩擦部材
30 クランパ
36 センタリング手段としての円錐面
38 センタリング手段としての爪
40 センタリング補助手段としての延設部
42 センタリング補助手段としての突出部
Claims (5)
- ディスクが載置され回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブルを回転駆動する駆動源としてのモータと、を有するディスク駆動装置において、
上記ターンテーブルは、ディスクの中心孔に係合してセンタリングさせるセンタリング手段を有すると共にディスクに接触してディスクのすべりを防止する摩擦部材をディスク載置面に有し、
ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止しセンタリング動作が完了した状態で上記摩擦部材にディスクを接触させるセンタリング補助手段を有し、
センタリング補助手段は、ターンテーブルの外周に沿って円弧状かつ片持ち状に延びて弾性を有する延設部と、この延設部の自由端部に設けられた突出部とを有してなり、
ターンテーブルがどの回転位置にあってもディスクがセンタリング補助手段を構成する前記突出部に最初に接触するように、突出部が周方向に複数設けられることを特徴とするディスク駆動装置。 - ディスクが載置され回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブルを回転駆動する駆動源としてのモータと、を有するディスク駆動装置において、
上記ターンテーブルは、ディスクの中心孔に係合してセンタリングさせるセンタリング手段を有すると共にディスクに接触してディスクのすべりを防止する摩擦部材をディスク載置面に有し、
ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止しセンタリング動作が完了した状態で上記摩擦部材にディスクを接触させるセンタリング補助手段を有し、
センタリング補助手段は、ターンテーブルの外周に沿って円弧状かつ片持ち状に延びて弾性を有する延設部と、この延設部の自由端部に設けられた突出部とを有してなり、
この突出部は摩擦部材のディスク接触面よりもディスク接触方向前側に突出し、ディスクのセンタリング動作が完了するまでの間、上記突出部にディスクが接触して上記摩擦部材にディスクが接触するのを阻止することを特徴とするディスク駆動装置。 - 前記延設部は周方向に複数設けられることを特徴とする請求項2に記載のディスク駆動装置。
- 前記延設部は、前記ターンテーブルと樹脂の一体成形によって形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のディスク駆動装置。
- ディスクを摩擦部材に押圧するクランパを有し、このクランパによってディスクが押圧されることによりセンタリング補助手段の突出部がディスクに押され、センタリング補助手段の延設部が弾性変形しながら上記突出部が後退し、ディスクが上記摩擦部材に接触し、ターンテーブルは、ディスク面と直交する方向に対して所定角度ずれた方向からディスクに接近するように構成され、上記ターンテーブルがどの回転位置にあってもディスクがセンタリング補助手段の突出部に最初に接触するように上記突出部が周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディスク駆動装置。
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