JPH08114410A - 電動雲台の回転角度検出装置 - Google Patents

電動雲台の回転角度検出装置

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JPH08114410A
JPH08114410A JP24959194A JP24959194A JPH08114410A JP H08114410 A JPH08114410 A JP H08114410A JP 24959194 A JP24959194 A JP 24959194A JP 24959194 A JP24959194 A JP 24959194A JP H08114410 A JPH08114410 A JP H08114410A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホームポジションサーチを行うことなく、3
60度以上の回転角度を検出することが可能な電動雲台
の回転角度検出装置を提供することを目的とする。 【構成】 ベース部38と、ベース部38に対して回転
可能に支持された回転部40と、ベース部38上に同心
円状に設けられた3個の環状抵抗体56、58、60
と、3個の環状抵抗体に導通した状態で設けられ第1の
電位にされる3個の第1の電極68a、68b、68c
と、3個の環状抵抗体に導通した状態で設けられ第1の
電極が設けられた位置から180度の位置に配置され第
2の電位にされる3個の第2の電極72a、72b、7
2cと、回転部40に取り付けられ3個の環状抵抗体と
接触して導通する3個の第1の摺動子84a、84b、
84cと、第1の摺動子の電位を検出する検出手段(6
2等)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、360度以上回転する
電動雲台の回転角度を検出することができる検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、回転角度検出装置を備えた電動
雲台の一例を示す図であり、分解された状態を斜視図で
示している。筺体10a〜10f内には2組のモータ1
2、14及び減速機16、18が内蔵されており、各減
速機の出力は歯車20、22及び回転軸24、26を介
して回転台28、30に伝達される。回転軸24、26
は筺体10aに設けられた開口部32に通されて支持さ
れており、回転台28、30は回転軸24、26の一端
に取り付けられている。そして、一方の回転台28は壁
面等に固定され、他方の回転台30にはテレビカメラ等
が取り付けられる。これにより、このテレビカメラは壁
面に対して2つの自由度をもつことになる。すなわち、
モータ12が回転することにより筺体10a〜10fに
対して回転台28が回転するため、壁面に対して筺体1
0a〜10fが上下方向に回転し、モータ14が回転す
ることにより筺体10a〜10fに対して回転台30が
回転するため、筺体10a〜10fに対してテレビカメ
ラが左右方向に回転する。
【0003】回転軸24、26の他端には、回転台2
8、30の回転角度を検出する回転角度検出装置34、
36が取り付けられている。この回転角度検出装置3
4、36によって検出された回転角度信号が図示しない
コントローラにフィードバックされることにより、モー
タ12、14の回転が制御され、回転台28、30の角
度が所定の値にされる。このように、回転角度検出装置
34、36が設けられていることにより、テレビカメラ
の上下方向及び左右方向の角度が所定の値にされ、所定
の被写体が撮影されることになる。回転角度検出装置3
4、36には、筺体10e、10fに対して固定された
ベース部38と、回転軸24、26に対して固定された
回転部40とが含まれる。
【0004】図9はベース部38を示す平面図である。
ベース部38の上面には、環状の抵抗体42、及び環状
の導体44が設けられている。環状抵抗体42は1箇所
が分断され、その部分にそれぞれ電極46及び48が取
り付けられている。電極46及び電極48の間には一定
の電圧が印加されており、電極48はグランドに接続さ
れている。また、環状導体44には、電極50が取り付
けられている。
【0005】図10は、回転角度検出装置34、36の
構造を示す側断面図である。回転軸24、26の一端に
回転部40が取り付けられ、回転部40にベース部38
が対向している。そして、ベース部38の上に設けられ
た環状抵抗体42及び環状導体44の両方にまたがって
ブラシ52が配置され、ブラシ52は回転部40に固定
されている。従って、ブラシ52及び環状導体44は互
いに導通しており、環状導体44の電位(グランドとの
間の電圧)を検出することにより、環状抵抗体42上の
ブラシ52が接触している点の位置すなわち回転部40
の回転角度を検出することができる。なお、回転軸2
4、26の端部は、内壁に取り付けられた軸受49とベ
ース部38に取り付けられた貫通シャフト54とによっ
て回転自在に支持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、テレビカメラ
が360度以上回転するような場合においては、回転部
40も360度以上回転しなければならない。しかし、
抵抗体42には電極46、48を取り出すための分断箇
所が存在し、この部分にはブラシ52は接触できない。
従って、この部分における検出データは存在せず、デー
タは不連続となる。このため、図9、図10に示した回
転角度検出装置34、36は、360度以上の回転角度
を検出することができないという問題点がある。
【0007】また、電動雲台の角度検出装置として、信
号が通るための制御ケーブルを有する形式のものもある
が、このような角度検出装置は、構造上360度以上の
回転角度を検出することができないという問題点があ
る。
【0008】一方、パルス数カウント形式の検出器を回
転台に取り付ければ、パルス数をカウントすることによ
り360度以上の回転角度の検出が容易に実現できる。
しかし、この角度検出は相対的なものであり、絶対位置
を検出するにはホームポジションを設けて電源投入直後
に必ずホームポジションサーチを行わなければならない
という問題点がある。しかも、パルスカウント誤差の累
積によって制御精度確保が困難になるという問題点もあ
る。
【0009】そこで、本発明の目的は、ホームポジショ
ンサーチを行うことなく、360度以上の回転角度を検
出することが可能な電動雲台の回転角度検出装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、電動雲台の固定部分に固定
されるベース部と、ベース部に対して回転可能に支持さ
れ、電動雲台の回転部分とともに回転する回転部と、ベ
ース部の面のうち回転部に対向する面の上に、回転部の
回転中心を中心として同心円状に設けられた3個の環状
抵抗体と、3個の環状抵抗体に導通した状態でそれぞれ
設けられ、回転部の回転中心に対する角度が互いに12
0度異なっており、一定の第1の電位にされる3個の第
1の電極と、3個の環状抵抗体に導通した状態でそれぞ
れ設けられ、回転部の回転中心に対して各環状抵抗体上
の第1の電極が設けられた位置から180度の位置に配
置され、第1の電位とは異なる一定の第2の電位にされ
る3個の第2の電極と、回転部に取り付けられ、3個の
環状抵抗体のそれぞれと接触して導通する3個の第1の
摺動子と、第1の摺動子の電位を検出する検出手段とを
備えている。
【0011】請求項2に係る発明においては、ベース部
の面のうち回転部に対向する面の上に、回転部の回転中
心を中心として同心円状に設けられた3個の環状導体
と、回転部に取り付けられ、環状導体のそれぞれと接触
して導通し、第1の摺動子のそれぞれと接続された3個
の第2の摺動子と、環状導体に接続された検出信号取り
出し用端子とを検出手段が備えている。
【0012】請求項3に係る発明は、3個の第1の摺動
子の電位の相互の大小関係に基づいて、3個の第1の摺
動子のうちから1つを選択する選択手段と、選択手段に
よって選択された第1の摺動子の電位に基づいて、回転
部の回転角度を検出する角度検出手段とを備えたことを
特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、電動雲台の回転部分ととも
に回転する回転部に取り付けられた3個の第1の摺動子
が、それぞれ環状抵抗体に接触して接触箇所の電位を検
出する。3個の環状抵抗体は電動雲台の固定部分に固定
されるベース部の上に設けられており、それぞれ第1の
電極及び第2の電極を有している。第1の電極及び第2
の電極は異なる電位にされるため、環状抵抗体の各部分
は、その位置に応じた電位にされている。従って、第1
の摺動子を通して、第1の摺動子と環状抵抗体との接触
箇所の電位を検出することにより、電動雲台の回転角度
が検出される。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に沿って本発明の実施例につ
いて説明する。なお、図面において同一又は相当部分に
は同一符号を用いるものとする。
【0015】図1は、本発明に従って構成された電動雲
台の回転角度検出装置のうちベース部38の構成を示す
平面図である。ベース部38の面のうち回転部40(図
示せず)に対向する面の上には、3本の環状抵抗体5
6、58、60と3本の環状導体62、64、66とが
点O(回転部の回転中心)を中心として同心円状に設け
られている。そして、3個の環状抵抗体56、58、6
0にそれぞれ導通した状態で第1の電極68a、68
b、68cが設けられている。第1の電極68a、68
b、68cの点Oに対する角度は互いに120度異なっ
ている。第1の電極68a、68b、68cは、図1に
示したように互いに接続されており、参照電位印加端子
70から第1の電位(例えば、Vref ボルト)が印加さ
れる。
【0016】また、3個の環状抵抗体56、58、60
にそれぞれ導通した状態で第2の電極72a、72b、
72cが設けられている。第2の電極72a、72b、
72cは、点Oに対して第1の電極68a、68b、6
8cが設けられた位置から180度の位置に配置されて
いる。第2の電極72a、72b、72cは、図示した
ように互いに接続されており、グランド端子74を通し
てグランドレベルに接続されている。このグランドレベ
ルは第2の電位を構成する。また、3個の環状導体6
2、64、66には、それぞれ検出信号取り出し用端子
76、78、80が接続されている。
【0017】図2は、図1に示した電動雲台の回転角度
検出装置の側面図である。回転部40にはブラシ52が
取り付けられている。ブラシ52は、基部82と接触子
84a〜84fから構成されており、接触子84a〜8
4fは一直線上に配置されている。接触子84a〜84
fはそれぞれ環状抵抗体56、58、60、環状導体6
2、64、66に接触する。また、接触子84aと接触
子84fとは図示しないリード線によって互いに接続さ
れており、接触子84bと接触子84e、接触子84c
と接触子84dも同様に接続されている。
【0018】図3は、ブラシ52の別の例を示す図であ
る。このブラシ52は3つのブラシ52a、52b、5
2cから構成されており、ブラシ52aは環状抵抗体5
6及び環状導体62に接触してこれらを導通させ、ブラ
シ52bは環状抵抗体58及び環状導体64に接触して
これらを導通させ、ブラシ52cは環状抵抗体60及び
環状導体66に接触してこれらを導通させている。この
場合、ブラシ52a、52b、52cを一直線上に配置
することは不可能であるため、図3に示したように角度
をある程度ずらして配置している。従って、この場合に
は電極68a、68b、68cや電極72a、72b、
72cを均等に配置することは不可能であり、ブラシ5
2a、52b、52cをずらした角度だけ、電極68a
等をずらす必要がある。
【0019】次に、回転部40の回転にともなって変化
する検出信号取り出し用端子76、78、80の電圧に
ついて説明する。まず、環状抵抗体56には、2つの電
極68a、72aが設けられており、それぞれVref
ルト及び0ボルトが印加されている。このため、環状抵
抗体56上の各点の電位は、その点の位置に応じて0ボ
ルトとVref ボルトの間の電位になる。従って、環状抵
抗体56に接触する接触子84aの電位は、回転体40
の回転とともに直線的に変化することになる。図4(
a) に示した実線は接触子84aの電位の変化、すなわ
ち端子76の電圧Vaの変化を表している。このように
電圧Vaは、回転角度が0度から180度までは直線的
に0ボルトからVref ボルトまで上昇し、180度から
360度までは直線的にVref ボルトから0ボルトまで
下降する。
【0020】図4( a) に示した一点鎖線は端子78の
電圧Vbの変化を、二点鎖線は端子80の電圧Vcの変
化を示している。これらの変化は、電圧Vaの変化に比
べて位相がそれぞれ120度、240度進んでいる以外
は、電圧Vaの変化と同様である。
【0021】このように、1つの回転角度についてV
a、Vb、Vcの3つの電圧出力が得られるわけである
が、接触子が電極68a、68b、68cや電極72
a、72b、72cに来たときの電圧出力(Vref ボル
トや0ボルト)を用いるのは、電極68a等がある程度
の幅を有しているため角度検出が不可能となり都合が悪
い。このためこの実施例では、Va、Vb、Vcの3つ
の電圧出力のうちからVref ボルト及び0ボルトになら
ないものを用いることとしている。例えば、図4(a)
において、回転角度が0度から60度の間ではVcが選
択されて用いられ、0ボルトになるVaやVref ボルト
になるVbは用いられない。また、60度から120度
の間ではVaが選択されて用いられ、0ボルトになるV
cやVref ボルトになるVbは用いられない。
【0022】このように適当な電圧出力を選択するため
に、まず、図5に示した回路によって電圧出力Va、V
b、Vcからbit1〜bit3を作る。コンパレータ
86にはVa及びVbが入力され、Vaの方がVbより
も大きいときにbit1は「1」になる。同様に、Vb
の方がVcよりも大きいときにコンパレータ88の出力
であるbit2は「1」になり、Vcの方がVaよりも
大きいときにコンパレータ90の出力であるbit3は
「1」になる。図4( b) は、bit1〜bit3の回
転角度による変化を示したものである。
【0023】図6は、図5に示した回路を含むシステム
全体の構成を示す図である。環状抵抗体56、58、6
0等から成る回路92から出力される電圧Va、Vb、
Vcは、図5の回路によってbit1〜bit3に変換
される。さらにbit1〜bit3は、インバータ、ア
ンドゲート及びオアゲートによってbit−a〜bit
−cに変換される。コンパレータ86〜90、インバー
タ、アンドゲート及びオアゲートによって回路96が構
成される。bit−a〜bit−cは、スイッチング素
子を含む回路94に入力される。このスイッチング素子
は、リレーあるいはFET等の半導体スイッチング素子
である。
【0024】bit1〜bit3が回路96によってb
it−a〜bit−cに変換されて、bit−a〜bi
t−cによって回路94内のスイッチング素子がオンオ
フされた結果、選択される電圧出力は図7に示すように
なる。例えば、回転角度が0度から60度の間において
はVcが選択され、60度から120度の間においては
Vaが選択される。このような選択が行われるため、図
4( a) に示したように、任意の回転角度において選択
された電圧出力すなわちセンサ出力電圧は、0ボルトに
もVref ボルトにもならない中間の電圧になる。
【0025】このセンサ出力電圧、すなわち回路94の
出力は、図6に示したように、さらにA/Dコンバータ
によってディジタル信号に変換された後、CPUに入力
される。一方、CPUにはbit1〜bit3も入力さ
れており、CPUは、これらの値と図7に示した換算表
とから回転角度がどの範囲に入っているかを判断する。
従って、CPUは、A/Dコンバータからの入力値とb
it1〜bit3とに基づいて、回転体40の回転角度
を検出することができることになる。
【0026】このようにして、CPUは、回転体40の
回転角度すなわち電動雲台の回転角度を検出することが
できるため、この回転角度信号をフィードバック信号と
してモータドライバ98の入力信号を変化させ、X軸の
モータ12をフィードバック制御することができる。
【0027】なお、回路96によって選択手段が構成さ
れ、A/Dコンバータ及びCPUによって角度検出手段
が構成される。
【0028】図6は、X、Yの2軸を有するシステムを
表しており、以上説明したX軸用の回路と同様のY軸用
の回路が設けられている。すなわち、回路102は回路
92と、回路104は回路94と、回路106は回路9
6と、モータドライバ108はモータドライバ98と、
モータ14はモータ12と、それぞれ同様のものであ
る。ただし、回路104の出力はX軸用のA/Dコンバ
ータに入力されており、A/Dコンバータは供用となっ
ている。なお、ここでは、A/Dコンバータの出力が2
つあるとしているが、X軸、Y軸のどちらの信号が変換
されたのかを示す信号がCPUに伝達されるようにすれ
ば、A/Dコンバータの出力を1つで済ますことができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、回転部
に取り付けられた3個の第1の摺動子が、それぞれ環状
抵抗体に接触して接触箇所の電位を検出する。3個の環
状抵抗体はベース部の上に設けられており、それぞれ第
1の電極及び第2の電極を有している。第1の電極及び
第2の電極は異なる電位にされるため、環状抵抗体の各
部分は、その位置に応じた電位にされている。従って、
第1の摺動子を通して、第1の摺動子と環状抵抗体との
接触箇所の電位を検出することにより、電動雲台の回転
角度が検出される。このようにして、ホームポジション
サーチを行うことなく、360度以上の回転角度を検出
することが可能な電動雲台の回転角度検出装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された電動雲台の回転角度
検出装置のうち、ベース部の構成を示す平面図である。
【図2】図1に示した電動雲台の回転角度検出装置の側
面図である。
【図3】ブラシの別の例を示す図である。
【図4】( a) は回転角度による端子電圧Va、Vb、
Vcの変化を示す図であり、(b) は回転角度によるb
it1〜bit3の変化を示す図である。
【図5】電圧出力Va、Vb、Vcをbit1〜bit
3に変換する回路を示す図である。
【図6】システム全体の構成を示す図である。
【図7】回転角度によって変化するbit1〜bit3
の値、及び選択される電圧出力Va、Vb、Vcを示す
図である。
【図8】回転角度検出装置を備えた電動雲台の一例を示
す図である。
【図9】従来の回転角度検出装置におけるベース部を示
す平面図である。
【図10】従来の回転角度検出装置の構造を示す側断面
図である。
【符号の説明】
38…ベース部、40…回転部、56、58、60…環
状抵抗体、62、64、66…環状導体、68a、68
b、68c…第1の電極、72a、72b、72c…第
2の電極、76、78、80…検出信号取り出し用端
子、84a、84b、84c…第1の摺動子、84d、
84e、84f…第2の摺動子、96…回路 (選択手
段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動雲台の固定部分に固定されるベース
    部と、 前記ベース部に対して回転可能に支持され、電動雲台の
    回転部分とともに回転する回転部と、 前記ベース部の面のうち前記回転部に対向する面の上
    に、前記回転部の回転中心を中心として同心円状に設け
    られた3個の環状抵抗体と、 3個の前記環状抵抗体に導通した状態でそれぞれ設けら
    れ、前記回転部の回転中心に対する角度が互いに120
    度異なっており、一定の第1の電位にされる3個の第1
    の電極と、 3個の前記環状抵抗体に導通した状態でそれぞれ設けら
    れ、前記回転部の回転中心に対して各前記環状抵抗体上
    の前記第1の電極が設けられた位置から180度の位置
    に配置され、前記第1の電位とは異なる一定の第2の電
    位にされる3個の第2の電極と、 前記回転部に取り付けられ、3個の前記環状抵抗体のそ
    れぞれと接触して導通する3個の第1の摺動子と、 前記第1の摺動子の電位を検出する検出手段と、を備え
    た電動雲台の回転角度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース部の面のうち前記回転部に対
    向する面の上に、前記回転部の回転中心を中心として同
    心円状に設けられた3個の環状導体と、 前記回転部に取り付けられ、前記環状導体のそれぞれと
    接触して導通し、前記第1の摺動子のそれぞれと接続さ
    れた3個の第2の摺動子と、 前記環状導体に接続された検出信号取り出し用端子と、
    を前記検出手段が備えたことを特徴とする請求項1記載
    の電動雲台の回転角度検出装置。
  3. 【請求項3】 3個の前記第1の摺動子の電位の相互の
    大小関係に基づいて、3個の前記第1の摺動子のうちか
    ら1つを選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記第1の摺動子の電
    位に基づいて、前記回転部の回転角度を検出する角度検
    出手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の電動雲台の回転角度検出装置。
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