JPH05107016A - 角度信号発生装置 - Google Patents

角度信号発生装置

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JPH05107016A
JPH05107016A JP14125891A JP14125891A JPH05107016A JP H05107016 A JPH05107016 A JP H05107016A JP 14125891 A JP14125891 A JP 14125891A JP 14125891 A JP14125891 A JP 14125891A JP H05107016 A JPH05107016 A JP H05107016A
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resistor
fixed electrode
fixed
angular position
voltage
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JP14125891A
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English (en)
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Noriyuki Matsushima
紀之 松島
Minoru Fukuda
実 福田
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転位置を示すデータを得るための装置の構
造を簡単にする。 【構成】 円環状の第1の抵抗体8に第1及び第2の固
定電極9、10を180度間隔で接続する。第1の抵抗
体8の対向する2箇所を短絡しつつ回転する第1の可動
電極11を設ける。円環状の第2の抵抗14に第3及び
第4の固定電極15、16を180度間隔で設ける。第
2の抵抗体14の対向する2箇所を短絡しつつ回転する
第2の可動電極17を設ける。第1及び第2の固定電極
9、10と第3及び第4の固定電極15、16との間に
角度差をつける。第2及び第4の電極10、16を固定
抵抗Ra1、Ra2を介して電圧源3に接続する。第2及び
第4の固定電極10、16の電圧V1 、V2 の大小関係
によって角度範囲を決定し、V1 とV2 とのいずれかに
よって角度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに角度位
置データを与えるために好適な角度信号発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】角度位
置データを発生させるための装置として光学式ロータリ
ー・エンコーダや抵抗式ロータリー・エンコーダが知ら
れている。しかし、前者の光学式ロータリー・エンコー
ダは、角度位置を示すようにコード化された精密なスリ
ットを持つ円板とスリットの有無を検出するための発光
ダイオード及びフォトトランジスタとを使用するために
構成が複雑になり、且つ高価になった。後者の抵抗式ロ
ータリー・エンコーダは、角度位置に対応する抵抗値を
有する複数の抵抗体を配置し、可動電極の回転によって
抵抗の変化を検出し、これをA/D変換することによっ
て角度位置データを得るように構成されている。この抵
抗式ロータリー・エンコーダは抵抗体の形成が複雑であ
り、且つ高い信頼性を得ることができなかった。角度位
置データ発生装置として回転型可変抵抗器を使用し、基
準角度(零度)に対応させて円環状抵抗体に切れ目を入
れ、この切れ目に隣接する抵抗体の一端と可動電極(可
動接触子)との間の抵抗値変化によって可動電極の角度
位置を検知する方式がある。この可変抵抗器を使用する
方式は構成が簡単であるという特長を有する半面、長時
間回転させると、角度位置の基準としての切れ目の部分
が損傷し、信頼性に乏しいという欠点を有する。この他
に、ロータリー・スイッチ型のエンコーダがあるが、多
くの接点を使用しているためにチャタリングが発生した
り、大きな回転モーメントが必要になる。
【0003】そこで本発明の目的は構成が簡単であり且
つ耐久性に優れている角度信号発生装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、円環状に形成され且つ切れ目を有さない抵
抗体と、前記抵抗体の第1の角度位置に接続された第1
の固定電極と、前記第1の角度位置に対して180度の
角度差を有する前記抵抗体の第2の角度位置に接続され
た第2の固定電極と、前記抵抗体の直径方向において対
向する2箇所を短絡しつつ前記抵抗体上をエンドレスに
移動することができるように配設された可動短絡体と、
前記第2の固定電極に接続された固定抵抗Ra と、前記
第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の合成抵抗
Rb と前記固定抵抗Ra との直列回路に電圧を印加する
ための電源手段と、前記第1の固定電極と前記第2の固
定電極との間の電圧を測定する電圧測定器と、前記電圧
測定器から得られた測定電圧値に基づいて前記可動電極
の角度位置を示す信号を得る角度位置判定装置とを備え
た角度信号発生装置に係わるものである。
【0005】なお、請求項2に示すように、角度信号発
生装置を、円環状に形成され且つ切れ目を有さない第1
の抵抗体と、前記第1の抵抗体の第1の角度位置に接続
された第1の固定電極と、前記第1の角度位置に対して
180度の角度差を有する前記第1の抵抗体の第2の角
度位置に接続された第2の固定電極と、前記第1の抵抗
体の直径方向において対向する2箇所を短絡しつつ前記
第1の抵抗体をエンドレスに移動することができるよう
に配設された第1の可動短絡体と、円環状に形成され且
つ切れ目を有さない第2の抵抗体と、前記第2の抵抗体
における前記第1及び第2の角度位置と異なる第3の角
度位置に接続された第3の固定電極と、前記第3の角度
位置に対して180度の角度差を有する前記第2の抵抗
体の第4の角度位置に接続された第4の固定電極と、前
記第2の抵抗体の直径方向において対向する2箇所を短
絡しつつ且つ前記第1の可動短絡体と同一角度位置関係
を保ちつつ前記第2の抵抗体上をエンドレスに移動する
ことができるように配設された第2の可動短絡体と、前
記第1の抵抗体の前記第2の固定電極に接続された第1
の固定抵抗Ra1と、前記第2の抵抗体の前記第4の固定
電極に接続された第2の固定抵抗Ra2と、前記第1の固
定電極と前記第2の固定電極との間の第1の合成抵抗R
b1と前記第1の固定抵抗Ra1との直列回路及び前記第3
の固定電極と前記第4の固定電極との間の第2の合成抵
抗Rb2と前記第2の固定抵抗Ra2との直列回路に単独又
は共通に電圧を印加する電源手段と、前記第1の固定電
極と前記第2の固定電極との間の第1の電圧及び前記第
3の固定電極と前記第4の固定電極との間の第2の電圧
を測定する電圧測定手段と、前記電圧測定手段から得ら
れた前記第1及び第2の電圧に基づいて前記第1及び第
2の可動短絡体の角度位置を示す信号を得る角度位置判
定装置とで構成することが望ましい。
【0006】また、請求項2に示す方式における第1及
び第2の固定電極と第3及び第4の固定電極との間の角
度差の代りに、第1の可動短絡体と第2の可動短絡体と
の間に角度差を予め持たせ、第1及び第2の固定電極と
第3及び第4の固定電極とを同一角度位置に配置するこ
とができる。
【0007】請求項4に示すように、第1及び第2の電
圧の大小関係によって角度範囲を決定し、第1及び第2
の電圧のいずれか一方で角度を決定することが望まし
い。
【0008】
【作用】請求項1に従う装置で正方向回転時の角度位置
を検出する場合には、1つ前のサンプリング時点の角度
位置を示す電圧よりも高い電圧が得られる範囲を0度〜
90度の範囲と判定し、1つ前のサンプリング時点の角
度位置を示す電圧よりも低い電圧が得られる範囲を90
度〜180度範囲と判定する。逆方向回転の情報が得ら
れる場合には、上記と逆に判定する。いずれの請求項の
発明においても、可動短絡体の回転に従って角度位置を
示す電圧が2次曲線で得られる。第1及び第2の抵抗体
を有する場合には、第1及び第2の電圧は位相差を有す
る2つの2次曲線となる。位相差を有する2つの2次曲
線が得られると、角度範囲を容易に決定することができ
る。従って、0〜180度の範囲で同一値が2回得られ
ても、これを判別することができる。円環状抵抗体は切
れ目を有さないので、損傷しにくい。
【0009】
【実施例】次に、図1〜図6を参照して本発明の実施例
に係わるエンドレス型角度位置信号発生装置を説明す
る。この角度位置信号発生装置は、ストッパを持たずに
無制限に回転させる構成の第1及び第2の可変抵抗器
1、2と、電源手段としての電圧源3と、電圧測定手段
としての第1及び第2の電圧測定器4、5と、角度判定
用信号処理装置6とから成る。
【0010】第1の可変抵抗器1は、絶縁基板7上に円
環状即ちドーナツ状に形成された抵抗層から成る切れ目
のない第1の抵抗体8と、この第1の抵抗体8の第1の
角度位置(零度)に接続された第1の固定電極9と、第
1の抵抗体8の第2の角度位置(180度)に接続され
た第2の固定電極10と、第1の抵抗体8上をスライド
する短絡体としての第1の可動電極11と、第1の可動
電極11を支持して回転する回転軸12とから成る。第
1の可動電極9はグランド(共通端子)に接続され、第
2の固定電極10は第1の固定抵抗Ra1を介して電圧源
3に接続されている。なお、第1の可動電極11は第1
の抵抗体8の直径方向における対向する2箇所を短絡し
つつ第1の抵抗体8上をスライドするように構成されて
いる。第1の電圧測定器4は第1及び第2の固定電極
9、10間に接続されている。
【0011】第2の可変抵抗器2は、絶縁基板13上に
円環状に形成された抵抗層から成る切れ目のない第2の
抵抗体14と、この第2の抵抗体14の第3の角度位置
(第1の抵抗体8の0度を基準にして−45度)に接続
された第3の固定電極15と、第2の抵抗体14の第3
の角度位置に対して180度の角度差を有する第4の角
度位置(135度)に接続された第4の固定電極16
と、第2の抵抗体14の直径方向において対向する2箇
所を短絡しつつ且つ第1の可動電極11と同一の角度位
置を保ちつつ第2の抵抗体14上をスライドするように
回転軸12に支持された短絡体としての第2の可動電極
17とから成る。第3の固定電極15はグランドに接続
され、第4の固定電極16は第2の固定抵抗Ra2を介し
て電圧源3に接続されている。第2の電圧測定器5は第
3及び第4の固定電極15、16間に接続されている。
【0012】第2の絶縁基板13及び第2の抵抗体14
は図2に示すように第1の絶縁基板7及び第1の抵抗体
8に対して平行に配置されている。回転軸12は円環状
の第1及び第2の抵抗体8、14の中心に配置され、第
1及び第2の可動電極11、17を支持している。角度
データを得る時に第1及び第2の可動電極11、17が
切れ目のない抵抗体8、14上をスライドするので、従
来装置で生じた切り目部分の損傷が生じない。
【0013】第1及び第2の電圧測定器4、5は第1及
び第3の固定電極9、15と第1及び第2の可動電極1
1、17との間の電圧を測定し、第1及び第2の電圧V
1 、V2 を示すディジタルデータを角度判定信号処理装
置6に送る。なお、第1及び第2の電圧測定器4、5を
1個の電圧測定器とし、時分割で使用することもでき
る。
【0014】角度判定用信号処理装置6は、第1及び第
2の電圧V1 、V2 を示すデータに基づいて回転軸12
即ち第1及び第2の可動電極11、17の角度位置を判
定するように構成されている。この角度判定用信号処理
装置6はマイクロコンピュータ(マイクロプロセッサ)
から成る。マイクロコンピュータのメモリに図6のV1
、V2 曲線及びこれに関係するデータVB 、Vs 等を
格納している。なお、このマイクロコンピュータは、角
度位置信号発生装置が使用されているオシロスコープ等
のシステムのものを兼用しているので、特別にコスト高
にならない。
【0015】図3は図1の装置の電気回路を示す。第1
の可変抵抗器1は第1及び第2の固定電極9、10と第
1の可動電極11とで分割された4つの抵抗R1 、R2
、R3 、R4 で示されている。勿論、第1の可動電極
11が第1及び第2の固定電極9、10に一致した時に
は、R2 とR3 又はR1 とR4 が零になり、2つの抵抗
の並列回路になる。図4は第1の可変抵抗器1の第1及
び第2の固定電極9、10間の第1の合成抵抗Rb1を示
す。この第1の合成抵抗Rb1は第1の可動電極11の移
動に追従して変化する。図5は第1の合成抵抗Rb1の両
端の電圧の検出方法を示す。第1の固定抵抗Ra1と第1
の合成抵抗Rb1とに電源3から電圧Vボルトを印加した
時に第2の固定電極10に得られる第1の電圧V1 はV
Rb1/(Rb1+Ra1)である。第2の可変抵抗器2も第
1の可変抵抗器1と同様に、図3に示すように4つの抵
抗R5 、R6 、R7 、R8 で示すことが可能であり、こ
の合成抵抗Rb2の電圧も第1の可変抵抗器1と同様に求
めることができる。
【0016】図6は第1及び第2の可変抵抗器1、2か
ら得られる電圧即ち測定器4、5の出力と第1及び第2
の可動電極11、17の角度との関係を示す。第1の電
圧V1 は0度〜90度の区間で2次曲線を描いて増大
し、90度で最大になった後、90度〜180度の区間
で2次曲線を描いて減少し、180〜360度の区間は
0〜180度の区間と同様に変化する。第1及び第2の
抵抗体8、14の値及び第1及び第2の固定抵抗Ra1、
Ra2の値は互いに同一であるので、第1及び第2の電圧
V1 、V2 は45度の位相差を有して同様に変化する。
電圧V1 、V2 が2次曲線を描いて変化するのは、勿
論、角度と第1及び第2の合成抵抗Rb1、Rb2の関係が
2次関数になるからである。
【0017】角度判定用信号処理装置6における角度の
決定は次の方法で行う。 (1) まず、第1及び第2の電圧測定器4、5の出力
電圧V1 、V2を読み込む。 (2) 第1の電圧V1 と第2の電圧V2 とを比較す
る。 (3) 図6に基づいて角度範囲を決定し、且つ角度を
決定する。 上記を更に詳しく説明すると、0〜22.5度の範囲で
はV1 <V2 であるのでV1 を選択し、図6のV1 を示
す曲線に基づいて角度を求める。22.5〜112.5
度の範囲ではV2 <V1 であるので、図6のV2 を示す
曲線に基づいて角度を求める。112.5〜180度の
範囲ではV1 <V2 であるので、図6のV1 を示す曲線
に基づいて角度を求める。V1 の0〜22.5度の値と
157.5〜180度の値は同一になるので、この区別
をV2 の値の大小によって行う。即ち、22.5度のV
2 の値VB と180度のV2 の値Vsとを設定し、V2
がVB 〜Vs の範囲内であれば、0〜22.5度の範囲
のV1 であると判定し、V2 がVs 以上であれば15
7.5〜180度の範囲のV1 であると判定する。V2
も0〜180度の範囲で同一の値を2回とる。そこで、
V1 がVs よりも小さい時には22.5〜45度の範囲
のV2 であると判定し、V1がVs 以上の時には45〜
67.5度のV2 であると判定する。V1 、V2 の曲線
の180〜360度の範囲は0〜180度の範囲と同一
であるので、同一の方法で角度を決定する。図6の曲線
のみでは0〜180度の範囲と180〜360度の範囲
を区別することができないので、この区別が必要な場合
には、例えば前後する2つのサンプルの比較に基づいて
角度範囲の変化を知り、0〜180度か180〜360
度かをを判定する。
【0018】次に、図7に示す本発明の別の実施例の角
度位置信号発生装置を説明する。但し、図7において図
1と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。図7の実施例では第1及び第3の固定電極9、
15が共に第1及び第2の抵抗体8、14の0度位置に
接続され、第2及び第4の固定電極10、16が共に1
80度位置に接続されている。一方、第1及び第2の可
動電極11、17は45度の角度差を有するように回転
軸12に取り付けられている。図7においてこの他は図
1と全く同一に構成されている。この様に構成しても第
2及び第4の固定電極10、16から図1の場合と同様
に変化する第1及び第2の電圧V1 、V2 が得られ、同
様に角度位置データを得ることができる。
【0019】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1の電圧V1 と第2の電圧V2 との位相差は
180度以外の任意の値にすることができる。 (2) 第1及び第2の抵抗体8、14に共通の電圧源
3から同一の電圧Vを供給せずに、別の電圧源から同一
又は異なる値の電圧を供給するように構成することがで
きる。 (3) 第1及び第2の可動電極11、17を共通の回
転軸12に取り付ける代りに、同期して回転する2つの
軸に夫々取り付けてもよい。この場合には第1及び第2
の抵抗体8、14を同一基板上に配置してもよい。 (4) 回転軸12の正方向回転における角度位置のみ
を検出する場合には、第2の可変抵抗器2を省いて第1
の可変抵抗器1のみで角度位置を検出してもよい。この
場合には、角度判定信号処理装置6において、第2の固
定電極10の電圧V1 の1つの前のサンプルとその後の
サンプルの大小関係を判定し、電圧V1が上昇した時に
は0度〜90度の範囲と判定し、電圧V1 が減少した時
には90度〜180度の範囲と判定する。また、回転方
向情報が得られる場合には、第1の可変抵抗器1のみを
使用し、正逆両方の回転において0〜180度の範囲の
角度データを得ることができる。 (5) 図6において、V1 とV2 の内で大きい方の値
を使用して角度を決定してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のようにいずれの請求項の発明によ
っても耐久性のある簡単な構成の可変抵抗器によって角
度位置信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる角度信号発生装置を示
すブロック図である。
【図2】図1の可変抵抗器を示す断面図である。
【図3】図1の可変抵抗器部分の電気的接続を示す回路
図である。
【図4】図1の第1の可変抵抗器の等価回路図である。
【図5】図1の第1の可変抵抗器の抵抗に対応した電圧
を得る原理を示す図である。
【図6】角度判定信号処理装置で角度を決定するための
角度と電圧との関係を示す図である。
【図7】別の実施例の角度位置信号発生装置を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 第1の可変抵抗器 2 第2の可変抵抗器 3 電源 8 第1の抵抗体 9 第1の固定電極 10 第2の固定電極 11 第1の可動電極 14 第2の抵抗体 15 第1の固定電極 16 第2の固定電極 17 第2の可動電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状に形成され且つ切れ目を有さない
    抵抗体と、 前記抵抗体の第1の角度位置に接続された第1の固定電
    極と、 前記第1の角度位置に対して180度の角度差を有する
    前記抵抗体の第2の角度位置に接続された第2の固定電
    極と、 前記抵抗体の直径方向において対向する2箇所を短絡し
    つつ前記抵抗体上をエンドレスに移動することができる
    ように配設された可動短絡体と、 前記第2の固定電極に接続された固定抵抗(Ra )と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の合成
    抵抗(Rb )と前記固定抵抗(Ra )との直列回路に電
    圧を印加するための電源手段と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の電圧
    を測定する電圧測定器と、 前記電圧測定器から得られた測定電圧値に基づいて前記
    可動短絡体の角度位置を示す信号を得る角度位置判定装
    置とを備えた角度信号発生装置。
  2. 【請求項2】 円環状に形成され且つ切れ目を有さない
    第1の抵抗体と、 前記第1の抵抗体の第1の角度位置に接続された第1の
    固定電極と、 前記第1の角度位置に対して180度の角度差を有する
    前記第1の抵抗体の第2の角度位置に接続された第2の
    固定電極と、 前記第1の抵抗体の直径方向において対向する2箇所を
    短絡しつつ前記第1の抵抗体をエンドレスに移動するこ
    とができるように配設された第1の可動短絡体と、 円環状に形成され且つ切れ目を有さない第2の抵抗体
    と、 前記第2の抵抗体における前記第1及び第2の角度位置
    と異なる第3の角度位置に接続された第3の固定電極
    と、 前記第3の角度位置に対して180度の角度差を有する
    前記第2の抵抗体の第4の角度位置に接続された第4の
    固定電極と、 前記第2の抵抗体の直径方向において対向する2箇所を
    短絡しつつ且つ前記第1の可動短絡体と同一角度位置関
    係を保ちつつ前記第2の抵抗体上をエンドレスに移動す
    ることができるように配設された第2の可動短絡体と、 前記第1の抵抗体の前記第2の固定電極に接続された第
    1の固定抵抗(Ra1)と、 前記第2の抵抗体の前記第4の固定電極に接続された第
    2の固定抵抗(Ra2)と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の第1
    の合成抵抗(Rb1)と前記第1の固定抵抗(Ra1)との
    直列回路及び前記第3の固定電極と前記第4の固定電極
    との間の第2の合成抵抗(Rb2)と前記第2の固定抵抗
    (Ra2)との直列回路に単独又は共通に電圧を印加する
    電源手段と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の第1
    の電圧及び前記第3の固定電極と前記第4の固定電極と
    の間の第2の電圧を測定する電圧測定手段と、 前記電圧測定手段から得られた前記第1及び第2の電圧
    に基づいて前記第1及び第2の可動短絡体の角度位置を
    示す信号を得る角度位置判定装置とを備えた角度信号発
    生装置。
  3. 【請求項3】 円環状に形成され且つ切れ目を有さない
    第1の抵抗体と、 前記第1の抵抗体の第1の角度位置に接続された第1の
    固定電極と、 前記第1の角度位置に対して180度の角度差を有する
    前記第1の抵抗体の第2の角度位置に接続された第2の
    固定電極と、 前記前記第1の抵抗体の直径方向において対向する2箇
    所を短絡しつつ前記第1の抵抗体をエンドレスに移動す
    ることができるように配設された第1の可動短絡体と、 円環状に形成され且つ切れ目を有さない第2の抵抗体
    と、 前記第2の抵抗体における前記第1の角度位置と同一の
    角度位置に接続された第3の固定電極と、 前記第2の抵抗体の前記第2の角度位置と同一の角度位
    置に接続された第4の固定電極と、 前記第2の抵抗体の直径方向において対向する2箇所を
    短絡しつつ且つ前記第1の可動短絡体に対して一定の角
    度差を保ちつつ前記第2の抵抗体上をエンドレスに移動
    することができるように配設された第2の第2の可動短
    絡体と、 前記第1の抵抗体の前記第2の固定電極に接続された第
    1の固定抵抗(Ra1)と、 前記第2の抵抗体の前記第4の固定電極に接続された第
    2の固定抵抗(Ra2)と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の第1
    の合成抵抗(Rb1)と前記第1の固定抵抗(Ra1)との
    直列回路及び前記第3の固定電極と前記第4の固定電極
    との間の第2の合成抵抗(Rb2)と前記第2の固定抵抗
    (Ra2)との直列回路に単独又は共通に電圧を印加する
    電源手段と、 前記第1の固定電極と前記第2の固定電極との間の第1
    の電圧及び第3の固定電極と前記第4の固定電極との間
    の第2の電圧を測定する電圧測定手段と、 前記電圧測定手段から得られた前記第1及び第2の電圧
    に基づいて前記第1及び第2の可動短絡体の角度位置を
    示す信号を得る角度位置判定装置とを備えた角度信号発
    生装置。
  4. 【請求項4】 前記角度位置判定装置は、前記第1及び
    第2の電圧の大小関係によって角度範囲を決定し、前記
    第1及び第2の電圧のいずれか一方によって前記角度範
    囲内の角度を決定する装置である請求項2又は3記載の
    角度信号発生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517033A (ja) * 2007-01-24 2010-05-20 オットー・ボック・ヘルスケア・プロダクツ・ゲーエムベーハー 電位差計
CN112284244A (zh) * 2020-11-02 2021-01-29 广西柳工机械股份有限公司 一种角位移测量装置及系统

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JP2010517033A (ja) * 2007-01-24 2010-05-20 オットー・ボック・ヘルスケア・プロダクツ・ゲーエムベーハー 電位差計
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