JPH11101605A - ポテンショメータを用いた角度検出装置 - Google Patents

ポテンショメータを用いた角度検出装置

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JPH11101605A
JPH11101605A JP27798997A JP27798997A JPH11101605A JP H11101605 A JPH11101605 A JP H11101605A JP 27798997 A JP27798997 A JP 27798997A JP 27798997 A JP27798997 A JP 27798997A JP H11101605 A JPH11101605 A JP H11101605A
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JP
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sliders
angle
electrode
resistors
annular
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JP27798997A
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Koji Hagino
弘司 萩野
Kenichiro Iketa
健一郎 井桁
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Nidec Advanced Motor Corp
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Japan Servo Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、360度以上回転する機構,例え
ば監視テレビカメラ用電動雲台等の回転角度を検出する
ことができる,簡単な構造で安価な角度検出装置の実現
を目的とする。 【解決手段】 本発明に成る回転角度検出装置は,同心
円状または同軸上に設けられた2個の環状抵抗体と,2
個の環状抵抗体のそれぞれと接触して導通し,かつ互い
に角度位相差を有する位置に配置された2個の摺動子を
用いる方法,または1個の環状抵抗体に接触して導通
し,かつ互いに角度位相差を有する位置に配置された2
個の摺動子を用いて,前記環状抵抗体には環状抵抗体に
導通した状態で設けられ,一定の第1の電位にされる第
1の電極と,環状抵抗体に導通した状態で設けられ,第
1の電極から180度の位置に配置され,前記第1の電
位と異なる第2の電位にされる第2の電極を備え,第1
と第2電極間に電圧を印可したときの,前記2個の摺動
子の電位を検出する検出手段と,検出電圧から回転角度
を求める手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、360度以上回転
する機構,例えば監視テレビカメラ用電動雲台等の回転
角度を検出することができる,角度検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】抵抗体を用いたポテンショメータは低価
格であり,出力も直流電圧で取り出せるので後の信号処
理も簡単なので,回転角度の検出器としてよく使われ
る。しかし普通の一回転型のポテンショメータは,円環
状に形成した抵抗体に対して,始点と終点に相当する部
分に端末端子を設けるため,抵抗体が分断されるので,
機械的に連続的に回転させることはできても,電気的に
角度を検出することができない部分が一部分発生する。
螺旋状に形成した抵抗体をワイパーが摺動する構造の多
回転型のポテンショメータは,回転角度360度以上の
角度検出が可能になるが,抵抗体の終端がすなわち機械
的な終端でもあるので,一方向に機械的に連続回転させ
ることはできず,機械的に回転可能な回転角の範囲で往
復運動させるような使い方しかできない。このような角
度検出装置を,例えば監視テレビカメラの電動雲台に使
用すると,一部分使用できない角度範囲を生じたり,連
続的に一方向に回転させることができない等の不都合を
生じて,使いにくい装置となってしまう問題がある。
【0003】このような不都合を解決する手段として,
特開平8ー114410号あるいは特開平8ー1144
09号公報に開示されている技術がある。図5は特開平
8ー114410号公報に開示された内容の基本構成を
示す各々平面図と側面図であり,同心円状の設けられた
3個の環状抵抗体56,58,60を使用し,それぞれ
の環状抵抗体に第1の電極を互いに120度の角度で設
け,第1の電極から180度の位置にそれぞれ第2の電
極を設けて電圧を印可し,3個の環状抵抗体のそれぞれ
と接触して導通する3個の第1の摺動子を設けている。
また第1の摺動子の信号を取り出すため,3個の環状導
体を用いて,それに接触して導通する3個の第2の摺動
子とでスリップリングを形成し,各々3個の第1の摺動
子と接続して検出信号取り出し用端子としている。
【0004】図6は特開平8ー114409号公報に開
示された内容の基本構成を示す平面図と側面図であり,
1個の環状抵抗体56に対して第1の電極68と,回転
中心Oに対して第1の電極68が設けられた位置から1
80度の位置に第2の電極72を設けて電圧を印可し,
環状抵抗体56と接触して導通する3個の第1の摺動子
を,回転中心に対して互いに120度の角度で配置して
いる。また第1の摺動子の信号を取り出すため,3個の
環状導体を用いて,それに接触して導通する3個の第2
の摺動子とでスリップリングを形成し,各々3個の第1
の摺動子と接続して検出信号取り出し用端子としてい
る。いずれもホームポジションサーチを行うことなく3
60度以上の回転角度を検出することが可能な,電動雲
台の回転角度検出装置を提供することを目的としてい
る。また両者とも,3個の検出用摺動子のうちから1つ
を選択する選択手段と,選択された摺動子の電位に基づ
いて回転角度を検出する角度検出手段を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、基本的に3組のポテンショメータを用いた構成のた
め,構成部品の数が多く複雑であり,検出精度をよくす
るためには精度の高い部品を数多く使用し,かつ組み合
わせ精度も高めなければならず高価になる。例えば特開
平8ー114410号では3個の環状抵抗体と3個の環
状導体を使用し,合計6個の摺動子を使用しなければな
らず,かつ3個の環状導体の電極間の角度を正確に12
0度に配置する必要がある。また特開平8ー11440
9号では環状抵抗体を1個に減じた効果はあるが,3個
の摺動子と3個の環状導体を使用しなければならず,か
つ3個の摺動子は120度間隔で正確に取り付けなけれ
ばならず,まだ高価な構成である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に成るポテンショ
メータを用いた位置検出装置は,基本要素であるポテン
ショメータの数を2組に減らして,構造を簡単にした位
置検出装置を実現することにある。
【0007】本発明においては、同心円状または同軸上
に設けられた2個の環状抵抗体と,該2個の環状抵抗体
に導通した状態でそれぞれ設けられ,一定の第1の電位
にされる2個の第1の電極と,前記2個の環状抵抗体に
導通した状態でそれぞれ設けられ,それぞれ第1の電極
から180度の位置に配置され,前記第1の電位と異な
る第2の電位にされる2個の第2の電極と,前記2個の
環状抵抗体のそれぞれと接触して導通し,かつ互いに角
度位相差を有する位置に配置され回転軸に固定された2
個の摺動子と,該2個の摺動子の電位を検出する検出手
段を備えた角度検出装置を構成して位置検出装置を実現
する。
【0008】又、2個の環状抵抗体を用いる代わりに,
1個の環状抵抗体に対して2個の摺動子を配置すること
によって,同じ動作をさせることが可能である。すなわ
ち1個の環状抵抗体と,該環状抵抗体に導通した状態で
設けられ,一定の第1の電位にされる第1の電極と,前
記環状抵抗体に導通した状態で設けられ,前記第1の電
極から180度の位置に配置され,前記第1の電位と異
なる第2の電位にされる第2の電極と,前記環状抵抗体
と接触して導通し,かつ互いに角度位相差を有する位置
に配置され回転軸に固定された2個の摺動子と,該2個
の摺動子の電位を検出する検出手段を備えた角度検出装
置を構成し位置検出装置を実現する。このように構成す
ると環状抵抗体を1個設けるので構成が簡単で容積が小
さく又価格も安価にできる。
【0009】前記2個の摺動子の電位と,定められた基
準値との大小関係ならびに,2個の摺動子の電位相互の
大小関係に基づいて,摺動子が環状抵抗体のどの位置に
あるかを判断する手段と,その判断結果によって定まる
摺動子の回転角度と電位の関係から,回転角度を求める
手段を備えた角度検出装置を構成し位置検出装置を実現
する。
【0010】前記2個の摺動子の角度位相差の設計値と
実際値の差によって,角度検出値に生じる誤差を小さく
するため,角度位相差の実測値を用いて変更あるいは補
正可能に構成した角度検出装置を構成し誤差の少ない位
置検出装置を実現する。
【0011】
【作用】上述の如き構成においては、環状抵抗体は18
0度間隔で第1および第2の電極を有している。第1の
電極と第2の電極間に電圧を印可すると,環状抵抗体の
各部分は,その位置に応じた電位となる。1個の環状抵
抗体と1個の摺動子の組み合わせの場合,1回転中に同
じ電位が2ヶ所発生するので1個の摺動子の電位から回
転角度を特定することはできないが,同心円状または同
軸上に配置された2組の環状抵抗体と摺動子の組み合わ
せを使用して,あるいは1個の環状抵抗体に対して2個
の摺動子を配置して,2個の摺動子を互いに角度位相差
を持たせて配置しているので,2個の摺動子の電位は互
いに角度位相差を有する2相出力となり,それぞれの電
位と互いの位相関係から摺動子の回転角度を特定するこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。図1は本発明になる第1の実施例を示す。
単位角度当たりの抵抗値が角度位置により一定の2個の
環状抵抗体56と58が同軸状に配置されており,第1
の電極68aと68bがそれぞれ環状抵抗体の56と5
8に導通接続されており,該第1の電極68aと68b
から回転角にして180度の位置に,第2の電極72a
と72bがそれぞれ環状抵抗体に導通接続されている。
環状抵抗体56の摺動子84aと,58の摺動子84b
は共通の回転軸10に機械的に固定されているが,環状
抵抗体に対する回転角度をずらして角度位相差を持たせ
て有る。たとえば摺動子84aが図示のごとく角度θの
位置にあるとき,摺動子84bは角度θ−φの位置すな
わち角度位相差φが与えられている。摺動子に角度位相
差を持たせる方法は,摺動子を同じ角度で回転軸10に
取り付けて,環状抵抗体の電極位置を互いに角度φだけ
ずらすことによっても,当然実現できる。また図1は環
状抵抗体を同軸状に配置した例であるが,2個の環状抵
抗体を同一平面上に同心状に配置しても,全く同じ動作
を実現できる。各摺動子84aと84bの検出電圧は、
前記摺動子84aと84bに固着された環状導体62と
64に対して摺動接触する第2の摺動子84dと84e
を介して接続端子76および78から取り出すことがで
きる。
【0013】2個の環状抵抗体の第1の電極同志と第2
の電極同志は接続して,両者間に電圧例えばVrefを印
可する。このとき,第1の摺動子84aの検出電圧を
x,84bの検出電圧をyとして,前述の角度位相差φ
が0より大きく90度以下の場合について,摺動子の検
出電圧と回転角度θの関係を求めると図3のようにな
る。 検出電圧Xあるはy単独では,同じ検出電圧に対
して二つのθの値が対応するので,一つのθを特定する
ことができないが,位相差φのある二つの関数xおよび
yを利用すれば,x,yの値から一つのθを特定するこ
とが以下のように可能である。
【0014】図2は本発明による第2の実施例を示す。
1個の環状抵抗体56があり,環状抵抗体56に導通し
た状態で第1電極68が設けられ,第1の電極から回転
角度180度の位置に,環状抵抗体56に導通した状態
で第2電極72が配置されている。環状抵抗体56に接
触摺動する2個の摺動子84aと84bは回転角度差φ
の位置に配置して回転軸10に固定されている。各摺動
子の検出電圧は環状導体62と64に対して摺動接触す
る第2の摺動子84dと84eを介して接続端子76お
よび78から取り出すことができる。このように構成す
ると環状抵抗体を1個設けるのでその容積は小さく価格
も安価にできる。
【0015】環状抵抗体56の第1の電極と第2の電極
間に電圧例えばVrefを印可する。前述の第1の実施例
と同様に,第1の摺動子84aの検出電圧をx,84b
の検出電圧をyとして,前述の角度位相差φが0より大
きく90度以下の場合について,摺動子の検出電圧と回
転角度θの関係を求めると図3のようになる。検出電圧
Xあるはy単独では,同じ検出電圧に対して二つのθの
値が対応するので,一つのθを特定することができない
が,位相差φのある二つの関数xおよびyを利用すれ
ば,x,yの値から一つのθを特定することが以下のよ
うに可能である。
【0016】θを特定する方法の一例を表1と図3を用
いて説明する。図3において摺動子84aの検出電圧x
と摺動子84bの検出電圧yが等しい値となる二つの電
圧レベルをそれぞれα,βとすると,α、βの値は下記
の式1および式2の値となる。 α=Vref・φ/90 (1) β=Vref(180−φ/2) (2)
【表1】
【0017】この二つの電圧レベルα,βとxおよびy
の大小関係を利用して,図3および表1に示すように,
θの0から360度の範囲をからまでの五つのゾー
ンに分けて考えることができる。すなわち,xおよびy
の値からθがどのゾーンにあるか判定できるので,表1
に示す各ゾーンに対応するxおよびyの関数式を利用し
て,θを特定することができる。例えばゾーンの範囲
では,xがαより小さな値となって,一般に直線性が悪
くなるので,この範囲はyを選択したほうが有利であ
る。この範囲のyと角度θの関係は下記の式3と4であ
ることがわかっているので,式5からθを求めることが
できる。 y=K(φ−θ) (3) K=Vref/180 (4) θ=(φ−y)/K (5)
【0018】次にゾーンの範囲,すなわちxがαとβ
の間にあって,yがxより小さい範囲は,yがαより小
さい部分を含み,かつyからθが一義的に定まらないの
で,ここではxを選択した方が有利であり,θは下記の
式6から容易に求まる。 θ=x/K (6)
【0019】ここで説明した電圧レベルや関数の選択方
式は一例であって,絶対的なものではない。位相差を持
った二つの関数の,電圧レベルと位相関係を利用した判
別方法は他にも可能である。例えば,表1は摺動子の角
度位相差φを0より大きく90度以下の範囲に限って説
明したが,90度から180度の間に設定した場合につ
いても,計算式は変わるが同様の原理を用いてθを求め
ることができる。
【0020】図4は前述の2個の摺動子の電位を検出す
る手段と,検出した電位から摺動子が環状抵抗体に対し
てどの位置にあるか判断する手段と,その判断結果によ
って,摺動子の回転角度を求める手段を実現するため
の,検出回路の実施例を示す。このような目的にはアナ
ログ・デジタルコンバータ(以下A/Dと呼ぶ)を内蔵
したワンチップマイコンが,性能的にも価格的にも適し
ているので,それを用いて実施例を説明する。摺動子8
4aと84bの電位xとyは,接続端子76と78を介
してマイコン1に取り込まれ,A/Dでデジタル信号に
変換される。マイコンのROMの中には,前述のα,
β,γ,φを設定値としてメモリしておき、又、取り込
まれた電位xとyの値を表1に示したxの条件、yの条
件と参照してゾーンを決定し各ゾーンに対応するθの計
算式を格納しておき,これらの値とデジタル変換された
xとyの値を用いて,表1のルールに従い回転角度θを
求めるようになっている。
【0021】2個の摺動子の角度位相差φは,設計値と
してあらかじめ決める値であるが,製作時にずれが発生
することがあり,その結果検出回転角度θに誤差を生じ
る。そこで角度位相差φを実測して,その値をマイコン
に入力すれば,実際のφの値を用いて回転角度θを求め
ることができるので,誤差の少ない検出装置にすること
ができる。図4は,可変抵抗器2を用いてアナログ電圧
値としてφの値をマイコン1に入力できるようにした一
例を示す。もちろんマイコン1のROMのデータを,φ
の実測値によって書き込み,あるいは書き直しすること
によっても可能である。ROMに書き換え可能なもの,
たとえばフラッシュメモリ等を使用すれば,より便利な
装置にすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に成る角度検出装置は,2個の第
1の摺動子が,同心状あるいは同軸状に配置された2個
の環状抵抗体に接触して接触個所の電位を検出する。あ
るいは2個の第1の摺動子が,1個の環状抵抗体に接触
して接触個所の電位を検出する。環状抵抗体は第1の電
極および第2の電極を有しており,第1の電極および第
2の電極は異なる電位にされるため,環状抵抗体の各部
位は,その位置に応じた電位にされている。2個の第1
の摺動子の位置は,互いに角度位相差を与えられている
ため,第1の摺動子を通して環状抵抗体との接触個所の
電位を検出すると,回転角に対して位相差を持った出力
となる。従ってこの検出値から逆に摺動子の環状抵抗体
に対する位置,すなわち回転角度を検出することができ
る。摺動子は360度を越えて回転することができるの
で,自由な位置から自由な方向へ回転しても,絶対位置
が検出可能な角度検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成る角度検出装置の,第1の実施例の
2個の環状抵抗体と2個の検出用摺動子の配置を示す構
成略図である。
【図2】本発明に成る角度検出装置の,第2の実施例の
1個の環状抵抗体と2個の検出用摺動子の配置を示す構
成略図である。
【図3】本発明に成る位置検出装置の2個の摺動子の検
出電圧と回転角度の関係を示す説明図である。
【図4】本発明に成る位置検出装置の2個の摺動子の検
出電圧から,回転角度を求める回路の1例を示す図であ
る。
【図5】3個の環状抵抗体と3個の検出用摺動子を用い
た,従来の検出装置の構成を示す要部図面である。
【図6】1個の環状抵抗体と3個の検出用摺動子を用い
た,従来の検出装置の構成を示す要部図面である。
【符号の説明】
1 マイコン, 2 可変抵抗器, 3 位相差設定(補正)電圧 10 回転軸 56 第1の環状抵抗体, 58 第2の環状抵抗体 62 環状導体, 64 環状導体 68 第1の電極, 72 第2の電極 76 検出信号取り出し用端子, 78 検出信号取り出し用端子 84a、84b 第1の摺動子 84d、84e 第2の摺動子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状または同軸状に設けられた2個
    の環状抵抗体と,該2個の環状抵抗体に導通した状態で
    それぞれ設けられ,第1の電位にされる2個の第1の電
    極と,前記2個の環状抵抗体に導通した状態でそれぞれ
    設けられ,それぞれ第1の電極から180度の位置に配
    置され,前記第1の電位と異なる第2の電位にされる2
    個の第2の電極と,前記2個の環状抵抗体のそれぞれと
    接触して導通し,かつ互いに角度位相差を有する位置に
    配置されて回転軸に固定された2個の摺動子と,該2個
    の摺動子の電位を検出する検出手段と、を備えたことを
    特徴とするポテンシヨメータを用いた角度検出装置。
  2. 【請求項2】 1個の環状抵抗体と,該環状抵抗体に導
    通した状態で設けられ,第1の電位にされる第1の電極
    と,該環状抵抗体に導通した状態で設けられ,第1の電
    極から180度の位置に配置され,前記第1の電位と異
    なる第2の電位にされる第2の電極と,前記環状抵抗体
    と接触して導通し,かつ互いに角度位相差を有する位置
    に配置され回転軸に固定された2個の摺動子と,該2個
    の摺動子の電位を検出する検出手段と、を備えたことを
    特徴とするポテンショメータを用いた角度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記2個の摺動子の電位と,定められた
    基準値との大小関係ならびに,該2個の摺動子の電位相
    互の大小関係に基づいて,前記摺動子が環状抵抗体のど
    の位置にあるかを判断する手段と,その判断結果によっ
    て定まる摺動子の回転角度と電位の関係から回転角度を
    求める手段とを備えた,ことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のポテンショメータを用いた角度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記2個の摺動子の角度位相差の値を,
    実測値によって変更あるいは補正可能に構成した、こと
    を特徴とする請求項3に記載のポテンショメータを用い
    た角度検出装置。
JP27798997A 1997-09-26 1997-09-26 ポテンショメータを用いた角度検出装置 Pending JPH11101605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011139384A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 雲台カメラ装置
JP2022501644A (ja) * 2018-09-20 2022-01-06 維沃移動通信有限公司Vivo Mobile Communication Co., Ltd. 角度決定回路、角度決定方法、および折りたたみ式スクリーン端末

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