JPH08112602A - 鋼帯の熱間仕上圧延方法 - Google Patents
鋼帯の熱間仕上圧延方法Info
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- JPH08112602A JPH08112602A JP6250385A JP25038594A JPH08112602A JP H08112602 A JPH08112602 A JP H08112602A JP 6250385 A JP6250385 A JP 6250385A JP 25038594 A JP25038594 A JP 25038594A JP H08112602 A JPH08112602 A JP H08112602A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明方法はペアクロス圧延と通常圧延を施
す鋼帯の熱間仕上圧延においてペアクロス圧延のロール
角変更を極力回避して圧延機の稼動率を向上し、かつペ
アクロス圧延を前段で施し、クラウン及び板厚の精度等
を向上することを提出する。 【構成】 ペアクロス圧延と通常圧延による鋼帯の熱間
仕上圧延に際し、後材圧延時に前材のペアクロス圧延の
ペアクロスロール角設定で圧延し、通常圧延のワークロ
ールベンディング制御により所定クラウン及び形状に圧
延し、上記ワークロールベンディング制御で所定クラウ
ン及び形状に制御不可能なときペアクロスロール角を変
更し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴とす
る鋼帯の熱間仕上圧延方法である。
す鋼帯の熱間仕上圧延においてペアクロス圧延のロール
角変更を極力回避して圧延機の稼動率を向上し、かつペ
アクロス圧延を前段で施し、クラウン及び板厚の精度等
を向上することを提出する。 【構成】 ペアクロス圧延と通常圧延による鋼帯の熱間
仕上圧延に際し、後材圧延時に前材のペアクロス圧延の
ペアクロスロール角設定で圧延し、通常圧延のワークロ
ールベンディング制御により所定クラウン及び形状に圧
延し、上記ワークロールベンディング制御で所定クラウ
ン及び形状に制御不可能なときペアクロスロール角を変
更し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴とす
る鋼帯の熱間仕上圧延方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯の熱間仕上圧延方
法に関するものである。
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鋼帯の熱間圧延は、周知のごとく約1300
℃のスラブ（鋼片）をリバース圧延により約40mmの板厚
に圧延する粗圧延を施し、次いで熱間仕上圧延を施すも
のである。この熱間仕上圧延は、一般に５〜７スタンド
の複数スタンドへ連続的に通板して所定板厚に圧延する
とともに、鋼帯表面に所定のクラウンを形成するもので
ある。しかして、熱間仕上圧延における方法としては、
各スタンドとも上下（圧延鋼帯の表裏面）にワークロー
ルを対称に配置し、かつ圧延鋼帯の通板方向に対して直
角方向に位置せしめて圧下率の制御及びワークロールベ
ンディング制御によって所定板厚、所定クラウンに制御
する、いわゆる通常圧延、また、例えば特公昭６３−３
５３２５号公報に開示されているごとくペアクロス圧延
機を熱間仕上圧延機の後段スタンドに単又は複数スタン
ドへ組込んで鋼帯の熱間仕上圧延を施すことが知られて
いる。
℃のスラブ（鋼片）をリバース圧延により約40mmの板厚
に圧延する粗圧延を施し、次いで熱間仕上圧延を施すも
のである。この熱間仕上圧延は、一般に５〜７スタンド
の複数スタンドへ連続的に通板して所定板厚に圧延する
とともに、鋼帯表面に所定のクラウンを形成するもので
ある。しかして、熱間仕上圧延における方法としては、
各スタンドとも上下（圧延鋼帯の表裏面）にワークロー
ルを対称に配置し、かつ圧延鋼帯の通板方向に対して直
角方向に位置せしめて圧下率の制御及びワークロールベ
ンディング制御によって所定板厚、所定クラウンに制御
する、いわゆる通常圧延、また、例えば特公昭６３−３
５３２５号公報に開示されているごとくペアクロス圧延
機を熱間仕上圧延機の後段スタンドに単又は複数スタン
ドへ組込んで鋼帯の熱間仕上圧延を施すことが知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のごときペアクロ
ス圧延を組込んだ熱間仕上圧延方法においては、鋼帯の
クラウン及び形状（圧延方向の波高さ分布）の変更に際
し、ペアクロスロール角の変更を優先する、つまりペア
クロス角の変更を施し、必要に応じて通常圧延のワーク
ロールベンディングの制御を施し、所定のクラウン及び
形状に仕上圧延するものである。このようなことから、
需要家の要求等による鋼帯のクラウン及び形状の異なる
圧延を施す毎にペアクロスロール角を変更することにな
り、従ってペアクロス角変更のためのセット替えが必要
になり、このセット替えは一般に30秒位を必要とし、片
クロスの場合には前後処置時間が加わりセット替えに30
秒以上を必要とする。ワークロールベンディング制御は
一般に油圧機構によりワークロールのベンディング量を
制御するため圧延を停止することなく制御できるが、ペ
アクロスロール角変更はセット替えすることになり、従
って熱間仕上圧延機の稼動を停止する必要がありセット
替えが多くなる程生産性を低下させる等の課題がある。
本発明方法は、このような課題を有利に解決するためな
されたものであり、通常圧延のワークロールベンディン
グより圧延鋼帯のクラウン及び形状を制御し、ワークロ
ールベンディングによる圧延鋼帯のクラウン及び形状が
不可能なときペアクロス角を制御することによってペア
クロスのセット替えによる熱間仕上圧延機の稼動率低下
を極力回避し、生産性を向上することを目的とするもの
である。
ス圧延を組込んだ熱間仕上圧延方法においては、鋼帯の
クラウン及び形状（圧延方向の波高さ分布）の変更に際
し、ペアクロスロール角の変更を優先する、つまりペア
クロス角の変更を施し、必要に応じて通常圧延のワーク
ロールベンディングの制御を施し、所定のクラウン及び
形状に仕上圧延するものである。このようなことから、
需要家の要求等による鋼帯のクラウン及び形状の異なる
圧延を施す毎にペアクロスロール角を変更することにな
り、従ってペアクロス角変更のためのセット替えが必要
になり、このセット替えは一般に30秒位を必要とし、片
クロスの場合には前後処置時間が加わりセット替えに30
秒以上を必要とする。ワークロールベンディング制御は
一般に油圧機構によりワークロールのベンディング量を
制御するため圧延を停止することなく制御できるが、ペ
アクロスロール角変更はセット替えすることになり、従
って熱間仕上圧延機の稼動を停止する必要がありセット
替えが多くなる程生産性を低下させる等の課題がある。
本発明方法は、このような課題を有利に解決するためな
されたものであり、通常圧延のワークロールベンディン
グより圧延鋼帯のクラウン及び形状を制御し、ワークロ
ールベンディングによる圧延鋼帯のクラウン及び形状が
不可能なときペアクロス角を制御することによってペア
クロスのセット替えによる熱間仕上圧延機の稼動率低下
を極力回避し、生産性を向上することを目的とするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明方法の特徴とする
ところは、ペアクロス圧延と通常圧延による鋼帯の熱間
仕上圧延に際し、後材圧延時に前材のペアクロス圧延の
ペアクロスロール角設定で圧延し、通常圧延のワークロ
ールベンディング制御により所定クラウン及び形状に圧
延し、上記ワークロールベンディング制御で所定クラウ
ン及び形状に制御不可能なときペアクロスロール角を変
更し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴とす
る鋼帯の熱間仕上圧延方法に関するものである。
ところは、ペアクロス圧延と通常圧延による鋼帯の熱間
仕上圧延に際し、後材圧延時に前材のペアクロス圧延の
ペアクロスロール角設定で圧延し、通常圧延のワークロ
ールベンディング制御により所定クラウン及び形状に圧
延し、上記ワークロールベンディング制御で所定クラウ
ン及び形状に制御不可能なときペアクロスロール角を変
更し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴とす
る鋼帯の熱間仕上圧延方法に関するものである。
【０００５】
【作用】後材の圧延に際し、前材の圧延時に設定したペ
アクロス圧延のペアクロスロール角設定で圧延し、通常
圧延のワークロールベンディング制御によって所定クラ
ウン及び形状に圧延する。このとき前材のペアクロス角
設定では、ワークロールベンディング制御によって後材
を所定クラウン及び形状に制御することが困難な場合に
ペアクロスロール角を変更し、必要に応じて前材と異な
った通常圧延のワークロールベンディング制御を付加し
て鋼帯のクラウン及び形状を所定形状に圧延するもので
ある。即ち、上ワークロール及びバックアップロール対
と下ワークロール及びバックアップロール対とを設定値
に従って任意量交差させるペアクロス圧延は、このロー
ル交差角度を変化させることによって等価的に圧延鋼帯
のクラウン及び形状を変化させることができ、そのクラ
ウン及び形状修正能力は極めて大きく、前材と異なった
クラウン及び形状の後材を圧延する毎にペアクロスロー
ル角を変更することで、精密な所定クラウン及び形状に
制御することができ品質上好ましいが、ロール角変更の
セット替えによる仕上圧延機の稼動停止にともなう生産
性の低下は避けられない。そこで上記のごとく前材のペ
アクロスロール角設定ではワークロールベンディング制
御によって後材を所定クラウン及び形状に制御すること
が困難な場合にのみペアクロスロール角を変更すること
によって仕上圧延機の稼動率を向上して生産性を高める
ものである。
アクロス圧延のペアクロスロール角設定で圧延し、通常
圧延のワークロールベンディング制御によって所定クラ
ウン及び形状に圧延する。このとき前材のペアクロス角
設定では、ワークロールベンディング制御によって後材
を所定クラウン及び形状に制御することが困難な場合に
ペアクロスロール角を変更し、必要に応じて前材と異な
った通常圧延のワークロールベンディング制御を付加し
て鋼帯のクラウン及び形状を所定形状に圧延するもので
ある。即ち、上ワークロール及びバックアップロール対
と下ワークロール及びバックアップロール対とを設定値
に従って任意量交差させるペアクロス圧延は、このロー
ル交差角度を変化させることによって等価的に圧延鋼帯
のクラウン及び形状を変化させることができ、そのクラ
ウン及び形状修正能力は極めて大きく、前材と異なった
クラウン及び形状の後材を圧延する毎にペアクロスロー
ル角を変更することで、精密な所定クラウン及び形状に
制御することができ品質上好ましいが、ロール角変更の
セット替えによる仕上圧延機の稼動停止にともなう生産
性の低下は避けられない。そこで上記のごとく前材のペ
アクロスロール角設定ではワークロールベンディング制
御によって後材を所定クラウン及び形状に制御すること
が困難な場合にのみペアクロスロール角を変更すること
によって仕上圧延機の稼動率を向上して生産性を高める
ものである。
【０００６】次に熱間仕上圧延機は一般に５〜７スタン
ドで構成されており、ペアクロス圧延（機）を前段スタ
ンドへ組む、即ち入側でペアクロス圧延を施し、後段ス
タンドは通常圧延（機）を組込み後段で通常圧延により
ワークロールベンディング制御によって所定クラウン及
び形状に制御することが好ましい。つまり、前段でペア
クロス圧延により所定クラウン及び形状に正確に圧延
し、後段の通常圧延によって順次所定板厚に圧延すると
ともに、ワークロールベンディング制御は圧延による板
厚変化に追従した形状（圧延方向の波高さ分布）制御に
とどめるバランス状態の制御が可能となり、圧延鋼帯の
平坦度を向上させることができ、後段スタンドにペアク
ロス圧延する場合に比べ極めて有利である。即ち、一般
に所定のクラウンに製品を造り込む場合、仕上圧延の出
側クラウン値は後段スタンドの影響をより多く受ける。
しかしながら後段スタンドの制御量は形状の制約等から
限界があり、特に形状変化の生じ易い薄手材において
は、充分な設備能力をもっていたとしても形状制約等か
ら能力を充分に発揮させることが困難である。このよう
なことから、それ程圧下をかけていない鋼帯の形状余裕
の大きい前段スタンドでクラウンの強力な制御を形状
（圧延方向の波高さ分布）修正能の大なるペアクロス圧
延で施し、最終目標の所定クラウン比率に近いクラウン
に造り込むことができ、中段、後段スタンドがそのクラ
ウン比率を維持する能力をもつ限り、クラウン制御を施
すことなく所定クラウンを確実に造り込むことができる
ものである。
ドで構成されており、ペアクロス圧延（機）を前段スタ
ンドへ組む、即ち入側でペアクロス圧延を施し、後段ス
タンドは通常圧延（機）を組込み後段で通常圧延により
ワークロールベンディング制御によって所定クラウン及
び形状に制御することが好ましい。つまり、前段でペア
クロス圧延により所定クラウン及び形状に正確に圧延
し、後段の通常圧延によって順次所定板厚に圧延すると
ともに、ワークロールベンディング制御は圧延による板
厚変化に追従した形状（圧延方向の波高さ分布）制御に
とどめるバランス状態の制御が可能となり、圧延鋼帯の
平坦度を向上させることができ、後段スタンドにペアク
ロス圧延する場合に比べ極めて有利である。即ち、一般
に所定のクラウンに製品を造り込む場合、仕上圧延の出
側クラウン値は後段スタンドの影響をより多く受ける。
しかしながら後段スタンドの制御量は形状の制約等から
限界があり、特に形状変化の生じ易い薄手材において
は、充分な設備能力をもっていたとしても形状制約等か
ら能力を充分に発揮させることが困難である。このよう
なことから、それ程圧下をかけていない鋼帯の形状余裕
の大きい前段スタンドでクラウンの強力な制御を形状
（圧延方向の波高さ分布）修正能の大なるペアクロス圧
延で施し、最終目標の所定クラウン比率に近いクラウン
に造り込むことができ、中段、後段スタンドがそのクラ
ウン比率を維持する能力をもつ限り、クラウン制御を施
すことなく所定クラウンを確実に造り込むことができる
ものである。
【０００７】
【実施例】次に本発明方法の実施例を挙げる。図１にお
いて前段３スタンド１１、１２、１３がペアクロス圧延
（機）、後段４スタンド１４、１５、１６、１７が通常
圧延（機）（４段式圧延機）からなる熱間仕上圧延
（機）で前材（粗圧延後の鋼帯）を圧延後、後材のクラ
ウン量、板厚、板巾をクラウン演算制御器２１へ入力
し、次記のごとき計算式により、後材を圧延すべき前段
スタンド１１、１２、１３のペアクロス角及び後段スタ
ンド１４、１５、１６、１７の通常圧延のワークロール
ベンディング量を決定する。 圧延スタンドの入出側と出側の関係式
いて前段３スタンド１１、１２、１３がペアクロス圧延
（機）、後段４スタンド１４、１５、１６、１７が通常
圧延（機）（４段式圧延機）からなる熱間仕上圧延
（機）で前材（粗圧延後の鋼帯）を圧延後、後材のクラ
ウン量、板厚、板巾をクラウン演算制御器２１へ入力
し、次記のごとき計算式により、後材を圧延すべき前段
スタンド１１、１２、１３のペアクロス角及び後段スタ
ンド１４、１５、１６、１７の通常圧延のワークロール
ベンディング量を決定する。 圧延スタンドの入出側と出側の関係式
【数１】（c F /h) i-1 ＝(c/h) i −△εi / ξi (cF /h) i-1 ：圧延スタンド入側のクラウン比率（フラ
ット換算） ｃ：クラウン、ｈ：出側板厚、Ｆ：フラット換算の略号 ｉ：出側クラウン、△εi ：形状、ξi ：形状変化係数
ット換算） ｃ：クラウン、ｈ：出側板厚、Ｆ：フラット換算の略号 ｉ：出側クラウン、△εi ：形状、ξi ：形状変化係数
【数２】 Ｃi ＝（１−ηi ）Ｃi ＋ηi （１−r i ）ＣF i-1 Ｃi ：圧延スタンド入側・出側・ロールギャップ、 ηi ：クラウン遺伝係数、 r i ：圧下率 このようにして決定した後、クラウン演算制御器２１に
は前材の前段スタンドペアクロスロール角と後段スタン
ド通常圧延のワークロールベンディング量及び各ロール
のロールギャップ量が入力されており、これと上記後材
の演算結果と比較して、後材の圧延においてペアクロス
角設定を変更せずワークロールベンディングの制御のみ
で圧延可能か又はペアクロス角設定を変更する必要があ
るか否かを判定し、その結果を前段スタンド１１、１
２、１３のペアクロス角設定機構３１、３２、３３へそ
れぞれ入力し、必要に応じて熱間仕上圧延機の稼動停止
してセット替えによりペアクロス角設定の変更を施し、
同時に後段スタンド１４、１５、１６、１７のワークロ
ールベンディング調整機構４１、４２、４３、４４へ入
力し、必要に応じてワークロールベンディング制御を施
すものである。
は前材の前段スタンドペアクロスロール角と後段スタン
ド通常圧延のワークロールベンディング量及び各ロール
のロールギャップ量が入力されており、これと上記後材
の演算結果と比較して、後材の圧延においてペアクロス
角設定を変更せずワークロールベンディングの制御のみ
で圧延可能か又はペアクロス角設定を変更する必要があ
るか否かを判定し、その結果を前段スタンド１１、１
２、１３のペアクロス角設定機構３１、３２、３３へそ
れぞれ入力し、必要に応じて熱間仕上圧延機の稼動停止
してセット替えによりペアクロス角設定の変更を施し、
同時に後段スタンド１４、１５、１６、１７のワークロ
ールベンディング調整機構４１、４２、４３、４４へ入
力し、必要に応じてワークロールベンディング制御を施
すものである。
【０００８】
【発明の効果】かくすることにより、ペアクロス圧延と
通常圧延を組込んだ鋼帯の熱間仕上圧延においてペアク
ロスロール角の変更を最小限にとどめることができ、熱
間仕上圧延機の稼動停止を極力回避することができるの
で、生産性を向上することができる。またペアクロス圧
延を熱間仕上圧延の前段で施し、後段で通常圧延を施す
ことにより、圧延鋼帯の板厚、クラウン及び形状（圧延
方向の波高さ）制御が精密にでき品質を向上させること
ができる等の優れた効果が得られる。
通常圧延を組込んだ鋼帯の熱間仕上圧延においてペアク
ロスロール角の変更を最小限にとどめることができ、熱
間仕上圧延機の稼動停止を極力回避することができるの
で、生産性を向上することができる。またペアクロス圧
延を熱間仕上圧延の前段で施し、後段で通常圧延を施す
ことにより、圧延鋼帯の板厚、クラウン及び形状（圧延
方向の波高さ）制御が精密にでき品質を向上させること
ができる等の優れた効果が得られる。
【図１】本発明方法の実施例を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 8315−4Ｅ Ｂ２１Ｂ 37/00 １１７ Ｂ
Claims (2)
- 【請求項１】 ペアクロス圧延と通常圧延による鋼帯の
熱間仕上圧延に際し、後材圧延時に前材のペアクロス圧
延のペアクロスロール角設定で圧延し、通常圧延のワー
クロールベンディング制御により所定クラウン及び形状
に圧延し、上記ワークロールベンディング制御で所定ク
ラウン及び形状に制御不可能なときペアクロスロール角
を変更し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴
とする鋼帯の熱間仕上圧延方法。 - 【請求項２】 前段でペアクロス圧延、後段で通常圧延
を施し、所定クラウン及び形状に圧延することを特徴と
する請求項１に記載の鋼帯の熱間圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250385A JPH08112602A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 鋼帯の熱間仕上圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250385A JPH08112602A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 鋼帯の熱間仕上圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112602A true JPH08112602A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17207137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6250385A Withdrawn JPH08112602A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 鋼帯の熱間仕上圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08112602A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040006538A (ko) * | 2002-07-12 | 2004-01-24 | 주식회사 포스코 | 전폭변형율차를 고려한 페어크로스 압연기의 스트립형상제어방법 |
| KR100507899B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-08-17 | 주식회사 포스코 | 페어크로스 밀의 헤드 각도 제어방법 |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP6250385A patent/JPH08112602A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040006538A (ko) * | 2002-07-12 | 2004-01-24 | 주식회사 포스코 | 전폭변형율차를 고려한 페어크로스 압연기의 스트립형상제어방법 |
| KR100507899B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-08-17 | 주식회사 포스코 | 페어크로스 밀의 헤드 각도 제어방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |