JPH08112494A - 物干し装置の装置本体の取付構造 - Google Patents

物干し装置の装置本体の取付構造

Info

Publication number
JPH08112494A
JPH08112494A JP24975194A JP24975194A JPH08112494A JP H08112494 A JPH08112494 A JP H08112494A JP 24975194 A JP24975194 A JP 24975194A JP 24975194 A JP24975194 A JP 24975194A JP H08112494 A JPH08112494 A JP H08112494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
piece
cover
main body
clothes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24975194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yasumura
武 安村
Yoshio Tsumura
芳男 津村
Tokuo Sawai
督雄 沢井
Takahiro Akanaga
高弘 赤永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji National Industrial Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Meiji National Industrial Co Ltd
Priority to JP24975194A priority Critical patent/JPH08112494A/ja
Publication of JPH08112494A publication Critical patent/JPH08112494A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一人作業であっても手間取ることなく簡単に取
付けを行えるようにする。 【構成】昇降自在に物干し竿1が吊り下げ保持された装
置本体2が天井開口部3内に設置される天井埋め込みタ
イプの物干し装置である。昇降自在に物干し竿1が吊り
下げ保持された装置本体2を天井開口部3内に配設す
る。装置本体2に設けられた取付金具4より突設された
取付片5を天井開口部3の開口縁に沿って配置された補
強根太6の内側端面に相対向して配置する。補強根太6
より突設された仮固定用釘7を取付片5に設けられた仮
止め用切り欠き部8に係止する。本固定用釘9にて取付
片5を補強根太6に連結固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物等を干して乾燥
させるための物干し装置の装置本体の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内で洗濯物等の衣類を乾燥させ
る装置として、図24に示されるように天井部20より
吊り下げられた昇降自在な物干し竿1を昇降させ、物干
し竿1に掛けられた衣類を室内に吊り下げて乾燥させる
ようになった物干し装置が種々提供されており、例え
ば、天井に設けられた天井開口部3内に埋設するように
設置される埋め込みタイプのものがある。この埋め込み
タイプの物干し装置を設置するにあたっては、図25に
示されるように天井部20に設けられた天井開口部3の
開口縁に補強根太6が設置されており、室内側より装置
本体2を天井開口部3内に挿入配置するようにして装置
本体2を補強根太6に連結固定することで装置本体2を
設置するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、物干し竿1
を昇降移動させるための駆動体や物干し竿1を吊り下げ
保持するための昇降紐17等が設けられた装置本体2は
大型のものとなっており、位置決めした状態で続いて固
定作業を行うことは一人作業では無理なものであり、こ
のため、装置本体2の取付作業は二人以上で行うように
なっており、取付作業を行うにあたって作業者が多く必
要であるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、一人作業であっても手間取ることなく簡単に
取付けを行うことができる物干し装置の装置本体の取付
構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、昇降自在に物干し竿1が吊り
下げ保持された装置本体2が天井開口部3内に設置され
る天井埋め込みタイプの物干し装置であって、昇降自在
に物干し竿1が吊り下げ保持された装置本体2を天井開
口部3内に配設し、装置本体2に設けられた取付金具4
より突設された取付片5を天井開口部3の開口縁に沿っ
て配置された補強根太6の内側端面に相対向して配置
し、補強根太6より突設された仮固定用釘7を取付片5
に設けられた仮止め用切り欠き部8に係止し、本固定用
釘9にて取付片5を補強根太6に連結固定したことを特
徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において取
付片5より斜め上方に向けて切り起こし片10を突設
し、切り起こし片10に穿設された本固定用ねじ孔11
を介して補強根太6に本固定用釘9を打入したことを特
徴とするものである。請求項3の発明では、請求項1に
おいて取付片5の両端部に両側方に向けて開口するよう
に仮止め用切り欠き部8を設けたことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項4の発明では、請求項1において装
置本体2の下部を覆うように天井開口部3にカバー体1
2を配設し、カバー体12をカバー取付用ねじ13にて
取付金具4に連結固定し、カバー取付用ねじ13のねじ
頭13aをカバー体12の四隅に設けられた取付孔14
の開口縁に係止し、カバー体12の四隅に設けられた取
付孔14のうち、対角位置の一対の取付孔14をカバー
取付用ねじ13のねじ頭13aの外径よりも大径となっ
た大径孔15aとカバー取付用ねじ13のねじ頭13a
の外径よりも小径となった小径孔15bとで形成される
だるま孔15としたことを特徴とするものである。
【0008】請求項5の発明では、請求項1において取
付片5の下端に設けられた当接片16を天井開口部3の
開口縁下面に当接したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、仮止め用切り欠き部
8を補強根太6より突設された仮固定用釘7に係止して
装置本体2を仮止めした後に取付片5を本固定用釘9に
て補強根太6に本固定するようにして装置本体2を設置
することができるものであり、装置本体2を仮止めする
ことができることによって一人作業であっても手間取る
ことなく簡単に取付けを行うことができる。
【0010】請求項2の発明によれば、取付片5より斜
め上方に向けて突設された切り起こし片10を本固定用
釘9にて補強根太6に固定することで本固定を行うこと
ができるものであり、切り起こし片10は斜め上方に向
けて突設されているために室内において斜め下方から行
う本固定用釘9の打入作業が行いやすくなり、本固定用
釘9にて行う本固定を手間取ることなく簡単に行うこと
ができる。
【0011】請求項3の発明によれば、仮止め用切り欠
き部8を補強根太6より突設された仮固定用釘7に係止
するにあたり、装置本体2を天井開口部3内において両
側方のいずれの方向に移動させたとしても仮止め用切り
欠き部8を仮固定用釘7に係止することができ、補強根
太6より突設するように補強根太6に設けられる仮固定
用釘7の位置が位置ずれしていたとしてもいずれかの仮
止め用切り欠き部8に仮固定用釘7を係止して装置本体
2を仮止めすることができる。
【0012】請求項4の発明によれば、取付金具4より
突設されたカバー取付用ねじ13をだるま孔15に係止
してカバー体12を仮止めし、このようにカバー体12
を仮止めした後に取付孔14を介して取付片5にカバー
取付用ねじ13を打入して本固定するようにしてカバー
体12を設置することができるものであり、カバー体1
2を仮止めすることができることによって一人作業であ
っても手間取ることなく簡単に取付けを行うことができ
る。
【0013】請求項5の発明によれば、取付片5の下端
に設けられた当接片16を天井開口部3の開口縁下面に
当接することによって天井開口部3内に設置される装置
本体2の位置決めを行うことができ、位置決めに手間取
ったり、位置ずれを起こしたりするようなことなく正確
な位置に装置本体2を取付けることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。物干し装置は、主に室内に設置されるもので
あり、図1、図11に示されるように天井部20に設置
された装置本体2より下方に垂設された昇降自在な昇降
紐17と、昇降紐17の下部に設けられた受け金具18
にて昇降紐17の下部に取付けられた物干し竿1と、昇
降紐17を昇降移動させる駆動体19とを備えて主体が
構成されている。12は装置本体2の下部を覆うように
天井開口部3に取付けられるカバー体である。
【0015】この物干し装置は天井部20に設けられた
天井開口部3内に埋め込むようにして設置される天井埋
め込みタイプのものであり、装置本体2は天井開口部3
内に収納配置され、物干し竿1が装置本体2に吊り下げ
保持されている。装置本体2は図2に示されるように下
面及び上面が開口する横長の筒体2aによって主体が構
成されており、筒体2a内の両端部には昇降紐17が巻
回されるドラム21が配置されている。このドラム21
は筒体2a内に配置された回転軸22に連結されてお
り、回転軸22は操作ギヤー23を介して筒体2aの外
部に設置されたコードホイル24に連結されている。ホ
イルケース25内に収納されたコードホイル24には操
作コード26が掛けられており、操作コード26を引い
てコードホイル24を回転させることによってドラム2
1が回転させられるようになっている。つまり、操作コ
ード26を図2(a)中矢印イ方向または矢印ロ方向に
引いてコードホイル24を正逆いずれかに回転させるこ
とでドラム21を回転させてドラム21より昇降紐17
を引き出したり、ドラム21に昇降紐17を巻き取った
りすることで昇降紐17の下部に取付けられた物干し竿
1が昇降移動させられるようになっている。33は操作
コード26を引っ掛けるための係止フックであり、操作
コード26の設置位置に近接する壁面に取付けられてい
る。
【0016】装置本体2を構成する筒体2aの下部には
図3に示されるような断面コ字状の取付金具4が取付け
られるようになっており、この取付金具4によって筒体
2aが天井開口部3に取付けられるようになっている。
天井開口部3の開口縁には図1(a)、図4に示される
ように補強根太6が取付けられており、装置本体2は補
強根太6に対して取付けられるようになっている。
【0017】取付金具4は図3に示されるようにタッピ
ングねじ等の固着具によって筒体2aの下部に連結固定
される固定片27の両端より固定片27と直交する方向
に向けて取付片5を突設して略コ字状に形成されてお
り、各取付片5の下端からは外側方に向けて当接片16
が突設されている。各取付片5の一側部には図3(c)
に示されるように仮固定用釘7が挿入係止される仮止め
用切り欠き部8が設けられている。この仮止め用切り欠
き部8は入口側となる巾狭部8aの奥端に巾狭部8aよ
りも巾広の巾広部8bを上下方向に設けて構成されてお
り、巾狭部8aの端部は外側に広がるように切りかかれ
てガイド部8cが形成されている。また、取付片5の他
端部には切り起こしによって内側に向けて斜め上方に切
り起こし片10が突設されており、切り起こし片10に
は本固定用釘9が挿入される本固定用ねじ孔11が穿設
されている。この切り起こし片10の切り起こし角度ハ
としては例えば、30°である。固定片27にはカバー
取付用孔28が穿設されており、このカバー取付用孔2
8に螺着されたカバー取付用ねじ13を介して固定片2
7にカバー体12が取付けられるようになっている。
【0018】しかして、上記した物干し装置を天井部2
0に設置するにあたっては、図4に示されるように天井
開口部3に補強根太6が設置されており、まず、図5に
示されるように補強根太6の所定位置に仮固定用釘7を
取付ける。この仮固定用釘7の取付けは図5(b)に示
されるように頭部7aを補強根太6の内側面より3〜5
mm程度突出させるようにして取り付ける。次いで装置
本体2を補強根太6に取付けるものであるが、図6、図
7に示されるように取付金具4が取付けられた装置本体
2を天井開口部3内に挿入配置し、取付金具4の取付片
5に設けられた仮止め用切り欠き部8の巾狭部8aより
巾広部8bに仮固定用釘7を入れて仮固定用釘7を仮止
め用切り欠き部8に係止して装置本体2を仮止め状態と
する。ここで、仮固定用釘7に取付片5を仮止めした状
態では装置本体2は取付位置に正確に仮止めされる。次
いで、図8に示されるように切り起こし片10の本固定
用ねじ孔11を介して補強根太6の内側面に本固定用釘
9を打入することによって取付片5が補強根太6に連結
固定され、これによって装置本体2が補強根太6に本固
定される。ここで、本固定用釘9にて本固定を行う場合
には装置本体2を上に持ち上げて取付片5の下端に設け
られた当接片16を図8(b)に示されるように天井開
口部3の開口縁下面に当接するようにして本固定するよ
うにすると位置決めが正確に行われて装置本体2の取付
けを行うことができる。また、吊り下げ保持される物干
し竿1が1本のタイプのような上記した細巾の装置本体
2においては天井開口部3も細巾のものとなっているも
のであり、天井開口部3内にドライバー等の工具を入れ
て補強根太6に対して水平方向より本固定用釘9を回転
させて補強根太6に打入する作業は作業がしずらいもの
であるが、切り起こし片10が斜め上方に向けて突設さ
れているために室内において斜め下方から行う切り起こ
し片10を介しての本固定用釘9の打入作業が行いやす
くなり、本固定用釘9にて行う本固定を手間取ることな
く簡単に行うことができるようになっている。また、装
置本体2を取付けるにあたり、装置本体2を取付位置に
正確に仮止めした後に本固定を行うことができるように
なっており、一人作業であっても手間取ることなく順次
装置本体2の取付作業を正確に行うことができるように
なっている。次いで、図9に示されるように下面が開口
する受け箱状のカバー体12を天井開口部3内に挿入配
置し、カバー取付用ねじ13をカバー体12の天板12
aを介して取付金具4の固定片27のカバー取付用孔2
8に螺入することでカバー体12が取付けられる。次い
で、昇降紐17の下端に物干し竿1を取付ける。物干し
竿1の取付けは図10に示されるように物干し竿1の端
部に設けられた竿キャップ29の凹み29aに受け金具
18としての固定バンド30を挟み込むように配置して
昇降紐17の下端に設けられた連結片31と固定バンド
30の固定片30aとを固着具32にて相互に連結する
ことで物干し竿1を昇降紐17の下端に取付け、これに
よって図11に示されるように物干し装置が天井部20
に設置される。
【0019】図12乃至図23は他の実施例を示してお
り、このものにあっては、物干し竿1を複数本有し、電
動にて物干し竿1の昇降が行われるようになった大型の
タイプのものである。装置本体2からは昇降紐17の他
にパンタグラフ式の伸縮アーム40が垂設されており、
伸縮アーム40の下端に取付けられた受け金具18に物
干し竿1が取付けられている。昇降紐17の下端は受け
金具18に連結されており、昇降紐17によって受け金
具18を昇降させることで受け金具18と共に物干し竿
1が昇降移動させられるようになっている。ここで、パ
ンタグラフ式の伸縮アーム40によって物干し竿1の昇
降移動時に物干し竿1が揺れ動くのを防止して物干し竿
1がスムーズに昇降移動するのをガイドするようになっ
ている。
【0020】昇降紐17の上端は装置本体2に設置され
たドラム21に連結されており、このドラム21はモー
タが内蔵された電動駆動装置41にて回転させられるよ
うになっている。この装置本体2に取付けられる取付金
具4は図14に示されるように端縁に沿って補強片42
が設けられた固定片43と支持片44からなるコ字状の
受け部材45の支持片44の下部に取付片5を設けて構
成されており、各取付片5の下端からは外側方に向けて
当接片16が突設されている。各取付片5の上端には内
側方に向けて突片46が突設されており、突片46には
後述するカバー体12を取付ける場合に用いられるカバ
ー取付用ねじ13が螺着されるカバー取付用孔28が穿
設されている。この取付片5の両端部には上記した第1
実施例における取付片5に設けられた仮止め用切り欠き
部8と同じ形状となった仮止め用切り欠き部8が図14
(c)に示されるようにそれぞれ設けられており、仮止
め用切り欠き部8間に本固定用ねじ孔11が穿設されて
いる。
【0021】図15はカバー体12を示しており、カバ
ー体12の四隅にはカバー体12をカバー取付用ねじ1
3にて取付金具4に取付ける場合にカバー取付用ねじ1
3が挿通される取付孔14が穿設されている。この四隅
に設けられた取付孔14のうち、対角位置の一対の取付
孔14はカバー取付用ねじ13のねじ頭13aの外径よ
りも大径となった大径孔15aとカバー取付用ねじ13
のねじ頭13aの外径よりも小径となった小径孔15b
とで形成されるだるま孔15とされている。
【0022】しかして、上記した物干し装置を天井部2
0に設置するにあたっては、図16に示されるように天
井開口部3に補強根太6が設置されており、まず、図1
7に示されるように補強根太6の所定位置に仮固定用釘
7を取付ける。この仮固定用釘7の取付けは図17
(b)に示されるように頭部7aを補強根太6の内側面
より3〜5mm程度突出させるようにして取り付ける。
次いで装置本体2を補強根太6に取付けるものである
が、図18、図19に示されるように取付金具4が取付
けられた装置本体2を天井開口部3内に挿入配置し、取
付金具4の取付片5に設けられた仮止め用切り欠き部8
の巾狭部8aより巾広部8bに仮固定用釘7を入れて仮
固定用釘7を仮止め用切り欠き部8に係止して装置本体
2を仮止め状態とする。ここで、仮止め用切り欠き部8
は取付片5の両端部に設けられているために装置本体2
を天井開口部3内において両側方のいずれの方向に移動
させたとしても仮止め用切り欠き部8を仮固定用釘7に
係止することができ、補強根太6より突設するように補
強根太6に設けられる仮固定用釘7の位置が位置ずれし
ていたとしてもいずれかの仮止め用切り欠き部8に仮固
定用釘7を係止して装置本体2を仮止めすることができ
るようになっている。また、ここで、装置本体2を上に
持ち上げて取付片5の下端に設けられた当接片16を図
19(d)に示されるように天井開口部3の開口縁下面
に当接するようにして仮固定用釘7を締め込むことで正
確に位置決めされた状態で装置本体2を仮止め状態で維
持することができる。次いで、図20に示されるように
本固定用ねじ孔11を介して補強根太6の内側面に本固
定用釘9を打入することによって取付片5が補強根太6
に連結固定され、これによって装置本体2が補強根太6
に本固定される。次いで、図21に示されるように下面
が開口する受け箱状のカバー体12を天井開口部3内に
挿入配置するようにしてカバー体12を取付けるもので
あるが、このカバー体12も仮止めした後に本固定する
ことができるようになっており、物干し竿1が複数本設
けられているような大型の物干し装置に用いられる大型
のカバー体12であっても、一人作業によってカバー体
12の取付けを行うことができるようになっている。こ
のカバー体12の取付けは、先ず、図21(c)に示さ
れるように取付金具4の取付片5の上端に設けられた突
片46のカバー取付用孔28にカバー取付用ねじ13を
取付け、カバー体12に設けられただるま孔15の大径
孔15aにカバー取付用ねじ13のねじ頭13aを通し
てだるま孔15の小径孔15bにねじ頭13aを係止す
る。これによってカバー体12は2本のカバー取付用ね
じ13にて吊り下げ保持されて仮止め状態となり、続い
て残りの取付孔14を介してカバー取付用ねじ13を締
め込むと共にだるま孔15に挿通されているカバー取付
用ねじ13を締め込むことによってカバー体12が本固
定されてカバー体12が取付けられる。次いで、昇降紐
17の下端に物干し竿1を取付ける。物干し竿1の取付
けは図22に示されるように受け金具18の縦片18a
に上部側が物干し竿1の端部に設けられた竿キャップ2
9の外径よりも大きい大径部50aとなり、下部側が竿
キャップ29の凹み29aの外径と略同一あるいはわず
かに大きい内径の小径部50bとなった取付孔50が設
けられており、大径部50aに竿キャップ29を挿入配
置して物干し竿1を下方に移動させて小径部50bに竿
キャップ29の凹み29aを係止させることで固着具や
ドライバー等の工具を用いることなく物干し竿1の取付
けを手作業によって簡単に行うことができるようになっ
ており、物干し竿1を受け金具18に取付けることで図
23に示されるように物干し装置が天井部20に設置さ
れる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、昇降自在に物干し竿
が吊り下げ保持された装置本体を天井開口部内に配設
し、装置本体に設けられた取付金具より突設された取付
片を天井開口部の開口縁に沿って配置された補強根太の
内側端面に相対向して配置し、補強根太より突設された
仮固定用釘を取付片に設けられた仮止め用切り欠き部に
係止し、本固定用釘にて取付片を補強根太に連結固定し
てあるので、仮止め用切り欠き部を補強根太より突設さ
れた仮固定用釘に係止して装置本体を仮止めした後に取
付片を本固定用釘にて補強根太に本固定するようにして
装置本体を設置することができるものであり、装置本体
を仮止めすることができることによって一人作業であっ
ても手間取ることなく簡単に取付けを行うことができる
ものである。
【0024】請求項2の発明は、請求項1において取付
片より斜め上方に向けて切り起こし片を突設し、切り起
こし片に穿設された本固定用ねじ孔を介して補強根太に
本固定用釘を打入してあるので、請求項1の効果に加え
て取付片より斜め上方に向けて突設された切り起こし片
を本固定用釘にて補強根太に固定することで本固定を行
うことができるものであり、切り起こし片は斜め上方に
向けて突設されているために室内において斜め下方から
行う本固定用釘の打入作業が行いやすくなり、本固定用
釘にて行う本固定を手間取ることなく簡単に行うことが
できるものである。
【0025】請求項3の発明は、請求項1において取付
片の両端部に両側方に向けて開口するように仮止め用切
り欠き部を設けてあるので、請求項1の効果に加えて仮
止め用切り欠き部を補強根太より突設された仮固定用釘
に係止するにあたり、装置本体を天井開口部内において
両側方のいずれの方向に移動させたとしても仮止め用切
り欠き部を仮固定用釘に係止することができるものであ
り、補強根太より突設するように補強根太に設けられる
仮固定用釘の位置が位置ずれしていたとしてもいずれか
の仮止め用切り欠き部に仮固定用釘を係止して装置本体
を仮止めすることができるものである。
【0026】請求項4の発明は、請求項1において装置
本体の下部を覆うように天井開口部にカバー体を配設
し、カバー体をカバー取付用ねじにて取付金具に連結固
定し、カバー取付用ねじのねじ頭をカバー体の四隅に設
けられた取付孔の開口縁に係止し、カバー体の四隅に設
けられた取付孔のうち、対角位置の一対の取付孔をカバ
ー取付用ねじのねじ頭の外径よりも大径となった大径孔
とカバー取付用ねじのねじ頭の外径よりも小径となった
小径孔とで形成されるだるま孔としてあるので、請求項
1の効果に加えて取付金具より突設されたカバー取付用
ねじをだるま孔に係止してカバー体を仮止めした後に取
付孔を介して取付片にカバー取付用ねじを打入して本固
定するようにしてカバー体を設置することができるもの
であり、カバー体を仮止めすることができることによっ
て一人作業であっても手間取ることなく簡単に取付けを
行うことができるものである。
【0027】請求項5の発明は、請求項1において取付
片の下端に設けられた当接片を天井開口部の開口縁下面
に当接するようになっているので、請求項1の効果に加
えて取付片の下端に設けられた当接片を天井開口部の開
口縁下面に当接することによって天井開口部内に設置さ
れる装置本体の位置決めを行うことができるものであ
り、位置決めに手間取ったり、位置ずれを起こしたりす
るようなことなく正確な位置に装置本体を取付けること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
一部省略した正断面図、(b)は一部省略した側断面図
である。
【図2】同上に用いられる駆動部を示すものであり、
(a)は一部省略した正面図、(b)は一部省略した平
面図である。
【図3】同上に用いられる取付金具を示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図であ
る。
【図4】取付手順を説明する説明図である。
【図5】(a)(b)は取付手順を説明する説明図であ
る。
【図6】取付手順を説明する説明図である。
【図7】(a)(b)(c)は取付手順を説明する説明
図である。
【図8】(a)(b)(c)は取付手順を説明する説明
図である。
【図9】取付手順を説明する説明図である。
【図10】(a)(b)は取付手順を説明する説明図で
ある。
【図11】設置状態を示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例を示すものであり、
(a)は正断面図、(b)は側断面図である。
【図13】同上の収納状態の側断面図である。
【図14】同上に用いられる取付金具を示すものであ
り、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図
である。
【図15】同上に用いられるカバーを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図であ
る。
【図16】取付手順を説明する説明図である。
【図17】(a)(b)は取付手順を説明する説明図で
ある。
【図18】取付手順を説明する説明図である。
【図19】(a)(b)(c)(d)は取付手順を説明
する説明図である。
【図20】(a)(b)は取付手順を説明する説明図で
ある。
【図21】(a)(b)(c)は取付手順を説明する説
明図である。
【図22】(a)(b)(c)(d)取付手順を説明す
る説明図である。
【図23】設置状態を示す斜視図である。
【図24】従来例を説明する説明図である。
【図25】同上の取付手順を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 物干し竿 2 装置本体 3 天井開口部 4 取付金具 5 取付片 6 補強根太 7 仮固定用釘 8 仮止め用切り欠き部 9 本固定用釘 10 切り起こし片 11 本固定用ねじ孔 12 カバー体 13 カバー取付用ねじ 13a ねじ頭 14 取付孔 15 だるま孔 15a 大径孔 15b 小径孔 16 当接片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢井 督雄 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 赤永 高弘 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降自在に物干し竿が吊り下げ保持され
    た装置本体が天井開口部内に設置される天井埋め込みタ
    イプの物干し装置であって、昇降自在に物干し竿が吊り
    下げ保持された装置本体を天井開口部内に配設し、装置
    本体に設けられた取付金具より突設された取付片を天井
    開口部の開口縁に沿って配置された補強根太の内側端面
    に相対向して配置し、補強根太より突設された仮固定用
    釘を取付片に設けられた仮止め用切り欠き部に係止し、
    本固定用釘にて取付片を補強根太に連結固定して成るこ
    とを特徴とする物干し装置の装置本体の取付構造。
  2. 【請求項2】 取付片より斜め上方に向けて切り起こし
    片を突設し、切り起こし片に穿設された本固定用ねじ孔
    を介して補強根太に本固定用釘を打入して成ることを特
    徴とする請求項1記載の物干し装置の装置本体の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 取付片の両端部に両側方に向けて開口す
    るように仮止め用切り欠き部を設けて成ることを特徴と
    する請求項1記載の物干し装置の装置本体の取付構造。
  4. 【請求項4】 装置本体の下部を覆うように天井開口部
    にカバー体を配設し、カバー体をカバー取付用ねじにて
    取付金具に連結固定し、カバー取付用ねじのねじ頭をカ
    バー体の四隅に設けられた取付孔の開口縁に係止し、カ
    バー体の四隅に設けられた取付孔のうち、対角位置の一
    対の取付孔をカバー取付用ねじのねじ頭の外径よりも大
    径となった大径孔とカバー取付用ねじのねじ頭の外径よ
    りも小径となった小径孔とで形成されるだるま孔として
    成ることを特徴とする請求項1記載の物干し装置の装置
    本体の取付構造。
  5. 【請求項5】 取付片の下端に設けられた当接片を天井
    開口部の開口縁下面に当接して成ることを特徴とする請
    求項1記載の物干し装置の装置本体の取付構造。
JP24975194A 1994-10-14 1994-10-14 物干し装置の装置本体の取付構造 Withdrawn JPH08112494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24975194A JPH08112494A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 物干し装置の装置本体の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24975194A JPH08112494A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 物干し装置の装置本体の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08112494A true JPH08112494A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17197686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24975194A Withdrawn JPH08112494A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 物干し装置の装置本体の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08112494A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018761A1 (de) * 2002-08-23 2004-03-04 Wuester Heinrich Wäschetrockner
US6951064B2 (en) 2002-08-23 2005-10-04 Wuester Heinrich Clothes drier
JP2008104696A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 昇降物干し装置
JP2016112075A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 タカノ株式会社 物干し装置
JP2018068941A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社ナスタ 室内用物干し装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018761A1 (de) * 2002-08-23 2004-03-04 Wuester Heinrich Wäschetrockner
US6951064B2 (en) 2002-08-23 2005-10-04 Wuester Heinrich Clothes drier
JP2008104696A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 昇降物干し装置
JP2016112075A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 タカノ株式会社 物干し装置
JP2018068941A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社ナスタ 室内用物干し装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62110201A (ja) スポツトライトの取付装置
JPH08112494A (ja) 物干し装置の装置本体の取付構造
JP2001147042A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP3165325B2 (ja) 物干し装置
JP3343653B2 (ja) エアコン室外機の吊上装置とその取付方法
JP2503024Y2 (ja) 物干し装置の取り付け構造
JP2503019Y2 (ja) 物掛け装置
JPH0737089Y2 (ja) ハウスの空調機取付け装置
JPH11128593A (ja) 天井吊り下げ式物干し
JPS6315507Y2 (ja)
JPH078650Y2 (ja) デッキプレート用ケーブル支持インサート
JP2600126Y2 (ja) パネル用吊り治具
JP3165326B2 (ja) 物干し装置
JPH07301395A (ja) 空調機における室外機の仮載置具
KR200191203Y1 (ko) 천정 구조물 지지체용 행거
JPS645950Y2 (ja)
JPH07204394A (ja) 物干し装置
JPH0614824U (ja) 化粧パネル据付装置
JPH06346985A (ja) チャンネル材用ハンガー
JP3274124B2 (ja) チェーンブロックの吊り下げ用治具
JPS5838889Y2 (ja) 空気調和機室内ユニツトの壁掛装置
JP3165327B2 (ja) 物干し装置
JPS605449Y2 (ja) 照明器具の取付装置
JPH06193177A (ja) 天井等の吊ボルト連結構造
JPH0652320U (ja) ケ−ブルラック用固定具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115