JPH08112131A - ショルダーベルト用係止具 - Google Patents

ショルダーベルト用係止具

Info

Publication number
JPH08112131A
JPH08112131A JP6272906A JP27290694A JPH08112131A JP H08112131 A JPH08112131 A JP H08112131A JP 6272906 A JP6272906 A JP 6272906A JP 27290694 A JP27290694 A JP 27290694A JP H08112131 A JPH08112131 A JP H08112131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
plate
locking
lid plate
diameter side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6272906A
Other languages
English (en)
Inventor
Taneo Wakamatsu
種夫 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa KK filed Critical Kyowa KK
Priority to JP6272906A priority Critical patent/JPH08112131A/ja
Publication of JPH08112131A publication Critical patent/JPH08112131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショルダーベルトを使用する際も不使用の際
も共に体裁をよくする。 【構成】 肩掛け物に配設される一対の一方側係止片を
先端に柱体頭部を途中にくびれ部を有した突起柱体で構
成し、ショルダーベルトの両端に配設される一対の他方
側係止片は、板面基部の下端側に位置し上記突起体のく
びれ部よりは大径で柱体頭部よりは小径の小径側通孔
と、小径側通孔に連続する柱体頭部より大径な大径側通
孔とで構成された瓢箪型係止通孔を設け、板面基部の周
縁には柱体頭部を収納する立て壁を設け、この立て壁に
は仰伏動可能な蓋板を取り付け、その内面には、突起体
のくびれ部が瓢箪型係止通孔の小径側通孔に係止された
状態で該蓋板を伏動させると柱体頭部の上方に臨入して
該突起体が大径側通孔側に移動するのを抑止するストッ
パーを突設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鞄等の品物を肩に掛けて
運ぶ際に、ショルダーベルトを鞄等の肩掛け物に取りつ
けるためのショルダーベルト用係止具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショルダーベルト用係止
具の代表例は、鞄等の肩掛け物に配設される一対の一方
側係止片にD環(Dの字形状の環)を使用し、ショルダ
ーベルトの両端に配設される一対の他方側係止片には、
上記D環に着脱可能に係止される茄子環(茄子の輪郭形
状をし、一部が開閉可能となした環)を使用している。
【0003】また、最近は一方側係止片に尾錠と称され
る差込錠本体を、他方側係止片に該差込錠本体に着脱可
能に係止される差込片を使用したものが多く利用される
ようになってきている。この尾錠を使用する係止具の具
体例は、差込錠本体は合成樹脂製で断面矩形の筒体とな
しその両側面に係止窓を設けて構成し、差込片は同じく
合成樹脂製で一対の差し込み腕を有し、この差し込み腕
は合成樹脂の弾性で両者の間隙を狭めて差込錠本体内に
押し込み、差し込み腕の外側面に設けた係止凸部が係止
窓の位置に適合すると、該窓孔と係止凸部とが係合し、
この係合を脱着するには両係止凸部を二本の指で両窓孔
内に押し込むようになしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のD
環と茄子環とを使用する係止具は、重量物に抗するため
には大型化せねばならず、大型な茄子環は、形状が比較
的複雑で目立って体裁が悪くなると言う指摘が多く寄せ
られているという課題を有している。
【0005】また、上記尾錠を使用する係止具は、差込
錠本体を鞄等の肩掛け物Mに密着して固定すると差込片
の抜き差しが困難となるので、通常、この差込錠本体は
一端をベルトで枢支して肩掛け物Mに固定しているの
で、ショルダーベルトを使用しない時は、この差込錠本
体が垂れ下がり、体裁が悪いと言う課題を有している。
【0006】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、ショルダーベルトを使用する際も不使用の際も共
に体裁がよいショルダーベルト用係止具を提供すること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、鞄等の肩掛け物Mに配設される一対の
一方側係止片10を、先端に柱体頭部12を途中にくび
れ部11を有した突起柱体で構成し、ショルダーベルト
Bの両端に配設される一対の他方側係止片20は、板面
基部21に、この板面基部21の下端側に位置し上記突
起体10のくびれ部11よりは大径で柱体頭部12より
は小径の小径側通孔22aと、板面基部21の上端側に
位置し前記小径側通孔22aに連続する柱体頭部12よ
り大径な大径側通孔22bとで構成された瓢箪型係止通
孔22を設け、また、上記板面基部21の周縁には柱体
頭部12を収納する立て壁23を設け、この立て壁23
には仰伏動可能な蓋板24を取り付け、この蓋板24の
内面には、突起体10のくびれ部11が瓢箪型係止通孔
22の小径側通孔22aに係止された状態で該蓋板24
を伏動させると柱体頭部12の上方に臨入して該突起体
10が大径側通孔22b側に移動するのを抑止するスト
ッパー25を突設してなる技術的手段を講じたものであ
る。
【0008】また、「請求項2」の発明は、鞄等の肩掛
け物Mに配設される一対の一方側係止片10を、先端に
柱体頭部12を途中にくびれ部11を有した突起柱体で
構成し、ショルダーベルトBの両端に配設される一対の
他方側係止片20は、板面基部21に、この板面基部2
1の下端側に位置し上記突起体10のくびれ部11より
は大径で柱体頭部12よりは小径の小径側通孔22a
と、板面基部21の上端側に位置し前記小径側通孔22
aに連続する柱体頭部12より大径な大径側通孔22b
とで構成された瓢箪型係止通孔22を設け、また、上記
板面基部21の周縁には柱体頭部12を収納する立て壁
23を設け、板面基部21の上端側の両側立て壁23の
間には断面矩形の横桟27を設け、上記立て壁23の開
口一面を開閉可能に塞ぐ蓋板24の上辺に横桟27の上
面27a側に直角に折り曲げた係止爪部24aを設け、
さらに、この蓋板24の裏面側にはスプリング板26を
その下端を該蓋板24の下端側に固定して取り付け、こ
のスプリング板26の上部自由端側には上記横桟27の
下面27bと裏面27cと上面27aとに接触する断面
コの字状部26aを設け、該蓋板24とスプリング板2
6との双方の上部で横桟27を挟持するようになして、
この蓋板24を横桟27に取り付け、上記蓋板24の内
面には、突起体10のくびれ部11が瓢箪型係止通孔2
2の小径側通孔22aに係止された状態で該蓋板24を
伏動させると柱体頭部12の上方に臨入して該突起体1
0が大径側通孔22b側に移動するのを抑止するストッ
パー25を突設してなる技術的手段を講じたものであ
る。
【0009】
【作用】それ故、本発明ショルダーベルト用係止具は、
「図1」の状態より他方側係止片20を肩掛け物Mに近
接させ、大径側通孔22b内に柱体頭部12を挿入す
る。そして、この他方側係止片20を図上方に引き上げ
ると、一方側係止片10のくびれ部11が小径側通孔2
2a内に入り込み、他方側係止片20乃至ショルダーベ
ルトBは肩掛け物Mに係止される作用を呈する。
【0010】そして、上記によって他方側係止片20を
図上方に引き上げたら、蓋板24を伏動させて閉じる。
すると、ストッパー25が柱体頭部12の上方に臨入し
て該突起体10が大径側通孔22b側に移動するのを抑
止する。言い換えると、ストッパー25が柱体頭部12
の上端に衝合して、他方側係止片20が下方に移動する
のが防がれる作用を呈する。
【0011】なお、この他方側係止片20の係止を脱着
するには、先ず、蓋板24を仰動させ、該他方側係止片
20を下方にずらす。すると、一方側係止片10のくび
れ部11が大径側通孔22b内に入り込み、柱体頭部1
2を大径側通孔22b内より抜き出すことができるよう
に作用するものである。
【0012】なお、「請求項2」の発明は、上記作用に
加え、蓋板24を伏動させて閉じた際に、蓋板24とス
プリング板26とで横桟27を挟持し、しかも横桟27
は断面矩形でその両面を蓋板24とスプリング板26と
で挟持するので、スプリング板26は蓋板24を閉じた
状態に弾止する作用を呈する。
【0013】また、閉じた蓋板24をスプリング板26
の付勢力に抗して仰動、すなわち「図1」図示状態に開
くと、スプリング板26の上端は蓋板24より離れ、両
者で横桟27の下面27bと上面27aとを挟持するこ
とになり、スプリング板26は蓋板24を開いた状態に
弾止する作用を呈する。
【0014】なお、蓋板24の上辺に横桟27の上面2
7a側に直角に折り曲げた係止爪部24aを設け、スプ
リング板26の上部自由端側には上記横桟27の下面2
7bと裏面27cと上面27aとに接触する断面コの字
状部26aを設けてあるので、蓋板24を閉じた状態で
は「図2」に実線で示すように係止爪部24aと断面コ
の字状部26aとで横桟27を挟持しているのでこの蓋
板24を脱落しないように保持し、蓋板24を開いた状
態では「図2」に破線で示すように、係止爪部24aと
断面コの字状部26aの上端とは横桟27の裏面27c
に引っ掛かって蓋板24を脱落しないように保持するよ
う作用する。
【0015】次に、本発明の実施例を添附図面に従って
説明すれば以下の通りである。図中、10が一方側係止
片で、鞄等の肩掛け物Mに一対配設されるようになして
あり、先端に柱体頭部12を途中にくびれ部11を有し
た突起柱体で構成している。
【0016】上記一方側係止片10は合成樹脂等で成形
され、図示例では基端部(「図左側部)に締着用の螺足
部13を有し、この螺足部13を肩掛け物M内に挿入し
裏面側で図示しないなっとで締着固定するようになして
あるが、螺足部13に代え鋲着等の適宜手段で固定でき
るようになしてもよく、または肩掛け物Mより一体的に
突設したものでもよい。
【0017】そして、上記一方側係止片10は柱体頭部
12を途中にくびれ部11を有した突起柱体で構成して
あるが、このくびれ部11より基端部側は柱体頭部12
より大径な基端部14と部となし、この基端部14は後
記する瓢箪型係止通孔22内には挿入できないようにな
してなして、同じく後記する他方側係止片20の板面基
部21の一面を、基端部13に当接すると該板面基部2
1が丁度くびれ部11の位置に適合するようになしてお
くとよい。
【0018】また、上記柱体頭部12は、その側が順次
縮径されるようになしておくと、後記瓢箪型係止通孔2
2内に挿入するのが容易となるのは無論である。
【0019】また、20が上記一方側係止片10に着脱
可能に係止される他方側係止片であり、この他方側係止
片20はショルダーベルトBの両端に配設されるように
なしてある。なお、図示例では他方側係止片20の上部
にベルト通し孔28を設け、ショルダーベルトBはこの
ベルト通し孔28内を通して上端桟29を包む込むよう
にして折り返し、折り返したショルダーベルトBの重な
る部分を縫合等し、該ショルダーベルトBに他方側係止
片20に取り付けるようになしてあるが、このショルダ
ーベルトBと他方側係止片20との連結は従来公知な他
の方式によってもよいのは無論である。
【0020】そして、上記他方側係止片20は、板面基
部21に、この板面基部21の下端側に位置し上記突起
体10のくびれ部11よりは大径で柱体頭部12よりは
小径の小径側通孔22aと、板面基部21の上端側に位
置し前記小径側通孔22aに連続する柱体頭部12より
大径な大径側通孔22bとで構成された瓢箪型係止通孔
22を設けてある。
【0021】上記瓢箪型係止通孔22は、従来壁掛け時
計等を、壁に途中までねじ込んだ螺子に引っ掛けるため
の、壁掛け時計等裏面に設けたものと同じであるが、本
発明では吊り下げる側である他方側係止片20に設けて
あるので、従来の壁掛け時計等に設けるものとは上下が
逆になるようになし、板面基部21の下端側が小径で上
端側が大径となるようになしてある。
【0022】なお、従来の壁掛け時計等の場合は、瓢箪
型係止通孔22に相当するものは、大径側は螺頭部が挿
入できる径となし、小径側は螺頭部より小径で螺足より
は大径となしてあるが、本発明では、板面基部21の下
端側に位置し上記突起体10のくびれ部11よりは大径
で柱体頭部12よりは小径の小径側通孔22aと、板面
基部21の上端側に位置し前記小径側通孔22aに連続
する柱体頭部12より大径な大径側通孔22bとで構成
している。なお、この板面基部21の厚みはくびれ部1
1内に嵌入できる厚みとなしてある。
【0023】また、上記板面基部21の周縁には柱体頭
部12を収納する立て壁23を設け、この立て壁23に
は仰伏動可能な蓋板24を取り付け、この蓋板24の内
面には、突起体10のくびれ部11が瓢箪型係止通孔2
2の小径側通孔22aに係止された状態で該蓋板24を
伏動させると柱体頭部12の上方に臨入して該突起体1
0が大径側通孔22b側に移動するのを抑止するストッ
パー25を突設してなる。
【0024】上記立て壁23は、本実施例では上部を前
記ベルト通し孔28を設ける部位に兼用しているが、該
ベルト通し孔28は板面基部21の上部に設けてもよい
。また、立て壁23は通常板面基部21の四方を囲む
ように設けられるが、板面基部21の周縁の必要部にの
み設ければよく、U字状に設けたり、両側に平行にのみ
設けてもよいものである。
【0025】そして、上記蓋板24は一端を立て壁23
に断面円形の枢支軸で枢着して仰伏動可能となしてもよ
いが、本実施例及び「請求項2」の発明では、枢支軸に
代え断面矩形の横桟27に仰伏動可能に連結してある。
【0026】すなわち、板面基部21の上端側の両側立
て壁23の間には断面矩形の横桟27を設け、上記立て
壁23の開口一面を開閉可能に塞ぐ蓋板24の上辺に横
桟27の上面27a側に直角に折り曲げた係止爪部24
aを設け、さらに、この蓋板24の裏面側にはスプリン
グ板26をその下端を該蓋板24の下端側に固定して取
り付け、このスプリング板26の上部自由端側には上記
横桟27の下面27bと裏面27cと上面27aとに接
触する断面コの字状部26aを設け、該蓋板24とスプ
リング板26との双方の上部で横桟27を挟持するよう
になして、この蓋板24を横桟27に取り付けてある。
【0027】上記スプリング板26はその下端を板面基
部21の下端部位に圧入または埋入等の適宜手段で固定
する。そして、このスプリング板26の上部自由端側に
は上記断面コの字状部26aを設け、この断面コの字状
部26aと板面基部21の上部とで横桟27を挟圧する
ようになしてある。なお、蓋板24の上辺に横桟27の
上面27a側に直角に折り曲げた係止爪部24aを設け
てあるが、この係止爪部24aは横桟27の両側部位に
部分的に対設され、その間に断面コの字状部26aの上
端折曲片が位置するようになしてある。
【0028】なお、断面円形の枢支軸に代わる上記横桟
27は、断面を矩形にすることで蓋板24の回動位置が
90度で係止されるようになしてある。すなわち、蓋板
24とスプリング板26とで横桟27を挟持し、しかも
横桟27は断面矩形でその両面を蓋板24とスプリング
板26とで挟持するので、横桟27と板面基部21とを
平行に設定すればスプリング板26は蓋板24を閉じた
状態に係止する。
【0028】また、閉じた蓋板24をスプリング板26
の付勢力に抗して仰動、すなわち「図1」図示状態に開
くと、スプリング板26の上端は蓋板24より離れ、両
者で横桟27の下面27bと上面27aとを挟持するこ
とになり、スプリング板26は蓋板24を開いた状態に
係止する。
【0028】なお、蓋板24の上辺に横桟27の上面2
7a側に直角に折り曲げた係止爪部24aを設け、スプ
リング板26の上部自由端側には上記横桟27の下面2
7bと裏面27cと上面27aとに接触する断面コの字
状部26aを設けてあるので、蓋板24を閉じた状態で
は「図2」に実線で示すように係止爪部24aと断面コ
の字状部26aとで横桟27を挟持しているのでこの蓋
板24を脱落しないように保持し、蓋板24を開いた状
態では「図2」に破線で示すように、係止爪部24aと
断面コの字状部26aの上端とは横桟27の裏面27c
に引っ掛かって蓋板24を脱落しないように保持するも
のである。
【0029】また、ストッパー25は、蓋板24より突
設されてなるもので、鞄等の肩掛け物Mを床面等に置き
ショルダーベルトBを離した時に、自重で本発明ショル
ダーベルト用係止具が下がって係止を脱着しないように
なしてある。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、一方
側係止片10は単なる突起柱体で構成されているのでシ
ョルダーベルトを使用しない際は、単に突起柱体が突設
するのみで体裁が良く、また、他方側係止片20は板面
基部21に蓋板24を取り付けた偏平体で構成されるの
でショルダーベルトを使用する際体裁がよいショルダー
ベルト用係止具を提供することができるものである。
【0031】また、本発明は係止を従来係止具として広
く利用され、信頼性を得ているくびれ部11を有した突
起柱体と、瓢箪型係止通孔22を有した板面基部21で
行なっているので、耐久性に強いショルダーベルト用係
止具を提供することができるものである。
【0032】また、本発明は蓋板24ストッパー25を
突設してなるので、係止が不意に脱着することがなくい
ショルダーベルト用係止具を提供することができるもの
である。
【0033】また、「請求項2」の発明は、板面基部2
1の上端側の両側立て壁23の間には断面矩形の横桟2
7を設け、上記立て壁23の開口一面を開閉可能に塞ぐ
蓋板24の上辺に横桟27の上面27a側に直角に折り
曲げた係止爪部24aを設け、さらに、この蓋板24の
裏面側にはスプリング板26をその下端を該蓋板24の
下端側に固定して取り付け、このスプリング板26の上
部自由端側には上記横桟27の下面27bと裏面27c
と上面27aとに接触する断面コの字状部26aを設
け、該蓋板24とスプリング板26との双方の上部で横
桟27を挟持するようになしてあるので、この蓋板24
の開閉によって、係止脱着を可能または不可能となすこ
とができ、不用意に係止が脱着することがなく、信頼性
の高いショルダーベルト用係止具を提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ショルダーベルト用係止具の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】係合状態での縦断面図である。
【符号の説明】
10 一方側係止片 11 くびれ部 12 柱体頭部 20 他方側係止片 21 板面基部 22 瓢箪型係止通孔 22a 小径側通孔 22b 大径側通孔 23 立て壁 24 蓋板 24a 係止爪部 25 ストッパー 26 スプリング板 27 横桟 27a 上面 27b 下面 27c 裏面 26a 断面コの字状部 M 肩掛け物 B ショルダーベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞄等の肩掛け物(M)に配設される一対
    の一方側係止片(10)を、先端に柱体頭部(12)を
    途中にくびれ部(11)を有した突起柱体で構成し、 ショルダーベルト(B)の両端に配設される一対の他方
    側係止片(20)は、板面基部(21)に、この板面基
    部(21)の下端側に位置し上記突起体(10)のくび
    れ部(11)よりは大径で柱体頭部(12)よりは小径
    の小径側通孔(22a)と、板面基部(21)の上端側
    に位置し前記小径側通孔(22a)に連続する柱体頭部
    (12)より大径な大径側通孔(22b)とで構成され
    た瓢箪型係止通孔(22)を設け、 また、上記板面基部(21)の周縁には柱体頭部(1
    2)を収納する立て壁(23)を設け、この立て壁(2
    3)には仰伏動可能な蓋板(24)を取り付け、この蓋
    板(24)の内面には、突起体(10)のくびれ部(1
    1)が瓢箪型係止通孔(22)の小径側通孔(22a)
    に係止された状態で該蓋板(24)を伏動させると柱体
    頭部(12)の上方に臨入して該突起体(10)が大径
    側通孔(22b)側に移動するのを抑止するストッパー
    (25)を突設してなるショルダーベルト用係止具。
  2. 【請求項2】 鞄等の肩掛け物(M)に配設される一対
    の一方側係止片(10)を、先端に柱体頭部(12)を
    途中にくびれ部(11)を有した突起柱体で構成し、 ショルダーベルト(B)の両端に配設される一対の他方
    側係止片(20)は、板面基部(21)に、この板面基
    部(21)の下端側に位置し上記突起体(10)のくび
    れ部(11)よりは大径で柱体頭部(12)よりは小径
    の小径側通孔(22a)と、板面基部(21)の上端側
    に位置し前記小径側通孔(22a)に連続する柱体頭部
    (12)より大径な大径側通孔(22b)とで構成され
    た瓢箪型係止通孔(22)を設け、 また、上記板面基部(21)の周縁には柱体頭部(1
    2)を収納する立て壁(23)を設け、板面基部(2
    1)の上端側の両側立て壁(23)の間には断面矩形の
    横桟(27)を設け、 上記立て壁(23)の開口一面を開閉可能に塞ぐ蓋板
    (24)の上辺に横桟(27)の上面(27a)側に直
    角に折り曲げた係止爪部(24a)を設け、さらに、こ
    の蓋板(24)の裏面側にはスプリング板(26)をそ
    の下端を該蓋板(24)の下端側に固定して取り付け、
    このスプリング板(26)の上部自由端側には上記横桟
    (27)の下面(27b)と裏面(27c)と上面(2
    7a)とに接触する断面コの字状部(26a)を設け、
    該蓋板(24)とスプリング板(26)との双方の上部
    で横桟(27)を挟持するようになして、この蓋板(2
    4)を横桟(27)に取り付け、 上記蓋板(24)の内面には、突起体(10)のくびれ
    部(11)が瓢箪型係止通孔(22)の小径側通孔(2
    2a)に係止された状態で該蓋板(24)を伏動させる
    と柱体頭部(12)の上方に臨入して該突起体(10)
    が大径側通孔(2(2b)側に移動するのを抑止するス
    トッパー(25)を突設してなるショルダーベルト用係
    止具。
JP6272906A 1994-10-12 1994-10-12 ショルダーベルト用係止具 Pending JPH08112131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6272906A JPH08112131A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 ショルダーベルト用係止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6272906A JPH08112131A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 ショルダーベルト用係止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08112131A true JPH08112131A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17520410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6272906A Pending JPH08112131A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 ショルダーベルト用係止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08112131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112705695A (zh) * 2020-11-27 2021-04-27 河北永洋特钢集团有限公司 电磁感应法连铸大包下渣检测装置
CN113137152A (zh) * 2021-05-12 2021-07-20 厦门理工学院 一种发动机罩铰链和车辆

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153328A (en) * 1976-06-15 1977-12-20 Toshiba Corp X-ray fluoroscopy photographing unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153328A (en) * 1976-06-15 1977-12-20 Toshiba Corp X-ray fluoroscopy photographing unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112705695A (zh) * 2020-11-27 2021-04-27 河北永洋特钢集团有限公司 电磁感应法连铸大包下渣检测装置
CN113137152A (zh) * 2021-05-12 2021-07-20 厦门理工学院 一种发动机罩铰链和车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5024471A (en) Safety release latch
EP1080656B1 (en) Closure device for bags, suitcases, beauty cases and the like
US4469370A (en) Sunroof with detachable connector
JPH0569122U (ja) ヘルメット用マウスガード等の固定具
JPH08112131A (ja) ショルダーベルト用係止具
CN215445838U (zh) 一种锁紧装置及具有该装置的支架
KR200397897Y1 (ko) 커튼봉 고정구
KR920007213Y1 (ko) 차량용 적재대의 연결장치
JP2553316Y2 (ja) 地下構造物用蓋の施錠構造
JPH0722160Y2 (ja) 便座、便蓋等の水平軸に取り付けられた開閉部材の取付装置
JPH02162794A (ja) 上下筐体取り付けロック機構
KR200333101Y1 (ko) 가방용 버클
JPH09220112A (ja) 鞄用なす環
KR100268986B1 (ko) 승용차 비상용 타이어 덮개판의 고정장치
JPH079291Y2 (ja) 照明器具の天板係止具
JP6534344B2 (ja) スクールバッグ
KR930001129Y1 (ko) 장식용 가방 체결구
JP3944400B2 (ja) 虫籠
JP4027687B2 (ja) 扉開閉規制装置
JPH0744220Y2 (ja) 円形レール止め具
KR200310985Y1 (ko) 사물함의 잠금장치
JP2545881Y2 (ja) プラスチックケース
JPH06127447A (ja) スクーターのヘルメットロック装置
JPH0884638A (ja) 屑入れ付き椅子
KR0125182Y1 (ko) 손잡이가 돌출되는 전자기기용 문 개폐장치