JPH08110985A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH08110985A
JPH08110985A JP24651594A JP24651594A JPH08110985A JP H08110985 A JPH08110985 A JP H08110985A JP 24651594 A JP24651594 A JP 24651594A JP 24651594 A JP24651594 A JP 24651594A JP H08110985 A JPH08110985 A JP H08110985A
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JP
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service
ticket
tickets
issued
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JP24651594A
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Katsunori Aoki
勝則 青木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 店員の著しい負担増加を招くことなく能率的
に、累計サービスポイントに応じたサービス券発券可能
枚数以内に限りいつでも買物客が所望する任意の枚数の
サービス券を発券できるようにする。 【構成】 予め設定されたサービス券の発券基準ポイン
トと1買物客の累計サービスポイントとを比較してサー
ビス券の発券可能枚数を計算し、この発券可能枚数と入
力された発券枚数とを比較して発券枚数分の発券が可能
か否かを判定し、発券可能の場合には発券枚数分のサー
ビス券を印刷発券する。またこのとき、サービス券の発
券枚数相当分のポイントを当該買物客の累計サービスポ
イントから減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、買上商品の金額に応じ
たサービスポイントを客毎に累計し、その累計サービス
ポイントが予め設定された基準ポイントに達すると割引
券等のサービス券と引き替える販売システムを導入した
小売店で利用される電子式キャッシュレジスタまたはP
OS(販売時点情報管理)端末等の商品販売登録データ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の販売システムを導入した
小売店で利用される電子式キャッシュレジスタとして
は、ポイントサービス会員として契約した各買物客に対
して発行されるポイントカードのカードデータを読取る
ためのカードリーダを備えるとともに、各ポイントサー
ビス会員の会員番号に対応してそれぞれ累計サービスポ
イントを記憶する顧客ファイルを備えたものが知られて
いる。
【0003】この種の電子式キャッシュレジスタは、商
品登録手段により販売登録された1買物客が買上げる全
商品の販売金額を合計し、その合計金額に応じてサービ
スポイントを計算する機能と、前記ポイントカードのカ
ードデータを読取ると、そのカードデータ中の会員番号
で前記顧客ファイルを検索し対応する累計サービスポイ
ントを読出し、この累計サービスポイントに前記計算手
段により算出された今回サービスポイントを加算して前
記顧客ファイルの内容を更新する機能と、当該買物客に
対して発行される買上商品明細等が印字された登録レシ
ートに前記今回サービスポイント及び加算更新後の累計
サービスポイントを印字する機能を備えていた。
【0004】また、加算更新後の累計サービスポイント
が予め設定されているサービス券の発券基準ポイントを
上回ると、レシート用紙を用いて自動的にサービス券を
印刷発券する機能を備えたものもあった。このサービス
券自動発券機能を有する電子式キャッシュレジスタは、
店員が意識することなく買物客の累計サービスポイント
に応じたサービス券が自動的に発券されるので、店員の
負担を軽減できる上、会計業務に不慣れな店員でもサー
ビス券の発券し忘れを防止できる等の効果を奏する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記サ
ービス券自動発券機能を有する電子式キャッシュレジス
タにおいては、累計サービスポイントが発券基準ポイン
トを上回る毎に自動的にサービス券が発券されるので、
買物客自身がサービス券を1枚ずつ保管して必要なとき
に必要枚数だけ使用しており、客にとって取扱いが面倒
であった。
【0006】一方、サービス券自動発券機能を有してい
ない電子式キャッシュレジスタを使用する場合には、予
め印刷されたサービス券を用意しておき、サービス券の
引換えを所望する会員は店員に最新の買物時に発行され
た登録レシートとポイントカードとを提示する。これに
より、店員は登録レシートに印刷されている累計サービ
スポイントに応じたサービス券発券可能枚数以内で買物
客が所望する任意の枚数のサービス券を手渡すととも
に、電子式キャッシュレジスタを操作してサービス券の
発券枚数相当分のポイントを顧客ファイル上のこの会員
の会員番号に対応する累計サービスポイントから減じ
る。従って、サービス券自動発券機能を有していない電
子式キャッシュレジスタを使用することにより、累計サ
ービスポイントに応じたサービス券発券可能枚数以内に
限りいつでも買物客が所望する任意の枚数のサービス券
を発券可能となる。
【0007】しかし、この場合には、サービス券の発券
作業のみならず、客が所望するサービス券の発券枚数が
累計サービスポイントとの比較により発券可能か否かの
判断や、サービス券発券後の累計サービスポイントの更
新作業が全て店員に依存されるので、店員の負担が著し
く増大して能率低下を招き、ミスが大幅に増加する懸念
がある。
【0008】そこで本発明は、店員の著しい負担増加を
招くことなく能率的に、累計サービスポイントに応じた
サービス券発券可能枚数以内に限りいつでも買物客が所
望する任意の枚数のサービス券を発券することができ、
顧客に対するサービス向上を図り得る商品販売登録デー
タ処理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品登録手段
により販売登録された1買物客が買上げる全商品の販売
金額を合計し、その合計金額に応じてサービスポイント
を計算する手段及びこの計算手段により算出されたサー
ビスポイントを客毎に累計する手段を備えた商品販売登
録データ処理装置において、予め設定されたサービス券
の発券基準ポイントと累計手段により累計更新された1
買物客の累計サービスポイントとを比較してサービス券
の発券可能枚数を計算する発券可能枚数計算手段と、サ
ービス券の発券枚数を入力する発券枚数入力手段と、こ
の入力手段により入力された発券枚数と発券可能枚数計
算手段により算出された発券可能枚数とを比較して発券
枚数分の発券が可能か否かを判定する発券判定手段と、
この判定手段により発券可能であることが判定されたこ
とに応じてその発券枚数分のサービス券を印刷発券する
発券手段と、この発券手段により発券されるサービス券
の発券枚数相当分のポイントを当該買物客の累計サービ
スポイントから減算する発券後ポイント更新手段とを備
えたものである。
【0010】そして、本発明に、発券可能枚数計算手段
により算出された発券可能枚数のデータを表示または印
字出力する発券可能枚数出力手段を付加すると、好都合
である。
【0011】
【作用】このような構成の本発明であれば、1買物客が
買上げる全商品を商品登録手段により販売登録すると、
その全商品の販売金額が合計され、その合計金額に応じ
てサービスポイントが計算される。そして、この買物客
の前回までの累計サービスポイントに今回のサービスポ
イントが加算され、この加算後の累計サービスポイント
に基づいてサービス券の発券可能枚数が計算される。こ
のとき、買物客がサービス券の発券を要求し、所望する
発券枚数を発券枚数入力手段によって入力すると、発券
枚数が発券可能枚数以下の場合に限りその発券枚数分の
サービス券が印刷されて自動発券される。また、このサ
ービス券の発券枚数相当分のポイントがこの買物客の累
計サービスポイントから自動的に減算される。
【0012】
【実施例】以下、本発明をサービス券自動発券機能を有
する電子式キャッシュレジスタに適用した一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1はかかる電子式キャッシュレジスタの
要部構成を示すブロック図であって、この電子式キャッ
シュレジスタ1は、制御部本体としてCPU(中央処理
装置)1を搭載している。また、このCPU1が実行す
る各種プログラム等の固定的データが予め格納されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)2、商品販売データを
登録処理するための売上集計エリア等が形成されるRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)3、図2に示すよう
にポイントサービス会員として契約した全顧客の会員番
号に対応してその顧客の住所及び氏名や累計サービスポ
イントを記憶する顧客ファイル4の記憶部を搭載してい
る。
【0014】因みに、顧客ファイル4は、EEPROM
(電気的消去可能なプログラマブルROM),ハードデ
ィスク,フロッピーディスク等の記憶媒体上に形成され
ている。
【0015】前記RAM3には、特に図3に示すよう
に、1ポイントに相当する買上金額の基準額Xが予め設
定されるポイント基準額エリア31、サービス券1枚の
発券に必要な基準ポイントYが予め設定される発券基準
ポイントエリア32、1買物客が買上げる全商品の販売
金額を合計する買上金額合計器33、前記顧客ファイル
4から読出した1買物客のレコード(会員番号,住所/
氏名,累計サービスポイント等)を一時記憶する会員レ
コードバッファ34、今回サービスポイントpを記憶す
る今回ポイントエリア35、累計サービスポイントPを
記憶する累計ポイントエリア36、サービス券の発券可
能枚数Mを記憶する発券可能枚数エリア37、サービス
券の発券枚数Nを記憶する発券枚数エリア38が形成さ
れている。
【0016】また、この電子式キャッシュレジスタ1
は、システム日時を計時する時計回路5を搭載するとと
もに、I/Oポート6,キーボードコントローラ7,表
示器コントローラ8,プリンタコントローラ9,カード
リーダコントローラ19等の信号入出力部を搭載してい
る。そして、前記CPU1と各記憶部2,3,4と、時
計回路5と、各信号入出力部6,7,8,9,10と
は、アドレスバス,データバス等のバスライン16で接
続されている。
【0017】前記I/Oポート6には、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択す
るためのモードスイッチ17からの信号が入力される。
また、現金等を収容するためのドロワを開放動作させる
ドロワ開放装置18にCPU1からの指令により開放駆
動信号が送出される。
【0018】ここで、「登録」とは商品登録手段により
販売登録された各商品の販売データをRAM3の売上集
計エリアに登録処理するともに、締めキー操作により1
買物客の商品登録終了が宣言されると、その買物客の買
上げ商品明細等が印字された登録レシートを発行する業
務である。また、「点検」とは前記売上集計エリアにて
集計されたデータを点検レポートとして印字出力する業
務、「精算」とは前記売上集計エリアにて集計されたデ
ータを精算レポートとして印字出力した後に前記売上集
計エリアをクリアする業務、「設定」とは「登録」等の
各種業務を実行する上で必要なデータを予めRAM3に
設定しておく業務である。
【0019】前記キーボードコントローラ7には、図4
に示すように、数値データを置数するための置数キー4
1、商品を分類する部門コードがそれぞれプリセットさ
れた複数のプリセット部門キー42、置数データのクリ
アやエラー解除を指示するためのクリアキー43、置数
データが乗数であることを指示する乗算キー44、小計
金額の出力を指示する小計キー45、非ポイントサービ
ス会員の登録終了を宣言する預/現計キー46、ポイン
トサービス会員の登録終了を宣言するカードキー47、
サービス券発券枚数入力手段としての発券キー48、ポ
イント照会業務の実行を宣言するポイント照会キー49
等の各種キーが配設された電子式キャッシュレジスタ専
用のキーボード11が接続されている。
【0020】前記表示器インタフェース8には、登録商
品の値段や買物客の合計金額,釣銭額等を表示するため
の表示器として、オペレータ用の前面表示器12及び客
用の客面表示器13が接続されている。
【0021】前面表示器12及び客面表示器13は同一
構成であり、図5に示すように上下2段のドット表示部
51,52と、複数のLED(発光ダイオード)からな
る状態表示部53とを備えている。
【0022】前記プリンタコントローラ9には、レシー
ト用紙及びジャーナル用紙にデータ印字し、レシート用
紙はレシート発行口より排出し、ジャーナル用紙は内部
にて巻取り保存するレシート・ジャーナルプリンタ14
が接続されている。
【0023】前記カードリーダコントローラ10には、
ポイントサービス会員として契約した各買物客に対して
発行されるポイントカードのカードデータを読取るため
のカードリーダ15が接続されている。なお、ポイント
カードとしては、磁気カード,ICカード等が使用され
る。
【0024】しかして、前記CPU1は、モードスイッ
チ17により「登録」業務が選択されている状態で、特
に図6の流れ図に示す商品登録業務を実行するようにプ
ログラム制御されている。
【0025】すなわち、CPU1は、ST(ステップ)
1として商品登録手段により商品登録が行なわれるのを
待機しており、商品登録を検知したならば、ST2とし
てその登録商品の販売データの登録処理を実施する。
【0026】具体的には、キーボード11の置数キー4
1により置数が行われ、続いてプリセット部門キー42
の1つが入力されると、直前に乗算キー44により乗数
入力が行われているか否かを判断する。そして、置数キ
ー41と乗算キー44とにより乗数入力が行われている
場合には、そのプリセット部門キー42にプリセットさ
れている部門コードに属する商品が乗数個数分置数デー
タの金額で販売登録されたので、販売点数を乗数とし、
販売金額を乗数に置数データの金額を乗算した金額とし
て、RAM3上の売上集計エリアに例えば部門コード別
に登録処理する。一方、乗数入力が行われていない場合
には、そのプリセット部門キー42にプリセットされて
いる部門コードに属する商品が単一で置数データの金額
で販売登録されたので、販売点数を「1」とし、販売金
額を置数データの金額金額として、RAM3上の売上集
計エリアに例えば部門コード別に登録処理する。また、
販売金額を買上金額合計器33の金額Aに加算する。な
お、買上金額合計器33の金額金額Aは、1買物客の最
初の商品登録に応動して“0”にクリアされている。
【0027】次に、CPU1は、ST3としてカードキ
ー47が操作入力されたか否かを判断する。そして、カ
ードキー47が入力されることなく次の商品登録が行わ
れたことを検知した場合には、前述した商品販売データ
登録処理を繰りかえす。
【0028】ST3にてカードキー47のキー入力を検
知した場合には、ポイントサービス会員の登録終了が宣
言されたので、通常の代金支払いに対する処理を行うと
ともに、ST4として顧客ファイル4から当該ポイント
サービス会員のレコードを抽出する処理を実施する。
【0029】具体的には、カードリーダ15によって読
み取られたポイントカードのカードデータ中の会員番号
を検索キーとして顧客ファイル4を検索し、検索キーに
一致する会員番号のレコード(住所/氏名,累計サービ
スポイント等)を読出して、会員レコードバッファ34
に格納する。また、読出したレコードから累計サービス
ポイントを抽出してエリア36に書込む。
【0030】次に、ST5として買上金額合計器33内
の合計金額Aとポイント基準額エリア31内の基準額X
とから次の(1)式により今回サービスポイントpを算
出する(サービスポイント計算手段)。 p=A/X [小数点以下切捨て] …(1) そして、この今回サービスポイントpをエリア35に書
込むとともに、エリア36内の累計サービスポイントP
に今回サービスポイントpを加算する(累計手段)。次
いで、会員レコードバッファ34内の会員レコードの累
計サービスポイントをエリア36内の累計サービスポイ
ントPとなるように更新する。また、エリア36内の累
計サービスポイントPとエリア32内の発券基準ポイン
トYとから次の(2)式によりサービス券の発券可能枚
数Mを算出する。(発券可能枚数計算手段)。 M=P/Y [小数点以下切捨て] …(2) そして、この発券可能枚数Mをエリア37に書込む。
【0031】次に、ST6として前記プリンタ14を駆
動して、図8(a)に示すように買上商品の明細データ
及び会員番号,会員氏名のポイントカードデータの他、
各エリア35,36,37内の今回サービスポイント
p,累計サービスポイントP及び発券可能枚数M等をレ
シート用紙に印刷することにより登録レシート60を発
行する。また、ST7として上記発券可能枚数Mと累計
サービスポイントPとを、図5に示すように、正面表示
器12及び客面表示器13に表示させる(発券可能枚数
出力手段)。
【0032】次に、ST8として置数キー41により数
値データNが置数され、続いて発券キー48が入力され
てサービス券の発券枚数Nが入力されたか否かを判断す
る。そして、発券枚数Nの入力を検知した場合には、こ
の発券枚数Nをエリア38に書き込むとともに、ST9
としてこの発券枚数Nとエリア37内の発券可能枚数M
との大小比較を行って、発券枚数N分の発券が可能か否
かを判定する(発券判定手段)。
【0033】ここで、N≦Mが成立する場合には、発券
枚数Nが発券可能枚数M以下であり発券可能なので、S
T10としてエリア36内の累計サービスポイントPか
らエリア38内の発券枚数Nにエリア32内の発券基準
ポイントを乗算した発券枚数N相当分のポイントを減算
する(発券後ポイント更新手段)。そして、会員レコー
ドバッファ34内の会員レコードの累計サービスポイン
トをエリア36内の累計ポイントPとなるように更新す
る。また、前記(2)式により現時点の発券可能枚数M
を算出して、エリア37の内容を書換える。
【0034】しかる後、ST11としてプリンタ14を
駆動して、図8(b)に示すように予め設定されたサー
ビス金額及びガイダンス等をレシート用紙に印刷するこ
とによりサービス券70をエリア38内の発券枚数N分
発行する。
【0035】また、ST12としてさらにプリンタ14
を駆動して、図8(c)に示すように会員番号,会員氏
名のポイントカードデータや、エリア38内の発券枚数
N及びエリア32内の発券基準ポイントYのサービス券
発行明細データや、エリア36,37内の累計ポイント
P及び発券可能枚数M等をレシート用紙に印刷すること
により発券レシート80を発行する。しかる後、ST7
に戻り、上記発券可能枚数Mと累計ポイントPとを正面
表示器12及び客面表示器13に表示させる。
【0036】ST8にて発券枚数の入力を検知すること
なく、ST13としてクリアキー43のキー入力を検知
した場合には、ST14として会員レコードバッファ3
4内の会員レコードを顧客ファイル4内の同一会員番号
のレコードに上書き処理した後、今回の商品登録業務を
終了する。
【0037】なお、ST9にてN≦Mが成立しない場合
には、発券枚数Nが発券可能枚数Mより大きく発券不可
能なので、ST7に戻る。
【0038】また、前記CPU1は、モードスイッチ1
7により「登録」業務が選択されている状態で、図7の
流れ図に示すポイント照会業務も実行するようにプログ
ラム制御されている。
【0039】すなわち、CPU1は、ST21としてポ
イント照会キー49が入力されるのを待機しており、こ
のポイント照会キー49のキー入力を検知したならば、
ポイント照会業務の開始が宣言されたので、ST22と
して前記ST4と同様の該当会員レコード抽出処理を実
施する。
【0040】次に、ST23として上記会員レコード抽
出処理によってエリア36に書込まれた当該ポイントサ
ービス会員の現在までの累計サービスポイトPとエリア
32内の発券基準ポイントYとから前記(2)式により
サービス券の発券可能枚数Mを算出する。そして、この
発券可能枚数Mをエリア37に書込む。
【0041】次に、ST24として上記発券可能枚数M
と累計サービスポイントPとを正面表示器12及び客面
表示器13に表示させる。
【0042】次に、ST25として置数キー41と発券
キー48とによりサービス券の発券枚数Nが入力された
か否かを判断する。そして、発券枚数Nの入力を検知し
た場合には、この発券枚数Nをエリア38に書き込むと
ともに、ST26としてこの発券枚数Nとエリア37内
の発券可能枚数Mとの大小比較を行って、発券枚数N分
の発券が可能か否かを判定する。
【0043】ここで、N≦Mが成立する場合には、発券
枚数Nが発券可能枚数M以下であり発券可能なので、S
T27としてエリア36内の累計サービスポイントPか
らエリア38内の発券枚数Nにエリア32内の発券基準
ポイントを乗算した発券枚数N相当分のポイントを減算
する。そして、会員レコードバッファ34内の会員レコ
ードの累計サービスポイントをエリア36内の累計ポイ
ントPとなるように更新する。また、前記(2)式によ
り現時点の発券可能枚数Mを算出して、エリア37の内
容を書換える。
【0044】しかる後、ST28としてプリンタ14を
駆動して、前記と同様のサービス券70をレシート用紙
を用いてエリア38内の発券枚数N分発行する。また、
ST29としてさらにプリンタ14を駆動して、前記と
同様の発券レシート80を発行する。しかる後、ST2
4に戻り、上記発券可能枚数Mと累計ポイントPとを正
面表示器12及び客面表示器13に表示させる。
【0045】ST25にて発券枚数の入力を検知するこ
となく、ST30としてクリアキー43のキー入力を検
知した場合には、ST31として会員レコードバッファ
34内の会員レコードを顧客ファイル4内の同一会員番
号のレコードに上書き処理した後、このポイント照会業
務を終了する。
【0046】なお、このポイント照会業務において、サ
ービス券の発券が行われることなくST30にてクリア
キー30のキー入力を検知した場合には、プリンタ14
を駆動して、図8(d)に示すように会員番号,会員氏
名のポイントカードデータや、エリア36,37内の累
計ポイントP及び発券可能枚数M等をレシート用紙に印
刷することによりポイント照会レシート90を発行した
後、ST31にて顧客ファイル4内の同一会員番号のレ
コードの更新処理を行うように構成してもよい。
【0047】このように構成された本実施例において
は、ポイントサービス会員となった顧客が店で買い物を
し会計を行う毎に、その買上商品の合計金額に応じたサ
ービスポイントが算出されて顧客別に累計される。ま
た、会計を終える毎に最新の累計サービスポイントP
と、この累計サービスポイントPと予め設定されている
発券基準ポイントYとから算出される発券可能枚数Mと
が、正面表示器12及び客面表示器13に表示される。
【0048】従って、顧客及び店員は、表示内容から現
時点におけるサービス券の発券可能枚数Mを容易に知る
ことができる。
【0049】ここで、顧客がサービス券の発券を要求し
た場合には、店員は客が所望する発券枚数Nを置数キー
41にて置数し、続いて発券キー48を入力操作する。
そうすると、この発券枚数Nが発券可能枚数M以下であ
る場合に限り、発券枚数N分の所定のサービス券70が
プリンタ14により印刷されて自動発券される。このと
き、当該顧客の累計サービスポイントは、サービス券7
0の発券枚数N相当分のポイントが減じられる。そし
て、この最新の累計サービスポイントとそれに対応した
発券可能枚数とがサービス券の発行明細データとともに
印刷された発券レシート80が発行される。
【0050】従って、累計サービスポイントPに応じた
サービス券発券可能枚数M以内に限り、いつでも買物客
が所望する任意の枚数のサービス券70を発券すること
ができる。
【0051】例えば、今、前回までの累計サービスポイ
ントが1128点の買物客が19800円のワンピース
を買上げたとする。なお、ポイント基準額Xを100円
とし、発券基準ポイントYを500点とする。そうする
と、この買物客の今回の買物に対しては商品「ワンピー
ス」の金額19800円に相当するサービスポイント1
98点が付与され、累計サービスポイントPが1326
点となり、発券可能枚数Mが2枚となる。このとき、前
面表示器12及び客面表示器13の画面は図5に示すよ
うになる。また、図8(a)に示す登録レシート60が
発行される。
【0052】ここで、この買物客がサービス券1枚の発
券を要求すると、店員は「1」を置数後、発券キー48
を操作入力する。そうすると、図8(b)に示すサービ
ス券70が1枚発行される。また、この買物客の累計サ
ービスポイントPが826点に減算される。そして、図
8(c)に示す発券レシート80が発行される。
【0053】また、例えば上記買物客が後日に自身の累
計サービスポイントの照会を申し出ると、店員はその買
物客のポイントカードのカードデータをカードリーダ1
5にて読取らせるとともにポイント照会キー49を入力
操作する。そうすると、前面表示器12及び客面表示器
13に現時点の累計サービスポイント826点と発券可
能枚数1枚が表示される。
【0054】ここで、買物客がサービス券の発券を要求
しないと、店員はクリアキー43を入力操作する。そう
すると、図8(d)に示すポイント照会レシート90が
発行される。
【0055】このように本実施例によれば、サービス券
の発券作業や、客が所望する枚数のサービス券が発券可
能か否かの判断や、サービス券発券後の累計サービスポ
イントの更新作業が自動的に行われるので、店員の著し
い負担増加を招くことなく能率的に、累計サービスポイ
ントに応じたサービス券発券可能枚数以内に限りいつで
も買物客が所望する任意の枚数のサービス券を発券する
ことができる。従って、顧客に対するサービスを向上で
きるとともに、サービス券の機能が向上するので、顧客
の定着化、ひいては販売の促進を図り得る。
【0056】また、累計サービスポイントPに応じた発
券可能枚数Mを会計時に表示出力するとともに登録レシ
ート60にも印刷するようにしたので、顧客は例えば帰
宅した後もサービス券の発券可能枚数を容易に確認する
ことができ、この点からもサービス性の向上を図り得
る。
【0057】なお、前記実施例では客毎の累計サービス
ポイントを顧客ファイル4に記録するポイントシステム
について説明したが、客自身が所要するポイントカード
の磁気ストライプ部に記録するようにしたポイントシス
テムにも本発明は適用可能である。また、累計サービス
ポイントの更新履歴データ(今回サービスポイント,更
新日付,累計サービスポイント等)をカードの表面に印
刷するようにしたポイントシステムであってもよい。
【0058】また、前記実施例では会員番号が記録され
たポイントカードのカードデータをカードリーダ15で
読み取ることでサービスポイントの更新処理を行った
が、例えばカード等に印刷された会員番号のコードをス
キャナで読み取ることにより、サービスポイントを更新
処理を行うようにしてもよい。
【0059】この他、本発明を上位処理装置にインライ
ン接続されたPOS端末に適用する等、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、店
員の著しい負担増加を招くことなく能率的に、累計サー
ビスポイントに応じたサービス券発券可能枚数以内に限
りいつでも買物客が所望する任意の枚数のサービス券を
発券することができ、顧客に対するサービス向上を図り
得る商品販売登録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である電子式キャッシュレ
ジスタの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同実施例に設けられる顧客ファイルのエリア
構成を示す図。
【図3】 同実施例に設けられるRAMの主要なメモリ
エリアを示す図。
【図4】 同実施例に設けられるキーボードの構成を示
す平面図。
【図5】 同実施例に設けられる表示器の構成を示す平
面図。
【図6】 同実施例に設けられるCPUが実行する商品
登録業務を示す流れ図。
【図7】 同実施例に設けられるCPUが実行するポイ
ント照会業務を示す流れ図。
【図8】 同実施例にて発行される各種レシート及びサ
ービス券の発行例を示す平面図。
【符号の説明】
1…CPU 4…顧客ファイル 11…キーボード 12…前面表示器 13…客面表示器 14…プリンタ 15…カードリーダ 47…カードキー 48…発券キー 49…ポイント照
会キー 60…登録レシート 70…サービス券 80…発券レシート 90…ポイント照
会レシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により販売登録された1買
    物客が買上げる全商品の販売金額を合計し、その合計金
    額に応じてサービスポイントを計算する手段及びこの計
    算手段により算出されたサービスポイントを客毎に累計
    する手段を備えた商品販売登録データ処理装置におい
    て、 予め設定されたサービス券の発券基準ポイントと前記累
    計手段により累計更新された1買物客の累計サービスポ
    イントとを比較してサービス券の発券可能枚数を計算す
    る発券可能枚数計算手段と、前記サービス券の発券枚数
    を入力する発券枚数入力手段と、この入力手段により入
    力された発券枚数と前記発券可能枚数計算手段により算
    出された発券可能枚数とを比較して発券枚数分の発券が
    可能か否かを判定する発券判定手段と、この判定手段に
    より発券可能であることが判定されたことに応じてその
    発券枚数分のサービス券を印刷発券する発券手段と、こ
    の発券手段により発券されるサービス券の発券枚数相当
    分のポイントを当該買物客の累計サービスポイントから
    減算する発券後ポイント更新手段とを具備したことを特
    徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記発券可能枚数計算手段により算出さ
    れた発券可能枚数のデータを表示または印字出力する発
    券可能枚数出力手段を具備したことを特徴とする請求項
    1記載の商品販売登録データ処理装置。
JP24651594A 1994-10-12 1994-10-12 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH08110985A (ja)

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JP24651594A JPH08110985A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 商品販売登録データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176723A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2011204276A (ja) * 2011-07-07 2011-10-13 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム

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JP2008176723A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
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