JPH0811082A - 部品処理装置 - Google Patents

部品処理装置

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JPH0811082A
JPH0811082A JP6147321A JP14732194A JPH0811082A JP H0811082 A JPH0811082 A JP H0811082A JP 6147321 A JP6147321 A JP 6147321A JP 14732194 A JP14732194 A JP 14732194A JP H0811082 A JPH0811082 A JP H0811082A
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JP
Japan
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component
mounting base
shaft
positioning mechanism
positioning
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Application number
JP6147321A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhito Matsumura
暢人 松村
Shoji Ueda
章二 上田
Masato Sasada
正人 佐々田
Hirotaka Takimoto
弘孝 滝本
Toshiyuki Ogawara
敏行 大河原
Atsushi Ikegame
厚 池亀
Minoru Kawabata
稔 川端
Kazuo Takai
和雄 高井
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
Shuzo Ushimi
修三 牛見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の装置の部品供給排出部の高さが異なる
ときにも、各装置に部品を供給し、各装置から部品を排
出することができるようにし、また部品の破損を防止す
る。 【構成】 走行可能な走行ベース11に把持部取付ベー
ス12を昇降可能に取り付け、走行ベース11に把持部
取付ベース12を昇降する昇降シリンダ9を取り付け、
把持部取付ベース12にシャフト16を設け、位置決め
機構取付ベース19にシャフト16の径よりも大きい径
の穴36を設け、穴36にシャフト16を挿入し、シャ
フト16の先端に穴36の径よりも大きい径の円板37
を取り付け、位置決め機構取付ベース19に把持手段取
付ベース22を取り付け、把持手段取付ベース22にチ
ャック23を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は部品搬送装置により複
数の装置間に多数の電気信号端子を設けた大形の電子回
路基板等の部品を搬送する部品処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の部品処理装置としては、特開昭5
9−194915号公報に記載のように、吊り下げ構造
のワーク取付具を有するもの、特開昭60−31423
号公報、特開昭62−255317号公報に記載のよう
に、パレット規正装置を有するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の部品処
理装置においては、複数装置の部品供給排出部の高さが
異なるときには、各装置に部品を供給排出することがで
きず、部品供給排出部の高さが異なる複数装置に部品を
供給排出するためには、固有の供給排出装置を各装置に
取り付ける必要がある。また、多数の電気信号端子を設
けた大形の電子回路基板等の部品を各装置に供給すると
きに、各装置への位置決めが正確でない場合には、電気
信号端子等の曲がり等の部品の破損が生ずる。
【0004】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、複数の装置の部品供給排出部の高さが異
なるときにも、各装置に部品を供給し、各装置から部品
を排出することができる部品処理装置、部品の破損を防
止することができる部品処理装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、部品搬送装置により複数の装
置間に部品を搬送する部品処理装置において、上記部品
搬送装置の走行可能な走行ベースに昇降可能に把持部取
付ベースを取り付け、上記走行ベースに上記把持部取付
ベースを昇降する昇降手段を設け、上記把持部取付ベー
スに把持手段を取り付ける。
【0006】この場合、上記把持部取付ベースにシャフ
トを設け、位置決め機構取付ベースに上記シャフトの径
よりも大きい径の穴を設け、上記穴に上記シャフトを挿
入し、位置決め機構取付ベースに上記把持手段を取り付
ける。
【0007】この場合、また、上記位置決め機構取付ベ
ースに溝カム板を取り付け、上記溝カム板を駆動する溝
カム駆動手段を設け、上記位置決め機構取付ベースにガ
イドを設け、把持部取付ベースに上記ガイドに係合した
ガイドシャフトを設け、上記ガイドシャフトに溝カム板
に係合したカムフォロアを取り付け、上記カムフォロア
と上記位置決め機構取付ベースとの間にバネを設け、上
記把持部取付ベースに上記把持手段を取り付ける。
【0008】また、上記装置に未処理の部品が存在する
か否かを検知するセンサを設け、上記センサに上記部品
搬送装置を制御する制御装置を接続する。
【0009】また、上記部品搬送装置に把持された上記
部品の移動経路に上記部品の下面を処理する下面処理装
置を設ける。
【0010】また、上記部品を段階的に移動する段階的
移動手段を設け、上記部品の位置決め基準手段を検出す
る検出器を設ける。
【0011】
【作用】この部品処理装置においては、把持手段を昇降
することができる。
【0012】また、把持部取付ベースにシャフトを設
け、位置決め機構取付ベースにシャフトの径よりも大き
い径の穴を設け、穴にシャフトを挿入し、位置決め機構
取付ベースに把持手段を取り付けたときには、位置決め
機構取付ベースを把持部取付ベースに対して移動するこ
とができる。
【0013】また、位置決め機構取付ベースに溝カム板
を取り付け、溝カム板を駆動する溝カム駆動手段を設
け、位置決め機構取付ベースにガイドを設け、把持部取
付ベースにガイドに係合したガイドシャフトを設け、ガ
イドシャフトに溝カム板に係合したカムフォロアを取り
付け、カムフォロアと位置決め機構取付ベースとの間に
バネを設け、把持部取付ベースに把持手段を取り付けた
ときには、部品の挿入力を微少にすることができる。
【0014】また、装置に未処理の部品が存在するか否
かを検知するセンサを設け、センサに部品搬送装置を制
御する制御装置を接続したときには、各装置におけるタ
クトタイムのアンバランスによる動作待ち時間を最小限
にすることできる。
【0015】また、部品搬送装置に把持された部品の移
動経路に部品の下面を処理する下面処理装置を設けたと
きには、部品搬送装置により部品を移動している際、部
品の下面を処理することができる。
【0016】また、部品を段階的に移動する段階的移動
手段を設け、部品の位置決め基準手段を検出する検出器
を設けたときには、位置決め基準手段の位置が異なる複
数種類の部品の位置決めが可能となる。
【0017】
【実施例】図1はこの発明に係る部品処理装置の部品搬
送装置を示す図、図2は図1に示した部品搬送装置を有
する基板処理装置を示す概略斜視図、図3は図2に示し
た基板処理装置の一部を示す図である。図に示すよう
に、多数の電気信号端子を設けた大形の電子回路基板2
9を処理する装置5〜8が設けられ、装置5〜8に沿っ
て本体2が設けられ、本体2に走行レール51が設けら
れ、走行レール51に走行可能に部品搬送装置1が設け
られ、装置5の近傍にバッファ部3が設けられ、バッフ
ァ部3の近傍に排出部4が設けられ、装置5に電子回路
基板29が収納されたマガジン54が供給されるローダ
53が設けられている。また、部品搬送装置1において
は、走行ベース11に走行レール51を走行するための
車輪(図示せず)が設けられ、走行ベース11にガイド
10が設けられ、把持部取付ベース12にガイドシャフ
ト35が設けられ、ガイドシャフト35はガイド10と
係合しており、把持部取付ベース12は走行ベース11
に昇降可能に取り付けられている。走行ベース11に昇
降シリンダ9が取り付けられ、昇降シリンダ9のピスト
ンロッドに把持部取付ベース12が取り付けられ、把持
部取付ベース12にシャフト16が設けられ、位置決め
機構取付ベース19にシャフト16の径よりも大きい径
の穴36が設けられ、穴36にシャフト16が挿入さ
れ、シャフト16の先端に穴36の径よりも大きい径の
円板37が取り付けられ、シャフト16にバネ受け18
が設けられ、バネ受け18と把持部取付ベース12との
間にバネ17が設けられ、位置決め機構取付ベース19
に図1紙面左右方向に移動可能に溝カム板27が取り付
けられ、溝カム板27には紙面右方に向かって下方に傾
斜した溝27aが設けられ、溝カム板27を駆動する溝
カム駆動シリンダ28が設けられ、位置決め機構取付ベ
ース19に先端がとがった位置決めシャフト24が設け
られ、位置決めシャフト24の先端部に位置決めカラー
25が設けられ、シャフト16、位置決め機構取付ベー
ス19、位置決めシャフト24等により位置決め可動機
構31が構成されている。位置決め機構取付ベース19
にガイド38が設けられ、把持手段取付ベース22にガ
イドシャフト14が設けられ、ガイドシャフト14はガ
イド38に係合している。ガイドシャフト14にカムフ
ォロア13が取り付けられ、カムフォロア13は溝カム
板27の溝27aに係合している。また、カムフォロア
13と位置決め機構取付ベース19との間にバネ15が
設けられ、把持手段取付ベース22に回動可能にチャッ
ク23が取り付けられ、把持手段取付ベース22にチャ
ック23を駆動するためのチャック駆動シリンダ21が
設けられている。また、各装置5〜8の部品供給排出部
には固定ベース30が設けられ、固定ベース30には位
置決めシャフト24に対応して穴を有する位置決めブロ
ック26が設けられ、固定ベース30と位置決めブロッ
ク26とで位置決め固定機構32を構成している。
【0018】つぎに、図4により図2に示した基板処理
装置の動作について説明する。まず、電子回路基板29
をマガジン54に収納し、マガジン54を装置5のロー
ダ53に供給する。装置5での処理が終了すると、部品
搬送装置1が装置5での処理が終了した電子回路基板2
9を装置6に移載する。または、電子回路基板29をバ
ッファ部3に供給しておくと、部品搬送装置1が電子回
路基板29を装置6に移載する。装置6での処理が終了
すると、部品搬送装置1は装置6での処理が終了した電
子回路基板29を装置7に移載する。装置7での処理が
終了すると、部品搬送装置1は装置7での処理が終了し
た電子回路基板29を装置8に移載する。装置8での処
理での処理が終了すると、部品搬送装置1は完成電子回
路基板56を排出部4に排出する。以上の一連の動作を
繰り返す。
【0019】つぎに、図1に示した部品搬送装置の動作
について説明する。まず、図5(a)に示すように、電子
回路基板29を把持した部品搬送装置1を位置決め固定
機構32の上方に移動する。つぎに、図5(b)に示すよ
うに、昇降シリンダ9を伸長すると、位置決め機構取付
ベース19が下降し、位置決めシャフト24の先端が位
置決めブロック26の穴に係合して、チャック23が位
置決めされる。
【0020】この状態では、図6(a)に示すように、チ
ャック23は装置5〜8の部品受け63の上方に位置し
ている。つぎに、図6(b)に示すように、溝カム駆動シ
リンダ28により溝カム板27を移動すると、把持手段
取付ベース22等の自重によりバネ15に抗して把持手
段取付ベース22等が下降し、電気信号端子33が実装
されている電子回路基板29が部品受け63まで下降す
る。このとき、チャック23と部品受け63との位置ず
れがなく、チャック23が部品受け63に設けられた位
置決め溝に正常に挿入されていれば、位置決め機構取付
ベース19にブラケット62により取り付けられたセン
サ61がこれを検知する。これに対して、図6(d)に示
すように、チャック23と部品受け63との位置ずれが
ある異常挿入時は、電子回路基板29が下降しないた
め、部品センサ61が検知しない。そして、センサ61
が検知したときにのみ、図6(c)に示すように、チャッ
ク駆動シリンダ21が作動し、チャック23が開放した
のち、溝カム板27を移動して、把持手段取付ベース2
2を上昇する。
【0021】このような部品処理装置においては、昇降
シリンダ9によりチャック23を昇降することができる
から、装置5〜8の部品供給排出部の高さが異なるとき
にも、各装置5〜8に電子回路基板29を供給し、各装
置5〜8から電子回路基板29を排出することができ
る。また、シャフト16の径は穴36の径よりも小さい
から、位置決め機構取付ベース19が把持部取付ベース
12に対して水平方向に移動することができるので、図
5(a)に示すように、部品搬送装置1が位置決め固定機
構32の上方に移動したとき、位置決めシャフト24の
中心線と位置決めブロック26の穴の中心線とがδだけ
ずれていたとしても、位置決め機構取付ベース19が下
降するときに、位置決めブロック26の穴内側で位置決
めシャフト24の先端部がガイドされ、位置決めシャフ
ト24が水平方向に移動しながら位置決めカラー25の
位置まで挿入される。このように、部品搬送装置1が位
置決め固定機構32の上方に移動したとき、部品搬送装
置1の走行ベース11と位置決め固定機構32とに位置
ずれがあったとしても、チャック23を常に正確に位置
決めすることができる。また、カムフォロア13は溝カ
ム板27の溝27aに係合しており、またカムフォロア
13と位置決め機構取付ベース19との間にバネ15が
設けられているから、電子回路基板29の挿入力を微少
にすることができるので、図6(d)に示すように、チャ
ック23と部品受け63との位置ずれがあるときには、
バネ15によってカムフォロア13が溝カム板27の溝
27a内に浮いた状態となり、電子回路基板29に過大
な力が作用しないから、電気信号端子33等が破損する
ことがない。なお、電子回路基板29の挿入力の調整は
バネ15のバネ定数を変更して行なう。
【0022】図7はこの発明に係る他の部品搬送装置を
有する基板処理装置の一部を示す概略図である。図に示
すように、装置5〜8に電子回路基板29が存在するか
否か、未処理の電子回路基板29が存在するか否かを検
知するセンサ71〜74が設けられ、センサ71〜7
4、部品搬送装置1、装置5〜8の機器(図示せず)は
システム制御を司る制御装置75に接続されている。
【0023】この基板処理装置においては、センサ71
〜74によって装置5〜8に未処理の電子回路基板29
が存在しないことを検知したとき、次に処理すべき装置
6〜8に電子回路基板29が存在しなければ、部品搬送
装置1によりその装置6〜8に電子回路基板29を搬送
し、次に処理すべき装置6〜8に電子回路基板29が存
在すれば、部品搬送装置1によりバッファ部3に電子回
路基板29を搬送する。そして、バッファ部3に電子回
路基板29が存在する状態で、次に処理すべき装置6〜
8から電子回路基板29が搬送されたときには、部品搬
送装置1によりバッファ部3からその装置6〜8に電子
回路基板29を搬送する。
【0024】この基板処理装置においては、装置5〜8
におけるタクトタイムのアンバランスによる動作待ち時
間を最小限にすることができるから、処理能率を向上す
ることができる。
【0025】図8はこの発明に係る他の基板処理装置の
一部を示す概略図である。図に示すように、部品搬送装
置1に把持された電子回路基板29の移動経路に回転す
るブラシ81が設けられている。
【0026】この基板処理装置においては、部品搬送装
置1により電子回路基板29を移動している際、電子回
路基板29の下面を清掃することができるから、処理能
率を向上することができる。なお、ブラシ81をフラッ
クス塗布部やはんだ付部に置き換えれば、表面処理を行
なうことができ、またエア吹付部やヒータに置き換えれ
ば、熱処理を行なうことができる。
【0027】図9はこの発明に係る他の基板処理装置の
一部を示す概略図である。図に示すように、部品供給排
出部に設けられた搬送レ−ル91と搬送レ−ル92との
間に部品位置決め用のストッパ93が設けられ、部品位
置決め用のストッパ93の両側にシリンダ94、95に
よりそれぞれ電子回路基板29を搬送方向と反対方向に
押すストッパ96、97が設けられ、電子回路基板29
の位置決め基準穴98を検出する検出器99が設けら
れ、ストッパ93、96、97、検出器99等により可
変位置出し機構部100が構成されている。
【0028】つぎに、図9に示した基板処理装置の動作
について説明する。まず、図10に示すように、可変位
置出し機構部100に搬送された電子回路基板29は搬
送レ−ル91と搬送レ−ル92とによりストッパ93に
当接する位置まで搬送され、検出器99により基準穴検
出を行なう。ここで、位置決め基準穴98が検出されな
かった場合には、図11に示すように、シリンダ94が
作動し、ストッパ96が電子回路基板29を搬送方向と
反対方向に押戻し、再度位置決め基準穴98の検出を行
なう。ここでも位置決め基準穴98が検出されなかった
場合には、図12に示すように、シリンダ95が作動
し、ストッパ97が電子回路基板29を更に搬送方向と
反対方向に押戻し、位置決め基準穴98の検出を行な
う。そして、位置決め基準穴98が検出されると、部品
搬送装置1により電子回路基板29を把持するととも
に、位置決めピン101を位置決め基準穴98に挿入す
る。
【0029】この基板処理装置においては、ストッパ9
3、96、97が設けられているから、位置決め基準穴
98の位置が異なる複数種類の電子回路基板29の位置
決めが可能となるので、複数種類の電子回路基板29を
処理することができる。また、位置決めピン101を位
置決め基準穴98に挿入するから、電子回路基板29を
位置ずれを起こすことなく搬送することができる。
【0030】なお、上述実施例においては、電子回路基
板29を処理する部品処理装置について説明したが、他
の部品を処理する部品処理装置にこの発明を適用するこ
とができる。また、上述実施例においては、昇降手段と
して昇降シリンダ9を用いたが、他の昇降手段を用いて
もよい。また、上述実施例においては、把持手段として
チャック23を用いたが、他の把持手段を用いてもよ
い。また、上述実施例においては、溝カム駆動手段とし
て溝カム駆動シリンダ28を用いたが、他の溝カム駆動
手段を用いてもよい。また、上述実施例においては、下
面処理装置としてブラシ81等を用いたが、他の下面処
理装置を用いてもよい。また、上述実施例においては、
段階的移動手段としてストッパ93、96、97を用い
たが、他の段階的移動手段を用いてもよい。また、上述
実施例においては、位置決め基準手段として位置決め基
準穴98を用いたが、位置決め基準手段として位置決め
基準マーク等を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る部
品処理装置においては、把持手段を昇降することができ
るから、複数の装置の部品を部品供給排出部の高さが異
なるときにも、各装置に部品を供給し、各装置から部品
を排出することができる。
【0032】また、把持部取付ベースにシャフトを設
け、位置決め機構取付ベースにシャフトの径よりも大き
い径の穴を設け、穴にシャフトを挿入し、位置決め機構
取付ベースに把持手段を取り付けたときには、位置決め
機構取付ベースを把持部取付ベースに対して移動するこ
とができるから、部品搬送装置が各装置の部品供給排出
部の上方に移動したとき、部品搬送装置の走行ベースの
位置と各装置の部品供給排出部の位置とがずれていたと
しても、把持手段を常に正確に位置決めすることができ
る。
【0033】また、位置決め機構取付ベースに溝カム板
を取り付け、溝カム板を駆動する溝カム駆動手段を設
け、位置決め機構取付ベースにガイドを設け、把持部取
付ベースにガイドに係合したガイドシャフトを設け、ガ
イドシャフトに溝カム板に係合したカムフォロアを取り
付け、カムフォロアと位置決め機構取付ベースとの間に
バネを設け、把持部取付ベースに把持手段を取り付けた
ときには、部品の挿入力を微少にすることができるか
ら、把持手段と各装置の部品供給排出部の位置との位置
ずれがあったとしても、部品に過大な力が作用しないの
で、部品が破損することはない。
【0034】また、装置に未処理の部品が存在するか否
かを検知するセンサを設け、センサに部品搬送装置を制
御する制御装置を接続したときには、各装置におけるタ
クトタイムのアンバランスによる動作待ち時間を最小限
にすることできるから、処理能率を向上することができ
る。
【0035】また、部品搬送装置に把持された部品の移
動経路に部品の下面を処理する下面処理装置を設けたと
きには、部品搬送装置により部品を移動している際、部
品の下面を処理することができるから、処理能率を向上
することができる。
【0036】また、部品を段階的に移動する段階的移動
手段を設け、部品の位置決め基準手段を検出する検出器
を設けたときには、位置決め基準手段の位置が異なる複
数種類の部品の位置決めが可能となるから、複数種類の
部品を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る部品処理装置の部品搬送装置を
示す図である。
【図2】図1に示した部品搬送装置を有する基板処理装
置を示す概略斜視図である。
【図3】図2に示した基板処理装置の一部を示す図であ
る。
【図4】図2に示した基板処理装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】図1に示した部品搬送装置の動作説明図であ
る。
【図6】図1に示した部品搬送装置の動作説明図であ
る。
【図7】この発明に係る他の基板処理装置の一部を示す
概略図ある。
【図8】この発明に係る他の基板処理装置の一部を示す
概略図である。
【図9】この発明に係る他の基板処理装置の一部を示す
概略図である。
【図10】図9に示した基板処理装置の動作説明図であ
る。
【図11】図9に示した基板処理装置の動作説明図であ
る。
【図12】図9に示した基板処理装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1…部品搬送装置 5〜8…装置 9…昇降シリンダ 11…走行ベース 12…把持部取付ベース 13…カムフォロア 14…ガイドシャフト 15…バネ 16…シャフト 19…位置決め機構取付ベース 23…チャック 27…溝カム板 28…溝カム駆動シリンダ 29…電子回路基板 38…ガイド 71〜74…センサ 75…制御装置 81…ブラシ 93…ストッパ 94、95…シリンダ 96、97…ストッパ 98…位置決め基準穴 99…検出器
フロントページの続き (72)発明者 滝本 弘孝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 大河原 敏行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 池亀 厚 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 川端 稔 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 高井 和雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 山下 哲也 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 牛見 修三 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品搬送装置により複数の装置間に部品を
    搬送する部品処理装置において、上記部品搬送装置の走
    行可能な走行ベースに昇降可能に把持部取付ベースを取
    り付け、上記走行ベースに上記把持部取付ベースを昇降
    する昇降手段を設け、上記把持部取付ベースに把持手段
    を取り付けたことを特徴とする部品処理装置。
  2. 【請求項2】上記把持部取付ベースにシャフトを設け、
    位置決め機構取付ベースに上記シャフトの径よりも大き
    い径の穴を設け、上記穴に上記シャフトを挿入し、位置
    決め機構取付ベースに上記把持手段を取り付けたことを
    特徴とする請求項1に記載の部品処理装置。
  3. 【請求項3】上記位置決め機構取付ベースに溝カム板を
    取り付け、上記溝カム板を駆動する溝カム駆動手段を設
    け、上記位置決め機構取付ベースにガイドを設け、把持
    部取付ベースに上記ガイドに係合したガイドシャフトを
    設け、上記ガイドシャフトに溝カム板に係合したカムフ
    ォロアを取り付け、上記カムフォロアと上記位置決め機
    構取付ベースとの間にバネを設け、上記把持部取付ベー
    スに上記把持手段を取り付けたことを特徴とする請求項
    2に記載の部品処理装置。
  4. 【請求項4】上記装置に未処理の部品が存在するか否か
    を検知するセンサを設け、上記センサに上記部品搬送装
    置を制御する制御装置を接続したことを特徴とする請求
    項1に記載の部品処理装置。
  5. 【請求項5】上記部品搬送装置に把持された上記部品の
    移動経路に上記部品の下面を処理する下面処理装置を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の部品処理装置。
  6. 【請求項6】上記部品を段階的に移動する段階的移動手
    段を設け、上記部品の位置決め基準手段を検出する検出
    器を設けたことを特徴とする請求項1に記載の部品処理
    装置。
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