JPH08110551A - ファインダの視差調整機構 - Google Patents
ファインダの視差調整機構Info
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- JPH08110551A JPH08110551A JP6270704A JP27070494A JPH08110551A JP H08110551 A JPH08110551 A JP H08110551A JP 6270704 A JP6270704 A JP 6270704A JP 27070494 A JP27070494 A JP 27070494A JP H08110551 A JPH08110551 A JP H08110551A
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- Japan
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- optical system
- housing
- roof mirror
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/02—Viewfinders
- G03B13/10—Viewfinders adjusting viewfinders field
- G03B13/14—Viewfinders adjusting viewfinders field to compensate for parallax due to short range
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/02—Viewfinders
- G03B13/06—Viewfinders with lenses with or without reflectors
- G03B13/08—Viewfinders with lenses with or without reflectors with reflected image of frame
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダハミラーを有するファインダの組立て工程
において、ダハミラーの取付け位置を微調整する。 【構成】 ダハミラー21を保持部材31に貼着する。
保持部材31の第1および第2の摺接面31b、31c
は、ハウジング22の第1および第2の当てつけ面22
a、22bに摺接する。コイルバネ27は、当てつけ面
22a、22bに沿った方向に保持部材31を付勢す
る。板バネ28は、当てつけ面22a、22bに当接す
る方向に保持部材31を付勢する。板バネ28の折曲部
28cは、保持部材31の凹部31dに係合する。調整
ビス33を操作することにより、保持部材31の上下位
置が微調整される。
において、ダハミラーの取付け位置を微調整する。 【構成】 ダハミラー21を保持部材31に貼着する。
保持部材31の第1および第2の摺接面31b、31c
は、ハウジング22の第1および第2の当てつけ面22
a、22bに摺接する。コイルバネ27は、当てつけ面
22a、22bに沿った方向に保持部材31を付勢す
る。板バネ28は、当てつけ面22a、22bに当接す
る方向に保持部材31を付勢する。板バネ28の折曲部
28cは、保持部材31の凹部31dに係合する。調整
ビス33を操作することにより、保持部材31の上下位
置が微調整される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンパクトカメラ
に設けられる実像式ファインダに関し、特にこのファイ
ンダの視差調整機構に関する。
に設けられる実像式ファインダに関し、特にこのファイ
ンダの視差調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実像式ファインダとして、対物光
学系と接眼光学系の間の光路の途中に、ダハミラーを有
する正立光学系を設けたものが知られている。ダハミラ
ーの取付け位置によってファインダ光学系の撮影光学系
に対する視差が定まるため、ファインダの設計におい
て、ダハミラーは視差ができるだけ小さくなるような位
置に定められる。
学系と接眼光学系の間の光路の途中に、ダハミラーを有
する正立光学系を設けたものが知られている。ダハミラ
ーの取付け位置によってファインダ光学系の撮影光学系
に対する視差が定まるため、ファインダの設計におい
て、ダハミラーは視差ができるだけ小さくなるような位
置に定められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来、ファイン
ダの組立て工程において、ダハミラーの取付け位置は高
精度に定められておらず、このためファインダ光学系と
撮像光学系の視差は充分に小さいとは言えなかった。
ダの組立て工程において、ダハミラーの取付け位置は高
精度に定められておらず、このためファインダ光学系と
撮像光学系の視差は充分に小さいとは言えなかった。
【0004】本発明は、ダハミラーを有するファインダ
の組立て工程において、ダハミラーの取付け位置を微調
整するための視差調整機構を提供することを目的として
いる。
の組立て工程において、ダハミラーの取付け位置を微調
整するための視差調整機構を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファインダ
の視差調整機構は、対物光学系と、接眼光学系と、対物
光学系と接眼光学系の間の光路の途中に設けられ、ダハ
ミラーを有する正立光学系と、各光学系を収容し、当て
つけ面が形成されたハウジングと、ダハミラーを支持
し、当てつけ面に沿って変位可能な保持部材と、当てつ
け面に沿った方向に保持部材を付勢する第1の付勢部材
と、当てつけ面に当接する方向に保持部材を付勢する第
2の付勢部材とを備えたことを特徴としている。
の視差調整機構は、対物光学系と、接眼光学系と、対物
光学系と接眼光学系の間の光路の途中に設けられ、ダハ
ミラーを有する正立光学系と、各光学系を収容し、当て
つけ面が形成されたハウジングと、ダハミラーを支持
し、当てつけ面に沿って変位可能な保持部材と、当てつ
け面に沿った方向に保持部材を付勢する第1の付勢部材
と、当てつけ面に当接する方向に保持部材を付勢する第
2の付勢部材とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例であるファインダの視差調
整機構を備えたコンパクトカメラの正面図である。
る。図1は本発明の一実施例であるファインダの視差調
整機構を備えたコンパクトカメラの正面図である。
【0007】カメラ本体11の正面の略中央には、撮影
光学系12が設けられ、撮影光学系12の略真上には、
ファインダの対物光学系13が配設されている。またカ
メラ本体11の正面の右上部にはストロボ14が設けら
れている。
光学系12が設けられ、撮影光学系12の略真上には、
ファインダの対物光学系13が配設されている。またカ
メラ本体11の正面の右上部にはストロボ14が設けら
れている。
【0008】図2は、ファインダ光学系を構成する光学
部品の配置を上方から見た図である。対物光学系13と
接眼光学系17の間の光路の途中には、ダハミラー21
とコンデンサレンズ18とペンタプリズム19とピント
板20とが設けられている。対物光学系13は、第1〜
第3レンズ群13a、13b、13cを有し、第2レン
ズ群13bと第3レンズ群13cを光軸方向に変位させ
ることにより、ファインダのズーミング動作が行われ
る。ダハミラー21すなわち正立光学系は第3レンズ群
13cの後方に配置されており、対物光学系13を通過
した光線はダハミラー21において反射され、これによ
り被写体像は正立像に変換される。ダハミラー21にお
いて反射した光線は、コンデンサレンズ18により集光
されてピント板20上に被写体像が結像される。この被
写体像はペンタプリズム19において反射し、接眼光学
系17を介して観察される。
部品の配置を上方から見た図である。対物光学系13と
接眼光学系17の間の光路の途中には、ダハミラー21
とコンデンサレンズ18とペンタプリズム19とピント
板20とが設けられている。対物光学系13は、第1〜
第3レンズ群13a、13b、13cを有し、第2レン
ズ群13bと第3レンズ群13cを光軸方向に変位させ
ることにより、ファインダのズーミング動作が行われ
る。ダハミラー21すなわち正立光学系は第3レンズ群
13cの後方に配置されており、対物光学系13を通過
した光線はダハミラー21において反射され、これによ
り被写体像は正立像に変換される。ダハミラー21にお
いて反射した光線は、コンデンサレンズ18により集光
されてピント板20上に被写体像が結像される。この被
写体像はペンタプリズム19において反射し、接眼光学
系17を介して観察される。
【0009】図3は、対物光学系13、接眼光学系17
およびダハミラー21等の各光学系が収容されるハウジ
ング22を示す斜視図、図4はこのハウジング22を上
から見た図である。
およびダハミラー21等の各光学系が収容されるハウジ
ング22を示す斜視図、図4はこのハウジング22を上
から見た図である。
【0010】対物光学系13は、ハウジング22の前方
(図4において下方)から見て中央よりも左側に形成さ
れた第1収容部23に収容され、接眼光学系17は、ハ
ウジング22の後ろ側に形成された第2収容部24に収
容される。ペンタプリズム19は第2収容部24の前側
に形成された第3収容部25に収容される。ダハミラー
21は、第1収容部23の後方であって第3収容部25
の横側に形成された第4収容部26に収容される。なお
図3において、ダハミラー21は一点鎖線Lの回りに、
上から見て時計方向に約45度回転させて第4収容部2
6に取りつけられる。
(図4において下方)から見て中央よりも左側に形成さ
れた第1収容部23に収容され、接眼光学系17は、ハ
ウジング22の後ろ側に形成された第2収容部24に収
容される。ペンタプリズム19は第2収容部24の前側
に形成された第3収容部25に収容される。ダハミラー
21は、第1収容部23の後方であって第3収容部25
の横側に形成された第4収容部26に収容される。なお
図3において、ダハミラー21は一点鎖線Lの回りに、
上から見て時計方向に約45度回転させて第4収容部2
6に取りつけられる。
【0011】次にダハミラー21およびこれの周辺に設
けられる各構成部材を、図3〜図7を参照して説明す
る。図5は、ダハミラー21をハウジング22内に組み
付けた状態を示す断面図、図6はダハミラー21をハウ
ジング22に仮止めした状態を示す断面図、図7はダハ
ミラー21を所定の方向に付勢するコイルバネ27と板
バネ28を示す分解斜視図である。
けられる各構成部材を、図3〜図7を参照して説明す
る。図5は、ダハミラー21をハウジング22内に組み
付けた状態を示す断面図、図6はダハミラー21をハウ
ジング22に仮止めした状態を示す断面図、図7はダハ
ミラー21を所定の方向に付勢するコイルバネ27と板
バネ28を示す分解斜視図である。
【0012】ダハミラー21は保持部材31により支持
されている。保持部材31は、合成樹脂により一体的に
成形され、傾斜面31aと、この傾斜面31aから上方
に延びる第1の摺接面31bと、傾斜面31aの裏側に
おいて下方に延びる第2の摺接面31cとを有する。傾
斜面31aには、ダハミラー21の裏側下面21aが接
着剤等により貼着される。第1の摺接面31bは、ハウ
ジング22に形成された第1の当てつけ面22aに摺接
し、第2の摺接面31cは、ハウジング22に形成され
た第2の当てつけ面22bに摺接する。したがって保持
部材31は、第1および第2の当てつけ面22a、22
bに沿って、上下方向に変位可能である。
されている。保持部材31は、合成樹脂により一体的に
成形され、傾斜面31aと、この傾斜面31aから上方
に延びる第1の摺接面31bと、傾斜面31aの裏側に
おいて下方に延びる第2の摺接面31cとを有する。傾
斜面31aには、ダハミラー21の裏側下面21aが接
着剤等により貼着される。第1の摺接面31bは、ハウ
ジング22に形成された第1の当てつけ面22aに摺接
し、第2の摺接面31cは、ハウジング22に形成され
た第2の当てつけ面22bに摺接する。したがって保持
部材31は、第1および第2の当てつけ面22a、22
bに沿って、上下方向に変位可能である。
【0013】また保持部材31は、第1の摺接面31b
の裏側に形成された凹部31dと、この凹部31dの下
方に形成された平面部31eと、この平面部31eの下
端から水平方向に延びる当接面31fとを有する。一方
図7に示されるように、ハウジング22には上方に延び
る一対のピン32が設けられており、これらのピン32
には、板バネ28の下端に位置する平板部28dに形成
された一対の孔28aが嵌合され、さらに平板部28d
の上からコイルバネ27が嵌合されている。コイルバネ
27の先端は、保持部材31の当接面31fに当接し、
これにより保持部材31は当てつけ面22a、22bに
沿った方向に付勢される。板バネ28には、前方に突出
する半球状の突部28bが形成されている。この突部2
8bは、保持部材31の平面部31eに当接し、これに
より保持部材31は当てつけ面22a、22bに当接す
る方向に付勢される。すなわちコイルバネ27は第1の
付勢部材であり、板バネ28は第2の付勢部材である。
の裏側に形成された凹部31dと、この凹部31dの下
方に形成された平面部31eと、この平面部31eの下
端から水平方向に延びる当接面31fとを有する。一方
図7に示されるように、ハウジング22には上方に延び
る一対のピン32が設けられており、これらのピン32
には、板バネ28の下端に位置する平板部28dに形成
された一対の孔28aが嵌合され、さらに平板部28d
の上からコイルバネ27が嵌合されている。コイルバネ
27の先端は、保持部材31の当接面31fに当接し、
これにより保持部材31は当てつけ面22a、22bに
沿った方向に付勢される。板バネ28には、前方に突出
する半球状の突部28bが形成されている。この突部2
8bは、保持部材31の平面部31eに当接し、これに
より保持部材31は当てつけ面22a、22bに当接す
る方向に付勢される。すなわちコイルバネ27は第1の
付勢部材であり、板バネ28は第2の付勢部材である。
【0014】板バネ28の先端に形成された折曲部28
cは凹部31dに係合する。したがって図6に示される
ように、ハウジング22の蓋部材22c(図5)が取り
つけられていない状態において、保持部材31はコイル
バネ27によって上方に付勢され、凹部31dの下端部
が折曲部28cに係止した位置において仮止めされる。
すなわち折曲部28cが凹部31d内に係合することに
より、保持部材31の当てつけ面22a、22bに沿っ
た変位が規制される。一方図5に示されるように、蓋部
材22cが取りつけられてハウジング22が組み立てら
れた状態において、保持部材31の先端部31gは、ハ
ウジング22に螺合された調整ビス33の下端部に当接
しており、コイルバネ27が圧縮されて折曲部28cは
凹部31dの略中央に位置している。
cは凹部31dに係合する。したがって図6に示される
ように、ハウジング22の蓋部材22c(図5)が取り
つけられていない状態において、保持部材31はコイル
バネ27によって上方に付勢され、凹部31dの下端部
が折曲部28cに係止した位置において仮止めされる。
すなわち折曲部28cが凹部31d内に係合することに
より、保持部材31の当てつけ面22a、22bに沿っ
た変位が規制される。一方図5に示されるように、蓋部
材22cが取りつけられてハウジング22が組み立てら
れた状態において、保持部材31の先端部31gは、ハ
ウジング22に螺合された調整ビス33の下端部に当接
しており、コイルバネ27が圧縮されて折曲部28cは
凹部31dの略中央に位置している。
【0015】なお板バネ28の下端部には、下方に延び
る一対の舌部28eが形成されている。これらの舌部2
8eがハウジング22に形成された支持面22eに係合
可能である。
る一対の舌部28eが形成されている。これらの舌部2
8eがハウジング22に形成された支持面22eに係合
可能である。
【0016】次にダハミラー21のハウジング2への組
立て工程を説明する。まずハウジング22のピン32
に、板バネ28とコイルバネ27が取りつけられる。こ
の時、板バネ28の舌部28eがハウジング22の支持
面22eに係合するので、板バネ28は後方(図6にお
いて右側)に倒れることはない。次に、保持部材31の
第2の摺接面31cがハウジング22の第2の当てつけ
面22bに接触し、かつ板バネ28の折曲部28cが保
持部材31の凹部31dに係合するようにして、保持部
材31が取りつけられる。これにより図6に示される仮
止め状態が得られ、ダハミラー21はハウジング22に
仮止めされる。
立て工程を説明する。まずハウジング22のピン32
に、板バネ28とコイルバネ27が取りつけられる。こ
の時、板バネ28の舌部28eがハウジング22の支持
面22eに係合するので、板バネ28は後方(図6にお
いて右側)に倒れることはない。次に、保持部材31の
第2の摺接面31cがハウジング22の第2の当てつけ
面22bに接触し、かつ板バネ28の折曲部28cが保
持部材31の凹部31dに係合するようにして、保持部
材31が取りつけられる。これにより図6に示される仮
止め状態が得られ、ダハミラー21はハウジング22に
仮止めされる。
【0017】この後、蓋部材22cが取りつけられる
と、調整ビス33の下端部が保持部材31の先端部31
gに当接し、コイルバネ27が圧縮されて保持部材31
が下降する。次いで、調整ビス33が操作されてその下
端部が昇降することにより保持部材31が当てつけ面2
2a、22bに沿って変位し、ダハミラー21の上下位
置が微調整される。すなわち、ダハミラー21における
入射光線と反射光線の対物光学系13等に対する高さ位
置が微調整されて、視差調整が行われる。なお、この視
差調整では、撮影光学系12とファインダ光学系は共に
テレ端に定められ、カメラ本体11から例えば3mの距
離にある被写体の像が、撮影光学系12により得られる
画面とファインダ光学系のピント板20(図2)に結像
される画面とにおいてほぼ一致せしめられる。
と、調整ビス33の下端部が保持部材31の先端部31
gに当接し、コイルバネ27が圧縮されて保持部材31
が下降する。次いで、調整ビス33が操作されてその下
端部が昇降することにより保持部材31が当てつけ面2
2a、22bに沿って変位し、ダハミラー21の上下位
置が微調整される。すなわち、ダハミラー21における
入射光線と反射光線の対物光学系13等に対する高さ位
置が微調整されて、視差調整が行われる。なお、この視
差調整では、撮影光学系12とファインダ光学系は共に
テレ端に定められ、カメラ本体11から例えば3mの距
離にある被写体の像が、撮影光学系12により得られる
画面とファインダ光学系のピント板20(図2)に結像
される画面とにおいてほぼ一致せしめられる。
【0018】以上のように本実施例によれば、ファイン
ダの組立て工程において、ダハミラー21の取付け位置
(上下位置)が微調整されるので、この位置を高精度に
定めることができ、ファインダ光学系と撮影光学系の視
差を充分に小さく抑えることができる。
ダの組立て工程において、ダハミラー21の取付け位置
(上下位置)が微調整されるので、この位置を高精度に
定めることができ、ファインダ光学系と撮影光学系の視
差を充分に小さく抑えることができる。
【0019】なお調整ビス33は、保持部材31の先端
部31gを上方から押圧する位置に設けられる必要はな
く、保持部材31を昇降させる機能を有していれば、如
何なる構成であってもよい。
部31gを上方から押圧する位置に設けられる必要はな
く、保持部材31を昇降させる機能を有していれば、如
何なる構成であってもよい。
【0020】また上記実施例ではダハミラー21は保持
部材31に接着剤を介して貼着されていたが、これに代
えて、ダハミラー21と保持部材31を例えば合成樹脂
から一体的に成形し、ミラー部に反射層を蒸着により形
成するようにしてもよい。
部材31に接着剤を介して貼着されていたが、これに代
えて、ダハミラー21と保持部材31を例えば合成樹脂
から一体的に成形し、ミラー部に反射層を蒸着により形
成するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ダハミラ
ーを有するファインダの組立て工程において、ダハミラ
ーの取付け位置を微調整することができる。
ーを有するファインダの組立て工程において、ダハミラ
ーの取付け位置を微調整することができる。
【図1】本発明の一実施例であるファインダの視差調整
機構を備えたコンパクトカメラの正面図である。
機構を備えたコンパクトカメラの正面図である。
【図2】ファインダ光学系を構成する光学部品の配置を
上方から見た図である。
上方から見た図である。
【図3】ハウジングを示す斜視図である。
【図4】ハウジングを上から見た図である。
【図5】ダハミラーをハウジング内に組み付けた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】ダハミラーをハウジングに仮止めした状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】コイルバネと板バネを示す分解斜視図である。
【符号の説明】 13 対物光学系 17 接眼光学系 21 ダハミラー 22 ハウジング 22a、22b 当てつけ面 27 コイルバネ(第1の付勢部材) 28 板バネ(第2の付勢部材) 31 保持部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (5)
- 【請求項1】 対物光学系と、接眼光学系と、前記対物
光学系と接眼光学系の間の光路の途中に設けられ、ダハ
ミラーを有する正立光学系と、前記各光学系を収容し、
当てつけ面が形成されたハウジングと、前記ダハミラー
を支持し、前記当てつけ面に沿って変位可能な保持部材
と、前記当てつけ面に沿った方向に前記保持部材を付勢
する第1の付勢部材と、前記当てつけ面に当接する方向
に前記保持部材を付勢する第2の付勢部材とを備えたこ
とを特徴とするファインダの視差調整機構。 - 【請求項2】 前記保持部材が凹部を有し、前記第2の
付勢部材の一部が前記凹部内に係合することにより、前
記保持部材の当てつけ面に沿った変位が規制されること
を特徴とする請求項1に記載のファインダの視差調整機
構。 - 【請求項3】 前記保持部材に係合する調整部材を備
え、この調整部材を操作することにより、前記保持部材
が前記当てつけ面に沿って変位することを特徴とする請
求項1に記載のファインダの視差調整機構。 - 【請求項4】 前記調整部材が、前記ハウジングに螺合
された調整ビスであることを特徴とする請求項1に記載
のファインダの視差調整機構。 - 【請求項5】 前記対物光学系が撮影光学系の略真上に
位置しており、前記保持部材が上下方向に変位可能であ
ることを特徴とする請求項1に記載のファインダの視差
調整機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270704A JPH08110551A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ファインダの視差調整機構 |
US08/538,974 US5563671A (en) | 1994-10-07 | 1995-10-05 | Parallax correcting apparatus of a real image type of viewfinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270704A JPH08110551A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ファインダの視差調整機構 |
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- 1995-10-05 US US08/538,974 patent/US5563671A/en not_active Expired - Lifetime
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