JPH08110090A - 風呂釜のエラー判定方法 - Google Patents
風呂釜のエラー判定方法Info
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- Control For Baths (AREA)
Abstract
ができ、メンテナンスの能率を向上させることができる
風呂釜のエラー判定方法を提供すること。 【構成】 制御部50により制御対象部61を始動制御
し、浴槽27内の湯または水を引き込んで循環加熱する
風呂釜のフロー上の異常部位を特定する風呂釜のエラー
判定方法において、上記制御対象部61の始動前後にお
ける圧力を検出し、その圧力変化に対応させてフロー上
の異常部位を特定する。
Description
環加熱して沸かす自動風呂釜のフロー上の異常部位を特
定する風呂釜のエラー判定方法に関するものである。
図7に示すように構成されている。この自動風呂釜1
は、例えば複合式の給湯器を示しており、本体内に給湯
用熱交換器2と、風呂用熱交換器3とを備えている。給
湯用の給湯管路4には、フローセンサ12等が配置され
ており、ここから分岐して追焚き管路6に接続された分
岐管路5が設けられている。この分岐管路5には、注湯
電磁弁9が設けられている。追焚き管路6は浴槽7の循
環金具8に接続されて追焚き循環管路を形成しており、
この追焚き管路6には、循環ポンプ10と、風呂サーミ
スタ13と、追焚き流水スイッチ14とが配置されてい
る。さらに、この追焚き管路6と連通した上記分岐管路
5には水位センサとしての圧力センサ11が設けられて
いる。
張りを行う場合、図8に示すような注湯フローにより、
注湯電磁弁9を開放し、追焚き管路6を介して温水が供
給されている。具体的には、図示しない注湯スイッチを
オンすると、先ず、注湯電磁弁9が開放される(ST
1)。次に、フローセンサ12のオン(ST2)が確認
された場合は、予め設定された水位になるまで湯張りが
継続される(ST3)。湯張りを継続し、圧力センサ1
1により浴槽7中の水位が設定水位に達したことを検出
すると、注湯電磁弁9が閉成される(ST4)。
を確認できない場合は、10秒経過するまでその状態を
維持し(ST5)、10秒経過後に注湯電磁弁9を閉成
する(ST6)。そして、注湯電磁弁9の異常として、
リモコン等にそのエラー・ナンバを表示している(ST
7)。
う場合、図9に示すような追焚きフローにより、循環ポ
ンプ10をオンし、追焚き管路6に温水を循環させて追
焚きを行う。尚、このとき、注湯電磁弁9は閉成されて
いる。具体的には、図示しない追焚きスイッチをオンす
ると、先ず、循環ポンプ10がオンされる(ST1
1)。次に、追焚き流水スイッチ14のオン(ST1
2)が確認された場合は、風呂サーミスタ13により、
浴槽7から引き込んだ温水の温度を検出する(ST1
3)。
より設定された設定温度の下限許容温度範囲より低い場
合(ST14)には、風呂用バーナ15による燃焼を続
け、浴槽7内の温水を所定の循環流量を維持しながら、
設定温度に達するまで追焚きする(ST15)。そし
て、その検出結果が、設定温度の下限許容温度範囲以上
に達した場合は、循環ポンプ10をオフし(ST1
6)、追焚きの終了を図示しない沸き上げブザーで知ら
せる(ST17)。
T12)を確認できない場合は、1分経過するまでその
状態を維持し(ST18)、1分経過後に循環ポンプ1
0をオフする(ST19)。そして、流水スイッチ14
の異常として、リモコンにそのエラー・ナンバを表示し
ている(ST20)。
による制御のもとにおこなわれ、この制御は、浴槽水位
(P)と注湯水量(Q)によるP−Q特性に基づいて行
われる。このP−Q特性とは、注湯水量と浴槽水位に基
づく圧力センサの出力電圧を検出することにより作成さ
れるものである。そして、実際には、圧力センサ11が
設定水位に対応した圧力を検出すると、自動的に湯張り
を停止する。また、このP−Q特性は、自動風呂釜が接
続される浴槽の形状等によりそれぞれ異なるものである
から、器具の設置の際に各浴槽に対応して作成し、その
自動風呂釜のコンピュータに記憶させるものである。
風呂釜1にあっては、以下のような課題があった。すな
わち、自動注湯時に、注湯電磁弁9を開放しても水が流
れなかったとき(フローセンサがオンしなかったと
き)、注湯フロー上のどの部位で異常が生じたかによっ
て、「注湯電磁弁異常、配管凍結またはフローセンサ異
常」の3種類の異常に分かれるが、これらを例えば一律
に「電磁弁異常」として、リモコンにそのエラー・ナン
バで表示していた。
より浴槽7内の水を循環しても追焚き流水スイッチ14
がオンしない(水が流れない)とき、追焚きフロー上の
どの部位で異常が生じたかによって、「ポンプ故障、流
水スイッチ異常または浴槽残水なし」の3種類の異常に
分かれるが、一律に「流水スイッチ異常」として、リモ
コンにそのエラー・ナンバで表示していた。
の異常かを判定することができず、メンテナンスにおい
て、全ての部位の異常を調査しなければならず、メンテ
ナンスの能率が低下するという問題があった。
されたもので、リモコンに正確なエラー部位を表示する
ことができ、メンテナンスの能率を向上させることがで
きる風呂釜のエラー判定方法を提供することを目的とし
ている。
れば、制御部により制御対象部を始動制御し、浴槽内の
湯または水を引き込んで循環加熱する風呂釜の異常の種
類を特定する風呂釜のエラー判定方法において、前記制
御対象部の始動前後における圧力を検出し、その圧力変
化に対応させて異常の種類を特定するようにした風呂釜
のエラー判定方法により、達成される。
であり、その開放前後の圧力変化に対応させて注湯フロ
ー上の異常の種類を特定するようにしてもよい。
ポンプであり、その起動前後の圧力変化に対応させて追
焚きフロー上の異常の種類を特定するようにしてもよ
い。
後における圧力を検出する。そして、制御対象部の始動
前の圧力と、始動後の圧力とを比較し、その圧力変化の
有無,大小に対応させて異常の種類,即ち、フロー上の
異常部位を特定する。
は、その開放前後の圧力変化に対応させて注湯フロー上
の異常の種類を特定することになる。例えば、注湯電磁
弁の開放前後における圧力変化が無い場合は、注湯電磁
弁が作動せず閉成したままであると想定されるので、
「電磁弁異常」と特定する。また、注湯電磁弁の開放前
後の圧力変化が小さい場合は、注湯電磁弁は開放されて
いると想定されるので、「フローセンサ異常」と特定す
る。さらに、注湯電磁弁の開放前後の圧力変化が大きい
場合は、注湯電磁弁の下流側の配管が閉塞していると想
定されるので、「配管凍結」と特定する。
は、その起動前後の圧力変化に対応させて追焚きフロー
上の異常部位を特定することになる。例えば、循環ポン
プの起動前後における圧力変化が無い場合は、循環ポン
プが起動しないと想定されるので、「ポンプ故障」と特
定する。また、循環ポンプの起動前後の圧力変化が小さ
い場合は、循環ポンプは起動しているが揚水されないと
想定されるので、「浴槽残水なし」と特定する。さら
に、循環ポンプの起動前後の圧力変化が大きい場合は、
循環ポンプは起動しているが流水スイッチが作動しない
と想定されるので、「流水スイッチ異常」と特定する。
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
主な構成を示す系統図であり、この場合には、給湯機能
を備えた複合器としての自動風呂釜の構成を示してい
る。図において、自動風呂釜20は、本体内に給湯用熱
交換器21と、風呂用熱交換器23とを備えており、給
湯管45から分岐して追焚き管路26に接続された分岐
管路25を備えている。
28に接続されて追焚き循環管路を形成しており、その
戻り管26aには追焚き流水スイッチ31と、温水循環
用ポンプ32とを備えている。この循環管路26の戻り
管26aには、風呂用熱交換器23の入側に風呂サーミ
スタ33を備えている。
ーセンサ42と、入水サーミスタ43が接続されてお
り、この給水管41から給湯用熱交換器21を経て延び
る給湯管45には、給湯サーミスタ46が接続されてい
る。給湯管45から分岐した分岐管路25には、注湯電
磁弁37と、水位検出手段としての圧力センサ38とが
接続されている。
部等は、制御部50に接続されており、さらに、この制
御部50にはリモコン58が接続されている。図2は、
制御部50に対する主な装置構成を示しており、本実施
例の方法はこのような装置構成により、実現される。
には、リモコン58が接続されており、使用者は、リモ
コン58により沸き上がり温度としての設定温度を設定
する等の所定の指示を与えることができ、さらに、この
リモコン58には、図示しない注湯スイッチや追焚きス
イッチ等が装備されている。さらに、制御部50には、
前述の温水循環用ポンプ32、注湯電磁弁37、圧力セ
ンサ38、給湯燃焼部59及び風呂燃焼部60が接続さ
れている。各燃焼部59,60は、例えば給湯用バーナ
51、風呂用バーナ52への燃料ガスの供給量を調節す
る比例弁53,54等の燃焼量の調節手段である。
は、自動風呂釜20の自動運転に必要なP−Qデータ等
が格納されている。すなわち、自動風呂釜20の運転
は、制御部50によって、浴槽水位(P)と注湯水量
(Q)によるP−Q特性に基づいて行われる。このP−
Q特性とは、既に説明したように、従来と同様の方式に
基づいており、注湯水量と浴槽水位に基づく圧力センサ
38の出力電圧を検出することにより作成されるもので
ある。そして、実際には、圧力センサ38が設定水位に
対応した圧力を検出すると、自動的に湯張りを停止す
る。また、このP−Q特性は、自動風呂釜が接続される
浴槽の形状等によりそれぞれ異なるものであるから、器
具の設置の際に各浴槽に対応して作成し、その自動風呂
釜の記憶部に記憶させるものである。
始動前後における圧力を圧力センサ38により検出し、
その圧力変化に対応させて異常の種類,即ち、フロー上
の異常部位を特定するエラー判断部62が接続されてい
る。
61が注湯電磁弁37である場合には、その開放前後の
圧力変化に対応させて注湯フロー上の異常部位を特定す
る。すなわち、注湯電磁弁37の開放前の圧力と、開放
後の圧力とを比較し、圧力変化の有無,大小に対応させ
て、「電磁弁異常,フローセンサ異常または配管凍結」
の別を特定し、例えばリモコン58にそのエラー・ナン
バを表示するようになっている。また、エラー判断部6
2は、上記制御対象部61が循環ポンプ32である場合
には、その起動前後の圧力変化に対応させて追焚きフロ
ー上の異常部位を特定する。すなわち、循環ポンプ32
の起動前の圧力と、起動後の圧力とを比較し、その圧力
変化の有無,大小に対応させて、「ポンプ故障,流水ス
イッチ異常または浴槽残水なし」の別を特定し、リモコ
ン58にそのエラー・ナンバを表示するようになってい
る。
する注湯フローまたは追焚きフローに基づいて運転さ
れ、そのエラー判断部62によって各フロー上の異常部
位が特定される。すなわち、浴槽27に湯張りを行う場
合は、図3に示すような注湯フローにより、注湯電磁弁
37を開放し、追焚き管路26を介して温水が供給され
る。先ず、図示しない注湯スイッチをオンすると、圧力
センサ38が系内静圧P1を検出し(ST21)、次い
で注湯電磁弁37が開放される(ST22)。そして、
フローセンサ42のオン(ST23)が確認された場合
は、予め設定された水位(流量)になるまで湯張りが継
続される(ST24)。湯張りを継続し、圧力センサ3
8により浴槽27中の水位が設定水位に達したことを検
出すると、注湯電磁弁37が閉成される(ST25)。
2のオン(ST23)を確認できない場合は、10秒経
過するまでその状態を維持し(ST26)、10秒経過
後に圧力センサ38が系内の動圧P2を再度検出し(S
T27)、その後注湯電磁弁37を閉成する(ST2
8)。そして、エラー判断部62が、注湯電磁弁37の
開放前の静圧P1と、開放後の動圧P2とを比較し、そ
の圧力変化に対応させて注湯フロー上の異常部位を以下
のように特定する。
化が大きい場合、すなわち、例えば開放後の動圧P2>
3.5Vである場合には(ST29)、注湯電磁弁37
の下流側の配管が閉塞していると想定される。従って、
「配管凍結」と特定し、リモコン58にそのエラー・ナ
ンバを表示する(ST30)。これは、圧力センサ38
のフルスケールを3.5Vとした場合の振り切り電圧値
である。
が3.5V以下であり、且つ、注湯電磁弁37の開放前
後において圧力変化が無い場合、すなわち、開放前の静
圧P1=開放後の動圧P2である場合には(ST3
1)、注湯電磁弁37が作動せず閉成したままであると
想定される。従って、「電磁弁異常」と特定し、例えば
リモコン58にそのエラー・ナンバを表示する(ST3
2)。
変化が小さい場合には、注湯電磁弁37は開放されてお
り、正常に動作していると想定される。従って、「フロ
ーセンサ異常」と特定し、リモコン58にそのエラー・
ナンバを表示する(ST33)。
行う場合は、図4に示すような追焚きフローにより、循
環ポンプ32をオンし、追焚き管路26に温水を循環さ
せて追焚きを行う。尚、このとき、注湯電磁弁37は閉
成されている。先ず、図示しない追焚きスイッチをオン
すると、圧力センサ38が系内静圧P1を検出し(ST
41)、次いで循環ポンプ32がオンされる(ST4
2)。次に、追焚き流水スイッチ31のオン(ST4
3)が確認された場合は、風呂サーミスタ33により、
浴槽27から引き込んだ温水の温度を検出する(ST4
4)。
め設定された設定温度の下限許容温度範囲より低い場合
には、風呂用バーナ52による燃焼を続け、浴槽27内
の温水を所定の循環流量を維持しながら、設定温度に達
するまで追焚きする(ST45)。そして、その検出結
果が設定温度の下限許容温度範囲以上に達した場合は
(ST46)、風呂用バーナ52を止めて追焚きを終了
する(ST47)。その後、循環ポンプ32をオフし
(ST48)、追焚きの終了を図示しない沸き上げブザ
ーで知らせる(ST49)。
T43)を確認できない場合は、1分経過するまでその
状態を維持し(ST50)、1分経過後に圧力センサ3
8が系内の動圧P2を再度検出し(ST51)、その後
循環ポンプ32をオフする(ST52)。そして、エラ
ー判断部62が、循環ポンプ32の起動前の静圧P1
と、起動後の動圧P2とを比較し、その圧力変化に対応
させて追焚きフロー上の異常部位を以下のように特定す
る。
圧力変化が無い場合、すなわち、起動前の静圧P1=起
動後の動圧P2である場合には(ST53)、循環ポン
プ32が起動しないと想定される。従って、「ポンプ故
障」と特定し、例えばリモコン58にそのエラー・ナン
バを表示する(ST54)。
と起動後の動圧P2とが異なり、且つ、循環ポンプ32
の起動前後の圧力変化が小さく、特定値である場合、す
なわち、起動後の動圧P2=XVである場合には(ST
55)、循環ポンプ32は起動しているが揚水されない
と想定される。従って、「浴槽残水なし」と特定し、リ
モコン58にそのエラー・ナンバを表示する(ST5
6)。ここで、「XV」としたのは、配管条件によっ
て、値にバラツキがあるからである。すなわち、通常、
浴槽と器具本体との位置関係が、常に水平に設置される
わけではなく、相対的に上下関係を有するように施工さ
れている。浴槽の位置が器具より高い程、配管内の圧力
は高くなり、検出電圧値は高くなる。逆に器具に対して
浴槽の位置が低いと、検出電圧値は低くなり、器具を設
置する条件が個々の建物により異なるので、上記特定値
XVを一義的に決定することはできない。そこで、上記
特定値XVは、器具本体の施工時において、始めて運転
される際の自動記憶運転モードにおいて、個々の設置条
件に応じて記憶するようにするとよい。
変化が大きい場合は、循環ポンプ32は起動しているが
流水スイッチ31が作動しないと想定される。従って、
「流水スイッチ異常」と特定し、例えばリモコン58に
そのエラー・ナンバを表示する(ST57)。
も、自動運転記憶モードで学習が可能であり、図5は、
その学習した数値Pxを採用した追焚きフローの第1の
変形例である。この第1の変形例は、上述した実施例に
おけるST52に継続する。すなわち、循環ポンプ32
をオフした後(ST52)、エラー判断部62により、
追焚きフロー上の異常部位を以下のように特定する。
圧力変化が無い場合、すなわち、起動前の静圧P1=起
動後の動圧P2である場合には(ST63)、循環ポン
プ32が起動しないと想定される。従って、「ポンプ故
障」と特定し、例えばリモコン58にそのエラー・ナン
バを表示する(ST64)。
と起動後の動圧P2とが異なり、且つ、循環ポンプ32
の起動後の動圧P2=起動前の静圧P1+学習した数値
Pxである場合には(ST65)、循環ポンプ32は起
動しているが流水スイッチ31が作動しないと想定され
る。従って、「流水スイッチ異常」と特定し、例えばリ
モコン58にそのエラー・ナンバを表示する(ST6
6)。
変化が学習した数値Pxよりも小さい場合には、循環ポ
ンプ32は起動しているが揚水されないと想定される。
従って、「浴槽残水なし」と特定し、例えばリモコン5
8にそのエラーナンバを表示する(ST67)。
学習を行わないで正確なエラー判断を行うための追焚き
フローの第2の変形例である。この第2の変形例は、上
述した実施例におけるST52に継続する。すなわち、
循環ポンプ32をオフした後(ST52)、圧力センサ
38が系内の静圧P3を再度検出し(ST73)、エラ
ー判断部62により、追焚きフロー上の異常部位を以下
のように特定する。
圧力変化が無い場合、すなわち、起動前の静圧P1=起
動後の動圧P2である場合には(ST74)、循環ポン
プ32が起動しないと想定される。従って、「ポンプ故
障」と特定し、例えばリモコン58にそのエラー・ナン
バを表示する(ST75)。
と起動後の動圧P2とが異なり、且つ、起動前の静圧P
1=再度検出した静圧P3である場合には(ST7
6)、循環ポンプ32は起動しているが流水スイッチ3
1が作動しないと想定される。従って、「流水スイッチ
異常」と特定し、例えばリモコン58にそのエラー・ナ
ンバを表示する(ST77)。
1と起動後の動圧P2とが異なり、且つ、起動前の静圧
P1と再度検出した静圧P3とが異なる場合には、循環
ポンプ32は起動しているが揚水されないと想定され
る。従って、「浴槽残水なし」と特定し、例えばリモコ
ン58にそのエラー・ナンバを表示する(ST78)。
モコン58に正確な異常の種類,即ち、エラー部位を表
示することができる。すなわち、注湯フローにより浴槽
27に湯張りを行う場合は、注湯電磁弁37の開放前後
の圧力変化の有無,大小に対応させて、エラー判断部6
2が「電磁弁異常,フローセンサ異常または配管凍結」
の別を特定し、例えば、リモコン58を用いて正確なエ
ラー・ナンバを表示する等といったエラー表示を行うこ
とができる。また、追焚きフローにより浴槽27に張ら
れた温水の追焚きを行う場合は、循環ポンプ32の起動
前後の圧力変化の有無,大小に対応させて、エラー判断
部62が「ポンプ故障,流水スイッチ異常または浴槽残
水なし」の別を特定し、リモコン58等にに正確なエラ
ー表示を行うことができる。従って、メンテナンスの際
に各フロー上の正確なエラー部位を把握することができ
るので、メンテナンスの能率を向上させることができる
ものである。
合型の自動風呂釜に適用した例を説明したが、本発明は
これに限らず、追焚き用の循環管路を備える自動風呂釜
の全てに適用できることは勿論である。
のエラー判定方法によれば、リモコンに正確なエラー部
位を表示することができ、メンテナンスの能率を向上さ
せることができる。
部の構成を示す系統図。
す注湯フロー図。
す追焚きフロー図。
を表す追焚きフロー図。
を表す追焚きフロー図。
ー図。
ロー図。
Claims (3)
- 【請求項1】 制御部により制御対象部を始動制御し、
浴槽内の湯または水を引き込んで循環加熱する風呂釜の
エラー判定方法において、 前記制御対象部の始動前後における圧力を検出し、 その圧力変化に対応させて異常の種類を特定するように
したことを特徴とする、風呂釜のエラー判定方法。 - 【請求項2】 前記制御対象部が注湯電磁弁であり、そ
の開放前後の圧力変化に対応させて注湯フロー上の異常
の種類を特定するようにしたことを特徴とする、請求項
1に記載の風呂釜のエラー判定方法。 - 【請求項3】 前記制御対象部が循環ポンプであり、そ
の起動前後の圧力変化に対応させて追焚きフロー上の異
常の種類を特定するようにしたことを特徴とする、請求
項1に記載の風呂釜のエラー判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27292594A JP3713061B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 風呂釜 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27292594A JP3713061B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 風呂釜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08110090A true JPH08110090A (ja) | 1996-04-30 |
JP3713061B2 JP3713061B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=17520673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27292594A Expired - Fee Related JP3713061B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 風呂釜 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3713061B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107062624A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-08-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空气能热水机的水路异常检测方法及检测系统 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP27292594A patent/JP3713061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107062624A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-08-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空气能热水机的水路异常检测方法及检测系统 |
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