JPH0810994A - 粉末成形プレスの冷却装置 - Google Patents

粉末成形プレスの冷却装置

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JPH0810994A
JPH0810994A JP16744094A JP16744094A JPH0810994A JP H0810994 A JPH0810994 A JP H0810994A JP 16744094 A JP16744094 A JP 16744094A JP 16744094 A JP16744094 A JP 16744094A JP H0810994 A JPH0810994 A JP H0810994A
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JP
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punch
adapter
gas
powder molding
molding press
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JP16744094A
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Inventor
Takeshi Katagiri
桐 武 司 片
Masao Yamamoto
本 正 生 山
Shiro Shirasaki
崎 志 朗 白
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Yoshizuka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Yoshizuka Seiki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/02Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/34Heating or cooling presses or parts thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末成形プレスの加圧成形時の発熱による、
アダプタおよびパンチの温度変化すなわち寸法変化を抑
え、安定して製品を加圧成形できる冷却方法を採用した
粉末成形プレスの冷却装置を提供することにある。 【構成】 金型を構成する上パンチと下パンチおよび
前記上下のパンチを支持するアダプタを備えた粉末成形
プレスにおいて、前記上パンチ4と下パンチ11,1
2,13及びアダプタ21,22,23の少なくとも一
部材に気体導入孔71を設けて気体導入管74を接続
し、冷却気体Gを吹きつけて冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末成形プレスにおけ
る、パンチ及びアダプタの冷却に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の粉末成形プレスとして、
例えば図9に示すものがある。
【0003】図9は粉末成形プレス102の成形加工部
の要部説明図であり、この図に従って粉末成形プロセス
の概略を説明すると、ダイ108のダイ孔112に成形
する粉末103を充填し、複数の上パンチ109,11
0,111と複数の下パンチ105,106,107に
より加圧し成形加工を行うものである。加圧成形時には
粉末103が圧縮されることにより圧縮熱が発生し、又
隣接する各パンチ同士、上下第1パンチ109,105
とダイ108内側面、さらに圧縮された成形品W’を抜
出す時に成形品W’とダイ108の金型内側面がが摺接
し摩擦熱が発生する。特にその発生がひどい場合には金
型の寿命を短くしているためダイ108の外側部に冷却
パイプを通して冷却する場合もあった。
【0004】また、最近ではコストダウンのためネット
シェイプ又はニアネットシェィプの要求が強まり、金型
がより複雑でパンチの数も多くなり、また高い精度が必
要なため、はめ合寸法精度も高くなり、その結果成形に
よる発熱量が大きくなり特に内部のパンチに熱がこもり
がちとなっていた。
【0005】さらに油圧プレスの場合、例えば図9の粉
末成形プレスでは上パンチユニット113を成形品の加
工寸法に合わせて各上パンチの動作制御を行うパンチ作
動装置101や下パンチ駆動部114は油圧駆動手段を
採用しており、該油圧駆動手段が各アダプタの回りを囲
むようにに係接されており、油温上昇による熱がアダプ
タおよびパンチに伝熱されるため、アダプタやパンチ等
の延びが発生して製品寸法に影響し、成形中に再調整が
必要となる場合が多い。
【0006】しかし、現在は成形品W’の寸法変化の主
要因は粉末の粒度分布のばらつきや粉末に混在する比重
の異なる他の物質の影響があるために、粉末に要因があ
ると思われがちであるため、製品寸法が許容値をはずれ
た場合には、根本的な対策を施さずにその都度人手又は
自動で寸法の補正を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、寸法変
化の要因を解析していくうちに加圧成形時に発生する熱
がアダプタやパンチの寸法を変化させ、これによる成形
品の寸法変化が大きな要因のひとつであることがわかっ
た。 例えば1mの長さの鉄が25°C温度上昇すれ
ば、1000mm×11.7×10-6×25°=0.2
9mmのびる。
【0008】朝プレスを稼動し、加圧成形を開始すると
アダプタおよびパンチの温度が上昇し、昼休むと下り、
午後再び稼働すると又温度が上り、という具合に変化す
るのであり、アダプタやパンチは概して軸方向に長いた
め、寸法補正の大きな要因の一つとなるのである。
【0009】アダプタおよびパンチが加圧成形による発
熱で局部的に延びれば成形品W’のプレス方向寸法は短
くなる。又、気温の変化はプレス全体が変化するので成
形品W’の寸法変化の影響が非常に少ないこともわかっ
た。
【0010】従って、製品の寸法変化(特に軸方向の)
を抑えるためには成形時の発熱によるアダプタおよびパ
ンチの温度変化による寸法変化を出来るだけ少なくする
必要がある。
【0011】又、ダイと同じように水等をアダプタやパ
ンチの中に通して冷却することが考えられるが、アダプ
タやパンチは構造的にその中に水を通すことは困難であ
る。本発明は、上記従来技術の問題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、粉末成形プレ
スの加圧成形時の発熱による、アダプタおよびパンチの
温度変化すなわち寸法変化を抑え、安定して製品を加圧
成形できる冷却方法を採用した粉末成形プレスの冷却装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、金型を構成する上パンチと下パン
チおよび前記上下のパンチを支持するアダプタを備えた
粉末成形プレスにおいて、前記上パンチと下パンチ及び
アダプタの少なくとも一部材に気体を吹きつけて冷却す
る。
【0013】また上パンチの上、下パンチの下に該上下
パンチを支持するアダプタを備え、前記アダプタは前記
アダプタに係着された油圧シリンダで駆動される粉末成
形プレスにおいて、前記上パンチと下パンチ及びアダプ
タの少なくとも一部材に気体を吹きつけて冷却する。
【0014】また、吹きつけた気体は加圧完了時から抜
き出し完了時までの間に流すようにしてもよい。
【0015】また、パンチまたはアダプタに温度センサ
を取り付け、規定の温度になると気体を吹きつけること
を特徴とする構成を前記粉末成形プレスの冷却装置に設
けることもでき、さらに、各々のパンチまたはアダプタ
に温度センサを取り付け、各々のアダプタが規定の温度
になった時に別々に気体を吹きつける構成を特徴とす
る。
【0016】
【作用】上記のように構成された冷却方法を採用した粉
末成形プレスの冷却装置により、金型を構成するパンチ
およびアダプタが冷却される。
【0017】また、上パンチの上、下パンチの下にアダ
プタと該アダプタに係接される油圧シリンダを有する粉
末成形プレスにおいて、金型を構成する上パンチと下パ
ンチ及びアダプタの少なくとも一部材に気体を吹きつけ
ることにより加圧成形工程で発生する熱及び油圧シリン
ダからの熱が取り除かれ、上下のパンチ及びアダプタが
冷却される。
【0018】またさらに、吹きつけた気体は加圧完了時
から抜き出し完了時までの間に流すことで成形粉末材料
を吹き飛ばすことなく金型を構成するパンチおよびアダ
プタを冷却する。
【0019】また、パンチまたはアダプタに温度センサ
を取り付け、規定の温度になると気体を吹きつけること
を特徴とする構成を前記粉末成形プレスの冷却装置に設
けることでパンチ及びアダプタの温度を所定の範囲にコ
ントロール可能である。
【0020】さらに、各々のパンチまたはアダプタに温
度センサを取り付け、各々のパンチまたはアダプタが規
定の温度になった時に別々に気体を吹きつける構成を特
徴とする粉末成形プレスの冷却装置においてはパンチ及
びアダプタの温度を独立して所定の範囲にコントロール
することができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。 (第1実施例)図1乃至図3において、本発明の冷却装
置を適用した粉末成形プレスの粉末成形プロセスを説明
する。図1はダイ1のダイ孔2に充填される原料として
の粉末3が充填されており、この粉末3を加圧するため
の上パンチ4と下パンチセット10は加圧成形前の待機
位置にそれぞれある。図2は加圧成形工程を開始した加
圧状態であり、上パンチ4は上部ラム5に取りつけら
れ、上部ラム5の上下動によってダイ孔2内に挿入さ
れ、粉末3を加圧し、また、下パンチセット10はコア
ロッド6を中心として同心的に嵌合される筒状の第1,
第2,第3下パンチ11,12,13とから構成され、
粉末3が成形加工品Wの形状に加圧成形される位置まで
上パンチ4とダイ1の動きに合わせて第1,第2,第3
下パンチ11,12,13が下方に摺動しつつ成形加工
品Wの形状寸法を出すように位置決めされ、対向する上
パンチ4との間隙にある粉末3を加圧し、成形加工品W
を形成する。加圧成形が完了すると、図3に表されるよ
うに、上パンチ4がダイ1から抜脱しつつ、第1,第2
下パンチ11,12は成形加工品Wを取り出せるように
ダイ1の上端面まで摺動し、停止する。
【0022】下パンチセット10において、このうち最
も外側に位置する第1下パンチ11は第1パンチアダプ
タ21を介してダイプレート30に最も近い可動の第1
下パンチプレート31に固定されている。
【0023】さらに外側から2番目の第2下パンチ12
は第2パンチアダプタ22を介してダイプレート30に
2番目に近い第2下パンチプレート32に固定され、外
側から3番目の第3下パンチ13は第3パンチアダプタ
23を介してプレス本体7に固定されるダイプレート3
0からは最も遠い第3パンチプレートとしての下固定プ
レート33に固定されている。
【0024】そしてダイプレート30および引き下げヨ
ーク34を連結するロッド8が第1、第2パンチプレー
ト31,32および固定プレート33に不図示のブッシ
ュを介して挿し通され、各プレート31,32,33が
互いに平行状態で相対的に往復移動するようになってい
る。
【0025】第1,第2下パンチ11,12は第1,第
2油圧シリンダ40,50により作動されるもので、ロ
ッド8を介して直列に配置され、それぞれシリンダチュ
ーブ41,51およびピストン42,52を主な構成要
素としている。ピストン42,52は第1、第2パンチ
プレート31,32に接続され、作動油Yにより軸方向
に摺動し、第1、第2下パンチアダプタ21,22と第
1、第2下パンチアダプタ21,22に固定されている
下パンチ11,12を同軸的に作動させる。
【0026】71は冷却を行うための第1下パンチアダ
プタ21に設けられた第1の気体導入孔であり、気体導
入管74と接続され、冷却気体Gを第1下パンチアダプ
タ21の内壁面と第2下パンチ12の外壁面とを壁面と
する環状円筒形の冷却室81に導く。この冷却室81に
おいて第1下パンチアダプタ21と第2下パンチ12と
冷却気体Gを接触させ、第1下パンチアダプタ21と第
2下パンチ12を冷却する。その後冷却気体Gは第2下
パンチアダプタ22の外周と第1下パンチアダプタ2
1,第1パンチプレート31の内周との隙間91を通
り、第2下パンチアダプタ22に設けられた第2の気体
導入孔72から、冷却気体Gを第2下パンチアダプタ2
2の内壁面と第3下パンチ13の外壁面とを壁面とする
環状円筒形の冷却室82に導く。また、一部の冷却気体
Gは第2下パンチアダプタ22の外壁面とピストン42
の内壁面まで続いている隙間91を通り、第2下パンチ
アダプタ22の外壁面とピストン42の内壁面を冷却し
た後、大気へ放出される。
【0027】同様に、冷却室82に導かれた冷却気体G
は第2下パンチアダプタ22と第3下パンチ13を冷却
し、その後第3下パンチアダプタ23の外周と第2下パ
ンチアダプタ22の内周の隙間92を通り、第3の気体
導入孔73から、冷却気体Gを第3下パンチアダプタ2
3の内壁面とコアロッド6の外壁面とを壁面とする環状
円筒形の冷却室83に導かれ、一部の冷却気体Gは第3
下パンチアダプタ23の外壁面と第2下パンチアダプタ
22,第2パンチプレート32,ピストン52の内壁面
まで続いている隙間92を通り、隙間92を形成する部
材を冷却した後、大気へ放出される。
【0028】冷却室83に導かれた冷却気体Gはコアロ
ッド6とコアロッドアダプタ6Aと第3下パンチアダプ
タ23の内壁面を冷却し、隙間93に流入して大気へ放
出される。
【0029】気体導入孔72,73は各第2,第3下パ
ンチアダプタ22,23の側壁面または端部に冷却必要
度に応じて複数箇所設けることもできる。
【0030】前記のように構成された粉末成形プレス
は、冷却気体Gを流し続けて冷却することで、最大の冷
却能力を発揮できるが、図1のようにダイ孔2に充填さ
れる原料としての粉末3が充填されており、この粉末3
を加圧するための上パンチ4と下パンチセット10が加
圧成形前の待機位置にそれぞれある場合には冷却気体G
の流出を停止し、図2から図3に表される加圧完了時か
ら抜き出し完了時までの間に流すこともできる。
【0031】また、隙間91,92,93は冷却必要箇
所に応じて、広げたり狭めたりすれば冷却気体Gの隙間
91,92,93における流量を変更することになり、
各部材の冷却度をより適正にすることができる。
【0032】(第2実施例)図4に本発明を適用した第
2の実施例を表す。図4における粉末成形プレスは成形
加工品Wを複数の上下のパンチにより加圧し、前記複数
の上下のパンチはそれぞれの上方および下方に位置する
アダプタにより支持されている。
【0033】当実施例では、第1,第2上パンチ21
1,212は上パンチユニット203と加圧装置との間
に設けられている上パンチ作動装置200に組み込まれ
ている油圧作動のピストン201,202により独立に
作動可能な構成としている。下側のパンチセットは構成
および作用については上記した第1実施例と同一である
ので同じ同一の構成部分については同一の符号を付して
説明を省略する。
【0034】204は冷却気体Gの気体導入孔であり、
気体導入管205が接続されている。冷却気体Gは気体
導入孔204より、第2上パンチ210の外壁面と第1
上パンチホルダ212の内壁面とを壁面とする環状円筒
形の冷却室206に流入され、第2上パンチ210の外
壁面と第1上パンチホルダ212の内壁面を冷却し、第
2上パンチホルダ213に設けられた気体導入孔207
から冷却室208へ流出する。冷却室208にある冷却
気体Gは第2上パンチホルダ213の内壁面と第3上パ
ンチ211の外壁面との間に形成される隙間215から
さらに気体導入孔216,217を通過して大気中に放
出される。
【0035】上パンチユニット203の冷却も成形加工
時の加圧完了時から抜き出し完了時までの間に流すこと
もできる。 (第3実施例)図5は本発明を適用した粉末成形プレス
の成形加工部の第3実施例に関する要部説明図であり、
それぞれの冷却室301,302,303,304,3
05に独立した冷却気体が送られている。この独立した
冷却気体はそれぞれ異なる種類の気体を用いてもよいし
また、温度や流量を冷却必要度に応じて変更することも
できる。
【0036】例えば冷却室302に冷却気体Gを流出す
る気体導入管307は気体導入孔311より第1下パン
チアダプタの内側に挿通され、冷却室301において、
パンチアダプタの成形工程に伴う上下動に対し切断され
ないように自在に遊動し、遊びを有して第2下パンチア
ダプタに設けられた気体導入孔312へ接続される。同
様に、気体導入管306,308,309,310はそ
れぞれ冷却室301,303,304,305へ冷却気
体Gを流出するよう気体導入孔311,313,31
4,315へ接続される。
【0037】(第4実施例)図6は本発明を適用した粉
末成形プレスの成形加工部の第4実施例に関する要部説
明図であり、第3実施例と同様な構成により、それぞれ
の冷却室301,302,303,304,305に独
立した冷却気体が送られている。各々のアダプタには温
度センサ401,402,403,404,405,4
06が気体導入管の挿通方法と同様に粉末成形プレス装
置の外部から各アダプタの温度を計測可能なアダプタの
所定の場所へ取り付けられている。該温度センサは不図
示の温度制御装置に接続されており、各々のアダプタが
規定の温度になったら冷却気体を各々の気体導入管を通
じて別々に流出可能としている。
【0038】図6において温度センサは各アダプタに一
個づつ設けられているが、アダプタ以外のパンチやダイ
に設けることもできるし、一個のアダプタで温度上昇の
平均を代表して計測し、この温度と規定の温度を比較し
て冷却気体の流量を制御して温度をコントロールするこ
ともできる。
【0039】(第5実施例)図7および図8は本発明を
適用した粉末成形プレスの成形加工部の第5実施例に関
する要部説明図である。
【0040】図7の粉末成形プレスは第1下パンチ11
と第1下パンチアダプタ21および第2下パンチ12と
第2下パンチアダプタ22が一体形状のものであるが、
第1実施例と同様に、第1パンチアダプタ21の胴体部
に気体導入孔71を設けこれに接続された気体導入管7
4より冷却気体Gを冷却室81に流出させる。その他は
第1実施例と同一であるので構成および作用については
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】図8の粉末成形プレスは下パンチ11,1
2,13の位置規制の為にモータを使用する方式のもの
であるが、本発明を適用した冷却方法に関しては第1実
施例と同一であるので、構成および作用については同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、粉末成形プレスにおいては、金型を構成するパ
ンチおよびアダプタに気体を吹きつけて冷却することに
よりパンチおよびアダプタの熱による寸法変化が抑止さ
れ、成形加工品の寸法が安定し、不良品発生率が少なく
なる。また、寸法変化を抑えるための調整作業の頻度が
少なくできる。
【0043】また、吹きつけた気体は加圧完了時から抜
き出し完了時までの間に流すことで成形粉末材料を吹き
飛ばすことなく冷却できる。
【0044】さらに、上パンチの上、下パンチの下にア
ダプタと該アダプタに係接される油圧シリンダを有する
粉末成形プレスにおいて、金型を構成する上パンチと下
パンチ及びアダプタの少なくとも一部材に気体を吹きつ
けることにより加圧成形工程で発生する熱及び油圧シリ
ンダからの熱が取り除かれ、上下のパンチ及びアダプタ
が冷却される。
【0045】また、アダプタに温度センサを取り付け、
規定の温度になると気体を吹きつけることを特徴とする
構成を前記粉末成形プレスの冷却装置に設けることでパ
ンチ及びアダプタの温度を所定の範囲にコントロールす
ることができる。
【0046】さらに、各々のアダプタに温度センサを取
り付け、各々のアダプタが規定の温度になった時に各々
のアダプタに別々に気体を吹きつける構成を特徴とする
粉末成形プレスの冷却装置においてはパンチ及びアダプ
タの温度を独立して所定の範囲にコントロールすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例の粉末成形プレス
(加圧成形前)
【図2】図2は本発明の第1実施例の粉末成形プレス
(加圧成形中)
【図3】図3は本発明の第1実施例の粉末成形プレス
(加圧成形後)
【図4】図4は本発明の第2実施例の粉末成形プレス
【図5】図5は本発明の第3実施例の粉末成形プレス
【図6】図6は本発明の第4実施例の粉末成形プレス
【図7】図7は本発明の第5実施例の粉末成形プレス
【図8】図8は本発明の第5実施例の粉末成形プレス
【図9】図9は従来の粉末成形プレス
【符号の説明】
1,108 ダイ 2 ダイ孔 3,103 粉末 4 上パンチ 5,100 上部ラム 6,104 コアロッド 6A コアロッドアダプタ 8 ロッド 10 下パンチセット 11,105 第1下パンチ 12,106 第2下パンチ 13,107 第3下パンチ 21 第1下パンチアダプタ 22 第2下パンチアダプタ 23 第3下パンチアダプタ 30 ダイプレート 31 第1下パンチプレート 32 第2下パンチプレート 33 第3下パンチプレート 34 引き下げヨーク 40 第1油圧シリンダ 50 第2油圧シリンダ 41,51 シリンダチューブ 42,52,201,202 ピストン 71,72,73,204,207,216,217,
311,312,313,314,315 気体導入孔 74,205,306,307,308,309,31
0 気体導入管 81,82,83,206,208,301,302,
303,304,305 冷却室 91,92,93,215 隙間 114 下パンチ駆動部 200,102 上パンチ動作装置 203,103 上パンチユニット 209,210,211,109,110,111 第
1,第2,第3上パンチ 212,213,214 第1,第2,第3上パンチホ
ルダ 401,402,403,404,405,406 温
度センサ G 冷却気体 W,W’ 成形加工品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末成形プレスにおいて、金型を構成す
    る上パンチと下パンチ及びアダプタの少なくとも一部材
    に気体を吹きつけて冷却することを特徴とする粉末成形
    プレスの冷却装置。
  2. 【請求項2】 上パンチの上、下パンチの下に該上下パ
    ンチを支持するアダプタを備え、前記アダプタは該アダ
    プタに係着された油圧シリンダで駆動される粉末成形プ
    レスにおいて、前記上パンチと下パンチ及びアダプタの
    少なくとも一部材に気体を吹きつけて冷却することを特
    徴とする粉末成形プレスの冷却装置。
  3. 【請求項3】 吹きつけた気体は加圧完了時から抜き出
    し完了時までの間に流される請求項1または2に記載の
    粉末成形プレスの冷却装置。
  4. 【請求項4】 パンチまたはアダプタに温度センサを取
    り付け、規定の温度になると気体を吹きつけることを特
    徴とする請求項1,2または3に記載の粉末成形プレス
    の冷却装置。
  5. 【請求項5】 各々のパンチまたはアダプタに温度セン
    サを取り付け、各々のパンチまたはアダプタが規定の温
    度になった時に別々に気体を吹きつけることを特徴とす
    る請求項1,2または3に記載の粉末成形プレスの冷却
    装置。
JP16744094A 1994-06-27 1994-06-27 粉末成形プレスの冷却装置 Pending JPH0810994A (ja)

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JP16744094A JPH0810994A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 粉末成形プレスの冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1302880C (zh) * 2004-03-25 2007-03-07 日本核燃料循环开发机构 粉末压实设备

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