JP3453408B2 - クランプ手段付きのプレス装置 - Google Patents

クランプ手段付きのプレス装置

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JP3453408B2 JP20202493A JP20202493A JP3453408B2 JP 3453408 B2 JP3453408 B2 JP 3453408B2 JP 20202493 A JP20202493 A JP 20202493A JP 20202493 A JP20202493 A JP 20202493A JP 3453408 B2 JP3453408 B2 JP 3453408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプ手段付きのプ
レス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クランプ手段付きのプレス装置は、準備
的な長ストロークの動作については低圧の補助シリンダ
で行い、加圧位置に近接したところでクランプ手段によ
り高圧のメインシリンダの加圧力を伝え得る状態として
加圧を行うようにしたもので、これによりメインシリン
ダの作動ストロークを必要最小限に抑えて省エネや動作
の高速化等を図ることができる。このような特性は、例
えば粉末成形のように高圧プレス動作を短サイクルで多
数回繰り返すプレス作業に特に有効である。
【0003】このようなクランプ手段付きのプレス装置
については、例えば米国特許第4304540号、特公
平1−52603号、米国特許第5160750号、特
開平3−264200号等として多くのものが知られて
いる。
【0004】米国特許第4304540号の技術は、そ
のクランプ手段にギヤ状の噛合い構造を用いたもので、
クランプ力の確実性という点で優れているが、機構の複
雑化という点やギヤ状の噛合いに高度な精度が要求され
ることに伴う作動安定性の点等から実用性に難がある。
【0005】このような米国特許第4304540号技
術における問題を意識して開発されたのが特公平1−5
2603号の技術で、円筒状のクランプ部材を油圧で縮
径的に変形させてメインシリンダのラムを強圧すること
によりクランプ動作を行わせるようにしている。このた
めギヤ状の噛合い構造に較べ格段に構造が簡易化され、
また作動安定性も向上している。
【0006】ところで、この特公平1−52603号の
技術では、クランプ部材をアルミニウム合金製とし、こ
のクランプ部材と可動クラウンとの間の力の伝達のため
にネジ状の噛合い構造を用いている。これは、弾性係数
が7500kg/mm2 程度と比較的小さい素材でクラ
ンプ部材を形成することによりその変形に要する油圧力
をできるだけ低圧にするということを意図してなされた
設計で、その意図するところは十分に達成されている。
【0007】しかし、この構造を実際に試作して作動さ
せてみると、耐久性に難があることが判った。即ち、ア
ルミニウムは弾性係数が小さいが同時に耐圧強度も小さ
いので、上記ネジ状の噛合い構造により伝達面積を大き
くするようにしているものであるが、このネジ状の噛合
いに少しでも精度の狂いがあってアンバランスな部分が
あるとそこに応力集中を生じ、例えば60万回程度の繰
り返し動作で亀裂が発生して油漏れを招き、使用に耐え
なくなってしまう。尚、60万回程度の繰り返し動作に
も耐えない程度の性能では、上記の粉末成形用としては
当然に実用に具せない。
【0008】以上のような一連の流れのなかで、本願発
明者等は、特公平1−52603号の技術の長所を活か
しつつクランプ手段付きのプレス装置の実用化のための
方策を種々模索して来た。その一つの成果が特開平3−
264200号に開示される平坦型の鋼材製クランプ部
材である。これは上記したようなネジ状の噛合い構造に
おける問題点に鑑みてなされたもので、クランプ部材を
耐圧強度の大きい鋼材製とし、この鋼材製クランプ部材
の上下両端に可動クラウンとの間の力の伝達を全て負担
させる、つまり上記のようなネジ状の噛合いを用いない
ようにすることにより、精度上の狂いのような不確定要
素を排除して耐久性の向上を図ることを意図したもので
ある。
【0009】しかし、これについて試作試験をしてみる
と、クランプ部材の変形に必要な油圧力が思いのほか大
きくなって本来の省エネという利点を十分に活かせなく
なるし、またピストンロッドと同質であることからピス
トンロッドとの間で“かじり”を生じやすい結果、クラ
ンプ部材とピストンロッドの関係に非常な高精度が要求
されて加工上に大きな難がある等の理由から、やはり実
用性という点で不十分なものがあることが判明した。
【0010】そこで、さらに模索を続けた結果、銅合
金、特にアルミニウムを主要な添加物として含む銅合金
を用いると上記したような種々の問題をクリアできるこ
とを見出し、この知見をもとに試作試験を繰り返すなか
で、弾性率が15000kg/mm2 以下で引張り強度
が50kg/mm2 以上の金属素材をクランプ部材の素
材として用いることが必要条件であり、この条件を満た
した素材でクランプ部材を形成すれば、その変形と復形
を少なくも100万回以上繰り返しても何ら機能低下を
招くことがなく、十分に実用に耐え得るとの知見を得
た。そして、この知見によりもたらされたのが本発明で
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明では、液圧
室用凹部を有するピストン部材と、このピストン部材の
液圧室用凹部の上下各側壁に上下各端面を当接させる状
態で液圧室用凹部に組み込まれた円筒状のクランプスリ
ーブとを有し、液圧室用凹部の底面とクランプスリーブ
の外周面との間に形成される液圧室に与えた液圧力にて
クランプスリーブを縮径的に変形させるようにしたクラ
ンプ手段をメインシリンダが備えており、このクランプ
手段のクランプスリーブを変形させてメインシリンダの
ラムを強圧することによりメインシリンダによる加圧力
がプレス対象物に伝えられるようにしてなるクランプ手
段付きのプレス装置について、そのクランプ手段のクラ
ンプスリーブを弾性率が15000kg/mm2 以下で
引張り強度が50kg/mm2 以上の金属素材にて形成
し、且つその外周面は平坦に形成するようにし、このク
ランプスリーブの上下両端にプレス力の伝達を全て負担
させるようにしている。
【0012】また、本発明では、液圧室用凹部を有する
液圧室形成部材と、この液圧室形成部材の液圧室用凹部
の上下各側壁に上下各端面を当接させる状態で液圧室用
凹部に組み込まれた円筒状のクランプスリーブとを有
し、液圧室用凹部の底面とクランプスリーブの外周面と
の間に形成される液圧室に与えた液圧力にてクランプス
リーブを縮径的に変形させるようにしたクランプ手段を
可動クラウンが備えており、このクランプ手段のクラン
プスリーブを変形させて支柱を強圧することにより支柱
に対し可動クラウンを固定状態としてメインシリンダに
よる加圧力をプレス対象物に伝えるようにしてなるクラ
ンプ手段付きのプレス装置について、そのクランプ手段
のクランプスリーブを弾性率が15000kg/mm2
以下で引張り強度が50kg/mm2 以上の金属素材に
て形成し、且つその外周面は平坦に形成するようにし、
このクランプスリーブの上下両端にプレス力の伝達を全
て負担させるようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。この実施
例によるプレス装置は粉末成形用の例で、図1に示すよ
うに、4本の支柱1、1、……で接続したクラウン2と
ベッド3を有すると共に、クラウン2に固定の上部メイ
ンシリンダ4のラム5を接続した可動フレーム6をクラ
ウン2とベッド3の間に有する構造とされ、その可動フ
レーム6とベッド3の間に粉末成形用のツールセット7
を装着できるようにされている。尚、図においては互い
に図面的に重なる関係の部品の一部についてその図示が
省略されている。
【0014】ツールセット7は、可動フレーム6に保持
される上部ユニット7uと、ベッド3に支持される下部
ユニット7sからなっている。上部ユニット7uは、3
段成形用で、3個の上パンチプレート9a、9b、9c
を有しており、上パンチプレート9a、9bにはそれぞ
れ対角線上で2本ずつ操作シリンダ10a、10bが接
続され、また上パンチプレート9cには中心に1本の操
作シリンダ10cが接続され、これらの各操作シリンダ
により各上パンチプレートを個々に上下操作できるよう
にされている。また、各操作シリンダのピストンロッド
12a、12b、12cはそれぞれスライドにより嵌め
合わせることができる構造の連結部13a、13b、1
3cを有しており、この連結部より下の部分を目的の粉
末成形品の種類に応じて一括的に交換できるようにされ
ている。
【0015】この上部ユニット7uを保持する可動フレ
ーム6には、前記上部メインシリンダ4のラム5の他に
補助シリンダ15(図2)が接続されており、上部メイ
ンシリンダ4と補助シリンダ15とを、加圧を伴わない
可動フレーム6の高速動作と後述のような圧粉動作とに
選択的に使い分けることができるようにされている。具
体的には、上部メインシリンダ4に本発明によるクラン
プ手段が組み込まれており、このクランプ手段の作動状
態に応じて上記各動作の選択を行えるようにされてい
る。
【0016】クランプ手段は、図3に示すように、液圧
室用凹部16が上下2段に形成されたピストン部材17
の各液圧室用凹部16にクランプスリーブ18を液圧室
用凹部16の底面とクランプスリーブ18の外周面との
間に所定容積の液圧室19が形成される状態で嵌合させ
た構造とされている。そのクランプスリーブ18は、弾
性率が10000kg/mm2 程度で引張り強度が60
kg/mm2 程度の銅アルミ合金(アルミニウムを約1
5%含む)で形成されており、最高で200トンの加圧
力を出す本実施例の仕様では約15mm程度の肉厚を持
つ長さが約400mmの円筒体とされている。
【0017】また、クランプスリーブ18の内周面に
は、図4に示すように、潤滑油逃げ溝18gが全周にわ
たって形成され、後述のようにしてラム5を強圧した際
にラム5とクランプスリーブ18との間の潤滑油を強圧
面から排除できるようにされている。一方、その外周面
は、平坦とされており、後述のようにしてピストン部材
17の力を伝える際には上端面のみを介して伝えるよう
にされている。
【0018】このクランプ手段は、その液圧室19に圧
油を供給するとクランプスリーブ18が縮径的に変形し
て上部メインシリンダ4のラム5を強圧する状態とな
り、この結果クランプスリーブ18を介してピストン部
材17とラム5が一体化し、ピストン部材17に加えら
れる油圧力がクランプスリーブ18の上端面を介してラ
ム5に伝わる。一方、液圧室19の加圧状態を解除する
とクランプスリーブ18が復形し、ラム5はピストン部
材17と独立に上下動できる状態となる。
【0019】このようなクランプスリーブ18につい
て、その変形と復形の連続耐久試験を行ったところ、少
なくも100万回以上の耐久性を確認でき、粉末成形用
プレス装置として要求される性能に十分応えられること
が分かっている。
【0020】下部ユニット7sは、同じく3段成形用
で、3個の下パンチプレート20d、20e、20fを
有すると共に、金型装着用のダイプレート22を有し、
さらにコアロッド23を有している。
【0021】下パンチプレート20d、20eにはそれ
ぞれ対角線上で2本ずつ操作シリンダ24d、24eが
接続され、また上パンチプレート20fには操作シリン
ダ24fが図1の状態で前後に2本接続され、これらの
各操作シリンダにより各下パンチプレートを個々に上下
動できるようにされている。
【0022】ダイプレート22は、2本のガイドロッド
25、25を介してヨークプレート26に接続されてい
る。そしてこのヨークプレート26は下部メインシリン
ダ27のピストンロッド28に接続されており、このピ
ストンロッド28の上下動により上下動するようにされ
ている。ピストンロッド28の動作は、下部メインシリ
ンダにより直接的になされる場合とピストンロッド28
の下端に当接させた浮動プレート29を介して伝えられ
る補助シリンダ30の作動によりなされる場合とがあ
る。つまり、下部メインシリンダ27には前述の上部メ
インシリンダ4におけると同様のクランプ手段が設けら
れており、このクランプ手段を作動させた状態では下部
メインシリンダ27による動作となり、解除した状態で
は補助シリンダ30による動作が可能となる。
【0023】コアロッド23は、2本の補助シリンダ3
1が接続された浮動プレート32にその下端が保持され
ており、補助シリンダ31の作動により上下動できるよ
うにされている。
【0024】そして、上記のコアロッド23、各下パン
チプレートの操作シリンダのピストンロッド33d、3
3e、33f、及び下部メインシリンダのピストンロッ
ド28にはそれぞれ上記と同じスライド式の連結部3
4、35d、35e、35f、36が設けられており、
これらの連結部より上の部分を目的の粉末成形品の種類
に応じて一括的に交換できるようにされている。
【0025】このプレス装置における粉末成形工程は、
各工程で作動させる各アクチュエータを何れもサーボ制
御により制御することにより、概略以下の通りに進めら
れる(図5〜図8)。
【0026】先ず、操作シリンダ24d、24e、24
fにより各下パンチプレート20d、20e、20fを
所定の高さまで上昇させてそれぞれに設けられている各
下パンチ37d、37e、37fの加圧先端をダイプレ
ート22内の金型38内で所定の凹凸関係とし、次いで
金型38内に成形用粉末Pを充填する(図5)。
【0027】それから、可動フレーム6に接続されてい
る補助シリンダ15により可動フレーム6と共に各上パ
ンチプレート9a、9b、9cを所定位置まで高速下降
させた後、充填移送操作を行う。この充填移送操作は、
成形用粉末Pの上下や左右の密度分布の均一化のために
各上パンチプレート及び各下パンチプレートをそれぞれ
の操作シリンダにより個々に操作しつつ、最終的に各上
パンチ39a、39b、39c及び各下パンチ37d、
37e、37fの凹凸関係を目的の製品形状に対応する
ように調整する操作である(図6)。
【0028】充填移送操作に次いで圧粉操作がなされ
る。この圧粉操作は、例えば充填移送操作で最大厚み部
分が50mmで設定された成形用粉末Pを最終的に25
mmに圧粉するとした場合に25mmのストロークでな
されることになるが、この全ストロークに上部メインシ
リンダを用いるようにしてもよいし、抵抗の小さい例え
ば10mm程度の範囲については補助シリンダを用いる
ようにしてもよい。
【0029】何れにしても50mm厚の成形用粉末Pが
最終的に25mm厚の圧粉体Wに圧粉されることになる
が、この圧粉の過程で例えば10mm前後のストローク
でダイプレート22も下部メインシリンダ27により下
降させていわゆる下加圧を行う。
【0030】圧粉が完了したら、加圧解除を行うことに
なるが、その際に先ず各パンチについての歪み調整を行
う。つまり、各パンチ乃至これを支持する各パンチプレ
ートの長さに応じて圧粉時の圧縮歪み量が異なってお
り、加圧解除の際には各パンチにその歪み量に応じた復
元を生じるので、この各パンチごとに異なる復元力によ
るアンバランスな負荷を圧粉体Wに与えないようにする
ために、各パンチについて計算される復元量に応じて必
要なパンチを上昇させる操作を行う。
【0031】次いで、下部メインシリンダ27によりダ
イプレート22を引き下げて圧粉体Wを金型38から押
し出し、さらに上下各パンチを上昇させた後、圧粉体を
取り出す(図8)。それから上下の各パンチプレート及
びダイプレートを初期の位置に戻し、上記各工程を繰り
返す。
【0032】これらの各工程中において、上部メインシ
リンダのクランプ手段は圧粉操作のためのラムの下降の
際に作動し、また下部メインシリンダのクランプ手段は
下加圧のためのダイプレートの下降、及び金型押出しの
ためのダイプレートの下降の際に作動する。
【0033】以上の粉末成形用プレス装置の例では何れ
もメインシリンダにクランプ手段を設けるようにしてい
たが、これに代えて支柱と可動クラウンとの間にクラン
プ手段を設ける構造も可能である。例えば、図9にその
要部を示すのがその一例で、この場合には上記のピスト
ン部材17に代えて液圧室形成部材50を用い、この液
圧室形成部材50を可動クラウン51に固定し、この液
圧室形成部材50の液圧室用凹部52にクランプスリー
ブ53を上記と同様に液圧室54が形成される状態で嵌
合させた構造となる。
【0034】そして、この場合にはクランプスリーブ5
3の変形で支柱55を強圧することにより可動クラウン
51を支柱55に対し固定状態とし、この状態で可動ク
ラウン51に設けられているメインシリンダ(図示せ
ず)の加圧力をプレス対象物に伝えることになる。一
方、液圧室54の加圧状態を解除してクランプスリーブ
53を復形させると支柱55に対する可動クラウンの固
定状態が解除され、図示せぬ補助シリンダにより可動ク
ラウンを上下動させることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によるプレス装置におけるクラン
プ手段によると、少なくも100万回以上の繰返し動作
に耐えることができ、例えば粉末成形用プレス装置のよ
うにメインシリンダの繰り返し動作の頻度が多いプレス
装置についてクランプ手段による省エネ化や動作の高速
化等を初めて実用に耐えるものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプレス装置の一部断面
を含む一部省略の側面図。
【図2】図1中の矢示A2 方向から見た一部断面を含む
一部省略の部分側面図。
【図3】上部メインシリンダの断面図。
【図4】クランプスリーブの斜視図。
【図5】成形用粉末が充填された金型内の状態を示す断
面図。
【図6】充填移送操作の後の金型内の状態を示す断面
図。
【図7】圧粉後の金型内の状態を示す断面図。
【図8】圧粉体を金型内から押し出した状態を示す断面
図。
【図9】本発明の他の実施例によるプレス装置の一部断
面を含む要部側面図。
【符号の説明】
4 メインシリンダ 5 ラム 16 液圧室用凹部 17 ピストン部材 18 クランプスリーブ 19 液圧室 50 液圧室形成部材 51 可動クラウン 52 液圧室用凹部 53 クランプスリーブ 54 液圧室 55 支柱

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧室用凹部を有するピストン部材と、
    このピストン部材の液圧室用凹部の上下各側壁に上下各
    端面を当接させる状態で液圧室用凹部に組み込まれた円
    筒状のクランプスリーブとを有し、液圧室用凹部の底面
    とクランプスリーブの外周面との間に形成される液圧室
    に与えた液圧力にてクランプスリーブを縮径的に変形さ
    せるようにしたクランプ手段をメインシリンダが備えて
    おり、このクランプ手段のクランプスリーブを変形させ
    てメインシリンダのラムを強圧することによりメインシ
    リンダによる加圧力がプレス対象物に伝えられるように
    してなるクランプ手段付きのプレス装置において、 クランプ手段のクランプスリーブは、弾性率が1500
    0kg/mm以下で引張り強度が50kg/mm
    上の銅アルミ合金にて形成され、且つその外周面が平坦
    に形成されていることを特徴とするクランプ手段付きの
    プレス装置。
  2. 【請求項2】 液圧室用凹部を有する液圧室形成部材
    と、この液圧室形成部材の液圧室用凹部の上下各側壁に
    上下各端面を当接させる状態で液圧室用凹部に組み込ま
    れた円筒状のクランプスリーブとを有し、液圧室用凹部
    の底面とクランプスリーブの外周面との間に形成される
    液圧室に与えた液圧力にてクランプスリーブを縮径的に
    変形させるようにしたクランプ手段を可動クラウンが備
    えており、このクランプ手段のクランプスリーブを変形
    させて支柱を強圧することにより支柱に対し可動クラウ
    ンを固定状態としてメインシリンダによる加圧力をプレ
    ス対象物に伝えるようにしてなるクランプ手段付きのプ
    レス装置において、 クランプ手段のクランプスリーブは、弾性率が1500
    0kg/mm以下で引張り強度が50kg/mm
    上の銅アルミ合金にて形成され、且つその外周面が平坦
    に形成されていることを特徴とするクランプ手段付きの
    プレス装置。
  3. 【請求項3】 クランプ手段のクランプスリーブを、ア
    ルミニウムを約15%含む銅アルミ合金で形成する請求
    項1又は請求項2記載のクランプ手段付きのプレス装
    置。
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