JPH08109774A - 建具枠 - Google Patents
建具枠Info
- Publication number
- JPH08109774A JPH08109774A JP27454494A JP27454494A JPH08109774A JP H08109774 A JPH08109774 A JP H08109774A JP 27454494 A JP27454494 A JP 27454494A JP 27454494 A JP27454494 A JP 27454494A JP H08109774 A JPH08109774 A JP H08109774A
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- JP
- Japan
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- small contact
- frame
- seal member
- frame member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール部材の小当接面貼着部分のずれや剥離
を防止することを可能とした建具枠を提供する。 【構成】 縦横何れか一方の枠材3の端面が他方の枠材
2に当接する当接面9が面積の大きい大当接面9aとこ
れより枠材2の長手方向に延出した細長い小当接面9b
とからなり、これら大小当接面9a,9bにシート状シ
ール部材4を貼着して組立てられる建具枠1であって、
上記シール部材4の上記小当接面9bに貼着される部分
4bを該小当接面9bの幅よりも大きく形成し、その小
当接面9bよりはみ出た余剰部分4cを小当接面9bの
隣接面側に折曲し易くするための切込み10を形成し、
上記シール部材4の余剰部分4cを上記隣接面に貼着し
てなる。これにより、シール部材4の小当接面貼着部分
4cの貼着力が増強され、ずれや剥離が防止される。
を防止することを可能とした建具枠を提供する。 【構成】 縦横何れか一方の枠材3の端面が他方の枠材
2に当接する当接面9が面積の大きい大当接面9aとこ
れより枠材2の長手方向に延出した細長い小当接面9b
とからなり、これら大小当接面9a,9bにシート状シ
ール部材4を貼着して組立てられる建具枠1であって、
上記シール部材4の上記小当接面9bに貼着される部分
4bを該小当接面9bの幅よりも大きく形成し、その小
当接面9bよりはみ出た余剰部分4cを小当接面9bの
隣接面側に折曲し易くするための切込み10を形成し、
上記シール部材4の余剰部分4cを上記隣接面に貼着し
てなる。これにより、シール部材4の小当接面貼着部分
4cの貼着力が増強され、ずれや剥離が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建具枠に係り、特に縦
横の枠材間のシール構造を改良した建具枠に関する。
横の枠材間のシール構造を改良した建具枠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建具枠においては、これを構成
する縦横の枠材間の結合部の気密性や水密性を確保する
目的で、上記結合部にシール部材が介設されている(例
えば、特開昭60−37386号公報、実開昭61−1
10788号公報等参照)。図5はシール部材を備えた
従来の建具枠であるサッシ枠の一例を示している。この
サッシ枠1は、横枠材3の端面が縦枠材2に当接する当
接面9が面積の大きい大当接面9aとこれより縦枠材2
の長手方向に延出した細長い小当接面9bとからなり、
これら大小当接面9a,9bに近似形状のシート状シー
ル部材4を貼着して組立てられる。
する縦横の枠材間の結合部の気密性や水密性を確保する
目的で、上記結合部にシール部材が介設されている(例
えば、特開昭60−37386号公報、実開昭61−1
10788号公報等参照)。図5はシール部材を備えた
従来の建具枠であるサッシ枠の一例を示している。この
サッシ枠1は、横枠材3の端面が縦枠材2に当接する当
接面9が面積の大きい大当接面9aとこれより縦枠材2
の長手方向に延出した細長い小当接面9bとからなり、
これら大小当接面9a,9bに近似形状のシート状シー
ル部材4を貼着して組立てられる。
【0003】上記シール部材4は、図6にも示すように
上記大当接面9aに貼着される部分4aと、上記小当接
面9bに貼着される部分9bとからなるほぼL字状に形
成されている。上記サッシ枠1は、通常、工場で上記シ
ール部材4が貼着され、保管及び運搬し易いように枠材
のまま梱包され、建築現場等の所定の場所に運送されて
組立てられる。
上記大当接面9aに貼着される部分4aと、上記小当接
面9bに貼着される部分9bとからなるほぼL字状に形
成されている。上記サッシ枠1は、通常、工場で上記シ
ール部材4が貼着され、保管及び運搬し易いように枠材
のまま梱包され、建築現場等の所定の場所に運送されて
組立てられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記サ
ッシ枠1においては、上記シール部材4の小当接面貼着
部分4bの貼着面積が小さいため、十分な貼着力(接着
力ないし接着強度)を確保することが困難であった。こ
のため、梱包運送中の振動や隣合う枠材同士の擦れ合い
等で上記シール部材4の小当接面貼着部分4bがずれた
り、剥離し易く、また、組立時にも図5に示すように小
当接面貼着部分4bがずれ易く、組立作業に手間がかか
ると共に水密性等の低下を招き易い問題があった。
ッシ枠1においては、上記シール部材4の小当接面貼着
部分4bの貼着面積が小さいため、十分な貼着力(接着
力ないし接着強度)を確保することが困難であった。こ
のため、梱包運送中の振動や隣合う枠材同士の擦れ合い
等で上記シール部材4の小当接面貼着部分4bがずれた
り、剥離し易く、また、組立時にも図5に示すように小
当接面貼着部分4bがずれ易く、組立作業に手間がかか
ると共に水密性等の低下を招き易い問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、シール部材の小
当接面貼着部分のずれや剥離を防止することを可能とし
た建具枠を提供することにある。
当接面貼着部分のずれや剥離を防止することを可能とし
た建具枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、縦横何れか一方の枠材の端面が他方の枠材
に当接する当接面が面積の大きい大当接面とこれより枠
材の長手方向に延出した細長い小当接面とからなり、こ
れら大小当接面にシート状シール部材を貼着して組立ら
れる建具枠であって、上記シール部材の上記小当接面に
貼着される部分を該小当接面の幅よりも大きく形成し、
その小当接面よりはみ出た余剰部分を小当接面の隣接面
側に折曲し易くするための切込みを形成し、上記シール
部材の余剰部分を上記隣接面に貼着してなることを特徴
とする。
に本発明は、縦横何れか一方の枠材の端面が他方の枠材
に当接する当接面が面積の大きい大当接面とこれより枠
材の長手方向に延出した細長い小当接面とからなり、こ
れら大小当接面にシート状シール部材を貼着して組立ら
れる建具枠であって、上記シール部材の上記小当接面に
貼着される部分を該小当接面の幅よりも大きく形成し、
その小当接面よりはみ出た余剰部分を小当接面の隣接面
側に折曲し易くするための切込みを形成し、上記シール
部材の余剰部分を上記隣接面に貼着してなることを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明に係る建具枠においては、縦横何れか一
方の枠材の端面が他方の枠材に当接する当接面が面積の
大きい大当接面とこれより枠材の長手方向に延出した細
長い小当接面とからなり、これら大小当接面に貼着され
るシート状シール部材における小当接面貼着部分を小当
接面の幅よりも大きく形成し、小当接面よりはみ出た余
剰部分を小当接面の隣接面側に折曲し易くするための切
込みを形成し、上記シール部材の余剰部分を上記隣接面
に貼着してなるため、シール部材の小当接面貼着部分の
貼着力が増強される。このため、シール部材の小当接面
貼着部分のずれや剥離を防止することが可能となり、組
立作業性の向上及び水密性等の安定化が図れる。
方の枠材の端面が他方の枠材に当接する当接面が面積の
大きい大当接面とこれより枠材の長手方向に延出した細
長い小当接面とからなり、これら大小当接面に貼着され
るシート状シール部材における小当接面貼着部分を小当
接面の幅よりも大きく形成し、小当接面よりはみ出た余
剰部分を小当接面の隣接面側に折曲し易くするための切
込みを形成し、上記シール部材の余剰部分を上記隣接面
に貼着してなるため、シール部材の小当接面貼着部分の
貼着力が増強される。このため、シール部材の小当接面
貼着部分のずれや剥離を防止することが可能となり、組
立作業性の向上及び水密性等の安定化が図れる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明をサッシ枠に適用した一実施
例を添付図面に基づいて詳述する。図4に示すようにサ
ッシ枠1は、左右の縦枠材2と、上下の横枠材3とをそ
の結合部分にシール部材4を挟んで方形に組立てて構成
される。本実施例のサッシ枠1は、上記横枠材3の端面
を上記縦枠材2に当接させて組立てられる構造になって
いる。また、上記サッシ枠1の縦枠材2及び横枠材3
は、例えばアルミニウム等の金属製の押出形材からなっ
ているが、合成樹脂性の形材からなっていてもよい。
例を添付図面に基づいて詳述する。図4に示すようにサ
ッシ枠1は、左右の縦枠材2と、上下の横枠材3とをそ
の結合部分にシール部材4を挟んで方形に組立てて構成
される。本実施例のサッシ枠1は、上記横枠材3の端面
を上記縦枠材2に当接させて組立てられる構造になって
いる。また、上記サッシ枠1の縦枠材2及び横枠材3
は、例えばアルミニウム等の金属製の押出形材からなっ
ているが、合成樹脂性の形材からなっていてもよい。
【0009】上記縦枠材2は、図1に示すように垂直部
5と、この垂直部5の一側に外側へ直角に形成されたリ
ブ6とを備えている。また、上記横枠材3は、上記縦枠
材2の垂直部5とほぼ同じ幅で水平に形成されると共に
内側に図示しない例えば障子のガイド等が形成された水
平部7と、この水平部7の一側に上記縦枠材2のリブ6
と対応するように外側へ直角に形成されたリブ8とを備
えており、端面がほぼL字状を呈している。
5と、この垂直部5の一側に外側へ直角に形成されたリ
ブ6とを備えている。また、上記横枠材3は、上記縦枠
材2の垂直部5とほぼ同じ幅で水平に形成されると共に
内側に図示しない例えば障子のガイド等が形成された水
平部7と、この水平部7の一側に上記縦枠材2のリブ6
と対応するように外側へ直角に形成されたリブ8とを備
えており、端面がほぼL字状を呈している。
【0010】上記横枠材3の端面が当接される上記縦枠
材2の垂直部5は、その一部を切断することにより横枠
材3の端面と近似形状の当接面9が形成されている。こ
の当接面9は、横枠材3の水平部7の端面が当接する面
積の大きい大当接面9aと、この大当接面9aより縦枠
材2の長手方向に延出され、上記横枠材3のリブ8の端
面が当接する細長い小当接面9bとからなっている。な
お、本実施例の上記小当接面9bはリブ6,8の厚さよ
りも若干幅が広く形成されている。
材2の垂直部5は、その一部を切断することにより横枠
材3の端面と近似形状の当接面9が形成されている。こ
の当接面9は、横枠材3の水平部7の端面が当接する面
積の大きい大当接面9aと、この大当接面9aより縦枠
材2の長手方向に延出され、上記横枠材3のリブ8の端
面が当接する細長い小当接面9bとからなっている。な
お、本実施例の上記小当接面9bはリブ6,8の厚さよ
りも若干幅が広く形成されている。
【0011】そして、上記大当接面9a及び小当接面9
bからなる当接面9には、これと近似形状のシート状の
シール部材4が貼着されている。この場合、図2にも示
すように上記シール部材4の上記小当接面9bに貼着さ
れる部分4bの幅dが側端4xを基準として内方へ小当
接面9bの幅eよりも大きく形成されていると共に、小
当接面9bよりはみ出た余剰部分4cを小当接面9bの
隣接面側(縦枠材2のリブ6側)に折曲し易くするため
の切込み10が形成されており、上記シール部材4の余
剰部分4cが上記縦枠材2のリブ6面に貼着されてい
る。
bからなる当接面9には、これと近似形状のシート状の
シール部材4が貼着されている。この場合、図2にも示
すように上記シール部材4の上記小当接面9bに貼着さ
れる部分4bの幅dが側端4xを基準として内方へ小当
接面9bの幅eよりも大きく形成されていると共に、小
当接面9bよりはみ出た余剰部分4cを小当接面9bの
隣接面側(縦枠材2のリブ6側)に折曲し易くするため
の切込み10が形成されており、上記シール部材4の余
剰部分4cが上記縦枠材2のリブ6面に貼着されてい
る。
【0012】上記シール部材4の余剰部分4cを含む小
当接面貼着部分4bの幅dは、図2の左側端4xを基準
として上記小当接面9bの幅eの3〜5倍程度が好まし
い。この程度であれば十分な貼着力(接着力ないし接着
強度)を確保できると共に、幅dを大きくし過ぎると縦
枠材2のリブ6からはみ出してしまうからである。ま
た、上記切込み10は、上記余剰部分4cと大当接面貼
着部分4aとの境界線に沿って余剰部分4cの範囲で形
成されている。なお、上記切込み10としては、単に線
状に切込んだもの、或いはスリット、切欠等であっても
よい。
当接面貼着部分4bの幅dは、図2の左側端4xを基準
として上記小当接面9bの幅eの3〜5倍程度が好まし
い。この程度であれば十分な貼着力(接着力ないし接着
強度)を確保できると共に、幅dを大きくし過ぎると縦
枠材2のリブ6からはみ出してしまうからである。ま
た、上記切込み10は、上記余剰部分4cと大当接面貼
着部分4aとの境界線に沿って余剰部分4cの範囲で形
成されている。なお、上記切込み10としては、単に線
状に切込んだもの、或いはスリット、切欠等であっても
よい。
【0013】上記シール部材4は、図3に示すように例
えばポリエチレン、ブチルゴム等の合成樹脂からなる可
撓性及び弾力性を有するシート状の基材11の裏面に接
着剤を塗布して接着剤層12を設け、この接着剤層12
の表面に離型紙13を貼着して構成されている。従っ
て、上記シール部材4は、離型紙13を剥がすことによ
り簡単に貼着することができる。そして、上記シール部
材4は、上記縦枠材2における大小当接面9a,9bに
対応する貼着部分4a,4bを貼着すると共に、余剰部
分4cを縦枠材2のリブ6側に折曲してリブ6面に貼着
することにより確実に取付けられる。
えばポリエチレン、ブチルゴム等の合成樹脂からなる可
撓性及び弾力性を有するシート状の基材11の裏面に接
着剤を塗布して接着剤層12を設け、この接着剤層12
の表面に離型紙13を貼着して構成されている。従っ
て、上記シール部材4は、離型紙13を剥がすことによ
り簡単に貼着することができる。そして、上記シール部
材4は、上記縦枠材2における大小当接面9a,9bに
対応する貼着部分4a,4bを貼着すると共に、余剰部
分4cを縦枠材2のリブ6側に折曲してリブ6面に貼着
することにより確実に取付けられる。
【0014】上記サッシ枠1は、縦枠材2における当接
面9にシール部材4を介して横枠材3の端面を当接さ
せ、横枠材3に設けられたタッピンホール14に対して
縦枠材2の垂直部5の図示しない小孔からタッピンネジ
15を捩じ込むことにより、縦枠材2と横枠材3を方形
に組立てて構成される。そして、図4に示すように組立
てられたサッシ枠1には、図示しないガラス障子やドア
等の建具が装着される。なお、図2中16はタッピンネ
ジ14を通すためにシール部材4に穿設された小孔であ
る。
面9にシール部材4を介して横枠材3の端面を当接さ
せ、横枠材3に設けられたタッピンホール14に対して
縦枠材2の垂直部5の図示しない小孔からタッピンネジ
15を捩じ込むことにより、縦枠材2と横枠材3を方形
に組立てて構成される。そして、図4に示すように組立
てられたサッシ枠1には、図示しないガラス障子やドア
等の建具が装着される。なお、図2中16はタッピンネ
ジ14を通すためにシール部材4に穿設された小孔であ
る。
【0015】以上の構成からなるサッシ枠1において
は、横枠材3の端面が縦枠材2の垂直部5に当接する当
接面9が面積の大きい大当接面9aとこれより縦枠材2
の長手方向に延出した細長い小当接面9bとからなり、
これら大小当接面9a,9bに貼着される近似形状のシ
ート状シール部材4における小当接面貼着部分4bを小
当接面9bの幅よりも大きく形成し、小当接面9bより
はみ出た余剰部分4cを小当接面9bの縦枠材2のリブ
6側に折曲し易くするための切込み10を形成し、上記
シール部材4の余剰部分4cを上記縦枠材2のリブ6面
に貼着してなるため、シール部材4の小当接面貼着部分
4bの貼着力が増強される。
は、横枠材3の端面が縦枠材2の垂直部5に当接する当
接面9が面積の大きい大当接面9aとこれより縦枠材2
の長手方向に延出した細長い小当接面9bとからなり、
これら大小当接面9a,9bに貼着される近似形状のシ
ート状シール部材4における小当接面貼着部分4bを小
当接面9bの幅よりも大きく形成し、小当接面9bより
はみ出た余剰部分4cを小当接面9bの縦枠材2のリブ
6側に折曲し易くするための切込み10を形成し、上記
シール部材4の余剰部分4cを上記縦枠材2のリブ6面
に貼着してなるため、シール部材4の小当接面貼着部分
4bの貼着力が増強される。
【0016】従って、上記サッシ枠1は、枠材のままで
梱包する場合にも梱包運送中の振動や隣合う枠材同士の
擦れ合い等で上記シール部材4の小当接面貼着部分4b
がずれたり、剥離することがなく、また、組立時にも上
記小当接面貼着部分4bがずれることがない。よって、
組立作業性の向上及び気密性ないし水密性の安定化が図
れる。
梱包する場合にも梱包運送中の振動や隣合う枠材同士の
擦れ合い等で上記シール部材4の小当接面貼着部分4b
がずれたり、剥離することがなく、また、組立時にも上
記小当接面貼着部分4bがずれることがない。よって、
組立作業性の向上及び気密性ないし水密性の安定化が図
れる。
【0017】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例のサッシ枠1は、
横枠材3の端面を縦枠材2に当接させる組立構造になっ
ているが、これとは逆に、例えば縦枠材2の端面を横枠
材3に当接させる組立構造になっていてもよい。
てきたが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例のサッシ枠1は、
横枠材3の端面を縦枠材2に当接させる組立構造になっ
ているが、これとは逆に、例えば縦枠材2の端面を横枠
材3に当接させる組立構造になっていてもよい。
【0018】また、上記実施例のサッシ枠1は、縦枠材
2及び横枠材3の一側部にリブ6,8が設けられている
が、リブ6,8の位置は限定されるものではなく、例え
ば縦枠材2及び横枠材3の幅方向中央部等にリブ6,8
が設けられていてもよい。この場合、そのリブ6,8に
小当接面9bが形成されることになる。また、小当接面
9bは縦枠材2又は横枠材3の幅方向に複数形成されて
いてもよい。更に、上記実施例のサッシ枠1は、小当接
面9bがリブ6,8の厚さよりも広い幅に形成されてい
るが、リブ6,8の厚さと等しい幅に形成されていても
よい。本発明が適用される建具枠としては、サッシ枠に
限定されるものではなく、その他の建具枠であってもよ
い。
2及び横枠材3の一側部にリブ6,8が設けられている
が、リブ6,8の位置は限定されるものではなく、例え
ば縦枠材2及び横枠材3の幅方向中央部等にリブ6,8
が設けられていてもよい。この場合、そのリブ6,8に
小当接面9bが形成されることになる。また、小当接面
9bは縦枠材2又は横枠材3の幅方向に複数形成されて
いてもよい。更に、上記実施例のサッシ枠1は、小当接
面9bがリブ6,8の厚さよりも広い幅に形成されてい
るが、リブ6,8の厚さと等しい幅に形成されていても
よい。本発明が適用される建具枠としては、サッシ枠に
限定されるものではなく、その他の建具枠であってもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上要するに本発明に係る建具枠によれ
ば、縦横何れか一方の枠材の端面が他方の枠材の側面に
当接する当接面が面積の大きい大当接面とこれより枠材
の長手方向に延出した細長い小当接面とからなり、これ
ら大小当接面に貼着されるシート状シール部材における
小当接面貼着部分を小当接面の幅よりも大きく形成し、
小当接面よりはみ出た余剰部分を小当接面の隣接面側に
折曲し易くするための切込みを形成し、上記シール部材
の余剰部分を上記隣接面に貼着してなるため、シール部
材の小当接面貼着部分の貼着力が増強される。このた
め、シール部材の小当接面貼着部分のずれや剥離を防止
することが可能となり、組立作業性の向上及び水密性等
の安定化が図れる。
ば、縦横何れか一方の枠材の端面が他方の枠材の側面に
当接する当接面が面積の大きい大当接面とこれより枠材
の長手方向に延出した細長い小当接面とからなり、これ
ら大小当接面に貼着されるシート状シール部材における
小当接面貼着部分を小当接面の幅よりも大きく形成し、
小当接面よりはみ出た余剰部分を小当接面の隣接面側に
折曲し易くするための切込みを形成し、上記シール部材
の余剰部分を上記隣接面に貼着してなるため、シール部
材の小当接面貼着部分の貼着力が増強される。このた
め、シール部材の小当接面貼着部分のずれや剥離を防止
することが可能となり、組立作業性の向上及び水密性等
の安定化が図れる。
【図1】本発明をサッシ枠に適用した一実施例を示す部
分的斜視図である。
分的斜視図である。
【図2】図1のサッシ枠に使用されているシール部材の
正面図である。
正面図である。
【図3】図2のシール部材の断面図である。
【図4】サッシ枠の概略的正面図である。
【図5】従来のサッシ枠を示す部分的斜視図である。
【図6】図5のサッシ枠に使用されているシール部材の
正面図である。
正面図である。
1 サッシ枠(建具枠) 2 縦枠材 3 横枠材 4 シール部材 4b 小当接面貼着部分 4c 余剰部分 9 当接面 9a 大当接面 9b 小当接面 10 切込み
Claims (1)
- 【請求項1】 縦横何れか一方の枠材の端面が他方の枠
材に当接する当接面が面積の大きい大当接面とこれより
枠材の長手方向に延出した細長い小当接面とからなり、
これら大小当接面にシート状シール部材を貼着して組立
てられる建具枠であって、上記シール部材の上記小当接
面に貼着される部分を該小当接面の幅よりも大きく形成
し、その小当接面よりはみ出た余剰部分を小当接面の隣
接面側に折曲し易くするための切込みを形成し、上記シ
ール部材の余剰部分を上記隣接面に貼着してなることを
特徴とする建具枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27454494A JP2811416B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建具枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27454494A JP2811416B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建具枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109774A true JPH08109774A (ja) | 1996-04-30 |
JP2811416B2 JP2811416B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17543200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27454494A Expired - Fee Related JP2811416B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建具枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811416B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009138427A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Ykk Ap株式会社 | 建具枠及び建具 |
JP2019065627A (ja) * | 2017-10-03 | 2019-04-25 | Ykk Ap株式会社 | カーテンウォール |
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1994
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JP2009138427A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Ykk Ap株式会社 | 建具枠及び建具 |
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