JPH08108968A - 紙詰まり解消検出方法及び装置 - Google Patents

紙詰まり解消検出方法及び装置

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JPH08108968A
JPH08108968A JP24529494A JP24529494A JPH08108968A JP H08108968 A JPH08108968 A JP H08108968A JP 24529494 A JP24529494 A JP 24529494A JP 24529494 A JP24529494 A JP 24529494A JP H08108968 A JPH08108968 A JP H08108968A
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JP
Japan
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paper
sensor
jam
detecting
test paper
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JP24529494A
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English (en)
Inventor
Teruo Takanashi
照生 高梨
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理再開前に紙詰まりが解消されたか否かを
検出する。 【構成】 センサA162によって印画紙の通過が検出
されてから所定の時間にセンサB164又はセンサC1
66まで印画紙が到達したか否かによって紙詰まりの発
生を検出し、プリンタプロセッサ本体の開閉操作があっ
た場合に本体開閉センサによってこれを検出し、カッタ
で印画紙を所定の長さに切断して紙詰まり解消確認用テ
ストペーパを形成して、これを搬送路に供給し、センサ
A162、及びセンサB164又はセンサC166によ
ってこのテストペーパの紙詰まりが検出されたか否かを
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙の搬送中に発生す
る紙詰まりエラーの解消を検出するための紙詰まり解消
検出方法及びその方法のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタプロセッサでは、全ての
処理が行われた印画紙を排出口近傍に設けられたカッタ
で所定の長さに切断していたが、経済性を向上させる等
のために、感材マガジンに巻き付けられた印画紙を露光
前に感材マガジンの取出口近傍に配設されたカッタで予
め所定の長さに切断するタイプのものが本願出願人によ
提案されている。このようなプリンタプロセッサ内で紙
詰まり(以下、ジャムという)が発生した場合、これを
検出し、処理途中の印画紙を除去した後で、処理を再開
させる必要がある。
【0003】しかし、プリント処理の効率を向上させる
ために、露光処理、現像及び水洗処理、並びに乾燥処理
を同時並行して行っているので、プリンタプロセッサ内
には処理途中の複数の印画紙が存在する。従って、ジャ
ム発生後に印画紙を除去する際に、一部の処理部に印画
紙を取り忘れる場合がある。
【0004】そして、例えば、乾燥処理部の印画紙がジ
ャム発生の原因となっている場合にこの乾燥処理部に印
画紙の取り忘れがあるまま処理を再開すると、処理再開
後の最初の1枚が乾燥処理部に到達したときに、再びジ
ャムが検出されることになり、乾燥処理部内の印画紙の
他に、露光処理部内の印画紙並びに現像及び水洗処理部
内の印画紙を除去しなければならないので、印画紙の無
駄が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ジャムが発
生した場合に、ジャムが解除されたか否かを検出する紙
詰まり解消検出方法及び紙詰まり解消検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
用紙の搬送中に発生する紙詰まりエラーの解消を検出す
るための紙詰まり解消検出方法において、用紙が搬送途
中で詰まったことを検出するステップと、詰まった用紙
を除去するための作業に基づく搬送系の操作の有無を検
出するステップと、搬送系に紙詰まり解消確認用テスト
ぺーパを供給するステップと、テストペーパが搬送途中
で詰まったか否かを判断するステップと、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、用紙の搬送中に発
生する紙詰まりエラーの解消を検出するための紙詰まり
解消検出装置において、用紙が搬送途中で詰まったこと
を検出する紙詰まり発生検出手段と、詰まった用紙を除
去するための作業に基づく搬送系の操作の有無を検出す
る操作有無検出手段と、搬送系に紙詰まり解消確認用テ
ストぺーパを供給するテストペーパ供給手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の紙詰まり解消検出方法の作用
は、以下の通りである。
【0009】用紙は所定の搬送系に沿って搬送されてお
り、用紙が搬送途中で詰まった場合には、これが検出さ
れる。次いで、詰まった用紙を除去するための作業に基
づく搬送系の操作があった場合には、これが検出され
る。その後、搬送系に紙詰まり解消確認用テストぺーパ
が供給され、続いてこのテストペーパが搬送途中で詰ま
ったか否かが判断される。これにより、テストペーパが
搬送途中で詰まらなかったと判断された場合には、紙詰
まりが解除されたと判断でき、テストペーパが搬送途中
で詰まったと判断された場合には、紙詰まりが解除され
ていないと判断することができる。
【0010】請求項2記載の紙詰まり解消検出装置の作
用は、以下の通りである。用紙は所定の搬送系に沿って
搬送されており、用紙が搬送途中で詰まった場合には、
これが紙詰まり発生検出手段によって検出される。次い
で、詰まった用紙を除去するための作業に基づく搬送系
の操作があった場合には、これが操作有無検出手段によ
って検出される。その後、テストペーパ供給手段によっ
て、搬送系に紙詰まり解消確認用テストぺーパが供給さ
れ、このテストペーパが搬送途中で詰まった場合には、
紙詰まり発生検出手段がこれを検出する。また、このテ
ストペーパが搬送途中で詰まらなかった場合には、紙詰
まりが解除されたと判断することができる。
【0011】
【実施例】図1及び図2には本実施例に係るジャムクリ
ア検出装置(紙詰まり解消検出装置)が用いられたプリ
ンタプロセッサ10の概略が示されている。
【0012】図1に示されるように、プリンタプロセッ
サ10のプリンタ部を構成する写真焼付部12は、印画
紙Pが収納されたペーパマガジン14を装填できるよう
な構造となっている。
【0013】このぺーパマガジン14内には、図示しな
いモータによって駆動される駆動ローラ15と、この駆
動ローラ15との間で印画紙Pを挟持する押さえローラ
16とが配設されている。駆動ローラ15によってペー
パマガジン14から押し出される印画紙Pの搬送路上に
は、カッタ22が配設され、さらに搬送方向下流側には
支持台46が配置されている。この支持台46とカッタ
22との間には、無端ベルト44が巻き掛けられる巻掛
ローラ52が配置されている。また、この巻掛ローラ5
2の上側には、巻掛ローラ52との間で無端ベルト44
を挟持するニップローラ54が配置されている。
【0014】この支持台46の印画紙搬送方向下流側に
は、無端ベルト44が巻き掛けられる案内ローラ56が
位置している。この案内ローラ56に隣接した位置に
は、下面側が巻掛ローラ52上面側と略同一の高さとな
るような押さえローラ58が配置されており、この押さ
えローラ58が無端ベルト44の外周を押圧している。
さらに、無端ベルト44は、案内ローラ56の下側でテ
ンションローラ62へ巻き掛けられ、図示しないモータ
の駆動力によって無端ベルト44を図1の時計回り方向
に回転させている。
【0015】また、支持体46の下方にはファン47が
配設されており、支持体46の上面及び無端ベルト44
には、多数の小孔が形成されていて、ファン47を作動
させることにより、無端ベルト44及び支持台46の小
孔を通じて、印画紙Pが無端ベルト44に吸着されて支
持台46上で位置決めされるようになっている。
【0016】支持台46上を移動する無端ベルト44の
上部には、イーゼル装置64が設けられており、縁有画
像を印画紙P上に焼き付ける場合に、このイーゼル装置
64内の図示しない可動片で印画紙Pの周囲を覆うよう
になっている。
【0017】写真焼付部12の上部は、作業テーブル1
1とされ、その奥側(図2の右側)には、光源装置96
が配置されている。この光源装置96には、光源装置9
6からの光を拡散し、かつ焼付光軸を略90°下方に屈
曲させる拡散ボックス28が配置されている。
【0018】屈曲された光軸は作業テーブル11に対し
て垂直とされ、作業テーブル11の上面に設置されるネ
ガキャリア30上のネガフィルムNを、この光線が透過
することになる。
【0019】また、写真焼付部12内には、ネガフィル
ムNの濃度を測定する濃度測定器40が配置され、測定
されたデータに基づいて、焼付露光時の露光補正値が設
定される。濃度測定器40の下部には、ズームレンズ3
8が配設され、ズームレンズ38とイーゼル装置64の
間の光路に、ブラックシャッタ41が設けられている。
【0020】上記構成において、写真焼付部12ではペ
ーパマガジン14から送りだされた印画紙Pを、カッタ
22で所望長さに切断し、露光光線の光軸線S上の位置
である支持体46へ位置決めしてネガフィルムNに記録
された画像が焼付けられる。
【0021】画像の焼付けが終了した印画紙Pは、複数
対のローラによって構成される搬送路60を介して、現
像、漂白定着及び水洗の各処理を行うプロセッサ部72
へ搬送される。
【0022】このプロセッサ部72の下部には、現像槽
74、漂白定着槽76、及び水洗槽78が設けられ、印
画紙Pは各槽内で略U字型に搬送されて、現像、漂白定
着及び水洗の各処理が行われる。
【0023】水洗処理された印画紙Pは乾燥部80へ搬
送され、チャンバ82から送風される乾燥風を印画紙P
へあてることにより、印画紙Pを乾燥している。
【0024】この乾燥部80は、図3に示されるよう
に、プリンタプロセッサ10の本体側の上部に印画紙P
の搬送方向に沿って設けられた熱送風部100と、中空
で長方形状のハウジング104を備え、かつプリンタプ
ロセッサ10の本体にヒンジ部106を介して開放可能
に取付けられた搬送部102と、を備えている。この搬
送部102はヒンジ部106内の図示しないスプリング
によって図3に示される開放状態になるように付勢され
ている。
【0025】搬送部102をプリンタプロセッサ10内
に収容した状態で搬送部102のハウジング104の自
由端と対向するプリンタプロセッサ10の内壁には、ロ
ックバー112が突設されている。また、ハウジング1
04の自由端側には、図示しないスプリングによってハ
ウジング104側に付勢されたロック爪108が設けら
れており、レバー110で上下方向に慴動可能となって
いる。このロック爪108がロックバー112に掛止さ
れることによって、搬送部102はプリンタプロセッサ
10内に収容された状態でロックされる。
【0026】図1に示されるように、この乾燥部80に
対して印画紙Pの搬送方向下流側には、複数対のローラ
によって構成され、かつハウジング104の自由端側に
立ち上げられた立壁114に形成された排出口116に
向かう搬送路84と、搬送路84の途中から分岐し、か
つ乾燥部80の上部に設けられた濃度測定装置85の排
出口118に向かう搬送路120とが配設されている。
また、搬送路84及び120の分岐点には搬送路切替え
ガイド122が配設されている。
【0027】図3に示されるように、濃度測定装置85
は、熱送風部100に旋回可能に取付けられており、こ
の濃度測定装置85を旋回させると、搬送路切替えガイ
ド122が自動的に切り替わるようになっている。即
ち、濃度測定装置85を図1のように乾燥部80上に設
置すると、印画紙Pは搬送路120に沿って排出口11
8から排出され、濃度測定装置85を図3のように熱送
風部100側に退避させると、印画紙Pは搬送路84に
沿って排出口116から排出される。
【0028】また、上記のプロセッサ部72は、図4に
示されるように、立壁114の下域の現像槽74側に配
設された駆動歯車140を備えている。この駆動歯車1
40は、同軸上に配置された大歯車140Aと小歯車1
40Bとで構成されており、大歯車140Aが現像槽7
4、漂白定着槽76及び水洗槽78に配設された搬送ロ
ーラを駆動する駆動系の伝達歯車142と噛み合ってい
る。
【0029】一方、小歯車140Bは、略台形状の支持
板144に軸支された移動歯車146と噛み合い可能と
なっている。支持板144の端部には、軸148で揺動
可能に支持されている。この軸148上には、小歯車1
40Bと所定の間隔をおいて伝達歯車150が配設され
ている。ここで、所定の間隔とは移動歯車146が伝達
歯車150を構成する大歯車150Aと小歯車140B
との間を通過できない間隔をいう。また、伝達歯車15
0を構成する小歯車150Bは、乾燥部80の搬送部1
02に配設された搬送ローラを駆動する搬送部駆動系の
歯車152に駆動力を伝達するようになっている。
【0030】プロセッサ部72では、駆動力伝達機構を
上記のような構成にすることによって、駆動歯車140
を矢印A方向に回転させた場合には、伝達歯車142を
矢印B方向へ、移動歯車146を矢印C方向へそれぞれ
回転させて、印画紙Pを排出口116又は118へ向け
て搬送し、また、駆動歯車140を反矢印A方向に回転
させて、現像槽74、漂白定着槽76及び水洗槽78に
配設された搬送ローラを逆転させる場合には、移動歯車
146を矢印D方向へ押しやって、搬送部102の搬送
ローラに駆動力が伝達されないようにしている。
【0031】ところで、上記のプリンタプロセッサ10
内でジャムが発生した際に、ジャムが除去されたか否か
を検出するために、本実施例のジャムクリア検出装置が
使用されている。
【0032】図5に示されるように、本実施例のジャム
クリア検出装置は、プリンタプロセッサ10に内蔵され
たコントローラ160を備えている。このコントローラ
160は、図1に示されるように、現像槽74に入る前
の搬送路60上に配設されたセンサA162と、排出口
116近傍に配設されたセンサB164と、排出口11
8近傍に配設されたセンサC166とに接続されてい
る。これらのセンサは、印画紙Pが搬送路のこれらのセ
ンサが配設された地点を通過した場合に、これを検出し
てその検出信号をコントローラ160に送信する。ま
た、コントローラ160はタイマTiを内蔵しており、
赤外線センサA162の検出信号を受信してから、印画
紙PがセンサB164又はセンサC166へ到達するま
での通常の所要時間(T0 )を測定する。この所要時間
は印画紙PがセンサA162からより搬送距離の長い方
のセンサ(本実施例では、センサC166)へ到達する
のに十分な時間に設定される。
【0033】さらに、コントローラ160には、駆動歯
車140を駆動させる図示しないモータ、写真焼付部1
2において露光処理を行うのに必要な機構、図3に示さ
れるプリンタプロセッサ10の内壁に取付けられた本体
開閉センサ168、及び図2に示される光源装置96近
傍に配設されたディスプレー170が接続されている。
また、ディスプレー170は、コントローラ160の制
御によって、「紙詰まりです」というジャム発生メッセ
ージ、「テストペーパを流します」というテストペーパ
搬送メッセージを表示する。
【0034】次に本実施例の作用を説明する。プリンタ
プロセッサ10の電源がオンにされると、写真焼付部1
2では、露光処理が開始される。また、プロセッサ部7
2では、図6のステップ200でiが0にセットされ、
次のステップ202で、駆動歯車140が作動されて、
現像、漂白定着、水洗及び乾燥の各処理が開始される。
【0035】ステップ204では、コントローラ160
がセンサA162から検出信号を受信したか否かが判断
され、センサA162からの検出信号を受信した場合に
は、ステップ206でiが1繰り上げられ、ステップ2
08でタイマTiが起動される。写真焼付部12の露光
処理は連続して行われているため、上記のステップ20
4乃至ステップ208の一連の動作が繰り返される。
【0036】一方、ステップ204で、コントローラ1
60がセンサA162から検出信号を受信していない場
合には、ステップ210でタイマTiで測定される時間
が所定の時間T0 を越えたか否かが判断され、タイマT
iで測定される時間が所定の時間T0 を越えていない場
合には、ステップ204へ移行する。また、ステップ2
10でタイマTiで測定される時間が所定の時間T0
越える場合には、ステップ212で、コントローラ16
0がセンサB164又はセンサC166から検出信号を
受信したか否かが判断され、センサB164又はセンサ
C166からの検出信号が受信された場合には、ステッ
プ204へ移行する。
【0037】ステップ212でセンサB164又はセン
サC166からの検出信号が受信されていない場合に
は、ステップ214でコントローラ160は写真焼付部
12における露光処理及び駆動歯車140を停止させ、
iが1にセットされ、ステップ216でディスプレー1
70にジャムが発生した旨のジャム発生メッセージが表
示がされる。
【0038】ステップ218では、本体開閉センサ16
8の出力が変化したか否かが判断される。オペレータに
よる搬送部102の開閉動作(詰まった用紙を除去する
ための作業に基づく搬送系の操作)があった場合に、本
体開閉センサ168の出力が変化する。この本体開閉セ
ンサ168の出力が変化していない場合には、待機状態
とされる。また、本体開閉センサ168の出力が変化し
た場合には、ステップ220でディスプレー170にテ
ストペーパを搬送させる旨のテストペーパ搬送メッセー
ジが表示される。
【0039】ステップ222では駆動歯車140が作動
され、ステップ224でテストペーパがカッタ22(図
1)によって切断される。このテストペーパは印画紙の
無駄を少なくするために、搬送可能な最少長さとするこ
とが好ましい。カッタ22によって切断されたテストペ
ーパは露光されることなく図1の搬送路60に供給され
る。
【0040】ステップ226では、コントローラ160
がセンサAから検出信号を受信したか否かが判断され、
センサAからの検出信号を受信していない場合には、待
機状態とされる。コントローラ160がセンサAから検
出信号を受信した場合には、ステップ228でタイマT
1 を起動させる。
【0041】次のステップ230でタイマT1 で測定さ
れる時間が所定の時間T0 を越えたか否かが判断され、
タイマT1 で測定される時間が所定の時間T0 を越えて
いない場合には、待機状態とされる。また、タイマT1
で測定される時間が所定の時間T0 を越える場合には、
ステップ232で、コントローラ160がセンサB16
4又はセンサC166から検出信号を受信したか否かが
判断され、センサB164又はセンサC166からの検
出信号を受信していない場合には、ステップ234で駆
動歯車140が停止され、iが0にセットされる。次い
で、ステップ216へ移行してディスプレー170に再
度ジャム発生メッセージが表示され、ステップ218か
らステップ232までの一連の動作が繰り返される。
【0042】一方、ステップ232でコントローラ16
0がセンサB164又はセンサC166から検出信号を
受信した場合には、ステップ236でディスプレー17
0の表示が消去され、ステップ238でiが0にリセッ
トされて、ステップ240で写真焼付部12における露
光処理が再開され、ステップ204へ移行する。
【0043】以上のように、本実施例では、ジャム発生
後露光処理を再開する前にテストペーパを搬送させてお
り、このテストペーパのジャムが検出されるか否かで、
ジャムが解除されたか否かを検出することができ、これ
により印画紙の無駄を少なくすることができる。
【0044】また、センサA、B、C及び本体開閉セン
サとしては、赤外線センサ等を使用することができる
が、印画紙に形成された画像に影響与えない他のセンサ
を使用してもよい。
【0045】また、上記実施例では、ペーパマガジン1
4に巻き取られている印画紙Pを切断してテストペーパ
を形成しているが、予めテストペーパを収納したラック
等をプリンタプロセッサ内に配置して、このテストペー
パを流すようにしてもよい。さらに、この場合、ジャム
が発生したときでも写真焼付部12における露光処理を
中断することなく焼付けの完了した印画紙Pの搬送路6
0への搬送を停止させ、テストペーパを流してジャムが
検出されなかった場合に、この印画紙Pをプロセッサ部
72に送って各処理を行わせるようにしてもよい。
【0046】また、作業テーブル11にテストペーパ搬
送ボタンを設けて、手動によってテストペーパを搬送で
きるようにしてもよい。このようにすれば作業開始前に
予めテストペーパを搬送させることによって、ジャムが
あるか否か、又はセンサA、B、Cが正常に作動するか
否かを確認することができる。
【0047】また、上記実施例では、本体開閉センサの
変化があった場合に自動的にテストペーパを搬送させる
ようにしているが、テストペーパ搬送表示後にオペレー
タからテストペーパの搬送を開始させる旨の指示があっ
た場合に、テストペーパを搬送させるようにしてもよ
い。このようにすれば、センサB又はCの故障等によっ
て、ジャムが発生していないのに、ジャム表示がされ、
本体を開けた結果ジャムが発生していないことがわかっ
た場合に、センサB又はCを修理し終えた後で、あらた
めてオペレータがテストペーパ搬送開始を指示すること
によってテストペーパを搬送させることができ、指示の
ない間はプリンタプロセッサ10を待機状態とすること
ができる。
【0048】なお、本発明はプリンタプロセッサのみな
らず、普通紙等をプリントする印刷機、複写機等に使用
することができる。この場合、詰まった用紙を除去する
ための作業に基づく搬送系の操作には、給紙トレイの着
脱操作、扉の開閉操作等が含まれる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、テストペーパが搬送途
中で詰まったか否かが検出されたか否かによって、ジャ
ムが解除されたか否かを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置が
適用されたプリンタプロセッサの全体構成を示した概略
図である。
【図2】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置が
適用されたプリンタプロセッサの全体斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置が
適用されたプリンタプロセッサの搬送部が開放された状
態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置が
適用されたプリンタプロセッサのプロセッサ部の駆動力
伝達機構の要部側面図である。
【図5】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置の
ブロック図である。
【図6】本発明の実施例に係るジャムクリア検出装置に
使用されるコントローラのフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 14 ペーパマガジン(テストペーパ供給手段) 15 駆動ローラ(テストペーパ供給手段) 22 カッタ(テストペーパ供給手段) 160 コントローラ(テストペーパ供給手段) 162 センサA(紙詰まり発生検出手段) 164 センサB(紙詰まり発生検出手段) 166 センサC(紙詰まり発生検出手段) 168 本体開閉センサ(操作有無検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送中に発生する紙詰まりエラー
    の解消を検出するための紙詰まり解消検出方法におい
    て、 用紙が搬送途中で詰まったことを検出するステップと、 詰まった用紙を除去するための作業に基づく搬送系の操
    作の有無を検出するステップと、 搬送系に紙詰まり解消確認用テストぺーパを供給するス
    テップと、 テストペーパが搬送途中で詰まったか否かを判断するス
    テップと、 を備えたことを特徴とする紙詰まり解消検出方法。
  2. 【請求項2】 用紙の搬送中に発生する紙詰まりエラー
    の解消を検出するための紙詰まり解消検出装置におい
    て、 用紙が搬送途中で詰まったことを検出する紙詰まり発生
    検出手段と、 詰まった用紙を除去するための作業に基づく搬送系の操
    作の有無を検出する操作有無検出手段と、 搬送系に紙詰まり解消確認用テストぺーパを供給するテ
    ストペーパ供給手段と、 を備えたことを特徴とする紙詰まり解消検出検出装置。
JP24529494A 1994-10-11 1994-10-11 紙詰まり解消検出方法及び装置 Pending JPH08108968A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7809290B2 (en) 2006-09-01 2010-10-05 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus
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