JPH08108606A - 丸型ゴム印判 - Google Patents

丸型ゴム印判

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JPH08108606A
JPH08108606A JP27436794A JP27436794A JPH08108606A JP H08108606 A JPH08108606 A JP H08108606A JP 27436794 A JP27436794 A JP 27436794A JP 27436794 A JP27436794 A JP 27436794A JP H08108606 A JPH08108606 A JP H08108606A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 印判本体1の下端の円形筒部1a内に、多孔
性のゴム印字体2を嵌合し、ゴム印字体2上にインク吸
蔵マット3を配置する。ゴム印字体2の上面12に多数
の凸部13を全面にわたって一体に成形する。ゴム印字
体2の上面12は、凸部13群を介してインク吸蔵マッ
ト3の下面14に接触させておく。円形筒部1a内に受
け面8を有し、この受け面8でゴム印字体2の上面12
の外周縁部を受け止める。受け面8に突起16を設け
る。ゴム印字体2の上面12において、隣接する凸部1
3・13間に凹み15を有し、前記突起16が該凹み1
5に嵌係合している。 【効果】 捺印時に凸部13群が先行して圧縮変形する
ことで、印面10の高さのバラつきを吸収できる。受け
面8の突起16がゴム印字体2の凹み15に係合するこ
とで、ゴム印字体2の回り止めが図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印判本体の下端筒部内
に連続捺印を可能とする多孔性のゴム印字体を備えた浸
透ゴム印判、更に詳しくはネーム印と称されている丸型
のゴム印判に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ゴム印判では、添付図面で
説明すると、印判本体1の下端の円形筒部1a内に、多
孔性のゴム印字体2を止め金具9を介して固定し、円形
筒部1a内にインク吸蔵マット3をこれの下面14がゴ
ム印字体2の上面12に全面接触するよう配してある。
これによればインク吸蔵マット3にインクを予め上方よ
り供給して吸蔵させておき、このインクを使用に伴って
ゴム印字体2に移行させている。
【0003】しかるに、ゴム印字体2は多孔性であるか
ら圧縮変形しやすく、図6に示すように下端の印面10
の突出寸法S、つまり止め金具9と印面10との間の寸
法Sは、厳密に設定する必要がある。この突出寸法Sが
大き過ぎると捺印時に印面10が過剰に圧縮変形して印
影が型崩れしインクがベタつく。突出寸法Sが小さ過ぎ
ると捺印不能になったり、印影にかすれが出るからであ
る。しかし、上記の突出寸法Sを厳しく管理するために
は、印判本体1、ゴム印字体2および止め金具9などの
製作精度を高め、組み付け精度も確保する必要があり、
これが生産性や歩留まりなどが悪くし、結果的に製品の
単価を高くしている。かといって、印面の高さ調節機構
を印判本体1内に別に設けるのも、部材点数が増えて製
作コストが高くつく。
【0004】そこで本出願人は、特願平5−29425
7号を以て、図示するごとくゴム印字体2の上面12に
多数の凸部13を全面にわたって一体に突出形成し、ゴ
ム印字体2の上面12を凸部13群を介してインク吸蔵
マット3の下面14に接触させる構造のゴム印判を提案
した。これによれば、圧縮変形性に富むゴム印字体2の
下端印面10を紙面に押すと、前記凸部13群が先行し
て圧縮変形するので、印面10の前記突出寸法Sを従来
よりも大きめに設定しておけば、該突出寸法Sのバラつ
きをよく吸収して寸法精度誤差に対応できるものが得ら
れた。
【0005】ところが、更に別の問題に気付いた。ゴム
印字体2を円形とした丸型印判においては、もともと印
判本体1の円形筒部1a内に圧嵌して確りと固定する訳
には行かず、インクを含むと当然に膨潤する性向を持
つ。そのため使用時に、ゴム印字体2でのインク含有量
が減ってくると、円形筒部1a内でゴム印字体2が不用
意に回り、印判本体1の外表面に設けた前面表示17と
合致しない状態で捺印される不良品の発生をみた。
【0006】このようなゴム印字体2の回り止めを図る
ために、実公平2−43745号公報では、印判本体1
側の円形筒部1a内に先端が尖った複数の突起を下向き
に突設し、これら各突起がゴム印字体2の上面12にこ
れ自体の弾性を利用して食い込むようになっている。こ
れによれば、ゴム印字体2の相対的な回り止めを図るこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多孔性のゴム
印字体2は、弾性に富むので前記突起を食い込ませた部
分に凹み変形を生じ、この凹み変形がゴム印字体2の上
面12に波及する。場合によってはゴム印字体2の下端
印面10にまで凹み変形が及び、印面が面一状の高精度
に仕上がらない要因ともなる。加えて、ゴム印字体2が
前述の凹み変形を受けるということは、内部の連続気孔
が圧縮変形を受けることを意味し、該当部分でのインク
の流れが悪くなる。そのため、ゴム印字体2の下端印面
10において、インクの滲み出し量にバラつきを生じ、
印影の一部にベタつきや掠れが出て、捺印ムラを招くお
それがある。
【0008】そこで本発明の目的は、インク吸蔵マット
および多孔性のゴム印字体を備えていて連続捺印が可能
な丸型ゴム印判において、印判本体からのゴム印字体の
印面の突出寸法にバラつきがあっても、このバラつきを
簡便な手段で吸収して、常に鮮明な連続捺印を可能とす
るにある。本発明の他の目的は、印判本体側の下端の円
形筒部内に嵌装した円形のゴム印字体に回り止め手段を
講じた丸型印判を得るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の丸型ゴム印判
は、図5に示すごとく印判本体1側の下端の円形筒部1
a内に、円形に形成された多孔性のゴム印字体2を嵌装
してあり、円形筒部1a内にインク吸蔵マット3がゴム
印字体2上に位置するよう配設されている。ゴム印字体
2の上面12には、多数の凸部13が全面にわたって一
体に突出形成されており、ゴム印字体2の上面12が凸
部13群を介してインク吸蔵マット3の下面14に接触
している。具体的には、図4に示すごとくゴム印字体2
に多数の凸部13を碁盤の目状に形成する。
【0010】かかる丸型ゴム印判において、本発明では
図1および図3に示すごとく印判本体1側の円形筒部1
aの内周面に、ゴム印字体2の上面12の外周縁部を受
ける下向きの受け面8が形成されているが、この受け面
8の適所に突起16を突設し、ゴム印字体2の上面12
における外周縁部の前記凸部13間の凹み15に、前記
突起16が係合するようにしたことを特徴とする。また
は、回り止め手段として、図8に示すごとく前記受け面
8には、突起16に代わるギザギザ面16aを形成し、
このギザギザ面16aがゴム印字体2の上面12におけ
る外周縁部に係合するようにしたものである。
【0011】
【作用】多孔性のゴム印字体2は、もともと圧縮変形性
に富んでいる。従って、図6に示すごとくその印面10
を紙面に押圧すると、その反力で各凸部13から先に積
極的に圧縮変形する。従って、印面10の突出寸法Sを
従来よりも大きめに設定しても、その寸法誤差は凸部1
3群の圧縮変形で吸収される。各凸部13は常にインク
吸蔵マット3と接しているので、ゴム印字体2内のイン
クが不足すると、凸部13が圧縮変形されているときに
限られず、常に各凸部13群を介してインク吸蔵マット
3からゴム印字体2内にインクが流入する。
【0012】印判本体1側の円形筒部1a内において、
ゴム印字体2の上面12は、外周縁部が前記凸部13を
介して円形筒部1aの受け面8に受け止められている。
このとき受け面8の適所に設けた突起16が、印判本体
1の上面12において隣接する凸部13・13間の凹み
15に入り込み係合し、これで円形筒部1a内でゴム印
字体2が周方向に回るのを防止する。組み込み当初に突
起16が凸部13に乗り上がることがあっても、僅かで
もゴム印字体2が回れば、該突起16は凸部13・13
間の凹み15に落ち込み係合するので、ゴム印字体2の
それ以上の回転を阻止する。なお、この突起16が複数
箇所に設けてあれば、組み込み当初に少なくともそのう
ちのひとつの突起16が凹み15に係合する可能性が高
くなる。
【0013】前記受け面8にギザギザ面16aを全面的
に又は部分的に形成してあるときは、このギザギザ面1
6aが前記凸部13群によって生じた印判本体1の凹凸
状の上面12に摩擦係合し、これによっても、ゴム印字
体2の本体内部にまで押圧変形を及ぼすことなくゴム印
字体2の回り止めを図る。
【0014】
【発明の効果】本発明では、ゴム印字体2の上面12に
一体に設けた多数の凸部13群が捺印時に先行して圧縮
変形するので、印面10の突出寸法Sを従来より大きめ
に設定しても、凸部13の圧縮変形で前記寸法Sの誤差
を吸収することになり、常に鮮明な連続捺印が可能にな
る。すなわち、品質の低下を招くこと無しに、ゴム印字
体2や止め金具9などの加工精度ないし組付け精度の許
容範囲が広くできるので、生産性が向上し、浸透ゴム印
判を安価に提供できる。
【0015】更に本発明において前記受け面8に形成し
た前記突起16又はギザギザ面16aは、ゴム印字体2
の上面の凸部13を利用して、ゴム印字体2の上面に接
当係合するので、これによって印判本体1の下端の円形
筒部1a内で円形のゴム印字体2が不用意に回るのを防
止できるとともに、この回り止めの存在がゴム印字体2
の本体内部に圧縮変形を加えるなどの悪影響をも無くせ
る利点を有する。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)図1ないし図6は本発明に係る丸型ゴム
印判の第1実施例を示しており、丸型の印判本体1側の
下端の円形筒部1a内には、円形に成形した多孔性のゴ
ム印字体2を固定してあり、円形筒部1a内にインク吸
蔵マット3をゴム印字体2の上方に位置させて配設して
ある。
【0017】図2において印判本体1の外周上方には握
り部を兼ねた縦長円筒形のキャップ4が着脱自在に装着
されており、印判本体1の下端側に円形のスタンド5が
下方への抜け止めを図って上下スライド自在に装着して
ある。キャップ4を取り外すと、印判本体1の上端開口
6を介してインク吸蔵マット3に上方からインクが補給
できる。スタンド5は、これの上端と印判本体1との間
に装着した圧縮スプリング7で下方に突出付勢されてい
る。
【0018】図2において、ゴム印字体2は連続気孔を
有する多孔性のゴム材で成形されている。円形筒部1a
は、図3に示すごとく実質的に同一肉厚を以て段付き状
に形成されており、従って内周面に下向きの段付き受け
面8を有し、この受け面8より下方が径大に、上方が径
小になっている。円形筒部1aに対してこれの開口下面
側からインク吸蔵マット3が先入れされ、次いでゴム印
字体2が嵌合される。そして、図5に示すごとくゴム印
字体2はこれの上面12の外周縁部が受け面8で受け止
められた状態下で止め金具9を介して印判本体1に固定
される。止め金具9の下端縁が印判本体1の下端縁11
になっており、該下端縁11の下方にゴム印字体2の下
端の印面10が僅かに突出している。
【0019】インク吸蔵マット3は酢酸ビニルなどで多
孔質の円柱状に形成されている。インク吸蔵マット3は
その気孔率および気孔径がゴム印字体2のそれよりも大
きく、ゴム印字体2よりも硬質であって、インク吸蔵マ
ット3に含ませたインクはゴム印字体2に使用に伴って
移行して行く。円形筒部1aの内周面には、図3および
図5に示すごとく前記受け面8より更に上方に別の段付
き受け面8aが形成されていて、インク吸蔵マット3の
上面の外周縁部が該受け面8aに受け止められ、この状
態でインク吸蔵マット3の下面14がゴム印字体2の上
面12に接触する。
【0020】不使用時には、図1に示すようにスタンド
5の下部が圧縮スプリング7の弾発力で印判本体1の下
方に突出しており、ゴム印字体2の印面10が紙面など
に触れるのを防止している。使用に際してスタンド5の
下端開口を紙面に当てがい、印判本体1を上方から押す
と、図6に示すごとく圧縮スプリング7のばね力に抗し
てスタンド5が上昇し、印面10が紙面に接触する。
【0021】かかる丸型ゴム印判において、図1および
図4に示すようにゴム印字体2の上面12に多数の小さ
な凸部13を全面にわたって一定間隔置きに、具体的に
は碁盤の目状に一体に突出形成し、ゴム印字体2の上面
12がこれの凸部13群を介してインク吸蔵マット3の
平坦な下面14に接触するようにした。図4において、
その各凸部13は一辺の長さが1.0mm、高さが0.7mmの
正四角形に形成し、各凸部13の配設ピッチ、すなわち
隣接する各凸部13・13間の凹み15の幅は約1.0mm
とした。各凸部13の高さは0.7〜1.0mmの範囲内で印
面10の大きさに対応させて変更することができる。そ
して、印判本体1の下端縁11と印面10との間の寸法
Sは、0.3〜0.5mmに設定した。この印面10の突出寸
法Sは従来のそれよりも大きめである。
【0022】図6において、印判本体1の下端縁11が
紙面に接当するまで印面10を紙面に押し付けると、ま
ず各凸部13群が先行して圧縮変形し、これで印面10
に加わる圧縮変形力を吸収する。すなわち、多孔性のゴ
ム印字体2は、もともと圧縮変形性に富んでいるが、断
面積の小さい各凸部13は更に圧縮変形しやすい。従っ
て、印面10の突出寸法Sを従来より大きく設定して
も、凸部13群が先行して圧縮変形するので、印面10
に過度の圧縮変形力が及ばない。その結果、印影の型崩
れやインクのべたつきがない鮮明な捺印が行える。換言
すれば、上記寸法Sを従来より大きめの寸法に設定して
おけるから、印判本体1、ゴム印字体2、止め金具9な
どの加工精度、それに組み付け精度に大きな影響を受け
ることなく浸透ゴム印判を製作できた。
【0023】各凸部13が圧縮変形することで、該当部
分に含浸のインクは前記凹み15に絞り出される。それ
に各凸部13は不使用時も含めて常にインク吸蔵マット
3に接しているので、ゴム印字体2内のインクが減少す
れば、これらの凸部13を介してインク吸蔵マット3か
らゴム印字体2にインクが浸透して行き、連続捺印を可
能にする。前記凹み15はインク溜まりとしても機能す
るので、印判内に含浸されるインクの総量が増え、鮮明
な捺印回数も多くなる。
【0024】上記構造の丸型印判において、印判本体1
の円形筒部1a内には、図3に示すごとく前記受け面8
の周方向の複数箇所、具体的には4点等点位置に細幅リ
ブ状の突起16を周方向厚みが0.9mmで下向きに一体突
設する。図の各突起16は受け面8から円形筒部1aの
内面にわたって下り傾斜するよう形成されている。
【0025】碁盤の目状の形成された縦横の凹み15
は、平面視で直線の溝状を呈しており、ゴム印字体2の
上面12の上面において外周縁で開口状態になってい
る。そして、各突起16の周方向幅および突出量は凸部
13、換言すれば凹み15の開口幅および深さにそれぞ
れ略一致する大きさに形成されている。従って、円形筒
部1aにゴム印字体2を嵌合し、前述の要領でゴム印字
体2を装着固定したとき、各突起16がゴム印字体2の
上面12の外周縁部において、隣接する凸部13・13
間の前記凹み15に嵌係合する。この凹凸嵌合により、
ゴム印字体2の本体部に圧縮変形などを及ぼさずにゴム
印字対2の回り止めを図れ、図2に示すごとく前記キャ
ップ4の外表面に入れた前面表示17を見て捺印すれ
ば、常に正しい方向の印影を得ることができる。
【0026】なお、図において、20は印判本体1が下
方から嵌合することを許し、キャップ4が上方から着脱
自在に装着されることを許す中筒体である。印判本体1
の上端開口6にはインクカートリッシ21が上方から出
し入れ可能に装着され、このインクカートリッジ21を
介してインクがインク吸蔵マット3に供給される。中筒
体20の下端には下方から蓋22が着脱自在に外嵌装着
でき、この蓋22で不使用時にゴム印字体2の下端の印
面10に覆うことができる。
【0027】(第2実施例)図7は本発明の第2実施例
を示しており、前記受け面8から下向きに回り止め用の
突起16を一体に垂設した。この場合の突起16は断面
が丸形ないし角形のいずれでもよく、ゴム印字体2の上
面12を下方に大きく圧縮変形させるものでなければ、
前記凹み15に嵌合しさえすればよい。
【0028】(第3実施例)図8は本発明の第3実施例
を示しており、これでは前記受け面8にギザギザ面16
aを形成した。これによっても、凸部13の存在で凹凸
状を呈しているゴム印字体2の上面12にこれを軽く押
圧変形させた状態でギザギザ面16aがよく摩擦係合
し、ゴム印字体2の回り止めを図れる。
【0029】(別実施態様例)受け面8に形成すべき突
起16やギザギザ面16aは、受け面8上の少なくとも
一箇所に形成されていればよい。受け面8は円形筒部1
aの内面に周回鍔として連続状に形成されている必要は
なく、分断状に形成されていてもよい。凸部13は角形
に限らず、例えば半球形にしてもよい。凸部13の大き
さや配置間隔なども印面10の大きさや素材などに対応
させて適宜変更できる。突起16やギザギザ面16aは
ゴム印字体2の凸部13を含む上面12を部分的に圧縮
変形させる形態をも含む。また、本発明における印判本
体1とは、例えば図示した中筒体20およびキヤップ4
などを含めてこれが一体に形成された形態をも包含する
概念である。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の拡大縦断正面図である。
【図2】全体の外観斜視図と分解斜視図である。
【図3】印判本体の一部切り欠き斜視図である。
【図4】ゴム印字体を上面側から見た斜視図である。
【図5】要部の縦断正面図である。
【図6】使用時における要部の縦断正面図である。
【図7】第2実施例を示す要部の縦断正面図である。
【図8】第3実施例を示す要部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 印判本体 2 ゴム印字体 3 インク吸蔵マット 10 印面 11 印判本体の下端縁 12 ゴム印字体の上面 13 凸部 14 インク吸蔵マットの下面 15 凹み 16 突起 17 前面表示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印判本体1側の下端の円形筒部1a内
    に、円形に形成された多孔性のゴム印字体2を嵌装して
    あり、 円形筒部1a内にインク吸蔵マット3がゴム印字体2上
    に位置するよう配設されており、 ゴム印字体2の上面12に、多数の凸部13が全面にわ
    たって一体に突出形成されており、 ゴム印字体2の上面12が凸部13群を介してインク吸
    蔵マット3の下面14に接触している丸型ゴム印判にお
    いて、 印判本体1側の円形筒部1aの内周面に、ゴム印字体2
    の上面12の外周縁部を受ける下向きの受け面8が形成
    されており、 該受け面8の適所に、ゴム印字体2の上面12における
    外周縁部の前記凸部13間の凹み15に係合する突起1
    6を設けてある丸型ゴム印判。
  2. 【請求項2】 印判本体1側の下端の円形筒部1a内
    に、円形に形成された多孔性のゴム印字体2を嵌装して
    あり、 円形筒部1a内にインク吸蔵マット3がゴム印字体2上
    に位置するよう配設されており、 ゴム印字体2の上面12に、多数の凸部13が全面にわ
    たって一体に突出形成されており、 ゴム印字体2の上面12が凸部13群を介してインク吸
    蔵マット3の下面14に接触している丸型ゴム印判にお
    いて、 印判本体1側の円形筒部1aの内周面に、ゴム印字体2
    の上面12の外周縁部を受ける下向きの受け面8が形成
    されており、 該受け面8に、ゴム印字体2の上面12における外周縁
    部に係合するギザギザ面16aが設けてあることを特徴
    とする丸型ゴム印判。
  3. 【請求項3】 ゴム印字体2の上面12に、多数の凸部
    13が碁盤の目状に突出形成されている請求項1又は2
    記載の丸型ゴム印判。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005105465A1 (ja) 2004-04-28 2005-11-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印判
JP2005349673A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Pencil Co Ltd 印鑑

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