JP3061803B1 - インキスタンド付き回転式ゴム印 - Google Patents

インキスタンド付き回転式ゴム印

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JP3061803B1
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Abstract

【要約】 【課題】回転式ゴム印を、印影全体が均一で濃淡差が無
く、繰返し押印の回数が増加し、書類等を不要なインキ
で汚さず、滑り易いものへの押印や部分押印を正確に行
え、かつ特別注文にも少ない種類で対応可能とする。 【解決手段】回転式ゴム印Aで、ゴムバンド印4の印面
部5をインキ含浸性の大きいものにし、両側枠板1の各
下部寄りに、板状で印面用横板3両側の折返し片9を係
合可能な凹部10を有する押印補助部8を、又はそれに
加えて下端縁11の前下端縁15と後下端縁16以外を
スタンドBのパッド7の前後幅cより少し大きい前後幅
eの切欠き部17をもつ各押印補助部8を、下端縁が印
面用横板下側にきた印面部5下端面12より僅かに上位
置になる如く取付ける。又、スタンドの両内側に各押印
補助部が係合可能な空所、又はパッドの両側端が凹所1
3の両側内面の近くまである横幅dに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式ゴム印即ち
文字や数字等の印面部を外周面にもつ無端状のゴムバン
ド印を、複数本各々独立して回転移動可能に並設し、下
部の印面用横板の下側にきた文字等にインキを付けて押
印するようにした回転式ゴム印と、それに係・脱可能な
インキスタンドとからなるインキスタンド付き回転式ゴ
ム印に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式ゴム印(回転式ラバースタンプと
もいう)は、一般に上記の如く、外周面に文字等を形成
した印面部をもつ無端状のゴムバンド印を、独立して回
動移動可能に複数本を並設し、バンド回動用円板の回動
により所望の文字等を下部の印面用横板の下側へ移動さ
せ、そこにインキを付けて押印するようにしてある(例
えば実用新案出願広告27−6406号や実開昭51−
147512号公報等参照)。
【0003】その回転式ゴム印で従来のものは、1回の
押印毎に前もって印面部をスタンプ台に押し付け、イン
キを印面部に付着させてから押印していた。しかし同じ
印影を連続して繰り返し押印する必要のある場合に、イ
ンキを1回付着させて連続押印すると、印影は徐々に薄
くなってしまい、せいぜい5〜6回目程度のものしか判
読できなかった。鮮明な印影を繰り返し押印するには、
1回の押印毎に印面部にインキを付着させる必要があ
り、事務能率が非常に低下した。
【0004】そこで回転式ゴム印についても、回転式デ
ータ印(社名・部課名あるいは担当者名等と日付けとを
同時に押印可能としたゴム印)と同様に、印面部をイン
キ含浸(浸透)式のものにすることが考えられ、印面部
のゴム材を例えばNBR(ニトリルブタジェンゴム)そ
の他のインキ含浸性(浸透性)の大きいものにし、印面
部にインキを含浸させておくものがあった。
【0005】しかし、インキ含浸性を大きくすると、必
然的に印面部のゴム材の硬度が小さく、軟質のものとな
らざるを得ず、印面部の「腰」が弱くなってしまう。そ
のため、押印時に加わる力の強弱や手のクセがそのまま
印面部に伝わり、印影が不均一となったり、濃淡の差が
生じ易くなったりした。また押印時に強く力が加わる
と、含浸されていたインキが必要以上に押し出され、書
類にインキが付き過ぎたり、滲んで印影が汚くなった
り、余分に付いたインキが他のものに触れて、印影以外
の箇所にもインキが付いたりした。
【0006】さらに、印面部が軟質で「腰」が弱いこと
で、含浸されていたインキが1回の押印で必要以上に余
分に押し出され、繰り返し押印できる回数が大幅に減っ
てしまったり、押印時に印面部が圧縮されると、印面部
の内で文字部分以外の座部分も書類に接触し易くなり、
その部分のインキが書類に付いて印影を汚してしまった
りした。
【0007】それに対応する機能を有すると思われるも
のとして、回転式ゴム印の下部寄りに、下端縁が印面用
横板の下側における印面部の下端面より僅かに上位置に
なるように、押印補助部の機能もあると思われるカバー
板や保護ケースを設けたものがある(例えば実開昭51
−4414号公報、実開昭63−166454号公報参
照)。
【0008】しかしこれらは、印面部がインキ含浸性が
大きく「腰」が弱くなっていると、印面部をスタンプ台
に押しつけた際に、印面部がパッドへ当接すると同時
に、カバー板や保護ケースの下端縁がパッドに接触し
て、該下端縁にもインキが付着する。そのため、押印時
に印面部が書類等に当接して押印されると同時に、カバ
ー板や保護ケースの下端縁も書類等に当接し、不要なイ
ンキが書類等に付着してしまった。
【0009】そこでそれを解決するために、本願と同一
の発明者・出願人が考案したものがある。これは、イン
キスタンドを兼ねたキャップ付きの回転式ゴム印であ
り、両側枠板の下部寄りに、四角筒状で印面部が下方の
開口部から露出可能とした押印補助部としてのスカート
部(以下では押印補助部という)を、開口部の下端縁が
印面用横板の下側における印面部の下端面よりも僅かに
上位置になるように設けると共に、キャップの凹所内奥
部に設けたパッドを、ゴムバンド印の印面部の下端面よ
りも大きいが、上記押印補助部の開口部の下端縁よりも
小さい形状とし、該キャップを係合時にパッドの周辺部
に上記押印補助部の下端縁が浮いた状態になる空所を形
成したものである(特許第2994629号公報参
照)。
【0010】これにより、印面部がインキ含浸性の大き
い軟らかいゴム材でありながら、押印時の力の強弱や手
のクセに関係なく印影が均一・鮮明で濃淡差が生じず、
押印時の力が強くてもインキが余分に押し出されず、印
影が汚れたり滲んだりせず、また連続押印可能な回数も
増えて事務効率が向上し、印面部の文字等以外の座部分
が書類等に当接せず、かつカバー板・保護ケースの下端
縁も書類等に当接しないで、不要なインキの付着を防止
できるようになった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の本願
と同一発明者・出願人によるキャップ付き回転式ゴム印
においても、まだ問題点が残っていることが判明した。
それは、上記の横断面四角筒状の押印補助部では、それ
を回転式ゴム印の両側枠体の下部寄りを囲む如く係合さ
せて取り付けるので、各回転式ゴム印毎の大きさに対応
した種類が必要になることである。
【0012】即ち、通常使用される一般的な回転式ゴム
印は、印面部の文字部分の大きさやゴムバンド印の本数
が決まっているから、横断面四角筒状の押印補助部もそ
れに対応した種類を用意すればよく、一般的なゴム印用
としてはあまり多くを製造・在庫管理する必要はない。
しかし、通常は使用されないが特別注文されるものも含
めると、回転式ゴム印の種類は、印面部の文字部分の天
地幅(前後幅)だけをみても、7級から100級までの
24種類と、2倍の大きさのもの6種類との合計で30
種類もある。
【0013】上記30種類の内、文字部分の天地幅があ
まり変わらない級の間では、印字用横板は前後幅の同じ
ものが兼用できる。例えば文字部分の天地幅が14級用
の印字用横板は、それより小さい文字の7,8,9,1
0,11,12,13級のものにも兼用できるし、文字
の大きさが20級用の印字用横板は、それより小さい文
字の15,16,18級等と兼用できる。それでも、特
別注文品になるもの全てを含めると、回転式ゴム印は印
字用横板の前後幅の違いにより16種類程度が存在す
る。
【0014】上記に加えて、回転式ゴム印の横幅に影響
する印字面の文字部分の字幅をみると、同一級の文字部
分でも、全角、7分角3種類、5分角2種類の合計6種
類のものがある。さらにゴムバンド印の本数も、例えば
商品の品番・型番その他の特別な符号のために増加した
り、無用のゴムバンド印を削除したりするから、横幅の
異なる回転式ゴム印は多数の種類が存在することにな
る。
【0015】押印用補助部は、上記の回転式ゴム印の種
類に対応する必要があるから、印字用横板の前後幅の違
いにより上記16種類程度は用意することは止むを得な
いとしても、横断面四角筒形の押印補助部では横幅が異
なるものを多数種類用意しておく必要がある。押印補助
部の横幅が異なると、特別注文品を含む多種類の回転式
ゴム印に係合させて取り付けることができない。これ
は、製造コストや在庫管理上から問題である。
【0016】他方、インキスタンドの種類についても、
印面部がパッドにうまく当接でき、その際に押印補助部
の下端縁にインキが付着しないようにする必要がある。
そこでインキスタンドも、上記の印字用横板の文字部分
の天地幅に対応して、前後幅の異なるものを16種類程
度を用意することは止むを得ないとしても、特別注文品
を含む多数種類の回転式ゴム印や、そこに取り付けた押
印補助部に対応するには、横幅の異なる多種類のインキ
スタンドを用意しておく必要がある。これも製造コスト
や在庫管理上から問題である。
【0017】さらに、回転式ゴム印を押印時に、書類等
へ当接するのは印字面の文字部分だけの狭い面積である
ため、例えばプラスチックフィルム、プラスチック板、
金属板やアート紙の如く表面が滑り易い場合には、押印
時に印面部が滑ってしまい、正確・鮮明に押印できなか
った。しかも、部分捺印即ち回転式ゴム印で例えば1字
だけを押印するような場合には、他の部分が無字の空欄
であるために押印時に不安定であり、ぐらついたり滑っ
たりしてやはり正確・鮮明な押印ができなかった。
【0018】本発明は、従来の回転式ゴム印がもつ上記
問題点の解決を課題として創作したものである。即ち本
発明の目的の第1は、連続押印可能に印面部がインキ含
浸性の大きい軟らかいものでも、印影が均一・鮮明で濃
淡差が生じず、印影が汚れたり滲んだりせず、また印面
部の文字部分以外の座部分や押印補助部の下端縁で書類
等に不要なインキが付着したりせず、かつプラスチック
フィルムその他の滑り易いものにも、また1字だけの部
分捺印も正確・鮮明に押印可能とした、回転式ゴム印を
提供することである。
【0019】目的の第2は、特別注文品としての回転式
ゴム印の場合に、印面部の文字部分の大きさやゴムバン
ド印の本数が異なっても、必要最少限の種類の押印補助
部を用意することにより、上記第1の目的を達成可能な
回転式ゴム印を提供することである。
【0020】そして目的の第3は、同じく特別注文品で
印面部の文字部分の大きさやゴムバンド印の本数が異な
っても、必要最少限の種類のインキスタンドを用意する
ことにより、上記第1の目的を達成可能な回転式ゴム印
を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】I 本発明に係るインキ
スタンド付き回転式ゴム印の第1は、両側枠板1上部寄
りのゴムバンド印回動用横軸部2と下端部の印面用横板
3との間に、外周面に印面部5をもつ数本の無端状ゴム
バンド印4を掛け渡し、バンド回動用円板6にて回動可
能とした回転式ゴム印Aと、該回転式ゴム印Aの下部寄
りを係・脱可能に上部開口で、内底部にインキ供給用パ
ッド7をもつインキスタンドBとからなり、上記回転式
ゴム印Aは、ゴムバンド印4の各印面部5をインキ含浸
性の大きい材質で形成すると共に、両側枠板1の各下部
寄り側面に、板状で、印面用横板3両側の折返し片9を
係合可能な凹部10を有する押印補助部8を、その下端
縁11が印面用横板3下側にきた印面部5の下端面12
より僅かに上位置になる如く各々取り付け、他方上記イ
ンキスタンドBは、凹所13の両側内面とパッド7の両
側端との間に、上記各押印補助部8の下部が係合可能な
幅の空所14を各々形成してなるものである。
【0022】II 本発明に係るインキスタンド付き回
転式ゴム印の第2は、両側枠板1上部寄りのゴムバンド
印回動用横軸部2と下端部の印面用横板3との間に、外
周面に印面部5をもつ数本の無端状ゴムバンド印4を掛
け渡し、バンド回動用円板6にて回動可能とした回転式
ゴム印Aと、該回転式ゴム印Aの下部寄りを係・脱可能
に上部開口で、内底部にインキ供給用パッド7をもつイ
ンキスタンドBとからなり、上記回転式ゴム印Aは、ゴ
ムバンド印4の各印面部5をインキ含浸性の大きい材質
で形成すると共に、両側枠板1の各下部寄り側面に、板
状で、印面用横板3両側の折返し片9を係合可能な凹部
10を有し、かつその下端縁11の前下端縁15と後下
端縁16以外をインキスタンドBのパッド7の前後幅c
より少し大きい前後幅eで切欠き部17とした各押印補
助部8を、その下端縁11が印面用横板3下側にきた印
面部5の下端面12より僅かに上位置になる如く各々取
り付け、他方上記インキスタンドBは、パッド7をその
両側端が凹所13の両側内面の近くまである横幅dに形
成してなるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】上記構成のインキスタンド付き回
転式ゴム印において、まず回転式ゴム印Aの方は、従来
の一般的なものと同様の構造であるが、ゴムバンド印4
の内で少なくとも各印面部5は、インキ含浸性の大きい
材質で形成しておく。インキ含浸性を大きくする部分
は、印面部5の全体をそのようにしてもよいが、印面部
5の内で座部分18から突出した文字部分19(数字や
符号等の部分も含む)だけでもよい。
【0024】印面部5をインキ含浸性の大きいものにす
る具体的手段は、例えばNBR(ニトリルブタジェンゴ
ム)その他の熱可塑性樹脂の粉末を金型の文字部にのみ
充填し、同材質またはポリ塩化ビニル製のシートを載せ
て加圧・加熱して形成する粉末スラブ法によればよい。
【0025】しかし上記に限らず、例えばNBR、その
他のエラストマー中に抽出塩を混練し、プレス成型後に
水または酸で塩分を抽出除去する塩抽出法や、PVC
(ポリ塩化ビニル)その他の熱可塑性樹脂の粉末を型に
入れて圧縮焼結する焼結法、またはプラスチゾルとイン
キを混合し型内で加熱加圧して形成する練込法、あるい
は文字等を型で成型せずにレーザー彫刻する等の手段に
よってもよい。
【0026】上記押印補助部8は、両側枠板1下部寄り
に各々取付け可能に2枚で一組のものである。該各押印
補助部8は板状のもので、両側枠板1と当接する側面
に、印面用横板3の折返し片9を係合可能な凹部10を
形成してある。
【0027】また該押圧補助部8は、上記本発明の第1
のものでは、各押印補助部8の下端縁11を平面状とし
てあるが(例えば図1,図2,図5参照)、上記本発明
の第2のものの押印補助部8では、板状の各押印補助部
8の下端縁13に、前下端縁15と後下端縁16を残し
て切欠き部17を形成してある点で異なる(例えば図
3,図4,図6,図7参照)。該切欠き部17の前後幅
eは、インキスタンドBのパッド7の前後幅cより少し
大きめであり、またその高さhは、印面部5をパッド7
へ押圧時に、切欠き部17の内上縁21がパッド7と接
触しない程度である。
【0028】いずれの押印補助部8の取付け位置も、両
側枠板1の下部寄り側面に、その下端縁11(本発明の
第2のものでは、前下端縁15と後下端縁16)が印面
用横板3下側にきた印面部5の下端面12(詳しくは印
面部5の内の文字部分19の下端面12)より、僅かな
寸法sだけ上位置になるようにしておく(例えば図8参
照)。換言すれば、印面用横板3下側へきた印面部5の
下端面12が、該各押印補助部8の下端縁11から僅か
な寸法sだけ下方へ突出するように、該各押圧補助部8
を取り付けておく。
【0029】上記で僅かな寸法sとは、印面部5に用い
た含浸性(浸透性)ゴム材の硬度にもよるが、一般的な
含浸性ゴム材を用いる場合には、例えば約0.2ないし
0.5mmとしておくことが望ましい。
【0030】また該各押印補助部8は、両側枠板1の下
部寄り側面の形状に対応して、側方から見て下部寄りほ
ど細くなる逆台形状に形状にすることが望ましいが、直
角四角形状や台形状としてもよい。さらに該各押印補助
部8は、取付け状態の安定性と美観上から、その前側と
後側に内側への折曲げ縁部22を形成して、両側枠板1
の下部寄り前・後側縁を抱持する形状にしておくことが
望ましいが(例えば図1ないし図4,図6参照)、該折
曲げ縁部22のないものでもよい(例えば図5・図7参
照)。
【0031】なお上記折曲げ縁部22は、例えば正面ま
たは背面から見た際の両側の各内縁を、両側の各印面部
5の文字部分19の位置付近までの長さにしておけば
(例えば図14参照)、押印時に両側の各印面部5の文
字部分19の位置をそれで確認でき、位置決めの目安に
なる。
【0032】上記押印補助部8は、その材質を例えばA
BS、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、
AS樹脂その他の硬質合成樹脂製にすることが望ましい
が、金属製としてもよい。合成樹脂製とする場合は、樹
脂材料に対応して、従来公知の例えば圧縮成形法、射出
成形法、押出成形法、中空成形法、真空成形法、発砲成
形法、移送成形法その他いずれによって製造してもよ
い。また金属製とする場合は、プレス加工で製造すれば
よい。
【0033】そして上記押印補助部8を、回転式ゴム印
Aの種類に対応するのに、横断面四角筒形の押印補助部
と異なり多くを用意する必要はない。なぜなら、上記本
発明の第1および第2のもので、押印補助部8はいずれ
も2枚一組の板状であり、これを用いるには、両側枠板
1の下部寄り側面に各々独立して取り付ければよく、両
側の押印補助部8が繋がっていないからである。これ
で、該押印補助部8によれば、回転式ゴム印Aの横幅が
いくら異なっても、その横幅に関係なく両側枠板1の下
部寄り側面に取り付けることができる。
【0034】そのためこの押印補助部8では、上記の如
く印面用横板3の前後幅の違いによる16種類程度を用
意することは止むを得ないから、それだけの種類を用意
しておけば、文字部分の横幅やゴムベルト印の本数の違
い等があっても、特別注文品を含めてあらゆる回転式ゴ
ム印Aに対応できるようになる。先の横断面四角筒形の
押印補助部が、前後幅の違いだけで16種類を用意し、
それに加えて横幅の異なるものを多数用意する必要があ
ったのと異なり、製造・在庫管理が楽でコスト低減にも
役立つことになる。
【0035】他方、上記インキスタンドBは、上部が開
口した状態で載置すればスタンドになるもので(例えば
図1・図3・図11・図13参照)、その形状は、押印
補助部8付き回転式ゴム印Aの下部寄りを係合可能な凹
所13を有する有底の四角箱形とすればよい。内底部に
は、フェルトに布を被覆したものまたはスポンジ状のイ
ンキ供給用のパッド7を貼付してある。
【0036】該インキスタンドBは、例えばABS、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、AS樹脂
その他の硬質合成樹脂製にすることが望ましいが、金属
製とすることも可能である。合成樹脂製とする場合は、
樹脂材料に対応して従来公知の例えば圧縮成形法、射出
成形法、押出成形法、中空成形法、真空成形法、発砲成
形法、移送成形法その他いずれによって製造してもよ
い。また金属製とする場合は、プレス加工で製造すれば
よい。
【0037】上記インキスタンドBの凹所13の大きさ
は、押圧補助部8を設けた回転式ゴム印Aを係合可能な
ものであることは勿論であるが、凹所13内のパッド7
の大きさとも関係する。即ち、まず凹所13の前後幅
は、本発明の第1および第2のものともに、パッド7の
前後幅cを、回転式ゴム印Aの印面用横板6下側にきた
印面部5の文字部分19の天地幅aより大きめのものと
して、それを内底部に貼付可能な大きさにしておく。
【0038】例えば、印面用横板6の前後幅の種類によ
り、回転式ゴム印Aが上記の如く16種類程度あるとす
れば、その種類ごとに前後幅cが異なるパッド5を貼付
可能な前後幅の凹所13をもつインキスタンドBを用意
しておくのがよい。これにより、上記パッド7の前後幅
cを、例えば14級の大きさの文字部分19をもつ印面
部5用とした場合は、上記の如く印字用横板3が共通す
る7級,8級,9級,10級,11級,12級及び13
級の文字部分19をもつ印面部5の回転式ゴム印Aに兼
用可能なインキスタンドBとなる。
【0039】また上記パッド7の横幅dは、本発明の第
1のもの用としては、凹所13の横幅より短いものにし
ておく(例えば図6・図7参照)。これは、上記押印補
助部8の下端縁11が平面状であるため、該下端縁11
がパッド7へ当接しないように、パッド7両側端と凹所
13の両内側面との間に、板状の各押印補助部8の下端
縁11が係合可能な幅の空所14を形成してある。これ
で、印面部5の文字部分19にインキが付いても、両側
の押印補助部8の下端縁11にはインキが付着しない。
【0040】また、上記本発明の第2のもの用のインキ
スタンドBでは、パッド7の横幅dを、両側端が凹所1
3の両内側面まである長さにして、貼付しておけばよい
(例えば図3・図13参照)。これは、各押印補助部8
の下端縁11に、パッド7の前後幅cより少し大きめの
前後幅eで切欠き部17を形成してあるため、該切欠き
部17が常にパッド7を跨いで、その内上縁21がパッ
ド7上面に当接することがないからである。
【0041】これにより、本発明の第2のもの用のイン
キスタンドBでは、回転式ゴム印Aが印面部5の文字部
分19が大きさの異なる級で、多少横幅が異なるもので
あっても、常に両側の押圧補助部8の下端縁11の内上
縁21にインキは付着しないことになる。また印面部5
の文字部分19が同じ級なら、全角か7分角か5分角か
で横幅が多少異なる回転式ゴム印Aでも、各押印補助部
8の下端縁11の内上縁21にインキが付着することが
ない。
【0042】例えば、このインキスタンドBを、14級
で全角の文字部分19をもつ印面部5用の印面用横板6
付き回転式ゴム印Aに対応したものとすれば、文字部分
19がそれより小さい7,8,9,10,11,12,
13級のいずれの印面部5をもつ回転式ゴム印Aにも兼
用できる。また文字部分19が同じ14級なら、全角に
限らずそれより横幅の小さい7分角,5分角のいずれの
印面部5をもつ回転式ゴム印Aにも兼用できる。いずれ
の場合も両側の押印補助部8も切欠き部17がパッド7
を跨いでおり、下端縁11の内上縁21にインキが付着
しない。
【0043】さらに、このインキスタンドBは、回転式
ゴム印Aのゴムバンド印4が1本程度増・減して横幅が
異なっても、両側の押印補助部8の下端部11の切欠き
部17により常にパッド7を跨ぎ、下端縁11や内上縁
21にインキが付着しない場合がある。これらの面か
ら、特別注文品に対応する場合でもインキスタンドBの
種類を減らすことができ、コストや在庫管理で有利とな
る。
【0044】なお、上記インキスタンドBの凹所13の
深さは、回転式ゴム印Aの下部寄りを係合時に、印面用
横板3下側にきた各印面部5がパッド7上面へ十分に届
く程度にしておく。また該インキスタンドBの外形は、
上記の四角箱形に限らず、下部の前・後部に倒れ防止用
の張出部25を形成しておくのがよい(例えば図7・図
9参照)。
【0045】次に、本発明に係る回転式ゴム印Aにより
押印する場合には、ゴムバンド印4の印面部5のゴム材
を、従来一般の回転式ゴム印と異なりインキ含浸性の大
きいもので形成してある。そのため、この回転式ゴム印
Aは印面部5にインキが十分に含浸しているから、同じ
印影を連続して繰り返し押印できるようになる。
【0046】またこの回転式ゴム印Aは、両側枠板1の
下部寄り側面に押印補助部8を設けて、その下端縁11
が印面用横板3下側にきた印面部5の下端面12より僅
かな寸法sだけ上位置になるようにしてある。
【0047】そのため押印時に、印面部5の下端面12
が書類等23に当接した際に、該印面部5の内で押印補
助部8の下端縁11から下方へ僅かに突出していた部分
が、押印に伴う圧力で圧縮される。しかしそれ以上に圧
力が加わっても、両側の押印補助部9の下端縁11が書
類等23に当接して支承しているから(例えば図10参
照)、印面部5・文字部分19にそれ以上の押圧力が作
用しない。
【0048】仮に、押印時に印面部5に加わる力に強弱
があったり、押印時に印面部5が傾くようなクセがあっ
ても、印面部5の下端面12が書類等23に当接して印
影が押印された後は、この回転式ゴム印Aは両側の押印
補助部8で支承されているから、印面部5には全体的に
均等でかつ一定の力しか加わらない。
【0049】その結果、印影全体が均一で濃淡の差がな
くなり、美しい印影が得られることになる。また一回の
押印でインキは一定量以上余分に押し出されず、書類等
23にインキの滲みや付き過ぎが無いし、連続して繰り
返し押印できる回数も増えることになる。印面部5で文
字部分19以外の座部分18が書類等23に当接するこ
とも無いから(上記図10参照)、その部分のインクで
書類等23が汚れることも無くなる。
【0050】さらに、本発明に係る回転式ゴム印Aで押
印した際には、上記本発明の第1のものでは両側枠板1
の下部寄り側部に設けた両側の押印補助部8が、平面状
の下端縁11によって印面部5両側で書類等23に当接
している。また第2のものでは、両側の押印補助部8の
各下端縁11が、各前下端縁15と後下端縁16の合計
4箇所で、即ち回転式ゴム印Aの印面部5の四隅で書類
等に当接している。
【0051】これにより、いずれの回転式ゴム印Aも、
押印時に印面部5が不用意に前後方向や左右方向へ滑っ
たりズレたりすることが防止されており、安定性があ
る。そのため、例えばアート紙、プラスチックフィル
ム、プラスチック板、金属板やガラス板の如く押印時に
滑り易い表面のものにも、従来と異なり正確で鮮明な押
印を繰り返し行うことができる。
【0052】またいずれの回転式ゴム印Aも、上記の如
く押印時に印面部5の両側方や四隅が押印補助部8で支
承され、安定性があることにより、部分捺印即ち他をブ
ランクにして例えば1字だけを押印する場合にも、印面
用横板3の下側にきた複数の印面部5の内の1つの印面
部5の文字部分19だけで書類等23に当接しても、ぐ
らつかずかつ押印力が常に一定であるから、従来のもの
と異なり部分捺印を正確で鮮明に繰り返し押印すること
ができる。
【0053】なお、上記如く本発明の第1のものでは、
インキスタンドBの凹所13の両内側面と該パッド7両
側端との間の空所14によって、また第2のものでは、
押印補助部8の下端縁11の切欠き部17によって、各
押印補助部8の下端縁11はパッド7に接触しないか
ら、押印時に該押印補助部8の下端縁11が書類等23
に当接しても、無用なインキが書類等に付着するような
ことも無い。
【0054】
【実施例】図1ないし図13は、本発明に係るインキス
タンド付き回転式ゴム印の実施例を示すが、大別して2
種類を示しており、その内で図1・図2・図12等は、
本発明の第1のものの実施例を示している。
【0055】まず回転式ゴム印Aは、その基本的構造は
従来公知のものと同様に、正面から見て逆U字状の基枠
体の両側枠板1間に、その上部寄りにゴムバンド印4を
回動用の横軸部2を設けると共に、下端部に印面用横板
3を設けて、外周面に文字部分19をもつ印面部5を形
成した数本(ここでは5本)の無端状ゴムバンド印4
を、各々独立して回動可能に掛け渡してある。
【0056】少し詳しく述べると、上記回動用横軸部2
は、回転式ゴム印Aの基枠体の両側枠板1間に横設した
軸部(図示略)と、該軸部に可回動に軸支した数個(こ
こでは5個)のバンド受環(図示略)と、該各受環に一
体形成されたバンド回動用円板6とからなり、各ゴムバ
ンド印4は各受環と上記印面用横板3との間に掛け渡し
て、各回動用円板6の回動で各々回動移動可能としてあ
る。
【0057】この回転式ゴム印Aの下部寄りに設けた印
面用横板3は、その前後幅を、印面部5の文字部分19
がここでは14級で全角のものが使用可能な大きさのも
のにしてあるが、実際にここに掛け渡してある各ゴムバ
ンド印4は、13級で5分角の文字部分19を有する印
面部5のものとしてある。また該印面部5は、インキ含
浸性の大きいものに形成してあり、ここではNBRを主
とする熱可塑性樹脂の粉末を、金型の文字等に対応する
部分にのみ充填し、ポリ塩化ビニル製のシートを載せて
加圧・加熱して形成する粉末スラブ法により、印面部5
を形成したものを用いている。
【0058】そして、図1・2・図12等は、本発明の
第1のものの実施例を示し、回転式ゴム印Aの両側枠板
1の下部寄り外側に、押印補助部8を設けてある。該押
印補助板部8は、両側枠板1の下部寄り外側に各々取り
付ける2枚で1組の板状のもので、ここでは下端縁11
を平面状にしてあり(例えば図1・図5参照)、上記の
如く両側枠板1の下部寄り外側に各々を取り付ける。材
質はここではABS樹脂製で、最厚部分が約3.0mm
程度になるように形成してある。
【0059】該板状の各押印補助部8は、各前後幅を両
側枠板1の下部寄りと同様に、前後幅を下部寄りほど狭
くなる形状で、かつ両側枠板1の外側面と接する側面
に、印面用横板3の折返し片9を係合可能な縦溝状の凹
部10を形成して、両側枠板1下部寄り外側面へ密着状
に取付け可能としてある。
【0060】板状の該押印補助部8の取付け位置は、下
端縁11が印面用横板3下側にきた印面部5の下端面1
2より僅かな寸法sだけ上位置になるようにする(例え
ば図8参照)。ここで僅かな寸法sとは、印面部5に使
用した含浸性ゴム材の硬度にもよるが、一般的な含浸性
ゴム材を用いたものとして、押印補助部8の下端縁11
が印面部5の下端面12よりも約0.3mmだけ上方に
なるように、換言すれば印面部5の下端面12が押印補
助部8の下端縁11よりも、約0.3mmだけ下方へ突
出するように取り付けてある。
【0061】該各押印補助部8を両側枠板1の下部寄り
外側に取り付けるには、ここでは上記の取付け位置にな
るように、板状の各押印補助部8にネジ用孔20を形成
すると共に、両側枠板1に雌ネジ孔(図示略)を形成し
て、各々にビス24を螺装して取り付けてある。しか
し、これに限らず凹凸部のはめ込み式としてもよい。
【0062】他方、上記本発明の第1のものの回転式ゴ
ム印A用のインキスタンドBは、上記押印補助部8を設
けた回転式ゴム印Aの下部寄りを係・脱可能に、上部開
口の凹所13をもつ有底の四角の箱形状としてある(例
えば図1・図12参照)。
【0063】ここでは上記凹所13の前後幅を、上記の
如く文字部分19が14級の大きさの印面部5に対応可
能な押印用横板3付き回転式ゴム印Aを係合可能として
あって、約22.0mm程度に形成してある。該インキ
スタンドBの材質もここではABS樹脂としてある。
【0064】該インキスタンドBの凹所13の内底部
に、インキ供給用のパッド7を接着剤で貼付してあり、
ここでは該パッド7はフェルトを布で被覆したものを用
いており、該パッド7の前後幅cを、上記14級の大き
さの文字部分19にも充分に当接可能な大きさにしてあ
り、約9.0mmとしてある。
【0065】また上記パッド7の横幅dは、凹所13の
両内側に上記板状の押印補助部8が各々係合可能な空所
14が形成される長さにしてある。換言すれば、インキ
スタンドBの凹所13の横幅を、パッド7両側に板状の
各押印補助部8が各々係合可能な空所14が形成される
長さにしてある(例えば図1・図12参照)。ここで
は、インキスタンドBの凹所13の横幅が約45.0m
mで、パッド7の横幅dを約36.0mmとしてある。
【0066】次に、図3・図4・図13等は、本発明の
第2のものの実施例を示すが、回転式ゴム印Aは、上記
第1のものと同様に、正面から見て逆U字状の基枠体両
側枠板1間に、その上部寄りにゴムバンド印4を回動用
の横軸部2を設けると共に下端部に印面用横板3を設け
て、外周面に文字部分19をもつ印面部5を形成した数
本(ここでは5本)の無端状ゴムバンド印4を、各々独
立して回動可能に掛け渡してある。
【0067】上記印面用横板3も、ここでは印面部5の
文字部分19が14級で全角のものが使用可能な大きさ
の前後幅を有するものとしてあるが、実際にここに掛け
渡してある各ゴムバンド印4は、12級で7分角の文字
部分19を有する印面部5のものとしてある。また該印
面部5もインキ含浸性の大きいもので、上記と同様にN
BRを主とする熱可塑性樹脂の粉末を、金型の文字等に
対応する部分にのみ充填し、ポリ塩化ビニル製のシート
を載せて加圧・加熱して形成する粉末スラブ法により、
印面部5を形成してある。
【0068】そして上記基枠体の両側枠板1の各下部寄
り外側に、押印補助部8を設けてある。該押印補助部8
も、両側枠板1の下部寄り外側に各々取り付ける2枚で
1組の板状のものであるが、ここではその下端縁11に
前下端縁15と後下端縁16を残して切欠き部17を形
成してある(図3・図4・図6・図7・図9参照)。該
切欠き部17の前後幅eは、後記インキスタンドBのパ
ッド7の前後幅cよりも僅かに大きいもので、ここでは
パッド7の前後幅cを約9.0mmで、切欠き部17の
前後幅eを約10.0mmとしてある。
【0069】また該切欠き部17の高さhは、印面部5
をパッド7へ押圧時に切欠き部17がパッド7を跨ぐこ
とで、その内上縁21がパッド7と接触しない程度とし
てあり、ここでは約2.0mmにしてある。
【0070】該押印補助部8の材質はここでもABS樹
脂製で、最厚部分が3mm程度になるように形成してあ
る。該板状の各押印補助部8は、各前後幅を両側枠板1
の下部寄りと同様に下部寄りほど狭くなる形状とし、か
つ両側枠板1外側面に接する内側面に、印面用横板3の
折返し片9を係合可能な縦溝状の凹部10を形成し、両
側枠板1へ密着状に取付け可能としてある。
【0071】また該各押印補助部8の取付け位置も、上
記と同様に下端縁11(前下端縁15と後下端縁16)
が、印面用横板3下側にきた印面部5の下端面12より
僅かな寸法sだけ上位置になるようにする(上記図8参
照)。ここでの僅かな寸法sも、印面部5に使用した含
浸性ゴム材の硬度にもよるが、一般的な含浸性ゴム材を
用いたものとして、押印補助部8の下端縁11が印面部
5の下端面12よりも約0.3mmだけ上方になるよう
に取り付けてある。
【0072】該各押印補助部8を両側枠板1の下部寄り
外側に取り付けるには、上記の取付け位置になるよう
に、ここでも板状の各押印補助部8にネジ用孔20を形
成すると共に、両側枠板1に雌ネジ孔を形成して、各々
にビス24を螺装して取り付けてある。
【0073】他方、上記本発明の第2のものの回転式ゴ
ム印A用のインキスタンドBも、上記押印補助部8を設
けた回転式ゴム印Aの下部寄りを係・脱可能に、上部開
口の凹所13をもつ有底で四角の箱形状としてある(図
3・図9参照)。
【0074】ここでは凹所13の前後幅は、上記の如く
文字部分19が14級の大きさの印面部5に対応可能な
前後幅をもつ印面用横板3付きの回転式ゴム印Aが係合
可能に、ここでは約22.0mmに形成してある。該イ
ンキスタンドBもここではABS樹脂により形成してあ
る。
【0075】該インキスタンドBの凹所13の内底部に
接着剤で貼付したインキ供給用のパッド7は、ここでは
フェルトを布で被覆したパッドを用いており、該パッド
7の前後幅cを、ここでは上記印面部5へ充分に当接可
能な大きさにしてあり、約9.0mmとしてある。
【0076】また上記パッド7の横幅dは、その両側端
が凹所13の両内側面の近くまでの長さを有するものに
してある(例えば図3・図13参照)。これは、ここで
の押印補助部8が、下端縁11にパッド7の前後幅cよ
り少し大きめの前後幅eで切欠き部17を形成してあ
り、該切欠き部17がパッド7を跨いで接触しないから
である。ここでは、凹所13の横幅が約45.0mm
で、パッド7の横幅dを約44.0mm程度としてあ
る。切欠き部17の前後幅eが上記の如く約10.0m
mで、該パッド7の前後幅cが約9.0mmであるか
ら、両側の押印補助部8はパッド7の長さに関係なく切
欠き部17で跨ぐことになる(図3・図9・図13参
照)。
【0077】これで、このインキスタンドBは、回転式
ゴム印Aの印面部5の文字部分19が14級以下の級で
あったり、また印面部5の文字部分19が同じ14級で
も7分角または5分角であったりで、両側の押印補助部
8間の間隔が小さい場合であっても、両押印補助部8の
下端縁11がパッド7に当接することはない。さらにゴ
ムバンド印4が1本程度の増・減で、両側の押印補助部
8間の間隔が変わっても、切欠き部17がパッド7を跨
いで使用可能な場合があり、このインキスタンドBの使
用可能な範囲は広いものになっている。
【0078】なお、上記いずれのインキスタンドBで
も、その下部の前後に安定性をよくするため、前・後部
に側方への張出し部24を設けてある。
【0079】そして、上記実施例の回転式ゴム印Aとイ
ンキスタンドBについての使用状態や作用は、先に発明
の実施の形態の欄において述べた通りであるが、1回の
インキ付けで連続して繰り返し押印可能な回数をテスト
したところ、次のようになった。
【0080】従来の印面部が普通のゴム材の回転式ゴム
印では、市販のスタンプ台を用いて1回のインキ付けを
し、一般的な上質紙へ連続して押印したところ、印影は
徐々に薄くなり、判別可能な印影はせいぜい5〜6回目
までのものであった。
【0081】印面部にインキ含浸性ゴム材を使った回転
式ゴム印で押印補助部を持たぬものにより、含浸性ゴム
印用のインキ供給パッドで1回のインキ付けをした後に
同様のテストをしたところ、印面部の「腰」が弱いため
印影に濃淡の差やインキの出過ぎが生じ、連続して繰り
返し押印可能な回数はせいぜい50〜60回までであっ
た。
【0082】これに対して、上記本発明に係る回転式ゴ
ム印Aで、両側に押印補助部8付きのものにより同様の
テストをしたところ、印影全体が均一で濃淡の差がない
美しい印影を、連続して1000回目まで繰り返し押印
できることが確認でき、この回転式ゴム印Aの優秀さを
再確認できた。
【0083】また速乾性の特殊インキを用いて、プラス
チックフィルムやプラスチック板、金属板、ガラス板、
アート紙等の滑り易い表面のものに押印した場合に、こ
こでも上記と同様に回転式ゴム印Aの印面部5両側が板
状の押印補助部8により支承されるので、安定性があっ
てぐらつかず、押印力も常に一定であるから、それらに
対しても正確で鮮明な押印を繰り返し行うことができ
た。
【0084】さらに、本発明に係る回転式ゴム印Aで部
分捺印した場合、即ち複数本のゴムバンド印4の内のい
ずれか1本のゴムバンド印4の印面部5の文字部分19
だけで押印した場合でも、上記と同様に、回転式ゴム印
Aの印面部5の両側は板状の押印補助部8により支承さ
れるので、安定性があってぐらつかず、押印力も常に一
定であるから、一字ずつの部分捺印を正確かつ鮮明に繰
り返し行うことができた。
【0085】
【発明の効果】以上からも明らかな如く、本発明に係る
インキスタンド付き回転式ゴム印は、従来の一般的な回
転式ゴム印と異なり、次のような有用な効果を発揮でき
る。
【0086】 本発明のインキスタンド付き回転式ゴ
ム印では、連続押印可能に印面部がインキ含浸性の大き
い軟らかいものでも、印影が均一・鮮明で濃淡差の無い
ものを押印でき、印影が汚れたり滲んだりすることが無
くなり、連続押印回数を大幅に増やすことができ、また
印面部の座部分や押印補助部の下端縁にインキが付着し
て書類等を汚すことも防止できる。
【0087】即ち、回転式ゴム印の印面部を、単にイン
キ含浸性を大きくしただけのものでは、印面部に「腰」
がなく、押印した印影に不均一や濃淡差が生じたり、イ
ンキが余分に押し出されて紙面にインキが付き過ぎたり
滲んだりし、また連続押印できる回数が多くならなかっ
た。また印面部の文字部分以外の座部分がパッドに当接
してインキが付着し、押印時にそのインキで書類等が汚
れることもあった。
【0088】これに対して、本発明に係るインキスタン
ド付き回転式ゴム印では、上記の如く両側枠体に板状の
押印補助部を設けてある。そのため、押印時に各押印補
助部の下端縁が書類等に当接した状態で、印面部はそれ
以上に圧縮されないから、印面部全体に均等で一定の力
しか加わらず、印影は均一で濃淡の差がなく、美しい印
影を得ることができる。
【0089】また押印時にインキが余分に押し出される
のが防止できるから、書類にインキの付き過ぎや滲みが
生じなくなるし、押印回数を大幅に増やすことができ
る。さらに、印面部の座部分がパッドに当接しなくなっ
てインキが付着しないから、書類等に無用のインキが付
着することも無くなる。
【0090】 本発明のインキスタンド付き回転式ゴ
ム印では、押印する相手が書類以外の滑り易いもの、例
えばプラスチックフィルム、プラスチック板、金属板、
アート紙その他の表面が滑り易いものでも、正確・鮮明
に押印することができる。
【0091】即ち、従来の回転式ゴム印では、押印時に
書類等に当接するのは印面部の文字部分だけの狭い箇所
であるため、押印される相手が上記の如くプラスチック
フィルムその他の表面が滑り易い場合に、押印時に滑っ
たり、ぐらついたりし易く、正確・鮮明な押印をするこ
とができなかった。
【0092】これに対して、本発明の回転式ゴム印は、
両側枠体の下部寄り両側に板状の押印補助部を各々設け
たものであり、押印時には印面部の文字部分がプラスチ
ックフィルム等に当接すると同時に、印面部両側で板状
の押印補助部の下端縁も当接する。つまり、本発明の第
1の回転式ゴム印では、印面部の両側を板状の各押印補
助部が平面状の下端縁にて支承し、また第2のもので
は、印面部の両側を板状の押印補助部が前下端縁と後下
端縁とで四隅を支承することになる。
【0093】そのため、本発明の回転式ゴム印は、上記
の如くプラスチックフィルムその他の表面が滑り易いも
のに押印する際にも、印面部が滑ったり、ぐらついたり
することが防止され、正確・鮮明に繰り返し押印をする
ことができるようになった。
【0094】 本発明のインキスタンド付き回転式ゴ
ム印では、部分捺印即ち回転式ゴム印で例えば1字だけ
を押印するような場合にも、正確・鮮明な押印ができる
ようになる。
【0095】即ち、従来の回転式ゴム印では、例えば1
字だけを押印するような場合に、他の部分が無字の空欄
であると、押印時に印面用横板の下側に印面部の1つの
文字部分だけがきて、それだけで書類等に当接するた
め、押印時に前後・左右に不安定にならざるを得ず、と
ても正確・鮮明な押印をすることはできなかった。
【0096】これに対して、本発明の回転式ゴム印で
は、両側枠体の下部寄り両側に板状の押印補助部を設け
たものであり、押印時には印面部の文字部分が書類等に
当接すると同時に、該印面部両側で板状の各押印補助部
の下端縁も書類等に当接する。上記の如く、本発明の第
1の回転式ゴム印では、印面部の両側を板状の各押印補
助部が平面状の下端縁にて支承し、また第2のもので
は、印面部の両側を板状の各押印補助部が前下端縁と後
下端縁とで四隅を支承することになる。
【0097】そのため、本発明の回転式ゴム印は、1字
だけを押印するような部分捺印の場合にも、押印時に前
後・左右に安定性があって、ぐらついたり、滑ったりし
なくなり、正確・鮮明に繰り返し押印をすることができ
る。
【0098】 本発明の回転式ゴム印では、特別注文
品に対応する場合を含めて、押印補助部の種類を少なく
することができる。
【0099】即ち、回転式ゴム印の中には通常一般に使
用される寸法のものの他に、文字部分の大きさが異なる
ものや、特別の文字・符号等のためにゴムバンド印を増
やしたり、不要なゴムバンド印を削除したりで、横幅の
異なる特別注文品がある。それにも対応するには、横断
面四角筒形の押印補助部では多種類を製造し、在庫管理
をしておく必要がある。
【0100】これに対して本発明の回転式ゴム印では、
上記第1および第2のものも、押印補助部を2枚一組の
板状で構成し、両側枠板の下部寄り側面に各々独立して
取り付けて用いるようにしてあり、両側の押印補助部は
繋がっていない。そのため、該押印補助部によれば、回
転式ゴム印の横幅がいくら異なっても、横幅に関係なく
両側枠板の下部寄り側面に取り付けて用いることができ
る。特別注文品に対応するものを含めて、印面部・印面
用横板の前後幅の違いにより例えば16種類程度だけを
用意しておけば、特別注文品を含むあらゆる回転式ゴム
印に対応でき、上記押印補助部の効果を発揮させること
ができるようになる。
【0101】 本発明のインキスタンド付き回転式ゴ
ム印では、押印補助部の下端縁にインキが付着せず、そ
れにより書類に無用なインキが付着して汚れることを無
くすことができる。
【0102】即ち、押印補助部に類する構造をもつ従来
のものでは、印面部をインキスタンドのパッドへ当接さ
せた際に、押印補助部の下端縁もパッドに当接して、押
印時にそのインキが書類等に付着して汚してしまうこと
が多かった。
【0103】これに対して、本発明の第1のものでは、
板状の押印補助部の下端縁は平面状であるが、凹所の両
内側面とパッド両側端との間に、各押印補助部の下端縁
が浮いた状態となる空所を形成してある。また上記第2
のものでは、各押印補助部の下端縁に前・後端部を残し
てパッドの前後幅より少し大きめの切り欠き部を形成し
て、パッドを跨げるようにしてある。
【0104】そのため、本発明の回転式ゴム印では、印
面部がパッドへ当接した際に、押印補助部の下端縁がパ
ッドに当接することがなく、インキが付着することを防
止できるから、押印時に押印補助部の下端縁でインキを
書類等に付着させるようなことが無くなる。
【0105】 またインキスタンドの内で、特に本発
明の第2の回転式ゴム印用のものでは、印面部の文字部
分の大きさの級が異なったり、同一級でも全角・7部角
・半角等で横幅に多少の差があるものでも、インキスタ
ンドを必要最少限の種類を用意することで対応できるよ
うになる。
【0106】即ち、インキスタンドは、回転式ゴム印の
印面部がパッドに当接した際に、押印補助部の下端縁に
インキが付着しないことが必要である。インキスタンド
に汎用性を持たせようとして、凹所内のパッドの横幅を
長くすると、例えば横断面四角筒状の押印補助部をもつ
回転式ゴム印では、両側板の下端縁でパッドに接触して
しまう。そのため、インキスタンドは、凹所やパッドの
大きさが異なるものを多種類製造し在庫管理しておく必
要があった。
【0107】これに対して本発明の第2のものでは、板
状の各押印補助部の下端縁に、前端部と後端部を残して
パッドの前後幅より少し大きめの切欠き部を形成してあ
る。これで、インキスタンドの凹所内に貼付したパッド
の横幅が、凹所内いっぱいの長いものであっても、該押
印補助部の下端縁は切欠き部で常にパッドを跨ぐこがで
き、接触しなくなる。
【0108】そのため、このインキスタンドは、回転式
ゴム印の印面部の文字部分の級が異なり横幅が多少異な
っても、また印面部の文字部分が同一級なら全角に限ら
ず7部角や5分角で横幅に多少の差があっても、両側の
押印補助部の下端縁にインキが付着することはない。さ
らに、ゴムバンド印の本数が1本程度増減して横幅が異
なる回転式ゴム印も、使用可能な場合があって、このイ
ンキスタンドは種類を減らすことができ、製造コストや
在庫管理が有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインキスタンド付き回転式ゴム印
の第1のものの実施例を示す斜視図である。
【図2】図1で示したものの回転式ゴム印の斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るインキスタンド付き回転式ゴム印
の第2のものの実施例を示す斜視図である。
【図4】図3で示したものの回転式ゴム印の斜視図であ
る。
【図5】押印補助部の片側のものの実施例を示す斜視図
である。
【図6】押印補助部の片側のものの他の実施例を示す斜
視図である。
【図7】押印補助部の片側のもののさらに他の実施例を
示す斜視図である。
【図8】図4で示した回転式ゴム印の一部切欠き正面図
である。
【図9】図3で示したものの要部の一部縦断側面図であ
る。
【図10】図4で示した回転式ゴム印にて押印時の状態
を示す一部切欠き正面図である。
【図11】図4で示した回転式ゴム印にて部分押印時の
状態を示す一部切欠き正面図である。
【図12】図1で示したものについて、回転式ゴム印と
インキスタンドとの関係を示す一部切欠き正面図であ
る。
【図13】図3で示したものについて、回転式ゴム印と
インキスタンドとの関係を示す一部切欠き正面図であ
る。
【図14】両側の押印補助部の各折曲げ縁部の内縁を、
文字部分の位置決め用に長めに形成した実施例を示す横
断平面図である。
【符号の説明】
A−回転式ゴム印 B−インキスタンド 1−側枠板 2−横軸部 3−印面用横板 4−ゴムバンド印 5−印面部 6−回動用円板 7−パッド 8−押印補助部 9−折返し片 10−凹部 11−下端縁 12−下端面 13−凹所 14−空所 15−前下端縁 16−後下端縁 17−切欠き部 18−座部分 19−文字部分 20−ネジ用孔 21−内上縁 22−折曲げ縁部 23−書類等 24−ビス 25−張出し部 26−把持部 s−寸法 a−天地幅 b−横幅 c−前後幅 d−横幅 e−前後幅 h−高さ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側枠板1上部寄りのゴムバンド印回動用
    横軸部2と下端部の印面用横板3との間に、外周面に印
    面部5をもつ数本の無端状ゴムバンド印4を掛け渡し、
    バンド回動用円板6にて回動可能とした回転式ゴム印A
    と、該回転式ゴム印Aの下部寄りを係・脱可能に上部開
    口で、内底部にインキ供給用パッド7をもつインキスタ
    ンドBとからなり、 上記回転式ゴム印Aは、ゴムバンド印4の各印面部5を
    インキ含浸性の大きい材質で形成すると共に、 両側枠板1の各下部寄り側面に、板状で、印面用横板3
    両側の折返し片9を係合可能な凹部10を有する押印補
    助部8を、その下端縁11が印面用横板3下側にきた印
    面部5の下端面12より僅かに上位置になる如く各々取
    り付け、 他方上記インキスタンドBは、凹所13の両側内面とパ
    ッド7の両側端との間に、上記各押印補助部8の下部が
    係合可能な幅の空所14を各々形成してなる、インキス
    タンド付き回転式ゴム印。
  2. 【請求項2】両側枠板1上部寄りのゴムバンド印回動用
    横軸部2と下端部の印面用横板3との間に、外周面に印
    面部5をもつ数本の無端状ゴムバンド印4を掛け渡し、
    バンド回動用円板6にて回動可能とした回転式ゴム印A
    と、該回転式ゴム印Aの下部寄りを係・脱可能に上部開
    口で、内底部にインキ供給用パッド7をもつインキスタ
    ンドBとからなり、 上記回転式ゴム印Aは、ゴムバンド印4の各印面部5を
    インキ含浸性の大きい材質で形成すると共に、 両側枠板1の各下部寄り側面に、板状で、印面用横板3
    両側の折返し片9を係合可能な凹部10を有し、かつそ
    の下端縁11の前下端縁15と後下端縁16以外をイン
    キスタンドBのパッド7の前後幅cより少し大きい前後
    幅eで切欠き部17とした各押印補助部8を、その下端
    縁11が印面用横板3下側にきた印面部5の下端面12
    より僅かに上位置になる如く各々取り付け、 他方上記インキスタンドBは、パッド7をその両側端が
    凹所13の両側内面の近くまである横幅dに形成してな
    る、インキスタンド付き回転式ゴム印。
  3. 【請求項3】回転式ゴム印Aの両側枠板1に設けた各押
    印補助部8の折曲げ縁部22を、押印時に両側の各印面
    部5の文字部分19の位置決め用に、正面または背面か
    ら見て両側の各印面部5の文字部分19の位置付近まで
    の長さに形成してなる、請求項2に記載のインキスタン
    ド付き回転式ゴム印。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102425991B (zh) * 2011-09-15 2014-07-23 武汉武大卓越科技有限责任公司 一种自动化堆场激光测量装置及其使用方法

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