JPH08108601A - 周辺装置 - Google Patents

周辺装置

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JPH08108601A
JPH08108601A JP6247708A JP24770894A JPH08108601A JP H08108601 A JPH08108601 A JP H08108601A JP 6247708 A JP6247708 A JP 6247708A JP 24770894 A JP24770894 A JP 24770894A JP H08108601 A JPH08108601 A JP H08108601A
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JP
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signal
host device
power
timer
power source
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JP6247708A
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Takeo Fujii
武夫 藤井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電力を消費しない周辺装置を提供す
る。 【構成】 上位装置1の電源断状態の信号を受け、上位
装置1の電源が断状態であることを示す信号を送出する
上位装置電源断検出回路7と、上位装置電源断検出回路
7の信号を受けて計時を始め、一定周期毎に割込みが発
生するタイマを内蔵し、上位装置1の電源断状態が継続
していれば、タイマ割込みの回数を加算して、所定回数
以上となったら、電源8に電源断信号を送出する制御回
路部6とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動的に電源を断状態と
する周辺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周辺装置であるプリンタにおいて
は、無駄な電力消費を低減する方法として、印刷中に、
印刷濃度を下げたり、印字ドットの間引きを行ったり、
分割印字を行う等の各種の対策が行われている。
【0003】しかし、未印字中の消費電力の低減につい
ては未対策状態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタにおい
ては、未印字中の無駄な消費電力として電源の切り忘れ
がある。これは、上位装置(例えばワ−クステ−ショ
ン、オフィスコンピュ−タ、パ−ソナルコンピュ−タ
等)とプリンタとが、それぞれ電源を内蔵し、別々に設
置されている場合に顕著であり、オペレ−タは上位装置
のディスプレイ画面に向かって作業を行っているので、
作業終了後に上位装置の電源を断(オフ)状態として
も、離れて設置されているプリンタの電源を投入(オ
ン)状態にしたままにする場合があった。
【0005】これにより、全く使用する可能性がないに
もかかわらず、ときには一晩中あるいは数日の間無駄に
プリンタの電源が投入された状態になっており、プリン
タが電力を無駄に消費するという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、電源を内蔵した上位装置と接続される、電源を内蔵
した周辺装置において、上位装置の電源断状態の信号を
受け、上位装置の電源が断状態であることを示す信号を
送出する上位装置電源断検出回路と、上位装置電源断検
出回路の信号を受けて計時を始め、一定周期毎に割込み
が発生するタイマを内蔵し、上位装置の電源断状態が継
続していれば、タイマ割込みの回数を加算して、所定回
数以上となったら、電源に電源断信号を送出する制御回
路部とを設けたものである。
【0007】
【作用】上位装置の電源が断状態である信号を上位装置
電源断検出回路が受け、上位装置の電源が断状態である
ことを示す信号を送出する。すると、制御回路部内のタ
イマがこの信号を受けて、計時を始める。
【0008】タイマが計時を始めると、一定周期毎にタ
イマ割込みが発生する。上位装置の電源の断状態が継続
している間、タイマ割込みの回数は加算され、所定回数
以上となると、制御回路部は電源に電源断信号を送出
し、周辺装置の電源を断状態とする。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
【0010】第1実施例 図1は本発明に係る第1実施例のプリンタの制御系を示
すブロック図、図2は第1実施例の上位装置とプリンタ
の一部を示す回路図、図3は第1実施例の制御回路部を
示すブロック図である。
【0011】図1において、上位装置1と、その周辺装
置であるプリンタ2とは信号線3で接続されており、こ
の信号線3は、図2に示すように、複数の信号線3a、
3b等から成り立っており、この信号線3a、3bから
は、それぞれ、セントロニクス準拠の並列インタ−フェ
−ス信号であるストロ−ブ信号(以下STB信号とす
る)、インプットプライム信号(以下I−PRIME信
号とする)が上位装置1からプリンタ2へ送られてい
る。
【0012】信号線3はプリンタ2に内蔵されている制
御回路部6に接続され、信号線3の一部は上位装置電源
断検出回路7にも接続されている。また、上位装置電源
断検出回路7は信号線4で制御回路部6と接続されてい
る。
【0013】プリンタ2には、また、スイッチング方式
の電源8が内蔵されており、電源8は信号線5で制御回
路部6と駆動回路部9に接続されている。そして、電源
8からDC出力が制御回路部6と駆動回路部9に出力さ
れる。
【0014】制御回路部6は駆動回路部9と信号線10
で接続されており、制御回路部6が信号線3から受信し
たデ−タを、信号線10で接続された駆動回路部9へ送
信して、印字ヘッド11、改行モ−タ12、キャリッジ
スペ−シングモ−タ13を制御し、媒体への印刷を行
う。
【0015】制御回路部6は操作部14とも信号線15
で接続されており、操作部14はプリンタの状態を表示
するLEDランプや、オフラインで改行動作や改頁動作
を指示するスイッチ、更には、電源8を電源投入状態と
したり、電源8を電源断状態にする電源スイッチを具備
している。
【0016】制御回路部6は更に、電源8と信号線16
で接続されており、制御回路部6から電源8へは電源断
信号が送信される。この電源断信号は電源8のスイッチ
ングを継続して停止させ、DC出力5を全て断状態とす
るものであり、本来は駆動回路系(印字ヘッド11、改
行モ−タ12、キャリッジスペ−シングモ−タ13)異
常を、後述する駆動系障害検知部22で検出した場合
に、発煙、発火につながる2次障害を防止する目的で具
備されているものである。
【0017】制御回路部6は複雑な処理を行うので、図
3に示すように、一般的にはマイクロプロセッサ(以下
μCPUとする)17が用いられて構成されている。μ
CPU17にはタイマ18が内蔵されており、μCPU
17にはランダムアクセスメモリ(以下RAMとする)
19と、リ−ドオンリ−メモリ(以下ROMとする)2
0と、I/Oポ−ト部21が接続されていて基本構成を
成している。なお、図3に実線で囲まれた部分が、制御
回路部6の内部構成である。
【0018】駆動回路部9は、制御回路部6内の駆動系
障害検知部22と信号線23により接続されている。こ
の駆動系障害検知部22は従来から備えられている回路
であって、駆動回路9を監視し、前述したように、障害
発生時には信号線16を介して電源8に対し、電源断信
号を送信する役割を果たしている。本実施例において
は、この信号線16にI/Oポ−ト部21からの出力信
号線25をワイヤ−ドオア接続し、μCPU17の処理
動作によっても電源断信号をオンにすることができるよ
うになっている。
【0019】次に上位装置1とプリンタ2との信号接続
部分を詳細に説明する。
【0020】図2において、上位装置1にはオ−プンコ
レクタバッファ26、27が設けられており、オ−プン
コレクタバッファ26からは、信号線3aによりセント
ロニクス準拠の並列インタ−フェ−ス信号であるSTB
信号が上位装置1からプリンタ2へ送られる。一方、オ
−プンコレクタバッファ27からは、信号線3bにより
セントロニクス準拠の並列インタ−フェ−ス信号である
I−PRIME信号が上位装置1からプリンタ2へ送ら
れる。
【0021】そして、オ−プンコレクタバッファ26は
出力をプルアップ抵抗30により+5Vにプルアップさ
れている。そして、プリンタ2側でも、+5Vへのプル
アップがプルアップ抵抗31により行われており、プル
アップ抵抗30とプルアップ抵抗31とがインピ−ダン
ス的にマッチングするようになっている。
【0022】STB信号の信号線3aには、抵抗32と
コンデンサ33とにより積分回路34が構成されてお
り、この積分回路34により、STB信号に重畳したノ
イズを除去している。
【0023】I−PRIME信号の信号線3bも上記S
TB信号の信号線3aと同様で、オ−プンコレクタバッ
ファ27は出力をプルアップ抵抗35により+5Vにプ
ルアップされている。そして、プリンタ2側でも、+5
Vへのプルアップがプルアップ抵抗36により行われて
おり、プルアップ抵抗35とプルアップ抵抗36とがイ
ンピ−ダンス的にマッチングするようになっている。
【0024】I−PRIME信号の信号線3bにはま
た、抵抗37とコンデンサ38とにより積分回路39が
構成されており、この積分回路39により、I−PRI
ME信号に重畳したノイズを除去している。
【0025】STB信号及びI−PRIME信号はそれ
ぞれ、信号線50、51により破線内に示す上位装置電
源断検出回路7を構成する高入力インピ−ダンスのコン
パレ−タ40、41の+(プラス)端子に入力されてい
る。そして、コンパレ−タ40、41の−(マイナス)
端子の基準電圧Vsと比較されるようになっている。
【0026】この比較された結果は、オ−プンコレクタ
のコンパレ−タ出力に現れ、STB信号及びI−PRI
ME信号の電圧の方が、基準電圧Vsよりも高い場合に
は、オ−プンコレクタのコンパレ−タ出力の論理レベル
が「1」となり、STB信号及びI−PRIME信号の
電圧の方が、基準電圧Vsよりも低い場合には、オ−プ
ンコレクタのコンパレ−タ出力の論理レベルが「0」と
なる。
【0027】そして、プルアップ抵抗42、43によ
り、オ−プンコレクタのコンパレ−タ出力の論理レベル
が「1」の場合には+5Vの電圧に、「0」の場合には
抵抗42、43に関わらずほぼ0Vの電圧となる。コン
パレ−タ40、41の出力はオアゲ−ト44の入力端子
に接続され、オアゲ−ト44の出力信号は、信号線4に
より図3に示す制御回路部6のI/Oポ−ト部21に入
力信号として送信され、上位装置1が電源断状態である
か否かを検出する信号(上位装置1電源断)として処理
される。
【0028】次に上記構成におけるプリンタ2を電源断
状態にする動作について、図1、図2、図3に基づき、
図4のフロ−チャ−トに従って説明する。図4は第1実
施例のメイン処理ル−チンを示すフロ−チャ−トであ
る。
【0029】図2において、上位装置1の電源が投入さ
れている状態では、STB信号とI−PRIME信号の
両方が「1」あるいはSTB信号とI−PRIME信号
のどちらか一方が「1」である。従って、図2の信号線
3a、3bの両方あるいはどちらか一方のA点は、5V
となる。仮にこの電圧値をVaとすれば、コンパレ−タ
40、41の比較基準電圧Vsは以下に示す数式(1)
の関係が成り立つ値に設定されている。
【0030】Vs<Va・・・(1) しかし、上位装置1の電源が断状態となり、+5Vの電
源が0Vに低下すると、プルアップ抵抗30、35によ
り上位装置1側においては、STB信号とI−PRIM
E信号の両方が0Vにプルダウンした状態と同じにな
り、図2の信号線3a、3bのA点は、上位装置1側の
プルアップ抵抗30、35とプリンタ1側のプルアップ
抵抗31、36とにより、0Vから+5Vの中間電位に
近い電圧値となる。仮にこの電圧値をVaとすれば、コ
ンパレ−タ40、41の比較基準電圧Vsは以下に示す
数式(2)の関係が成り立つ値に設定されている。
【0031】Va<Vs<5V・・・(2) 従って、オ−プンコレクタのコンパレ−タ出力は、以下
に示す数式(3)の関係が成り立つ場合にはいづれも論
理レベル「1」となり、以下に示す数式(4)の関係が
成り立つ場合にはいづれも論理レベル「0」となる。
【0032】Va−Vs>0・・・(3) Va−Vs<0・・・(4) これにより、上位装置1の電源が投入状態となると、コ
ンパレ−タ40、41の両方またはいずれか一方は数式
(3)の関係の状態となり、オアゲ−ト44の出力も論
理レベル「1」となり、上位装置電源投入状態を検出し
た状態となる。
【0033】一方、上位装置1が電源断状態となると、
コンパレ−タ40、41の両方が数式(4)の関係の状
態となって、オアゲ−ト44の出力も論理レベル「0」
となり、上位装置電源断状態を検出した状態となる。
【0034】論理レベル「0」となった出力信号が、信
号線4により制御回路部6のI/Oポ−ト部21に入力
信号として入力されると、制御回路部6のI/Oポ−ト
部21に上位装置1の電源8が断状態である信号が入力
されたことになり、図4に示すメイン処理ル−チン中に
設けられたステップS1の処理からステップS3に進
む。ステップS3で制御回路部6は、タイマ18が以前
に計時を始めていて、計時途中でタイマ18が停止して
いたか否かを判断し、計時途中でタイマ18が停止して
いたならば、ステップS4に進む。ステップS4で制御
回路部6はタイマ18を0クリアする。ステップS5で
制御回路部6は、μCPU17に内蔵されたタイマ18
の計時を開始する。
【0035】なお、ステップS1からステップS2に進
んだ場合には、計時を開始していたタイマ18の計時を
停止して、メイン処理ル−チンの次の処理へと進む。
【0036】タイマ18は、上位装置1の電源が断状態
である信号がI/Oポ−ト部21に入力され続けている
間ずっと計時を続ける。そして、タイマ18には一定周
期毎にタイマ割込みが発生する。
【0037】次にタイマ18の計時が始まりタイマ割込
みが発生した時の処理動作について、図1、図2、図3
に基づき、図5のフロ−チャ−トに従って説明する。図
5は第1実施例の割込み処理ル−チンを示すフロ−チャ
−トである。
【0038】ステップS11で制御回路部6は、プリン
タ2がオフライン動作中か否かを判断し、否ならばステ
ップS12に進み、オフライン動作中ならば、ステップ
S15に進む。
【0039】ステップS12で制御回路部6は、μCP
U17に内蔵された制御レジスタとしてのメモリであっ
て、タイマ割込みの回数を計時するカウンタの値に
「1」を加算する。
【0040】ステップS13で制御回路部6は、カウン
タの値が所定回数N回以上となったか否かを判断し、N
回以上の場合はステップS14に進み、否の場合にはリ
タ−ン命令が実行され、フラグを基に戻して図4に示す
メイン処理ル−チンのタイマ割込み発生時の次の命令に
復帰する。
【0041】なお、カウンタの値Nは、上位装置1の電
源断状態が、監視しようとする設定時間T(プリンタ2
の電源8切り忘れと判定すべき時間)となるまでに必要
なカウントの値で、タイマ割込み発生周期をtとすれ
ば、以下に示す数式(5)で決まる値である。
【0042】N=T/t・・・(5) カウントの値がN回以下であれば、設定時間Tが経過し
ていないので、電源断信号送信処理は行わず、割込み処
理が終了し、リタ−ン命令によりメイン処理ル−チンに
戻る。
【0043】ステップS14で制御回路部6は、I/O
ポ−ト部21の出力ポ−ト46を論理レベル「1」から
論理レベル「0」に変化させる。すると、信号線16と
ワイヤ−ドオアされている信号線25の出力変化によ
り、電源断信号が信号線16から電源8に送信され、電
源8はスイッチング停止条件が発生したことをラッチ
し、スイッチングが停止され、プリンタ2側の直流出力
が全て断状態となる。
【0044】ステップS11からステップS15に進ん
だ場合は、上位装置1は電源断状態を継続していても、
オフライン動作が行われていれば、カウンタの値は0ク
リアされ、割込み処理ル−チンでの動作は終了となっ
て、リタ−ン命令によりメイン処理ル−チンに戻る。
【0045】スイッチングが停止状態となった電源8の
復旧方法としては、オペレ−タが操作部14に設けられ
た電源スイッチを電源断状態とする。すると、スイッチ
ング停止のラッチが解除される。その後、再度電源スイ
ッチを投入すればよい。
【0046】業務再開時に、仮にこの操作を忘れたとし
ても、上位装置1の電源を投入した際に、「プリンタ2
電源断状態」の表示が上位装置1のディスプレイ部から
成されるので、オペレ−タはそれに気付き、電源8の復
旧動作を行うので、業務再開が可能となる。
【0047】上記第1実施例においては、上位装置1の
電源8が断状態となり、その状態が一定時間継続する
と、プリンタ2の電源8を断状態とするので、プリンタ
の無駄な消費電力をなくすことができる。また、これに
より、回路内で使用されているアルミ電解コンデンサの
ような寿命を持つ回路部品の長寿命化にも間接的に効果
がある。
【0048】一方、電源スイッチ切り忘れの判断をオフ
ライン動作中は無効としたので、通常の作業を終了し、
上位装置1の電源8を断状態とした後に、プリンタの印
刷済み媒体の取り出しや、新たな媒体のセットといった
オフライン動作に対し支障がない。また、自動的に電源
を断状態とする機能は、従来よりある駆動系障害検知部
22にハ−ド的に電源断とする機能を流用したので、簡
単な構成の付加で実施することができる。
【0049】更に、電源断信号、STB信号、I−PR
IME信号は、反転させて、反転電源断信号、反転ST
B信号、反転I−PRIME信号としてもよい。反転さ
せると、ノイズに強い信号とすることができる。
【0050】第2実施例 次に本発明の第2実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、上記第1実施例と同様な部分には
同一符号を付して説明は省略する。図6は第2実施例の
セットアップメニュ−の一部を示す説明図、図7は第2
実施例の割込み処理ル−チンを示すフロ−チャ−トであ
る。
【0051】この第2実施例が上記第一実施例と異なる
点は、上位装置1の電源が断状態となり、その状態が一
定時間継続すると、必ず、プリンタ2の電源8を断状態
とするのではなく、上位装置1の電源8が断状態とな
り、その状態が一定時間継続しても、プリンタ2の電源
8を断状態としたくない場合には、断状態としない点で
ある。
【0052】詳しくは、図1に示す操作部14の図示せ
ぬLCDパネル等に表示されるメニュ−操作選択手段で
あるセットアップメニュ−47をオペレ−タが見て設定
する。すなわち、図5において、セットアップメニュ−
47は、初期化時のプリンタ2の機能や動作モ−ドを指
定するものであり、一定の操作を行うことで、その設定
項目や設定内容をLCDパネル等に表示したりして、オ
ペレ−タが任意に、機能や動作モ−ドの項目や内容を、
所望の機能や動作モ−ドに変更できるようにしているも
のであり、複数項設けられている。
【0053】この機能や動作モ−ドの変更は、設定項目
や設定内容をLCDパネル等に表示したりした後、それ
ぞれの機能や動作モ−ド毎に設けられている「設定/解
除」表示52、「有効/無効」表示49等のどちらか一
方の選択を行うことにより行う。なお、この「設定/解
除」表示52や「有効/無効」表示49は、実表示で
は、「設定」あるいは「解除」のどちら一方か、「有
効」あるいは「無効」のどちらか一方が表示される。
【0054】本実施例においては、セットアップメニュ
−47に、省エネルギ−機能48が設けられている。こ
の省エネルギ−機能48の「有効/無効」表示49の
「有効」が選択された場合には、上記第1実施例で示し
たように、上位装置1の電源が断状態となり、その状態
が一定時間継続すると、プリンタ2の電源8を断状態と
する機能が働くように設定されている。
【0055】詳しくは、図6に示すように、図5に示し
たフロ−チャ−トに、省エネルギ−機能48が有効か否
かのステップS21を設ける。ステップS21で、セッ
トアップメニュ−47の省エネルギ−機能48の「有効
/無効」表示49の「有効」が選択された場合には、ス
テップS22に進み、「無効」が選択された場合には、
ステップS26に進む。なお、ステップS22からステ
ップS26までは、第1実施例の図5に示したステップ
S11からステップS15までと同様の処理となる。
【0056】ステップS21からステップS26に進ん
だ場合には、タイマ18が計時を継続して、タイマ割込
みが発生しても、カウント値は0となってしまう。従っ
て、上位装置1の電源が断状態となり、その状態が一定
時間継続しても、プリンタ2の電源8は断状態とはなら
ない。
【0057】上記第2実施例においては、セットアップ
メニュ−47に省エネルギ−機能48を設け、省エネル
ギ−機能48の「有効/無効」を選択できるようにした
ので、プリンタ2の電源8を断状態にしたくないという
ユ−ザ−の要求、例えば、特殊文字、専用フォントのダ
ウンロ−ド作業を毎回行うのは面倒であり、プリンタ2
の電源8が断状態になっていなければ、1回ダウンロ−
ドされたデ−タは保持され、毎回ダウンロ−ドする作業
が省ける等の特殊な理由がある場合に対しても、対応す
ることができる。
【0058】また、上位装置1の電源が断状態となり、
その状態が一定時間継続すると、プリンタ2の電源8を
断状態とする場合と、上位装置1の電源が断状態とな
り、その状態が一定時間継続しても、プリンタ2の電源
8を断状態としない場合の2通りの処理を、1種類の仕
様のプリンタで行うことができるので、プリンタの種類
を増やさずに済み、量産性を上げることができる。
【0059】上記第1、第2実施例とも、スイッチング
方式の電源8のスイッチングを停止させることで、プリ
ンタ2側の直流出力が全て断状態としているが、ブレ−
カ内蔵型の電源を有する装置の場合には、ブレ−カトリ
ップ(ブレ−カ停止)させることにより、オペレ−タが
電源を断状態とした場合と同じ状態とすることができ
る。
【0060】従って、電源が自動的に断状態となって
も、操作部に設けられた電源スイッチは断状態となって
いないので、オペレ−タが電源スイッチを断状態としな
ければならない必要がなくなる。その結果、操作性が向
上する。
【0061】また、本発明は、プリンタに限らず、独立
した電源を有していて、装置自身の電源を断状態にする
ことができる周辺装置に適用可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0063】上位装置の電源断状態の信号を受け、上位
装置の電源が断状態であることを示す信号を送出する上
位装置電源断検出回路と、上位装置電源断検出回路の信
号を受けて計時を始め、一定周期毎に割込みが発生する
タイマを内蔵し、上位装置の電源断状態が継続していれ
ば、タイマ割込みの回数を加算して、所定回数以上とな
ったら、電源に電源断信号を送出する制御回路部とを設
けたことにより、周辺装置の電源を切り忘れても、上位
装置の電源が断状態となれば、自動的に断状態となるの
で、無駄に周辺装置が電力を消費するということがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のプリンタの制御系を
示すブロック図である。
【図2】第1実施例の上位装置とプリンタの一部を示す
回路図である。
【図3】第1実施例の制御回路部を示すブロック図であ
る。
【図4】第1実施例のメイン処理ル−チンを示すフロ−
チャ−トである。
【図5】第1実施例の割込み処理ル−チンを示すフロ−
チャ−トである。
【図6】第2実施例のセットアップメニュ−の一部を示
す説明図である。
【図7】第2実施例の割込み処理ル−チンを示すフロ−
チャ−トである。
【符号の説明】
1 上位装置 2 プリンタ 6 制御回路部 7 上位装置電源断検出回路 8 電源 18 タイマ 47 セットアップメニュ− 48 省エネルギ−機能 49 有効/無効

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を内蔵した上位装置と接続される、
    電源を内蔵した周辺装置において、 上位装置の電源断状態の信号を受け、上位装置の電源が
    断状態であることを示す信号を送出する上位装置電源断
    検出回路と、 上位装置電源断検出回路の信号を受けて計時を始め、一
    定周期毎に割込みが発生するタイマを内蔵し、上位装置
    の電源断状態が継続していれば、タイマ割込みの回数を
    加算して、所定回数以上となったら、電源に電源断信号
    を送出する制御回路部とを設けたことを特徴とする周辺
    装置。
  2. 【請求項2】 上位装置の電源が断状態となった際に、
    断状態となったことを検出するか否かを、初期化時に選
    択できる機能を備えたメニュ−操作選択手段を設け、 メニュ−操作選択手段により、上位装置の電源が断状態
    となったことを検出しないことが選択された場合には、
    制御回路部は、上位装置の電源が断状態となり、上位装
    置電源断検出回路からの信号を受け、タイマが計時を始
    め、タイマ割込みが発生しても、タイマ割込みの回数を
    加算しないように設定する請求項1記載の周辺装置。
JP6247708A 1994-10-13 1994-10-13 周辺装置 Pending JPH08108601A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200924A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fujitsu Ltd プリンタおよびその電源制御方法

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JP2012200924A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fujitsu Ltd プリンタおよびその電源制御方法

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