JP2005085151A - Usbバッファ回路 - Google Patents

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義明 山崎
Soichi Kobayashi
聡一 小林
Yukihiko Shimazu
之彦 島津
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Abstract

【課題】 USBバスのデータ異常を検出し、USBトランシーバ回路の電源を制御して過剰な負荷がかからないようにデバイスを保護する。
【解決手段】 USBトランシーバ回路1が通信に用いる一対のデータラインの論理値レベルが共に論理値“H”になるとき異常を検出するデータ異常検出回路3と、データ異常検出回路3の検出結果に基づいてUSBトランシーバ回路1を保護するようにUSBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を制御するGND制御回路4とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、LSI等のデバイスに備えられるUSBバッファ回路に関するものである。
近年のプロセス微細化によりLSI等のデバイスの低電圧化が進められ、デバイス自身の耐圧は、Universal Serial Bus(以下、USBと記載する)規格に規定されるVBUSの5V耐圧を満足することが難しくなってきている。
従来のUSBバッファ回路は、外部とUSB規格に則ってデータの送受信を行うUSBトランシーバ回路と、USBトランシーバ回路の動作を制御するUSB制御回路とを備える。USB制御回路は、USBトランシーバ回路から当該デバイスのVBUS端子、D+端子、D−端子の状態を取得し、これらの各端子の状態に応じてD+/D−データラインを用いる入出力データの制御、およびUSBトランシーバ回路による所定のデータ処理動作の制御を行う。このようなUSBバッファ回路を備えるデバイスは、USB制御回路による制御によってUSBトランシーバ回路を動作させ、D+/D−データラインを用いてホストと、即ちUSBドライバ等のソフトウエアに基づいて動作する制御装置等とUSB通信を行う。
また、USBデバイスと接続されるコンピュータシステムに、接続相手のUSBデバイスを制御するUSBコントローラを備え、このUSBコントローラが自ら備える差動入力バッファの電源を制御して消費電力を抑制するものがある。このコンピュータシステムは前述のホストに相当するもので、USBコントローラがUSBポートの使用状況を監視してUSBデバイスからデータ転送が行われていないことを検出したとき、差動入力バッファのパワーダウン制御を行っている。(例えば、特許文献1参照)
特開平11−205412号公報(第5頁、図2〜図4)
従来のUSBバッファ回路は以上のように構成されているので、ホスト等と接続されるデバイスは、USBケーブルの破損などによりVBUS電源がD+/D−データラインとショートした場合に、接続相手の例えばホストやハブ側でVBUS電源供給を停止するまで、デバイスのD+端子またはD−端子に異常な電圧が印加され、過剰な負荷がかかるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、USBバスにより送受信されるデータから異常が検出されたとき、USBトランシーバ回路の電源を制御して過剰な負荷がかからないようにデバイスを保護するUSBバッファ回路を得るものである。
この発明に係るUSBバッファ回路は、USBトランシーバが通信に用いる一対のデータラインの論理値レベルが共に論理値“H”になるとき異常を検出するデータ異常検出手段と、データ異常検出手段の検出結果に基づいてUSBトランシーバを保護するように電源を制御する電源制御手段とを備えたものである。
この発明は、USBトランシーバが送受信するデータの論理値レベルが共に“H”になるとき異常を検出するデータ異常検出手段と、データ異常検出手段の検出結果に基づいてUSBトランシーバを保護するように電源を制御する電源制御手段とを備えたので、デバイスに過剰な負荷がかかる状態を回避し、デバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図示したUSBバッファ回路は、ホスト等とUSBバスによって接続されるデバイスに備えられ、例えばLSIに内蔵される。図1に示したUSBバッファ回路は、当該USBバッファ回路を備えるデバイスのVBUS端子、D+端子、D−端子と接続され、これらの端子を介して外部のホスト等と接続される。また、図示したUSBバッファ回路は、USBトランシーバ回路(USBトランシーバ)1、USB制御回路2、データ異常検出回路(データ異常検出手段)3、GND制御回路(電源制御手段)4によって構成される。USBトランシーバ回路1は、D+端子とD−端子にそれぞれ接続される二本一組のD+/D−データライン、即ちUSBバスによって送受信されるデータを蓄積する入出力バッファを備え、VBUS端子に供給される電力を電源としている。USB制御回路2は、トランシーバ制御信号102を生成してUSBトランシーバ回路1の動作を制御する。データ異常検出回路3は、USBトランシーバ回路1から当該USBトランシーバ回路1に接続される各端子の状態を検出する。GND制御回路4は、データ異常検出回路3の検出結果に基づいてUSBトランシーバ回路1の接地状態を制御するもので、具体的にはUSBトランシーバ回路1とGND端子との接続のON/OFF状態の切り替えを行う。
次に、動作について説明する。
USBトランシーバ回路1は、通常状態ではGND制御回路4によって接地され、VBUS端子に供給される電源により動作し、D+端子およびD−端子を介して接続される一対のD+データラインおよびD−データラインを用いてホスト等とシリアルデータの送受信を行う。このように動作しているとき、USBトランシーバ回路1はVBUS端子、D+端子、およびD−端子の状態を監視し、例えば、各端子の電圧または論理値レベルなどを示す端子状態信号101を生成して、USB制御回路2とデータ異常検出回路3へ出力する。この端子状態信号101は、例えばVBUS端子、D+端子、D−端子毎に生成され、各端子の状態を個別に示すものである。USB制御回路2は、端子状態情報101によって示される、D+データラインおよびD−データライン即ちUSBバスの状態と、VBUS端子の電圧値とを取得してトランシーバ制御信号102を生成し、USBトランシーバ回路1の電源投入の確認やUSBバスを介して外部から入力されるデータの受信動作処理や、デバイスから外部へ出力するデータの送信動作処理を制御する。
データ異常検出回路3は、USBトランシーバ回路1から各端子の端子状態信号101を取得して、VBUS電源の電圧等からUSBトランシーバ回路1の動作状態を把握し、さらにD+端子とD−端子の論理値レベルからUSBバスに発生した異常を検出する。なお、端子状態情報101によって取得されるVBUS端子の電圧は、D+データライン上とD−データライン上の各データが示す論理値レベルを識別する際などにも用いられる。USB転送のプロトコルは完全な差動動作ではないことから、例えば、データ転送においてパケット間を認識できるようにD+データラインとD−のデータラインが共に論理値“L”を示す場合が有る。これに対して、D+データラインとD−データラインが共に論理値“H”となる場合は、USBケーブルなどにおいて、D+データラインまたはD−データラインに破損などの障害が発生し、VBUS電源ライン等とショートした場合が考えられる。データ異常検出回路3は、このような異常状態を検出して、その旨を示すデータ異常検出信号100を生成し、GND制御回路4へ出力する。なお、上記サイクルはシリアルデータのビットを表し、前述の説明からわかるように1サイクルは転送データの1ビットに対応するもので、以下の説明においても同様なものである。
GND制御回路4は、通常状態ではUSBトランシーバ回路1が動作できるように当該USBトランシーバ回路1のGND部位をGND端子へ接続している。データ異常検出回路3によって異常が検出され、その旨を示すデータ異常検出信号100を入力すると、USBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放して、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。このような電源制御を行うことにより、例えばD−端子に異常電圧が印加されたとき、USBトランシーバ回路1の内部にD−端子からGND端子までの電流パスが形成されないようにすることができ、デバイスに過剰な負荷がかからないようにすることができる。なお、この発明のUSBバッファ回路によるUSBバス上のデータ異常検出は、USBトランシーバ回路1が送信状態であっても受信状態であっても同様に行われる。
以上のように、実施の形態1によれば、USBトランシーバ回路1によって送受信されるデータが正常なときには、GND制御回路4が当該USBトランシーバ回路1のGND部位をGND端子へ接続してホストとのUSB通信を行い、D−データライン上のデータから異常が検出されたときには、USBトランシーバ回路1のGND部位をGND端子から切り離し、D−端子に過剰な電圧が印加された場合でも電流パスがUSBトランシーバ回路1の内部に形成されないようにしたので、デバイスに過剰な負荷がかからないようにすることができ、デバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図1に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図2に示すUSBバッファ回路は、データ異常検出回路3に替えて、USBトランシーバ回路1から出力される端子状態信号101の内、D−端子の状態を示す信号を入力してD−データラインの論理値が“H”を示すサイクル数をカウントし、このカウント数に基づいてGND制御回路4の動作を制御するデータ異常サイクルカウンタ(データ異常検出手段、データ異常ビット数カウンタ)5を備えた他は、図1に示したものと同様に構成される。
次に、動作について説明する。
図2に示すUSBトランシーバ回路1とUSB制御回路2は、実施の形態1で説明したように動作し、USB制御回路2がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてトランシーバ制御信号102を生成し、USBトランシーバ回路1の動作を制御するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
USBデータ通信では、転送データのビットスタフィングを行っている。USB規格では6ビット、即ち6サイクル連続して同じ論理値レベルが維持されると、Extraビットを挿入してデータの論理値レベルを反転させることが規定されている。このことから、正常な状態で動作しているときは7ビット、即ち7サイクル以上連続して論理値“H”を示す状態は生じないことから、実施の形態2によるUSBバッファ回路は、このような連続したデータが検出された場合に異常が発生したと判定するものである。
実施の形態2によるUSBバッファ回路は、次のように動作する。図2に示すデータ異常サイクルカウンタ5は、USBトランシーバ回路1からD−端子の状態を示す端子状態情報101を取得する。D−端子の状態を示す端子状態信号101が論理値レベル“H”を示すとき、データ異常サイクルカウンタ5は、カウントを開始して論理値レベルが“H”を示すサイクルが連続する間、そのサイクル数をカウントする。データ異常サイクルカウンタ5は、このカウント値が所定の値になってオーバーフローしたとき、GND制御信号103を生成してGND制御回路4へ出力し、データ異常が検出された旨を報知する。GND制御回路4は、データ異常サイクルカウンタ5から取得したGND制御信号103に基づいてUSBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放して、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。なお、データ異常サイクルカウンタ5は、オーバーフローする前に論理値“H”が途切れた場合にカウントを停止し、これまでのカウント値をリセットする。
なお、上述の説明は、D−データラインの論理値レベルが“H”一定になる異常の検出を説明したが、データ異常サイクルカウンタ5にD+端子の状態を示す端子状態信号101を入力し、D+端子の論理値レベルが“H”を示したときのサイクル数をカウントさせることにより、D+データラインに発生した異常を検出することもできる。
以上のように、実施の形態2によれば、D−端子の論理値レベルが連続して“H”を示すサイクル数をカウントするデータ異常サイクルカウンタ5を備え、データ異常サイクルカウンタ5のカウント値がオーバーフローしたときGND制御回路4がUSBトランシーバ回路1のGND接続を開放してD−端子からGND端子までの電流パスがUSBトランシーバ回路1内に形成されないようにしたので、D−端子に過剰な電圧が印加された場合でも、デバイスに過剰な負荷がかからないようにしてデバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図2に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図3に示すUSBバッファ回路は、図2に示したデータ異常サイクルカウンタ5に替えてカウント値106を出力するデータ異常サイクルカウンタ(データ異常検出手段、データ異常ビット数カウンタ)5aと、データ異常の判定に用いる閾値としてサイクル数を記憶させておく異常検出設定レジスタ(データ異常検出手段、記憶手段)6と、データ異常サイクルカウンタ5aから出力されるカウント値106と異常検出設定レジスタ6に記憶されているレジスタ設定値105とを比較する比較器(データ異常検出手段、比較手段)7とを図2に示したものに備えたものである。
次に、動作について説明する。
図3に示すUSBトランシーバ回路1およびUSB制御回路2は、実施の形態1で説明したように動作するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
異常検出設定レジスタ6には、予め異常検出に用いるレジスタ設定値105を設定しておく。このレジスタ設定値105は、比較器7がGND制御信号107を出力するか否かを判定するとき、即ちUSBトランシーバ回路1の電源制御を行うか否かを判定するとき閾値として用いられ、D−端子の論理値レベルが“H”のまま連続するサイクル数を示す値である。データ異常サイクルカウンタ5aは、USBトランシーバ回路1から出力される端子状態情報101の内、D−端子の状態を示す信号を入力し、D−端子の論理値レベルが“H”を示すときカウントを開始し、論理値“H”のサイクルが連続する間、そのサイクル数をカウントする。論理値“H”のサイクルが途切れた場合にはカウントを停止し、そのときのカウント値106を比較器7へ出力し、その後カウント値106をリセットする。比較器7は、異常検出設定レジスタ6に記憶設定されているレジスタ設定値105を取得し、データ異常サイクルカウンタ5aから順次出力されるカウント値106と比較して、カウント値106がレジスタ設定値105以上となったときGND制御信号107を生成し、GND制御回路4へ出力してデータ異常が検出された旨を報知する。GND制御回路4は、比較器7から取得したGND制御信号107が異常検出を示すとき、USBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放し、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。
以上のように、実施の形態3によれば、D−端子の論理値が“H”のとき連続するサイクル数をカウントし、そのカウント値106を出力するデータ異常サイクルカウンタ5aと、データ異常の検出に用いるレジスタ設定値105を記憶させる異常検出設定レジスタ6と、レジスタ設定値105とカウント値106とを比較し、カウント値106がレジスタ設定値105以上になったとき、GND制御信号107を生成する比較器7とを備え、比較器7から出力されたGND制御信号107に基づいてGND制御回路4がUSBトランシーバ回路1のGND接続を開放してD−端子からGND端子までの電流パスがUSBトランシーバ回路1内に形成されないようにしたので、D−端子に過剰な電圧が印加された場合でも、デバイスに過剰な負荷がかからないようにすることができ、デバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図1に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図4に示すUSBバッファ回路は、図1に示したものに、データ異常検出回路3から出力されるデータ異常検出信号100を取得してGND制御信号108を生成するデータ異常回数カウンタ8を備えたものである。
次に、動作について説明する。
図4に示すUSBトランシーバ回路1、USB制御回路2、および、データ異常検出回路3は、実施の形態1で説明したように動作し、USB制御回路2がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてトランシーバ制御信号102を生成し、USBトランシーバ回路1の動作を制御し、またデータ異常検出回路3がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてデータ異常検出信号100を生成するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。なお、図4に示すデータ異常検出回路3を、実施の形態2で説明したデータ異常検出手段であるデータ異常サイクルカウンタ5、あるいは実施の形態3で説明したデータ異常サイクルカウンタ5a、異常検出設定レジスタ6、および比較器7によって構成されるデータ異常検出手段に置き換え、これらのデータ異常検出手段からデータ異常検出信号100と同様な異常検出回数を示す信号を出力するように構成してもよい。
データ異常は偶発的に検出される場合があり、実際にはデバイスに過度の負荷がかかっていないときでも電源制御を行ってしまい、デバイスがUSB通信を行えない状態に成り易くなるという不具合が生じる。そこで、実施の形態4によるUSBバッファ回路は、データ異常回数カウンタ8を用いてデータ異常を検出した回数をカウントし、データ異常が所定の回数検出されたとき、USBトランシーバ回路1の電源制御を行う。データ異常検出回路3は、例えば、実施の形態1で説明したようにUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいて各端子状態を認識し、USBバスによって送受信されるデータから異常を検出し、検出結果を表すデータ異常検出信号100をデータ異常回数カウンタ8へ出力する。データ異常回数カウンタ8は、データ異常検出信号100を入力してデータに異常が発生した回数をカウントし、所定のカウント値になってオーバーフローしたとき、GND制御信号108を生成してGND制御回路4へ出力する。GND制御信号108を入力したGND制御回路4は、USBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放して、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。
データ異常回数カウンタ8のカウント値が所定の値に達していない場合には、データ異常回数カウンタ8からGND制御信号108が出力されないので、USBトランシーバ回路1は動作可能な状態を維持している。このときUSB制御回路2は、例えば、割り込み処理によりデータ異常が検出されたデータ転送についてリトライ処理を指示するトランシーバ制御信号102を生成し、USBトランシーバ回路1を制御して当該データの転送をリトライさせる。このデータ転送のリトライ処理は、GND制御信号108が生成されるまで、即ちデータ異常回数カウンタ8がオーバーフローするまで行うことができ、後述するようにUSB制御回路2の制御によって所定の回数だけ行うようにしてもよい。
以上のように、実施の形態4によれば、データ異常検出回路3から出力されたデータ異常検出信号100をカウントし、所定のカウント値を越えたときGND制御信号108を生成するデータ異常回数カウンタ8を備え、データ異常回数カウンタ8から出力されたGND制御信号108に基づいてGND制御回路4がUSBトランシーバ回路1のGND接続を開放してD−端子からGND端子までの電流パスがUSBトランシーバ回路1内に形成されないようにしたので、D−端子に過剰な電圧が印加された場合でも、デバイスに過剰な負荷がかからないようにしてデバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
また、データ異常回数カウンタ8がオーバーフローするまでデータ異常が検出されてもUSBトランシーバ回路1が動作できるようにしたので、簡易にデータ転送が不可能になることを抑制し、また、データ転送のリトライ処理を行うことができるという効果がある。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図4に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図5に示すUSBバッファ回路は、図4に示したデータ異常回数カウンタ8に替えてカウント値110を出力するデータ異常回数カウンタ8aを備え、また、カウント値110と比較するレジスタ設定値109を記憶させておく異常回数設定レジスタ(異常回数設定手段)9と、レジスタ設定値109とカウント値110とを比較し、その比較結果に基づいてGND制御信号111を生成する比較器(比較手段)10とを備えたものである。なお、図5に示したデータ異常検出回路3も、実施の形態4で説明したように、実施の形態2で説明したデータ異常検出手段であるデータ異常サイクルカウンタ5、あるいは実施の形態3で説明したデータ異常サイクルカウンタ5a、異常検出設定レジスタ6、および比較器7によって構成されるデータ異常検出手段に置き換えて構成してもよい。
次に、動作について説明する。
図5に示すUSBトランシーバ回路1、USB制御回路2、データ異常検出回路3、実施の形態1で説明したように動作し、USB制御回路2がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてトランシーバ制御信号102を生成してUSBトランシーバ回路1の動作を制御し、またデータ異常検出回路3がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてデータ異常検出信号100を生成するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
データ異常が発生したときのUSBトランシーバ回路1の電源制御に使用する閾値として、許容するデータ異常の検出回数を予め設定して異常回数設定レジスタ9に記憶させる。データ異常回数カウンタ8aは、データ異常検出回路3から取得したデータ異常検出信号100がデータ異常を示すとき、カウント値110をカウントアップして順次比較器10へ出力する。比較器10は、異常回数設定レジスタ9に記憶されているレジスタ設定値109を取得して、このレジスタ設定値109と順次入力されるカウント値110とを比較し、カウント値110がレジスタ設定値109以上になったときGND制御信号111を生成してGND制御回路4へ出力し、データ異常が検出された旨を報知する。GND制御回路4は、比較器7から取得したGND制御信号111に基づいてUSBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放して、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。
データ異常回数カウンタ8aのカウント値110がレジスタ設定値109に達していない場合は、比較器10からGND制御信号111が出力されないので、USBトランシーバ回路1は動作可能な状態を維持している。このときUSB制御回路2は、実施の形態4で説明したようにデータ異常が検出された転送データのリトライ処理を指示するトランシーバ制御信号102を生成してUSBトランシーバ回路1を制御し、データ転送をリトライさせる。このリトライ処理は、外部からソフトウェアなどによって処理内容がUSB制御部2に設定され、リトライ処理を行うか否か、またリトライ処理を繰り返す回数などを任意に設定できるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態5によれば、データ異常検出回路3から出力されたデータ異常検出信号100をカウントするデータ異常回数カウンタ8aと、USBトランシーバ回路1の電源制御を行わずに許容する異常検出回数を記憶する異常回数設定レジスタ9と、異常回数設定レジスタ9に記憶されているレジスタ設定値109とデータ異常回数カウンタ8aから出力されるカウント値110とを比較する比較器10とを備え、カウント値110がレジスタ設定値109以上になったとき比較器10から出力されるGND制御信号111に基づいてGND制御回路4がUSBトランシーバ回路1のGND接続を開放し、D−端子からGND端子までの電流パスがUSBトランシーバ回路1内に形成されないようにしたので、D−端子に過剰な電圧が印加された場合でもデバイスに過剰な負荷がかからないようにしてデバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
また、許容するデータ異常検出回数を設定することができるので、簡易にUSBトランシーバ1の動作を不可能にすることが抑制され、また、データ転送のリトライ処理を行うことができるという効果がある。
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図5に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図6に示したUSBバッファ回路は、図5に示したものにデータ異常検出回路3の動作制御に用いる異常検出機能ON/OFFレジスタ(異常検出設定手段)11を備えたものである。
次に、動作について説明する。
図6に示すUSBトランシーバ回路1、USB制御回路2、データ異常検出回路3、データ異常回数カウンタ8a、異常回数設定レジスタ9、および比較器10は、実施の形態1、実施の形態5で説明したように、USB制御回路2がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてトランシーバ制御信号102を生成してUSBトランシーバ回路1の動作を制御し、またデータ異常検出回路3がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてデータ異常検出信号100を生成して、データ異常回数カウンタ8aがデータ異常検出信号100に基づいてデータ異常の発生回数をカウントし、比較器10が異常回数設定レジスタ9に記憶されているレジスタ設定値109とデータ異常回数カウンタ8aから出力されるカウント値110とを比較して、カウント値110がレジスタ設定値109以上になったときGND制御信号111を生成するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
図6に示すUSBバッファ回路は、データ異常検出機能を有効または無効に設定できるように構成したもので、所定のソフトウェアプログラムに基づく設定動作によってデータ異常検出回路3が制御される。このソフトウェアプログラムは、図示されないプロセッサ等により実行され、当該ソフトウェア上において設定されたデータ異常検出機能に関する内容は、異常検出機能ON/OFFレジスタ11に記憶・格納される。ソフトウェアによりデータ異常を検出する設定がなされたとき、異常検出機能ON/OFFレジスタ11は、データ異常検出機能を有効にする異常検出有効信号112をデータ異常検出回路3へ出力する。この異常検出有効信号112を入力したデータ異常検出回路3は、実施の形態5で説明したように動作し、また、データ異常回数カウンタ8a、比較器10もそれぞれ前述の説明のように動作して、転送データから異常が検出されたとき、比較器10から出力されたGND制御信号111に基づいてGND制御回路4が制御動作を行い、USBトランシーバ回路1のGND接続を開放させて、USBトランシーバ回路1内のGNDレベルをVBUS端子に印加されている電圧と同一レベルに飽和させる。
また、データ異常検出機能が有効に設定されているとき、即ち異常検出機能ON/OFFレジスタ11からデータ異常検出機能を有効とする異常検出有効信号112が出力されるとき、USB制御回路2は、実施の形態5で説明したようにデータ異常が検出された転送データのリトライ処理を指示するトランシーバ制御信号102を生成してUSBトランシーバ回路1を制御し、データ転送をリトライさせる。
異常検出機能ON/OFFレジスタ11にデータ異常検出機能を無効にする内容が設定されている場合には、当該異常検出機能ON/OFFレジスタ11から有効を示す異常検出有効信号112が出力されないことから、データ異常検出回路3は、端子状態信号101に基づくデータ異常検出を行わず、これに伴なってデータ異常回数カウンタ8a、比較器10、GND制御回路4は,これまで説明してきたような動作を行わず、USBトランシーバ回路1の電源制御を行わない。USBトランシーバ回路1は、データ転送を停止することなく実行処理する。なお、この異常検出機能ON/OFFレジスタ11を、前述の各実施の形態で説明した、例えばデータ異常検出回路3などの各データ異常検出手段に接続して、これらのデータ異常検出手段の機能を有効あるいは無効に設定するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態6によれば、ソフトウェア上でデータ異常検出機能を有効または無効にする設定を行い、この設定内容を記憶格納する異常検出機能ON/OFFレジスタ11を備え、データ異常検出回路3の動作を有効または無効にすることを可能にしたので、データ転送を停止させなくない場合にはUSBトランシーバ回路1の電源制御を行わずに動作させることができ、USB通信の使用用途に応じてデータ異常検出機能を用いることができるという効果がある。
また、データ異常検出回路3から出力されたデータ異常検出信号100をカウントするデータ異常回数カウンタ8aと、USBトランシーバ回路1の電源制御を行わずに許容する異常発生回数を記憶する異常回数設定レジスタ9と、異常回数設定レジスタ9に記憶されているレジスタ設定値109とデータ異常回数カウンタ8aから出力されるカウント値110とを比較する比較器10とを備え、カウント値110がレジスタ設定値109以上になったとき比較器10から出力されるGND制御信号111に基づいてGND制御回路4がUSBトランシーバ回路1のGND接続を開放してD−端子からGND端子までの電流パスがUSBトランシーバ回路1内に形成されないようにしたので、D+端子またはD−端子に過剰な電圧が印加された場合でも、デバイスに過剰な負荷がかからないようにしてデバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
また、許容するデータ異常検出回数を設定することができるので、簡易にUSBトランシーバ回路1の動作を不可能にすることが抑制され、また、任意の回数だけデータ転送のリトライ処理を行うことができるという効果がある。
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。図1に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。VBUS電源制御回路(電源制御手段)12は、データ異常検出回路(データ異常検出手段)13から電源制御信号113を入力して、USBトランシーバ回路1の電源部位とVBUS端子との接続をON/OFFし、USBトランシーバ回路1の電源供給を制御する。図7に示すデータ異常検出回路13は、USBトランシーバ回路1から出力される端子状態信号101に基づいてD+データラインとD−データラインの論理値レベルから各データラインに発生した異常を検出し、電源制御信号113とGND制御信号114を生成する。また、図7に示したGND制御回路(電源制御手段)4は、データ異常検出回路13から入力したGND制御信号114に基づいてUSBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を制御する。
次に、動作について説明する。
図7に示すUSBトランシーバ回路1とUSB制御回路2は、実施の形態1で説明したように動作し、USB制御回路2がUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101に基づいてトランシーバ制御信号102を生成し、USBトランシーバ回路1の動作を制御するもので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
データ異常検出回路13から電源制御信号113およびGND制御信号114のいずれもが出力されていない場合、即ちUSBバス等に異常が発生していない場合には、USBトランシーバ回路1の電源供給部位がVBUS電源制御回路12によりVBUS端子に接続されてVBUS電源ラインから電源電力が供給され、またUSBトランシーバ回路1のGND部位がGND制御回路4によりGND端子に接続され、USBトランシーバ回路1は動作可能な状態となる。
データ異常検出回路13は、実施の形態1などで説明したようにUSBトランシーバ回路1から取得した端子状態信号101の内容から、USBバスがVBUS電源ラインとショートしたことを検出した場合は、実施の形態1などで説明したデータ異常検出回路3と同様に動作してGND制御信号114を生成する。このGND制御信号114を入力したGND制御回路4は、実施の形態1で説明したようにUSBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を開放する。するとUSBトランシーバ回路1のGNDレベルはVBUS端子に供給されている電圧と同一に飽和し、USBトランシーバ回路1の内部にD+端子またはD−端子からGND端子までの電流パスが形成されることを防ぐことができる。
また、データ異常検出回路13は、例えば、実施の形態2で説明したものと同様なデータ異常サイクルカウンタを備え、このデータ異常サイクルカウンタを用いて、端子状態信号101の内容から、各データラインの論理値レベルが“L”あるいはGNDレベル近傍となったときのサイクル数をカウントし、論理値レベル“L”等が所定のサイクル数以上連続することにより当該カウンタがオーバーフローしたとき、USBバスを構成するD+データラインとD−データラインのいずれか一方、あるいは両方がGNDライン等とショートしたことを検出し、電源制御信号113を生成する。電源制御信号113を入力したVBUS電源制御回路12は、VBUS端子とUSBトランシーバ回路1の電源供給部位との接続を開放する。するとUSBトランシーバ回路1の電源部位はGND端子の電位レベルに飽和し、USBトランシーバ回路1の内部にVBUS端子からD+端子またはD−端子までの電流パスが形成されることを防ぐことができる。
以上のように、実施の形態7によれば、VBUS端子からUSBトランシーバ回路1へ供給される電源電力を制御するVBUS電源制御回路12と、USBトランシーバ回路1のGND部位とGND端子との接続を制御するGND制御回路4と、USBバスとVBUS電源ラインとのショートを検出した場合にGND制御信号114を生成してGND制御回路4を制御し、USBトランシーバ回路1のGND接続を開放させ、またUSBバスとGNDラインとのショートを検出した場合に電源制御信号113を生成してVBUS電源制御回路12を制御し、USBトランシーバ回路1の電源部位とVBUS端子の接続を開放させるデータ異常検出回路13とを備えたので、USBバスがVBUS電源ラインあるいはGNDラインのいずれかとショートした場合でも、USBトランシーバ回路1の内部に電流パスが形成されることを防ぐことができ、D+端子またはD−端子に異常な電圧が印加された場合でもデバイスに過剰な負荷がかからないようにしてデバイス破壊を防ぐことができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7によるUSBバッファ回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 USBトランシーバ回路(USBトランシーバ)、2 USB制御回路、3 データ異常検出回路(データ異常検出手段)、4 GND制御回路(電源制御手段)、5 データ異常サイクルカウンタ(データ異常検出手段、データ異常ビット数カウンタ)、6 異常検出設定レジスタ(記憶手段)、7 比較器(データ異常検出手段、比較手段)、8 データ異常回数カウンタ、9 異常回数設定レジスタ(異常回数設定手段)、10 比較器(比較手段)、11 異常検出機能ON/OFFレジスタ(異常検出設定手段)、12 VBUS電源制御回路(電源制御手段)、13 データ異常検出回路(データ異常検出手段)。

Claims (9)

  1. 外部とUSB通信を行うUSBトランシーバを備えるUSBバッファ回路において、
    前記USBトランシーバが通信に用いる一対のデータラインの論理値レベルが共に論理値“H”になるとき異常を検出するデータ異常検出手段と、
    前記データ異常検出手段の検出結果に基づいて前記USBトランシーバを保護するように電源を制御する電源制御手段とを備えたことを特徴とするUSBバッファ回路。
  2. 外部とUSB通信を行うUSBトランシーバと前記USBトランシーバを制御するUSB制御手段とを備えるUSBバッファ回路において、
    前記USBトランシーバが通信に用いるデータライン上の論理値レベルが同じレベルで所定のビット数以上連続するときデータの異常を検出するデータ異常検出手段と、
    前記データ異常手段の検出結果に基づいて前記USBトランシーバを保護するように電源を制御する電源制御手段とを備えたことを特徴とするUSBバッファ回路。
  3. データ異常検出手段は、同じ論理値レベルで連続するビット数をカウントし、所定のカウント値になったとき電源制御手段に電源制御を行わせるデータ異常ビット数カウンタから成ることを特徴とする請求項2記載のUSBバッファ回路。
  4. データ異常検出手段は、同じ論理値レベルで連続するビット数をカウントするデータ異常ビット数カウンタと、
    異常判定に使用する閾値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている閾値と前記データ異常ビット数カウンタのカウント値とを比較する比較手段とを備え、
    前記比較手段は、前記データ異常ビット数カウンタのカウント値が前記閾値以上となったとき電源制御手段に電源制御を行わせることを特徴とする請求項2記載のUSBバッファ回路。
  5. データ異常検出手段は、USBバスのD−データラインの論理値レベルが“H”で連続したとき異常と判定し、
    電源制御手段は、前記データ異常検出手段が異常を検出したときUSBトランシーバのGND接続を開放することを特徴とする請求項2記載のUSBバッファ回路。
  6. データ異常検出手段が検出した異常回数をカウントし、前記カウント値が所定の値になったとき電源制御手段に電源制御を行わせるデータ異常回数カウンタを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のUSBバッファ回路。
  7. データ異常検出手段が検出した異常回数をカウントするデータ異常回数カウンタと、
    許容する前記異常回数を閾値として記憶する異常回数設定手段と、
    前記異常回数設定手段に記憶されている閾値と前記データ異常回数カウンタのカウント値とを比較する比較手段とを備え、
    前記比較手段は、前記データ異常回数カウンタのカウント値が前記閾値以上となったとき電源制御手段に電源制御を行わせることを特徴とする請求項1または請求項2記載のUSBバッファ回路。
  8. 外部から異常検出を行うか否かを設定させる異常検出設定手段を備え、
    データ異常検出手段は、前記異常検出設定手段の設定に基づいて異常検出機能を有効あるいは無効にすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のUSBバッファ回路。
  9. 外部とUSB通信を行うUSBトランシーバを備えるUSBバッファ回路において、
    USBバスとVBUS電源ラインとの短絡及び前記USBバスとGNDラインとの短絡を検出するデータ異常検出手段と、
    前記データ異常検出手段が、前記USBバスと前記VBUS電源ラインとの短絡を検出したとき前記USBトランシーバのGND接続を開放し、前記USBバスと前記GNDラインとの短絡を検出したとき前記USBトランシーバのVBUS電源接続を開放する電源制御手段を備えたことを特徴とするUSBバッファ回路。
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