JPH08107567A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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Publication number
JPH08107567A
JPH08107567A JP6242741A JP24274194A JPH08107567A JP H08107567 A JPH08107567 A JP H08107567A JP 6242741 A JP6242741 A JP 6242741A JP 24274194 A JP24274194 A JP 24274194A JP H08107567 A JPH08107567 A JP H08107567A
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JP
Japan
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signal
circuit
input
delay element
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JP6242741A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Itani
哲也 井谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの1水平走査時間の遅延線及び1水平時
間の可変遅延素子で、ドロップアウト補償、ジッタ抑
圧、Y/C分離が行える安価な映像信号再生装置を提供
する。 【構成】 ドロップアウト検出時には固定値発生回路4
7が出力する「0」を可変遅延素子49に入力し、可変
遅延素子49が出力した「0」を固定値判別回路50で
検出してドロップアウトタイミングを判別できる様に
し、かつ固定値判別回路50が「0」を検出しても同期
信号とのゲート51によって第2のスイッチ52の切り
換えを制御し、真のドロップアウト時以外はドロップア
ウト補償をしないようにすることにより、1H遅延素子
54でY/C分離とドロップアウト補償を共用して行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間軸補正および信号
欠落時の処理等を必要とするビデオディスクプレーヤ等
の映像信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年普及しているビデオディスクプレー
ヤやビデオテープレコーダ等の映像信号再生装置は、デ
ィスク偏心や、テープ走行系等で発生する高周波のジッ
タ成分を時間軸補正回路により取り除かないと、再生画
面に色がつかなかったり、色むらを発生したりする。そ
のため、より高性能で安価な時間軸補正回路の導入が望
まれている。最近では、メモリ等のディジタル素子が安
価に入手できる等の理由により、ディジタル可変素子
(FIFO)を用いた時間軸補正回路も導入されてい
る。
【0003】また、映像信号再生装置では、読み取り信
号のドロップアウト(信号の欠落)に対応する補償も必
要である。一般的には、ドロップアウト時に1水平走査
時間(いわゆる1H)前の映像信号で置き換える事によ
りドロップアウト補償が可能である。
【0004】更に、高画質化のために輝度信号と色信号
の分離(Y/C分離)も盛んに行われており、1水平走
査時間(1H、以下、水平走査時間をHと略す)分の時
間差前後の映像信号を加減することにより輝度信号と色
信号が分離される。
【0005】現在、これら時間軸補正、ドロップアウト
補償、Y/C分離が安価に行える映像信号再生装置の実
現が望まれている。
【0006】以下、図面を参照し、上述した従来の映像
信号再生装置について説明する。図5は、従来の映像信
号再生装置の構成を示すブロック図である。図5におい
て、2はコンポジット映像信号が記録されたビデオディ
スク1から情報を検出し電気信号に変換するピックアッ
プで、その出力は映像信号復調回路3に入力される。4
はドロップアウト検出回路で、ピックアップ2の出力か
らドロップアウトを検出し、映像信号復調回路3そのも
のの出力と、映像信号復調回路3の出力を遅延線5とド
ロップアウト補償信号発生回路6とを介した信号とをス
イッチ7で切り換えるよう制御する。8はA/D変換器
で、スイッチ7の出力を入力し、その後のディジタル処
理のためにA/D変換し、信号遅延量を変化できるディ
ジタル可変遅延素子9(後で詳述)を通り1H分だけ遅
延させるディジタル1H遅延素子10に入力される。1
1はY/C分離回路で、ディジタル1H遅延素子10の
入・出力の信号をそれぞれ入力し、前述したようにその
和・差を演算することでY/C分離をし、出力された輝
度信号、色信号は各々第1のD/A変換器26、第2の
D/A変換器27に入力されて、第1の端子28、第2
の端子29から出力される。12は水平同期分離回路
で、映像信号復調回路3の出力を入力して、水平同期信
号を分離し、その出力信号と基準同期発生回路13によ
る基準同期信号とを第1の位相比較器14が位相比較
し、第1のループフィルタ15、モータ駆動回路16を
介して、ビデオディスク1を回すスピンドルモータ17
の回転を制御する。18はカラーバースト分離回路で、
A/D変換器8の出力を入力し、その出力と基準カラー
バースト発生回路19が出力する基準信号とを、第2の
位相比較器20が位相比較し、第2のループフィルタ2
1、VCO(電圧制御可変周波数発振回路)22を介し
て、ディジタル可変遅延素子9に制御入力される。ま
た、第2の位相比較器20の出力は、そのままの出力と
一度1Hラッチ23を介した出力として補間回路24に
入力されて、補間回路24の出力は可変位相発振器25
を介して、ディジタル可変遅延素子9とディジタル1H
遅延素子10に制御信号として入力される。
【0007】以上のように構成された従来例の映像信号
再生装置について、以下にその動作について説明する。
【0008】図5において、ビデオディスク1に記録さ
れた信号をピックアップ2が検出し電気信号に変換す
る。ピックアップ2の出力は、映像信号復調回路3によ
りコンポジットビデオ信号に復調され、スイッチ7と遅
延線5と水平同期分離回路12に出力する。ドロップア
ウト検出回路4は、入力したピックアップ2の出力のレ
ベルや周波数が記録信号以外の領域にあった時、ドロッ
プアウトとして検出し、スイッチ7を切り換えるよう制
御する。遅延線5は、映像信号復調回路3からの入力信
号に約1Hの遅延を与える。ドロップアウト補償信号発
生回路6は遅延線5の出力のうち、輝度信号成分のみを
取り出し、スイッチ7のもう一方の入力端子に入力す
る。これは、コンポジット映像信号では、1H毎に色信
号の位相が反転しているため、輝度のみを補償する為で
ある。
【0009】水平同期分離回路12は、入力されたコン
ポジットビデオ信号より水平同期信号のみを抽出し、第
1の位相比較器14に入力する。第1の位相比較器14
はそのもう一方の入力に、基準同期発生回路13の出力
を入力し、再生されたコンポジットビデオ信号の水平同
期信号と位相比較する。第1の位相比較器14の出力
は、第1のループフィルタ15で周波数補償された後、
モータ駆動回路16に入力され、モータ駆動回路16の
出力でスピンドルモータ17が回転する。即ち、基準同
期発生回路13の発生信号と、第1の水平同期分離回路
12の出力の位相が合う様にスピンドルモータ17の回
転数が制御される。今、基準同期発生回路13の発振周
波数を、正規のビデオ信号の水平走査周波数にしておけ
ば、スピンドルモータ17は、映像信号復調回路3の出
力が正規のビデオ信号の周波数になる様に制御される。
しかし、映像信号復調回路3の出力は、ビデオディスク
1の偏心等によって、スピンドルモータ17の制御だけ
では十分に取りきれない高周波のジッタ成分が含まれて
おり、そのままでは、テレビ受像器で再生できない。従
って、そのジッタ成分を取り除くために、ディジタル可
変遅延素子9を用いて画像信号そのものを補償する必要
がある。
【0010】スイッチ7の切り換えによってドロップア
ウト補償されたビデオ信号は、A/D変換器8で8ビッ
トのディジタル信号に変換され、A/D変換器8の出力
は、後述するディジタル可変遅延素子9に入力されると
共に、カラーバースト分離回路18に入力される。カラ
ーバースト分離回路18は、入力されたディジタルビデ
オ信号より、カラーバースト信号のみを抽出し第2の位
相比較器20に入力する。第2の位相比較器20のもう
一方の入力には、基準カラーバースト発生回路19が出
力するカラーバースト基準信号が入力されており、第2
の位相比較器20によって位相比較される。これらのカ
ラーバースト分離回路18、基準カラーバースト発生回
路19、第2の位相比較器20はジッタ検出手段を形成
し、その出力は第2のループフィルタ21を介して周波
数補償された後、VCO22の制御入力として入力さ
れ、VCO22の発振周波数を変化させる。VCO22
の出力は、後述するディジタル可変遅延素子9の書込ク
ロックとして用いられ、第2のループフィルタ21、V
CO22は書込手段となる。
【0011】また、書込手段である第2の位相比較器の
出力は、1Hラッチ23に入力され1H分遅延された信
号と共に補間回路24に入力され、1H期間内で直線補
間される。これは、カラーバースト分離回路18〜VC
O22によって構成されるPLLでは除去しきれない残
留ジッタを除去する為のフィードフォワード系のジッタ
抑圧手段である。すなわち、第2の位相比較器20で1
Hに1度ずつの位相比較データが出力されるためにこの
PLL系の周波数特性は、そのサンプルホールド特性に
よって制限を受けてしまうため、そのサンプル間のデー
タを内挿し、その内挿データにより可変位相発振器25
の位相を変化させる。これにより、ディジタル可変遅延
素子9及びディジタル1H遅延素子10から読み出され
る信号の時間軸を変化させて、ジッタ抑圧を行なうもの
である。
【0012】PLL系の残留誤差信号を内挿するため
に、第2の位相比較器20の出力を、1Hラッチ23
で、1Hだけ遅らせ、補間回路24によって、1Hラッ
チ23の出力値から第2の位相比較器値まで、1Hにお
いて直線補間し、変化させる。補間回路24の出力を入
力した可変位相発振器25は、補間出力の制御を受けた
位相の信号を出力し、ディジタル可変遅延素子9の読出
クロックとして用いられる。この補間回路出力によっ
て、可変位相発振器25はサンプルホールド特性の制限
を受ける事なく、残留ジッタを抑圧する事ができる。こ
の補間動作により、可変位相発振器25を制御する信号
が1H分の遅延を受けるので、その時間を合わせるため
にも後述するディジタル1H遅延素子10が必要とな
る。
【0013】次にディジタル可変遅延素子9の構成、動
作を図6、図7を使って説明する。図6は、従来例の映
像信号再生装置のディジタル可変遅延素子9の構成を示
すブロック図である。図7は従来例の映像信号再生装置
のディジタル可変遅延素子9のアドレスと補間回路24
出力のタイミングを示す図であって、第2の位相比較器
20の位相誤差検出ポイントと補間回路24の出力と、
Y/C分離回路11の出力の時間関係を示す。
【0014】図6において、30は書込クロック入力端
子で、図5におけるVCO22の出力が入力される。3
1は読出クロック入力端子で、図5における可変位相発
振器25の出力が入力される。34はメモリアレイで、
8ビットの入出力を持ち、書き込み、読み出しのアドレ
スを独立に制御でき、33はその書き込み制御のための
書込アドレスポインタで、書込クロックを計数し、順次
インクリメントし、ある設定値に達するとリセットさ
れ、また、35は読み出しのための読出アドレスポイン
タで、読出クロックを計数し、順次インクリメントし、
ある設定値に達するとリセットされる。32はデータ入
力端子で、図5におけるA/D変換器8の出力が接続さ
れており、その信号はメモリアレイ34の中の書込アド
レスポインタ33により指定されるメモリセルに格納さ
れる。36はデータ出力端子で、図5におけるディジタ
ル1H遅延素子10(後述)の入力に接続されており、
その信号にはメモリアレイ34の中の読出アドレスポイ
ンタ35により指定されるメモリセルに格納されている
情報が出力される。
【0015】今、書込アドレスポインタ33、及び読出
アドレスポインタ35の両方のリセットされる設定値を
等しく入力ビデオ信号の1Hに該当する値とし、更に、
初期設定において書込アドレスポインタ33が動作し始
めてから0.5H経過した後に読出アドレスポインタ3
5が動作開始する様にすると、それぞれのアドレスポイ
ンタの動作は図7に示す様になる。図7において破線
は、読出アドレスポインタ35の値の変化を示し、実線
は、書込アドレスポインタ33の値の変化を示す。実際
の両アドレスポインタの値はディジタル値なので段階的
な変化を示すが、ここでは、見やすさを考慮して連続的
に示している。書込クロックは、VCO22で発生され
るクロックであり、これは、第2の位相比較器20で検
出された基準カラーバースト位相に対するカラーバース
ト分離回路18の出力の位相誤差に応じて周波数が変化
している。一方、読出クロックは、可変位相発振器25
が発振する一定周波数のクロックであるのでこれにより
ディジタル可変遅延素子9において遅延時間を制御で
き、入力データに含まれているジッタを取り除いて出力
する事ができる。なお、初期設定において書込アドレス
ポインタ33が動作し始めてから0.5H経過した後に
読出アドレスポインタ35が動作開始する様にして、必
ずデータの書き込みが読み出しの前に行われる様にして
いる。
【0016】このように、ディジタル可変遅延素子9で
は、入力された信号は、VCO22の発振周波数と可変
位相発振器25の発振周波数の差に応じた時間の遅延を
受け出力される。今、可変位相発振器25の発振周波数
を、正規のビデオ信号の水平走査周波数の整数倍にし、
VCO22の発振周波数の中央値も可変位相発振器25
の発振周波数にほぼ等しくなる様に設定しておけば、基
準カラーバースト発生回路19の発生信号とカラーバー
スト分離回路18の出力の位相が合う様に、VCO22
が制御される。VCO22は純電気的にその制御特性が
決定出来るので、高い周波数領域まで制御することがで
き、従ってスピンドルモータ17の制御で取りきれなか
った高周波のジッタを抑圧する事ができる。
【0017】この映像信号再生装置では±0.5Hのジ
ッタまでが抑圧可能となる。ディジタル可変遅延素子9
によってジッタが抑圧されたディジタルコンポジットビ
デオ信号は、ディジタル1H遅延素子10に入力され
て、1H分遅延され、直線補間のための1Hラッチ23
による信号遅延分の時間合わせをする。Y/C分離回路
11は、ディジタル1H遅延素子10の前後の信号を入
力してディジタルコンポジットビデオ信号のY/C分離
を行う。即ち、ディジタル1H遅延素子10の前後の信
号の和の1/2が輝度信号であり、ディジタル1H遅延
素子10の前後の信号の差の1/2が色信号である。輝
度信号は、第1のD/A変換器26でアナログ信号に変
換され第1の端子28より出力され、色信号は第2のD
/A変換器27でアナログ信号に変換され第2の端子2
9より出力される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な構成の映像信号再生装置では、ジッタ抑圧のための1
Hラッチと、Y/C分離と1Hラッチによるジッタ抑圧
の時間合わせを兼用する1Hの可変遅延素子以外に、ド
ロップアウト補償の為に1Hの遅延線が必要で、回路が
複雑化し、安価な映像信号再生装置を提供できないとい
う問題点があった。
【0019】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、1つの1Hの遅延線をなくし、1Hラッチ及び1H
の可変遅延素子で、ドロップアウト補償、ジッタ抑圧、
Y/C分離が行える安価な映像信号再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像信号再生装置は、コンポジット映像信号
が記録された記録担体の情報を検出し電気信号に変換す
るピックアップと、ピックアップの出力よりコンポジッ
ト映像信号を復調する復調器と、復調器の出力から水平
同期信号を分離する水平同期分離回路と、基準水平同期
信号を出力する基準同期発生回路と、水平同期分離回路
の出力と基準同期発生回路の出力を比較し記録担体の動
作を制御駆動する制御手段と、ピックアップの出力に欠
落があることを検出するドロップアウト検出器と、復調
器の出力をディジタル情報に変換するA/D変換器と、
コンポジット映像信号の水平同期信号部分がA/D変換
器で変換されうるディジタル値もしくはその近傍の値の
固定ディジタル値を設定して出力する固定値発生器と、
1水平走査時間毎に正規コンポジット映像信号に対する
A/D変換器の出力の時間軸変動を検出するジッタ検出
手段と、ジッタ検出手段の出力に応じた書込制御クロッ
クを出力する書込手段と、ジッタ検出手段の出力を次の
ジッタ検出時刻までホールドするホールド回路と、ホー
ルド回路の出力とジッタ検出手段の出力を1次内挿し全
水平走査時間の時間軸変動を求める補間回路と、補間回
路の出力に応じた位相の読出制御クロックを出力する可
変位相発振器とからなるジッタ抑圧手段と、水平同期分
離回路の出力から同期信号に合わせてリセット信号を出
力する書込リセット発生回路と、基準同期発生回路の出
力から基準同期信号を発生する読出同期発生回路と、読
出同期発生回路の出力からリセット信号を出力する読出
リセット発生回路と、ドロップアウト検出器がドロップ
アウトを検出していない時にはA/D変換器からの入力
を出力し、ドロップアウト検出器がドロップアウトを検
出している時には固定値発生器からの入力を出力する第
1のスイッチと、第1のスイッチの出力を、書込手段の
出力する書込制御クロックにしたがって指定され書込リ
セット発生回路の出力でリセットされるアドレスに入力
され、ジッタ抑圧手段が出力する読出制御クロックにし
たがって指定され読出リセット発生回路の出力でリセッ
トされるアドレスから出力される可変遅延素子と、可変
遅延素子からの入力が固定値発生器の出力に等しく、か
つ読出同期発生回路からの入力が同期信号でない場合に
置き換え信号を出力する判別手段と、2入力の一方の入
力としてディジタル可変遅延素子の出力を入力し、判別
手段が置き換え信号を出力していないときはそのままデ
ィジタル可変遅延素子からの入力を出力し、判別手段が
置き換え信号を出力したときはもう一方の入力を出力す
る第2のスイッチと、第2のスイッチの出力を入力し概
ね1水平走査時間の遅延を与えて出力する遅延素子と、
遅延素子の出力よりドロップアウト時の補償信号を発生
し第2のスイッチのもう一方の入力に出力する補償信号
発生回路と、遅延素子の入・出力の両信号を入力して輝
度信号と色信号に分離するY/C分離回路とを備えた構
成を有している。
【0021】
【作用】この構成によって、ピックアップの出力にドロ
ップアウトを検知した場合、ディジタル可変遅延素子に
は固定値発生回路による固定値が入力され、ディジタル
可変遅延素子によるジッタ補正の後、ディジタル可変遅
延素子出力がドロップアウトによる固定値かどうかを判
別し、Y/C分離と誤差内挿の時間合わせを兼用するデ
ィジタル1H遅延素子の出力をドロップアウト補償信号
発生回路に入力することにより、ドロップアウト補償に
必要な遅延と、Y/C分離兼誤差内挿の時間合わせに必
要な遅延を1つの1Hの遅延素子で行うことができ、よ
り安価な映像信号再生装置を提供することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の一実施例の映
像信号再生装置について説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例の映像信号再生
装置の構成を示すブロック図である。図1において、4
1は記録担体であるビデオディスク、42はピックアッ
プ、43は復調器としての映像信号復調回路、58は水
平同期分離回路で、また制御手段として60は第1の位
相比較器、59は基準同期発生回路、61は第1のルー
プフィルタ、62はモータ駆動回路、63はスピンドル
モータであって、以上は従来例で示したものと同様なも
のである。45はA/D変換器であって、映像信号復調
回路43の出力を入力し第1のスイッチ48とカラーバ
ースト分離回路64に出力する。44はドロップアウト
検出回路で、従来例同様にピックアップ42の出力を検
知して、その出力によって第1のスイッチ48を切り換
える。第1のスイッチ48は、A/D変換器45の出力
と固定値発生回路47の出力を入力し、ディジタル可変
遅延素子49に出力する。46は書込リセット発生回路
で、映像信号復調回路43の出力を入力した同期分離回
路58の出力を入力しディジタル可変遅延素子49の制
御信号を出力する。57は読出同期発生回路で、基準同
期発生回路59が出力する基準水平同期信号を入力して
正規のコンポジット信号を成生し、その出力によって、
読出リセット発生回路56が、ディジタル可変遅延素子
49の制御信号を出力する。ディジタル可変遅延素子4
9は、従来例同様にFIFOを利用し書込クロックと読
出クロックを別個に入力できるものだが、それらの制御
に加えて、読み出しと書き込みの各アドレスのリセット
も出来るもので、各々のリセットとして読出リセット発
生回路56の出力、書込リセット発生回路46の出力が
入力される。50、51は判定手段としての固定値判別
回路、ゲートで、固定値判別回路50はディジタル可変
遅延素子49の出力を入力し、固定値発生回路47によ
る固定値かどうかを判別し、判別結果をゲート51に出
力する。ゲート51はその出力と読出同期発生回路57
の出力とを論理加算し、その結果によって第2のスイッ
チ52を切り換える。第2のスイッチ52は、1つの入
力としてディジタル可変遅延素子49の出力を入力し、
ゲート51の出力によって、ディジタル1H遅延素子5
4に出力する。53はドロップアウト補償信号発生回路
で、ディジタル1H遅延素子54の出力を入力し、第2
のスイッチ52のもう1つの入力に出力される。55は
Y/C分離回路で、ディジタル1H遅延素子54の入・
出力信号を入力し、従来例同様にY/C分離する。第1
のD/A変換器72、第2のD/A変換器73、第1の
端子74、第2の端子75は従来例と同様なものであ
る。
【0024】また、A/D変換器45の出力を入力する
カラーバースト分離回路64、基準カラーバースト発生
回路65、第2の位相比較器66と、第2のループフィ
ルタ67、ディジタル可変遅延素子49を制御するVC
O(電圧制御可変周波数発振回路)68と、1Hラッチ
69、補間回路70、ディジタル可変遅延素子49とデ
ィジタル1H遅延素子54に制御信号を出力する可変位
相発振器71は従来例と同様なもので、それぞれジッタ
検出手段と書込手段とジッタ抑圧手段を形成する。
【0025】以上のように構成された従来例の映像信号
再生装置について、以下にその動作について説明する。
【0026】図1において、ビデオディスク41に記録
された信号を検出したピックアップ42の出力は、映像
信号復調回路43によりコンポジットビデオ信号に復調
されA/D変換器45に入力される。ドロップアウト検
出回路44は、ピックアップ42の出力のレベルや周波
数が記録信号以外の領域にあった時、ドロップアウトと
して検出し、第1のスイッチ48の切り換えを制御す
る。A/D変換器45は入力されたコンポジット映像信
号を8ビットのディジタル信号に変換する。図3は本発
明の一実施例の映像信号再生装置のA/D変換器の変換
特性を示す図であって、入力されたコンポジット映像信
号のうち、シンクチップレベルを「0」(16進表示
[00])とし、最大「255」(同[FF])までの
256レベルのディジタル値として出力する。A/D変
換器45の出力は、第1のスイッチ48に入力される。
固定値発生回路47は、常に固定値である「0」が発生
される。ドロップアウト検出回路44の出力は、第1の
スイッチ48に入力され、ドロップアウト発生時には固
定値発生回路47の出力が、逆にドロップアウト発生時
以外にはA/D変換器45の出力がそれぞれ選択されデ
ィジタル可変遅延素子49に入力される。これにより、
ディジタル可変素子49の入力値は、ドロップアウト時
と同期期間のみ「0」となる。
【0027】映像信号復調回路43が出力するコンポジ
ットビデオ信号は、水平同期分離回路58に入力され
る。水平同期分離回路58は、入力されたビデオ信号よ
り垂直同期信号と水平同期信号を抽出し水平同期信号の
みを制御手段を構成する第1の位相比較器60に入力す
る。第1の位相比較器60のもう一方の入力には、基準
同期発生回路59の出力が入力され、従来例同様、ビデ
オディスク41の回転数が制御される。
【0028】A/D変換器45の出力は、従来例と同様
にジッタ検出手段のカラーバースト分離回路64に入力
され、書込手段のVCO68の出力は、ディジタル可変
遅延素子49の書込クロックとして用いられる。
【0029】また、ジッタ検出手段の第2の位相比較器
66の出力も、従来例と同様に、ジッタ抑圧手段の1H
ラッチ69に入力される。可変位相発振器71の出力
は、ディジタル可変遅延素子49とディジタル1H遅延
素子54の読出クロックとして用いられ、従来例と同様
のジッタ抑圧を行う。
【0030】同期分離回路58の出力を入力した書込リ
セット発生回路46は、入力した水平同期信号の前縁で
制御信号を出力し、ディジタル可変遅延素子49の書込
アドレスをリセットする。一方、読出同期発生回路57
は、基準同期発生回路59の出力を基にして、正規のコ
ンポジット同期信号を発生し、その出力を受けた読出リ
セット回路56はその水平同期信号出力の前縁で制御信
号を出力し、ディジタル可変遅延素子49の読出アドレ
スをリセットする。
【0031】次に、これらの信号を入力するディジタル
可変遅延素子49の構成、動作を説明する。
【0032】図2は、本発明の一実施例の映像信号再生
装置のディジタル可変遅延素子の構成を示すブロック図
である。図4は本発明の一実施例の映像信号再生装置の
ディジタル可変素子のアドレスと補間回路出力のタイミ
ングを示す図である。
【0033】図2において、76は書込クロック入力端
子で、図1におけるVCO68の出力が入力され、77
は書込アドレスリセット入力端子で、図1における書込
アドレスリセット回路46の出力が入力される。78は
読出クロック入力端子で、図1における可変位相発振器
71の出力が入力され、79は読出アドレスリセット入
力端子で、図1における読出リセット回路56の出力が
入力される。メモリアレイ82は、8ビットの入・出力
を持ち、書き込み、読み出しのアドレスを独立に制御で
きる。81は書込アドレスポインタで、書込クロックを
計数し、順次インクリメントし、ある設定値に達すると
リセットされる。83は読出アドレスポインタで、読出
クロックを計数し、順次インクリメントし、ある設定値
に達するとリセットされる。80はデータ入力端子で、
図1における第1のスイッチ48の出力が接続されてお
り、その信号はメモリアレイ82の中の書込アドレスポ
インタ81により指定されるメモリセルに格納される。
84はデータ出力端子で、図1における、固定値判別回
路50と第2のスイッチ52の入力に接続されており、
その信号には、メモリアレイ82の中の読出アドレスポ
インタ83により指定されるメモリセルに格納されてい
る情報が出力される。
【0034】今、書込アドレスポインタ81、及び読出
アドレスポインタ83の両方のリセットされる設定値を
等しく入力ビデオ信号の1Hに該当する値とし、更に、
基準同期発生回路59の出力位相と読出同期発生回路5
7の水平同期出力位相を適当に設定すれば、書込アドレ
スポインタ81が動作し始めてから0.5H経過した後
に読出アドレスポインタ83が動作開始する様になる。
そうすると、それぞれのアドレスポインタの動作は図4
に示す様になる。図4において破線は、読出アドレスポ
インタ83の値の変化を示し、実線は、書込アドレスポ
インタ81の値の変化を示す。従来例で示した図7同
様、ここでは、見やすさを考慮して連続的に示してい
る。書込クロックは、VCO68で発生されるクロック
であり、これは、第2の位相比較器66で検出された基
準カラーバースト位相に対するカラーバースト分離回路
64の出力の位相誤差に応じて周波数が変化している。
一方、読出クロックは、可変位相発振器71が発振する
一定周波数のクロックであるのでこれによりディジタル
可変遅延素子49において遅延時間を制御でき、入力デ
ータに含まれているジッタを取り除いて出力する事がで
きる。初期設定において書込アドレスポインタ81が動
作し始めてから0.5H経過した後に読出アドレスポイ
ンタ83が動作開始する様にするのは、必ずデータの書
き込みが読み出しの前に行われる様にする為である。
【0035】従って、ディジタル可変遅延素子49で
は、入力された信号は、VCO68の発振周波数と可変
位相発振器71の発振周波数の差に応じた時間の遅延を
受け出力される。今、可変位相発振器71の発振周波数
を、正規のビデオ信号の水平走査周波数の整数倍にし、
VCO68の発振周波数の中央値も可変位相発振器71
の発振周波数にほぼ等しくなる様に設定しておけば、基
準カラーバースト発生回路65の発生信号とカラーバー
スト分離回路64の出力の位相が合う様に、VCO68
が制御される。VCO68は純電気的にその制御特性が
決定出来るので、高い周波数領域まで制御する事が出
来、従ってスピンドルモータ63の制御で取りきれなか
った高周波のジッタを抑圧する事ができる。
【0036】また、書込リセット発生回路46、読出リ
セット発生回路56によるリセット動作により、ディジ
タル可変遅延素子49の出力における水平同期の位置
と、読出同期発生回路57の発生する水平同期信号の同
期化が行われる。また、後述するように、ディジタル可
変遅延素子49で、受ける遅延は平均0.5Hであるの
で、同期分離回路58の垂直同期出力で、読出同期発生
回路57を同期化すれば、ディジタル可変遅延素子49
の出力における垂直同期の位置と、読出同期発生回路5
7の発生する垂直同期信号の同期化も行われる。
【0037】ディジタル可変遅延素子49の出力は、固
定値判別回路50と第2のスイッチ52に入力される。
前述した様に、ディジタル可変遅延素子49の入力は、
ドロップアウト時もしくは同期信号時に「0」になるの
で、ディジタル可変遅延素子49の出力においてもその
出力が「0」の時はドロップアウトもしくは同期信号で
あると判別できる。固定値判別回路50は、その入力が
「0」である時はドロップアウトもしくは同期信号であ
ると判定する。読出同期発生回路57のコンポジット同
期信号出力は、ディジタル可変遅延素子49の出力と同
期化されているので、その信号で、固定値判別回路50
の出力をゲート51で、ゲートすれば、同期信号以外で
のドロップアウト信号が得られる。ゲート51の出力は
第2のスイッチ52を制御する。ディジタル1H遅延素
子54は、入力信号に約1Hの遅延を与える。ドロップ
アウト補償信号発生回路53はディジタル1H遅延素子
54の出力のうち、輝度信号成分のみを取り出し、第2
のスイッチ52のもう一方の入力に入力する。これは、
コンポジット映像信号では、1H毎にクロマ信号の位相
が反転しているため、輝度のみを補償する為である。
【0038】第2のスイッチ52でドロップアウト補償
されたビデオ信号は、ディジタル1H遅延素子54に入
力される。この様にしてディジタル可変遅延素子49で
ジッタが抑圧されたディジタルコンポジットビデオ信号
は、ディジタル1H遅延素子54でドロップアウト補償
が行われる。Y/C分離回路55は、従来例同様にディ
ジタル1H遅延素子54の前後の信号の和・差を取り、
ディジタルコンポジットビデオ信号のY/C分離を行
う。
【0039】本発明の一実施例では、同期信号部分のド
ロップアウトについては、「0」に置き換えられる事に
なるが、元々A/D変換器45の変換特性上同期信号部
分のデータは「0」もしくはその近傍になるので全く影
響を及ぼさない。
【0040】以上の様に本発明の一実施例によれば、ド
ロップアウト検出回路がドロップアウトを検出すると第
1のスイッチによりA/D変換器の出力のかわりに固定
値発生器の出力をディジタル可変遅延素子に書き込み、
読み出された出力が固定値でかつ同期信号でない場合の
み、第2のスイッチでドロップアウト補償信号発生回路
の出力をディジタル1H遅延素子に入力する構成にした
ことにより、ジッタ抑圧をディジタル可変遅延素子で行
った後に、ドロップアウト補償とY/C分離を行うの
で、1つの1Hの遅延線及び1Hの可変遅延素子で、ド
ロップアウト補償、ジッタ抑圧、Y/C分離を行なうこ
とができる。
【0041】なお、本発明の一実施例では、固定値を
「0」としたが、これはA/D変換特性が図3に示す特
性のためで、これが反転入力で例えば同期信号値が「2
55」付近であれば、固定値を「255」とし、固定値
判別回路の設定を「0」から「255」に変更すれば同
様の効果が得られる。
【0042】また、誤差内挿後のジッタ抑圧を読出クロ
ックの位相を変化させて行っているが、その他の方法と
して、例えばクロックの位相は固定しておいてY/C分
離出力信号をディジタル信号処理し出力の遅延を変化さ
せても同じ効果が得られる。
【0043】さらに、ドロップアウト補償信号発生回路
は輝度信号のみを発生させているがこれは1H前の信号
がクロマ位相で180゜異なっているためであり、これ
はディジタル信号処理にてクロマ周波数帯のみ位相を1
80゜回転させる操作をドロップアウト補償信号発生回
路で行えば、ドロップアウト時も色信号まで補償できる
様になる。
【0044】また、ドロップアウト検出回路44はピッ
クアップ42の出力を入力しているが、映像信号復調回
路43の出力を入力した場合でも、同様の効果を得られ
ることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、コンポジット映
像信号が記録された記録担体の情報を検出し電気信号に
変換するピックアップと、ピックアップの出力よりコン
ポジット映像信号を復調する復調器と、復調器の出力か
ら水平同期信号を分離する水平同期分離回路と、基準水
平同期信号を出力する基準同期発生回路と、水平同期分
離回路の出力と基準同期発生回路の出力を比較し記録担
体の動作を制御駆動する制御手段と、ピックアップの出
力に欠落があることを検出するドロップアウト検出器
と、復調器の出力をディジタル情報に変換するA/D変
換器と、コンポジット映像信号の水平同期信号部分がA
/D変換器で変換されうるディジタル値もしくはその近
傍の値の固定ディジタル値を設定して出力する固定値発
生器と、1水平走査時間毎に正規コンポジット映像信号
に対するA/D変換器の出力の時間軸変動を検出するジ
ッタ検出手段と、ジッタ検出手段の出力に応じた書込制
御クロックを出力する書込手段と、ジッタ検出手段の出
力を次のジッタ検出時刻までホールドするホールド回路
と、ホールド回路の出力とジッタ検出手段の出力を1次
内挿し全水平走査時間の時間軸変動を求める補間回路
と、補間回路の出力に応じた位相の読出制御クロックを
出力する可変位相発振器とからなるジッタ抑圧手段と、
水平同期分離回路の出力から同期信号に合わせてリセッ
ト信号を出力する書込リセット発生回路と、基準同期発
生回路の出力から基準同期信号を発生する読出同期発生
回路と、読出同期発生回路の出力からリセット信号を出
力する読出リセット発生回路と、ドロップアウト検出器
がドロップアウトを検出していない時にはA/D変換器
からの入力を出力し、ドロップアウト検出器がドロップ
アウトを検出している時には固定値発生器からの入力を
出力する第1のスイッチと、第1のスイッチの出力を、
書込手段の出力する書込制御クロックにしたがって指定
され書込リセット発生回路の出力でリセットされるアド
レスに入力され、ジッタ抑圧手段が出力する読出制御ク
ロックにしたがって指定され読出リセット発生回路の出
力でリセットされるアドレスから出力される可変遅延素
子と、可変遅延素子からの入力が固定値発生器の出力に
等しく、かつ読出同期発生回路からの入力が同期信号で
ない場合に置き換え信号を出力する判別手段と、2入力
の一方の入力としてディジタル可変遅延素子の出力を入
力し、判別手段が置き換え信号を出力していないときは
そのままディジタル可変遅延素子からの入力を出力し、
判別手段が置き換え信号を出力したときはもう一方の入
力を出力する第2のスイッチと、第2のスイッチの出力
を入力し概ね1水平走査時間の遅延を与えて出力する遅
延素子と、遅延素子の出力よりドロップアウト時の補償
信号を発生し第2のスイッチのもう一方の入力に出力す
る補償信号発生回路と、遅延素子の入出力の両信号を入
力して輝度信号と色信号に分離するY/C分離回路とを
備える事により、ジッタ抑圧をディジタル可変遅延素子
で行った後に、ドロップアウト補償とY/C分離を行う
構成にしたため、1つの1Hの遅延線及び1Hの可変遅
延素子で、ドロップアウト補償、ジッタ抑圧、Y/C分
離が行える安価で優れた映像信号再生装置を提供するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図
【図2】同、ディジタル可変遅延素子の構成を示すブロ
ック図
【図3】同、A/Dコンバータの変換特性を示す図
【図4】同、ディジタル可変素子のアドレスと補間回路
出力のタイミングを示す図
【図5】従来の映像信号再生装置の構成を示すブロック
【図6】同、ディジタル可変遅延素子の構成を示すブロ
ック図
【図7】同、ディジタル可変素子のアドレスと補間回路
出力のタイミングを示す図
【符号の説明】
41 ビデオディスク 42 ピックアップ 43 映像信号復調回路 44 ドロップアウト検出回路 45 A/D変換器 46 書込リセット発生回路 47 固定値発生回路 48 第1のスイッチ 49 ディジタル可変遅延素子 50 固定値判別回路 51 ゲート 52 第2のスイッチ 53 ドロップアウト補償信号発生回路 54 ディジタル1H遅延素子 55 Y/C分離回路 56 読出リセット発生回路 57 読出同期発生回路 58 水平同期分離回路 59 基準同期発生回路 60 第1の位相比較器 61 第1のループフィルタ 62 モータ駆動回路 63 スピンドルモータ 64 カラーバースト分離回路 65 基準カラーバースト発生回路 66 第2の位相比較器 67 第2のループフィルタ 68 VCO(電圧制御可変周波数発振回路) 69 1Hラッチ 70 補間回路 71 可変位相発振器 72 第1のD/A変換器 73 第2のD/A変換器 74 第1の端子 75 第2の端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/896

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジット映像信号が記録された記録
    担体の情報を検出し電気信号に変換するピックアップ
    と、前記ピックアップの出力よりコンポジット映像信号
    を復調する復調器と、前記復調器の出力から水平同期信
    号を分離する水平同期分離回路と、基準水平同期信号を
    出力する基準同期発生回路と、前記水平同期分離回路の
    出力と前記基準同期発生回路の出力を比較し記録担体の
    動作を制御駆動する制御手段と、前記ピックアップの出
    力に欠落があることを検出するドロップアウト検出器
    と、前記復調器の出力をディジタル情報に変換するA/
    D変換器と、コンポジット映像信号の水平同期信号部分
    が前記A/D変換器で変換されうるディジタル値もしく
    はその近傍の値の固定ディジタル値を設定して出力する
    固定値発生器と、1水平走査時間毎に正規コンポジット
    映像信号に対する前記A/D変換器の出力の時間軸変動
    を検出するジッタ検出手段と、前記ジッタ検出手段の出
    力に応じた書込制御クロックを出力する書込手段と、 前記ジッタ検出手段の出力を次のジッタ検出時刻までホ
    ールドするホールド回路と、前記ホールド回路の出力と
    前記ジッタ検出手段の出力を1次内挿し全水平走査時間
    の時間軸変動を求める補間回路と,前記補間回路の出力
    に応じた位相の読出制御クロックを出力する可変位相発
    振器とからなるジッタ抑圧手段と、 前記水平同期分離回路の出力から同期信号に合わせてリ
    セット信号を出力する書込リセット発生回路と、前記基
    準同期発生回路の出力から基準同期信号を発生する読出
    同期発生回路と、前記読出同期発生回路の出力からリセ
    ット信号を出力する読出リセット発生回路と、 前記ドロップアウト検出器がドロップアウトを検出して
    いない時には前記A/D変換器からの入力を出力し、前
    記ドロップアウト検出器がドロップアウトを検出してい
    る時には前記固定値発生器からの入力を出力する第1の
    スイッチと、 前記第1のスイッチの出力を、前記書込手段の出力する
    書込制御クロックにしたがって指定され前記書込リセッ
    ト発生回路の出力でリセットされるアドレスに入力さ
    れ、前記ジッタ抑圧手段が出力する読出制御クロックに
    したがって指定され前記読出リセット発生回路の出力で
    リセットされるアドレスから出力される可変遅延素子
    と、 前記可変遅延素子からの入力が前記固定値発生器の出力
    に等しく、かつ前記読出同期発生回路からの入力が同期
    信号でない場合に置き換え信号を出力する判別手段と、 2入力の一方の入力として前記ディジタル可変遅延素子
    の出力を入力し、前記判別手段が置き換え信号を出力し
    ていないときはそのまま前記ディジタル可変遅延素子か
    らの入力を出力し、前記判別手段が置き換え信号を出力
    したときはもう一方の入力を出力する第2のスイッチ
    と、 前記第2のスイッチの出力を入力し概ね1水平走査時間
    の遅延を与えて出力する遅延素子と、前記遅延素子の出
    力よりドロップアウト時の補償信号を発生し前記第2の
    スイッチのもう一方の入力に出力する補償信号発生回路
    と、前記遅延素子の入出力の両信号を入力して輝度信号
    と色信号に分離するY/C分離回路とを具備したことを
    特徴とする映像信号再生装置。
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