JPH08106794A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents

不揮発性メモリ装置

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JPH08106794A
JPH08106794A JP26139294A JP26139294A JPH08106794A JP H08106794 A JPH08106794 A JP H08106794A JP 26139294 A JP26139294 A JP 26139294A JP 26139294 A JP26139294 A JP 26139294A JP H08106794 A JPH08106794 A JP H08106794A
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JP
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test
write mode
data line
voltage
constant voltage
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Application number
JP26139294A
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English (en)
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Tetsuya Hayashi
林  哲也
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】書き込み/消去にかかる時間を短縮し、テスト
時間を短縮できる不揮発性メモリ装置を提供する。 【構成】マトリクス状に配列された複数のセルを有する
メモリセルアレイと、通常書き込みモード時に内部で通
常書き込み電圧を発生し前記複数のセルに供給する第1
の供給手段と、テスト書き込みモード時に外部から可変
の所定大きさのテスト書き込み電圧を入力し前記複数の
セルに供給する第2の供給手段と、前記通常書き込みモ
ードと前記テスト書き込みモードとを判別する手段と、
前記判別手段に応答して、前記通常書き込みモード時に
は前記第1の供給手段を選択し前記第2の供給手段を非
選択とし、前記テスト書き込みモード時には前記第1の
供給手段を非選択とし前記第2の供給手段を選択とする
手段とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性メモリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在のチャネルホットエレクトロン(C
HE)書き込み型のフラッシュメモリは一括消去後のセ
ルの閾値Vthを1Vー3Vに収束させるために、全セ
ルに対して消去前書き込みを行う方法が主流である。そ
のため、消去時間はほとんどが消去前書き込み時間であ
る。従って、書き込み/消去時間は書き込み時間にほぼ
同じである。
【0003】図7はフラッシュメモリのセルの構成を示
す回路図である。セルのコントロールゲートはワード線
WLに接続され、書き込み時には電圧VPP(例えば、1
2V)が供給されている。フラッシュメモリでは、セル
に書き込みを行う場合には、図7に示すように、書き込
み用電圧VDL(例えば、8V)がメモリセルのドレイン
に印加され、ソースはGNDに接続される。これによ
り、電流IDLがドレインからソースへ流れ、セルのドレ
イン端でCHEが発生し、フローティングゲートに電荷
が注入され、セルの閾値VthはVcc以上に上昇す
る。
【0004】図8はセルの閾値Vthと電流IDLとの関
係を示す特性図である。電圧VDL一定の下で、書き込み
後、セルに流れる電流IDLは図8の様に減少していく。
【0005】図9は従来のセル・ドレイン電圧発生回路
を示す回路図である。従来は書き込み用電圧VDLは図9
に示すように内部的に発生される。つまり、定電圧発生
回路12で発生される定電圧VcがNMOSトランジス
タ13のゲートに印加されると、データラインDLへ供
給されるデータライン電圧VDLが発生される。データラ
イン電圧VDLは、電流IDLが少ない場合には、データラ
イン電圧(VDL)=定電圧(Vc)−NMOSトランジ
スタの閾値(VthN )として得られる。このデータラ
イン電圧VDLは、図9に示すように、データラインDL
に与えられ、Yデコーダ11を通ってメモリセル・アレ
イ10内にマトリクス状に配列されたセルのドレイン端
に供給される。実際には、電流IDLは図8に示すように
流れるために、データライン電圧VDLは図10に示すよ
うになる。ここで、書き込み後(B点)のデータライン
電圧VDLがある一定電圧を超えると、メモリセルのドレ
イン端で電圧ストレスが生じ、このためメモリの書換え
回数等の信頼性が劣化する。従って、定電圧Vcの上限
は制限される。実際には、定電圧Vcは9Vないし10
Vである。電流IDLが大きくなった場合、データライン
電圧VDLの電圧降下が大きくなる。NMOSトランジス
タ13のサイズを大きくすれば、データライン電圧VDL
の電圧降下をある程度抑えることができるが、チップサ
イズ等の制約上限界がある。
【0006】書き込みには、ある一定以上のセル・ドレ
イン電圧が必要なため、電流IDLの上限ができる。この
ため、各データラインDLにより一度に書き込みを行え
るメモリセル・アレイ10内のメモリセルの数に制約が
できる。通常は1乃至数バイトが限界である。チップの
消去前書き込みでは全セルに対して書き込みを行わなけ
ればならないため、一度に書き込みができるメモリセル
の数が少ないと、書き込みに時間がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、図10に
示すように、データラインDLに多くの電流IDLが流れ
ると、データライン電圧VDLが低下し、書き込み特性が
著しく劣化する。従って、一度に多くのメモリセルに書
き込みを行うことが出来ない。フラッシュメモリは書き
込み/消去に時間がかかる。例えば、1チップで数ない
し数十秒かかる。また、出荷前テスト時の書き込みテス
トでは同様に全セルに書き込みを行うので、この場合に
も書き込みに時間がかかる。他のメモリに比べると製品
出荷時のテスト時間が長くなるという問題点がある。従
って、量産するには、多くのテスタが必要になり、設備
投資額が大きくなるという問題点がある。一方、NMO
Sトランジスタのサイズを大きくすれば、テスト時間は
改善されるが、チップサイズ上限界があるという問題点
がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、書き込み/消去にかかる時間を短縮し、テスト
時間を短縮できる不揮発性メモリ装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成できるようにするため、マトリクス状に配列された複
数のセルを有するメモリセルアレイと、通常書き込みモ
ード時に内部で通常書き込み電圧を発生し前記複数のセ
ルに供給する第1の供給手段と、テスト書き込みモード
時に外部から可変の所定大きさのテスト書き込み電圧を
入力し前記複数のセルに供給する第2の供給手段と、前
記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードとを
判別する手段と、前記判別手段に応答して、前記通常書
き込みモード時には前記第1の供給手段を選択し前記第
2の供給手段を非選択とし、前記テスト書き込みモード
時には前記第1の供給手段を非選択とし前記第2の供給
手段を選択とする手段とを具備している。
【0010】また、本発明は、マトリクス状に配列され
た複数のセルを有するメモリセルアレイと、通常書き込
みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデータライン
を介して前記複数のセルに供給する定電圧発生回路と、
テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
して前記複数のセルに供給するI/Oパッドと、前記通
常書き込みモードと前記テスト書き込みモードとを判別
する手段と、前記定電圧発生回路と前記データラインと
の間に接続され、前記通常書き込みモード時には、前記
定電圧発生回路を前記データラインに接続する第1のN
MOSトランジスタと、前記I/Oパッドと前記データ
ラインとの間に接続され、前記テスト書き込みモード時
には前記I/Oパッドを選択とする第2のMOSトラン
ジスタと、前記テスト書き込みモード時に、前記I/O
パッドに接続されたI/Oバッファを非動作にする手段
とを具備している。
【0011】更に、本発明は、マトリクス状に配列され
た複数のセルを有するメモリセルアレイと、通常書き込
みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデータライン
を介して前記複数のセルに供給する定電圧発生回路と、
テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
して前記複数のセルに供給する外部信号入力端子と、前
記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードとを
判別する手段と、前記定電圧発生回路と前記データライ
ンとの間に接続され、前記通常書き込みモード時には、
前記定電圧発生回路を前記データラインに接続する第1
のNMOSトランジスタと、前記外部信号入力端子と前
記データラインとの間に接続され、前記テスト書き込み
モード時には前記外部信号入力端子を選択とする第2の
MOSトランジスタとを具備している。
【0012】更に、本発明は、マトリクス状に配列され
た複数のセルを有するメモリセルアレイと、通常書き込
みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデータライン
を介して前記複数のセルに供給する定電圧発生回路と、
テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
して前記複数のセルに供給するパッドと、前記通常書き
込みモードと前記テスト書き込みモードとを判別する手
段と、前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に
接続され、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧
発生回路を前記データラインに接続する第1のNMOS
トランジスタと、前記パッドと前記データラインとの間
に接続され、前記テスト書き込みモード時には前記パッ
ドを選択とする第2のMOSトランジスタと、前記パッ
ドの前記テスト書き込み電圧から、前記通常書き込みモ
ード時には前記定電圧発生回路を選択する信号を発生
し、前記テスト書き込みモード時には前記第2のMOS
トランジスタをオンにする信号を発生する信号発生手段
とを具備している。
【0013】更に、本発明は、マトリクス状に配列され
た複数のセルを有するメモリセルアレイと、通常書き込
みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデータライン
を介して前記複数のセルに供給する定電圧発生回路と、
前記データラインの全てに共通に接続され、テスト書き
込みモード時に、外部から可変の所定大きさのテスト書
き込み電圧を入力し、前記データラインを介して前記複
数のセルに供給するテスト専用パッドと、前記通常書き
込みモードと前記テスト書き込みモードとを判別する手
段と、前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に
接続され、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧
発生回路を前記データラインに接続する第1のNMOS
トランジスタと、前記テスト専用パッドと前記データラ
インの各々との間に接続され、前記テスト書き込みモー
ド時には前記テスト専用パッドを選択とする第2のNM
OSトランジスタとを具備している。
【0014】
【作用】本発明では、通常モードの他に、テスト書き込
みモードが別に設定される。テストモード中は、書き込
みのために、データライン電圧VDLが外部から各種のパ
ッドを通して供給される。パッドとデータラインとの間
に新たに接続されたNMOSトランジスタは、ゲート電
圧が高く、電流駆動力が大きいので、その電圧低下が小
さい。このため、セル書き込み電流IDLが増加しても、
データライン電圧VDLの低下を少なくすることができ
る。従って、一度に多くのメモリセルに書き込みができ
る。つまり、テスト書き込みモードを新たに設けること
により、各データラインにより一度に多ビットの書き込
みを行うことができ、そのためテスト時間の短縮を図る
ことができる。これにより、製品出荷前のテスト時間を
短縮できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の不揮発性メモ
リ装置の第1の実施例の構成を示す回路図である。図1
において、データラインDLはYデコーダ11を介して
メモリセルアレイ10内のメモリセルに接続されてい
る。NMOSトランジスタ13、14が直列接続され、
NMOSトランジスタ14は電源電圧VPPに接続され、
NMOSトランジスタ13はデータラインDLに接続さ
れている。定電圧発生回路12は通常書き込み用の信号
VENがHのときにオンとなり、定電圧VcをNMOS
トランジスタ13のゲートに出力する。データ入出力端
子であるI/Oパッド16はNMOSトランジスタ15
を介してデータラインDLに接続されている。テストモ
ードでは、データライン電圧VDLが書き込みのためにI
/Oパッド16から供給される。NMOSトランジスタ
15は抵抗0のスイッチとみなすことができ、NMOS
トランジスタ15のゲートに供給される信号TENによ
りオン/オフ制御される。I/Oパッド16には、デー
タをメモリセルから外部へ読みだすためのI/Oバッフ
ァ17が接続されている。I/Oバッファ17は信号O
Eによりその動作が制御される。
【0017】尚、図1において、定電圧発生回路12、
I/Oパッド16等は各データラインDL毎に設けられ
ているが、説明の簡単のためにそれぞれ一つづつだけ図
示され他は省略されている。これは、以降に述べる他の
実施例についても同様である。
【0018】図2は図1の回路においてテストモード時
の信号発生回路を示す回路図である。信号VEN’及び
OE’は夫々ノアゲート20、21に供給される。テス
トモード時には信号TENがノアゲート20、21に同
時に供給され、信号VEN及びOEが出力される。通常
モード及びテストモードにおいて、各信号VEN,TE
N,OEは図1の下部に示すように変化する。
【0019】次に、図1の第1の実施例の不揮発性メモ
リ装置の動作について説明する。まず、通常の書き込み
モードでは、信号TENがLにあり、NMOSトランジ
スタ15はオフにある。定電圧発生回路12は信号VE
NがHになることにより選択となり、書き込み用の定電
圧VcがNMOSトランジスタ13に供給され及び電圧
Vc−VthがデータラインDLを介してYデコーダ1
1により選択されたメモリセルに供給される。一方、固
有のコマンドが入力されることにより、テスト時間を短
縮するテストモードに入ると、定電圧発生回路12は信
号VENによって非選択となり、定電圧VcはGNDレ
ベルになる。このため、NMOSトランジスタ13はオ
フになる。同時に、信号TENがH(例えば、12V)
になり、NMOSトランジスタ15がオンになり、デー
タラインDLはI/Oパッド16に直結される。このテ
ストモードでは、信号OEはLになり、I/Oバッファ
17の出力はハイインピーダンスになる。このように、
テスト書き込みの際には、外部からI/Oピン16を介
して直接セル・ドレイン電圧VDLが入力される。このN
MOSトランジスタ15では、NMOSトランジスタ1
3の様にデータラインDLを電圧制御する必要がないの
で、信号TENつまりNMOSトランジスタ15のゲー
ト電圧TENは電源電圧VDD(例えば、12V)に設定
できる。
【0020】この第1の実施例によれば、書き込み電流
IDLが増加しても書き込み電圧VDLの降下は生じないの
で、多くのメモリセルに同時に書き込みが可能になり、
書き込み速度が大きくなり、テスト時間が短縮できる。
また、書き込み電圧VDLはテスト段階で調整可能であ
り、セルの劣化を生じさせず、信頼性が向上できる。更
に、このように構成しても、チップサイズの増加もほと
んどなく、占有面積はほとんど増えない。この第1の実
施例により得られる効果は、特に記載しないが、以下に
述べる他の実施例についても同様に当てはまることであ
る。
【0021】(実施例2)図3は本発明の不揮発性メモ
リ装置の第2の実施例の構成を示す回路図である。この
第2の実施例では、第1の実施例のI/Oパッド16に
代えて、アドレスパッドなどの入力パッド30が用いら
れている。信号としては信号TENと信号VENとが用
いられている。他の部分は第1の実施例のものと同様で
あるので、その説明は省略する。
【0022】この第2の実施例の動作においても、信号
VENと信号TENとによる定電圧発生回路12及びN
MOSトランジスタ15の動作の制御は第1の実施例の
ものと同様である。
【0023】この第2の実施例によれば、既存の入力ピ
ンに本発明を容易に適用できる。
【0024】(実施例3)図4は本発明の不揮発性メモ
リ装置の第3の実施例の構成を示す回路図である。この
第3の実施例では、テストモードにおいて外部からパッ
ド40に供給されるデータライン電圧VDLから信号VE
Nを発生する信号発生回路41が備えられている。信号
発生回路41の出力は定電圧発生回路12に接続されて
いる。インバータ42は信号発生回路41の出力信号V
ENを反転して信号TENを発生するものである。例え
ば、インバータ42は、出力信号VENがLの場合には
12Vの信号TENを発生し、Hの場合には0Vの信号
TENを発生する。
【0025】この第3の実施例の不揮発性メモリ装置の
動作について説明する。まず、通常の書き込みモードで
は、信号発生回路41はHレベルの信号VENを出力
し、定電圧発生回路12を選択状態にする。電圧発生回
路12の定電圧Vcにより通常のセル書き込みが行われ
る。NMOSトランジスタ15はLレベルの信号TEN
によりオフにされている。一方、テストモードにおい
て、データライン電圧VDL(例えば、8V)が外部から
パッド40に供給されると、信号発生回路41がこのデ
ータライン電圧VDLからLレベルの信号VENを発生
し、定電圧発生回路12の出力電圧VcをGNDレベル
にする。NMOSトランジスタ15はHレベルの信号T
ENによりオンにされ、外部データライン電圧VDLが各
データラインDL及びYデコーダ11を介してメモリセ
ルに供給され、テスト書き込みが行われる。
【0026】この第3の実施例によれば、内部的に信号
VEN及びTENを発生できることから、より効率的に
テストが実施できる。
【0027】(実施例4)図5は本発明の不揮発性メモ
リ装置の第4の実施例の構成を示す回路図である。第1
の実施例では、各データラインDLがI/Oパッド16
に接続されており、NMOSトランジスタ15も各デー
タラインDL毎に設けられていたが、この第4の実施例
では、全てのデータラインDLが一つのテスト専用パッ
ド50に接続されて構成されている。他の各部は第1の
実施例と同様の構成である。
【0028】この第4の実施例の動作は、第1の実施例
の動作と同様であるので、その説明は省略する。
【0029】この第4の実施例によれば、一つのテスト
専用パッドを設けてテストを実施することにより、第1
の実施例に比べてその面積を小さくできる。
【0030】図6は本発明における外部データライン電
圧と書き込み電流との関係を示す図である。本発明で
は、外部データライン電圧VDLは書き込み電流IDLの大
きさとは無関係に一定の値のものが外部から供給され
る。外部データライン電圧VDLの大きさの上限はメモリ
セルを劣化させない大きさであり、その下限はメモリセ
ルをプログラムできる大きさであることが必要である。
外部データライン電圧VDLは実際には上限に近い電圧が
設定される。このデータライン電圧VDLは、テストされ
るメモリセルの特性に応じて、テスト書き込み時に多少
調整することができる。従来は、図10に示すように、
データライン電圧VDLを維持するために、書き込み電流
IDLが制限を受けたが、本発明では、書き込み電流IDL
が大きくなっても、データライン電圧VDLは変化しな
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、テス
ト時にセル書き込み電流が増加しても書き込み電圧の降
下は生じないので、多くのメモリセルに同時に書き込み
が可能になり、書き込み速度が大きくなり、テスト時間
が短縮できる。また、書き込み電圧VDLはテスト段階で
調整可能であり、セルの劣化を生じさせず、信頼性が向
上できる。更に、このように構成しても、チップサイズ
の増加もほとんどなく、占有面積はほとんど増えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不揮発性メモリ装置の第1の実施例の
構成を示す回路図。
【図2】図1の回路においてテストモード時の信号発生
回路を示す回路図。
【図3】本発明の不揮発性メモリ装置の第2の実施例の
構成を示す回路図。
【図4】本発明の不揮発性メモリ装置の第3の実施例の
構成を示す回路図。
【図5】本発明の不揮発性メモリ装置の第4の実施例の
構成を示す回路図。
【図6】本発明における外部データライン電圧と書き込
み電流との関係を示す特性図。
【図7】フラッシュメモリのセルの構成を示す回路図。
【図8】セルの閾値と書き込み電流との関係を示す特性
図。
【図9】図9は従来のセル・ドレイン電圧発生回路を示
す回路図。
【図10】従来のデータライン電圧と書き込み電流との
関係を示す特性図。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ 11 Yデコーダ 12 定電圧発生回路 13、14、15 MOSトランジスタ 16 I/Oパッド 17 I/Oバッファ 20、21 ノアゲート 30 入力パッド 31 入力バッファ 40 パッド 41 信号発生回路 42 インバータ 43 抵抗 50 テスト用パッド DL データライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/10 434

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配列された複数のセルを有
    するメモリセルアレイと、 通常書き込みモード時に、内部で通常書き込み電圧を発
    生し前記複数のセルに供給する第1の供給手段と、 テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
    のテスト書き込み電圧を入力し、前記複数のセルに供給
    する第2の供給手段と、 前記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードと
    を判別する手段と、 前記判別手段に応答して、前記通常書き込みモード時に
    は前記第1の供給手段を選択し前記第2の供給手段を非
    選択とし、前記テスト書き込みモード時には前記第1の
    供給手段を非選択とし前記第2の供給手段を選択とする
    手段と、 を具備することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  2. 【請求項2】マトリクス状に配列された複数のセルを有
    するメモリセルアレイと、 通常書き込みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデ
    ータラインを介して前記複数のセルに供給する定電圧発
    生回路と、 テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
    のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
    して前記複数のセルに供給するI/Oパッドと、 前記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードと
    を判別する手段と、 前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に接続さ
    れ、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧発生回
    路を前記データラインに接続する第1のNMOSトラン
    ジスタと、 前記I/Oパッドと前記データラインとの間に接続さ
    れ、前記テスト書き込みモード時には前記I/Oパッド
    を選択とする第2のMOSトランジスタと、 前記テスト書き込みモード時に、前記I/Oパッドに接
    続されたI/Oバッファを非動作にする手段と、 を具備することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  3. 【請求項3】マトリクス状に配列された複数のセルを有
    するメモリセルアレイと、 通常書き込みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデ
    ータラインを介して前記複数のセルに供給する定電圧発
    生回路と、 テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
    のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
    して前記複数のセルに供給する外部信号入力端子と、 前記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードと
    を判別する手段と、 前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に接続さ
    れ、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧発生回
    路を前記データラインに接続する第1のNMOSトラン
    ジスタと、 前記外部信号入力端子と前記データラインとの間に接続
    され、前記テスト書き込みモード時には前記外部信号入
    力端子を選択とする第2のMOSトランジスタと、 を具備することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  4. 【請求項4】マトリクス状に配列された複数のセルを有
    するメモリセルアレイと、 通常書き込みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデ
    ータラインを介して前記複数のセルに供給する定電圧発
    生回路と、 テスト書き込みモード時に、外部から可変の所定大きさ
    のテスト書き込み電圧を入力し、前記データラインを介
    して前記複数のセルに供給するパッドと、 前記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードと
    を判別する手段と、 前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に接続さ
    れ、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧発生回
    路を前記データラインに接続する第1のNMOSトラン
    ジスタと、 前記パッドと前記データラインとの間に接続され、前記
    テスト書き込みモード時には前記パッドを選択とする第
    2のMOSトランジスタと、 前記パッドの前記テスト書き込み電圧から、前記通常書
    き込みモード時には前記定電圧発生回路を選択する信号
    を発生し、前記テスト書き込みモード時には前記第2の
    MOSトランジスタをオンにする信号を発生する信号発
    生手段と、 を具備することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  5. 【請求項5】マトリクス状に配列された複数のセルを有
    するメモリセルアレイと、 通常書き込みモード時に、通常書き込み電圧を発生しデ
    ータラインを介して前記複数のセルに供給する定電圧発
    生回路と、 前記データラインの全てに共通に接続され、テスト書き
    込みモード時に、外部から可変の所定大きさのテスト書
    き込み電圧を入力し、前記データラインを介して前記複
    数のセルに供給するテスト専用パッドと、 前記通常書き込みモードと前記テスト書き込みモードと
    を判別する手段と、 前記定電圧発生回路と前記データラインとの間に接続さ
    れ、前記通常書き込みモード時には、前記定電圧発生回
    路を前記データラインに接続する第1のNMOSトラン
    ジスタと、 前記テスト専用パッドと前記データラインの各々との間
    に接続され、前記テスト書き込みモード時には前記テス
    ト専用パッドを選択とする第2のNMOSトランジスタ
    と、 を具備することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
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