JPH08106715A - スピンドルモータ制御装置 - Google Patents

スピンドルモータ制御装置

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JPH08106715A
JPH08106715A JP26307694A JP26307694A JPH08106715A JP H08106715 A JPH08106715 A JP H08106715A JP 26307694 A JP26307694 A JP 26307694A JP 26307694 A JP26307694 A JP 26307694A JP H08106715 A JPH08106715 A JP H08106715A
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JP
Japan
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signal
muse
spindle motor
phase
timing
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JP26307694A
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English (en)
Inventor
Yusaku Seki
雄策 関
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡潔な構成によって、また、再生MUSE信
号から抽出された水平基準信号と同期がとれ、且つ水平
基準信号がドロップアウトを起こしても、正常に回転位
相を制御可能とする。 【構成】 FM復調回路8から再生MUSE信号が得ら
れる。再生MUSE信号が同期分離回路10に供給され
る。この同期分離回路10で形成されたロード信号LD
SとVCO15からの書込みクロックWCLKを利用し
てタイミング生成器11は、生成同期信号PBHを生成
する。この生成同期信号PBHおよび基準信号発生器1
7からのサーボ基準信号REFが、スピンドル制御回路
3に供給される。これら生成同期信号PBHとサーボ基
準信号REFとが位相比較され、スピンドルモータ2の
回転位相が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば高品位テレビ
ジョン信号の一つであるハイビジョン信号のMUSE信
号が記録された光ディスクのプレーヤ、特に、このプレ
ーヤのスピンドルモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン方式の信号を記録したり、
伝送する際の帯域圧縮の方法として、多重サブナイキス
トサンプリングエンコーディング方式であるMUSE(m
ultiple sub-Nyquist sampling encoding)方式が提案さ
れている。ハイビジョン方式のベースバンド信号帯域幅
は、輝度信号が22MHz、二つの色差信号が各7MHzで
ある。MUSEは、このベースバンド信号を約8MHzの
帯域幅へ圧縮できる。
【0003】MUSEエンコーダにより形成されるMU
SE信号の伝送形式を図6に示す。MUSE信号は、一
種のパルス振幅変調信号であり、ライン番号〔1〜11
25〕と各ライン内のサンプル番号〔1〜480〕とで
信号の割り当てが規定される。サンプリング周波数は、
16.2MHzである。
【0004】図6に示すように、各ラインのサンプル番
号〔1〜12〕が水平同期(HD)期間である。水平同
期信号は、図7に示すような波形とされている。すなわ
ち、8ビット量子化レベルで、(64〜192)のレベ
ルを持つ波形とされ、第1番目および2n番目のライン
(但し、n≧2)と、第2番目および2n+1番目のラ
イン(但し、n≧1)とで、反転する波形とされてい
る。サンプル番号〔6〕が水平基準位相点である。この
水平基準位相点は、再サンプリングするときにサンプリ
ング位相を検出する点である。
【0005】MUSE信号の第1ラインおよび第2ライ
ンには、VIT(vertical intervaltest)信号および垂
直同期用のフレームパルスが挿入される。VIT信号
は、伝送路を等化するための基準信号である。さらに、
第2番目のラインの473サンプルのエッジがフレーム
基準位相点とされている。
【0006】C信号、Y信号、音声/データの割り当て
の詳細は、この発明と特に関係が強くないので、図6に
割り当てのフォーマットを示し、その説明を省略する。
但し、Y信号のレベルは、図8に示すように、黒レベル
が(16)と規定され、白レベルが(239)と規定さ
れる。また、ライン番号〔564〕は、規格上では、空
き領域とされているが、MUSE信号を光ディスクに記
録する例では、このラインにコントロール・アドレス信
号が挿入される。コントロール・アドレス信号は、プレ
ーヤが特殊機能の制御および時間情報の表示のために使
用できるコード信号である。
【0007】上述のMUSE信号は、FM変調され光デ
ィスクに記録される。図9は、光ディスク上に記録され
た信号の周波数スペクトル図である。SM がFM変調さ
れたMUSE信号である。MUSE信号の8ビット量子
化レベルの16が周波数f1(=10.6MHz)、その
8ビット量子化レベルの128が周波数f2 (=14.
4MHz)となるように、MUSE信号がFM変調され
る。また、FM変調信号SM の低域側に、ディジタル信
号SEFM およびパイロット信号SP が周波数多重され
る。
【0008】ディジタル信号SEFM は、コンパクトディ
スクと同様の信号形態を有し、EFM変調されたディジ
タルのオーディオあるいはビデオ信号である。パイロッ
ト信号SP は、周波数fP の信号で、時間軸基準信号で
ある。このパイロット信号SP は、光ディスクに対して
連続的に記録されている。周波数fP は、水平周波数f
H と下記の関係に選定されている。 fP =135/2 × fH (=2278125Hz)
【0009】ここで、このFM変調され光ディスクに記
録されたMUSE信号を再生し、再生信号の処理を行な
うためには、光ディスクが安定に回転することが必要で
ある。そのため、この光ディスクを回転させるスピンド
ルモータは、速度および位相サーボによって制御され
る。この場合、速度サーボには、例えばスピンドルモー
タの回転を光学的に検出する検出器の出力信号が利用さ
れ、スピンドルモータが規定の回転速度(CAV方式で
は、例えば1800rpm 、CLV方式では、例えば最大
で1800rpm )となるように制御される。
【0010】また、位相サーボは、外部から供給され
る、例えば水晶発振器などによって生成されたような安
定したサーボ基準信号、および光ディスク上に予め一定
周期で記録されている同期信号との位相差を検出するこ
とによって行われる。光ディスク上に記録されたMUS
E信号を再生する場合、従来は、この光ディスク上から
水平同期信号を検出し、それにより上述した水平基準位
相点を抽出することで、このサーボ基準信号と比較すべ
き信号を得ていた。すなわち、外部から供給されたサー
ボ基準信号と光ディスクから再生した同期信号とが所定
の位相関係になるように、スピンドルモータの回転位相
が制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水平同
期信号を再生MUSE信号から抜き取る必要がある。し
かし、この水平同期信号は、MUSE信号のフォーマッ
ト上で、負極性ではないため、単なる振幅分離によっで
は抜取ることができない。また、水平同期抜取り回路を
構成しても、C/N比が良好でない時には、水平同期信
号の抜取りを正しく抜取ることができない。さらに、ド
ロップアウトが発生した時や、通常再生動作以外のプレ
ーヤの動作モードでは、水平同期信号の抜取りができな
くなる。
【0012】したがって、この発明の目的は、簡単な構
成であって、再生MUSE信号から抽出された水平基準
信号と安定に同期をとることができるようなスピンドル
モータ制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、周期的に挿
入された同期信号を含む入力信号が供給され、入力信号
中の同期信号の位相と一定の関係にあるタイミング信号
を生成するタイミング生成手段と、タイミング信号をサ
ーボ基準信号と比較することによって、位相エラー信号
を形成し、この位相エラー信号によって、スピンドルモ
ータの回転位相を制御する制御手段とを備えたスピンド
ルモータ制御装置である。
【0014】
【作用】PLLの構成によって、入力信号の同期信号と
同期したクロックが生成され、タイミング生成手段は、
このクロックに基づいて、同期信号と一定の位相関係に
あるタイミング信号を生成する。このタイミング信号と
サーボ基準信号とによって、スピンドルモータの回転位
相が制御される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この一実施例の全体の構成を
示し、1が光ディスクである。この光ディスク1には、
前述のように、FM変調されたMUSE信号SM 、ディ
ジタル信号SEFM およびパイロット信号SP が周波数多
重された信号が記録されている。光ディスク1は、スピ
ンドルモータ2によって、CAV(角速度一定)あるい
はCLV(線速度一定)の方式で回転駆動される。3
は、スピンドルモータ2の回転速度および回転位相を制
御するスピンドル制御回路である。
【0016】光ディスク1の記録信号は、光学的ピック
アップ4により読み取られる。図示しないが、ピックア
ップ4をディスク1の径方向に移動させる送り機構が設
けられている。これらの光ディスク1の回転駆動、ピッ
クアップ4の構造、ピックアップ4の送り機構等は、従
来から知られているものを採用できる。
【0017】ピックアップ4で読み取られた再生信号が
再生アンプ5を介してバンドパスフィルタ6に供給され
る。バンドパスフィルタ6によって、FM変調MUSE
信号SM が分離される。この分離された信号SM がFM
復調回路8でFM復調され、その出力に発生する再生M
USE信号がA/D変換器9、同期分離回路10および
TBC(time base corrector) 用信号生成器12にそれ
ぞれ供給される。また、これらの回路に対して、VCO
15から書込みクロックWCLKが供給される。
【0018】A/D変換器9は、書込みクロックWCL
Kを使用して、再生MUSE信号を16.2MHz、ある
いはその整数倍の周波数でサンプリングし、1サンプル
が8ビットのディジタルMUSE信号を出力する。同期
分離回路10は、MUSE信号中のライン番号〔1〕お
よび〔2〕に挿入されているフレームパルスを検出し、
後述のように、タイミング基準としてのロード信号LD
Sを発生する。このロード信号LDSと書込みクロック
WCLKがタイミング生成器11に供給され、タイミン
グ生成器11が再生処理に必要な各種のタイミング信号
を生成する。
【0019】TBC用信号生成器12は、TBCのため
に再生MUSE信号と同期した信号を発生し、この信号
を位相比較器13に供給する。また、TBC用信号生成
器12は、FM復調され発生した再生MUSE信号から
水平同期信号を抜き取り、位相比較器13に供給する。
位相比較器13には、書込みクロックWCLKが供給さ
れる。再生MUSE信号と同期した信号としては、再生
パイロット信号あるいは再生水平同期信号HDを使用で
きる。再生パイロット信号あるいは再生水平同期信号
と、書込みクロックWCLKの位相差に応じた比較出力
が位相比較器13から発生し、この比較出力がループフ
ィルタ14を介してVCO(voltage controlled oscill
ator) 15に対して制御電圧として供給される。VCO
15は、制御電圧に応じて発振周波数を変化し、その出
力に書込みクロックWCLKが発生する。位相比較器1
3の構成によっては、書込みクロックWCLKの代わり
に、書込みクロックWCLKからタイミング生成器11
で生成したウインドウを使用しても良い。
【0020】位相比較器13、ループフィルタ14およ
びVCO15によって、PLLが構成され、TBC用信
号生成器12からの信号と同期した、すなわち、再生M
USE信号と同期した書込みクロックWCLKが生成さ
れる。この書込みクロックWCLKがTBC用のメモリ
16に対して供給され、A/D変換器9からのディジタ
ル信号が書込みクロックWCLKによって、メモリ16
に書込まれる。メモリ16は、RAM、FIFO等で構
成される。
【0021】一方、読出しクロックRCLKによって、
メモリ16からデータが読出される。この読出しクロッ
クRCLKは、水晶発振器で発生したマスタークロック
を分周して形成したものであり、安定なクロックであ
る。従って、再生MUSE信号に含まれていた時間軸変
動分がメモリ16を含むTBCによって除去され、メモ
リ16の読出しデータは、時間軸変動分を含まないもの
となる。図示しないが、メモリ16から読出された信号
は、D/A変換器によって、アナログのMUSE信号に
戻され、さらにMUSE方式のデコーダに供給される。
MUSEデコーダによって、再生カラービデオ信号が得
られる。
【0022】また、上述したスピンドル制御回路3に
は、タイミング生成器11によって生成された生成同期
信号PBHが供給される。さらに、基準信号発生器17
よりサーボ基準信号REFが供給される。これら生成同
期信号PBHとサーボ基準信号REFとによって、スピ
ンドルモータ2の回転位相が制御される。
【0023】次に、上述したタイミング生成器11の構
成の一例について説明する。このタイミング生成器11
は、書込みクロックWCLKによって作動している2段
構成のカウンタである。この書込みクロックWCLK
は、上述したように、VCO15から供給される。この
タイミング生成器11の構成を図2に示す。31は、第
1のカウンタであり、ここではこれをサンプルカウンタ
と呼ぶ。32は、サンプルカウンタ31のロード信号入
力端である。33は、サンプルカウンタ31のクロック
信号入力端である。34は、サンプルカウンタ31のキ
ャリー信号出力端である。また、35は、第2のカウン
タであり、ここではこれをラインカウンタと呼ぶ。36
は、ラインカウンタ35のロード信号入力端である。3
7は、ラインカウンタ35のクロック信号入力端であ
る。さらに、40は、サンプルカウンタ31の出力端で
あり、41は、ラインカウンタ35の出力端である。
【0024】サンプルカウンタ31のロード信号入力端
32およびラインカウンタ35のロード信号LDS入力
端36には、外部からのロード信号LDSがそれぞれ供
給される。また、サンプルカウンタ31のキャリー信号
出力端34は、ラインカウンタ35のイネーブル端子E
Tに接続されている。
【0025】サンプルカウンタ31およびラインカウン
タ35は、それぞれロード信号入力端32およびロード
信号入力端36にロード信号LDSが入力されると、ロ
ードデータがカウンタ31およびカウンタ35にそれぞ
れロードされる。また、サンプルカウンタ31は、クロ
ック入力端33に供給される書込みクロックWCLKに
よって、インクリメントする。そしてカウント値がサン
プルカウンタ31に予め設定された最大値に達すると、
キャリー信号出力端34からキャリー信号CAが出力さ
れ、カウント値が〔1〕に戻る。このキャリー信号CA
は、ラインカウンタ35のクロック信号入力端37に供
給される。それによりラインカウンタ35は、インクリ
メントする。そしてカウント値がサンプルカウンタ35
に予め設定された最大値に達すると、カウント値が
〔1〕に戻る。
【0026】上述のロード信号入力端32およびロード
信号入力端36に入力されるロード信号LDSは、図1
の同期分離回路10で分離されたMUSE信号中のフレ
ームパルスから生成されるものである。つまり、図3に
示すように、同期分離回路10は、A/D変換器9より
供給された信号よりライン番号〔1〕およびライン番号
〔2〕のフレームパルスを抽出する。但し、図3におい
ては、ライン番号〔2〕の波形のみを示す。そして、ラ
イン番号〔2〕のフレームパルスに含まれるフレーム基
準位相点を検出し、この点をパルスの立ち下がりとする
ロード信号LDSが生成される。
【0027】ここで、このタイミング生成器11の動作
の例を、図4のタイミングチャートを参照しながら説明
する。図4Aは、サンプルカウンタ31のクロック信号
入力端33に供給されている書込みクロックWCLKで
ある。図4Bは、上述したロード信号LDSであって、
同期分離回路10より供給される。サンプルカウンタ3
1およびラインカウンタ35は、同期分離回路10より
図4Bのロード信号LDSを供給されると、それぞれ予
め設定されたロードデータ38およびロードデータ39
をロードされる。この例では、ロード信号LDSが再生
MUSE信号中のフレーム基準位相点で発生することと
対応して、ロードデータ38が〔473〕を表す値、ま
た、ロードデータ39が〔2〕を表す値とされている。
【0028】これらのロードデータがロードされること
により、サンプルカウンタ31およびラインカウンタ3
5は、図4Cおよび図4Dに示すように、それぞれのデ
ータ出力端40および41からロードデータと同一の値
を出力する。ロードデータをロードした後のカウントの
タイミングは、上述したように、サンプルカウンタ31
では書込みクロックWCLKのタイミングであり、ライ
ンカウンタ35では、サンプルカウンタ31から供給さ
れるキャリー信号CAのタイミングである。
【0029】これらのサンプルカウンタ31およびライ
ンカウンタ35の出力より、例えばタイミング抽出のた
めのウィンドウパルスを生成できる。一例として、図4
Eに示すように、再生MUSE信号におけるライン番号
〔2〕の、サンプル番号〔473〜475〕の位置にウ
ィンドウを生成することができる。このように生成され
たウィンドウのタイミングは、ロード信号LDSがMU
SE信号に含まれるフレームパルスから同期分離回路1
0によって生成されており、また書込みクロックWCL
Kが再生MUSE信号と同期するように形成されたもの
であるから、再生MUSEビデオ信号に同期したものと
なる。
【0030】この発明におけるスピンドルモータ2の回
転位相の制御は、このタイミング生成器11によって生
成される生成同期信号PBHを使用して行われる。上述
したように、この生成同期信号PBHは、再生MUSE
信号の任意のタイミングに形成することができる。一例
として図5に示すように、再生MUSE信号の水平基準
位相点と一致するタイミングの立ち上がりエッジを有す
る生成同期信号PBHが形成される。すなわち、各ライ
ンのサンプル番号〔6〕の位置で、生成同期信号PBH
が立上がるように設定する。
【0031】この生成同期信号のパルス幅Tは、スピン
ドル制御回路3に設けられている位相比較器の構成など
に合わせ、適宜に設定される。スピンドル制御回路3に
は、スピンドルモータ2の位相制御のために、この生成
同期信号PBHおよび基準信号生成回路17で生成され
たサーボ基準信号REFが共に供給されている。このサ
ーボ基準信号REFは、例えば水晶発振器などを用いて
生成された、安定した基準パルスである。スピンドルモ
ータ2は、スピンドル制御回路3によって、これらの生
成同期信号PBHおよびサーボ基準信号REFとが所定
の位相関係になるようにされ、その回転位相が制御され
る。
【0032】上述したように、このタイミング生成器1
1は、再生MUSE信号に同期した書込みクロックWC
LKに同期している。また、この書込みクロックWCL
Kは、常に発生していて大きく変化することが無いた
め、タイミング生成器11で生成された生成同期信号P
BHも大きく乱れることは無い。したがって、PLLが
ロック状態となっていれば、ドロップアウトなどによる
水平同期信号の抜けが起きても、スピンドル制御回路3
には常に生成同期信号PBHが供給される。それによ
り、この生成同期信号PBHによって位相制御されてい
るスピンドルモータ2の回転位相がを大きく乱れること
が防止できる。
【0033】なお、この発明は、この一実施例に限定さ
れず、NTSC信号のディスクプレーヤ等のプレーヤ、
磁気ディスク、光磁気ディスクのプレーヤ等に適用する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、簡潔な構成によって
再生MUSE信号から抽出された水平基準信号とスピン
ドルモータとの同期をとることができる。また、再生M
USE信号から抽出される水平基準信号がドロップアウ
トを起こしても、タイミング生成器によって生成された
生成同期信号が常にスピンドル制御回路に供給されてい
るため、スピンドルモータの回転位相を安定に制御でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施例におけるタイミング生成器
の一例のブロック図である。
【図3】タイミング生成器におけるロード信号の生成を
説明するためのタイミングチャートである。
【図4】タイミング生成器の説明のためのタイミングチ
ャートである。
【図5】生成同期信号PBHのタイミングの一例を示す
略線図である。
【図6】MUSE信号の信号フォーマットを示す略線図
である。
【図7】MUSE信号内の水平同期信号を説明するため
の波形図である。
【図8】水平同期信号のレベルを説明するための略線図
である。
【図9】この発明を適用することができる光ディスクの
記録信号を説明するための周波数スペクトル図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 4 ピックアップ 8 FM復調器 11 タイミング生成器 13 位相比較器 15 VCO 17 基準信号生成器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に挿入された同期信号を含む入力
    信号が供給され、上記入力信号中の上記同期信号の位相
    と一定の関係にあるタイミング信号を生成するタイミン
    グ生成手段と、 上記タイミング信号をサーボ基準信号と比較することに
    よって、位相エラー信号を形成し、この位相エラー信号
    によって、スピンドルモータの回転位相を制御する制御
    手段とを備えたスピンドルモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスピンドルモータ制御
    装置において、 上記スピンドルモータがMUSE信号が記録されたディ
    スクを回転させるものであることを特徴とするスピンド
    ルモータ制御装置。
JP26307694A 1994-10-03 1994-10-03 スピンドルモータ制御装置 Pending JPH08106715A (ja)

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