JPH08106672A - インデックスマーク検出装置 - Google Patents

インデックスマーク検出装置

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Publication number
JPH08106672A
JPH08106672A JP6244071A JP24407194A JPH08106672A JP H08106672 A JPH08106672 A JP H08106672A JP 6244071 A JP6244071 A JP 6244071A JP 24407194 A JP24407194 A JP 24407194A JP H08106672 A JPH08106672 A JP H08106672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
index mark
speed
detecting
frequency
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6244071A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Saito
裕一 斉藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6244071A priority Critical patent/JPH08106672A/ja
Publication of JPH08106672A publication Critical patent/JPH08106672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インデックスマークを他の信号から確実に分離
して、インデックスマークの検出を正確に行なう。 【構成】テープ1に記録された所定の周波数(例えば4
0Hz)を有するインデックスマークを検出する磁気ヘ
ッド2と、テープ1の走行速度を検出する回転検出器7
と、磁気ヘッド2によるインデックスマーク検出時の検
出周波数域をテープ1の走行速度に応じて変化させるC
PU8とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインデックスマーク検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通常の音声の他に頭出し信号
等のインデックスマークを記録できるテープレコーダが
知られている。テープに記録するインデックスマークと
しては、人間の耳には聞こえないかあるいは聞こえにく
い、40Hz以下の周波数信号を利用している。これに
対して人間の音声の主成分は100Hz以上である。従
ってこのようなインデックスマークと音声の両方が記録
されたテープを再生あるいは早送り、巻き戻しした場合
には、その周波数差により電気的に分離し、インデック
スマークのみを取り出して検出・利用していることが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に多く使用されて
いるキャプスタン方式のテープレコーダにおいては、記
録・再生時にはテープ走行速度が一定であるが、早送り
・巻戻し時には、テープの巻き始め・巻き終わりによっ
てテープ走行速度が変化する。変化の度合はテープの長
さや厚みによって異なるが、概して早送り時におけるテ
ープ巻き終わりのテープ走行速度は、テープ巻き始めの
テープ走行速度の2〜2.5倍になる。このため、イン
デックスマークと音声とを分離するためには、インデッ
クスの検出周波数も巻き始めと巻き終わりで2〜2.5
倍の幅を持たせる必要がある。
【0004】すなわち、例えば早送り時における巻き始
めのテープ速度を通常の記録・再生時の5倍速とし、早
送り時における巻き終わりのテープ速度を通常記録・再
生時の12.5倍速(巻き始めの2.5倍)とする。こ
こでインデックスマークの記録時周波数を40Hzとす
ると、早送り時における巻き始めの周波数は40Hz×
5=200Hzとなり、巻き終わり時には40Hz×1
2.5=500Hzとなる。これに対して、音声の最低
主要成分を100Hzとすると早送り時における巻き始
めの周波数は100Hz×5=500Hz、巻き終わり
時には、100Hz×12.5=1250Hzとなる。
つまり、インデックスマークの検出周波数を上記の周波
数変化に対応して200〜500Hzとすると、巻き始
めの音声最低周波数500Hzをインデックスマークと
して誤検出してしまう可能性が出てくる。
【0005】そこで、インデックスマークの記録時周波
数を40Hzよりも低くして音声との分離をしやすくす
る方法もある。しかしながら、この方法では周波数がよ
り低くなるにつれてインデックスマークの記録・検出時
間が長くなる、ヘッドそのものの感度が低くなる、さら
には通常再生速度でインデックスマークを検出する場合
における分離フィルターの設計が難しくなる等の問題が
ある。
【0006】本発明のインデックスマーク検出装置は、
このような課題に着目してなされたものであり、その目
的とするところは、インデックスマークを他の信号から
確実に分離してインデックスマークの検出を正確に行な
えるインデックスマーク検出装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係るインデックスマーク検出装置
は、テープに記録された所定の周波数を有するインデッ
クスマークを検出するインデックスマーク検出手段と、
テープの走行速度を検出する速度検出手段と、インデッ
クスマーク検出手段によるインデックスマーク検出時の
検出周波数域をテープの走行速度に応じて変化させる制
御手段とを具備する。
【0008】また、第2の発明に係るインデックスマー
ク検出装置は、第1の発明に係るインデックスマーク検
出装置において、速度検出手段は、テープリールの回転
周期を検出することによりテープの走行速度を検出す
る。
【0009】
【作用】すなわち、第1の発明に係るインデックスマー
ク検出装置は、テープに記録された所定の周波数を有す
るインデックスマークをインデックスマーク検出手段に
よって検出するとともに、速度検出手段によってテープ
の走行速度を検出する。そして、インデックスマーク検
出手段によるインデックスマーク検出時の検出周波数域
をテープの走行速度に応じて変化させるようにする。
【0010】また、第2の発明に係るインデックスマー
ク検出装置は、第1の発明に係るインデックスマーク検
出装置において、速度検出手段によるテープの走行速度
の検出をテープリールの回転周期を検出することにより
行なうようにする。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係るインデック
スマーク検出装置の第1実施例を詳細に説明する。図1
は本発明が適用されるインデックスマーク検出装置の構
成図である。同図において、インデックスマークと音声
が記録されたテープ1には磁気ヘッド2が近接配置され
るとともに、メカニズム6が対向配置されている。磁気
ヘッド2にはアンプ3を介してスピーカ4が接続されて
いる。ここでアンプ3とスピーカ4は音声信号の再生装
置を構成している。また、各部の制御を行なうべく、C
PU8は操作モードの設定を行なうのに用いられる操作
スイッチ9と、アンプ3とに接続され、さらにフィルタ
5を介して磁気ヘッド2とアンプ3との接続部と、メカ
ニズム6の第1端子と、回転検出器7を介してメカニズ
ム6の第2端子に接続されている。メカニズム6は図示
しないモーターやモーター制御回路を含み、テープ1を
CPU8によって設定された速度で駆動する。
【0012】ここで、テープ1に記録されたインデック
スマークは磁気ヘッド2によって検出されてフィルタ5
を介してCPU8によって認識される。また、メカニズ
ム6内の供給側リールの回転周期は回転検出器7によっ
て検出され、CPU8は検出された回転周期に基づいて
テープ1の走行速度に関する情報を得ることができる。
【0013】以下に上記した構成の第1実施例に係る動
作を図1及び図2のフローチャートを参照して説明す
る。まず、ステップS1でテープ1の巻き戻し状態が検
出されると、回転検出器7で検出された最新の供給側リ
ールの回転周期T(秒)から、インデックスマークの検
出を行う検出周波数F(Hz)を後述するF=−312
6T+1370の式により算出する(ステップS2)。
次にステップS3において、図1に示すフィルタ5を通
してCPU8に入力されるインデックスパルスがあるか
どうかを判断する。このフィルタ5の働きはテープ1上
に記録された信号の広い周波数範囲からインデックスマ
ークが変化し得る周波数範囲にある程度信号を狭めるこ
とであり、CPU8の負担を軽くする効果があるが必ず
しも必要ではない。
【0014】次にステップS4では、ステップS3で入
力されたインデックスパルスのパルス周波数がステップ
S2で計算された検出周波数Fに近い値かどうか(ここ
では上下10%の余裕をみている)を判断し、次にステ
ップS5において、この条件にあるインデックスパルス
のパルス数が連続してP=52かどうかを判断する(こ
こでも上下10%の余裕をみている)。これらの条件を
すべて満足するとインデックスマークが検出されたと判
断してステップS6へ進み、インデックスマークを検出
したときの所定の処理を行なう。
【0015】以下に、インデックスマークの検出を行う
検出周波数F(Hz)がF=−3126T+1370の
式で求められる理由を説明する。例えばテープ1の巻戻
し時において、一般に供給側リールの回転周期Tが小さ
くなると、インデックスマークの検出周波数Fは大きく
なり、図4に示すような特性曲線で表される。ここで、
テープ1の巻戻し時における巻き始めの供給側リールの
回転周期をT1 (秒)、このときのテープ速度を通常再
生時のK1 倍速とし、かつ、巻き終わりの供給側リール
の回転周期をT2 (秒)、このときのテープ速度を通常
再生時のK2 倍速とする。また、インデックスマークの
記録周波数をFc (Hz)とする。
【0016】図においてT1 −T2 間では検出周波数F
が回転周期Tの変化に応じてリニアに変化するものとす
ると、求める任意のテープ位置におけるインデックスマ
ークの周波数Fは、
【0017】
【数1】
【0018】ここで、例えば、Fc =40(Hz)、T
1 =0.2847(秒)、T2 =0.05434
(秒)、K1 =12、K2 =30を式(2)、式(3)
に代入してL、Bを求めると、L=−3126、B=1
370となり、これらを式(1)に代入することにより
検出周波数F=−3126T+1370 …(4)
が得られる。
【0019】したがって、例えば巻戻し時のテープ1の
走行速度、すなわち、供給側リールの回転周期Tに応じ
て、インデックスマークの検出周波数Fを式(4)に従
って逐次、変化させてゆけば、インデックスマークの記
録周波数40Hzと、音声の主成分最低周波数との比率
が常に一定に保たれ、インデックスマークの検出周波数
と音声の主成分最低周波数の検出時点の周波数とが重複
しないので音声をインデックスマークとして誤検出する
可能性がなくなる。したがって、インデックスマークを
正確に検出できる。
【0020】図3は第2実施例に係るインデックマーク
検出装置の動作を示すフローチャートである。ステップ
S1で巻戻し状態に設定されると、次に、回転検出器7
によって検出された供給側リールの回転周期Tが2.5
2(秒)より大きいか否か、すなわち、リール回転周期
T≦2.52(秒)の条件を満たすか否かに応じて2種
類のインデックスマーク検出周波数に場合わけを行なう
(ステップS2)。ここで、NOの場合はステップS3
に進んでインデックスパルスの存在を確認し、次にパル
ス周波数<840Hzを満たすか否かを判断する(ステ
ップS4)。
【0021】また、ステップS2でYESの場合はステ
ップS7に進んでインデックスパルスの存在を確認し、
次にパルス周波数≧840Hzの条件を満たすか否かを
判断する(ステップS9)。このようにして2つの有効
インデックスマーク周波数域での判定を行なった後はそ
れぞれ、ステップS5、S6あるいはステップS9、S
10で第1実施例のステップS5、S6と同様の処理を
行なう。第2実施例の場合、第1実施例とは異なり、イ
ンデックスマークの検出周波数Fを逐次、変化させてゆ
くわけではないので、インデックスマークの記録周波数
40Hzと音声の主成分最低周波数との比率を一定には
保てないが、お互いを確実に分離できるほどには周波数
範囲を離せるので実用的には十分である。また、ステッ
プS2において、インデックスマーク検出周波数の場合
分けを2つにしたが、3つ以上に細かくしてもかまわな
い。
【0022】以上2つの例を説明したが、ステップS2
においてテープの走行速度に関する情報を得るのに供給
側リールの回転周期を利用したが、テープの卷径やテー
プ上にあらかじめ記録したタイムコード信号等を利用し
てもよい。また巻戻し状態のみならず、早送り状態でも
本発明を適用できることは勿論である。
【0023】上記したように、本実施例のインデックス
マーク検出装置は、テープ1に記録された所定の周波数
(例えば40Hz)を有するインデックスマークを検出
するインデックスマーク検出手段(磁気ヘッド2)と、
テープ1の走行速度を検出する速度検出手段(回転検出
器7)と、インデックスマーク検出手段(磁気ヘッド
2)によるインデックスマーク検出時の検出周波数域を
テープの走行速度に応じて変化させる制御手段(CPU
8)を具備している。
【0024】ここで、本実施例における速度検出手段
は、テープリールの回転周期を検出することによりテー
プの走行速度を検出する。さらに、上記した具体的実施
例から次のような構成の技術的思想が導き出され、以下
のような効果を奏する。 (1) テープに記録された所定の周波数を有するイン
デックスマークを検出するインデックスマーク検出手段
と、テープの走行速度を検出する速度検出手段と、イン
デックスマーク検出手段によるインデックスマーク検出
時の検出周波数域をテープの走行速度に応じて変化させ
る制御手段と、を具備するインデックスマーク検出装
置。 (2) 速度検出手段は、テープリールの回転周期を検
出することによりテープの走行速度を検出する構成
(1)に記載のインデックスマーク検出装置。
【0025】上記した構成(1)あるいは構成(2)に
記載のインデックスマーク検出装置によれば、インデッ
クスマークを他の信号から確実に分離できるのでインデ
ックスマークの検出を正確に行なえるようになる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、インデックスマークを
他の信号から確実に分離できるのでインデックスマーク
の検出を正確に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインデックスマーク検出装
置の構成図である。
【図2】本発明に係るインデックスマーク検出装置の第
1実施例の動作を示すフローチヤートである。
【図3】本発明に係るインデックスマーク検出装置の第
2実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】インデックスマークの検出周波数と供給側リー
ルの回転周期との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…テープ、2…磁気ヘッド、3…アンプ、4…スピー
カ、5…フィルタ、6…メカニズム、7…回転検出器、
8…CPU、9…操作スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに記録された所定の周波数を有す
    るインデックスマークを検出するインデックスマーク検
    出手段と、 テープの走行速度を検出する速度検出手段と、 インデックスマーク検出手段によるインデックスマーク
    検出時の検出周波数域をテープの走行速度に応じて変化
    させる制御手段と、 を具備したことを特徴とするインデックスマーク検出装
    置。
  2. 【請求項2】 速度検出手段は、テープリールの回転周
    期を検出することによりテープの走行速度を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインデックスマーク検出
    装置。
JP6244071A 1994-10-07 1994-10-07 インデックスマーク検出装置 Withdrawn JPH08106672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244071A JPH08106672A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 インデックスマーク検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244071A JPH08106672A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 インデックスマーク検出装置

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JPH08106672A true JPH08106672A (ja) 1996-04-23

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ID=17113307

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JP6244071A Withdrawn JPH08106672A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 インデックスマーク検出装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115