JPH08106455A - レター作成装置 - Google Patents

レター作成装置

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JPH08106455A
JPH08106455A JP6244341A JP24434194A JPH08106455A JP H08106455 A JPH08106455 A JP H08106455A JP 6244341 A JP6244341 A JP 6244341A JP 24434194 A JP24434194 A JP 24434194A JP H08106455 A JPH08106455 A JP H08106455A
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JP
Japan
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JP6244341A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kodama
裕史 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが独自にレイアウトを設定可能である
と共に、文書を作成した後に出力までの一連の作業を自
動的に実行することの可能なレター作成装置を提供す
る。 【構成】 システム全体の各種制御を実行するCPU1
と、ユーザが各種情報を入力するためのキーボード2
と、ユーザが入力した情報、外部から受信した情報及び
システムメッセージ等を表示する液晶表示素子(LC
D)4と、液晶表示素子4を駆動する液晶ドライバ3
と、CPU1によって実行されるアプリケーション、使
用する文字データ及び図形データ等を格納するROM5
と、ユーザが作成したデータを格納すると共にシステム
作業領域を提供するRAM6と、ゲートアレイ9と、リ
アルタイムクロック10とから構成されている。ゲート
アレイ9には、ファクスモデム11等に接続されるシリ
アルインターフェース7と、赤外線によるシリアル信号
を外部に出力する赤外線インターフェース8と、その他
の回路が内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レター作成装置に関
し、特に英文ワードプロセッサ、携帯情報端末、電子手
帳、パーソナルコンピュータ等に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−314107号公報には英文
レターに必要な要素をデータベースから読み出して配置
する文章作成装置が開示されている。この文章作成装置
はユーザが入力する文書本文を記憶する文書記憶手段
と、差出人及び宛先情報を記憶する情報記憶手段と、複
数の英文レターの書式を記憶している書式記憶手段等の
複数の記憶手段を有している。また、文書記憶手段によ
り記憶された文書本文と、情報記憶手段により記憶され
た差出人及び宛先をユーザが指定するレター書式に基づ
いて、文書の所用領域に配置する制御手段を有してい
る。従ってユーザが英文レター特有の書式に関する知識
や情報入力手段を知らなくとも慣習に適合した英文レタ
ーを作成することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
英文レターの形式はデータベースから選択した形式のみ
利用可能であり、レイアウトを変更する場合は、ユーザ
が完成されたレターを直接操作する以外にユーザが配置
を操作することはできない。たとえば日付位置を文書の
左右マージンに対して中央又は左右のいずれかへの配置
をレター夫々にあらかじめ設定しておくことは不可能で
ある。
【0004】また、文書夫々の出力方法は、近年はプリ
ンタによる印刷のみならず、ファックスモデムにより文
書データを直接宛先のファクシミリに送信したり、電子
メールサービスを利用して送信する等、紙に印刷するこ
となく出力することが一般的になりつつある。一般に文
書を作成する場合は何らかの手段で作成等の文書を出力
するのが一般的であり、特に英文レターを作成した際は
海外に向けて発信する事が多い。上述の文書作成装置に
おいてはレターを簡単に作成することが可能であるが、
作成後の出力についてはユーザが別途作業を行う必要が
あり、文書作成から出力という一連の作業の中にユーザ
の作業が途中で介在することになり業務効率が低下す
る。
【0005】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、ユーザが独自に配置を設定可能で
あると共に、文書を作成した後に出力までの一連の作業
を自動的に実行することの可能なレター作成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、レターの本文と個人情報及び宛先データを含む
各種情報とを入力するための入力手段と、入力された本
文及び各種情報を記憶する記憶手段と、日付データを発
生する計時手段と、前記本文、各種情報及び日付データ
で夫々規定されるレター要素のレイアウトについての基
本情報を記憶する配置記憶手段と、前記レター要素の少
なくとも一部のレイアウトの修正及び付加情報を定義す
るためのユーザ定義手段と、前記配置記憶手段に記憶さ
れているレイアウトの基本情報と前記ユーザ定義手段に
よって指示されるレイアウト情報及び付加情報とに基づ
いて前記記憶手段に記憶された前記レター要素を配置し
てレターを作成する制御手段とを備えることを特徴とす
る請求項1のレター作成装置によって達成される。
【0007】本発明によれば、前述の目的は、前記制御
手段により作成されたレターを前記宛先データを利用し
て外部機器に出力する出力手段を更に備え、前記制御手
段はレターの作成と前記出力手段の制御とを連続して行
うことを特徴とする請求項2のレター作成装置によって
達成される。
【0008】
【作用】請求項1のレター作成装置においては、入力手
段によりレターの本文と、個人情報及び宛先データを含
む各種情報とが入力され、計時手段により日付データが
入力される。ユーザ定義手段によりレター要素の少なく
とも一部のレイアウトの修正及び付加情報が定義され、
制御手段によって配置記憶手段に記憶されているレイア
ウトについての基本情報とユーザ定義手段によって指示
されたレイアウト情報及び付加情報に基づいてレター要
素が配置されレターが作成される。これにより、レター
のレイアウトに関してユーザの設定が可能であるので既
存の配置情報のみ利用できる文書作成装置にくらべ、夫
々のレターについて様々なバリエーションのレイアウト
とすることが可能である。
【0009】請求項2のレター作成装置においては、制
御手段により作成されたレターが宛先データを利用して
出力手段を通して外部機器に出力される。制御手段がレ
ターの作成と出力手段の制御とを連続して行うことによ
り、本文のみを作成するだけでレター作成の際にレター
のレイアウトの知識がなくとも正しいフォーマットのレ
ターを自動的に任意の宛先に送信することが可能であ
り、出力作業を文書を作成する度に別途行う必要がな
い。
【0010】
【実施例】以下、本発明のレター作成装置の実施例を英
文レターを作成する場合について図を参照しながら説明
する。
【0011】本実施例のレター作成装置は図2に示すよ
うな外観を有する小型の携帯情報端末に組み込まれてお
り、この携帯情報端末は、図1に示すように、システム
全体の各種制御を実行する制御手段としてのCPU1
と、ユーザが各種情報を入力するための入力手段として
のキーボード2と、ユーザが入力した情報、外部から受
信した情報及びシステムメッセージ等を表示する液晶表
示素子(LCD)4と、液晶表示素子4を駆動する液晶
ドライバ3と、CPU1によって実行されるソフトウェ
アや実行されるアプリケーションで使用する各種表示用
の文字データおよび図形データ等を格納するROM5
と、ユーザがアプリケーションを利用して作成したデー
タを格納すると共にCPU1が各種処理を実行する際に
必要なシステム作業領域を提供する記憶手段としてのR
AM6と、ゲートアレイ9と、計時手段としてのリアル
タイムクロック10とから構成されている。ゲートアレ
イ9には出力手段として、CPUからの外部接続機器制
御信号やデータをシリアル信号に変換し外部周辺機器に
出力すると共に外部周辺機器から入力されたシリアル信
号をパラレルに変換しシステムバスに出力するシリアル
インターフェース7及び外部に出力する信号を赤外線に
よるシリアル信号に変換し外部に出力する赤外線インタ
ーフェース8が内蔵されており、その他の機能を有する
手段としてシステム内の各LSIのチップイネーブル信
号発生回路等が内蔵されている。
【0012】CPU1は、システムバスを介してLCD
ドライバ3、ROM5、RAM6、ゲートアレイ9及び
リアルタイムクロック10と接続されており、信号線を
介してキーボード2と接続されている。シリアルインタ
ーフェース7及び赤外線インターフェース8に接続され
る周辺機器の例として本実施例では、作成した文書を電
話回線15を経由して電子メールサービスを介して送信
したり、宛先のファックシミリにファックス送信等が可
能であるファックスモデム11及び赤外線インターフェ
ース12を内蔵したプリンタ13がそれぞれ接続されて
いる。
【0013】以下、本実施例のレター作成装置が組み込
まれた携帯端末が有するアプリケーションのうち、英文
レター作成に関わる部分を説明する。本携帯端末は名刺
管理アプリケーションとしてのBUSINESSと、ラ
ンダムメモアプリケーションとしてのNOTEBOOK
と、電子電話帳と、スケジュール管理と、課題管理と、
アウトラインプロセッサと、記念日管理及び世界時計等
ビジネスにとって有用なアプリケーションを搭載してい
る。
【0014】この中のBUSINESSにおいては図6
に示すように、会社名、名前、役職、部署名、電話番
号、ファックス番号、住所、電子メールアドレス等の各
項目が記録可能であるようなフィールドがあらかじめ設
定されており、フィールド名についてはユーザによって
再定義可能となっている。CPU1により、ユーザがこ
のあらかじめ設定されたフィールド設定またはユーザが
定義したフィールド設定に従って入力したデータが図3
に示すRAM6のBUSINESSデータ記憶領域63
に格納される。
【0015】次にNOTEBOOKアプリケーションの
画面例を図7に示す。NOTEBOOKにおいては自由
に文字をキーボードから入力しフリーメモとして使用可
能となっており、例えば会議や商談等の記録や報告書作
成に有効である。作成した文書には夫々にタイトルを付
けて保存が可能となっている。また、ファックスや電子
メールおよびプリンタへ印字することを想定して出力す
る際の用紙サイズ、用紙の上下左右マージン及びインデ
ント等を設定する配置設定が可能となっている。
【0016】レターの配置から出力方法の指定及び出力
までのソフトウェアもこのNOTEBOOKのサブメニ
ューとして提供されている。NOTEBOOKアプリケ
ーションによりユーザが作成した文書はCPU1によっ
て図3に示すNOTEBOOKデータ格納領域64に格
納される。
【0017】以下、英文レター本文作成から本文、宛
先、差出人情報を自動配置し出力するまでの動作を順を
追って説明する。
【0018】初期設定として最初に、図5に示すような
ユーザ個人の名前、住所、会社名、役職、電話番号、備
考等を登録するユーザ個人データ登録を行い、次に、ユ
ーザが使用している電子メールサービスへの電話番号や
自動アクセス手順の設定を行う。その後に、ユーザが通
常使用しているファックスモデムの設定を行い、最後に
使用するプリンタの機器設定等を行う必要がある。これ
らの設定はそれぞれRAM6の指定の記憶領域に記憶さ
れる。この初期設定はユーザが本携帯機器を購入した際
に一度行えばよく、設定後は設定内容になんらかの変更
が生じない限りは変更する必要はない。
【0019】以下、一連の作業の流れを図4に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0020】携帯端末の電源をオンし(S0)、NOT
EBOOKアプリケーションをキーボード2のキー22
を操作して選択する(S1)。
【0021】NOTEBOOKの起動後、ユーザはキー
ボード2より文字を入力することによりレター本文を作
成する(S2)。
【0022】本文入力が完了したらユーザはキーボード
2の中のひとつのメニューキー24を操作してサブメニ
ューを表示させ、サブメニューよりレター作成メニュー
を示すMAKE A LETTERを選択する(S
3)。図16にNOTEBOOKアプリケーションの主
な主メニューのひとつであるEDITメニューを表示さ
せている状態を示す。
【0023】MAKE A LETTERを起動すると
図8に示すような宛先リストが表示されるので、リスト
の中から作成中のレターを宛てたい相手を選択する(S
4)。宛先にはBUSINESSで登録されている任意
のデータを指定することが可能となっている。宛先リス
トにはBUSINESSデータの第一フィールドの内容
が一覧表示されており、CPU1によってRAM63よ
りBUSINESSのデータを読み出し第一フィールド
のCOMPANYの内容の一覧が表示される。選択はキ
ーボード2の上下矢印キー25にて行いENTERキー
27で決定する。またキャンセルキー26で現在の設定
画面をクリヤーして1段階前のステップに戻ることが可
能である。
【0024】次にレターの配置設定を行う(S5)。レ
ターの配置設定内容を図11a及び図11bに示す。本
携帯端末は小型で安価な携帯端末であるので、書式を数
種類持つことはせず、ブロックスタイルを基調として、
レターを宛てる相手とユーザとの関係、相手の役職、相
手の性別等、レターを宛てる相手に応じて、パンクチュ
エーション、敬称等の設定が行える他、クロージングや
サイン等もこのステップで設定可能となっている。ま
た、必要に応じてサブジェクトヘッディングを登録して
本文、日付、宛先指名、差出人サイン、クロージングと
ともにレター配置することが可能である。
【0025】次に出力方法の選択画面において出力方法
を指定する(S6)。図9に出力方法選択画面を示す。
本実施例では作成した文書をファックスで宛先に指定し
た相手に送信する、ユーザが加入している電子メールサ
ービスに自動アクセスして電子メールで送信する、プリ
ンタに印字する、特に送信や印字等は行わずRAM6に
保存するといういずれかの出力方法が選択可能となって
いる。
【0026】以降は例としてユーザがファックス送信を
選択した場合の動作を説明する。
【0027】上述の操作によって入力すべき設定はすべ
て完了している。
【0028】出力するレターの配置はCPU1によって
RAM64よりレター本文のデータが読み出され、S4
においてBUSINESSのデータの中から宛先として
指定したデータのCOMPANY、NAME、ADDR
ESS、POSITION等が読み出され、RAM66
に保存されている図11a、図11bに示したユーザ定
義のレターフォーマット設定及びROM5より読み出さ
れた、レターサイズに印字することを想定した上下左右
マージンや1行の字数、行間隔、使用フォント等のブロ
ックスタイルに関する基本配置情報に従って、日付、C
OMPANY、NAME、ADDRESS、POSIT
ION、SUBUJECT、本文、サイン、クロージン
グ等がレターの配置に並べ替えられる(S7)。このと
き日付挿入位置はレターフォーマット設定に従って配置
され、日付データはリアルタイムクロック10より読み
出される。図13に自動配置を行いプリンタに印字した
際の例を示す。例では図6に示すBUSINESSデー
タのInterfon,IncのCobert氏をレターの宛先として選択
している。
【0029】全項目の設定が完了したことが確認される
と(S8)、CPU1はファックス送信を行うためにフ
ァックスデータの作成ののち、ファックスモデムの初期
化を行い、ユーザがS4でBUSINESSのデータの
中から宛先としたデータの中からファックス番号のフィ
ールドの内容を読み出し、自動ダイヤルを行う(S
9)。モデム初期化の際モデムが認識されなかったり、
実施例の携帯端末が対応しているファックスモデム制御
方式に適合しないファックスモデムを接続してる際はそ
の旨を示すエラーメッセージが表示される。
【0030】CPU1によって相手先ファックスマシン
との接続が確認された後、ファックスデータが送信され
る(S10からS13)。図12にファックス送信中の
画面を示す。最後に全行の送信が完了したかが確認され
て(S14)、作成から送信までの一連の作業が終了す
る。
【0031】以下、S5のレターフォーマットのユーザ
設定について、図11a及び図11bに示す設定画面
と、図14に示すレターフォーマット設定記憶領域66
の構成と、図15a及び図15bのフローチャートを参
照しながら詳述する。
【0032】図11a及び図11bにおいてはTITL
E(敬称)、PUNCTUATION(パンクチュエー
ション)、JUSTIFYDATEの3項目は候補の中
から一つを選択する方式となっており、一番左の候補か
ら順に00h、01h、02hというように16進値が
対応しており、反転している候補に対応する16進値が
661から663に記録される。例えばTITLE項目
でMr.からNONEまでの候補の中からMr.が反転
されて指定された場合は図14(c)に示すように00
hが661に記録される。図11bの中でINDENN
T LINE1は段落の最初の行の先頭文字に字下げを
行う際の字数を指定する項目であり、664に字下げ字
数が16進値で記録される。図11a及び図11bでN
AME、ADDRESS、SUBJECT、CLOSI
NG、SIGN.等は文字を設定する項目であり、図1
4(b)に示すように文字のコードと文字列の終了を示
すヌル文字(00h)がそれぞれ665から669に記
録される。
【0033】次に図15a及び図15bのフローチャー
トを参照しながらS5の動作を詳述する。
【0034】最初にCPU1によってレター配置設定の
修正に先立ち、現在のレターフォーマット設定記憶内容
がRAM6上のシステム領域にコピーされる(S50
1)。これはレター配置設定の編集結果を破棄して編集
前の状態に戻すことを容易にするための処理であり、E
NTERキー27でレター配置設定の編集を決定するま
ではこのシステム領域にコピーされたレターフォーマッ
ト設定記憶内容について編集が行われる。
【0035】S4で指定された宛先データから宛先のN
AME(名前)が読み出されて665に記録され(S5
02)、S4で指定された宛先データからPOSITI
ON(役職)、DEPARTMENT(部署名)、CO
MPANY(会社名)、ADDRESS(住所)等が読
み出され、改行コードを間に挿入して結合(マージ)し
たのちレターのアドレスブロックとして666に記録さ
れる(S503)。同様の処理がユーザ個人データ記憶
内容について行われ、サインブロックとして669に記
録される(S504)。
【0036】次にS502からS504までで記録した
内容を含んだレターフォーマット設定画面が表示され
(S505)、設定内容の確認及びを編集を行うことが
可能である。図11a及び図11bはこの設定画面を示
しており、最初にCPU1によって図11aが表示され
る。ユーザが上下矢印キーを操作して編集枠(図11a
ではTITLEの項目(フィールドと同義)の周囲にあ
る長方形の枠)を下に移動させると次に図11bの画面
が表示される。
【0037】以降の処理はユーザが押すキーによって分
岐する。編集枠がTITLE、PUNCTUATIO
N、JUSTIFYDATEにあるときは左右矢印キー
で候補の中から反転を移動させることによって新たに設
定が可能であり、それ以外の項目(フィールド)に編集
枠があるときは上下矢印キーで項目内のカーソル移動で
行い、左右矢印キーで項目内のカーソルの左右移動を行
う。また、文字キーでカーソル位置に文字が挿入される
のでユーザは好みの内容に書き換えることが可能であ
る。編集内容を確定したい場合はENTERキーを操作
する。
【0038】この結果によってシステム領域の図14
(a)に示す記憶構造の各要素に設定されていた内容が
レターフォーマット設定記憶領域66に上書きコピーさ
れる。S505で表示された内容で十分であり特に変更
の必要がない場合は、そのままENTERキーで確定す
ればよい。レターフォーマット設定記憶領域66の内容
は電源をOFFしても消去されないので変更が必要のな
い設定内容に関しては次回からは入力する必要はない。
また、CANCELキーではレターフォーマット設定に
関する編集内容を破棄して前のステップS4に戻る。
【0039】出力方法選択のS6において電子メール送
信が選択された場合は、CPU1によりRAM69より
読み出された電子メールログインデータ設定に従ってメ
ールセンターに電話がかけられ、自動ログインが行なわ
れメールセンターのホストコンピュータとの接続が確認
されるとメール送信コマンドが発行され作成したレター
が電子メールセンターに送信される。
【0040】また、S6でプリンタ印字が選択された場
合はCPU1によりプリンタ設定記憶領域より読み出し
た設定に従ってプリンタドライバがROM5よりロード
され接続されたプリンタによって印字が実行される。
【0041】本実施例によれば、基本となるレター配置
情報は1種類であるが、ユーザ設定画面を設けることに
より細かいバリエーションの設定が可能となっている。
ユーザ個人にかかわる情報管理の一貫として氏名、役
職、会社名、住所、ファックス番号、電子メールアドレ
ス等を登録しておけば、レター作成の際にレターのレイ
アウトの知識がなくとも一般的に全世界で通用するスタ
イルのレターの作成が可能となっている。また、作成か
ら連続してファックス送信または電子メール送信、プリ
ンタへの印字等が可能である。
【0042】本実施例においては、ユーザによる入力は
キーボードのみから可能となっているが、表示部に手書
き用タブレットを有し手書きによるイメージデータが登
録可能な携帯情報端末では、サインを手書きデータとし
て登録しておき、レター配置を行う際にクロージングと
サインの間に手書きサインを挿入することも可能であ
る。
【0043】また、外部接続機器については本実施例に
おいてはシリアルインターフェースを介して電話回線経
由でファックスおよび電子メール送信を行うことになっ
ているが、同一の制御手順で、新たに外部機器制御用ソ
フトウェアやハードウェアを追加することにより、たと
えばPCMCIAインターフェースを持ったセルラー電
話アダプタを接続して戸外からデータ送信することもも
ちろん可能である。
【0044】更に、本実施例においては、英文レターを
作成する場合について説明したが、装置の構成により使
用可能な言語は異なるので、言語については特に制限は
ない。
【0045】
【発明の効果】請求項1のレター作成装置によれば、レ
ターのレイアウトに関してユーザの設定が可能であるの
で既存の配置情報のみ利用できる文書作成装置にくら
べ、夫々のレターについて様々なバリエーションのレイ
アウトとすることが可能である。
【0046】請求項2のレター作成装置によれば、本文
のみを作成するだけでレター作成の際にレターのレイア
ウトの知識がなくとも正しいフォーマットのレターを自
動的に任意の宛先に送信することが可能であり、出力作
業を文書を作成する度に別途行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の携帯端末のブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の外観図である。
【図3】図1のRAM6の記憶領域の構成の説明図であ
る。
【図4】図1の実施例の本文作成からファックス送信ま
でのフローチャートである。
【図5】図1の実施例のユーザ個人情報設定画面を示す
図である。
【図6】図1の実施例のBUSINESSアプリケーシ
ョン登録内容を示す図である。
【図7】図1の実施例のNOTEBOOKアプリケーシ
ョン画面を示す図である。
【図8】図1の実施例のレター宛先選択画面を示す図で
ある。
【図9】図1の実施例の出力方式選択画面を示す図であ
る。
【図10】図1の実施例のファックスモデム設定画面を
示す図である。
【図11a】図1の実施例のレターフォーマット設定画
面の一部を示す図である。
【図11b】図1の実施例のレターフォーマット設定画
面の他の部分を示す図である。
【図12】図1の実施例のファックス送信中の表示を示
す図である。
【図13】図1の実施例により作成されたレターの例を
示す図である。
【図14】図3のレターフォーマット設定記憶領域の構
成を示す説明図である。
【図15a】図1の実施例のレターフォーマット設定の
フローチャートの一部である。
【図15b】図1の実施例のレターフォーマット設定の
フローチャートの他の部分である。
【図16】図1の実施例のメニュー選択画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 LCDドライバ 4 LCD 5 ROM 6 RAM 7 シリアルインターフェース 8 赤外線インターフェース 9 ゲートアレイ 10 リアルタイムクロック 11 ファックスモデム 12 プリンタ側赤外線インターフェース 13 プリンタ 14 ゲートアレイのその他の回路 15 電話回線 21 電源スイッチ 22〜27 操作キー 61〜70 RAM6内のデータ記憶領域 661〜669 レターフォーマット設定記憶領域の各
記憶領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L 592 D 9288−5L 596 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レターの本文と個人情報及び宛先データ
    を含む各種情報とを入力するための入力手段と、入力さ
    れた本文及び各種情報を記憶する記憶手段と、日付デー
    タを発生する計時手段と、前記本文、各種情報及び日付
    データで夫々規定されるレター要素のレイアウトについ
    ての基本情報を記憶する配置記憶手段と、前記レター要
    素の少なくとも一部のレイアウトの修正及び付加情報を
    定義するためのユーザ定義手段と、前記配置記憶手段に
    記憶されているレイアウトの基本情報と前記ユーザ定義
    手段によって指示されるレイアウト情報及び付加情報と
    に基づいて前記記憶手段に記憶された前記レター要素を
    配置してレターを作成する制御手段とを備えることを特
    徴とするレター作成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段により作成されたレターを
    前記宛先データを利用して外部機器に出力する出力手段
    を更に備え、前記制御手段はレターの作成と前記出力手
    段の制御とを連続して行うことを特徴とする請求項1に
    記載のレター作成装置。
JP6244341A 1994-10-07 1994-10-07 レター作成装置 Pending JPH08106455A (ja)

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JP6244341A JPH08106455A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 レター作成装置

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