JPH0810632A - 破砕機の被破砕物供給装置 - Google Patents

破砕機の被破砕物供給装置

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Publication number
JPH0810632A
JPH0810632A JP17330594A JP17330594A JPH0810632A JP H0810632 A JPH0810632 A JP H0810632A JP 17330594 A JP17330594 A JP 17330594A JP 17330594 A JP17330594 A JP 17330594A JP H0810632 A JPH0810632 A JP H0810632A
Authority
JP
Japan
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crushing
crushed
supply
case
supply port
Prior art date
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Pending
Application number
JP17330594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ando
亨 安藤
Takeshi Mizumoto
武 水本
Shinichi Okazaki
伸一 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITSUSHIKI HONTEN KK
Original Assignee
ITSUSHIKI HONTEN KK
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Publication date
Application filed by ITSUSHIKI HONTEN KK filed Critical ITSUSHIKI HONTEN KK
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Publication of JPH0810632A publication Critical patent/JPH0810632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トレ−やトロ箱等の如き、発砲スチロ−ル等の
合成樹脂材からなる廃材物を破砕してチップ化する。被
破砕物の供給時の安全を図る。 【構成】供給される被破砕物を回転により切断破砕する
破砕ロ−タ1を設けた破砕室2の上側供給口3部に、こ
の供給口3に対して進退可能でこの供給口3上へ移動し
たとき被破砕物を該破砕室2へ供給する供給ケ−ス4を
設けてなる破砕機の被破砕物供給装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として発泡スチロ
−ル等の合成樹脂材からなるトレ−やトロ箱、更には梱
包用発泡スチロ−ル等の包装用資材の廃材物を破砕して
チップ化する破砕機に関し、これら被破砕物を破砕機に
供給する供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】回転
する破砕ロ−タのある破砕室内に被破砕物を供給すると
きは、安全を十分注意する必要がある。単に供給口のカ
バ−を開くことによって、破砕ロ−タの駆動を停止する
だけの連動では十分とは云えない。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、供給される
被破砕物を回転により切断破砕する破砕ロ−タ1を設け
た破砕室2の上側供給口3部に、この供給口3に対して
進退可能でこの供給口3上へ移動したとき被破砕物を該
破砕室2へ供給する供給ケ−ス4を設けてなる破砕機の
被破砕物供給装置の構成とする。
【0004】
【作用および発明の効果】破砕室2上側の供給ケ−ス4
を供給口3部から移動させて、この供給ケ−ス4に被破
砕物を入れる。この供給ケ−ス4を供給口3上に移動さ
せることによって、供給ケ−ス4内の被破砕物を供給口
3から破砕室2へ落下供給させて、この破砕室2内で回
転される破砕ロ−タ1によって切断破砕される。
【0005】このため、被破砕物は、供給口3部に対し
て作業者の手で直接持込まれないで、供給口3部上を進
退する供給ケ−ス4によって移送供給されるものである
から、安全な供給を行うことができ、この供給ケ−ス4
も作業者の手前等に引き寄せて、被破砕物の入れ易い位
置へ移動するから、供給作業の容易化、能率化を図るこ
とができる。
【0006】実施例で示すように、前記供給ケ−ス4上
に、この供給ケ−ス4を破砕室2の供給口3上へ移動す
ることによって閉鎖するケ−スカバ−5を設ける場合
は、供給ケ−ス4の移動によってケ−スカバ−5が閉鎖
されるために、被破砕物の供給口3からの落下供給時に
おいては、このケ−スカバ−5によって作業者の手の差
込みを防止してより安全であり、供給口3を吹き上げる
破砕物の飛散を防止できる。
【0007】又、前記供給ケ−ス4のケ−スカバ−5の
閉鎖によって破砕ロ−タ1のモ−タMを駆動する起動ス
イッチ6を設ける場合は、供給ケ−ス4に被破砕物を供
給する間や、ケ−スカバ−5が開いている間は、モ−タ
Mが駆動されないで、破砕ロ−タ1の回転伝動も行われ
ないために、より安全に被破砕物の供給を行うことがで
きる。
【0008】更に、前記破砕ロ−タ1のモ−タMの駆動
時間をタイマ−Tで設定する場合は、被破砕物を破砕室
2へ供給することによって破砕ロ−タ1が回転されても
このタイマ−Tによる一定の設定時間だけ回転ののちは
モ−タM停止によって回転が止まるものであるから、被
破砕物を供給しないときは無駄な動力損失も少くし、安
全を図ることができる。
【0009】
【実施例】機体9は、キャスタ−10を有した移動でき
る箱形で、この上部内に筒状に構成の破砕室2や破砕ロ
−タ1等を設け、下部内を受室8としている。破砕室2
は、円筒形状で、上端面を開口して供給口3とし、底板
12を機体9の支持フレ−ム13に支持させて取付け
る。この破砕室2は、上下方向に沿う接合フランジ1
4,15を有する複数分割の欠円筒状の筒板16,17
からなり、該フランジ14,15部を接合させてボルト
18で締付けて組立てる。底板12は、各筒板16,1
7の下端縁間に亘って接合してボルト締め等によって固
定する。
【0010】この筒板17の下半部には適宜大きさの排
出孔11を形成して、破砕されたチップが漏出できる。
又、筒板16,17の下半部の内周面には、U字状にし
て一体成形の受刃30を配設し、U字状の各辺には刃縁
形成し、このU字状底部をボルト19で破砕室2に固定
する。この受刃30は、U字状の二又形態とするもよい
が三又状、或は四又状に形成するもよく、破砕刃31の
形態に適応させる。
【0011】このような破砕室2の内部に設ける破砕ロ
−タ1は、この破砕室2の中心部に沿うロ−タ軸7を、
前記底板12と、この破砕室2内の上下中間部に設けら
れ薄板状の軸受桟20とにベアリングで軸受けする。こ
のロ−タ軸7の上端部には、該軸受桟20の上側部にお
いて回転する送込羽根32を取付け、軸受桟20の下側
において、破砕刃31を取付ける。
【0012】この破砕刃31は先端部が対向する受刃3
0の二又状の間隔部内を通るように回転する。この破砕
刃31のうち上段部分では単一枚刃として粗切りできる
が、下段部分では上下二枚刃として細く切断しうる構成
としている。前記筒板17の排出孔1はこれら破砕刃3
1の回転域高さに対向して形成され、細砕されるチップ
が直ちに排出孔11から漏出しうるように構成してい
る。
【0013】最下段の排出刃21の回転圏内には受刃3
0が設けられておらず、底板12上面に沿って回転する
ことによって、底板12上面のチップを外方へ押出し
て、排出孔11からのチップの押出作用を主とするもの
である。
【0014】このようなロ−タ軸7の下端部にはプ−リ
22を有し、前記支持フレ−ム13に取付けたモ−タM
によってベルト23伝動する。前記排出孔11を有する
筒板17の外側には下方へチップを案内する案内板26
を設け、排出孔11から漏下するチップがベルト23伝
動部へ飛散しないように構成している。又、受室8の正
面には蓋27を開閉可能に設け、チップを収容する容器
28や袋等を出入できる。
【0015】機体9の上側面には供給口3が形成され、
この供給口3の上面に沿って前後に摺動して連通する供
給ケ−ス4が設けられる。
【0016】この供給ケ−ス4は、箱形で上面と底面と
を開口して、前記供給口3の上方を覆うように機体9上
面に取付けたカバ−33内を、前後方向へ摺動自在で、
ハンドル34を把持して手前に引き出せば、底部の開口
部35が機体9上側面の天板36で閉鎖されるようにな
り、カバ−33の奥側へ押込めば、開口部35が天板3
6部に開口せる供給口3上面に重合連通して、この供給
ケ−ス4に供給されている被破砕物をこれら開口部35
及び供給口3を経て破砕室2内へ落下供給しうる。
【0017】この供給ケ−ス4の上側の上口部37を開
閉自在のケ−スカバ−5は、奥側にヒンジ38を有して
上方へ回動させて開くことができ、ばね39で常時開き
側に張圧させている。このため、供給ケ−ス4を手前に
引き出せばこのばね39の張圧力でケ−スカバ−5がヒ
ンジ38回りに上方へ開きA、上口部37が開口され
る。又、供給ケ−ス4を奥側へ押込むことによって、開
き位置のケ−スカバ−5がカバ−33に当接して押し下
げられることとなり、上口部37が閉鎖Bされる。この
とき開口部35が供給口3と重合して、供給ケ−ス4内
の被破砕物が破砕室2内へ落下供給される状態となる
が、上口部37はケ−スカバ−5によって閉鎖されて、
破砕チップが上口部37から上方へ飛び出るおそれはな
い。
【0018】リミットスイッチからなる起動スイッチ6
は、前記カバ−33の一側部の出入口部に設けられ、摺
動する供給ケ−ス4の側面と接することによって押され
てスイッチONとなり、この供給ケ−ス4を手前に引き
出して、開口部35が天板36上面に位置して供給口3
部が殆ど閉鎖された状態でスイッチOFFとなる。
【0019】このような起動スイッチ6のONによって
前記破砕ロ−タ1のモ−タMが駆動され、又OFFによ
って駆動が停止される。このため、供給ケ−ス4を手前
に引き出してケ−スカバ−5が開かれているときAは、
起動スイッチ6のOFFによって破砕ロ−タ1は停止さ
れていて、この供給ケ−ス4内へは上口部37から被破
砕物を供給するとき、無駄な動力損失とならない。又、
この状態で開口部35の一部が供給口3部と連通されて
いても、破砕室2から破砕チップの一部が飛び出すおそ
れもない。
【0020】このような供給ケ−ス4を押込んで、被破
砕物を供給するとき、開口部35が連通し始めると起動
スイッチ6がONとなってモ−タMが駆動を開始し、破
砕ロ−タ1が駆動される。このため開口部35が広く供
給口3部に連通して被破砕物の供給量が多くなったとき
は、駆動力も大きくなって、切断破砕抵抗が大きくなっ
ても、破砕ロ−タ1が低速になったり停止されるような
ことはなく、安定した切断破砕性能を維持できる。この
ような供給ケ−ス4の押込みによってケ−スカバ−5が
ケ−ス33に押されてばね39に抗して閉鎖される。
【0021】前記起動スイッチ6とモ−タMとの電動回
動路には、タイマ−Tが設けられて、この起動スイッチ
6がONする毎に、一定の設定時間の経過後にタイマ−
スイッチのOFFで該モ−タMの駆動が停止する構成と
なっており、供給ケ−ス4を押込んだ位置Bにあって
も、このタイマ−Tの時間によって自動的にモ−タMの
スイッチがOFFとなる構成である。このとき、供給ケ
−ス4を一旦引き出してA、再度押込むBことによって
モ−タMを起動することができ、タイマTを働かせる。
【0022】このようなタイマ−Tの設定時間は、設定
ダイヤル等で調節できるが、供給ケ−ス4で供給される
被破砕物が破砕室2で切断破砕処理されるに十分な時間
とするとよい。
【0023】電源スイッチをONにしておき、供給ケ−
ス4を引き出すと、ケ−スカバ−5がばね39によって
開かれる。被破砕物を供給ケ−ス4の上口部37から供
給すると、天板36上面に受けられた状態となる。ここ
で供給ケ−ス4を押し込むと、起動スイッチ6がONさ
れると共にケ−スカバ−5がカバ−33に押されてばね
39に抗して下動され、上口部37が閉鎖される。
【0024】起動スイッチ6のONによってモ−タMに
よる破砕ロ−タ1が駆動されて、該開口部35と供給口
3との重合部からこの供給ケ−ス4内の被破砕物が下方
の破砕室2内に落下供給されて破砕される。破砕された
チップは破砕室2の排出孔11から外周へ漏出されて、
案内板26に案内されて、受室8内の容器28に収容さ
れる。
【0025】前記起動スイッチ6は、この供給ケ−ス4
を引き出さない限りONの状態を維持するが、この起動
スイッチ6のONによってタイマ−Tのカウントが開始
されるため、一定の設定時間を経過することによって、
タイマ−スイッチがOFFとなり、モ−タMが自動的に
停止される。
【0026】以上のような作動で被破砕物の切断破砕処
理を行うことができるが、前記タイマ−Tの設定時間を
経過する以前に供給ケ−ス4を引き出せば、起動スイッ
チ6がOFFとなることによってモ−タMの駆動が停止
されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】その正面図。
【図3】その平断面図。
【図4】その一部の拡大平面図。
【符号の説明】
1 破砕ロ−タ 2 破砕室 3 供給口 4 供給ケ−ス 5 ケ−スカバ− 6 起動スイッチ M モ−タ T タイマ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される被破砕物を回転により切断破
    砕する破砕ロ−タ1を設けた破砕室2の上側供給口3部
    に、この供給口3に対して進退可能でこの供給口3上へ
    移動したとき被破砕物を該破砕室2へ供給する供給ケ−
    ス4を設けてなる破砕機の被破砕物供給装置。
  2. 【請求項2】 前記供給ケ−ス4上には、この供給ケ−
    ス4が破砕室2の供給口3上へ移動することによって閉
    鎖するケ−スカバ−5を設けてなる特許請求の範囲第2
    項記載の破砕機の被破砕物供給装置。
  3. 【請求項3】 前記供給ケ−ス4のケ−スカバ−5の閉
    鎖によって破砕ロ−タ1のモ−タMを駆動する起動スイ
    ッチ6を設けてなる特許請求の範囲第2項記載の破砕機
    の被破砕物供給装置。
  4. 【請求項4】 前記破砕ロ−タ1のモ−タM駆動時間を
    タイマ−Tで設定してなる特許請求の範囲第3項記載の
    破砕機の被破砕物供給装置。
JP17330594A 1994-07-01 1994-07-01 破砕機の被破砕物供給装置 Pending JPH0810632A (ja)

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JP17330594A JPH0810632A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 破砕機の被破砕物供給装置

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JPH0810632A true JPH0810632A (ja) 1996-01-16

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JP17330594A Pending JPH0810632A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 破砕機の被破砕物供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100627190B1 (ko) * 2006-03-17 2006-09-25 대길산업주식회사 골재 재생장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100627190B1 (ko) * 2006-03-17 2006-09-25 대길산업주식회사 골재 재생장치

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