JPH08106078A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH08106078A
JPH08106078A JP6242890A JP24289094A JPH08106078A JP H08106078 A JPH08106078 A JP H08106078A JP 6242890 A JP6242890 A JP 6242890A JP 24289094 A JP24289094 A JP 24289094A JP H08106078 A JPH08106078 A JP H08106078A
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JP
Japan
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liquid crystal
display device
crystal display
capacitance
photosensitive element
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Withdrawn
Application number
JP6242890A
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English (en)
Inventor
Michiya Oura
道也 大浦
Keizo Morita
敬三 森田
Hiroshi Yoshioka
浩史 吉岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクティブマトリクス型の液晶表示装置の構
造に関し、画素の開口面積を犠牲にせずに残像の発生を
低減できる液晶表示装置を提供する。 【構成】 絶縁性基板22と、絶縁性基板22上に形成
された画素電極16と、画素電極16に接続された薄膜
トランジスタ14と、画素電極16に接続され、光の入
射により抵抗値が減少する光感光性素子18及び光感光
性素子18に直列接続された補助容量C1とを有する補
助回路32と、光感光性素子18上に設けられ、画素電
極16と対向電極28との間に封入された液晶材料を透
過して光感光性素子18に入射する光を、液晶材料の配
向に応じて遮断又は透過する偏光膜26とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
型の液晶表示装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス型の液晶表示装置
は、薄型・軽量でしかもCRTを凌ぐ高画質を誇るた
め、コンピュータの情報端末として最適である。しか
し、情報端末の用途では、初期メニュー等の固定パター
ンを比較的長時間にわたって表示することが多いため、
別の表示に切り換えた後に前のパターン表示がうっすら
と残る、いわゆる残像が発生しやすい環境下にある。
【0003】以下に、残像の発生原因を説明する。代表
的な液晶表示装置は、等価回路に表すと図5(a)に示
すようになっている。即ち、ゲートバスライン10とド
レインバスライン12との交点に設けられた薄膜トラン
ジスタ(TFT)14のソースSに画素電極16が設け
られ、画素電極16と、画素電極16に対向する対向電
極間28には液晶材料が封入されており、画素電極16
と対向電極28間には液晶容量Clc*が存在する。
【0004】このような液晶表示装置では、ドレインバ
スライン12を所定の電圧に保持した状態で、図示する
ようなΔVgをもつ電圧パルスをゲートバスライン10
に印加し、TFT14をオン状態にすることにより画素
電極16の電位を設定する。しかし、ゲートバスライン
10をオフ状態にしたときには、画素電極16とゲート
バスライン10との間の寄生容量Cgsによるカップリン
グの影響により、画素電極16の電位はΔVpだけ減少
することになる。これらの関係を式にすると式(1)の
ようになる。
【0005】 ΔVp=Cgs/(Cgs+Clc*)×ΔVg …(1) ところで、液晶表示装置の表示状態を保持するために
は、所定の周期をもって交互に正の電圧と負の電圧を印
加することにより、液晶材料中に電荷が蓄積されるのを
防止する必要がある。液晶材料中に電荷が蓄積される
と、液晶材料における光透過率の電圧依存性(T−V特
性)が変化するためである。従って、画素電極の電位変
化ΔVpを考慮しなければ、液晶材料に非対称の電圧が
印加され、特性の劣化を招くことになる。
【0006】画素電極の電位変化分ΔVpは、対向電極
側に電圧を印加することにより補正すればよいと考えら
れるが、一方で、液晶容量Clc*には電圧依存性があ
り、電圧が高いほど容量は大きくなる。従って(1)式
より、ノーマリーホワイトモードでは、液晶を白表示す
る電圧の小さい状態では容量が小さいのでΔVpは大き
く、黒表示する電圧の大きい状態では容量が大きいので
ΔVpは小さくなる。
【0007】このように白表示の場合と黒表示の場合で
ΔVpが異なると、対向電極を用いた補正では、一方の
状態のみしか電位補正を行うことはできない。このた
め、白表示部分或いは黒表示部分ではどちらかには非対
称の電圧が印加されることとなり、結果として液晶材料
の光学特性が変化し、残像が生じることとなる。このよ
うな残像を低下するための手段として、従来の一般的な
液晶表示装置では、TFTのソースにさらに蓄積容量C
sを設けることにより、電位変化ΔVpを減少していた
(図5(b))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置では、蓄積容量Csの増設により書き
込む際の負荷が増加するために、より大型のTFT14
を必要とする結果、画素の開口率が低下するといった問
題があった。また、蓄積容量用バスライン30の増加に
より、更に画素の開口率が低下するといった問題があっ
た。
【0009】本発明の目的は、画素の開口面積を犠牲に
せずに、残像の発生を低減できる液晶表示装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、絶縁性基板
と、前記絶縁性基板上に配置された複数の画素電極と、
前記各画素電極に接続された薄膜トランジスタと、前記
画素電極に接続され、光の入射により抵抗値が変化する
光感光性素子と、前記光感光性素子に直列接続された補
助容量とを有する補助回路と、前記光感光性素子上に設
けられ、前記画素電極と対向電極との間に封入された液
晶材料を透過して前記光感光性素子に入射する光を、前
記液晶材料の配向に応じて遮断又は透過する偏光膜とを
有することを特徴とする液晶表示装置により達成され
る。
【0011】また、上記の液晶表示装置において、前記
補助回路の他方の端を共通接続する補助容量配線を更に
有することが望ましい。また、上記の液晶表示装置にお
いて、前記補助回路の他方の端が、前記薄膜トランジス
タを介して前記画素電極に接続されたゲートバスライン
と隣接する他のゲートバスラインに接続されていること
が望ましい。
【0012】また、上記の液晶表示装置において、前記
補助容量の容量は、白表示をする際の前記液晶材料の液
晶容量と、黒表示をする際の前記液晶材料の液晶容量と
の差分にほぼ等しいことが望ましい。また、上記の液晶
表示装置において、前記補助容量は、前記補助容量配線
と、前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を形成する際
に堆積した絶縁膜と、前記薄膜トランジスタのチャネル
となる半導体層を形成する際に堆積したアモルファスシ
リコン膜とを積層した積層体により形成されていること
が望ましい。
【0013】また、上記の液晶表示装置において、前記
アモルファスシリコン膜は、前記光感光性素子としても
機能することが望ましい。また、上記の液晶表示装置に
おいて、前記偏光膜は、ノーマリーホワイトモードの液
晶表示装置では、画素領域に形成する偏光膜と偏光軸が
等しく、ノーマリーブラックモードの液晶表示装置で
は、画素領域に形成する偏光膜と偏光軸が異なることが
望ましい。
【0014】また、上記の液晶表示装置において、前記
補助回路の他方の端が、ゲートバスラインに接続されて
いることが望ましい。また、上記の液晶表示装置におい
て、前記補助容量の容量は、白表示をする際の前記液晶
材料の液晶容量と黒表示をする際の前記液晶材料の液晶
容量との比をα、前記ゲートバスラインと前記画素電極
間の寄生容量をCgsとして、Cgs(α−1)にほぼ等し
いことが望ましい。
【0015】また、上記の液晶表示装置において、前記
補助容量は、前記ゲートバスラインと、前記薄膜トラン
ジスタのゲート絶縁膜を形成する際に堆積した絶縁膜
と、前記薄膜トランジスタのチャネルとなる半導体層を
形成する際に堆積したアモルファスシリコン膜とを積層
した積層体により形成されていることが望ましい。ま
た、上記の液晶表示装置において、前記アモルファスシ
リコン膜は、前記光感光性素子としても機能することが
望ましい。
【0016】また、上記の液晶表示装置において、前記
偏光膜は、ノーマリーホワイトモードの液晶表示装置で
は、画素領域に形成する偏光膜と偏光軸が異なり、ノー
マリーブラックモードの液晶表示装置では、画素領域に
形成する偏光膜と偏光軸が等しいことが望ましい。
【0017】
【作用】本発明によれば、光感光性素子及び補助容量を
画素電極に直列に接続し、光感光性素子に光が入射した
ときにのみ補助容量が機能するようにしたので、白表示
又は黒表示のいずれか一方において、画素電極の電位変
化ΔVpを補助容量の大きさにより調整することができ
る。
【0018】また、光感光性素子を介して画素電極に接
続された補助容量の他端は、一定電位を有する電極に接
続すればよいので、一本前の隣接するゲートバスライン
に接続してもよい。また、光感光性素子を介して画素電
極に接続された補助容量の他端は、補助容量電極を別途
設け、これに接続してもよい。
【0019】また、補助容量の容量を、白表示をする際
の前記液晶材料の液晶容量と、黒表示をする際の液晶材
料の液晶容量との差分にほぼ等しくすれば、白表示の場
合と黒表示の場合との画素電極の電位変化ΔVpをほぼ
等しくすることができる。これにより、黒表示領域、白
表示領域ともに正負対称な電圧を印加することが可能と
なるので、直流成分が液晶材料に印加されず、T−V特
性の劣化を防止することができる。即ち、残像を防止す
ることができる。
【0020】また、補助容量電極を設け、補助容量配線
と、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を形成する際に堆
積した絶縁膜と、薄膜トランジスタのチャネルとなる半
導体層を形成する際に堆積したアモルファスシリコン膜
とを積層した積層体により補助容量を形成すれば、従来
の製造プロセスを変更することなく補助容量を形成する
ことができる。
【0021】また、補助容量の一方の電極にアモルファ
スシリコン膜を用いれば、光感光性素子としても用いる
ことができる。また、光感光性素子上の偏光膜をノーマ
リーホワイトとなるように配置すれば、上記の効果を達
成することができる。また、光感光性素子及び補助容量
を、画素電極とゲートバスラインとの間に直列に接続
し、光感光性素子に光が入射しないときにのみ補助容量
が機能するようにしたので、白表示又は黒表示のいずれ
か一方において、画素電極の電位変化ΔVpを補助容量
の大きさにより調整することができる。
【0022】また、補助容量の容量を、白表示をする際
の液晶材料の液晶容量と黒表示をする際の液晶材料の液
晶容量との比をα、ゲートバスラインと画素電極間の寄
生容量をCgsとして、Cgs(α−1)にほぼ等しくすれ
ば、白表示の場合と黒表示の場合との画素電極の電位変
化ΔVpをほぼ等しくすることができる。これにより、
黒表示領域、白表示領域ともに正負対称な電圧を印加す
ることが可能となるので、直流成分が液晶材料に印加さ
れず、T−V特性の劣化を防止することができる。即
ち、残像を防止することができる。
【0023】また、ゲートバスラインと、薄膜トランジ
スタのゲート絶縁膜を形成する際に堆積した絶縁膜と、
薄膜トランジスタのチャネルとなる半導体層を形成する
際に堆積したアモルファスシリコン膜とを積層した積層
体により補助容量を形成すれば、従来の製造プロセスを
変更することなく補助容量を形成することができる。ま
た、補助容量の一方の電極にアモルファスシリコン膜を
用いれば、光感光性素子としても用いることができる。
【0024】また、光感光性素子上の偏光膜をノーマリ
ーブラックとなるように配置すれば、上記の効果を達成
することができる。
【0025】
【実施例】本発明の第1の実施例による液晶表示装置を
図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施例による
液晶表示装置の等価回路、図2は、本実施例による液晶
表示装置の構造を示す図である。本実施例による液晶表
示装置の構造を図1の等価回路を用いて説明する。
【0026】ゲートバスライン10とドレインバスライ
ン12が直交して配されている。ゲートバスライン10
とドレインバスライン12との交点には、ゲートバスラ
イン10にゲート電極Gが、ドレインバスライン12に
ドレイン電極Dが接続された薄膜トランジスタ(TF
T)14が設けられている。TFT14のソース電極S
には画素電極16が接続されている。画素電極16に
は、液晶材料を挟んで画素電極16と対向する対向電極
28が設けられており、液晶材料を誘電体とした液晶容
量Clc*を有する。
【0027】更に、画素電極16には、光の入射により
素子の抵抗値が変化する光感光性素子18と、補助容量
C1が直列接続された補助回路32が接続されている。
補助回路32の他端はコモン電位に接続されている。ま
た、画素電極16とゲートバスライン10との間には、
寄生容量Cgsが存在する。次に、本実施例による液晶表
示装置の原理を説明する。
【0028】図1における光感光性素子18は、光感光
性素子18に光が入射した場合にのみ補助容量C1を画
素電極16に接続させるために設けられている。即ち、
光感光性素子18は、光が入射することにより抵抗値が
減少する素子であるが、このときの抵抗値が以下に示す
ように設定されている。液晶容量Clc*をチャージする
際には、ドレインバスライン12を所定の電圧に設定し
た状態で、ゲートバスラインに数十マイクロ秒程度の幅
をもつパルスを印加することによりTFT14を動作さ
せ、ドレインバスライン12の電位を画素電極16に印
加することにより行う。従って、光感光性素子18と補
助容量C1とからなる補助回路32の時定数が、ゲート
バスラインに印加されるパルスの幅に対して十分に大き
ければ、補助容量C1は接続されていないと見なすこと
ができる。逆に、時定数がパルスの幅に対して十分に短
ければ補助容量C1は接続されていることとなる。
【0029】そこで、光が入射しないときには時定数が
数十ミリ秒程度になるように抵抗値を高くでき、また、
光が入射したときには時定数が数マイクロ秒以下になる
ように抵抗値を低くできる光感光性素子18を用いれば
よい。次に、補助容量C1について、ノーマリーホワイ
トモードを例にとって説明する。
【0030】ノーマリーホワイトモードでは、白表示の
場合には液晶に印加する電圧を小さくし、黒表示の場合
には電圧を大きくする。従って、白表示の場合には液晶
容量Clc*が小さく、黒表示の場合には液晶容量Clc*
大きい。また、式(1)より、白表示の場合には画素電
極16の電位変化ΔVpが大きく、黒表示の場合には電
位変化ΔVpが小さい。
【0031】いま、黒表示の場合の液晶容量Clc*が白
表示の場合のα倍であるとし、また、光感光性素子18
には光が入射せず、光感光性素子18と補助容量C1か
らなる補助回路32の時定数がゲートバスラインに印加
されるパルスの幅に対して十分に大きいとすると、式
(1)は以下のように書き直すことができる。 ΔVp=Cgs/(Cgs+αClc*)×ΔVg …(2) 一方、白表示の場合には、光感光性素子18には光が入
射し、光感光性素子18と補助容量C1からなる補助回
路32の時定数がゲートバスラインに印加されるパルス
の幅に対して十分に小さいとすると、式(1)は以下の
ように書き直すことができる。
【0032】 ΔVp=Cgs/{Cgs+(Clc*+C1)}×ΔVg …(3) 残像を減少するためには、白表示の際のΔVpと黒表示
の際のΔVpをほぼ等しくすることが望ましい。そこ
で、式(2)におけるΔVpと式(3)におけるΔVpと
を等しくするために、補助容量C1を、 C1=αClc*−Clc*=Clc*(α−1) …(4) とすればよい。即ち、白表示の際の液晶容量と、黒表示
の際の液晶容量との差分の容量をもつ補助容量C1を画
素電極に接続すれば、それぞれの場合のΔVpをほぼ等
しくすることが可能である。
【0033】次に、上記の動作を実現するための液晶表
示装置の構造を説明する。ゲートバスライン10とドレ
インバスライン12が直交した交点には、薄膜トランジ
スタ(TFT)14が設けられている。また、ゲートバ
スライン10に並行に、補助容量電極20が配されてい
る(図2(a))。図2(a)のA−A´断面をみる
と、補助容量電極20、絶縁膜24、光感光性素子1
8、画素電極16、偏光膜26がガラス基板22上に順
次積層されている(図2(b))。
【0034】ここで、補助容量電極20と光感光性素子
18とを対向電極とし、それらの間に絶縁膜24を挟む
ことにより補助容量C1が形成されている。また、補助
容量C1の一方の電極に光感光性素子18を用いること
により、光感光性素子18が補助容量C1に直列に接続
されている。また、画素電極16上に形成された偏光膜
26により、白表示の場合には光感光性素子18に光が
入射し、黒表示の場合には光感光性素子18に光が入射
しないようにすることができる。なお、偏光膜をこのよ
うに機能するために、光は対向基板側から入射すること
が望ましい。
【0035】図2(a)のB−B´断面をみると、補助
容量電極20と画素電極16とが重なる領域のみに光感
光性素子18を形成することにより、補助容量領域と画
素領域とが形成されている。このように、図1に示す等
価回路を有する液晶表示装置を実現することができる。
【0036】次に、光感光性素子18にアモルファスシ
リコン膜を、絶縁膜24にはシリコン酸化膜を用いた液
晶表示装置について説明する。アモルファスシリコン膜
は、太陽電池の受光層として使用されるほど光キャリア
発生率が高い物質である。従って、アモルファスシリコ
ン膜は光感光性素子18として用いることができる。本
実施例に用いたアモルファスシリコン膜では、光が入射
したときの導電率σpが約10-6[1/Ωcm]、光が
入射しないときの導電率σdが約10-11[1/Ωcm]
であった。
【0037】そこで、画素電極直下に面積約10μm×
80μm、膜厚約0.1μmのアモルファスシリコン膜
を形成し、光が入射したときの抵抗値が約1.25×1
6[Ω]、光が入射しないときの抵抗値が約1.25
×1011[Ω]である光感光性素子18を形成した。光
感光性素子18の直下には、絶縁膜24を介して補助容
量電極20を設けることにより、補助容量C1を形成し
た。白表示の際の液晶容量Clc*が0.15[pF]、
黒表示の際の液晶容量Clc*が0.30[pF]である
とすると、式(4)から、補助容量C1は0.15[p
F]とすればよい。補助容量C1は、絶縁膜24として
膜厚約0.4μmのシリコン酸化膜を用いることにより
形成した。
【0038】このようにして補助容量と光感光性素子1
8を形成することにより、光が入射したときの時定数を
約0.19[μsec]、光が入射しないときの時定数
を約19[msec]とすることができるので、光感光
性素子18に光が入射した場合にのみ、実質的に補助容
量C1を画素電極16に接続させることができる。この
ように、本実施例によれば、光感光性素子18及び補助
容量C1を画素電極16に直列に接続し、白表示のとき
にのみ補助容量C1が機能するようにしたので、白表示
の場合と黒表示の場合との画素電極の電位変化ΔVpを
ほぼ等しくすることができる。
【0039】これにより、黒表示領域、白表示領域とも
に正負対称な電圧を印加できるので、直流成分が液晶材
料に印加されず、T−V特性の劣化を防止することがで
きる。即ち、残像を防止することができる。また、光感
光性素子18としては、アモルファスシリコン膜を使用
することができるので、TFT14のチャネル部を形成
するための半導体層と共用することができる。また、絶
縁膜24はTFT14のゲート絶縁膜と共用できる。従
って、従来の製造プロセスを変更することなく、補助容
量C1、光感光性素子18を形成することができる。
【0040】なお、上記実施例ではノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置を例にとって説明したが、ノーマ
リーブラックモードの液晶表示装置の場合にも上記構造
を適用することができる。この際には、光感光性素子上
がノーマリーホワイトとなるように、画素領域がノーマ
リーブラックとなるように偏光膜を設ければよい。ま
た、上記実施例では補助容量C1の一方の電極を補助容
量電極配線に接続したが、一定電位を有する他の電極等
に接続してもよい。又は、隣接するゲートバスラインに
接続してもよい。
【0041】また、上記実施例では、画素電極に光感光
性素子を接続し、光感光性素子の他端に補助容量を接続
したが、光感光性素子と補助容量が直列接続されていれ
ばよいので、画素電極に補助容量を接続し、補助容量の
他端に光感光性素子を接続してもよい。次に、本発明の
第2の実施例による液晶表示装置を、図3及び図4を用
いて説明する。
【0042】図3は本実施例による液晶表示装置の等価
回路を示す図、図4は本実施例による液晶表示装置の構
造を示す図である。本実施例による液晶表示装置の構造
を図3の等価回路を用いて説明する。ゲートバスライン
10とドレインバスライン12が直交して配されてい
る。ゲートバスライン10とドレインバスライン12と
の交点には、ゲートバスライン10にゲート電極Gが、
ドレインバスライン12にドレイン電極Dが接続された
薄膜トランジスタ(TFT)14が設けられている。
【0043】TFT14のソース電極Sには画素電極1
6が接続されている。画素電極16には、液晶材料を挟
んで画素電極と対向する対向電極が設けられており、液
晶材料を誘電体とした液晶容量Clc*を有する。更に、
画素電極16には、光の入射により素子の抵抗値が変化
する光感光性素子18と、補助容量C2が直列接続され
た補助回路32が接続されている。補助回路32の他端
はゲートバスライン10に接続されている。また、画素
電極16とゲートバスライン10との間には、寄生容量
Cgsが存在する。
【0044】次に、本実施例による液晶表示装置の原理
を説明する。図3における光感光性素子18は、光が入
射した場合にのみ補助容量C2を画素電極16に接続さ
せるために設けられている。即ち、第1の実施例と同様
に、光が入射しないときには光感光性素子18と補助容
量C2とからなる補助回路32の時定数が数十ミリ秒程
度になるように抵抗値を高くでき、また、光が入射した
ときには時定数が数マイクロ秒以下になるように抵抗値
を低くできる光感光性素子18を用いている。
【0045】次に、補助容量C2について、ノーマリー
ホワイトモードを例にとって説明する。ノーマリーホワ
イトモードでは、白表示の場合には液晶に印加する電圧
を小さくし、黒表示の場合には電圧を大きくする。従っ
て、白表示の場合には液晶容量Clc*が小さく、黒表示
の場合には液晶容量Clc*が大きい。また、式(1)よ
り、白表示の場合には画素電極16の電位変化ΔVpが
大きく、黒表示の場合には電位変化ΔVpが小さい。
【0046】いま、黒表示の場合の液晶容量Clc*が白
表示の場合のα倍であるとし、また、光感光性素子18
には光が入射し、光感光性素子18と補助容量C2から
なる補助回路32の時定数がゲートバスラインに印加さ
れるパルスの幅に対して十分に小さいとすると、寄生容
量Cgsと補助容量C2とが並列に接続されていることと
なり、式(1)は以下のように書き直すことができる。
【0047】 ΔVp=(Cgs+C2)/{(Cgs+C2)+αClc*}×ΔVg …(5) 一方、白表示の場合には、光感光性素子18には光が入
射せず、光感光性素子18と補助容量C2からなる補助
回路32の時定数がゲートバスラインに印加されるパル
スの幅に対して十分に大きいとすると、式(1)は以下
のように書き直すことができる。
【0048】 ΔVp=Cgs/(Cgs+Clc*)×ΔVg …(6) 残像を減少するためには、白表示の際のΔVpと黒表示
の際のΔVpをほぼ等しくすることが望ましい。そこ
で、式(5)におけるΔVpと式(6)におけるΔVpと
を等しくするために、補助容量C2を、 C2=Cgs(α−1) …(7) とすればよい。即ち、白表示から黒表示に変化したとき
の液晶容量の変化比αから1減じたものをCgsに乗じた
値の容量をもつ補助容量C2を画素電極に接続すれば、
それぞれの場合のΔVpをほぼ等しくすることが可能で
ある。
【0049】次に、上記の動作を実現するための液晶表
示装置の構造を説明する。ゲートバスライン10とドレ
インバスライン12が直交した交点には、薄膜トランジ
スタ(TFT)14が設けられている。また、画素電極
の一部はゲートバスライン10に重なるように配置され
ている。図4(a)のA−A´断面をみると、ゲートバ
スライン10上には、絶縁膜24を介して光感光性素子
18が設けられ、更にその上部には画素電極16が設け
られている。画素電極16上には、偏光膜26a、26
bが設けられており、これら偏光膜26a、26bは、
液晶表示装置がノーマリーホワイトであれば、光感光性
素子18上の偏光膜26aがノーマリーブラックに、画
素領域の偏光膜26bがノーマリーホワイトになるよう
に設定されている(図4(b))。
【0050】ここで、ゲートバスライン10と光感光性
素子18とを対向電極とし、それらの間に絶縁膜24を
挟むことにより補助容量C2が形成されている。また、
補助容量C2の一方の電極に光感光性素子18を用いる
ことにより、光感光性素子18が補助容量C2に直列に
接続されている。また、画素電極16上に形成された偏
光膜26aにより、白表示の場合には光感光性素子18
に光が入射せず、黒表示の場合には光感光性素子18に
光が入射するようにすることができる。
【0051】このように、図3に示す等価回路を有する
液晶表示装置を実現することができる。次に、光感光性
素子18にアモルファスシリコン膜を、絶縁膜24には
シリコン酸化膜を用いた液晶表示装置について説明す
る。アモルファスシリコン膜は、太陽電池の受光層とし
て使用されるほど光キャリア発生率が高い物質である。
従って、アモルファスシリコン膜は光感光性素子18と
して用いることができる。本実施例に用いたアモルファ
スシリコン膜では、光が入射したときの導電率σpが約
10-6[1/Ωcm]、光が入射しないときの導電率σ
dが約10-11[1/Ωcm]であった。
【0052】そこで、ゲートバスライン上に形成された
画素電極直下に面積約10μm×30μm、膜厚約0.
1μmのアモルファスシリコン膜を形成し、光が入射し
たときの抵抗値が約3.33×106[Ω]、光が入射
しないときの抵抗値が約3.33×1011[Ω]である
光感光性素子18を形成した。光感光性素子18の直下
には、ゲートバスライン10との間に絶縁膜24を設け
ることにより、補助容量C2を形成した。白表示の際の
液晶容量Clc*が0.15[pF]、黒表示の際の液晶
容量Clc*が0.30[pF]、寄生容量Cgsが0.0
5[pF]であるとすると、式(4)から補助容量C2
は0.05[pF]とすればよい。補助容量C2は、絶
縁膜24として膜厚約0.4μmのシリコン酸化膜を用
いることにより形成した。
【0053】このようにして補助容量C2と光感光性素
子18を形成することにより、光が入射したときの時定
数を約17[msec]、光が入射しないときの時定数
を約0.17[μsec]とすることができるので、光
感光性素子18に光が入射しない場合にのみ、実質的に
補助容量C2を画素電極16に接続させることができ
る。
【0054】このように、光感光性素子18としては、
アモルファスシリコン膜を使用することができるので、
TFT14のチャネル部を形成するための半導体層と共
用することができる。また、絶縁膜24はTFT14の
ゲート絶縁膜と共用することができる。従って、従来の
製造プロセスを変更することなく、補助容量C2、光感
光性素子18を形成することができる。
【0055】このように、本実施例によれば、光感光性
素子18及び補助容量C2を、画素電極16とゲートバ
スライン10との間に直列に接続し、黒表示のときにの
み補助容量C2が機能するようにしたので、白表示の場
合と黒表示の場合との画素電極の電位変化ΔVpをほぼ
等しくすることができる。これにより、黒表示領域、白
表示領域ともに正負対称な電圧を印加できるので、直流
成分が液晶材料に印加されず、T−V特性の劣化を防止
することができる。即ち、残像を防止することができ
る。
【0056】また、光感光性素子18としては、アモル
ファスシリコン膜を使用することができるので、TFT
14のチャネル部を形成するための半導体層と共用する
ことができる。また、絶縁膜24はTFT14のゲート
絶縁膜と共用できる。従って、従来の製造プロセスを変
更することなく、補助容量C1、光感光性素子18を形
成することができる。
【0057】なお、上記実施例ではノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置を例にとって説明したが、ノーマ
リーブラックモードの液晶表示装置の場合にも上記構造
を適用することができる。この際には、光感光性素子1
8上の偏光膜26a、画素領域の偏光膜26bが共にノ
ーマリーブラックとなるように偏光膜を設ければよい。
【0058】また、上記実施例では、画素電極に光感光
性素子を接続し、光感光性素子の他端に補助容量を接続
したが、光感光性素子と補助容量が直列接続されていれ
ばよいので、画素電極に補助容量を接続し、補助容量の
他端に光感光性素子を接続してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、光感光性
素子及び補助容量を画素電極に直列に接続し、光感光性
素子に光が入射したときにのみ補助容量が機能するよう
にしたので、白表示又は黒表示のいずれか一方におい
て、画素電極の電位変化ΔVpを補助容量の大きさによ
り調整することができる。
【0060】また、光感光性素子を介して画素電極に接
続された補助容量の他端は、一定電位を有する電極に接
続すればよいので、一本前の隣接するゲートバスライン
に接続してもよい。また、光感光性素子を介して画素電
極に接続された補助容量の他端は、補助容量電極を別途
設け、これに接続してもよい。
【0061】また、補助容量の容量を、白表示をする際
の前記液晶材料の液晶容量と、黒表示をする際の液晶材
料の液晶容量との差分にほぼ等しくすれば、白表示の場
合と黒表示の場合との画素電極の電位変化ΔVpをほぼ
等しくすることができる。これにより、黒表示領域、白
表示領域ともに正負対称な電圧を印加することが可能と
なるので、直流成分が液晶材料に印加されず、T−V特
性の劣化を防止することができる。即ち、残像を防止す
ることができる。
【0062】また、補助容量電極を設け、補助容量配線
と、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を形成する際に堆
積した絶縁膜と、薄膜トランジスタのチャネルとなる半
導体層を形成する際に堆積したアモルファスシリコン膜
とを積層した積層体により補助容量を形成すれば、従来
の製造プロセスを変更することなく補助容量を形成する
ことができる。
【0063】また、補助容量の一方の電極にアモルファ
スシリコン膜を用いれば、光感光性素子としても用いる
ことができる。また、光感光性素子上の偏光膜をノーマ
リーホワイトとなるように配置すれば、上記の効果を達
成することができる。また、光感光性素子及び補助容量
を、画素電極とゲートバスラインとの間に直列に接続
し、光感光性素子に光が入射しないときにのみ補助容量
が機能するようにしたので、白表示又は黒表示のいずれ
か一方において、画素電極の電位変化ΔVpを補助容量
の大きさにより調整することができる。
【0064】また、補助容量の容量を、白表示をする際
の液晶材料の液晶容量と黒表示をする際の液晶材料の液
晶容量との比をα、ゲートバスラインと画素電極間の寄
生容量をCgsとして、Cgs(α−1)にほぼ等しくすれ
ば、白表示の場合と黒表示の場合との画素電極の電位変
化ΔVpをほぼ等しくすることができる。これにより、
黒表示領域、白表示領域ともに正負対称な電圧を印加す
ることが可能となるので、直流成分が液晶材料に印加さ
れず、T−V特性の劣化を防止することができる。即
ち、残像を防止することができる。
【0065】また、ゲートバスラインと、薄膜トランジ
スタのゲート絶縁膜を形成する際に堆積した絶縁膜と、
薄膜トランジスタのチャネルとなる半導体層を形成する
際に堆積したアモルファスシリコン膜とを積層した積層
体により補助容量を形成すれば、従来の製造プロセスを
変更することなく補助容量を形成することができる。ま
た、補助容量の一方の電極にアモルファスシリコン膜を
用いれば、光感光性素子としても用いることができる。
【0066】また、光感光性素子上の偏光膜をノーマリ
ーブラックとなるように配置すれば、上記の効果を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による液晶表示装置の等
価回路を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例による液晶表示装置の構
造を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例による液晶表示装置の等
価回路を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例による液晶表示装置の構
造を示す図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構造を説明する等価回路
である。
【符号の説明】
α…液晶容量の変化比 C1、C2…補助容量 Cgs…寄生容量 Clc*…液晶容量 D…ドレイン G…ゲート S…ソース 10…ゲートバスライン 12…ドレインバスライン 14…薄膜トランジスタ(TFT) 16…画素電極 18…光感光性素子 20…補助容量電極 22…ガラス基板 24…絶縁膜 26…偏光膜 28…対向電極 30…蓄積容量用バスライン 32…補助回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板と、 前記絶縁性基板上に配置された複数の画素電極と、 前記各画素電極に接続された薄膜トランジスタと、 前記画素電極に接続され、光の入射により抵抗値が変化
    する光感光性素子と、前記光感光性素子に直列接続され
    た補助容量とを有する補助回路と、 前記光感光性素子上に設けられ、前記画素電極と対向電
    極との間に封入された液晶材料を透過して前記光感光性
    素子に入射する光を、前記液晶材料の配向に応じて遮断
    又は透過する偏光膜とを有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示装置において、 前記補助回路の他方の端を共通接続する補助容量配線を
    更に有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の液晶表示装置において、 前記補助回路の他方の端が、前記薄膜トランジスタを介
    して前記画素電極に接続されたゲートバスラインと隣接
    する他のゲートバスラインに接続されていることを特徴
    とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶
    表示装置において、 前記補助容量の容量は、白表示をする際の前記液晶材料
    の液晶容量と、黒表示をする際の前記液晶材料の液晶容
    量との差分にほぼ等しいことを特徴とする液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の液晶表示装置において、 前記補助容量は、前記補助容量配線と、前記薄膜トラン
    ジスタのゲート絶縁膜を形成する際に堆積した絶縁膜
    と、前記薄膜トランジスタのチャネルとなる半導体層を
    形成する際に堆積したアモルファスシリコン膜とを積層
    した積層体により形成されていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の液晶表示装置において、 前記アモルファスシリコン膜は、前記光感光性素子とし
    ても機能することを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の液晶
    表示装置において、 前記偏光膜は、ノーマリーホワイトモードの液晶表示装
    置では、画素領域に形成する偏光膜と偏光軸が等しく、
    ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では、画素領
    域に形成する偏光膜と偏光軸が異なることを特徴とする
    液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の液晶表示装置において、 前記補助回路の他方の端が、ゲートバスラインに接続さ
    れていることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の液晶表示装置において、 前記補助容量の容量は、白表示をする際の前記液晶材料
    の液晶容量と黒表示をする際の前記液晶材料の液晶容量
    との比をα、前記ゲートバスラインと前記画素電極間の
    寄生容量をCgsとして、Cgs(α−1)にほぼ等しいこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の液晶表示装置に
    おいて、 前記補助容量は、前記ゲートバスラインと、前記薄膜ト
    ランジスタのゲート絶縁膜を形成する際に堆積した絶縁
    膜と、前記薄膜トランジスタのチャネルとなる半導体層
    を形成する際に堆積したアモルファスシリコン膜とを積
    層した積層体により形成されていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の液晶表示装置におい
    て、 前記アモルファスシリコン膜は、前記光感光性素子とし
    ても機能することを特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれかに記載の
    液晶表示装置において、 前記偏光膜は、ノーマリーホワイトモードの液晶表示装
    置では、画素領域に形成する偏光膜と偏光軸が異なり、
    ノーマリーブラックモードの液晶表示装置では、画素領
    域に形成する偏光膜と偏光軸が等しいことを特徴とする
    液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123065A (ja) * 2010-03-26 2013-06-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

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