JPH08105476A - スプリングシート構造 - Google Patents

スプリングシート構造

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JPH08105476A
JPH08105476A JP6241669A JP24166994A JPH08105476A JP H08105476 A JPH08105476 A JP H08105476A JP 6241669 A JP6241669 A JP 6241669A JP 24166994 A JP24166994 A JP 24166994A JP H08105476 A JPH08105476 A JP H08105476A
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spring
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
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    • F16F1/12Attachments or mountings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルスプリングの設定或いは製造誤差(公
差)による線径やスプリング径の相違があっても、コイ
ルスプリングとスプリングシートとの間に異音を生じさ
せないようにする。 【構成】 ロアスプリングシート20の所定位置には、
最小線径のコイルスプリング24の半径よりも若干小さ
い曲率半径の第1曲面部32及び最大線径のコイルスプ
リング24の半径よりも若干大きい曲率半径の第2曲面
部34から成る位置決め部30が二箇所形成されてい
る。また、基部28の外径寸法Eはコイルスプリング2
4の内径寸法F、F’よりも小さく設定されている。こ
れらにより、コイルスプリング24の座巻き部24Aが
確実に点接触状態で位置決めされ、異音の発生を防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションスプリ
ングとして用いられるコイルスプリングを支持するスプ
リングシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
乗用車用のサスペンションスプリングとしては、コイル
スプリングが多用されている。この種のコイルスプリン
グはサスペンション形式によって配設部位が異なり、シ
ョックアブソーバとは分離独立して配設される場合もあ
れば、ショックアブソーバの外周に巻装される場合もあ
る。以下、後者の場合を例にして説明する。
【0003】この場合には、ショックアブソーバのシリ
ンダの外周部にロアスプリングシートが配設されると共
にこれに対向してショックアブソーバのピストンロッド
の上端部にアッパスプリングシートが配設される。そし
て、両者の間にコイルスプリングが配設されることによ
って、ショックアブソーバの外周部にコイルスプリング
が巻装されるようになっている。
【0004】ここで、この種の構造では、コイルスプリ
ングの伸縮に伴ってコイルスプリングの端部が相対的に
径方向へ移動し、この移動によりスプリングシートとの
間に異音が生じることから、従来から種々の異音防止対
策が行われている。なお、この異音はショックアブソー
バの揺動の仕方から主にロアスプリングシート側で起こ
り、又コイルスプリングの座巻き部分から螺旋状に立ち
上がる起点となる3/4巻き目付近にて生じる。
【0005】以下に、発明協会公開技報84−8491
号に開示された異音防止構造について説明する。図5に
示される構造では、ショックアブソーバ100のシリン
ダ102の外周部に溶接されたロアスプリングシート1
04の外周部所定位置に環状の凹溝106が形成されて
おり、この凹溝106内にコイルスプリング108の下
端部が挿入状態で係止されている。なお、これに対応し
て、アッパスプリングシート110の外周部所定位置に
も環状の凹溝106が形成されており、この凹溝106
内にはコイルスプリング108の上端部が挿入状態で係
止されている。この構造によれば、凹溝106の内壁1
06A及び外壁106Bによってコイルスプリング10
8の下端部が面接触状態で保持されていることから、コ
イルスプリング108の伸縮に伴う下端部の相対的な径
方向への移動をある程度規制することができる。
【0006】しかしながら、この構造による場合、図6
に示される如く、凹溝106の内壁106A及び外壁1
06Bが相互に外方へより開いた開断面形状となってい
ることから、コイルスプリング108の下端部が伸縮に
伴って径方向へ移動しようとした場合に同図の矢印方向
へ移動していく。つまり、コイルスプリング108が伸
縮に伴って径方向へ移動しようとすることによって、結
果的にはその際の垂直分力によってコイルスプリング1
08の下端部は凹溝106の内壁106A及び外壁10
6B上を略伸縮方向へ滑動する。この場合、コイルスプ
リング108の下端部は凹溝106の内壁106A及び
外壁106Bの内周面と面接触しているので、前記略伸
縮方向への移動に伴う摺動音が比較的大きな異音とな
る。従って、異音防止構造としては改良の余地がある。
【0007】また、前述した公開技報に開示された変形
例である図7に示される構造では、ロアスプリングシー
ト112の外周部所定位置に切起こしによる爪114が
等間隔で形成されており、これらの爪114とロアスプ
リングシート112の底壁112A及び周壁一部112
Bとの間にコイルスプリング116の下端部が挟持され
た状態で保持されている。なお、これに対応して、アッ
パスプリングシート118の外周部所定位置にも複数の
爪114が形成されており、爪114とアッパスプリン
グシート118の底壁118A及び周壁一部118Bと
の間にコイルスプリング116の上端部が挟持された状
態で保持されている。この構造によっても、前述した構
造同様に爪114、ロアスプリングシート112の底壁
112A及び周壁一部112Bによってコイルスプリン
グ116の下端部の径方向への移動をある程度規制する
ことができるといえる。
【0008】ところが、この構造においても、図上左側
に形成された爪114がコイルスプリング116の3/
4巻き目付近に相当し、コイルスプリング116の伸縮
に伴って下端部が径方向へ移動しようとすることによっ
て、当該下端部は爪114及び周壁一部112B上を略
伸縮方向へ摺動していく。従って、前述した構造と同様
に異音が生じる。
【0009】さらに、いずれの構造においても、コイル
スプリングにバラツキがあった場合には適切に位置決め
することができず、前述した異音を生じさせることにな
る。すなわち、コイルスプリングの線径やスプリング径
は車種ごとに異なる設定がなされており、すべての設定
に対して確実にコイルスプリングを位置決めすることは
上述した構造では不可能である。また、同一設定のコイ
ルスプリングを用いる場合においても、製造誤差(公
差)によって若干のバラツキが生じるので、この場合に
も上述した構造では適切にコイルスプリングを位置決め
することは不可能である。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、コイルスプリ
ングの設定或いは製造誤差(公差)による線径やスプリ
ング径の相違があっても、コイルスプリングとスプリン
グシートとの間で異音が発生するのを防止することがで
きるスプリングシート構造を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、サスペンションスプリングとして用いられるコイル
スプリングを支持するスプリングシート構造であって、
コイルスプリングの端部が当接係止されるフランジ部
と、このフランジ部に設けられると共に外径寸法がコイ
ルスプリングの内径寸法よりも小さく設定され、コイル
スプリングの端部が外側に配置される膨出部と、を含ん
で構成され、フランジ部におけるコイルスプリングの座
巻き部が当接係止される周方向の二箇所に、コイルスプ
リングの座巻き部外周面側と対向する部分とコイルスプ
リングの座巻き部内周面側と対向する部分とで曲率半径
が相違し、当該座巻き部外周面側に点接触状態で当接す
ることにより当該座巻き部内周面側を膨出部に点接触状
態で当接させる位置決め手段を設けた、ことを特徴とし
ている。
【0012】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
本発明において、前記位置決め手段は、膨出部の下部か
ら連続しかつコイルスプリングの座巻き部内周面側と対
向する部分に形成されると共に最小径寸法のコイルスプ
リングの線径の1/2よりも所定寸法小さい曲率半径の
第1曲面部と、この第1曲面部の外側でコイルスプリン
グの座巻き部外周面側と対向する部分に形成されると共
に最大径寸法のコイルスプリングの線径の1/2よりも
所定寸法大きい曲率半径の第2曲面部と、を含んで構成
されている、ことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、スプリングシ
ートのフランジ部にコイルスプリングの端部が当接係止
され、更にフランジ部の周方向の二箇所に設けられた位
置決め手段によってコイルスプリングの端部における座
巻き部の位置決めがなされる。
【0014】より具体的には、本発明における位置決め
手段は、コイルスプリングの座巻き部外周面側と対向す
る部分とコイルスプリングの座巻き部内周面側と対向す
る部分とで曲率半径が相違しており、これにより位置決
め手段自身がコイルスプリングの座巻き部外周面側に点
接触状態で当接し、かつ、コイルスプリングの座巻き部
内周面側を膨出部に点接触状態で当接させるものであ
る。この結果、コイルスプリングの座巻き部は、フラン
ジ部の周方向の二箇所のそれぞれにおいて、座巻き部内
周面側と座巻き部外周面側の少なくとも二点でスプリン
グシートに当接し、これによりスプリングシートに対す
るコイルスプリングの径方向の位置決めがなされる。こ
のため、コイルスプリングの伸縮に伴ってコイルスプリ
ングの端部が径方向へ移動しようとしても、位置決め手
段が設けられた部位ではコイルスプリングは径方向へ移
動することはない。従って、コイルスプリングの端部の
径方向移動による伸縮方向への移動も当然に生じなく、
異音も生じない。特に、本発明では、コイルスプリング
の座巻き部外周面側と対向する部分とコイルスプリング
の座巻き部内周面側と対向する部分とで曲率半径が相違
するため、コイルスプリングの車種による設定及び製造
上の誤差(公差)によるスプリング径、線径にバラツキ
があったとしても、確実に位置決めがなされ、異音の発
生が防止される。
【0015】一方、膨出部の外径寸法はコイルスプリン
グの内径寸法よりも小さく設定されていること、及び、
前述した如く位置決め手段によってコイルスプリングの
座巻き部の内周面側が膨出部に点接触状態で当接してい
ることから、位置決め手段が設けられた部位以外の部位
では、コイルスプリングの端部内周面と膨出部とが接触
することはない。すなわち、両者の間には所定の隙間が
形成されて非接触状態を維持することになる。従って、
コイルスプリングの座巻き部から螺旋状に立ち上がる部
分も、スプリングシートの膨出部から離間し非接触状態
になっている。このため、当該立ち上がり部分において
は、コイルスプリングの伸縮に伴う端部の径方向移動が
生じるものの、前述した如く当該立ち上がり部分とスプ
リングシートの膨出部との間には隙間が形成されている
ことから、隙間が狭くなるのみである。従って、コイル
スプリングの端部がスプリングシートの膨出部に当接し
たり、更には膨出部上を摺動(伸縮方向へ移動)すると
いったことは起こらず、これらに起因した異音も生じな
い。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
記載の本発明において、位置決め手段は、膨出部の下部
から連続しかつコイルスプリングの座巻き部内周面側と
対向する部分に形成された第1曲面部と、この第1曲面
部の外側でコイルスプリングの座巻き部外周面側と対向
する部分に形成された第2曲面部とを含んで構成されて
おり、更に第1曲面部の曲率半径は最小線径のコイルス
プリングの線径の1/2よりも所定寸法小さく設定され
ており、第2曲面部の曲率半径は最大線径のコイルスプ
リングの線径の1/2よりも所定寸法大きく設定されて
いるので、コイルスプリングの車種による設定及び製造
上の誤差(公差)によるスプリング径、線径にバラツキ
があったとしても、より一層確実に位置決めがなされ、
異音の発生が防止される。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図4を用いて、本発明の一実施
例について説明する。なお、図4において、適宜示され
る矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両
上方側を示しており、矢印INは車両室内側を示してい
る。
【0018】図4には、マクファーソンストラット式独
立懸架方式のフロントサスペンションの全体斜視図が示
されている。この図に示されるように、フロントサスペ
ンションは、シリンダ及びピストンロッドから成る一対
のショックアブソーバ10を備えている。ショックアブ
ソーバ10のシリンダの下端部は、ブラケット12を介
して車輪14側に取り付けられている。また、ショック
アブソーバ10のピストンロッドの上端部は、アッパサ
ポート18を介して車体に取り付けられている。
【0019】上述したショックアブソーバ10のシリン
ダの軸方向中間部にはロアスプリングシート20が溶接
されており、又ピストンロッドの上端部にはアッパサポ
ート18の直下にアッパスプリングシート22が取り付
けられている。ロアスプリングシート20の上面にはコ
イルスプリング24の下端部が当接係止されており、ア
ッパスプリングシート22の下面にはコイルスプリング
24の上端部が当接係止されている。これにより、コイ
ルスプリング24がショックアブソーバ10の外周に巻
装されている。以下、ロアスプリングシート20の構造
について詳細に説明する。
【0020】図1(A)にはロアスプリングシート20
の平面図が示されており、又図1(B)にはロアスプリ
ングシート20の側面図が示されている。一方、図2
(A)にはロアスプリングシート20のフランジ部26
に最小線径のコイルスプリング24(破線図示)及び最
大線径のコイルスプリング24(実線図示)の組付状態
が二種類重合されて示されており、又図2(B)にはそ
の側面図が示されている。なお、これらの図において、
A部はコイルスプリング24の0/4巻き目に相当し、
B部はコイルスプリング24の1/4巻き目に相当し、
C部はコイルスプリング24の2/4巻き目に相当し、
D部はコイルスプリング24の3/4巻き目に相当す
る。さらに付言すれば、A部付近にコイルスプリング2
4の座巻き部24Aの端部24A’〔起点〕が位置さ
れ、D部付近において座巻き部24Aから螺旋状の立ち
上がり部24Bへ移行する。
【0021】これらの図に示されるように、ロアスプリ
ングシート20は、軸芯部に形成された筒状の基部28
と、この基部28の下端部から半径方向外側へ延出され
た板状のフランジ部26と、から成る。この内、基部2
8を構成する周壁は上方へ向かうにつれて段階的に縮径
されるよう絞り加工されており、その先端部がショック
アブソーバ10のシリンダの外周部に溶接されるように
なっている。また、基部28の外径寸法Eは最大線径の
コイルスプリング24(実線図示)の内径寸法F或いは
最小線径のコイルスプリング24(破線図示)の内径寸
法F’よりも小さく設定されている。これにより、ロア
スプリングシート20の基部28の外周部にコイルスプ
リング24の下端部を巻装させてフランジ部26に当接
係止させることが可能となる。
【0022】ここで、フランジ部26には、その周方向
所定部位に所定形状の位置決め部30が一体に形成され
ている。より具体的には、フランジ部26における周方
向のA部とB部の二箇所に位置決め部30がそれぞれ形
成されている。なお、A部乃至C部の範囲は、コイルス
プリング24が伸縮しても常時ロアスプリングシート2
0に接触している範囲である。また、A部乃至B部の範
囲における基部28の外周半径Gは前述した基部28の
外径寸法Eの1/2よりも若干小に設定されているが、
その意味については後述する。
【0023】図1(B)に示されるように、この位置決
め部30は、基部28の下部周壁28Aと連続しかつ所
定曲率半径rに設定された第1曲面部32と、この第1
曲面部32の外側に連続して形成されかつ所定曲率半径
Rに設定された第2曲面部34と、によって構成されて
いる。この内、第2曲面部34は、フランジ部26をそ
の外周部裏面側から基部28側へ略台形状に膨出させる
ことにより形成されている。従って、第2曲面部34
は、中央部34A(周方向寸法L1 )及びその両側部3
4B(各周方向寸法L2 )から成る三面を備えている
が、所定曲率半径Rに設定されているのは中央部34A
である。これは、コイルスプリング24に応力集中がな
るべく生じないように、との配慮からである。
【0024】図3に拡大して示されるように、上述した
第1曲面部32の曲率半径rは、使用され得る最小線径
のコイルスプリング24(破線図示)の線径Pの1/2
よりも若干小さく設定されている。なお、第1曲面部3
2が形成される範囲は、図上略90度の範囲(第3象
限)である。一方、第2曲面部34の曲率半径Rは、使
用され得る最大線径のコイルスプリング24(実線図
示)の線径Qの1/2よりも若干大きく設定されてい
る。なおここで、「最大線径」とは、コイルスプリング
24の線径が最大のものでかつ製造上の誤差(公差)も
最大であったとした場合の線径の意であり、逆に「最小
線径」とは、コイルスプリング24の線径が最小のもの
でかつ製造上の誤差(公差)も最小であったとした場合
の線径の意である。
【0025】以下に、本実施例の作用を説明する。例え
ば、破線で図示される最小線径のコイルスプリング24
の下端部をロアスプリングシート20に当接係止させた
場合、第1曲面部32の曲率半径rが最小線径のコイル
スプリング24の線径Pの1/2よりも若干小に設定さ
れていることから、図3に示されるように、コイルスプ
リング24の下端部(座巻き部24A)の内周面は基部
28の下部周壁28AのX1 点(下部周壁28Aと第1
曲面部32との境界部分)にて点接触する。また、この
コイルスプリング24の下端部(座巻き部24A)の外
周面は第2曲面部34の起点(第1曲面部32と第2曲
面部34との境界部分)Y1 点にて点接触する。なお、
1 点とY1 点とは略90度離れている。従って、コイ
ルスプリング24の座巻き部24Aはその内周面側と外
周面側の互いに対向しない二点で点接触状態となり、径
方向に対して位置決めされる。
【0026】この状態においてコイルスプリング24が
伸縮すると、位置決め部30が設けられたA部及びB部
では、コイルスプリング24の座巻き部24Aは位置決
め部30の第1曲面部32及び第2曲面部34によって
径方向に位置決めされた状態にあるので、径方向へ移動
することはない。
【0027】一方、コイルスプリング24の座巻き部2
4Aから立ち上がり部24Bへ移行するD部付近に着目
すると、コイルスプリング24の内径寸法F’は基部2
8の外径寸法Eよりも大きく設定されているので、組付
状態においてはコイルスプリング24の内周面は基部2
8の下部周壁28Aから離間している。すなわち、両者
の間には所定の隙間36(図2(B)参照)が形成され
ている。この状態においてコイルスプリング24が伸縮
すると、圧縮時にはコイルスプリング24が径方向外側
へ移動し、伸長時にはコイルスプリング24が径方向内
側へ移動する。従って、この挙動により、従来では、コ
イルスプリング24が基部28に当接し、更には伸縮方
向へ摺動して異音が生じていたが、本実施例では、前述
した如くコイルスプリング24の下端部内周面と基部2
8との間に所定の隙間36が形成されているので、伸長
時にコイルスプリング24の下端部が径方向内側へ移動
しても、依然として間隙寸法δの隙間36が残される。
この結果、本実施例によれば、この部位において異音が
生じることはない。
【0028】また例えば、実線で図示される最大線径の
コイルスプリング24の下端部をロアスプリングシート
20に当接係止させても、前述した作用と同様の作用が
得られる。以下に、簡単に説明する。この場合、コイル
スプリング24の線径Qが最大線径であるので、図3に
示される如く、X1 点よりも若干上方であるX2 点にて
コイルスプリング24の下端部(座巻き部24A)の内
周面が基部28の下部周壁28Aに点接触する。また、
コイルスプリング24の下端部(座巻き部24A)の外
周面は、前述したY1 点よりも若干外側であるY2 点に
て第2曲面部34と点接触する。なお、X2 点とY2
とは90度強離れている。従って、コイルスプリング2
4の座巻き部24Aはその内周面側と外周面側の互いに
対向しない二点で点接触状態となり、径方向に対して位
置決めされる。これにより、この状態においてコイルス
プリング24が伸縮しても、位置決め部30が設けられ
たA部及びB部では、コイルスプリング24の座巻き部
24Aは径方向に位置決めされた状態にあるので、径方
向へ移動することはない。また、D部においても、前述
した場合と同様の理由から、コイルスプリング24の内
周面が基部28に接触することはない(図2(B)参
照)。
【0029】以上のことから、本実施例では、フランジ
部26におけるコイルスプリング24の座巻き部24A
が当接係止される周方向の二箇所において、第1曲面部
32及び第2曲面部34から成る位置決め部30を設け
たので、コイルスプリング24の座巻き部24Aの位置
決めが確実になされ、座巻き部24Aでの径方向への移
動を阻止することができる。特に、第1曲面部32及び
第2曲面部34とは曲率半径が相互に異なるので、車種
の相違や製造誤差(公差)によってコイルスプリング2
4の線径やコイル径にバラツキがあったとしても、確実
にコイルスプリング24の座巻き部24Aの位置決めを
なすことができる。これにより、異音が生じ易いD部で
は、常にコイルスプリング24の下端部内周面を基部2
8から離間させておくことができる。従って、コイルス
プリング24の伸縮に伴う径方向移動がD部付近に生じ
ても、基部28の下部周壁28Aに当接或いは基部28
の下部周壁28上を摺動することによる異音の発生を防
止することができる。
【0030】また、本実施例では、位置決め部30の第
1曲面部32の曲率半径rを最小線径のコイルスプリン
グ24の線径の1/2よりも若干小に設定すると共に、
第2曲面部34の曲率半径Rを最大線径のコイルスプリ
ング24の線径の1/2よりも若干大に設定したので、
コイルスプリング24の座巻き部24Aの内周面を基部
28の下部周壁28A(第1曲面部32との境界部分も
含む)に確実に点接触させることができ、かつ、座巻き
部24Aの外周面を第2曲面部34(第1曲面部32と
の境界部分も含む)に確実に点接触させることができ
る。従って、前述した「車種の相違や製造誤差(公差)
によってコイルスプリング24の線径やコイル径にバラ
ツキがあったとしても、確実にコイルスプリング24の
座巻き部24Aの位置決めをなすことができる」という
効果をより一層確実なものとすることができる。
【0031】さらに、本実施例によれば、A部からB部
に亘る範囲のロアスプリングシート20の基部28の半
径Gを基部28の外径寸法Eの1/2よりも若干小に設
定しているので、この部位にあってはコイルスプリング
24の座巻き部24Aの内周面が非接触となる。このた
め、A部及びB部に設けた位置決め部30においての
み、コイルスプリング24の座巻き部24Aの位置決め
がなされる。従って、この点においても、コイルスプリ
ング24の座巻き部24Aの位置決めがより一層確実に
なる。
【0032】また、異音防止のために樹脂製のインシュ
レータをロアスプリングシートのフランジ部に載置させ
る構成やウレタン等のプロテクタを別途設ける構成も従
来みられたが、本実施例によれば別部品を用いる必要も
なく、部品点数の増加を招かない。また、これらの樹脂
部品を用いるとコイルスプリングの伸縮に伴う径方向移
動によって摩耗が生じるおそれがあるが、本実施例によ
ればそのような不具合も生じない。
【0033】さらに、本実施例では、コイルスプリング
24の座巻き部24Aの内周面と基部28の下部周壁2
8Aとが点接触するX1 点或いはX2 点は径方向への外
力しか受けず、又コイルスプリング24の座巻き部24
Aの外周面と第2曲面部34とが点接触するY1 点或い
はY2 点は伸縮方向への外力しか受けないことから、仮
にこの部位にコイルスプリング24の伸縮に伴って座巻
き部24Aが伸縮方向へ移動しようとすることがあって
も、摺動点はX1 点或いはX2 点のみとなる。従って、
一点のみの摺動となるので、これに起因して異音が生じ
たとしても極めて小さいものとなる。
【0034】なお、本実施例では、ロアスプリングシー
ト20に対して本発明を適用したが、これに限らず、ア
ッパスプリングシート24に対しても本発明を適用して
もよい。
【0035】また、本実施例では、ショックアブソーバ
10にコイルスプリング24が巻装される構造に対して
本発明を適用したが、これに限らず、ショックアブソー
バとコイルスプリングとが別個独立に配設される構造に
対して本発明を適用してもよい。
【0036】さらに、本実施例では、断面ハット形状の
ロアスプリングシート20に対して本発明を適用した
が、スプリングシートの断面形状はこれに限らず、膨出
部及びフランジ部を備えていればすべて適用可能であ
る。例えば、本発明に係る構造は、従来技術の項で説明
したようなロアスプリングシートに対しても適用可能で
あり、この場合には曲率半径R、rの関係を本実施例と
同様に設定すると共に基部28Aに相当する部位(図5
の凹溝106)の半径(Eの1/2)をコイルスプリン
グ24の外径寸法F、F’の1/2よりも若干小とすれ
ばよい。
【0037】また、本実施例では、第1曲面部32及び
第2曲面部34から成る位置決め部30を用いたが、こ
れらの第1曲面部32及び第2曲面部34を含んで位置
決め手段が構成されていればよく、例えば三種類、四種
類等の曲率半径の曲面部によって位置決め手段を構成し
てもよい。この場合、コイルスプリング24の座巻き部
24Aは3点、4点等で基部28の下部周壁28A及び
位置決め手段に点接触することになる。
【0038】さらに、本実施例では、フランジ部26の
外側を膨出させることにより第2曲面部34を形成して
いるが、これに限らず、フランジ部26の外側を切起こ
しながら曲率半径をRにすべく屈曲させる構成にしても
よい。但し、本実施例の如く、フランジ部26を膨出さ
せて位置決め部30を一体成形する構成の方が、一対の
両側部30Bが中央部30Aを支持する脚部として機能
するので曲率半径Rの設定にずれが生じなく、その意味
で有利である。
【0039】以下、請求項1記載の本発明及び請求項2
記載の本発明を限定する場合の態様を例示的に記してお
く。
【0040】請求項1記載の本発明において、「膨出部
における隣合う位置決め手段間に位置する部分の外径を
膨出部の一般部の外径よりも縮径させた、」ことを特徴
とした場合には、隣合う位置決め手段間に位置する部分
がコイルスプリングの内周面に対して非接触となるの
で、位置決め手段によるコイルスプリングの端部の位置
決め効果がより一層確実になる。
【0041】また、請求項2記載の本発明において、
「この第1曲面部の外側でコイルスプリングの座巻き部
外周面側と対向する部分に形成されると共に当該コイル
スプリングの線径の1/2よりも所定寸法大きい曲率半
径とされた基部(中央部34Aがこれに相当)及びこの
基部の両側に一体に形成され当該基部を支持する一対の
脚部(両側部34Bがこれに相当)から成る第2曲面部
と、」とした場合には、基部が一対の脚部によって支持
されるので、基部に設定された曲率半径にずれが生じな
いという効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るスプリングシート構造は、フランジ部における
コイルスプリングの座巻き部が当接係止される周方向の
二箇所に、コイルスプリングの座巻き部外周面側と対向
する部分とコイルスプリングの座巻き部内周面側と対向
する部分とで曲率半径が相違し、当該座巻き部外周面側
に点接触状態で当接することにより当該座巻き部内周面
側を膨出部に点接触状態で当接させる位置決め手段を設
けたので、コイルスプリングの設定或いは製造誤差(公
差)による線径やスプリング径の相違があっても、コイ
ルスプリングとスプリングシートとの間で異音が発生す
るのを防止することができるという優れた効果を有す
る。
【0043】また、請求項2記載の本発明に係るスプリ
ングシート構造は、請求項1記載の本発明において、位
置決め手段は、膨出部の下部から連続しかつコイルスプ
リングの座巻き部内周面側と対向する部分に形成される
と共に最小線径のコイルスプリングの線径の1/2より
も所定寸法小さい曲率半径の第1曲面部と、この第1曲
面部の外側でコイルスプリングの座巻き部外周面側と対
向する部分に形成されると共に最大線径のコイルスプリ
ングの線径の1/2よりも所定寸法大きい曲率半径の第
2曲面部と、を含んで構成されているので、請求項1記
載の本発明の効果をより一層確実なものとすることがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るロアスプリングシートに係り、
(A)はその平面図であり、(B)はその側面図であ
る。
【図2】本実施例に係るロアスプリングシートにコイル
スプリングの下端部が当接係止された状態を示してお
り、(A)はその平面図であり、(B)はその側面図で
ある。
【図3】図2(B)に示される位置決め部を拡大して示
す要部拡大図である。
【図4】本実施例に係るロアスプリングシートを備えた
フロントサスペンションの全体斜視図である。
【図5】スプリングシートに凹部を設けた従来例を示す
概略縦断面図である。
【図6】図5に示される構造の問題点を説明するための
説明図である。
【図7】スプリングシートに切起こしを設けた従来例を
示す図5に対応する概略縦断面図である。
【符号の説明】
20 ロアスプリングシート(スプリングシート) 24 コイルスプリング 24A 座巻き部 24B 立ち上がり部 26 フランジ部 28 基部(膨出部) 28A 下部周壁 30 位置決め部(位置決め手段) 32 第1曲面部 34 第2曲面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンションスプリングとして用いら
    れるコイルスプリングを支持するスプリングシート構造
    であって、 コイルスプリングの端部が当接係止されるフランジ部
    と、 このフランジ部に設けられると共に外径寸法がコイルス
    プリングの内径寸法よりも小さく設定され、コイルスプ
    リングの端部が外側に配置される膨出部と、 を含んで構成され、 フランジ部におけるコイルスプリングの座巻き部が当接
    係止される周方向の二箇所に、コイルスプリングの座巻
    き部外周面側と対向する部分とコイルスプリングの座巻
    き部内周面側と対向する部分とで曲率半径が相違し、当
    該座巻き部外周面側に点接触状態で当接することにより
    当該座巻き部内周面側を膨出部に点接触状態で当接させ
    る位置決め手段を設けた、 ことを特徴とするスプリングシート構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、膨出部の下部から
    連続しかつコイルスプリングの座巻き部内周面側と対向
    する部分に形成されると共に最小径寸法のコイルスプリ
    ングの線径の1/2よりも所定寸法小さい曲率半径の第
    1曲面部と、この第1曲面部の外側でコイルスプリング
    の座巻き部外周面側と対向する部分に形成されると共に
    最大径寸法のコイルスプリングの線径の1/2よりも所
    定寸法大きい曲率半径の第2曲面部と、を含んで構成さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1記載のスプリングシート構
    造。
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