JPH08104586A - 発酵堆肥化装置 - Google Patents
発酵堆肥化装置Info
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- JPH08104586A JPH08104586A JP24112794A JP24112794A JPH08104586A JP H08104586 A JPH08104586 A JP H08104586A JP 24112794 A JP24112794 A JP 24112794A JP 24112794 A JP24112794 A JP 24112794A JP H08104586 A JPH08104586 A JP H08104586A
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- composting
- compost
- fermenting
- fermented
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発酵堆肥化処理能力を向上させることができる
と共に、設備費を低減でき省力化を図ることを可能とす
る。 【構成】発酵堆肥化処理槽の平行な左右の側壁上に走行
レ−ルを敷設し、これら走行レ−ルに方形状の走行台車
を前後進可能に支持させ、該走行台車に傾斜状態と水平
に近い状態とに回動自在に発酵堆肥化処理物の攪拌切り
返しコンベアを装着してなる発酵堆肥化装置において、
前記発酵堆肥化処理槽の一方の側壁外方に発酵堆肥化処
理槽における堆肥排出側から発酵堆肥化処理物投入側へ
向けて上方へ傾斜してなる第1投入コンベアを設け、前
記第1投入コンベアの上端側の下方に第1投入コンベア
で搬送される発酵堆肥化処理物又は堆肥を受けて発酵堆
肥化処理槽の投入側又は外部へ供給する第2投入コンベ
アを設けると共に、前記第1投入コンベアの下端側の上
方に前記攪拌切り返しコンベアによって掻き上げられた
堆肥を受けて第1投入コンベアへ供給する排出コンベア
を設けたことを特徴とする。
と共に、設備費を低減でき省力化を図ることを可能とす
る。 【構成】発酵堆肥化処理槽の平行な左右の側壁上に走行
レ−ルを敷設し、これら走行レ−ルに方形状の走行台車
を前後進可能に支持させ、該走行台車に傾斜状態と水平
に近い状態とに回動自在に発酵堆肥化処理物の攪拌切り
返しコンベアを装着してなる発酵堆肥化装置において、
前記発酵堆肥化処理槽の一方の側壁外方に発酵堆肥化処
理槽における堆肥排出側から発酵堆肥化処理物投入側へ
向けて上方へ傾斜してなる第1投入コンベアを設け、前
記第1投入コンベアの上端側の下方に第1投入コンベア
で搬送される発酵堆肥化処理物又は堆肥を受けて発酵堆
肥化処理槽の投入側又は外部へ供給する第2投入コンベ
アを設けると共に、前記第1投入コンベアの下端側の上
方に前記攪拌切り返しコンベアによって掻き上げられた
堆肥を受けて第1投入コンベアへ供給する排出コンベア
を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、畜産廃棄物、下水汚
泥、都市ごみ、生ごみ等の堆肥化処理物を発酵処理する
発酵堆肥化装置に関する。
泥、都市ごみ、生ごみ等の堆肥化処理物を発酵処理する
発酵堆肥化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発酵堆肥化装置として
は、例えば、実公平6−27628号公報に記載された
ようなものがある。これは、糞尿、魚かすその他有機汚
泥等の発酵堆肥化処理用攪拌切り返し装置であって、図
5に示すように、縦長に形成された発酵堆肥化処理槽1
01の左右側壁102上に平行な直線レ−ル103をそ
れぞれ敷設し、これらレ−ル103に方形状の前後移動
フレ−ム104を四隅に設けた車輪105を介して支持
させ、かつ、左右の前車輪105を駆動モ−タ106に
連係させることにより前後進できるようにしている。
は、例えば、実公平6−27628号公報に記載された
ようなものがある。これは、糞尿、魚かすその他有機汚
泥等の発酵堆肥化処理用攪拌切り返し装置であって、図
5に示すように、縦長に形成された発酵堆肥化処理槽1
01の左右側壁102上に平行な直線レ−ル103をそ
れぞれ敷設し、これらレ−ル103に方形状の前後移動
フレ−ム104を四隅に設けた車輪105を介して支持
させ、かつ、左右の前車輪105を駆動モ−タ106に
連係させることにより前後進できるようにしている。
【0003】前後移動フレ−ム104上には、発酵堆肥
化処理槽101の横幅の数分の一の幅に設定した方形状
の左右移動フレ−ム107をその四隅に設けた車輪10
8を介して支持させ、かつ、左側の前車輪108を駆動
モ−タ109に連係させることにより、左右方向へ自走
できるようにしている。
化処理槽101の横幅の数分の一の幅に設定した方形状
の左右移動フレ−ム107をその四隅に設けた車輪10
8を介して支持させ、かつ、左側の前車輪108を駆動
モ−タ109に連係させることにより、左右方向へ自走
できるようにしている。
【0004】左右移動フレ−ム107には、傾斜状態と
水平に近い状態とに回動可能な攪拌切り返しコンベア1
10が設けられている。
水平に近い状態とに回動可能な攪拌切り返しコンベア1
10が設けられている。
【0005】攪拌切り返しコンベア110は、左右のコ
ンベアフレ−ム111の上下両端部にスプロケット11
2,113をそれぞれ回転自在に設け、上下のスプロケ
ット112,113間に巻回した左右一対のチェン11
4間に掻き上げ羽根115を一定間隔毎に複数個設けて
構成され、上部スプロケット112側を駆動モ−タ11
6に連係させている。
ンベアフレ−ム111の上下両端部にスプロケット11
2,113をそれぞれ回転自在に設け、上下のスプロケ
ット112,113間に巻回した左右一対のチェン11
4間に掻き上げ羽根115を一定間隔毎に複数個設けて
構成され、上部スプロケット112側を駆動モ−タ11
6に連係させている。
【0006】攪拌切り返しコンベア110は、左右移動
フレ−ム107上に配置されたウインチ装置117にチ
ェン118を介して連係されている。
フレ−ム107上に配置されたウインチ装置117にチ
ェン118を介して連係されている。
【0007】左右移動フレ−ム107上には、攪拌切り
返しコンベア110により掻き上げられた堆肥化処理物
を後送する後方送りコンベア119が配置されている。
返しコンベア110により掻き上げられた堆肥化処理物
を後送する後方送りコンベア119が配置されている。
【0008】上記の構成によれば、駆動モ−タ109を
作動させることにより左右移動フレ−ム107を前後移
動フレ−ム104上の右側端部に移動させると共にウイ
ンチ装置117により攪拌切り返しコンベア110の下
端部が発酵堆肥化処理槽101の底面に近接するように
その傾斜角度を調節した後、該攪拌切り返しコンベア1
10及び後方送りコンベア119を作動させると共に駆
動モ−タ106を作動させて前後移動フレ−ム104を
レ−ル103に沿って発酵堆肥化処理槽101の始端部
から終端部まで前進移動させると、発酵堆肥化処理槽1
01内に収容されている堆肥化処理物は攪拌切り返しコ
ンベア110の掻き上げ羽根115によって掻き上げら
れて上方へ移送され、さらに、後方送りコンベア119
上に送り出された後、該後方送りコンベア119により
後方へ送られて発酵堆肥化処理槽101内に落下する。
このとき、堆肥化処理物内に十分な空気が混入して好気
性発酵が促進される。
作動させることにより左右移動フレ−ム107を前後移
動フレ−ム104上の右側端部に移動させると共にウイ
ンチ装置117により攪拌切り返しコンベア110の下
端部が発酵堆肥化処理槽101の底面に近接するように
その傾斜角度を調節した後、該攪拌切り返しコンベア1
10及び後方送りコンベア119を作動させると共に駆
動モ−タ106を作動させて前後移動フレ−ム104を
レ−ル103に沿って発酵堆肥化処理槽101の始端部
から終端部まで前進移動させると、発酵堆肥化処理槽1
01内に収容されている堆肥化処理物は攪拌切り返しコ
ンベア110の掻き上げ羽根115によって掻き上げら
れて上方へ移送され、さらに、後方送りコンベア119
上に送り出された後、該後方送りコンベア119により
後方へ送られて発酵堆肥化処理槽101内に落下する。
このとき、堆肥化処理物内に十分な空気が混入して好気
性発酵が促進される。
【0009】つぎに、攪拌切り返しコンベア110が発
酵堆肥化処理槽101の終端部までくると、攪拌切り返
しコンベア110及び後方送りコンベア119を停止さ
せ、ウインチ装置117により攪拌切り返しコンベア1
10の下端部が堆肥化処理物より上方になるようにその
傾斜角度を水平に近い状態に調節してから、前後移動フ
レ−ム104をレ−ル103に沿って発酵堆肥化処理槽
101の始端部まで後退させ、かつ、左右移動フレ−ム
107を前後移動フレ−ム104上の中間部に移動させ
た後、攪拌切り返しコンベア110を傾斜状態にして前
後移動フレ−ム104を発酵堆肥化処理槽101の始端
部から終端部まで移動させ、引き続き上記同様にして前
後移動フレ−ム104を始端部まで後退させ、かつ、左
右移動フレ−ム107を前後移動フレ−ム104上の左
側端部に移動させた後、攪拌切り返しコンベア110を
傾斜状態にして前後移動フレ−ム104を発酵堆肥化処
理槽101の始端部から終端部まで移動させれば、発酵
堆肥化処理槽101内に収容されている全ての堆肥化処
理物に攪拌切り返し処理を施すことができる。
酵堆肥化処理槽101の終端部までくると、攪拌切り返
しコンベア110及び後方送りコンベア119を停止さ
せ、ウインチ装置117により攪拌切り返しコンベア1
10の下端部が堆肥化処理物より上方になるようにその
傾斜角度を水平に近い状態に調節してから、前後移動フ
レ−ム104をレ−ル103に沿って発酵堆肥化処理槽
101の始端部まで後退させ、かつ、左右移動フレ−ム
107を前後移動フレ−ム104上の中間部に移動させ
た後、攪拌切り返しコンベア110を傾斜状態にして前
後移動フレ−ム104を発酵堆肥化処理槽101の始端
部から終端部まで移動させ、引き続き上記同様にして前
後移動フレ−ム104を始端部まで後退させ、かつ、左
右移動フレ−ム107を前後移動フレ−ム104上の左
側端部に移動させた後、攪拌切り返しコンベア110を
傾斜状態にして前後移動フレ−ム104を発酵堆肥化処
理槽101の始端部から終端部まで移動させれば、発酵
堆肥化処理槽101内に収容されている全ての堆肥化処
理物に攪拌切り返し処理を施すことができる。
【0010】このような攪拌切り返し処理を1〜3日に
一度施すことにより堆肥化処理物に十分な空気が混入し
て好気性発酵が促進され、家畜の糞尿等の堆肥化処理物
は20〜25日程度で良質の堆肥となる。
一度施すことにより堆肥化処理物に十分な空気が混入し
て好気性発酵が促進され、家畜の糞尿等の堆肥化処理物
は20〜25日程度で良質の堆肥となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な発酵堆肥化装置においては、発酵堆肥化処理を連続化
するために、堆肥化処理物は発酵堆肥化処理槽の入口か
ら同出口に向かって順送りにより移送され、発酵堆肥化
処理槽の出口から排出される堆肥量に見合う量の堆肥化
処理物が発酵堆肥化処理槽の入口に供給されることが望
ましい。
な発酵堆肥化装置においては、発酵堆肥化処理を連続化
するために、堆肥化処理物は発酵堆肥化処理槽の入口か
ら同出口に向かって順送りにより移送され、発酵堆肥化
処理槽の出口から排出される堆肥量に見合う量の堆肥化
処理物が発酵堆肥化処理槽の入口に供給されることが望
ましい。
【0012】しかしながら、上記のような従来の発酵堆
肥化装置にあっては、堆肥化処理物を発酵堆肥化処理槽
へ投入する場合は、例えばショベルロ−ダを用いてお
り、また、発酵堆肥化処理槽から堆肥を排出する場合に
も、例えば、ショベルロ−ダを用いて行われていたた
め、堆肥化処理物の投入、及び堆肥を排出するための設
備が必要となると共に、このための作業場を広く必要と
する。
肥化装置にあっては、堆肥化処理物を発酵堆肥化処理槽
へ投入する場合は、例えばショベルロ−ダを用いてお
り、また、発酵堆肥化処理槽から堆肥を排出する場合に
も、例えば、ショベルロ−ダを用いて行われていたた
め、堆肥化処理物の投入、及び堆肥を排出するための設
備が必要となると共に、このための作業場を広く必要と
する。
【0013】また、発酵堆肥化処理槽内に投入された堆
肥化処理物の水分調整ができないため、堆肥化処理能力
が低下し、処理時間が長くかかるという問題があった。
肥化処理物の水分調整ができないため、堆肥化処理能力
が低下し、処理時間が長くかかるという問題があった。
【0014】この発明は、上記の問題点に鑑み創案され
たもので、発酵堆肥化処理能力を向上させることができ
ると共に、設備費を低減でき、省力化を図ることができ
る発酵堆肥化装置を提供することを目的としている。
たもので、発酵堆肥化処理能力を向上させることができ
ると共に、設備費を低減でき、省力化を図ることができ
る発酵堆肥化装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、発酵堆肥化処理槽の平行な左右の側壁
上に走行レ−ルを敷設し、これら走行レ−ルに方形状の
走行台車を前後進可能に支持させ、該走行台車に傾斜状
態と水平に近い状態とに回動自在に発酵堆肥化処理物の
攪拌切り返しコンベアを装着してなる発酵堆肥化装置い
おいて、前記発酵堆肥化処理槽の一方の側壁外方に発酵
堆肥化処理槽における堆肥排出側から発酵堆肥化処理物
投入側へ向けて上方へ傾斜してなる第1投入コンベアを
設け、前記第1投入コンベアの上端側の下方に第1投入
コンベアで搬送される発酵堆肥化処理物又は堆肥を受け
て発酵堆肥化処理槽の投入側又は外部へ供給する第2投
入コンベアを設けると共に、前記第1投入コンベアの下
端側の上方に前記攪拌切り返しコンベアによって掻き上
げられた堆肥を受けて第1投入コンベアへ供給する排出
コンベアを設けたことを特徴としている。
に、この発明は、発酵堆肥化処理槽の平行な左右の側壁
上に走行レ−ルを敷設し、これら走行レ−ルに方形状の
走行台車を前後進可能に支持させ、該走行台車に傾斜状
態と水平に近い状態とに回動自在に発酵堆肥化処理物の
攪拌切り返しコンベアを装着してなる発酵堆肥化装置い
おいて、前記発酵堆肥化処理槽の一方の側壁外方に発酵
堆肥化処理槽における堆肥排出側から発酵堆肥化処理物
投入側へ向けて上方へ傾斜してなる第1投入コンベアを
設け、前記第1投入コンベアの上端側の下方に第1投入
コンベアで搬送される発酵堆肥化処理物又は堆肥を受け
て発酵堆肥化処理槽の投入側又は外部へ供給する第2投
入コンベアを設けると共に、前記第1投入コンベアの下
端側の上方に前記攪拌切り返しコンベアによって掻き上
げられた堆肥を受けて第1投入コンベアへ供給する排出
コンベアを設けたことを特徴としている。
【0016】
【作用】この発明によれば、発酵堆肥化処理物を発酵堆
肥化処理槽へ投入する場合は、第1投入コンベア及び第
2投入コンベアによって行われ、発酵堆肥化処理槽の堆
肥排出側において攪拌切り返しコンベアによって掻き上
げられた堆肥の所定量を排出コンベアで受けて、第1投
入コンベア及び第2投入コンベアにより前記発酵堆肥化
処理物上に投入する。
肥化処理槽へ投入する場合は、第1投入コンベア及び第
2投入コンベアによって行われ、発酵堆肥化処理槽の堆
肥排出側において攪拌切り返しコンベアによって掻き上
げられた堆肥の所定量を排出コンベアで受けて、第1投
入コンベア及び第2投入コンベアにより前記発酵堆肥化
処理物上に投入する。
【0017】そして、走行台車の前進により、発酵堆肥
化処理槽の堆肥排出側から発酵堆肥化処理物投入側まで
移動すると、発酵堆肥化処理槽内に収容された発酵堆肥
化処理物は、攪拌切り返しコンベアによって攪拌され掻
き上げられて後方へ落下する。攪拌切り返しコンベアが
投入側にくると、投入された発酵堆肥化処理物と堆肥と
が混合されながら掻き上げられて後方へ移送される。
化処理槽の堆肥排出側から発酵堆肥化処理物投入側まで
移動すると、発酵堆肥化処理槽内に収容された発酵堆肥
化処理物は、攪拌切り返しコンベアによって攪拌され掻
き上げられて後方へ落下する。攪拌切り返しコンベアが
投入側にくると、投入された発酵堆肥化処理物と堆肥と
が混合されながら掻き上げられて後方へ移送される。
【0018】また、堆肥を排出する場合は、第2投入コ
ンベアを逆回転させ、攪拌切り返しコンベアで掻き上げ
られる堆肥を、排出コンベア及び第1投入コンベアによ
って搬送し、発酵堆肥化処理槽の外部へ排出させること
ができる。
ンベアを逆回転させ、攪拌切り返しコンベアで掻き上げ
られる堆肥を、排出コンベア及び第1投入コンベアによ
って搬送し、発酵堆肥化処理槽の外部へ排出させること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0020】図1は、この発明の一実施例に係る発酵堆
肥化装置の全体側面図、図2は同全体平面図を示すもの
で、堆肥化処理物X(以下、処理物と称す)を収容する
発酵堆肥化処理槽1(以下、発酵槽と称す)は縦長のプ
−ル状に形成され、その左右両側壁2上には平行な走行
レ−ル3がそれぞれ敷設されている。走行レ−ル3上に
は方形状の走行台車4が走行装置5を介して前後進可能
に支持されている。
肥化装置の全体側面図、図2は同全体平面図を示すもの
で、堆肥化処理物X(以下、処理物と称す)を収容する
発酵堆肥化処理槽1(以下、発酵槽と称す)は縦長のプ
−ル状に形成され、その左右両側壁2上には平行な走行
レ−ル3がそれぞれ敷設されている。走行レ−ル3上に
は方形状の走行台車4が走行装置5を介して前後進可能
に支持されている。
【0021】走行装置5は、台車走行用モ−タ6、走行
駆動車輪7及び走行従動車輪8とからなり、走行駆動車
輪7は走行台車4の前部にピロ−ブロック9を介して回
転自在に支持された駆動軸10の左右両端部に固設さ
れ、また、走行従動車輪8は走行台車4の後部にピロ−
ブロック11を介して回転自在に支持された従動軸12
の左右両端部に固設されている。さらに、駆動軸10の
一端部には駆動スプロケット13が固設され、前記台車
走行用モ−タ6に設けた出力スプロケット14にチェン
15を介して連動連結されている。
駆動車輪7及び走行従動車輪8とからなり、走行駆動車
輪7は走行台車4の前部にピロ−ブロック9を介して回
転自在に支持された駆動軸10の左右両端部に固設さ
れ、また、走行従動車輪8は走行台車4の後部にピロ−
ブロック11を介して回転自在に支持された従動軸12
の左右両端部に固設されている。さらに、駆動軸10の
一端部には駆動スプロケット13が固設され、前記台車
走行用モ−タ6に設けた出力スプロケット14にチェン
15を介して連動連結されている。
【0022】走行台車4には、左右一対の支持フレ−ム
16を介して攪拌切り返しコンベア17が傾斜状態と水
平に近い状態とに回動可能に支持されている。
16を介して攪拌切り返しコンベア17が傾斜状態と水
平に近い状態とに回動可能に支持されている。
【0023】攪拌切り返しコンベア17は、左右一対の
コンベアフレ−ム18と、その外周に沿って周回するコ
ンベア19とからなり、コンベア19はコンベア攪拌用
モ−タ20に連動連結されている。
コンベアフレ−ム18と、その外周に沿って周回するコ
ンベア19とからなり、コンベア19はコンベア攪拌用
モ−タ20に連動連結されている。
【0024】コンベア19は、左右一対のコンベアフレ
−ム18の上下両端部に上部回転軸21及び下部回転軸
22をそれぞれ回転自在に設け、各回転軸21,22の
両端部にそれぞれ上部スプロケット23と下部スプロケ
ット24を固設し、この上部スプロケット23と下部ス
プロケット24にチェン25を巻回し、これらチェン2
5間に処理物を砕く爪26と、該爪26によって砕かれ
た処理物を掻き上げる掻き上げ羽根27とを一定間隔毎
に複数個設けて構成されている。そして、上部回転軸2
1の左右の延長軸部が、前記左右一対の支持フレ−ム1
6に回転自在に支持されている。
−ム18の上下両端部に上部回転軸21及び下部回転軸
22をそれぞれ回転自在に設け、各回転軸21,22の
両端部にそれぞれ上部スプロケット23と下部スプロケ
ット24を固設し、この上部スプロケット23と下部ス
プロケット24にチェン25を巻回し、これらチェン2
5間に処理物を砕く爪26と、該爪26によって砕かれ
た処理物を掻き上げる掻き上げ羽根27とを一定間隔毎
に複数個設けて構成されている。そして、上部回転軸2
1の左右の延長軸部が、前記左右一対の支持フレ−ム1
6に回転自在に支持されている。
【0025】また、上部回転軸21の一端側延長軸部に
は駆動スプロケット28が固設され、前記コンベア攪拌
用モ−タ20に設けた出力スプロケット29にチェン3
0を介して連動連結されている。
は駆動スプロケット28が固設され、前記コンベア攪拌
用モ−タ20に設けた出力スプロケット29にチェン3
0を介して連動連結されている。
【0026】攪拌切り返しコンベア17は、走行台車4
上に配置されたウインチ装置31に連動連結され、上部
回転軸21を中心にして傾斜状態と水平に近い状態とに
回動可能に設けられている。
上に配置されたウインチ装置31に連動連結され、上部
回転軸21を中心にして傾斜状態と水平に近い状態とに
回動可能に設けられている。
【0027】ウインチ装置31は、コンベア巻き上げ用
モ−タ32と、左右一対の巻き上げドラム33及び各ド
ラム33に巻回されたリ−フチェン34とからなり、巻
き上げドラム33は走行台車4上にピロ−ブロック35
を介して回転自在に支持されたドラム軸36の左右両端
部に固設され、これら巻き上げドラム33にリ−フチェ
ン34の一端が連結されている。また、リ−フチェン3
4の他端はコンベアフレ−ム18に連結部材37を介し
て連結されている。そして、ドラム軸36には駆動スプ
ロケット38が固設され、前記コンベア巻き上げ用モ−
タ32に設けた出力スプロケット39にチェン40を介
して連動連結されている。
モ−タ32と、左右一対の巻き上げドラム33及び各ド
ラム33に巻回されたリ−フチェン34とからなり、巻
き上げドラム33は走行台車4上にピロ−ブロック35
を介して回転自在に支持されたドラム軸36の左右両端
部に固設され、これら巻き上げドラム33にリ−フチェ
ン34の一端が連結されている。また、リ−フチェン3
4の他端はコンベアフレ−ム18に連結部材37を介し
て連結されている。そして、ドラム軸36には駆動スプ
ロケット38が固設され、前記コンベア巻き上げ用モ−
タ32に設けた出力スプロケット39にチェン40を介
して連動連結されている。
【0028】発酵槽1の底部には、該発酵槽1の幅方向
に向けて配置されたエアレ−ションパイプ41が、長手
方向において所定間隔毎に複数個設けられ、これらエア
レ−ションパイプ41はそれぞれ管路42を介してブロ
ワ−43に連通されている。
に向けて配置されたエアレ−ションパイプ41が、長手
方向において所定間隔毎に複数個設けられ、これらエア
レ−ションパイプ41はそれぞれ管路42を介してブロ
ワ−43に連通されている。
【0029】さらに、この発明に係る発酵堆肥化装置
は、処理物を発酵槽1の投入側に供給する第1投入コン
ベア44及び第2投入コンベア45と、発酵堆肥化処理
された堆肥を排出する排出コンベア46とを備えてい
る。
は、処理物を発酵槽1の投入側に供給する第1投入コン
ベア44及び第2投入コンベア45と、発酵堆肥化処理
された堆肥を排出する排出コンベア46とを備えてい
る。
【0030】第1投入コンベア44は、発酵槽1の一方
の側壁2に沿って設けられ、始端部が発酵槽1の底部と
同位置で終端部が発酵槽1の側壁2より高い位置になる
ように傾斜させて配置されている。
の側壁2に沿って設けられ、始端部が発酵槽1の底部と
同位置で終端部が発酵槽1の側壁2より高い位置になる
ように傾斜させて配置されている。
【0031】第1投入コンベア44は、一対のコンベア
フレ−ム47の始端部に回転自在に支持されたプ−リ4
8と、終端部に設けたプ−リ付モ−タ49との間に平ベ
ルト50を巻回して構成され、ステ−51,52を介し
て発酵槽1の側壁2に固定されている。
フレ−ム47の始端部に回転自在に支持されたプ−リ4
8と、終端部に設けたプ−リ付モ−タ49との間に平ベ
ルト50を巻回して構成され、ステ−51,52を介し
て発酵槽1の側壁2に固定されている。
【0032】第2投入コンベア45は、始端部が第1投
入コンベア44の終端部の下方位置で終端部が発酵槽1
の投入側中心部に位置するように水平に配置されてい
る。第2投入コンベア45は、一対のコンベアフレ−ム
53の始端部に設けたプ−リ付モ−タ54と、終端部に
回転自在に支持されたプ−リ55との間に平ベルト56
を巻回して構成され、発酵槽1の側壁2にステ−57を
介して固定されている。
入コンベア44の終端部の下方位置で終端部が発酵槽1
の投入側中心部に位置するように水平に配置されてい
る。第2投入コンベア45は、一対のコンベアフレ−ム
53の始端部に設けたプ−リ付モ−タ54と、終端部に
回転自在に支持されたプ−リ55との間に平ベルト56
を巻回して構成され、発酵槽1の側壁2にステ−57を
介して固定されている。
【0033】排出コンベア46は、発酵槽1の排出側に
幅方向全体に沿って攪拌切り返しコンベア17の上端部
より下方に位置し、かつ、終端部が第1投入コンベア4
4の始端部の上方に位置するように配置されている。
幅方向全体に沿って攪拌切り返しコンベア17の上端部
より下方に位置し、かつ、終端部が第1投入コンベア4
4の始端部の上方に位置するように配置されている。
【0034】排出コンベア46は、一対のコンベアフレ
−ム58の終端部に設けたプ−リ付モ−タ59と、始端
部に回転自在に支持されたプ−リ60との間に平ベルト
61を巻回して構成され、発酵槽1の両側壁2にステ−
62,63を介して固定されている。
−ム58の終端部に設けたプ−リ付モ−タ59と、始端
部に回転自在に支持されたプ−リ60との間に平ベルト
61を巻回して構成され、発酵槽1の両側壁2にステ−
62,63を介して固定されている。
【0035】つぎに、上記一実施例の作用について説明
する。
する。
【0036】まず、第1投入コンベア44と第2投入コ
ンベア45を作動させ、第1投入コンベア44の始端部
に処理物を供給すると、該処理物は第1投入コンベア4
4により搬送され、その終端部から第2投入コンベア4
5の始端部に供給され、さらに、該第2投入コンベア4
5の終端部から発酵槽1の投入側へ投入される。
ンベア45を作動させ、第1投入コンベア44の始端部
に処理物を供給すると、該処理物は第1投入コンベア4
4により搬送され、その終端部から第2投入コンベア4
5の始端部に供給され、さらに、該第2投入コンベア4
5の終端部から発酵槽1の投入側へ投入される。
【0037】つぎに、攪拌切り返しコンベア17を作動
させると共に排出コンベア46を作動させ、続いてウイ
ンチ装置31により攪拌切り返しコンベア17を下降さ
せ、その下端部が発酵槽1の底面に近接するよう傾斜状
態にさせる。
させると共に排出コンベア46を作動させ、続いてウイ
ンチ装置31により攪拌切り返しコンベア17を下降さ
せ、その下端部が発酵槽1の底面に近接するよう傾斜状
態にさせる。
【0038】攪拌切り返しコンベア17が傾斜状態にな
ると、台車走行用モ−タ6が作動して走行台車4が走行
装置5を介してレ−ル3に沿って前進し始める。そし
て、走行台車4が所定の距離まで前進する間、攪拌切り
返しコンベア17で掻き上げられた堆肥(十分に発酵が
完了したもの)が排出コンベア45上に排出され、該排
出コンベア45の後端部から第1投入コンベア44の始
端部に供給される。第1投入コンベア44に供給された
堆肥は、その終端部から第2投入コンベア45に供給さ
れ、その終端部から発酵槽1の投入側へ再投入される。
ると、台車走行用モ−タ6が作動して走行台車4が走行
装置5を介してレ−ル3に沿って前進し始める。そし
て、走行台車4が所定の距離まで前進する間、攪拌切り
返しコンベア17で掻き上げられた堆肥(十分に発酵が
完了したもの)が排出コンベア45上に排出され、該排
出コンベア45の後端部から第1投入コンベア44の始
端部に供給される。第1投入コンベア44に供給された
堆肥は、その終端部から第2投入コンベア45に供給さ
れ、その終端部から発酵槽1の投入側へ再投入される。
【0039】所定量の堆肥が再投入されると、排出コン
ベア46,第1投入コンベア44及び第2投入コンベア
45が順次停止する。
ベア46,第1投入コンベア44及び第2投入コンベア
45が順次停止する。
【0040】そして、走行台車4が発酵槽1の始端部
(排出側)から終端部(投入側)まで移動すると、発酵
槽1内に収容された処理物は攪拌切り返しコンベア17
の爪26によって砕かれると共に掻き上げ羽根27によ
って掻き上げられて上方へ移送され、その上端部から攪
拌切り返しコンベア17の後方へ落下する。このとき、
処理物内に十分な空気が混入される。
(排出側)から終端部(投入側)まで移動すると、発酵
槽1内に収容された処理物は攪拌切り返しコンベア17
の爪26によって砕かれると共に掻き上げ羽根27によ
って掻き上げられて上方へ移送され、その上端部から攪
拌切り返しコンベア17の後方へ落下する。このとき、
処理物内に十分な空気が混入される。
【0041】攪拌切り返しコンベア17が発酵槽1の投
入側にくると、投入された処理物と完全に発酵した堆肥
とが混合されながら後方へ移送され、処理物の発酵処理
が始まる。そして、走行台車4が終端部に達すると、走
行台車4が停止し、ウインチ装置31により攪拌切り返
しコンベア17を上昇させ、その下端部が処理物より上
方になる水平に近い状態にさせる。攪拌切り返しコンベ
ア17が水平に近い状態になると、該攪拌切り返しコン
ベア17が停止すると共に、走行台車4が走行装置5を
介してレ−ル3に沿って後退し始め、発酵槽1の始端部
(排出側)までくると停止して一回の攪拌切り返し処理
を終了する。
入側にくると、投入された処理物と完全に発酵した堆肥
とが混合されながら後方へ移送され、処理物の発酵処理
が始まる。そして、走行台車4が終端部に達すると、走
行台車4が停止し、ウインチ装置31により攪拌切り返
しコンベア17を上昇させ、その下端部が処理物より上
方になる水平に近い状態にさせる。攪拌切り返しコンベ
ア17が水平に近い状態になると、該攪拌切り返しコン
ベア17が停止すると共に、走行台車4が走行装置5を
介してレ−ル3に沿って後退し始め、発酵槽1の始端部
(排出側)までくると停止して一回の攪拌切り返し処理
を終了する。
【0042】このような攪拌切り返し処理を施すことに
より処理物に十分な空気が混入すると共にブロワ43か
らエアレ−ションパイプ41を介して発酵槽1内に供給
される空気によって好気性発酵が促進される。
より処理物に十分な空気が混入すると共にブロワ43か
らエアレ−ションパイプ41を介して発酵槽1内に供給
される空気によって好気性発酵が促進される。
【0043】さらに、この発明によれば、投入された処
理物に完全に発酵した堆肥が混合されることにより、水
分調整が自然にでき、より短時間で発酵堆肥化処理する
ことができる。
理物に完全に発酵した堆肥が混合されることにより、水
分調整が自然にでき、より短時間で発酵堆肥化処理する
ことができる。
【0044】従って、この発明の発酵堆肥化装置によれ
ば、従来の装置に比して短時間で発酵堆肥化処理を行う
ことができ、例えば攪拌切り返し処理を1日に1回施す
ことにより、14〜15日程度で良質な堆肥となる。
ば、従来の装置に比して短時間で発酵堆肥化処理を行う
ことができ、例えば攪拌切り返し処理を1日に1回施す
ことにより、14〜15日程度で良質な堆肥となる。
【0045】また、堆肥を排出するときは、第2投入コ
ンベア45の始端部の下方にトラック等の運搬車を配置
し、前記第2投入コンベア45を逆回転させておくこと
により、攪拌切り返しコンベア17によって掻き上げら
れた堆肥を、排出コンベア46及び第1投入コンベア4
4により搬送し、直接運搬車に積込むことができる。従
って、堆肥の積込みを自動的に行うことができ、省力化
を図ることができる。この発明は、上記実施例に限定さ
れるものではない。例えば、発酵槽内に担体(生ごみ等
を分解するための菌が含有されているオガくず等)をあ
らかじめ貯留しておき、この担体に生ごみ等を投入し、
この投入された生ごみと担体とを攪拌切り返しコンベア
で掻き上げて後送することによって混合し、生ごみを分
解する生ごみ処理装置等にも適用することができる。
ンベア45の始端部の下方にトラック等の運搬車を配置
し、前記第2投入コンベア45を逆回転させておくこと
により、攪拌切り返しコンベア17によって掻き上げら
れた堆肥を、排出コンベア46及び第1投入コンベア4
4により搬送し、直接運搬車に積込むことができる。従
って、堆肥の積込みを自動的に行うことができ、省力化
を図ることができる。この発明は、上記実施例に限定さ
れるものではない。例えば、発酵槽内に担体(生ごみ等
を分解するための菌が含有されているオガくず等)をあ
らかじめ貯留しておき、この担体に生ごみ等を投入し、
この投入された生ごみと担体とを攪拌切り返しコンベア
で掻き上げて後送することによって混合し、生ごみを分
解する生ごみ処理装置等にも適用することができる。
【0046】そして、生ごみ処理装置として適用した場
合、例えばトレ−ラ等の車両に搭載することにより、食
堂及び一般家庭から排出される生ごみの回収車としても
使用することができ、回収した生ごみは第1投入コンベ
アの始端部に供給すれば発酵槽内へ投入されるので、こ
れら生ごみの回収を容易に行うことができる。
合、例えばトレ−ラ等の車両に搭載することにより、食
堂及び一般家庭から排出される生ごみの回収車としても
使用することができ、回収した生ごみは第1投入コンベ
アの始端部に供給すれば発酵槽内へ投入されるので、こ
れら生ごみの回収を容易に行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、新たに
投入された発酵堆肥化処理物に、完全に発酵した堆肥を
混合するようにしたので、発酵堆肥化処理物の水分調整
が自然に行われ、発酵堆肥化処理物の発酵時間を短縮す
ることができる。従って、発酵堆肥化処理能力を向上す
ることができる。
投入された発酵堆肥化処理物に、完全に発酵した堆肥を
混合するようにしたので、発酵堆肥化処理物の水分調整
が自然に行われ、発酵堆肥化処理物の発酵時間を短縮す
ることができる。従って、発酵堆肥化処理能力を向上す
ることができる。
【0048】また、堆肥を排出するときには、第2投入
コンベアを逆回転させておき、攪拌切り返しコンベアに
よって掻き上げられた堆肥を排出コンベア及び第1投入
コンベアにより搬送し、発酵堆肥化処理槽の外部に排出
することができる。従って、ショベルロ−ダ等の設備を
必要とせず、設備費を低減できると共に省力化を図るこ
とができる。
コンベアを逆回転させておき、攪拌切り返しコンベアに
よって掻き上げられた堆肥を排出コンベア及び第1投入
コンベアにより搬送し、発酵堆肥化処理槽の外部に排出
することができる。従って、ショベルロ−ダ等の設備を
必要とせず、設備費を低減できると共に省力化を図るこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例に係る発酵堆肥化装置の全
体側面図である。
体側面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る発酵堆肥化装置の全
体平面図である。
体平面図である。
【図3】攪拌切り返しコンベアの作用状態を示す拡大側
面図である。
面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】従来例に係る発酵堆肥化装置の側面図である。
1…発酵堆肥化処理槽 2…左右の側壁 3…走行レ−ル 4…走行台車 17…攪拌切り返しコンベア 44…第1投入コンベア 45…第2投入コンベア 46…排出コンベア X…発酵堆肥化処理物
Claims (1)
- 【請求項1】発酵堆肥化処理槽の平行な左右の側壁上に
走行レ−ルを敷設し、これら走行レ−ルに方形状の走行
台車を前後進可能に支持させ、該走行台車に傾斜状態と
水平に近い状態とに回動自在に発酵堆肥化処理物の攪拌
切り返しコンベアを装着してなる発酵堆肥化装置におい
て、前記発酵堆肥化処理槽の一方の側壁外方に発酵堆肥
化処理槽における堆肥排出側から発酵堆肥化処理物投入
側へ向けて上方へ傾斜してなる第1投入コンベアを設
け、前記第1投入コンベアの上端側の下方に第1投入コ
ンベアで搬送される発酵堆肥化処理物又は堆肥を受けて
発酵堆肥化処理槽の投入側又は外部へ供給する第2投入
コンベアを設けると共に、前記第1投入コンベアの下端
側の上方に前記攪拌切り返しコンベアによって掻き上げ
られた堆肥を受けて第1投入コンベアへ供給する排出コ
ンベアを設けたことを特徴とする発酵堆肥化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112794A JPH08104586A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 発酵堆肥化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112794A JPH08104586A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 発酵堆肥化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08104586A true JPH08104586A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17069690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24112794A Pending JPH08104586A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 発酵堆肥化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08104586A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101696079B1 (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-13 | 주식회사 포스코 | 오물제거장비 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP24112794A patent/JPH08104586A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101696079B1 (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-13 | 주식회사 포스코 | 오물제거장비 |
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